サムソン・ダウダは2024年の自分を超えられるか――ヨーロッパプロ2026優勝時の身体を検証する
ネックミスター・オリンピア2026の約2週間前、ドイツで開催されたヨーロッパプロには31人のオープンボディビルダーが出場し、サムソン・ダウダが満点スコアで優勝した。この動画では、その優勝時の身体を複数のアングル、他選手との比較、昨年のオリンピア時との比較の順に見ていく。話者の立場ははっきりしている。サイズは確実に上がり、全盛期の身体に戻りつつある。一方で、背面の仕上がりとセパレーションには課題が残る。そしてこの大会はあくまで本番前の「ウォームアップ」だった、というものである。
第一印象:サイズアップと「弾丸」のような厚み
話者はまず、脚が確実にサイズアップしたこと、フロントダブルバイセップスでの腕のセパレーションと背中の広がりが良くなったことを挙げる。体重は去年のオリンピアより12kgほど重く、140kg前後だという。サムソンはプロポーションが良すぎるため変化が小さく見えるかもしれないが、厚みを見れば「弾丸」のようで、身体がひとつのボールになっていると話者は表現する。
バックダブルバイセップスではハムストリングスにもカットが入っている。ただし話者は、背中単体で比べるとデレク・ランスフォードに「食われてしまう」と見ている。バックラットスプレッドでは広がりがあり、腕にはストリエーションが見える。サムソンは皮膚が分厚いため「パリッと」は見えないが、サイドトライセップスは素晴らしく、この部位ではニック・ウォーカー、デレク、アンドリュー・ジャクトを上回るだろうという。モストマスキュラーでは脚にもカットが入り、すでに2024年の迫力を持っていると話者は評価する。総じて、本番2週間前としては非常に良い状態だというのが最初の見立てである。
別アングルで見えたもの:照明、下半身、ウエスト
続いて、前方の客席から撮影された映像を見る。話者によれば、この映像では色がよく見えるが、ステージのスクリーン前に立つと色が飛んで非常に暗くなる。明るい背景が選手の見栄えを悪くしており、これは照明の悪さだと指摘する。
フロントリラックスについて話者が「間違いなく言える」とするのは、去年かなりサイズダウンして見えた下半身が全盛期に戻ったことだ。しかも40歳でそれを成し遂げている。もちろん近年のアンドリュー・ジャクトなどと比べれば絞りは浅く、改善すべき点かもしれない。それでも分厚い皮膚を押し上げるだけの筋肉があり、内側広筋にもストリエーションが入っているという。照明が良ければもっと良く見えたかもしれない、とも付け加える。
アブドミナル&サイでは、この体重にもかかわらずウエスト周りが2023年や2024年より改善していると話者は見る。腹筋のコントロールやバキュームを熱心に練習していたことに触れ、その成果だと捉えている。胸も去年のオリンピアより確実に張り出している。
フロントダブルバイセップスでは、これまでにない翼のような広がりが出ていて、脚を大きく開いたスタンスとも角度が噛み合い、砂時計型のシルエットになっている。180cm台の身長がありながら単なるマスモンスターに見えないのは、プロポーションが非常に良いからだと話者は説明する。今回特に目立つ改善点として挙げるのが、上腕二頭筋のセパレーションが強くなったことだ。前腕も巨大で、腕を高く上げても胸がパンケーキのように平らに見えない。話者はこれを「スペシャルな男」と評している。サイドチェストについては「文句の付けようがない」「世界一と言っても過言ではない」とまで述べる。
背面の課題:お尻の小ささと背中の立体感
一方で話者が疑問を呈するのはバックポーズの完成度である。背中が少しフェードアウトしたように見え、はっきりとは出ていない。2024年と同等か、それ以下かもしれないという。皮膚がもう少し薄く見えれば強い影が入り、背中の表情が出るはずだと話者は考えている。腕については上腕三頭筋・二頭筋ともに良く、ハムストリングスもかなり出ている。
ここで話者は、これまで言及してこなかった点としてお尻の小ささを取り上げる。大殿筋の付着位置がかなり高いのか、コンパクトに見えるという。デレクやアンドリューはお尻が大きく、そこに強いラインが入ってハードに見える。お尻と腰回りは絞りが分かりやすい部位なので、そうした選手と比べられると苦しい戦いになるかもしれないと話者は見る。バックダブルバイセップスに思ったほど大きな変化がなかったことが、今回ネットで色々言われている要因のひとつではないか、というのが話者の推測だ。
バックラットスプレッドでも上腕三頭筋のストリエーションは出ているが、背中はフラット、あるいはソフトに見える。それが単に脂肪なのか水分なのかは分からない、と話者は留保している。
