「SaaS is dead」は本当か:転職系YouTuberが語る、AIエージェント時代のSaaS業界と営業職の行方
転職のサラタメさん「AIによってSaaSは死ぬ」という言説が、メディアやSNSで広がっている。転職情報を発信するこのチャンネルにも「SaaS業界に転職して大丈夫か」という心配のコメントが届くようになったという。話者は5年ほど前からSaaS業界への転職を勧めてきた立場から、この問いに答える。結論は「SaaSは死なない。弱肉強食になるだけ」である。そのうえで、AI時代にSaaSへ転職するなら知っておくべき4つのポイントとして、株価、AIエージェントの影響、勝ち組の条件、営業職の変化を解説している。
「SaaS is dead」はどこから来たのか
話者によれば、「SaaS is dead」と言われ始めたのは2024年11月から12月頃である。MicrosoftのCEOであるサティア・ナデラ氏の発言がきっかけだった。ただ、ナデラ氏自身は「SaaSは死ぬ」と言ったわけではない。話者の理解では、ナデラ氏の趣旨は「現在は期待が集まりすぎているSaaSも、AIエージェントによって今後は評価が少し下がるだろう」というものだった。それを各種メディアが「SaaS is dead」というキャッチーな見出しにして広めた、と話者は見ている。
話者は、「SaaS is dead」を見出しにした記事でも、最後まで読むと「こういう展開になれば死ぬ」「こういうSaaSに限っては危ない」といった条件付きの議論になっていることが多いと指摘する。本気で「SaaSはすべて死ぬ」と言っているメディアはほぼない、というのが話者の認識である。
話者は自分の立場についても率直に語っている。自分はSaaS企業の経営者でもサービス提供者でもなく、ただのYouTuberなので、SaaSが死んでも困らない。むしろ「次はこの業界だ」という新しいネタを発信できる方がありがたく、5年もSaaSの話を続けてきたので自分でも飽きている、とまで言う。それでも、普通に考えればSaaSは死なないと思う。これが話者の出発点である。
結論:SaaSは死なず、弱肉強食が加速する
話者は、SaaSが難しい局面にあることは認める。ただし起きているのは「SaaSの死」ではなく「弱肉強食」だという。強い企業はAIを活用してさらに伸び、弱い企業は駆逐される。話者はこれを2年前から動画で言い続けてきたと強調する。SaaSならどこでもよいわけではなく、弱いところはすぐ死ぬ。その流れがAIによって加速するだけ、という整理である。
話者の見立てでは、強いのは「マストハブ(must have)」のSaaS、つまりなければ困るSaaSである。具体的には、お金周りや人事周りといった基幹データを持つSaaSと、法規制に深く関わるSaaSを挙げる。反対に「ナイストゥハブ(nice to have)」、あれば便利だがなくてもそれほど困らない浅いSaaSは駆逐されていくと見る。最も危ないのはBIツール系で、チャットツール系、タスク管理系、営業ツール系、マーケティングツール系もうまくやらないと厳しい、というのが話者の予想である。
この話を誰に伝えたいのか
話者は「SaaS is dead」という議論そのものを否定していない。面白い話題であり、盛り上がるのはかまわないという立場だ。話者が危険視しているのは、SaaSへの転職を考えていて内定の可能性もある人が、この言説を聞いて尻込みしてしまうことである。転職は人生を左右する意思決定であり、そこで立ち止まれば「あの時動いておけばよかった」と後悔することになる、と話者は言う。
特に話者が気にしているのは内定の取りやすさである。まだ採用難易度は上がっていないが、今後上がる可能性があると話者は見ている。この懸念は以前から言われ続けてきた一方で、業績が伸びているため採用の間口は広いままだった。それでも話者は、インサイドセールスのポテンシャル採用は今後閉じていくのではないかと予想する。だから「SaaSが死ぬかどうか」より「SaaS業界の内定を取れるかどうか」を心配する方が本質的だ、というのが話者の主張である。
話者がSaaS業界を勧めてきた理由
話者が主な対象として想定しているのは、このチャンネルの視聴者に多い営業職志望の人である。話者によれば、SaaS業界の魅力は総合的なバランスの良さにある。採用間口が広く、ワークライフバランスが良く、年収レンジが高めで、本質的な営業スキルが身につく。
採用間口については、法人営業の経験が少しでもあれば内定のチャンスがあり、ポテンシャル次第では個人向けの接客業出身者でも内定を取れるパターンがあると話者は説明する。ワークライフバランスについては、成長業界でありながら残業時間は大半の人が月20時間未満に収まっているという。年収は、一般社員で500万〜700万円程度、管理職として出世していくと800万〜1,000万円超が見えてくる水準だと話者は紹介する。年収だけを上げたいならコンサル業界、M&A業界、キーエンスのような高単価商材のメーカーの方がよいが、一般的に幸せに生きるならSaaSの年収は「ちょうどいい」というのが話者の評価である。これだけ総合的に良い業界はほかになかなかない。だから自分はSaaSの話ばかりしてしまう、と話者は言う。
