一重・奥二重のための面長解消メイク:目を「下げる」より「横に広げる」

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概要

美容系YouTuberのおさちは、自身も一重であり、さまざまな面長解消・中顔面短縮メイクの動画を研究するなかで、「二重の人とは違う、一重ならではのポイントがある」と気づいたという。この動画では、一重・奥二重向けの面長解消メイクを顔の半分ずつ仕上げ、左右を比較しながら手順を解説している。

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中心にある考え方はこうだ。一般的な中顔面短縮メイクは目の位置を下げる方向で組み立てられることが多い。しかし一重の場合、下まぶたを盛りすぎたり、涙袋を欲張ったり、垂れ目にしすぎたりするとアンバランスになりやすいと話者は考える。そこで今回は、目を下へ下へ持っていくよりも、目を横長に見せることを主軸にしている。

面長解消には2つの方向がある

おさちは、面長解消の方法は大きく2つあると考えている。1つは目の位置を下げる方法である。涙袋を太く作ったり、地雷メイクのように目尻にラインを描いて拡張したりして、目の位置をぐっと下げて面長を解消する。もう1つは目を横へ横へと伸ばし、顔のパーツ配置のバランスを横長の印象に近づける方法だ。

一重の人には後者が向いているというのが話者の立場である。面長解消というとタレ目メイクを思い浮かべる人が多いかもしれないが、目を横に広げて縦幅とのバランスを取る方法もある。そうすれば面長を目立たなくしつつ、一重ならではの涼しげな目元の魅力も強調できると話者は述べている。

カラコンは大きすぎないものを

すっぴんから始め、まずカラーコンタクトを入れる。使用したのはトパーズの新色で、自然なブラウンだという。カラコンがあるほうが盛れるので話者自身は好んで使うが、大きすぎるものをつけると目がギュッと寄った印象になる。そのため直径14.2mm以下くらいを勧めている。

眉は下げすぎず、眉間を広く

眉にはユーアーグラムのアイブロウペンシル04番を使う。YouTubeの面長解消メイクでは「眉毛は下に下に描く」と言う人がほとんどだが、話者は自分の顔では当てはまらないと考えている。話者の場合、面長といっても一番長いのは頬の余白だ。眉を下げすぎると眉と目の距離が縮まり、そのぶん頬の長さが際立ってしまう。そこで眉は下げすぎず、平行気味に描く。

眉の下側のラインを整えると、引き締まった印象になり垢抜けるという。眉頭は描かない。話者は眉頭の毛が濃く眉尻が生えていないタイプなので難しいところだと断りつつ、眉と眉の距離は離したほうが面長解消になると説明している。眉山はきっちり作らない。

いったんぼかしたら、ケイトの3Dアイブロウカラー EX-4の一番薄い色で眉全体を埋める。筆に残った色で眉頭をほんのり描き、毛の薄いところにはパウダーを足す。最後に眉の存在感を出しすぎないよう、かなり明るいケイトの3DブロウカラーBR-2を重ねる。

シェーディング:曲線のノーズシャドウとアイホールの影

話者はシェーディングを重要な工程と位置づけている。使うのはペリペラの01ナチュラルブラウンで、ブラシはダイソーのシェーディングブラシだ。ノーズシャドウには一番薄い色を勧めている。

ノーズシャドウをまっすぐズドンと下ろすと鼻が長く見え、面長に見えてしまう。そのため曲線を描くように入れ、まぶたのほうまで伸ばす。一重は目元がのっぺりして平面的に見えやすいので、この部分はしっかり入れる。ただし目頭の手前で止める。そのままアイホールにも影を入れていく。こうすると、一重で目と眉の距離が広いことに悩む人や、平面的に見えることが気になる人にも効果があると話者は言う。

鼻筋の中間は空けて、鼻先を斜めに削る。さらに鼻の下にも入れると、鼻が短く、高く見えるという。

人中短縮と輪郭のシェーディング

続いて人中短縮に移る。濃いめの色を取り、鼻の下に逆三角形を描く。唇の上の溝(上唇の山の上)にも入れると、唇がぷるっと見えるうえ、唇が上のほうまであるように見えるので人中が短く見えると説明している。

