紙とExcelの手順書を「実行OS」に置き換える――Epsilon3が宇宙産業から狙うシステム・オブ・エグゼキューション
東京大学FoundXFoundXの番組「FoundX Review Startup IdeaCast」は、海外スタートアップのアイデアをAIで分析して紹介する番組である。今回取り上げたのは、SpaceX出身者が創業したEpsilon3だ。番組冒頭で、情報整理にAIを使っているため内容が古い場合や誤りがある可能性がある、との断りが入っている。
解説役の馬田氏は、この会社を選んだ理由を次のように説明した。Epsilon3は宇宙産業から入り、先端製造の領域まで広げようとしている。一見ニッチだが、「システム・オブ・レコード」ではなく「システム・オブ・エグゼキューション」を掲げている。規制の厳しい領域へ参入するときの参考になると考えた、という。放送の中心は二つの問いである。現場のどんな泥臭い課題から事業を立ち上げたのか。その後どのようにモート(競争優位)を築こうとしているのか。
全体像:高リスク業務向けの手順・資源管理OS
馬田氏の要約では、Epsilon3は宇宙産業をはじめとする複雑で高リスクな業務に向けて、手順管理と資源管理の基盤を提供するスタートアップである。SpaceX出身者が創業したので宇宙専門の会社に見えるが、宇宙を皮切りに他の領域へ展開しようとしている。高リスクな現場向けの実行ソフトウェア基盤として、現在も開発が進んでいる段階だと位置づけた。目指す姿は、AI駆動の手順・資源管理OSである。
拡大する宇宙経済と、追いつかない現場の運用
宇宙から入る背景として、馬田氏は米国の宇宙経済の数字を挙げた。紹介された数字は次のとおり。
- 2024年に6,130億ドル規模に達した
- 商業打ち上げは過去最高を記録した
- 前年比7.8%増で、商業部分が78%を占める
- FAAの2024年度の商業宇宙ライセンス業務は148件で過去最高、2028年度までにさらに倍増する見込み
馬田氏は、SpaceXをはじめとする事業者の打ち上げ頻度が大きく上がり、需要が官需だけではなくなっていると説明した。
一方で、成長に伴ってFedRAMPやITARといったコンプライアンス・セキュリティ要件が厳格化している。それにもかかわらず、現場の運用はいまだに紙、Excel、Wordといったレガシー環境の継ぎはぎで行われ、限界に来ているという。宇宙という壮大なビジョンの裏側には、手順管理やコンプライアンス対応という泥臭いペインが大量にある。そのうえロケットや衛星の運用では、手作業のエラーがそのままミッション失敗につながる。だから確実なシステムが求められている、というのが馬田氏の整理である。
聞き手が「レガシー環境」の実態を尋ねると、馬田氏は日本とあまり変わらないと答えた。印刷した文書、PDFやWordの文書、Excelのスプレッドシート、Confluenceのような一般的なツールで手順を管理し、メールやチャットでやり取りしている。昔ながらのやり方だという。
課題:版管理の破綻、ブラックボックス化、残らない実行履歴
ターゲット顧客は、ロケットや衛星の統合・試験・運用を担うオペレーターである。彼らはExcel、手作業、印刷物を組み合わせて手順書とそのバージョンを管理している。馬田氏は、このやり方には三つの問題があると述べた。手作業の管理は破綻や誤操作のリスクを生む。現場の進捗や状態がブラックボックス化し、今どこまで進んでいるのかが分かりにくい。汎用ツールは導入こそ容易だが、実行ログ、条件分岐、リアルタイム同期、監査証跡には弱い。
そこで重厚なPLM(プロダクトライフサイクルマネジメント)ツールを入れようとしがちだが、馬田氏によれば、PLMは設計管理には向く一方、現場オペレーターの実行管理には重すぎる。結果として、監査や異常発生時に必要な「アズラン(as-run)」、つまり実際に実行された記録を正確に残せていない。馬田氏はこれを強烈なペインと表現した。
聞き手は、既存の重厚なシステムが現場に定着しない理由を掘り下げた。馬田氏の答えは、PLMツールは設計と変更管理が中心で、現場での動的な手順実行やテレメトリ連携が弱いと言われている、というものだった。アズランの履歴がなぜ重要かについては、理想的な手順ではなく「実際に誰が、いつ、どんなデータとともに実行したか」という現場の実行ログが、監査や証跡のうえで重要になるからだと説明した。
損失の規模についても触れた。Epsilon3側の資料によれば、世界全体での宇宙ミッション失敗コストは300億ドル規模だという。馬田氏は、これはあくまで彼らの推計で正しいかどうかは分からないと留保した。そのうえで、日本でもミッション失敗の例はあり、1回あたりの失敗コストが大きいこと自体は間違いないだろうと述べている。
この市場は機能の多さだけでは勝ちにくい、とも馬田氏は指摘した。権限管理、監査証跡、輸出管理、政府のセキュリティ要件、既存システムとの連携が導入の前提条件になっており、それらをまとめて解決しなければならない。
解決策:動く手順書とテレメトリ連携
Epsilon3の解決策として、馬田氏は次の要素を挙げた。
まず、静的な電子チェックリストではない「動的な手順書」である。条件分岐、複数人の承認フロー、実機との連携を備え、手順書そのものが動く。次に、分散したチーム間で起きるバージョン管理の破綻を、リアルタイム同期で解消する。さらに、手作業による証跡の漏れを防ぐため、アズランの履歴を自動で記録し、完全な監査ログ(監査バンドル)を生成する。そして計画から製造、テスト、実行までの各フェーズを横断する統合ハブとして機能し、全体のOSになることを目指している。
テレメトリの実機データや他システムとのAPI連携にも対応しており、手順書と機体の状態を直接結びつけられる。聞き手がテレメトリ連携の具体的な効果を尋ねると、馬田氏はこう説明した。機器から送られる状態を手順書の上で直接読み取り、特定の値に達したら次のステップへ進む。こうした、状態に反応する運用が可能になるという。
採用実績として、米国の軌道打ち上げ事業者の約30%が利用しており、NASAやBlue Originなどのエンタープライズ顧客も獲得していると紹介された。
バリューチェーン上の位置づけ
馬田氏は、宇宙・防衛・先端製造の現場のバリューチェーンを次のように整理した。
- 要求定義と設計:PLM系ツール
- 調達と在庫管理
- 製造と組み立て:MES(製造実行システム)
- 品質テスト
- 運用手順の実行
- 監査
- 失敗や成功からの学習
このうちEpsilon3の公開製品は、実行、製造、テスト、分析が中心である。上流のPLMや要件管理ツール、下流のERPや調達とは、おそらくAPIでつないでいるのだろうと馬田氏は見ている。技術の中核は手順実行(プロシージャー・エグゼキューション)で、そこを起点に上下へ機能を伸ばしている。ただし、現時点ではフルスタックで統合できているわけではない、というのが馬田氏の見立てだ。
加えて、セキュリティ、コンプライアンス、政府契約が絡むと要件が厳しくなる。そのためデータ境界やアクセス管理をきちんと作り込み、汎用ツールとは一線を画した機能を入れているのではないか、とも馬田氏は述べた。
市場戦略:宇宙から航空・防衛、そして高度製造・医療へ
市場について、Epsilon3はまず宇宙産業を狙い、長期的には失敗コストの高い全産業を視野に入れているという。具体的には高度製造、ロボティクス、医療機器などで、その中間に航空や防衛がある。まず成長産業の宇宙で確固たる地位を築く。宇宙という厳しい環境で培った信頼性と厳格な運用実績を、他の規制産業へ横展開するときの武器やブランドにする。馬田氏は、そうした戦略的な期待があるのだろうと推測した。公式サイトにも、宇宙だけでなく航空、エネルギー、自動車、医療分野のユースケースが示されている。
聞き手が宇宙から始めた理由を尋ねると、馬田氏は二点を挙げた。創業者がSpaceX出身で深いドメイン知識を持っていたこと。そしてミッションクリティカルな運用に携わり、課題感を自分自身で持っていたことである。
