アグラで見たタージマハルと街の裏側:観光、カースト、夜行列車

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概要

インドを旅する投稿者が、タージマハルのある街アグラに滞在し、夜行列車でバラナシへ向かうまでを記録した動画である。投稿者はタージマハルを「インドに来たなら絶対来るべき」と高く評価する。その一方で、ゴミに埋もれた川や、チャイの陶器カップの背景にあるとされるカーストの話など、観光地のすぐ外で目にした光景も伝えている。動画の説明欄では1ルピーを約1.7円としている。

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宿までの移動と、屋上から見えるタージマハル

ホステルへ向かう乗り物は最初200ルピーと言われ、交渉で70ルピーまで下がった。それでも投稿者は「だいぶぼられている」と感じている。宿は2泊で1000円で、バスルームは「まあまあ綺麗」だという。

宿の人から、洗濯物を干している屋上が特別だから見てこいと言われた。上がってみると、真正面にタージマハルが見え、左側には門が見えた。以前泊まったピラミッド近くのホテルも眺めの良さを売りにしていたが、ここも同じタイプの宿だったと投稿者は納得している。

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タージマハルの入場と、建物にまつわる話

入場口は女性専用と男性専用のレーンに分かれていた。投稿者はチケットをネットで買うよう勧めている。タージマハルの敷地と霊廟内部に入る料金は、ネット購入なら合計1250ルピー、現地で買うと合計1500ルピーかかるからだ。

門をくぐると、肉眼では白すぎて「白飛びしている」ように見えるほどの白さだった。水面に映るタージマハルを撮れる場所も見つけている。建物が大きすぎて、セルフィーでは全体が写りきらない。投稿者は、タージマハルの反対側にあるメインロードのような区域だけでも、世界遺産と言われて遜色ないと話す。

建物の来歴については、投稿者が聞いた話として次のように紹介している。1654年に22年かけて完成した。設計した匠は、これ以上美しいものを作らないよう腕を切り落とされた。大理石は各国から最高品質のものを集めた。周囲の塔は、倒れても建物とは反対の外側に倒れるよう設計されている。正面、西、裏と各方向から見比べ、4方向どれも同じ姿に見えるのが美しく、斜めからの角度も格好いいと評している。霊廟内部に入る追加料金は「払う価値は全然ある」という。

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写真をせがまれる日本人と、インド人の撮影スタイル

場内では、なぜかインド人から次々に一緒に写真を撮ってくれと頼まれた。順番待ちができるほどで、投稿者は「ミッキーマウスの気持ち」になったと振り返る。もう一つ投稿者が「インド人あるある」として挙げるのが写真の撮り方だ。わざわざ合成写真のような構図で撮るので、タージマハルより自分の写りの方が大事に見えるという。

結局4時間ほど滞在した。日本の世界遺産とは規模が違いすぎて説明しにくいとしたうえで、感動の大きさはエジプトのピラミッドと同じくらいだと述べ、星5をつけている。

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土産物と食事:ぼったくりとビリヤニ

欲しくもないのに、ミニチュアのタージマハルを買ってしまった。値段は1個20ルピーのものと1個10ルピーのものだった。売り手は最初「20ドル」と言ってきたので、結構ぼられたと投稿者は感じている。それでも、インドの土産は思ったより安く買えるのかもしれないとも話す。

夕食はゴロッとしたマトンが何個か入ったビリヤニだった。米がパラパラで脂の具合も良く、日本で食べるものより美味しいと絶賛している。日本で同じものを食べたら10倍くらいの値段がするだろうという。

アグラを1日歩いた感想は、綺麗とは言い難いが、デリーに比べればずっと綺麗な街というものだった。牛や犬などの動物が多い。また、街中で女の子の姿も見かけ、ようやくインドに来られた気がして嬉しかったと話している。宿ではシャワーの途中で水が完全に止まった。一方で、ほかに客がおらず、実質1人部屋を500円で使えたのは幸運だったという。

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朝のカチョリと猿

翌朝は、インド人が朝によく食べるというカチョリを試した。1個10ルピーで、中に肉が入っていると聞いていたが、実際はほとんど入っていなかった。味は「見た通り」で、特別うまくもまずくもないという評価だ。周辺には猿が「無限に湧いている」状態で、朝焼けのタージマハルと一緒に大量の猿が映っている。