唇の下にも入れ、輪郭は色を全体的に混ぜて下側を削る。このとき横幅を縮めすぎず、縦にギュッと詰めるイメージで下側を削るのがポイントだという。塗ったら内側へぼかす。話者はパーツ配置は面長だがエラが張っており、輪郭としてはややベース型寄りだと自己分析している。そのためエラ部分にもしっかり入れている。

上まぶたは控えめに、際だけを締める

アイメイクには一重ならではのポイントがあるので、すでに中顔面短縮メイクを学んでいる人にも参考にしてほしいと話者は言う。

上まぶたのアイシャドウはかなり控えめにする。アイホールに沿って薄いピンクをうっすら塗る。白っぽい色はむしろ腫れぼったく見えることがあるため、真っ白は勧めない。代わりに薄いピンク系か薄いブラウン、あるいは先ほどのシェーディングを塗るだけでもよいという。

次に、濃すぎないブラウンを目の際に入れる。話者によれば、一重はアイラインを目尻だけにするのがよい。まぶたが重なってラインがにじむのを防げるうえ、目を開けるとラインがあまり見えないからだ。そのためアイライナーの代わりにシャドウでラインを引く。これで腫れぼったさも軽減できるという。チップで塗ったあと、ブラシで少しだけ上に広げる。

話者は普段、目を開けて2〜3mm見える高さまでアイシャドウを塗るが、今回はそれをせず際だけにとどめている。上には盛らず引き締める程度にし、それでも際にしっかりラインがあるので腫れぼったくは見えない状態を目指す。

下まぶた:目尻は隙間を空け、下げすぎない

話者が「とっても大事」と強調するのが下まぶたのメイクである。まず、しっかり発色するよう2〜3回重ねて塗る。次に中間のブラウンを目尻に入れるが、一番際ではなく、目尻との間に少し隙間を空けて引く。

一重の人は目尻を下へビーっと伸ばしすぎないほうがよいと話者は考えている。垂れさせるよりも、横長で涼しげな印象にしたほうがかわいく仕上がるという。

涙袋はスティック1本で、ただし盛りすぎない

涙袋には、ペリペラから提供されたシュガートゥインクル デュオアイスティックを使う。片側が涙袋用コンシーラー、もう片側がスティックシャドウになっている。話者は、PRではないが本当に便利なので勧めると断っている。

まずコンシーラー側で、涙袋を一番高く見せたい位置に細く描き、指やブラシ、チップでぼかす。芯が細くするする描けるので、痛くなく描きやすいという。反対側のスティックシャドウはラメ入りの薄いピンクで、黒目の下を中心に目の際へ仕込む。目頭のほうまで塗り、目尻には塗らない。これだけで目が潤んで見え、かなり目が下がって見えると話者は言う。

さらにキャンメイクのクリーミータッチライナー09番で、黒目の下にラインを描く。濃くなりすぎないよう、ちょんちょんと置くように描き、そのまま目尻から隙間を空けたラインにつなげる。綿棒やブラシで少しぼかす。このライナーは描いた直後ならぼかせるが、時間が経つとしっかり定着してにじまないのでおすすめだという。少し描くだけでかなり目の位置が下がって見えると話者は述べる。セザンヌのアイシャドウの一番濃い色で下へ向かってぼかし、このラインより上には何も入れない。

涙袋の影には、セザンヌの描くふたえアイライナー 影用グレージュを使う。面長解消メイクでは涙袋を広く描くものが多いが、一重は上まぶたがすっきりしているぶん、下だけがもりもりだと違和感が出ると話者は言う。幅は欲張らず、黒目の下を中心に自然に描いてぼかす。

まつ毛はしっかり上げ、マスカラはナチュラルに

ここで話者は一般的な面長解消メイクと異なる選択をしている。多くのYouTuberは、まつ毛をあまり上げないほうが目の位置が下がってよいと言う。しかし一重の場合は、しっかり上げないと目が開かないことがあるため、アイプチの一重・奥二重用カーラーで根元からしっかり上げる。その代わり、上まぶたのアイシャドウをごく薄くし、下まぶたを濃くしてバランスを取る。下まつ毛もくるっと下げる。