宇宙から他産業への横展開は一見かけ離れて見える、という聞き手の問いには、こう答えた。手順の遵守、品質保証、厳密な監査が求められるという点で、医療機器や原子力なども同じペインを抱えている。ただし業界が違えば、求められる証跡や手順も異なるかもしれない。本当にこのとおり市場を広げられるのか、単一の製品でどこまで対応できるのかは、今後の彼らの課題になるだろうと留保した。
ビジネスモデル:SaaS料金とロックイン
料金体系は、ベーシックプランが1ユーザーあたり月100ドル、プロが月200ドル、エンタープライズは個別見積もりという一般的なSaaSの形だと紹介された。ただしEpsilon3は、システムが現場の承認プロセスに組み込まれ、日々の証跡が蓄積されることで、強いロックインが生まれると期待しているらしい。重要なデータを持つほど他社に移りにくくなり、LTVを伸ばしやすくなる。彼らはこれを「コンパウンド・ロックイン・フライホイール」のような言葉で表現しているという。
さらに、AWS GovCloudやFedRAMP Highへの対応を武器に、政府機関や防衛系の大企業から高単価の案件を獲得できている。規制対応には時間がかかるが、それがそのままモートになっている、と馬田氏は見ている。スタートアップ向けの安価なプランと、政府向けの高単価なエンタープライズパッケージとで、価格戦略を分けている点も特徴として挙げた。
聞き手は、ロックインが強いなら逆に導入のハードルも高いのではないかと問うた。馬田氏はそのとおりだと認めた。2021年創業で資金調達はしているものの、調達状況を見るとかなり苦労したのではないかと感じるという。一方で機能面では、既存のWordやPDFを取り込んで移行できる機能を提供し、初期の導入ハードルを下げている。段階的に導入できる設計も意識しているようだという。
ロックイン効果が実際に強いのかという問いには、実際のところは分からないとしつつ、感覚的には強いだろうと答えた。過去のテストデータや監査用の実行履歴がすべてEpsilon3に紐づいて蓄積されるので、移行はできたとしても面倒だろう、という理由である。
戦略:実行レイヤーを押さえるコンパウンドSaaS
馬田氏は、Epsilon3がコンパウンドSaaS戦略をとっていると見ている。既存の重厚な基幹システムとは競合せず、API連携でハブ・アンド・スポーク型の構成を作る。そのうえで、自分たちは現場の実行レイヤー(エグゼキューション・レイヤー)を取る。上には設計レイヤー、下にはERPなど会計・資源のレイヤーがあり、その中間を押さえにいく。単なる情報の記録にとどまらず、テレメトリ連携やコマンド連携によって現場の運用と制御の中核まで担おうとしている。すべてを自社で作るのではなく中間レイヤーを独占し、要件管理や会計のツールとは現時点では協調路線をとっている、というのが馬田氏の整理である。10〜20年後の理想像としては、宇宙業界向けソフトにとどまらず、他の産業でも標準的な運用基盤になることを狙っているようだという。
聞き手は、ERPやPLMのベンダーが実行レイヤーに進出してくる可能性を尋ねた。馬田氏は可能性はあると認めつつ、既存の大手が現場オペレーター目線のUXを設計したり、宇宙特有のテレメトリ連携に特化したりするのは難しいだろうと述べた。そのため宇宙市場ではEpsilon3のほうが使いやすい、ということはあり得るという。差別化の軸としては、宇宙・防衛の現場のドメイン知識、テレメトリ連携を含む実運用志向を挙げた。さらに、汎用ツールがトレーサビリティや監査への対応、GovCloud対応などを満たせない点も挙げている。
既存システムとの連携の実態については、Jiraなどのチケット管理や在庫管理システムとの連携を公式にサポートし、APIも公開しているという。当初はローンチオプス(打ち上げ運用)のモダナイズが中心だった。そこからプラン、ビルド、エグゼキュート、テスト、アナライズ、ディスカバーへと機能を広げ、コンパウンドな製品になってきた。ただし設計レイヤーや会計レイヤーにはまだ踏み出していない、と馬田氏はまとめた。
ロードマップ:3つのフェーズ
馬田氏はEpsilon3の展開を3フェーズで説明した。
フェーズ1は「楔(ウェッジ)を打ち込む」段階である。実行機能から着手し、デジタル化した手順管理とリアルタイム同期によって、現場エンジニアの強烈なペインを解消した。フェーズ2は「ビルド・アンド・テスト」への拡大で、統合、試験、製造など、手順実行の前後に発生する周辺のワークフローを取り込んでシステムを統合した。フェーズ3は今後の話で、「レギュレーテッド・スケール」として政府、防衛、医療などへ横展開する。FedRAMP Highなどの高いセキュリティ認証を取得し、強力な参入障壁を築く。
馬田氏は、これはSaaSスタートアップとしては一般的な進み方だと評した。毎日使う手順書という現場のペインから入り、徐々に全社の品質管理などへ広げていく「ランド・アンド・エクスパンド」の王道だという。
フェーズ1のMVPについて聞かれると、馬田氏はこう紹介した。Y Combinatorに参加したチームで、YCの面接に進むまでのわずか3週間でMVPを構築し、初期のフィードバックを得たと言われている。フェーズ3の時期については、医療には一部入っているようにも見えるが、GTMとしてどこまで踏み込んでいるのかは分からないと答えた。FedRAMPは取得に費用も時間もかかる。それでも米国政府や国防総省の機密データを扱うシステムでは必須の要件になるため、取得できれば競合が容易に参入できなくなる。規制をうまく使った戦略だという。
競合環境:最大の敵は内製ツールと紙
競合のマッピングについて、馬田氏は二つの軸を示した。実行中心か計画中心か、そして汎用か規制産業向けの専用か、である。Epsilon3は「実行中心かつ専用」の位置にいる。そのうえで、他のスタートアップでも同じことが言えるとして、最大の敵は他社ツールよりも既存の内製ツールやExcel、紙の環境であり、それをいかにデジタル化するかが一番の競争だと述べた。
内製ツールにどう勝つのかという問いには、こう答えた。宇宙企業には優秀なソフトウェアエンジニアが多く、運用ツールを自作しがちである。しかし自作ツールは保守や拡張に手が回らなくなって破綻したり、担当者が辞めて保守する人がいなくなったりする。対価を払えば継続的に運用してもらえる点が、大きな訴求ポイントになるという。
具体的な競合として、馬田氏はまずFirst Resonanceを挙げた。高度製造、航空宇宙、防衛、エネルギーなどの工場運用を対象にしており、ある意味で競合にあたる。製造トレーサビリティ、作業指示、品質、在庫、ITAR対応といった機能はEpsilon3と共通している。ただしFirst Resonanceは「工場のOS」という色が強く、ミッション運用や手順実行よりも製造現場を中心にしてきた点で立ち位置が異なるという。次にTulipを挙げた。1億ドル以上を調達しているはずのノーコードのスタートアップで、製造などのフロントライン運用を主な顧客とし、デジタル作業指示やAIによるPDFのアプリ化で現場を可視化している。ただし宇宙や政府に特化しない汎用ツールなので、市場は広い代わりにEpsilon3とは性格が違う。TeamcenterのようなPLMツールとも異なる。馬田氏はこれらとの違いを総括して、Epsilon3は記録のためのシステム・オブ・レコードではなく、動いている現場を制御するシステム・オブ・エグゼキューションを作ろうとしている点にあると述べた。
参入戦略とチーム:ミクロな課題から入る
参入時、Epsilon3は宇宙全体を変えようとするのではなく、現場エンジニアのミクロな課題の解決に徹底して集中したという。YC面接前の3週間でMVPを作り、創業者の個人的なネットワークを使って超高速で初期顧客を開拓した。顧客と一緒にMVPを触りながら、2週間単位のリリースでフィードバックのループを回した。一つの業務のペイン解消から始めて周辺を取り込み、その先で全社のオペレーションOSというマクロな機会を狙う、というのが馬田氏の説明である。