「ウォームアップの大会」という位置づけ
話者は、この大会がサムソンにとってウォームアップだった点を強調する。そのため過激なピークウィークの調整はしていないはずで、水もそこまで抜いていないのではないかと推測する。
明るい背景の映像では、輪郭の良さが分かりやすいという。僧帽筋の盛り上がり、肩の丸み、巨大な上腕、そこから細いウエストと脚へつながるライン。関節は細いがふくらはぎも大きく、黒人選手の中では大きい方ではないかと話者は述べる。個人的に最高だと話すのが、拳を握り合わせる「おにぎり」型のモストマスキュラーだ。2023年のアーノルド・クラシック優勝時にも見せたポーズで、胸の縦幅が長く上部までラインが入っていることが分かるという。
話者によれば、サムソン自身も今大会に向けて絞り切るとは言っておらず、「宣言通りの結果、宣言通りの体」だった。肩の前面の立体感も素晴らしい。ただモストマスキュラーでは少し肩が狭く見えるかもしれない。これについて話者は、肩の変化は大きくないのに他の部位がサイズアップしたためではないかと推測している。
比較審査:2位リーガン・グライムス、3位ジョン・ジュエット
ライブ配信の映像は明るく補正しても見づらく、公式のHD画像もまだ出ていないという制約の中で、話者は比較審査を見る。フロントダブルバイセップスでは、サムソンと周囲の選手の間には数十kgの差があると話者は見積もる。サムソンの左が2位のリーガン・グライムス、右が3位のジョン・ジュエットだ。リーガンは今年2勝している優秀なオープンの選手で、オリンピアでトップ10に入ったこともある。身長はあまり変わらないのに、胸・肩・腕の厚みの違いがはっきり分かるという。話者はジョン・ジュエットが今回とても良かったと述べ、個人的に好きな選手だとも話している。
背中の比較では、リーガンも良い背中を持つが、サムソンの方がはるかに大きい。ただしジョン・ジュエットとは背中で競り合っている。だから本番では背中のポーズでニック・ウォーカーやデレクに食われる可能性があり、フロントでどれだけ仕上がりを見せられるかが鍵になると話者は見る。4位はサザーランドで、話者は「彼が4位になったら納得いかない」とも口にしている。
コンディションについて話者は、ジョン・ジュエットの方が絞れていて、リーガンの方がサムソンより良い状態だったと見ている。サムソンは後半かなり汗ばんで光っていたが、それが減点にはならず、勝つには十分なコンディションだったと評価する。これはいつものサムソンの戦い方だとも話者は言う。2023年もかなり甘いコンディションに見えながらトップ3に入り、それ以前もかなり甘い状態でトップ6に入った。話者はこれを、それだけ完成度が高いことの証拠と捉えている。「この世代最高の遺伝子」を持つのは間違いなく、丸みを保ったままのプロポーション、極端なウエストと肩幅の差、巨大な腕をすべて備えた選手はなかなかいないという。
オリンピアでのリスク
それでも話者は、このまま本番を迎えれば危ういと見る。アンドリュー・ジャクトは最近調子が良く硬さを見せており、ニック・ウォーカーも脚まで硬く見える。サムソンがそれに遠く及ばない「ソフティー」な見栄えで出てくれば順位を落とすかもしれないし、特にデレクに食われる可能性は「結構ある」と話者は言う。問題は、残り2週間がそれをどう解決するかである。
話者は、ピッツバーグ時点で150kgあったサムソンと比べ、今回の姿が期待とずれていたと感じた人もいるかもしれないと認める。ただ単体で見るとそう見えても、比較すれば差は明らかだという。リーガンもシェイプの良い選手だが、横に並ぶとリーガンやジョンがクラシックの選手に見えかねないほどで、サムソンは「美的マスモンスター」だと表現する。ただし優勝するには皮膚を薄く見せる必要がある。今はまだ枯渇しておらず、「エネルギーに溢れたサムソン」という状態だと話者は評している。
加えて話者は、サムソンの年齢にも触れる。40歳は年齢的にはマスターズの選手で、20代の選手のようにどんどん成長できるとは考えにくい。全盛期の身体に戻ったとはいえ、コンディションで見せられなければ危ないのではないかという懸念を示す。オリンピアで仕上げ切れなければまた妻のマーレーナが批判されてしまうので、コーチをしっかりつけてほしいとも話している。それでも話者は、まだ2週間あるとして期待を捨てておらず、サムソンに「オールベット」していると明言する。アブドミナル&サイの比較では、リーガンとジョンがサムソンよりどれほど硬く見えるかが分かりやすい、とも付け加えている。
昨年のオリンピア(4位)との比較