不安の対象は業界ではなく「自分」
話者が今回最も伝えたいのは、4つ目の魅力である「本質的な営業スキル」についてだ。話者は、いくら「SaaSは死なない」と言っても、根本的な不安は消えないだろうと考える。そうした人が本当に不安に思っているのは業界の行く末ではなく、自分自身である。自分への不安が形を変えて「SaaS業界に行って大丈夫か」という不安になっている、というのが話者の分析である。
そういう人に大丈夫だと言っても、「でも10年後に万が一死ぬ可能性もあるでしょう」となる。話者はそれ自体は正しいと認める。地球上のすべての企業がそうであり、今AI業界で勢いのあるChatGPTのOpenAIですら10年後どうなっているかは分からない。大事なのは、普通に進めばこうなるというメインシナリオを予測しておくことだ。万が一のリスクも考えておくが、そこに執着しすぎると意思決定がぶれる、と話者は言う。
そのうえで話者は、「SaaSの死は、あなたのキャリアの死ではない」と強調する。SaaSが死んでも問題ないくらい、ビジネスパーソンとしての価値を高めることが大事で、営業職なら本質的な営業スキルを身につけることが何より重要だ。SaaS業界は企業間の競争が厳しくなるため、働く人に高いレベルが求められる。だからこそ鍛えられる、というのが話者の論理である。仮にSaaSが死んだとしても、それはどこか別の領域が伸びているということなので、身につけたスキルを持ってそちらへ転職すればいい、と話者は述べる。
話者によれば、SaaSの仕事の難しさは外部にはあまり伝わっていない。現役社員への取材を重ねている話者は、仕事が厳しいのはAI時代に始まった話ではなく、2〜3年前からずっとそうだと言う。この具体的な中身は、後半の4つ目のポイントで詳しく語られる。
ポイント1:株価フィーバーは一旦終了
ここから話者は、AI時代にSaaSへ転職するなら知っておくべき4つのポイントに移る。1つ目は、SaaS企業の売上は伸び続けているが、株価は下がっているという事実である。
話者の説明では、SaaSの株価はこれまで上がりすぎていた。SaaSの成長率を超える業界がなかなかなかったため、大きな投資マネーがSaaSに集まり続けていた。しかし今はAIという新しいトレンドがあり、資金がそちらに分散している。その結果、SaaSの株価は是正されていく、と話者は見る。
具体例として話者はSalesforceを挙げる。株価は2025年1月頃がピークで、そこからじわじわ下がり続けている。一方で売上は伸びている。ただし以前ほどの成長率はない。投資家にとっては「成長しているが大きな期待はできない」銘柄になり、成長業界から成熟業界へ移ったと見られている。そこにAIエージェントの登場が重なった。
話者の説明によると、AIエージェントとはChatGPTやGeminiのようにチャットで依頼して返答を受け取るのではなく、自律的に動くAIである。2025年1月頃にOpenAIが「Operator」を出し、メディアで「AIエージェント元年」と言われるようになった。自分で動くAIならSaaSのようなITサービスも作ってしまえるのではないか。人間の操作を前提に作られたSaaSではなく、AIエージェントが操作することを前提としたSaaSが必要になるのではないか。こうした不安が、2025年からのSalesforceの株価下落につながったと話者は説明する。
日本の大手SaaSにも波及した下落
2026年になると、この流れは日本の大手SaaSにも波及したと話者は言う。ラクス、Sansan、freeeといった日本を代表するSaaS企業の株価が軒並み10〜15%ほど下がった。しかし売上は好調で、話者の示した数字では、ラクスとSansanは約25%増、freeeは約30%伸びている。アメリカのSalesforceやAdobeのような大手は成長率が鈍化しているが、日本のSaaSは実際にはそれほど鈍化していない、と話者は指摘する。
それでも株価が下がった理由を、話者は2つ挙げる。1つは、SaaSの先進国であるアメリカがたどった道を日本もたどり、成長が鈍化して成熟業界になるだろうという予測である。もう1つはAIエージェントの影響だ。2026年にはClaudeのCoworkやClaude Codeが登場した。話者自身も使っており、「プログラミングの"プ"の字も知らない」自分でも簡単な効率化ツールを作れたという。例えば、会議を録画しておけば、会議終了後に自動で議事録を作り、自分がやるべきタスクをSlackに送ってくれるツールである。X上でも「こんなものを作れた」という投稿が盛り上がり、その中には「これはSansanでは」「これはfreeeでは」と思えるものもあった。この懸念が株価下落につながったと話者は見ている。
株価の今後について、話者は、PER(株価収益率)で表される期待値が高すぎたため、適正な水準に落ち着き、そこで下げ止まると予想する。売上と利益はしっかり出ているからだ。ただし回復には時間がかかり、早くても1〜2年はかかるのではないかという。回復のシナリオとして話者が考えているのは、強いSaaS企業がAIを十分に活用し、投資家が「SaaS対AIだと思っていたが、このSaaSはAIをかなり活用しているからAI銘柄だ」と気づいて、再び資金が集まる展開である。