SpaceX出身ならYCに参加しなくてもやっていけたのでは、という聞き手の問いには、こう答えた。創業者はエンジニア出身で、ビジネスは得意ではないと自覚していたのだろう。事業構築、採用、資金調達のノウハウを学ぶために参加したと言われている。セキュリティを重視する領域で2週間ごとのリリースは品質面で問題ないのかという問いには、YCやSpaceXには、監査を無視するわけではないが素早く動くカルチャーがあり、それに基づいて改善のスピードを上げていたようだと答えた。
創業者は3人である。CEOのローラ氏はSpaceX出身で、Dragonの初期運用メンバーとして深いドメイン知識を持ち、管制室での過酷な経験を通じて課題を自ら感じていた人物だという。ローラ氏はソフトウェアエンジニアではなく運用エンジニアだったが、SpaceX時代に社内ツールの開発をリードした経験があるそうだ。COOのマックス氏は4回ほど起業している連続起業家で、元GoogleのテックリードとしてSaaSの事業化と運営の知見を持つ。CTOのアーロン氏も元Googleのエンジニアで、初期プロダクトを短期間で構築できる開発力を持つという。ローラ氏が起業を模索していた時期にネットワークを通じてマックス氏と出会い、意気投合して事業構想を練り始めたと紹介された。馬田氏は、現場ドメインの専門家がリードし、汎用的なSaaSの実装力を持つメンバーが支えるこの組み合わせを理想的なチーム構成の一つと評価した。保守的な宇宙産業の市場を開けたのはこの組み合わせによるものではないか、とも述べている。
初期の仮説修正と信頼の獲得
当初、Epsilon3は宇宙機の打ち上げ運用OSを想定して作り始めた。しかし顧客の現実の課題は運用より手前にあった。統合、試験、ハードウェア開発の領域に強烈なペインがあったため、ユースケースを上流側へ広げた。これが最初の仮説修正だったと馬田氏は紹介した。その後もフィードバックをもとに高速な反復改善を続けた。
象徴的なエピソードとして、軌道上の宇宙飛行士から創業者の個人の携帯に直接連絡が来るほど、現場から深い信頼を得ていたという話が紹介された。設立1年でエンタープライズ顧客にも入れたという。聞き手がこの話の強さに反応すると、馬田氏は、製品の機能そのものではないが、創業者がミッションクリティカルな現場を理解していることを示し、ブランドや信頼につながる話だと述べた。
厳しい領域でどうフィードバックを集めたのかについては、ツール内にコメント機能を実装したり、変更履歴(チェンジログ)を頻繁に発信したりして顧客と密にコミュニケーションを取っていたという。馬田氏は、本当に一般的なSaaSのやり方だという感想を述べている。
資金調達
資金調達の経緯として、YC終了後の2022年1月頃に280万ドルのシード調達、同年6月頃にLux Capital主導で1,500万ドルの調達をしたと紹介された。NASA、Blue Origin、Axiomなど業界を代表する顧客がついていることが信頼につながっている、と馬田氏は見ている。エクイティ調達だけでなく、SBIR/STTRのグラントも活用している。
Lux Capitalが投資した背景については、防衛や宇宙などディープテック領域に強いVCで、Epsilon3が解決する課題の大きさと顧客企業からの熱狂的な評価を確認して投資を判断したようだと紹介された。資金の主な使途は、新機能の拡充などのプロダクト開発と、そのためのエンジニアリングチームの採用拡大だという。
日本への応用:AIが挙げた三つの方向
番組では、日本で同様のアイデアを展開するならどうなるかをAIに提案させている。挙がった方向性は三つである。
一つ目は、日本の宇宙・防衛の統合試験・運用プラットフォームである。日本だけでは市場は狭いが、ペインも予算も存在するだろうという案だ。二つ目は、日本の強みである精密機器や高度製造業に向けて、匠の技をデジタル化する案である。既存のExcelやPDFの手順をAIで取り込み、製造から品質管理までのワークフローを束ねる。三つ目は、Epsilon3が最終的に狙う医療、バイオ、エネルギーなど、宇宙以外の規制産業に特化する案だ。手順の厳格な管理や監査が必要な領域で、安全保障やコンプライアンス要件にしっかり対応し、それをモートにする。
真似するとすれば、最初から全社OSを狙わず、ペインの深い単一業務から入ることだという。AIでレガシーな手順を変換して移行コストを下げ、徐々に周辺へ広げる。AIもそう言っているが、自分たちもそこは学べると思う、と馬田氏は述べた。最初から全社OSを狙わない理由を問われると、システム部門全体を変えるとなると現場の導入ハードルが高くなりすぎ、稟議にも長い時間がかかると答えた。その結果PMFの検証が遅れるのは、エンタープライズ営業でよくあることだという。
まとめと残る問い
馬田氏は最後に学びを三つ挙げた。
一つ目は、ビジョンと入り口の組み合わせである。宇宙やその先の高度な規制産業という壮大なビジョンを語りながら、最初は現場が毎日困っている具体的な業務から入る。単なるチェックリストから始めても、データとシステムを統合していけば、産業に欠かせないシステム・オブ・エグゼキューションになり得るという構想が学べるという。二つ目は、深いドメイン知識と現場のペインへの共感を、SaaSの実装力と組み合わせることである。これが参入障壁の高い保守的な市場をこじ開ける鍵になるのではないかと述べた。三つ目は、セキュリティや監査という避けたくなる重い壁を、面倒なものとして避けずにあえて取りにいき、競合を排除するモートにする姿勢である。Stripeが金融という面倒な産業に最初に入ったことで大きく拡大したように、政府機関のセキュリティ要件をうまく使えれば先行者利益を取れるのではないか、と馬田氏は語った。
そのうえで視聴者に向けて、自分がよく知る業界で、失敗が許されないのにExcelや紙で運用されている業務を洗い出し、手順実行のMVPを構想してみることを勧めた。そこを楔にして、より大きなOSに近いレイヤーを取れるかを考えてみると面白い、という提案である。
聞き手は、最初から重い領域に行くのは難しいが、セキュリティや監査の壁を逆にモートにするという発想は面白く、真似できるポイントだと感想を述べた。馬田氏はこれに応じつつ、入った後にどう広げるかの道筋を持っていないと小さなツールで終わる危険性もあると留保した。そのうえで、参入の仕方についてはEpsilon3のやり方から学べるだろうと締めくくった。
皆さん、こんにちは。FoundXの馬田です。
同じくFoundXのと田です。
はい。では冒頭雑談から始めたいと思いますが、ちょうどいいことでかなりバタバタと発注など終わらせているというところです。
そうですね。馬田さんかなりバタバタされてますね。
そうですね。今週乗り越えれば、今週とか今回出るのはもう最終だと思いますけれど、乗り越えればなんとかなるかなと思いつつ、乗り越えたら次は授業が待ってるのでなかなか大変な。はい。3、4、5月は毎年なかなか動けないなっていう感じがしますね。
はい。なので登壇とかは割と7月以降お願いしますみたいなことが多いです。はい。夏も授業はない期間にお願いしますと言っていることが多いです。
はい。では、アイデアキャストのコーナーということでアイデアを紹介していきたいと思います。FoundX Review Startup IdeaCastではですね、海外のスタートアップのアイデアをAIを使って分析して紹介していく番組です。これからアイデアを考える人たちの参考になればと思います。
最初にディスクレイマーですが、AIを活用して情報整理しているので一部情報が古かったり間違ってる場合もあります。もしファクトを重視される場合は必ずご自身で調べるようお願いいたします。ポッドキャストはあくまでアイデアの参考情報や考え方を引き出すことを目的としています。
今日の紹介するスタートアップはEpsilon 3です。
はい。こちらはなぜ選んだんでしょうか?