最後に、4位に転落した2025年ミスター・オリンピアと今回のヨーロッパプロを並べて比較する。フロントダブルバイセップスでは上腕のサイズが明らかに違い、二頭筋のピークも良くなって見える。2025年の胸がパンケーキに見えるほど、今回の胸は張りがある。背中の幅とウエストが作るアウトラインも違い、脚も2025年より割れて見えると話者は言う。
フロントラットスプレッドでは、本番まで2週間あるのに2025年のオリンピアとほぼ同等のコンディションに見える。話者は並べてみて初めて気づいたと話している。肩幅も広がって見え、背中の広がりもフロントポーズでは改善した。ただ、胸にニック・ウォーカーやアンドリューのような強いラインが入らなければソフトに見えるかもしれず、脚にも全方向にもう少しカットが欲しいという。サイドチェストは上半身の厚みだけでなく下半身の幅も増し、話者は今回の増量を「上等」と評価し、去年のオリンピアより良いバージョンだと見る。ライバルになるのは、優勝した2024年オリンピアの自分自身だという。
バックダブルバイセップスでは、ハムストリングスがやや浅く見え、お尻のサイズと硬さは依然として課題だ。右のお尻のストリエーションはわずかに濃くなっているかもしれない。背中の広がりの角度はあまり変わっておらず、腕が大きくなった分、背中全体がやや小さく見えるという。話者は、これが固めるタイミングやスクリーンショットの瞬間によるものかもしれないと留保する。バックラットスプレッドでは下半身はほぼ同等で、背中の広がりは良くなっている。三角筋後部と上腕三頭筋は巨大だと評価する。
一方で、他の部位が素晴らしいぶん、背中単体ではニック・ウォーカー、デレク・ランスフォード、アンドリュー・ジャクトと比べて広背筋下部の広がりや角度が足りないと言われる、と話者は指摘する。ここは大きくは改善していないと見ている。話者はこれについて、元々トップ選手なのだから1年でそこまで変わらないのは当然で、一度落ちた筋量を戻し、2024年より少し大きくなった状態だろうと整理している。
ネットの「甘い」という声への反論と残された問い
話者によれば、ネット、特にInstagramでは「甘すぎる」というコメントが多かった。しかし話者はそうは思わないという。少なくともオリンピアで4位になった身体と同等かそれ以上のコンディションで、汗で見栄えが飛んだ面はあるにしても、「彼にしては」決して甘くないと見ている。皮膚が分厚いのでハディ・チューパンのようにはいかないし、デレクのお尻のようにも割れない。ただそれはサムソンという個体の特徴で、その身体で長年戦い、ミスター・オリンピアにも輝いてきたのだと話者は述べる。
サイズアップしているのに変わっていないと言われる理由として、話者はサムソンの身体が「綺麗すぎて」「完成されすぎて」いるため、マーティン・フィッツウォーターと同じように単体では大きくなったように見えない点を挙げる。それが彼の「かわいそうなポイント」だという。比較審査で見た通り、実際にはしっかりバルクアップしていた。
ウォームアップの大会の時点で、絞りは去年のオリンピアと同等のレベルにある。そう確認したうえで、話者は問いを投げかけて締めくくる。2024年の自分を超えられるのか、そして視聴者が期待していたサムソンを上回っているのか。話者が残る鍵として挙げたのは分離度であり、「全てはセパレーション」だという。
さて、ミスターオリンピア2026の2週間前にドイツで開催されたヨーロッパプロ。31人のオープンボディビルダーが出場したんですが、そんな中、満点スコアで優勝した今回のサムソン・ダウダを見ましょう。
足はね、確実にサイズアップして、このフロントダブルバイ、腕のセパレーションと背中の広がり、確実に良くなってます。去年のオリンピアより12kgも重い状態。この背中の広がりを見てよ。コンディションに関してはあと言いますね。これ140kgほどです。彼はプロポーションが良すぎて変化量少ないように見えるかもだけど、この厚みを見ても弾丸です。1つのボールになってます。で、ハムも割れていると。コンディションに関してはね、あと2週間あるので、どうなることやらなんですが。
バックダブルバイセプス。ハムも割れてるね。この背中単体でデレクに食われちゃうね。食われちゃいます。腕は割れているかな?だから2週間前にしたら、非常にいい状態なんじゃないでしょうかね。
バックラットスプレッド。これ広がりますね。腕にストリエーション見える。彼は皮膚が分厚いので、パリッとしては見えないんですが、このサイドトライセップス素晴らしいですね。ここではニックとデレック、アンドリューを凌駕するでしょう。ポンデリング、モストマスキュラー。足にもカット入ってますよ。2週間どうでしょうかね、皆さん?