株価と転職先選びは別の物差し
話者は、株価の下落は良い話ではないとしつつ、転職先選びにとって致命的ではないと強調する。投資と転職では判断基準が異なるからだ。
投資なら分散できるし、お金を入れるだけで済む。値動きの激しいAI銘柄に分散投資し、1〜2社でも30倍、40倍になれば御の字、という考え方は投資としては合理的だと話者は言う。しかし働く場合は、1社だけに「身を投じる」ことになる。だから大事なのは、ビジネスモデルと社内の仕組みが安定し、売上と利益が安定していること、そしてそこで働くことでスキルアップでき、仮にその会社がなくなってもスキルを次に活かせることだ、と話者は説明する。株価が大きく伸びているかどうかは参考程度にすればよい、というのが話者の立場である。
ポイント2:逃れられないAIエージェントの3つの影響
2つ目のポイントとして、話者はAIエージェントの登場によってSaaSが直面する3つの問題を挙げる。前提として、この影響はどのSaaSも受ける。ただし勝ち組SaaSにとっては解決可能な課題であり、負け組SaaSにとっては致命傷となって、じわじわ死んでいく。これが話者の整理である。
1つ目は「自分たちで作れそう問題」だ。AIエージェントがプログラマーやエンジニアのように動くなら、SaaSを使わず自社で作ればいいのではないか、という懸念である。
2つ目は「UI(操作画面)が無意味になりそう問題」だ。SaaS企業はこれまで、人間にとって使いやすい操作画面づくりに命をかけてきた。しかしAIエージェントがSaaSを操作する時代になれば、それは不要になるのではないか。話者は営業支援SaaSを例に挙げる。これまでは営業日報を各営業担当者が入力していた。近い将来は、社員の録音やGPSによる行動記録をもとに、AIエージェントが自動で報告書を入力するようになるかもしれない。そうなれば人間にとっての使いやすさは不要になり、顧客はそこに高いお金を払いたくなくなる。
3つ目は「席数課金が減りそう問題」だ。SaaSは基本的に1人あたり月額で課金されており、営業担当者が100人いれば100人分を請求する。しかしログインする人数が減れば売上も減る。話者はその理由を2つ挙げる。1つは、AIによる業務効率化で働く人自体が減ること。もう1つは、AIエージェントがまとめて入力するなら、営業担当者が100人いてもAIエージェント1つ分のアカウントで足りてしまうことだ。
ポイント3:勝ち組は「深いSaaS」だけ
3つ目のポイントは、勝ち組になるのは深いSaaSだけ、という話である。話者の結論は、今まで強かったところが引き続き強い、というものだ。ラクス、Sansan、freee、SmartHR、LayerXといった企業は、AIエージェントによる課題も解決し、これまで以上に業績を伸ばす未来が見えると話者は言う。
一方で弱いのは、単機能の便利ツールである。話者は、名指しはかわいそうだとしつつ、公開情報を収集して分析するだけのBIツール系SaaSは、AIがなかった時代には便利だったが、今後は大きく駆逐されるだろうと予想する。チャットツール系、タスク管理系、機能の少ない営業ツール系やマーケティングツール系も、総合的な強みやデータ蓄積の強みがなければ厳しいという。
話者によれば、深いSaaSの特徴は、そのまま「内製できない理由」でもある。SaaSにとって最も怖いのは、AIエージェントのおかげで顧客が自社で簡単に作れてしまうことだ。しかし「深いデータ(基幹データ)を握っている」ことと「法規制に深く関わる」ことの2つがあれば、顧客は作れない。作ろうとすれば、SaaSを使うよりコストが跳ね上がる。
深いデータがAI時代の強みになる理由
深いデータについて、話者はSmartHRは雇用や人事周り、Sansanはほかがどこも集めていない名刺データ、freeeとLayerXはお金周りのデータを持っていると説明する。深いデータとは、100%の正確性と万全のセキュリティが求められるセンシティブなデータのことだ。それを構造化された形で保管しており、しかも1社分ではなく複数の顧客のデータを持っている。そのため、「このように保存・活用すると業務を効率化できる」という知見も導き出せる、と話者は言う。
AI時代には、このデータがAIに食べさせる「餌」になる、と話者は述べる。AIはパソコンのようなインフラであり、パソコンを持っていること自体は強みにならず、中に何が入っているかが大事だ。AIを活用するには、大量で、かつAIに読み込ませやすいデータが必要になる。例えばSmartHRなら、人事データをAIに与えて人事業務を効率化したり、売上アップにつながる提案をしたりできるようになる、と話者は見ている。技術力のある外資系AI企業でも、このデータは持っていないので追いつけない。こうしたデータは一朝一夕に集められず、歴史と信頼が重要になるため、新興企業や外資企業も入り込みにくいという。
話者はさらに、深いデータを複数持つとより強くなると補足する。人事データなら給与だけでなく、人事評価や組織図の変遷まで持つ。人事データに経費精算のデータを組み合わせ、お金周りにも領域を広げる。そうすれば組み合わせたサービスを提供できる。今の強いSaaS企業がマルチプロダクト化を進めてサービスを増やしているのはデータを集めに行っているからであり、今後はM&Aもかなり積極的になるだろう、と話者は予想する。