そうですね、宇宙産業というところから入って、より先端技術、先端製造みたいなところまで入っていこうとしている。ちょっとニッチに見えるかもしれませんが、システム・オブ・エグゼキューションみたいなことを掲げていて、システム・オブ・レコードではなくって、こうした規制領域とかに入っていくところの参考になるかなと思って、今回紹介しようと思いました。
はい。簡単に説明すると、宇宙産業を始めとする複雑で高リスクな業務向けの手順とか資源管理の基盤を提供するスタートアップです。元々SpaceX出身者とかがやってるので宇宙関係かと思われるかもしれませんが、宇宙を皮切りにですね、そこからどんどんと他のところにも入っていこうとしている。特に高リスクな現場向けの実行ソフト基盤として、今開発が進んでいるところです。
今回ですね、彼らがどういった現場の泥臭い課題から事業を立ち上げて、その後どういう風にモートを作っているのか、そしてどういう風に進めてきたのかというところについてお話しできればと思います。
では、全体像からいきたいと思います。このプロダクト並びに事業なんですけれども、宇宙経済から入っていくというところです。先ほど言ったような、複雑な業務向けのAI駆動の手順・資源管理OSを目指して、まずは宇宙から入っていこうとしています。
特にこの宇宙経済、特にUSだとですね、2024年に6130億ドル規模に達して、かつ商業の打ち上げも過去最高を記録しているということで、かなり爆発的に拡大している市場だという風に言われています。これはもう本当に、SpaceXを初めとした打ち上げ頻度がかなり上昇しているというところで、宇宙の商業規模としても前年比7.8%増とか、商業部分が78%を占めるみたいな感じになってきていて、官需だけではないというところだったりします。
あとFAAはですね、2024年度の商業宇宙ライセンス業務が148件という風に過去最高になっていて、2028年度までにさらに倍増する、そうしたぐらい宇宙経済って今拡大をしてきているというのがアメリカの宇宙経済の状況になっています。
ただ一方でその成長に伴ってコンプライアンスやセキュリティ要件が厳格化しているという状況があります。FedRAMPとかITARとか、こうしたコンプライアンスとかセキュリティの要件が厳格化してきていて、一方ですね、現場の運用は未だ紙とかExcel、Wordとか、そうしたレガシー環境の継ぎはぎで行われていて、これもこれでですね、かなり限界が来ているという状況です。
そうしたですね、宇宙という壮大なビジョンをやっていこうとしていく裏には、かなり泥臭いこの手順管理とかコンプライアンスへの対応であるとか、そうしたペインがかなりいっぱいあると。そして、このロケットとか衛星とかの運用においてはこうした手作業のエラーがミッション失敗に直結してしまうために、確実なシステムというものが求められてるのが今の状況だと言われています。
あの、レガシー環境ってどういうような事象が起こってるんでしょうか?
そうですね、これは日本とあまり変わらないみたいなんですけれども、いわゆる印刷された文書とか、PDF、Word文書、あるいはExcelのスプレッドシート、あとはですね、一般的なConfluenceとかで手順を管理していて、メールやチャットでやり取りしているという、昔ながらの方法みたいな感じみたいですね。
では、続いて彼らの課題という観点でお話をしていきますと。そうした課題を今持っているのが彼らの顧客です。ターゲット顧客としてはロケットとか衛星の統合・試験・運用のオペレーターで、今現状は本当に継ぎはぎで、いろんなことをやんなきゃいけない中で、Excelや手作業、あるいは印刷されたものみたいなところをうまく組み合わせて手順管理をしている。あるいは版管理ですね、バージョン管理をやっているというところです。
ただそうした手順書の管理とか、バージョンの管理とかを手作業でやっていくと、破綻したりとか、誤操作のリスクとかを生んでしまうリスクがあります。それに加えて現場の進捗とか状態がブラックボックス化しやすくて、なかなか今の進行状況っていうのが分からないというのが課題としてあります。
またWordとかExcelとか汎用ツールは導入が容易ではありますけれども、さっき言った手作業による破綻というところの例として、そこでミスしてしまうというところがあったりもしますし、それに加えてですね、実行のログであったりとか、条件の分岐、リアルタイム同期とか、あるいは監査の証跡というところには汎用ツールは結構弱かったりします。
そうした意味で、重厚なプロダクト・ライフサイクル・マネジメントのツールというものを入れていこうということをしがちなんですけれども、一方で、それはそれでですね、設計管理には向きますが、現場のオペレーターの実行、エグゼキューションの管理というところには重すぎるということになってきてしまう。なので結果としてですね、こうしたことが続いている状況で、監査や異常発生時に必要なアズラン、いわゆる実際の実行の証跡の履歴、アズランの履歴というものを正確に残せていないみたいな強烈なペインが存在しているということでした。
ある意味この市場はですね、機能が多いというだけでは勝ちづらくて、そうした権限管理であるとか、監査の証跡であるとか、あるいはそれに加えて輸出管理とか政府のセキュリティ要件とか、あるいは既存システムの連携みたいなところが結構導入の前提になってきていて、そうした意味で様々なものを解決していかなければいけない課題があるということだそうです。
すいません。既存の重厚なシステムだと設計管理はできるけどなかなか導入されないってことだったんですけど、どうしてそうなってしまうんでしょうか?
