ニューヨークで「一泊3ドル」の地下鉄に泊まる:WBC観戦旅の途中で試した夜明かし

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概要

この動画は、WBC観戦のためにアメリカを旅している投稿者が、ニューヨーク最終日の夜をホテルではなく地下鉄の車内で過ごした記録である。投稿者は運賃の3ドルを「ホテル代」と呼び、「ニューヨークで一番安いであろうホテル」として紹介する。自分の体験としては悪くなかったと語る一方で、視聴者には真似しないよう繰り返し念を押している。

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ホテルを取らなかった理由

撮影は3月16日の昼頃に始まる。直前に東京ドームでWBC準々決勝が行われ、日本がイタリアに9対3で勝っていた。投稿者は最初から侍ジャパンの勝利を信じていたため、翌日のニューヨーク発マイアミ行きの飛行機を予約済みだった。ところがホテルは当日までしか取っておらず、Booking.comなどで探すと宿泊費が非常に高い。そこでこの夜は、3ドルで乗れる地下鉄で一晩を過ごすことにした。

チェックインは夜12時頃の予定で、それまでは市内を観光する。盗まれても困らないよう、持ち歩くのは最低限のお金と取られてもいい程度の携帯電話だけにした。残りの荷物は、それまで泊まっていたホテルに5ドルで預けている。

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昼の観光:ハンバーガー、エンパイア・ステート・ビル、ブルックリン橋

昼食は、巨大なハンバーガーがあるという店でとった。価格は26ドルで、投稿者は少し高いと感じている。大きさはビッグマック程度で、見た目は良いが中身が伴っていないと評価し、あまりおすすめしないと述べた。

続いてエンパイア・ステート・ビルに向かう。投稿者の紹介では、アンテナなどを含めた高さは423mで、ワールドトレードセンターができるまでの42年間、世界一高いビルだったという。見覚えがあると思ったら、キングコングに出てくるビルだと気づく。86階からの眺めについては、日本にはあまりない真四角のビル群が人を惹きつけるのだろうと話している。街中にはちょうどいい大きさの公園がいくつかあり、そこで昼寝しながらビールを飲むのが一番だろうとも言う。

ネットで「安くてうまい」と評判の屋台では、メニューは2種類だけで、行列もできていた。5.5ドルのチキンは量もまずまずで、肉とご飯とタレが混ざり合った味を「バカウマ」と絶賛している。

その後、マンハッタン側からブルックリン橋を渡る。投稿者によれば渡りきるのに30分ほどかかる。ブルックリンはマイク・タイソンの出身地で、投稿者は13歳のタイソンの写真を「この世で一番面白い写真」だと思っていると脱線気味に語る。渡った先のダンボ地区には何もなさそうだと判断し、そのまま引き返した。

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深夜0時半、地下鉄という「ホテル」へ

夜12時半、投稿者は治安について触れる。この辺りは大通りで高級住宅地でもあるため、ある程度安全は保たれていると見ている。ただし変わった人は多く、日本にも変な人はいるが、ニューヨークは危険度もその割合も少し高いという印象だ。

投稿者はこの「ホテル」の仕組みを謎かけのように説明する。24時間営業なのでチェックインもチェックアウトの時間もない。何時間いてもいいし、1秒で出てもいい。スタッフはいると言えばいるし、いないと言えばいない。ドミトリーのようでドミトリーではなく、宿でもない。それでも、寒いニューヨークで3ドル払えば暖を取って眠れるという。

運賃は駅の券売機で支払う。投稿者は、本来の使い方ではないことを認め、「今日はお金があまりないので寒さをしのぐために使わせてください。申し訳ないです、もう一生しないです」と断っている。

ネットではニューヨークの地下鉄はひどく臭いと言われているが、投稿者自身は全く臭いと感じず、ある程度清潔だと話す。最初の駅はニューヨークの中でもかなりきれいな方だという。ホームレスの人が駅で寝ていそうに思えるが、駅では叩き起こされるので、みんな電車の中で寝ているのだと投稿者は観察している。出口は切符をかざす必要がなくゆるい一方、入口側からはゲートがあるため入れない。投稿者はこれを、ある意味よく考えられた仕組みだと評している。