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アグラ城周辺のゴミと衛生状態

世界遺産のアグラ城の周辺を歩くと、ゴミの上にゴミが重なって川をせき止めていた。投稿者はこれを「ゴミミルフィーユ」と呼んでいる。この一帯は人々が用を足す場所になっているらしく、人の排泄物をリスが食べている光景もあった。投稿者自身も靴に踏んでしまい、「最悪」と漏らしている。

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チャイの陶器カップとカースト

チャイを頼むと素焼きの陶器で出てきて、1回使ったらその辺に捨てるよう言われた。投稿者は「完全に反SDGs」で、日本がどれだけ頑張っても環境破壊は止められないと冗談まじりに語る。チャイは何杯飲んでもどこでも同じ味で、午後の紅茶を濃くしたような美味しさだという。ただ、陶器は口の中でたまにガリッとするし、どう考えても陶器の方が不衛生なので、紙コップを選べるなら紙コップを勧めている。

この陶器について、ネット上では「一度きりで捨てられるのに丹精込めて作られるなんて素敵だ」と語る人がいる。投稿者はこれを「脳みそがお花畑」な話だと切り捨てる。インド人に聞いたところ、自分よりカーストの低い人が使ったコップは洗っても使いたくないから使い捨てにしている、という答えだったからだ。投稿者はこれを「インドのリアル」として紹介している。

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バラック小屋と「人間以下」という言葉

観光地から少し離れると、バラック小屋のような家が並んでいた。投稿者は、カーストで下と言われる人たちの家だろうと推測している。住人に食べ物を渡すと「美味しい」「グッド」と返ってきた。

食堂の店主は、ある人について、インドで一番身分が低く「人間以下」だと語った。投稿者は「ちょっとかわいそう」だが自分にはどうしようもできない、とだけ述べている。この食堂ではこねた生地を窯に貼り付けて焼く様子も撮影した。定食のプレートは60ルピーで、旅でいちばん安かった。どれもうまくもまずくもないが、腹を満たすには十分でコスパが良いという評価だ。

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配車アプリとレッドフォート

移動について投稿者は、配車アプリならUberより、インド専用のOlaを使う方が安いと勧めている。客引きは「マジで鬱陶しい」という。

レッドフォート(アグラ城)の入場料は外国人600ルピーで、インド人は50ルピー台で入れると投稿者は話し、「とんでもない値段設定」だと驚いている。城からはタージマハルが美しく見える。タージマハルを造らせたシャー・ジャハーンは息子に嫌われ、この城に幽閉されていたという。それでも評価は星2で、「行く価値はない」と断じる。お金と時間が有り余っているなら行ってもいいが、やり直せるなら高くてもタージマハルに2回行く、世界遺産だがおすすめはしない、という結論だった。

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バラナシ行き夜行列車へ駆け込む

タージマハル最寄りのアグラ・フォート駅で、バラナシ行きの夜行列車のチケットを買った。460ルピーで所要14時間、エアコンも扇風機もドアもない最安の席だという。予定を立てられない性格なので、当日の便ではなく翌日の便になった。

当日は駅を間違え、発車まで15分しかない状況に陥った。駅が巨大でホームも分からず、急いで駆けつけたが、列車は時間通りに来なかった。投稿者はこれを「インド仕様」と受け止めている。どこでも寝られるインド人の精神力の強さは見習いたいとも語る。チケットに何が書いてあるかも分からないまま、「スリーパー」と書かれた車両に乗り込んだ。

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スリーパークラスの乗り心地

乗ってみると、思ったよりしんどくなかった。夜は涼しく、扇風機もあり、人もそれほど多くなかったからだ。ただ、走っている地域のせいかトイレが近いせいか、ずっと臭いがしていたという。

座席は3段ベッドで、真ん中と上の段は起こしたり収納したりできる。長さは180センチほどで、投稿者は足が少しはみ出るが、普通の人なら快適に過ごせると見ている。シートは日本の基準なら汚い方だが、気にならない程度だった。トイレは臭いものの、思ったほどではない。コンセントが使え、車内販売も充実していて、チャイやレモンティーを売りに来る人もいる。投稿者は列車の長さを「1キロぐらいあるんちゃう」と見積もっている。エアコン付きの寝台車両の前を通ったときは、その涼しさに感動していた。

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16時間を終えて

列車は遅れ、結局合計16時間乗っていた。それでも投稿者は、天気が良かったこと、周りの乗客が良かったことなど条件が重なり、スリーパーでも快適に過ごせたと振り返る。この程度ならわざわざファーストクラスを取る気にはならないとしながらも、せっかくなので次は乗れるものならファーストクラスにも乗ってみたいと話し、バラナシのホテルへ向かった。