法規制に関わることも内製を難しくする
深いSaaSのもう1つの条件は、法規制に深く関わることである。SmartHRは雇用周りの規制に、freee、ラクス、LayerXは電子帳簿保存法やインボイス制度などお金周りの規制に関わる。話者はバーティカルSaaSも今後強いと見ており、建設業界特化のANDPADやスパイダープラス、介護業界特化のカイポケを例に挙げる。建設業界には特有の法律があり、介護業界には介護保険法や法定帳票がある。AI時代が来ても、後発企業が逆転するのは難しいという。
話者は、深いデータと法規制という2つの条件があると顧客が自社で作れない仕組みを、お金周りの例で説明する。請求書や経費精算のサービスを自社で作ろうとしても、センシティブなデータ自体は社内にあるかもしれないが、構造化されておらず、複数社のデータもない。一旦は作れても、そこから改善していくのが難しい。さらに、インボイス制度のように法規制はどんどん変わる。そのたびに改修するにはITエンジニアを自社で抱える必要が出てくる。結果として、SaaSに払うより高くつく。話者はここがクリティカルなポイントだと強調する。
勝ち組SaaSは残り2つの問題をどう乗り越えるか
「作れそう問題」が解決できれば、残り2つの問題もあまり影響しない、と話者は言う。UIについては、そもそもデータを握っていることが強みなので、顧客は簡単に乗り換えられない。強いSaaSは今後、AIエージェントが使いやすいUIに変えていくだけだという。
席数課金についても、話者は影響は小さいと見る。顧客が自社で作れないなら、強気で交渉できるからだ。話者があり得るパターンとして挙げるのは、AIを活用したサービスに生まれ変わる際に、席数課金から従量課金に切り替えることである。現在もAIサービスの多くは、使ったクレジット分を請求する方式になっている。SaaSもそうなれば、顧客が払う額は席数課金の時代より増え、SaaS企業の売上はむしろ上がる可能性すらある、と話者は述べる。
交渉の材料について、話者は2つの形を想定する。1つは「値上げが嫌なら内製しますか。ITエンジニアを雇ってずっとメンテナンスしてもらう方が高くつきますよ」という交渉である。もう1つは、データとAIを組み合わせた強力なサービスによる交渉だ。話者は例として、SmartHRが「当社のAIサービスを使えば総務のメンバーは半分で済むので、人件費を含めたトータルでは安くなる」と提案できるようになる、というシナリオを語る。営業ツールやマーケティングツールでも、AIをうまく活用して売上に直結するサービスが出てくれば、「請求額は増えたが、御社の売上は上がっている」という交渉ができる。だから席数課金が減ること自体はあまり関係がない、というのが話者の結論である。
ポイント4:営業職のコンサル化が加速する
最後のポイントは、営業職の仕事が高度化し、コンサル化していくという話である。話者によれば、SaaS業界が弱肉強食になる中で圧倒的なポジションを築くには、プロダクトだけでなく「人込み」で勝負する時代になる。長期的には、深いSaaSであるうえに、依頼すれば優秀な人も派遣してくれる、というサービス提供になるだろうと話者は予想する。その根拠として話者は、SmartHRの社長がインタビューで、今後はSaaSだけでなくコンサルティング領域に侵食していくべきだと語っていたことを挙げる。まだ仮説として語られている段階だが、社内ではコンサル領域もやっていこうという話になっているはずだ、と話者は推測している。
ただし話者は、これもAI時代に始まったことではなく、2〜3年前からそうなっていると繰り返す。インサイドセールス(IS)では、大量にアポを取ればよかった時代は4〜5年前に終わっているという。今はAIを使って顧客を濃密にリサーチし、フィールドセールスに単にアポを渡すのではなく、顧客自身が気づいていない課題に気づかせ、「このサービスに乗らないとまずい」と思わせるところまで求められる。ほぼクロージングまで担う仕事になっている、と話者は説明する。
話者はさらに細かく分けて、インバウンド対応(話者の言うSDR)は高度化する一方、アウトバウンド、つまり外部に次々と電話をかける飛び込み型の営業は、社内の人材でやらなくなる可能性があると見る。作業的で付加価値が低いため、AIエージェントで自動化するか、営業代行会社に外部委託するようになるという。話者は、後者はすでに大手SaaSで見られる動きだと述べる。セミナーやタクシー広告などのマーケティング経由で問い合わせてきた顧客は取りこぼせないため、社内で鍛えた人材が対応する。その結果、これまでアウトバウンドで新規開拓する人材として行われてきたISのポテンシャル採用が絞られる可能性がある、と話者は補足する。
フィールドセールスとカスタマーサクセスの変化