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車内で過ごした深夜

最初に乗った6番線は少し騒がしかったため、乗り換える。ホテル代わりに使っている人たちと一緒に寝たいとも話している。深夜1時20分でも乗客は意外に多く、地下鉄は危ないと聞いていたのに改善されたのだろうかと投稿者は首をかしげる。終点まで行くと起こされるので、向かいのホームの電車に乗り直す。車内には投稿者が「同業者」と呼ぶ、電車を宿代わりにしている人が結構いた。

赤いベストを着た職員に尋ねると、使い方として問題はないので何も言えないという返事だった。投稿者はこれを、ある意味野放しにされていて、そのおかげで自分も含めて助かっている人がいる状態だと受け止めている。ほかにも、防犯と車内の明るさ対策としてサングラスは必須だと勧めている。

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ハーレムの深夜とネズミの多さ

構内では頻繁にネズミを見かけ、この時点でその日4匹目だった。ただし投稿者がインドで見たような大きさではないため、それほど驚かなくなっているという。駅構内の欠点は自販機とトイレがないことで、深夜3時半頃に一度外に出た。

降りた先はハーレム地区で、夜は絶対に出歩くなと言われている場所らしい。歩いてみると、植え込みでネズミがカサカサ音を立てるほど多く、さすがに気持ち悪くなったという。途中から撮影はやめたが、すでに40匹ほど見ており、もしかするとインドより多いかもしれないと話す。ニューヨークの夜はいつもこうなのか、知っている人がいたら教えてほしいと視聴者に問いかけている。

アポロ・シアターの前では、なぜか名前を知っているが、大阪・京橋のアポロビルと混同しているのかもしれないと独り言を言う。深夜4時の時点で、様子のおかしい人はときどきいるものの、南米やアフリカのような殺伐とした雰囲気ではなく、大通りを歩いていれば大丈夫だろうというのが投稿者の見立てだ。その後、地下鉄の治安は意外に良く、みんな寝ているから安心して眠れると言って、3時間ほど眠りに戻った。

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朝の感想:自分には合うが、おすすめはしない

朝7時半、車内には通勤客が増えていた。投稿者は何も取られず、襲われることもなく夜を明かせた。寝心地も治安も案外悪くなかったという。

投稿者の結論は次のとおりだ。ニューヨークのホテルは一泊最低でも8000円ほどする。寝る場所さえあればいい人なら、荷物を5ドルでホテルに預け、3ドルで地下鉄に乗るほうが自分にとってはましだと感じた。1時間半ごとくらいに起こされはするが、3ドルである程度の治安と暖かさが手に入るなら、自分はそちらを選びたいと話す。

一方で、おすすめはしないとはっきり述べる。何かあってもおかしくなく、自分が無事だったのは運が良かっただけかもしれないからだ。地下鉄で寝ている日本人を見たら自分は普通に引くし、マナーの面からもやめた方がいいと言い、そういう人は思いきり軽蔑すると締めくくっている。

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最終日の観光

朝はグランド・セントラル駅に立ち寄り、構内の犬を見かけて喜んでいる。朝食はセント・パトリック大聖堂の前の屋台で、10ドルのラム肉のハラルフードを食べた。屋台で食事をするのはこの旅で初めてだった。

セントラル・パークについては、何が有名なのかはよく分からないが、さまざまな人種の人が走ったり、犬を散歩させたり、寝転んだりしていると描写し、使われ方を皇居に例えている。ストロベリー・フィールズのそばにあるダコタ・ハウスは、ジョン・レノンとオノ・ヨーコが住み、レノンが射殺された場所として紹介される。入居には厳しい審査があり、アレックス・ロドリゲスやマドンナも申請して落ちたらしいと投稿者は話している。MLBの公式ショップでは、店頭に大谷翔平のユニフォームが飾られ、Tシャツも大谷のものばかりで、その人気に投稿者は感激していた。

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マイアミへ

マイアミ行きの格安航空会社スピリット航空の便は、もともと夜7時出発の予定だった。それが午前3時半発に変更され、投稿者は7〜8時間の遅れになったと話す。計画通りに進まないのが海外旅行だとこぼしている。

投稿者はニューヨークについて、一度は誰もが来るべき場所かもしれないと述べ、WBC観戦のためにマイアミへ向かう。到着後の夜の街の映像では、危ない香りがする、まずいかもしれないと口にしたところで動画は終わる。