マスカラ選びも重要だと話者は言う。マスカラでもりもりにすると、目の位置が上がってしまうからだ。今回はボンジョンヨのシアーグレーを使う。色がとても薄いグレーで、長さは出るがボリュームはあまり出ないので、面長解消メイクに向いているという。まつ毛全体に塗ってカールキープする。コームタイプで繊細に仕上げられる点も勧めている。横長の印象にしたいので、目尻の端の1本まで逃さず塗る。

下まつ毛もしっかり塗るが、先ほど描いたラインの位置を「ここが目尻」と見せたいので、本当の目尻から生えているまつ毛には塗らない。黒目の下をしっかり塗り、目の印象を下に寄せる。まつ毛まで仕上げた時点で左右を比べると、ぱっちりしていながら下まぶたが強調され、目の印象がぐっと下がって見えると話者は評価している。

途中で話者は、いろいろな動画を見ても結局は自分の顔に合うよう研究する必要があるので難しい、特に一重はそうだと語り、この動画が少しでも気づきになればと添えている。

リキッドライナーで横長の印象を作る

アイライナーにはラブライナーのミルクブラウンを使う。リキッドで横長の印象をしっかり作る。一重は垂れ目にするよりも横へ広げるほうがよいという冒頭の考え方を、ここで改めて説明している。淡いブラウンなので、長めに引いても不自然になりにくいという。

アイシャドウでライナーの上を少しだけぼかすが、上に広げすぎないよう注意する。涙袋をもう少し足したかったので、黒目の下だけアイブロウパウダーで少し描き足して、アイメイクが完成する。

チークとハイライトで顔の縦幅を区切る

チークの位置も重要だと話者は言う。使うのはセザンヌのナチュラルチーク13番だ。パールやラメ入りのチークを頬全体に塗ると、艶を出したくない位置まで艶が出てしまうので、つやつやしすぎないものを選び、ふわっと仕上げる。内側すぎない位置に横長に、真横に入れて顔の余白を消す。位置は鼻より上がよいというのが話者の個人的な考えだ。

チークは鼻先にも入れる。血色感が出て、鼻も短く見えるという。唇の上にも入れると人中短縮効果があり、顎にも入れる。

ハイライトはセザンヌの新作フェイスグローカラー02番だ。頬の真ん中にピンポイントで入れる。話者によれば、数年前にこの方法をツイートしたところ大きく反響があった。頬の真ん中に光が入ると、チークと同じように顔の縦幅を真ん中で区切り、中顔面短縮の効果があるという。パウダーハイライトだとギラつくことがあるので、自然に仕上がるクリームタイプを勧めている。

目頭のハイライトは彫りを深く見せる。鼻先にはツンと乗せる。これはよく知られた方法だと断りつつ、鼻筋全体に伸ばすと鼻が長く見えるので鼻先だけに入れる。さらに唇の山と顎に入れる。頬の上部は、外側に入れすぎると頬骨が目立つので、アイラインの横あたり、目の際に近い位置に入れる。

オーバーリップで人中を短く

唇はオーバーリップにする。ハートパーセントのリップペンシル02番は、メガ割で購入したもので、するする描けて色もかわいいという。唇の山を描き、真ん中を少し埋めて山を消すように描くと、人中がかなり短縮されると話者は説明する。口角はキュッと上がるように描き、下唇はあまり強調しない。リップはお気に入りだというラカのリップバームを使う。

左右比較と仕上がり

顔の半分だけを仕上げた段階で左右を比べ、話者は、メイクした側のほうが目がぱっちりして盛れており、中顔面もぎゅっと短縮されたと評価している。その後、残り半分も仕上げて全顔が完成する。

締めくくりとして話者は、今回のメイクは一重ならではの面長解消メイクとして組み立てたものだと振り返り、視聴者にまねしてみるよう呼びかけている。一般的な中顔面短縮メイクの定番である「眉を下げる」「まつ毛を上げない」「涙袋を太く」「タレ目にする」を、一重の顔立ちに合わせて一つずつ調整した点が、この動画の要点である。