フィールドセールス(FS)について、話者は、かつてはデモ画面を見せて「こんなことができます」と説明するだけの営業もいたが、今は大きく高度化していると言う。顧客の社内政治を突破するレベルが必要で、稟議書を顧客と一緒に作るのは当たり前、キーマンを特定して攻略していく仕事になっている。そこには接待や会食のような泥臭い仕事も多い。SaaSの営業はずっと社内にいるスマートな仕事だと誤解されがちだが、実際には接待で関係を深めてから攻略するような「ザ・法人営業」もやっている、と話者は指摘する。その泥臭い力量が今後さらに求められるという。
カスタマーサクセス(CS)も、問い合わせに対応するヘルプデスクではなく、SaaSを使って顧客の業務を変革していくコンサル的な仕事になっていく。話者によれば、現在コンサルレベルの仕事ができているのは、大手企業の中でもさらに大手の顧客を担当するCSに限られるようだが、今後はこれが広がっていく。SaaSとコンサルの領域が一部重なってくるほど高度化する、と話者は見ている。
話者は、こうした泥臭い仕事はなかなかAIにはできないので、SaaSもSaaSの営業も死なないと言う。一方で、それは単に良い話ではなく、仕事はかなり難しくなる。年収が平均より高く成長業界と言われる領域で働く以上、AIも活用しながら仕事は高度化し、「脳みそに汗をかいて」働かなければじわじわ落ちていく、と話者は述べる。
結論:SaaSの死は、あなたのキャリアの死ではない
最後に話者は全体を振り返る。SaaSは死なず、弱肉強食になるだけで、それは2年前から変わらない。株価フィーバーは一旦終わり、AIエージェントの3つの影響からは逃れられないが、勝ち組である深いSaaSは対策できる。営業の仕事はコンサル化していく。
そのうえで、一番伝えたいのは冒頭と同じく「SaaSの死はあなたのキャリアの死ではない」ということだと話者は言う。今日挙げたような浅いSaaSに在籍している人にとっても、その企業の死はキャリアの死ではない。大事なのは、所属企業がどうなっても関係ないくらい自分の価値を高めることであり、営業職なら本質的な営業スキルを身につけることだ。SaaS業界は、しっかり働けばそれが身につく業界だと話者は言う。万が一SaaSが死んでも、それは別のどこかが伸びているということであり、新しく伸びる領域では必ず営業担当者が必要になる。
「営業すら要らなくなる世界が来るかもしれない」と心配する人に対して、話者は、ネガティブな妄想を膨らませるより働いてほしいと答える。本質的な営業スキルを持つ営業担当者が不要になるなら、ほぼ全員が不要になり、SaaS業界どうこうの話ではなくなる。そのときには転職情報をYouTubeで解説している自分のような存在が真っ先に消えるので、「みんなで仲良く山奥で農業でもしましょう」と話者は冗談めかして語る。
話者が改めて呼びかけるのは、転職するつもりがあり内定の可能性もある人、特に営業職志望の人である。SaaSは死なないが、採用難易度は急に上がる可能性がある。話者はISのポテンシャル採用の縮小がいつか来ると思って取材を続けてきたが、意外にもまだ来ていない。それでも、そろそろ大きな波が来てもおかしくない、というのが話者の見立てである。「SaaS is dead」が怖いというだけで尻込みすれば機会損失になる。これが、動画を通じて話者が伝えようとしたことである。
SaaS is dead。AIによってSaaSは死ぬと最近よく言われますよね。さでございます。いろんなメディア、SNSで言われまくってます。確かに面白いと思います。ずっと絶好調だったあのSaaS業界が崩壊するというその下剋上的展開は面白いと思います。メディアとしてもバズりやすいですし、見る側としても見ちゃいますよね。私もついつい見てしまいます。
どんな情報が、SaaS is deadっていう情報がですね、各所で言われ出しているので、私のYouTube動画のコメント欄にですね、心配のコメントが届くわけですね。実際どうなの?SaaS業界転職して大丈夫?と。私もSaaS業界への転職をおすすめしてきたので、そんなコメントが届いてきます。私からするとですね、いやいや言ってきたやんと、言うまでもなくないと思っちゃってるところあるんですが、なかなかですね、私の伝えたいこと伝わりきってないなと思いますので、動画にさせていただきます。
結論、死なないです。死なないというか、なくない普通に、と思っているところでございます。だって今までこんだけ注目されて、もうずるいぐらいにサブスク収益で儲かりまくっている、安定的に儲かってきて、それで死んだらね、さすがにおもろいなと思いますけども。前提そうなんですね。
私としてはぶっちゃけちょっと大きい声で言えないんですけども、SaaSが死んでも別にっちゃいいですよね。ただのYouTuberなんで。確かにですね、こんな動画でもSaaS業界転職完全ガイドみたいな、SaaS転職おすすめだし、転職する方法を全部教えますよみたいな動画も作ってきました。先月もですね、SmartHR、SaaS業界のもう代表格ですよね。SmartHRめっちゃおすすめですよみたいな動画も確かに作ってきました。これらの動画もめっちゃおすすめなんで、ぜひ概要欄から見てくださいという、そんな話じゃないんですけども、そんな動画作ってきましたけど、別にSaaSの企業の経営者でもないし、SaaSのサービスを何かやってるわけじゃないんで。