そうですね、PLMのツールとかは設計とか変更管理が中心で、一方でですね、現場での動的な手順実行とかテレメトリ連携みたいなところが弱いということが言われてます。
アズランの履歴っていうのはどうして大事というか、どういう風に大事になってくるんでしょう。
そうですね。理想的な手順じゃなくってですね、実際に誰がいつどういったデータと共に実行したのかっていう現場での実行ログが、結構監査とか証跡上重要という風なことが言われていて、そのアズラン履歴というところが必要とされているそうです。
あとは、エラーによる損失規模みたいなところも言われてたりするところで、Epsilon 3の推計によりますと、世界全体での宇宙ミッションの失敗コストは300億ドル規模みたいなことを言われていて、実際に日本でもいくつかミッション失敗みたいなことがあったりしますが、やっぱり1回あたりのミッションの失敗コストは結構高いので、この辺りは、かなり解決していくべき課題として認識されてるということかなと。300億ドルというのは彼らの推計なので、正しいかどうかっていうところはありますけれども、とはいえ、実際にそのコストは大きいというのは間違いないかなと思いますね。
じゃ、それをどう解決しようとしているのかに関してお話をしますと、彼らはEpsilon 3の中でいくつかのツールを作っています。最終的にはこの単なる静的な電子チェックリストではなくて、条件分岐とか複数人の承認フローであるとかテレメトリ連携を備えた、動く手順書みたいな動的な手順書っていうところを作っていこうという風にされているみたいです。
あとはその分散したチーム間のバージョン管理の破綻を、リアルタイム同期というものを入れることによって解決しているというところがあります。あとは手作業による証跡の漏れというものを防ぐために、自動でアズランの履歴を記録して完全な監査ログ、監査バンドルみたいなものを生成していくというところですね。
あとはその計画から製造、テスト、実行まで、これら各フェーズを横断する統合的なハブとして、このEpsilon 3というものが機能して、全体のOSとして機能していくみたいなところがあるみたいですね。
あとはテレメトリーですね。テレメトリの実機データや他システムとのAPI連携も可能にしていて、それによって手順書と機体の状態を直接結びつけていたりして、今まで手作業でやっていたところがかなり簡単に統合できるというのが彼らのツールなのかなと思います。
実際にですね、米国の軌道打ち上げ事業者のうち30%が利用していると言われていて、NASAとかBlue Originとか、結構なエンタープライズ企業も獲得しているということが言われています。
あの、このテレメトリ連携っていうのはどういう風に動くというか、どういう風に良くなるんでしょうか?
そうですね。機器から送られる状態を手順書の上で直接読み取って、特定の閾値に達したら次のステップに進むとか、状態に反応する運用を可能にするのがこのテレメトリ連携というツールみたいですね。
あとはそうですね、本当にいろんなものをプランからテスト、エグゼキューションまでやっていくということで、実際この宇宙とか防衛とか先端製造みたいな高度な製造の現場においては、要求定義から設計はPLM、プロダクト・ライフサイクル・マネジメント系のツールが使われがちですが、それに加えてですね、そこから調達とか在庫管理、あるいは製造とか組み立て、いわゆるMESと言われているマニュファクチャリング・エグゼキューション・システムがあり、品質テストとかをやっていくところもあり、さらに運用手順の実行、そして監査、並びにその失敗あるいは成功からの学習みたいな、結構いろんなバリューチェーンがあります。
このうちEpsilon 3は、現在公開してる製品がこのうち実行とか製造、テスト、分析を中心にやっていて、上流のPLMのツールとか要件管理のツールとは多分APIで繋がっていて、下流のERPとか調達とかに関してもAPIで繋いでるみたいな感じになっているのかなという風に見ています。
彼らの技術コアとしては手順実行ですね。プロシージャー・エグゼキューションを中心にしていて、そこを中心にちょっと上下のバリューチェーンを伸ばしているが、全部フルスタックで統合できているわけでは今のところはないみたいな、そんなのが今の状況ではないかなと見てて思います。
はい。あともう1点言うと、そうですね、やっぱりこのセキュリティとかコンプライアンスとか政府契約の部分が関わると結構この辺厳しくなってくるので、この辺りちゃんとやっている、規制とか安全保障みたいなところの対応として、データ境界とかアクセス管理とかいうのもきちんと入れて、いわゆる汎用的なツールとは一線を画した機能っていうのを入れてるんじゃないかなというのが見て取れるところです。
そうしたところをやっているこのEpsilon 3ですけれども、実際に市場はどうなっていくのか。冒頭で少しお話ししましたが、2024年においては、宇宙産業というところをまず狙ってますと。そしてですね、その宇宙を起点にしつつ、長期的にはですね、失敗コストが高い全産業、いわゆる高度製造とかロボティクスとか、あるいは医療機器とかいうところを最後狙っていくと。その中間に航空とか防衛とかがあるみたいなことを彼らは市場として考えているみたいです。
なので、まずは成長産業である宇宙産業で確固たる地位を築いていくみたいな、そうした戦略あるいは市場みたいなところを狙ってるみたいですね。そして宇宙という、ある意味すごい厳しい環境で培った高い信頼性と厳格な運用実績みたいなところが、他の規制産業への横展開をする時の強力な武器とかブランドになっていくんじゃないかということを、多分戦略的には期待していて、公式サイトでもですね、既に宇宙だけではなく、航空とかエネルギーとか自動車、医療分野でのユースケースというものが提示されていたりします。
こうした、少し市場を変えていくみたいなことをやってるみたいです。
この宇宙産業から始めた理由っていうのは他にもあるんですか?
そうですね。創業者がSpaceX出身ということもあって、深いドメイン知識があったというのが1つですね。あとはそのミッションクリティカルな運用ということをされていて、そうしたところで課題感をちゃんとご自身でお持ちだったというところが、宇宙産業から入った理由なのかなと思います。
その宇宙から始めてどんどん横展開していくってことなんですが、それって結構パッと見ると違うようにも見えるんですけど、どういうロジックで可能になってくるんでしょうか?
そうですね。手順を遵守しなきゃいけないとか、品質保証が必要であるとか、厳密な監査が求められるとか、そうした点において、医療機器とか原子力とか他の産業も同じようなペインを持っているところもあるのかなと。一方で、業界が違うと実は異なる証跡が必要だったりとか、プロシージャーがあったりとかするかもしれないので、本当にこの通り市場が拡大していけるか、あるいは単一の製品でいけるかっていうところは、どこまでかっていうのは多分今後の彼らの課題にもなってくるのかなと思いますね。
では、ビジネスモデルです。今彼らとしてはですね、料金体系として、ベーシックプランが100ドル/ユーザー/月みたいなことでやっていますと。プロが200ドル/ユーザー/月、そしてエンタープライズは個別という、一般的なSaaSのビジネスモデルを採用していると。
ただですね、彼らとしてはこのシステムが導入されると、いわゆる現場の承認プロセスにかなり組み込まれたりとか、日々の証跡が蓄積されていくので、かなりロックインが強いんじゃないかみたいなことを期待しているみたいです。この辺りを考えて、コンパウンド・ロックイン・フライホイールみたいなことを言っていて、非常に重要なデータを持つことによってなかなか他のところには行きづらい。そしてコンパウンド的にもLTVを伸ばしやすいという、こうしたことを考えているビジネスモデルあるいは戦略と言えるのかなと思います。
実際に彼らとしてはそのAWSのGovCloudとかFedRAMP Highみたいなところの対応を武器にして、政府機関とか防衛系の大企業とかにかなり高単価の案件として入って獲得に成功しているということでもあると。ある意味その規制に対応する時間はかかるものの、それがモートになっているみたいな、そうしたところでもあるのかなと思います。
あとはスタートアップ向けの安価なプランと、政府向けの高単価なエンタープライズパッケージみたいなことで価格戦略を分けているのが、彼らのこのビジネスモデルになってるのかなと思います。
あの、1回入ったらロックインされるとも思うんですが、逆に導入するのもハードルが高いんじゃないかなと思ったんですけど、その辺りはどういう風に工夫されてるんでしょうか?