倒すモストマスキュラー、2024の迫力すでに持ってますね。2024のフランスよりはいい状態だと思います。
前の方に座ってた方が撮った、別のアングルを見ていきましょう。これライティングめっちゃよく見えるね。色もね。ただスクリーンに立った瞬間に色が飛んじゃうの。非常にダークになる。これが悪いライティング、悪い照明という感じです。背景が悪いね、これ。明るい背景は良くない。
フロントリラックス。間違いなく言えるのはですよ、サムソンの下半身。去年かなりサイズダウンして見えた下半身が全盛期に戻ったと。しかも40歳でね。もちろん近年のアンドリューとかと比べると、絞り浅いですね。ここは改善しなきゃいけないポイントなのかもしれないが、隆起してるよね。彼の分厚い皮膚を押し上げる筋肉を持ってます。で、内側広筋にもストリエーション入ってると。これがライティング抜群だったらもっとよく見えたかもしれないんですが、これは仕方ないし、このアングルから見るとね、彼の体の前方向への飛び出し、これ分かりますね。
腹直筋。これタイトルになってましたよ、今回。このポーズあんまりよく見えないんだけど、ウエスト周りは2024とか2023よりも、なぜかこの体重で改善してきてると。一生懸命、腹筋のコントロールとか、バキュームの練習してたよね。で、胸確実に去年のミスターオリンピアよりポップしてるよね。
で、ちょっと続きを見ていきましょうか。これで分かりやすいかもね。フロントダブルバイセプス。ここまでの広がりなかったです。翼がね。これが足をかなり広げたスタンスでもマッチしてるの。角度がね。これは砂時計です。このプロポーションの良さから、彼は180数cmあるのに、マスモンスターに見えないのでね。プロポーションが非常にいい選手。これはね、周りの選手と比較した映像だと特に分かりやすい。彼のサイズが。ここだと、綺麗な選手だな、大きいなって、もちろん思うかもしれないですが、ふくらはぎもいいよね。
で、腕のセパレーション今回大きく改善してる。で、足ですよね。さっきも言った背中の出方、そしてお腹。これは2024、2023より確実に引き締まってます。これを長い時間かけてもコントロールできていたと。何よりも目立つのは彼の上腕二頭筋のセパレーションがね、強くなったことですよ。前腕もジャイガンティックね。で、胸。パンケーキに見えない分厚い胸がね、ここまで腕を上げてもフラットに見えないと。これはスペシャルな男ですね。まあ、今回良かったんじゃないですか。なんか色々言われてるんですよ、ネットではね。
フロントラットスプレッド。ここに背中の広がりの角度がね、改善したんですよ。正面から見ると特に。で、彼の上腕がどれだけ大きいか、これね、比較を見ると分かりやすいかなと思います。足がもう少し割れてくればというところですね。なのでフロント、そしてこのサイド、これは文句の付けようがない。もう世界一と言っても過言ではないサイドチェストです。で、彼の上腕三頭筋も大きい。クリスマスツリーも出てますよ。
で、どうでしょうね、この背中。バックポーズでは完成度がどうか。これが疑問なところだね。ちょっとフェードアウトして見えるかな。はっきりと出てるようには見えない。これは2024と同等か、それ以下になっちゃうかな。もう少しね、皮膚感が薄く見えるとより強い影が入る。よりはっきりとして背中の表情が出るかなと思うんですが、腕に関してはいいですよ。上腕三頭筋、上腕筋、上腕二頭筋も3段階に分かれているし、ハムストリングスもかなり出ている。
ただ分かる?彼ね。やっぱりね、今回、てか最近のアップデートまで言及してこなかったんだけど、やっぱりお尻がないね。栗蔵がお尻小さいっていつも言ってるんだけど、栗蔵よりもお尻小さいです。特にね、大殿筋の付着位置がかなり高いのか、コンパクトに見えますね。だから、デレクとかと比べるとね、アンドリューもお尻大きいので、ここに強いラインが入る選手たち、ここが特にハードに見える選手と比較されると、苦しい戦いにはなるかな。絞りが分かりやすいので、ここがハードだと、あ、仕上がってる選手だなっていうのが、ここと腰回りの見栄えで分かるよね。ちょっと思った以上にバックダブルバイに大きな変化はなかったかなっていうのが、今回色々言われてる1つの要因なんではないかなと思います。ハム出てるよね。ちゃんとね。