そうなんですよね。むしろ、こんなことは大きい声で言えないんですけど、むしろ死んでもいいんじゃないかという。死んだ方が面白いまでありますよね。YouTuberですから。私としてはSaaS業界の次はこっちなんだみたいな情報発信したいですよ。いつまでSaaS業界の話してんのって、もう私5年前ぐらいからずっとSaaSおすすめだよっていう話してるんで、もうそろそろ私が飽きてます。そろそろ次の話したいんですよ。その次のネタがある方がありがたいんですけども、でも普通に死ななくない?と思っています。
詳細に言えば、SaaSが難局であること、難しい場面であることは間違いないと思うんですが、SaaS is deadはまあまあまあないなと。SaaS is 弱肉強食だと。強いところはAIによってさらに伸びていく。弱いところは駆逐されていくって、もうそれだけなんですよね。ただこれって私いろんな動画でも2年前からずっと言ってることなんですよ。SaaSみんながいいんじゃなくて、弱肉強食で強いところは伸びるけど弱いところは結構すぐ死ぬよみたいな話はしてきたんですよ。その流れがAIによってただ加速するだけっていう話なんです。
で、弱肉強食って言うなら強いのどこなのかって言うと、これも今まで話してきた内容と一緒なんですけども、マストハブのSaaSですね、なければやばいっていう、これも後ほど詳細に解説しますが、深いデータ、基幹データ、お金周り、人事周りのデータを持っているようなSaaSは強いですよ。あと法規制に関わるところですよね。ここら辺、深いデータ、法規制に深く関わるみたいな、こういう深いSaaSは強くて、浅いSaaSですね。マストハブに対してナイストゥハブ、あれば便利みたいな風に表現されます。あれば便利ってことは、なくてもそんな困らないということになってしまうので、こういうSaaSはですね、駆逐されていくだろうなと。一番やばいのはBIツール系でしょうね。あとやばそうなのはチャットツール系とかタスク管理系、営業ツール、マーケティングツール系とかはうまいことやらないと厳しいだろうなと思っています。それ以外はね、なかなか死なないですよね。
そもそもなんすけど、このSaaS is deadって言われることの発端ってかなり前なんですよ。24年11月、12月頃にサティア・ナデラっていうMicrosoftのCEOの方、すごい賢い方がですね、言ったんですよ。ただこの人もSaaS is deadって言ったわけではなく、SaaSちょっと厳しくなるよねと。今も絶好調すぎ、期待が集まりすぎているSaaSだけども、AIエージェントによってこれからは評価がちょっと下がるだろうみたいな話をしたのを、各種メディアがですね、サティア・ナデラが言ったぞみたいな感じで、キャッチーなSaaS is deadみたいなタイトルをして盛り上がってるみたいな感じなんですよ。しかもSaaS is deadってそのタイトルになってる記事もよく読むとSaaS is deadって言ってないですからね。そういう発信を最後まで見ると、結局最後の最後ら辺には、もしこういう展開になればデッドだな、死ぬよとか、こういうSaaSに限るとやばいよみたいな条件付きの話をしていったりするんで、なんか本気でSaaSはみんな死ぬよって言及しているメディアってほぼないなと。
なので、なんで皆さん不安になるんだろうっていう感じはあるんですが、私が誰に伝えたいかって、SaaS is deadみたいな言及も面白いんで、全然言ってもいいんじゃないかなと私は思ってるんですが、私がその危険だなと思っているのは、SaaSに転職しようと思っていて、内定の可能性もあるような人が尻込みしてしまうっていうのは割とシンプルに機会損失になる、後で後悔する展開になりそうなんで、そこだけは気をつけた方がいいよということをお伝えしたいと思っています。そうですね。逆に興味ない人、SaaS転職に興味ない人とか、内定可能性が特にない、内定可能性0の人とか、SaaSやばくねえってただ楽しく盛り上がりたい人、そういう人たちは別に言ってもいいんじゃないかなと思うんですが、ただ転職ってやっぱりなんだかんだ人生の一大イベント、人生に関わる意思決定だと思うんで、そこの大事な意思決定をする人には本気で伝えておきたいなと思いました。
SaaS is deadってよく聞くと思うんすけど、それが怖いかも、どうしようみたいなそんな気持ちだけで立ち止まって尻込みしてると普通に後悔することになるんで、あの時動いておけばよかったってなると思います。というのも内定難易度に関してはこれから上がっていく可能性あると思うんですよね。なのでSaaSが死ぬかどうかっていう心配よりも、SaaS業界の内定を取れるかどうかっていうことを心配する方が本質的だなという風に思います。
なので私がお伝えしたいところで言うと、SaaS転職に興味持ってる人、ピンポイントで言うとこのチャンネルの視聴者さんで多いような営業希望の方ですね。SaaS業界ってバランスがいいんですよね。総合的には魅力が高いんで、採用間口広くて、ワークライフバランス良くて、年収レンジ高めで、本質的な営業スキルが身につくっていうこの総合的な魅力を感じていて、これから転職しようかなって思ってる人はSaaS is deadをマジで無視した方がいいですよという話ですね。そうなんですよ。この総合的な魅力が、AI時代に突入しようともですね、なかなかないんですよね。他の業界でこれを大体できる、SaaS業界以外でおすすめできるところがあんまないので、私もSaaS業界の話ばっかりしちゃってるっていう、他ないんかと思いますけどね。