そう、まさにそうですよね。彼ら彼女らとしてもですね、2021年創業で2026年で、そこの調達はしてるんですけれども、結構苦労はされてるのかなっていう風に調達の状況を見てて思うところです。ただですね、機能を見ていると、例えば既存のWordとかPDFを取り込んで自動的に移行できるような機能を提供して、初期の導入ハードルをちょっと下げていたりとか、あるいは段階的な導入ができるようにしていくみたいなところを考えて、機能としては提供してるみたいですね。
本当に実際ロックインの効果っていうのは強いんでしょうか?
感覚的には強いんじゃないかなという風に思います。実際どうなのかわかんないですけども、過去のテストデータとか監査用の実行履歴が全てEpsilon 3に紐づいて蓄積されていくので、移行というのは、できたとしてもめんどくさくはあるだろうなとは思います。
では、戦略です。ここまでいくつかお話しはしてきているところではありますけれども、Epsilon 3はコンパウンド戦略、いわゆるコンパウンドSaaS戦略を採用しているという風に考えられます。既存の重厚な基幹システムとは競合せずに、API連携でハブ・アンド・スポークを構築して、彼らはあくまで現場の実行レイヤー、エグゼキューションレイヤーを取りますと。そしてその時には情報の単なる記録ではなくって、実際の現場の運用とか制御、そこの中核を取りに行くみたいなことをやっていますと。
あとはそのさらに低レイヤーとしてはERPですね、会計と資源のレイヤーがあるんですが、その設計レイヤーと会計・資源レイヤーとの中間に位置するところを取りに行こうという戦略になっていると。そして単なる情報の記録にとどまらずに、テレメトリ連携とかコマンド連携によって現場の運用とか制御の中核も担っていこうとしているというのが、彼らの戦略ではないかなと思うんです。
自社で全てを作るんではなくって、中間レイヤーを狙ってそこを独占して、要件管理などの近接領域のツールとは今は協調路線を取っているという状況なのかなと思います。そうですね、10から20年後の理想像としては、宇宙業界のソフトにとどまらずに、他の標準的な運用基盤になっていくということを今狙っている状況みたいですね。
この実行レイヤーの中にいくつかのSaaSが入っているという状況かなと思います。
競合の話とも重なるかもしれないんですけど、ERPとかPLMのベンダーさんが実行レイヤーに進出してくるっていう可能性はないんでしょうか?
そうですね。可能性はあるとは思いますが、とはいえですね、既存の大手とかに関しては、その現場のオペレーター目線のUXを設計したりとか、宇宙特有のテレメトリ連携というところになかなか特化するってのは難しいのかなと思います。そうした意味で、宇宙という市場だとEpsilon 3が使いやすいっていうようなことはあり得るのかなというところですね。
さらに、宇宙とか防衛で現場のドメイン知識を持っているというところが1つと、加えてそうですね、テレメトリの連携の話をしましたけれども、実運用を志向しているというところ。あとは他のところで言うと、汎用的なツールはトレーサビリティとか監査対応ができないとか、GovCloudに対応できないとか、そうした複数の差別化軸というところはあるのかなと思いますね。
なるほど。一方でその差別化もそうですが、既存のシステムとも連携しないといけないのが難しいところだなとは思うんですけど、結構繋がってるんでしょうか?他のシステムと。
みたいですね。例えばJiraとかのチケット管理とか、あるいはインベントリーシステムとの連携というところを公式にサポートしてAPIを公開しているというのが、今現状の彼らのAPI戦略みたいなところのようです。
なので、そうですね、彼らは今はそのエグゼキューションフェーズから、プラン、ビルド、エグゼキュート、テスト、アナライズ、ディスカバーみたいなところに広げていると。最初の初期はローンチオプス、いわゆる発射ですね、ローンチオプスのモダナイズみたいなところが中心だったのが、どんどん増えていって、今はコンパウンドになっている。ただし今は、設計レイヤーとか会計レイヤーには染み出してはいないという状況だという風に整理できるかなと思います。
では、ロードマップです。彼らはフェーズ1ですね、まずは楔を打ち込む、ウェッジを打ち込むというところでエグゼキュートの機能から着手してやっていますと。ベースのデジタル手順管理とリアルタイム同期の提供によって、いわゆる現場のエンジニアの強烈なペインというのを解消していくってのを第1歩目の最初のフェーズにしたというのが1つ目。
そしてフェーズ2は、ビルド・アンド・テストの拡大ということで、統合とか試験とか製造とか、手順実行の前後に発生する周辺のワークフローを吸収して、システムを統合していくということをやった。そしてフェーズ3に関しては、今後の話だと思いますけれども、レギュレーターのスケールということで、政府とか防衛とか医療などへの横展開をしていき、FedRAMP Highなどの高セキュリティを取得して、強力な参入障壁を構築していくみたいなことをやっていると。
なので、割とSaaSスタートアップとしては一般的な進み方なのかなと思いますが、その現場のペインっていうところからまずは入って、その毎日使う手順書から入って徐々に全社の品質管理とかにも出ていく、そうしたSaaSの王道のランド・アンド・エクスパンドみたいなところをやっているのかなと思います。
あのフェーズ1の期間のMVPってどれぐらいで開発されたんですか?