バックラットスプレッド。出てますよ。ストリエーションが上腕三頭筋ね。ただちょっと背中はフラットというかソフトに見えるかな。これが単純に皮下脂肪なのか、水っぽいのかわかんないんだけど、背中の表情を作り出す部分により強い凹凸が見れたら素敵だなと思うよね。ただ今回は、サムソンにとってのウォームアップショーなんだよ。ウォームアップです、こちらね。だから過激なピークウィークの、過激な調整とかしてないはず。水もそこまで抜いてないんじゃないかな。
サイドトライセップス素晴らしい。彼の胸がどれだけね、丸み帯びたまま3Dに飛び出してるかっていうのはこのモストマスキュラーでも分かるよね。これ力入れた瞬間にもう腕の見栄えが変わります。これ見栄えいいですね。輪郭が分かりやすい。ちょっとね、体は見づらいんだけど、背景が明るいことによって彼のアウトラインが分かる。僧帽筋見て、縦にもう完全に隆起してます。このアングルからここまで僧帽筋盛り上がってるの素晴らしいし、彼の肩の丸み、肩のアウトラインも、強大な上腕三頭筋もね、そこから細いウエスト。足も、関節の節は細いけどふくらはぎもしっかり大きい。黒人選手の中では大きい方じゃないですか。
プラスでね、個人的にスコルチコなのがこのね、握る、おにぎりパターンのこのモストマスキュラー。これ2023アーノルドクラシック優勝した時もやってたよね。これによって、胸の縦幅長い上に上部までラインが入ってます。ラインも入ってますよ。フロントだから決して悪くないんじゃないかなと思います。あとは下半身とお腹周りがわずかに張り付いたらという感じかな。サムソンはそういう選手なんですよね。もう絞り切ると言ってきてもないし、この大会に向けてね。なので、宣言通りの結果、宣言通りの体という感じでしょうかね。
で、肩のフロントの立体感、このアングルだと分かりやすい。本当に丸み帯びてますね。これは素晴らしい。で、モストマスキュラー。ちょっとナローには見えるかもしれないんですが、どうですかね?肩に関してはそこまで変化がないのかな。他の部分がサイズアップしたことで、少しナローに見えてしまったのかもしんないね。
で、こちらがライブ配信ですね。すごい明るくして調整はしてるんですよ。色とか見やすいように。ただかなり見づらかったですね。で、公式のHD画像まだ届いてないの、出てないので、こちらになるんですが、サムソンのこのフロントダブルバイ。サイズを見てよ、彼のね。数十kgの差があると思います。周りの選手と比較しても。で、サムソンの左にいるのが2位になったリーガン・グライムス、サムソンの右にいるのが3位になったジョン・ジュエット。彼らよりも数十kgの体重差があります。特にリーガンなんて今年2勝してるオープンボディビルダー。優秀なオープンの選手ですよ。オリンピアでもトップ10になったことがある。そんなリーガンと、身長はあんまり変わらずにしても、この厚みの違いもここからでも分かりますね。胸、肩、腕、どれほどのサイズ感があるか。今回ジョン・ジュエットがめっちゃ良かったので、いい写真が出たらご紹介しようと思うんですが。ジョン・ジュエット好きなんだよね。
で、サムソンの背中どうでしょうか?リーガンめっちゃいい背中持ってます。どうでしょうかね、これ。サムソンの方がはるかに大きい。ただジョン・ジュエットと背中では戦い合ってるから、ちょっと背中のポーズでニックと、デレックに食われてしまうかなと思うんですが、フロントでどれだけのパリっと感を見せれるか。今シチュア・サザーランドがね、上がってきましたね。彼が4位になったんだけど、どう見ますか皆さん?