年収に特化するんだったら、年収を上げたいだけだったら、例えばコンサル業界とかM&A業界とか、あと高単価のキーエンスみたいな高価メーカー、高単価の商材を扱うメーカーとかあるんですけど、こんだけ総合的にいいところってなかなかないんですよね。だって採用間口に関しても少しでも法人営業経験があれば内定チャンスありですし、なんならあれですよね、ポテンシャルあればその営業経験なくても個人向けで接客業をやってた方でも内定取れたりするパターンありますからね。この採用間口がなかなかないですし、しかもワークライフバランスがいいと。やっぱり営業の仕事だとハードワークになりがちだったりすると思うんですけど、SaaSって面白いのが、成長業界なのに大体、今ちょっと画面にも出しときますけども、残業時間って20時間未満に大体の人が収まっているっていうところ。
あと年収レンジも高め。めちゃくちゃ高くないんですけどね。本当に年収高めたいんだったらコンサル業界とかM&Aとか行った方がいいんすけども、一般的に幸せに生きるんだったらSaaS業界の年収ちょうどいいなって。一般社員が500から700ぐらいで、マネジメント層で結構出世していくと800から1000万オーバーが見えてくる。ちょうどええなというところの年収。そしてこれですよね。今回ここめちゃくちゃお伝えしたいんですよ。本質的な営業スキルが身につくっていうのはやっぱSaaS業界のおすすめポイントで、だからこそ私がおすすめしてるし、今回の動画も作りたいと思ったんですよ。
これ、本質的な営業スキルさえ身につけば、もうSaaS業界は死なないんですよ。SaaS業界死なないんですけど、SaaS業界死ぬのどうなのみたいなことを心配すること自体いらないんですよ。万々が一死ぬかもしんないですけど、万々が一死んだとて、と私は思ってますし、皆さんにもそう思っていただきたいんですよ。というのもですね、私がいくらSaaS業界死なないよ、SaaSは死なないよって言ったとしても、やっぱ根本の不安って消えないと思うんすよ。で、その私がいくら言っても根本の不安が消えない人って何が不安なのか、何が怖いのかって、実はその不安の対象ってSaaS業界どうなるのではなく自分だと思うんすよね。業界への不安ではなく自分に対する不安が形を変えて、SaaS業界行って大丈夫なのかなみたいな不安に繋がっちゃってるっていうことだと思うんです。
だからそういう人に私がSaaS業界大丈夫ですよって言ったとしても多分、でも万々が一があるよね、10年後万々が一死ぬ可能性もあるでしょうみたいな感じになっちゃうと思います。で、そりゃそうなんですよ。そりゃそうだと思います。地球上の全部の企業がそうです。例えばなんだろう、ChatGPT、今のAI企業でブイブイ言わせているあのChatGPTをやってるOpenAIですら10年後どうなってるかわかんないと言えばそうなんで。その上で言ってるんですよね。やっぱ大事なのってメインシナリオ、普通に行けばこうなるよねっていうところをしっかり予測しておくことであって、万々が一のリスクも考えとくけども、そこに執着しちゃダメなんですよ。万々が一に執着しすぎると意思決定ぶれるんで。
なので私が伝えたいことで言うと、SaaSの死はないんだけども、でももっと伝えたいのは、SaaSの死イコールあなたのキャリアの死ではないっていうその話なんですよね。なのでぜひお伝えしたいところは、SaaSが死んでも問題ないぐらい自分のビジネスパーソンとしての価値を高めるっていうここが大事で、だから営業マンの方で言えば本質的な営業スキルを身につけること、ここが何より大事で、数ある業界の中でSaaS業界ってのはそれができる業界だから私はゴリ推ししてるわけなんですよ。
仕事内容は難しいです。SaaS業界は弱肉強食になっていくんで、SaaS業界の中での企業間での争いが厳しくなるんで、そこで働く人のレベルも高いものが求められます。だから鍛えられるからおすすめなんですよね。で、これって私もうこの転職チャンネルをやるために、現役で働いてる人にもうね、いっつもゴリゴリ取材してるんで分かるんです。もう現役で働いてる人の声を聞いてるんで分かるんですけど、仕事内容は厳しいんですよね。だからそこもあんま伝わってないのかなという風に思います。
例えば今画面に出しときますけど、こんな感じでインサイドセールスも大量にアポ取ればいいっていうわけではなく、ほぼクロージングまで今やらないといけなかったりしますし、フィールドセールスに関してもデモ画面見せながらこういう機能ですよみたいな話だけではなく、本当に社内政治、クライアントの社内政治にまで切り込むみたいなことが求められます。カスタマーサクセスに関しても、なんかヘルプデスク的なお手伝いをするんじゃなく、本当にもうコンサルレベル、業務変革のコンサルみたいなリーダーシップを取る必要があるみたいな。仕事的にハイレベルなんですけど、これAI時代で始まった話ではなく、これも2、3年前からずっとそうなんですよね。で、内部で働いてる人からすると、いや、そりゃそうやんと、SaaSの仕事って結構大変だよということを皆さん分かってると思うんですけど、やっぱ外部の方からはなかなか分からないので。