そうですね。創業後、Y Combinatorに入ってるチームだったんですけども、Y Combinatorの面接に進むまでわずか3週間でMVPを構築して初期のフィードバックを得たという風なことが言われています。
これからってどれぐらいの期間でフェーズ3に行っていくぐらいの感じなんですかね。どういう風に予定されてるんでしょうか。
そうですね。どこまでフェーズ3か、医療は一応一部入ってるっぽいですけど、入ってるといえば入ってますし、どこまでGTMとして本当に踏み込んでるのかはちょっと分からないなって感じです。あとはFedRAMPみたいな話をしてますけれども、これ結構やっぱり取得にコストがかかるし時間もかかるというところがあり、とはいえ、米国政府とか国防総省の機密データを扱うシステムには必須要件となるので、これを取れるとですね、かなり競合が容易に参入できなくなるといったような、その規制をうまく使った戦略というところもやってるみたいです。
では、このモートとか競合の話です。競合環境ですね、いくつか競合がありますと。軸としては、実行中心、エグゼキューション中心なのか、プランニング、計画中心なのかが1つの軸。もう1つが、汎用なのか、それとも専用というか、ハイレギュレーションなのかみたいなところの軸があるのかなと。Epsilon 3は、実行中心かつ規制向けの専用、汎用ではないようなツールとして今入ってきている、そのポジショニングをしているというように整理できるかなと思います。
ある意味ですね、前も同じようなことを言った他のスタートアップもありますが、最大の敵は他社のツールではなくて、どちらかというと既存の内製ツールであったりとか、Excelであったりとか、紙であったりとかいうような環境であり、それをいかにデジタル化していくのかっていうところが、1番の競合ではないかなと思いますね。
はい。彼らとしては差別化要素は、まずはドメイン知識がありますと。創業チームにSpaceX出身のCEOがいてっていう。そして、テレメトリ連携を含む実機運用みたいなところ、実行をどうしていくのかっていうところに志向性が高いと。そして、監査とか再実行に耐えるような厳密なトレーサビリティ、あるいはアズランの履歴の自動記録というところをやっている。そして、いわゆる最高峰のセキュリティ認証、FedRAMP HighとかITARの対応だとか、あるいは情報の記録ではなくって現場の制御に特化したポジショニングをしている。
なので、First Resonanceみたいな工場のマニュファクチャリング・エグゼキューション・システムとは違いますし、同じようなスタートアップでTulipみたいな汎用のノーコードのスタートアップがあって、それは100M以上調達をしているはずなんですけども、そうしたところとはまだ少し違う専用系とか、あるいはTeamcenterみたいなPLMをやってるような他のツールとはちょっと違う。異なるポジショニング、業界特化をしているというところかなと。
さらにそれに加えてもう1つ言うとしたら、システム・オブ・レコードを作っていくのではなくって、システム・オブ・エグゼキューション、動いている現場の制御をしていくみたいなところ、こちらをちゃんとやっていくっていうコンセプトでやっていくということなのかなと。
最大の敵が内製ツールっていうことだったんですが、どういう風に勝っていけるんでしょう?
そうですね。本当に内製ツール、宇宙企業は優秀なソフトウェアエンジニアが多いので、自分たちで運用ツールを自作しがちですと。ただ自作はですね、問題があるのが保守とか拡張ですと。その保守と拡張に手が回らなくなって、結局破綻しちゃうみたいなことがあったり、人が辞めて保守運用する人がいなくなるみたいなこともあったりすると思います。そうした意味で、その保守運用を考えた時に、やっぱりその自作ツールに対して、こっちはちゃんとお金を払っていただければ継続して運用しますよっていうところが大きな1つのポイントなのかなと思いますね。
First Resonanceとも違うという風にお話しされてたんですけど、もう少し細かく伺ってもいいですか?
そうですね。First Resonanceは高度な製造であるとか、航空宇宙とか代替エネルギーとかの工場運用ということで、ある意味競合になっているところだったりします。同じ点としては、製造トレーサビリティとか作業指示、品質、あるいは在庫とかITAR対応ってところはEpsilon 3と同じような機能を備えていますが、一方でこのFirst Resonanceは工場のOSみたいな色が強くて、ミッション運用とか手順実行よりも製造現場みたいなところを中心にやってきているということで、ちょっと立ち位置が違うというのが1つあったりするのかなと思いますね。
あとはさっき言った100M以上調達しているTulipみたいなところに関しては、元々はここも製造とか物流とか製薬などのフロントラインの運用を主な顧客としていて、デジタル作業指示や、AIでPDFからアプリ化して現場を可視化するみたいなことをやっているノーコードみたいなところですが、割とこの宇宙とか政府特化ではない汎用的なツールではあるので、その分マーケットが広いと思いますが、Epsilon 3とは違うということが言われています。
はい。では参入戦略ということです。最初はですね、宇宙ですと。宇宙全体を変えていくというよりは、ミクロな課題の解決に徹底的にフォーカスして、現場のエンジニアのペインというものを解決していきましたと。MVPは本当にYCの面接の前のわずか3週間で構築して、創業者の個人的なネットワークを活用して、超高速に初期の顧客を開拓していったと言われています。これを最初のフェーズでやっていますと。顧客と一緒に本当にMVPを触りながら、2週間単位のリリースでフィードバックループを回していったという風なことが言われてたりします。
あとは、マクロな機会というところを最終的に狙っていくということもあり、1つの業務のペインの解消からスタートして、徐々に周辺を取り込んで、その先にですね、全社のオペレーションOS、宇宙とかのオペレーションのOSというようなマクロの機会を取りに行くということを今は狙っているということみたいですね。さらにそこから医療とか他の先端の高度な製造とかに行くみたいなところを彼らとしてはやっていると。ただ、最初は本当にペインを見つけてそこから入っていくっていうことをやってたんですね。
なるほど。SpaceX出身の方ってことだったので、Y Combinatorに参加しなくてもなんとかなりそうな気もしなくもないんですけど、参加した理由っていうのはどの辺りなんでしょう?
創業者の方がエンジニア出身ということもあって、ビジネスはそこまでっていうのをご自身で認識されてたのかなと。なので、事業構築とか採用とか資金調達のノウハウを学ぶために入ったという風に言われてます。
YCの期間中も2週間単位でリリースするってすごくSaaS的ではあるんですけど、一方でセキュリティを大事にすると品質というかは問題ないのかとも気になるんですけれども、その辺りも結構やりながら改善していくっていうようなところだったんですか?
みたいですね。YCとかあるいはSpaceXも、その監査を無視するってわけではないですが、そういう素早い動きというところがカルチャーとしてあるので、そのカルチャーに基づいて、割とこの改善のスピードを早くしていくみたいなところをやっていたみたいです。
では起業のプロセスです。Epsilon 3はですね、3人のファウンダーがいるみたいですと。1人がローラさんというCEOの方で、この方がSpaceXご出身ですと。SpaceXでDragonの初期の運用メンバーとして、深いドメイン知識を持っている方でしたと。あとは管制室での過酷な、いろんな体験をしていた、そうした課題をご本人としても感じている方でしたというのがお1人です。
COOとしてはマックスさんという人がいらっしゃって、4回ぐらい起業している連続起業家で、元Googleでテックリードをやっていた方だそうですと。SaaSの事業化とか運営とかをうまくやっていく知見を持ってる方ですと。そしてCTOはアーロンさんという方で、この方も元Googleのエンジニアで、初期のプロダクトをわずかな期間で構築できるような開発力を持つ方だそうです。
ある意味その現場ドメインエキスパートがリードして、汎用的なSaaSの実装力を持つようなチームというものをうまく作って、それが理想的なチーム布陣の1つかなという風に思いますが、そうしたチームアップをすることによって保守的な宇宙という産業の市場を開けることができたんじゃないかと言われてます。
この皆さん方ってどういう風に集まったんですか?
ローラさんが起業を模索していた時期に、ネットワークを通じてマックスさんに出会ったと。そして意気投合して事業企画を練り始めたそうです。
そのローラさんなんですけど、エンジニアだったってことだったんですが、どういうエンジニアだったんですか?