今回のサムソンね、画質のいいものと、そうではないもの、全体的な他の選手と比較しての映像になるんですが、トップ10オリンピアンをはるかに凌駕するサイズを持ってます。で、多分ね、ジョン・ジュエットの方が絞れてた。で、リーガンの方がコンディション良かったでしょう。サムソンよりね。サムソン後半めちゃめちゃ汗ばんでて、もう光ってました。黒光りしてたんだけど、これは減点にならなかったかな。勝つには十分なコンディションだったのではないでしょうかね。
これはね、いつものサムソンの戦い方で、2023年もかなり甘いコンディションに見えてもトップ3に入ったり、その前もすんごい甘くてトップ6。それだけ優秀なんだよね。この世代最高の遺伝子を持ってるのは間違いないことだから。満開のサムソンを見たいが、わずかに甘くてもかなりいい順位を取る。それほど完成されてるんだよね。丸み帯びたままね。プロポーションがいい。そんな選手なかなかいない。しかも、ラインナップの中でももう極限なウエストの細さプラス、ジャイガンティックな腕、全てを持ってると。ちょっと今回シチュアが4位になったら納得いかないな、とは思うんだけど。
で、今回絞ってこれなかったらね、特にアンドリュー・ジャクトが最近調子いいので、もう硬さを見せるので。プラスニック・ウォーカー、チョコモナジャンボを持ってます。フロントポーズもね、足も硬く見える。サムソンがそれにはるかに及ばないソフティーソフティーな見栄えできたら、順位を落とすかも、食われるかも。てかデレクに食われる可能性結構あります。このままだったらね。ただ2週間という時間がどう解決するのか。悪いサムソンではないですよ。確実にサイズアップしてる。ただ150kgでピッツバーグの時に見たサムソンと今回ステージに立ったサムソン、期待値とずれてたって感じる方はいるかもしれません。ただ単体で見るとそう見えるけど、比較するとこうなのでね。
結構汗ばんでるのは分かりますね。シェイプがどれだけいいかっていうのがリーガンとの比較でも分かるよね。リーガンもシェイプいい選手なんですよ。ただ隣で並ぶとね。しかもこの角度で見ると、リーガン・グライムス、ジョン・ジュエットも、ちょっとクラシックの選手とか212の選手に見せかねない、そんなね、もうマスモンスターであります。美的マスモンスター。ただパンマンになるには皮膚感を薄く見せないといけない。今は元気な状態ね。そこまで枯渇してるようには見えない。エネルギーに溢れたサムソンという感じ。
この角度、このショットだとバック割と硬くは見えるかな。ただジョン・ジュエットの下半身と上半身ね、やっぱここね、ストリエーションが入らない、入りづらいっていうのはありますね。バックポーズでは特に。ただ腰回りは固く見える。
で、今回、オリンピアでもばっちり合わせられなかった場合、また妻のマーレーナが責められてしまいますよ。だからコーチをしっかりつけろね。もう40歳になって、年齢的にはもうマスターズの選手ですよ。20代の選手と比較して、どんどん成長できるとは考えられないですよね。だから、サムソン全盛期戻ったとはいえ、ちょっとね、コンディションで見せれなかったら危ないんじゃないかとは思います。ただ、まだ2週間あったということで期待はしてます。サムソンに。オールベット未だにしてる。ただちょっと、このアブサイはね、分かりやすいですね。リーガンとジョンがどれほどサムソンより硬く見えるか。ここは分かりやすいかなと思います。
では最後に、彼は1年でどれほど変わったのか見ていきます。左側が2025年ミスターオリンピア、4位に転落した時で、今回の優勝したヨーロッパプロですね。右側が。分かりやすい。ここね、上腕から何からサイズが違います。上腕二頭筋のピーク良くなって見える。そして胸が、左側ね、2025がパンケーキに見えるほど今回の胸の方がフルフルです。で、背中のワイド感で、ウエストのライン、ここが作り出すアウトラインも違うよね。足も元気になって、2025のオリンピアより今回割れて見えるんじゃないですか。
フロントラットスプレッド。こう見ると2025とほぼ同等のコンディションですね。2週間あるのに。これ面白いね。初めて気づいた。これ並べて今ね。肩幅もかなり変わって見えるかな。背中の広がりも今回フロントポーズではより改善して見えました。ここね、胸に強いラインがニック・ウォーカーとかアンドリューのように入らなければ、ソフティーソフティーに見えてしまうかもしれない。足ももう少しカットが欲しいね、全方位に。