運用のエンジニアだったみたいですね。なのでソフトウェアエンジニアじゃないですと。ただSpaceX時代に社内ツールの開発をリードした経験があるそうでした。
では、初期の歩みというところです。彼らはですね、当初は宇宙機の運用、打ち上げ運用OSというのを想定して作り始めたみたいです。ただ顧客の現実は運用以前にあって、その統合とか試験とかハードウェア開発、こうした領域で強烈なペインを持っていたので、ユースケースを割とその上流にちょっと拡張したというのが、彼女らの最初の仮説の修正だったようですね。
それを元に、超高速のアジャイル開発をしていって、本当にフィードバックを元に反復改善を続けていったと。そしてマイルストーンとしては、軌道上の宇宙飛行士から個人の携帯に直接連絡が来るほど現場からの深い信頼を獲得したというようなことがあったりして、本当に設立1年で結構エンタープライズ顧客にも入ることができたということみたいです。本当にいろんな信頼を得られている方だったみたいですね。
なんかその宇宙飛行士から電話が来るエピソードって結構強いですね。
そうですね。プロダクトの直接的な機能というわけではないとは思うんですけども、創業者が本当に現場のミッションクリティカルな状況を理解していますよという、強力なブランドとか信頼に繋がる話なのかなと思いました。
イテレーションを回す上でフィードバックを集めるのって重要だとは思うんですが、一方でこういう領域だと難しそうな気もしてて、どういう風に集めてたんでしょうか?
そうですね、一般的なSaaSですね。ツール内にコメント機能を実装したりとか、あるいはチェンジログを頻繁に発信して顧客と密にコミュニケーションを取っていたというのは聞いてますと。なので、本当に一般的なSaaSなんだなっていう感じがしますね。
では、続いて彼女たちがどういう風に進んできたのかというところです。2022年の1月、Y Combinatorが終わったところですかね。シード調達2.8Mをやっていたと。初期段階から圧倒的なスピード感というのがあり、それが資金調達に繋がってるのかなと。そして2022年、シードからわずか、2022年の6月ぐらいにLux Capital主導で1500万ドルを調達しているということが言われていたりします。
あとは、NASAとかBlue Originとか、あるいはAxiomとか業界を代表するようなエンタープライズ企業が顧客となっていて、この辺がトラストに繋がっているのかなと。あとエクイティ調達だけではなく、彼らとしてはSBIR、STTRのフェーズのグラントとかを活用して、うまく資金を集めているというのが今の状況ではないかなと思います。
Lux Capitalさんも入ってるってことなんですが、Lux Capitalさんがここを選ばれたとか投資した背景ってあるんでしょうか?
そうですね。Luxは防衛とか宇宙領域とか、いわゆるディープテック系含めて結構強いVCで、このEpsilon 3が解決する課題の大きさと顧客企業からの熱狂的な評価を確認したということで投資判断に至ったみたいです。
そこから調達した資金は何に使われてるんでしょうか?
主にプロダクト開発ですね。新機能の拡充であったりとか、あとはそのためのエンジニアリングチームの拡大採用といったところで今お金を使ってるみたいです。では続いて、日本で同じアイデアを応用するなら、こういうのがあるんじゃないかというのをAIに提案してもらいました。
3つの方向性がありそうですと。1つが宇宙・防衛の試験運用インフラ。日本の防衛とか宇宙開発の統合試験をしていく。市場は日本だけだとやっぱ狭いですが、ペインはあるでしょう、予算は存在するでしょうということで、ここから入っていくのはどうかっていうのが1つの案ですと。
あとはもう1つは、どちらかというと日本の強みである精密機器とか、高度な製造業向けに匠の技のデジタル化とか、あるいは既存のExcelとかPDFの手順をAIで取り込んで、製造から品質管理のワークフローを束ねるみたいなことをやっていくというのが1つの案。
そして3つ目が、今Epsilon 3が最終的に狙おうとしている医療とかバイオとかエネルギーとか、いわゆる宇宙ではない規制産業特有の、手順の厳格な管理が必要なところであるとか、監査というところがあるところに特化してやっていくのはどうかというところですね。特に安全保障とかコンプライアンス要件をがっちりと対応して、そこをモートにした戦略というのはどうでしょうというのが1つ言われています。
いわゆる真似するとしたら、最初から全社OSを狙わずに、特定のペインの深い単一業務から入って、徐々に既存のレガシー産業をAIで変換して移行コストを下げてとか、そして徐々に周辺に拡張していくことは学べるんじゃないかなっていう風に思う、そこはAIも言ってますが、実際にこちらとしても思えるんじゃないかなと思いますと。
その最初から全社OSを狙わない理由はどの辺りなんでしょうか?
やはり現場の導入ハードルが高くなりすぎるというところがあるのかなと思います。システム部門全部変えていくとなると、すごい長い稟議とかが必要になってきますし、PMFもそのせいで遅れてしまうとか、エンタープライズ営業あるあるだとは思いますけれども、そこの時間がかかることによって検証が遅れてしまうみたいなことがあるので、全社OSっていうのは結構難しいんじゃないかっていうのが1個の理由かなと思いますね。
では、最後にまとめに入りたいと思います。このスタートアップは壮大なビジョンですね、宇宙とか、その先の高度な規制産業みたいなところを語りつつ、MVPとか最初の入りは現場が毎日困っている具体的な業務というところから入って大きくしていく、そこの構想を持っているというところかなと思います。
単なるチェックリストから入ってもですね、そこからデータとかシステムを統合すれば、ある意味その宇宙の産業とか、あるいはその産業に欠かせないような実行のエグゼキューションのOS、システム・オブ・エグゼキューションになっていくことができるというような、その構想というところを学べるところかなと。
あとはその深いドメイン知識、現場へのペインの共感というところと、SaaSの実装力みたいな、ここを融合することが、ある意味参入障壁の高い保守的な市場というものをこじ開けていく鍵となっていくのではないかなという風に思いますと。
あとは教訓の3つ目として、セキュリティとか監査。これは非常に重い、避けたくなるような壁ですが、それを面倒なものとして避けるんではなくって、あえて取得して、競合を排除するような強力なモートにしていく。そうした戦略的な姿勢というのも学べるところかなと思います。
まさにStripeが金融という難しいめんどくさい産業に最初に入ることによって大きく拡大したかのようにですね、こうした政府機関のセキュリティ要件とかをうまく使うことができれば、もしかしたらこの領域において先行者利益というものを取っていけるんじゃないかというのが1つ学びとしてはあるのかなと。
なので是非ですね、皆さん自身が熟知する業界で、失敗が許されないけれども、Excelとか紙で運用されている業務というのをリストアップして、そこから手順の実行のMVPというものを構想してみると、そこから入ってウェッジにして、より大きなOSに近いようなレイヤーを取っていくことができるんじゃないかみたいなことを考えてみると面白いかもしれないなと。以上、今日はEpsilon 3を紹介しました。
今日のスタートアップ、聞いていていかがでしたか?
そうですね、SaaSなのはよくあるというか、よく聞く話なんですけど、最初からちょっと重ための領域に行くのっていうのはなかなか難しいと思うんですけど、そこに行くことで逆にセキュリティとか監査の壁っていうのを使ってモートにするっていうのは、面白いとか真似できるようなポイントなのかなと思いました。
そうですね。ここから入って次にどうしていくのか、そこまでの構想をちゃんと持っておかないと、ちっちゃなツールになっちゃう危険性もあるとは思うんですが、とはいえ、この入るっていうのも非常に大事なので、この参入をしていくというところに関してはこのEpsilon 3のやり方は学べるんじゃないかなと思います。
はい。それでは、今日はこちらで終了です。FoundX Review Startup IdeaCastでは今後も皆さんの参考のために最新のスタートアップを紹介していきます。ご興味のある方は是非チャンネル登録をお願いいたします。ではまた次回よろしくお願いします。
今日もありがとうございました。
ありがとうございました。
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