ということでサイドチェスト。かなり膨れましたね。上半身の厚みはもちろん、サイドレッグ、下半身にも幅が増して見えます。これ上々なんじゃないですか?今回の増量がね。間違いなく去年のオリンピアよりはいいバージョンなんじゃないでしょうかね。ライバルになるのは2024のオリンピアかな。優勝した体を超えていけるか。あと2週間あるので。
バックダブルバイセプスどうでしょうかね。これタイミングなのか何なのか。ハムストリングは少し浅いですね、ここでは。で、お尻のラインね、お尻のサイズとお尻の硬さ、彼の課題。ただ右のお尻とか、ストリエーションわずかに濃くなってるかもしれない。で、背中の広がっていく角度。バックダブルバイはあまり変わらないですね。腕がその分大きく見える。だから背中が全体的にパッと見てね、バックダブルバイではちょっとダウンサイズして見えるかな。これもね、固めるポイントなのかもしれないんですが、こう見ると肩も相当バルクアップしたね。
バックラットスプレッド。ここに関しては、下半身ほぼ同等のコンディションに見えますね。ライティングが今回良かったら、もっとより改善されたサムソンが見れたんじゃないかしらと思うところなんだけど。で、幅増してます。バックラットスプレッド良くなってるね。だから、バックダブルバイで今回固める位置、そのスクリーンショットのタイミングだったのかな。悪く見えましたね。ただこの彼の肩、上腕三頭筋ってもう相当巨大な必死型、台形のようになってるよね。これ素晴らしいんじゃないですか。
ただ、一方で他の部位が素晴らしい分、広背筋単体を見ると、ライバルたち、ニック・ウォーカー、デレク・ランスフォード、最近はアンドリュー・ジャクトもいいよね。彼らと比べると、こうやって上部が厚い分、ローバックの広がり、その角度が足りないって言われるんですよ。これでもね。バックダブルバイは特に、背中の幅、下部からの広がり。そこがどう見えるかよね。これは大きくは改善してないかなと思います。よくよく考えたらね、いくら素晴らしい増量をしてたからと言って、1年以内でそこまで変わらないですよね。元々トップ選手なのに。一旦筋量が落ちてまた戻してきた。それも2024より少し大きくなっている。そんな感じでしょうか。
ただ、歴代最大級のボディビルダーのことには変わりないし、このパッケージがね、悪いとは思えないです。結構ここ柔軟時間で彼が甘すぎるっていうコメント多かったんですが、Instagramとか。特にそんなことないと思いますね。少なくとも、ミスターオリンピアで4位になった体と同等、それ以上のコンディショニングだと思います。確かにすごい汗ばんでたので、それで飛んじゃったかなと思うんだけど、決して甘いコンディションではなかったと。彼にしてはね。やっぱ皮膚が分厚いから、ハディ・チューパンのようにはいかないね。それと同時にデレク・ランスフォードのお尻みたいには割れないね。それはサムソンという個体、個体差があるので彼の特徴なんだよね。ボディビルダーとしての。それで長年戦ってきてミスターオリンピアにも輝いてます。
モストマスキュラー、このバージョンもう別ルックだね。胸当たりとか特に、肩の輪郭もそうなんだけど、もうマスキュラリティが出てます。元気なサムソンが今年は見れそうかな。ということで、あと2週間に迫ったサムソン・ダウダでした。どうですかね?2024超えられるかな?てか皆さんが期待してたサムソン上回ってますか?これ。上回ってないですかね?安心してくださいよ。ウォーミングアップのショーなので。
で、この時点で去年のオリンピアと同等のレベルだってことは分かりましたね。絞りに関して。彼はね、サイズアップしましたよ。ただ、綺麗すぎて、体がコンプリートされすぎて、マーティン・フィッツウォーターと同じく単体でそこまで大きくなったように見えないっていうのが、彼のちょっとかわいそうなポイントであるかなと思います。だからなんかそこまで変わってないじゃないかって言われてたんですよ。けど、比較審査で分かった通り、しっかりバルクでゴリをしてました。あとは分離度。全てはセパレーションです。
ということで感想ください。ありがとうございました。また今週平日からどんどん出していきます。ではまた。
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