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ってことでまとめていきますと、まず結論、AIでSaaSは死にませんと。詳細に言うと死ぬところもあるんですが、SaaS is deadではなくシンプルに弱肉強食ですと。強いところはAIを活用してさらに伸びていきますし、しょぼいところは駆逐されると。変更点どこだろうな。AI時代になって変わるところで言うと、採用難易度はまだアップしてないんですけど、今後上がる可能性があると。これもな、ずっと言われてるんですけどね。採用難易度上がるかも上がるかもで。だけどやっぱ業績伸びてるんで採用間口広いまんまっていうのが今続いてるんですが、こっから変わるかもなと。私の読みだと、インサイドセールスでポテンシャル採用みたいなのがずっと続いてたんですけど、これはさすがにどんどん閉じていくんじゃないかなという気はしています。これも詳細で触れていきたいと思います。
なので懸念点はどっちかっていうと、SaaSが死ぬかっていうよりも内定取れるかどうかっていうのが懸念点に引き続きなっていくのかと。とはいえですね、SaaS死ぬっていう人を論破したいわけではなく、全然そういう意見があって面白いなという風に思いますので、ただめちゃくちゃ興味がある、SaaS転職に興味あるし内定可能性もある人が、それをきっかけに、このSaaS is deadをみんな面白って言ってるのを聞いてですね、尻込みしてしまうと、普通に人生におけるなかなかでかい機会損失が生まれちゃう可能性もあるので、その人たちにはSaaS is deadあんま関係ないよというお話を伝えさせていただければと思います。
そういう方はですね、SaaS転職に興味あるよという営業経験者の方はですね、ここら辺の動画見てください。もうすげえいい動画作ってますね。こういうSaaS転職完全ガイドとか、あとこっちはもう消しちゃってるかもしんないですけど、今SmartHR、4月5月ぐらいまでだと思うんですけど、めちゃくちゃ積極採用してるんで、SmartHRの入り方今すごいよみたいな動画作ってるんで、こちら概要欄から見ていただければと思います。
というのが以上なんですが、今の話ってかなりざっくりした話で、まだ理解しきれないというところがあると思います。あとSaaS業界に今から転職する人っていうのは、そのSaaS業界のこれからとAIがどうやって関わっていくのかっていうのはちゃんと理解しといた方がいいかと思いますので、こっからはよりその選考に向けて解像度、皆さんの解像度を上げていきたいというお話ですってことで、こっからはより詳細な話。AI時代にSaaS転職するならここだけは知っといた方がいいよという4つのポイント。株価は一旦落ち着くよと。株価フィーバーは一旦終了するよ。SaaS業界生き残れるんだけども、逃げられないAIエージェントの影響、脅威が3つあるよ。勝ち組SaaSは深いSaaSだけ。営業マンの仕事が高度化する。具体的に言ったらコンサル化していくというこの4つですね。お伝えしていきたいと思います。さらに行きましょう。
ってことで1つ目いきましょう。AI時代にSaaS転職するんだったら最低限知っておくべき懸念点4つのうち1つ目。株価フィーバーは終了するよという話ですね。これ要はですね、SaaS企業って売上は引き続き伸びてるんですけども、株価は落ちてるんですよ。まずこの事実を知っといた方がいいです。株価は落ちてます、売上伸びてますっていうのは頭に入れといてください。
これなんでかって言うと、SaaS業界って今までちょっと株価が上がりすぎていたところはあるんですよね。というのも他に投資する先がないというところですよね。SaaSってずっと成長している。これの成長率を超える業界がなかなかなかったので、結局SaaSに投資するかということで、大きな投資マネーがSaaSにずっと集まってるところはあったんですが、今AIという素晴らしいトレンドがありますんで、そっちにお金が分散している。その結果ですね、SaaSの株価っていうのは是正されると思います。
ただですね、これは頭に入れといて欲しいんですけども、やっぱりその株価っていうのは大事ですけど、転職先選びとして最重要の指標ではない。いい話ではないし、知っておくべきだと思うんですが、転職先選びとして大事なのは、株価が爆伸びしてるかどうかっていうよりも、そのビジネスモデルの安定性の方が働き先としては大事。投資するんだったら株価がどうなるかだけが大事ですけども、働く上ではビジネスモデルの安定性が大事ですよというお話をさせていただきたいと思います。この株価を回復させるのはですね、結構時間かかるかなという風に思います。
具体例を言いますと、2025年からSalesforceっていうアメリカのSaaSの代表格、かなり株価落ちてますね。今ちょっと画面に出しときますけども、2025年1月くらいまではピークだったんですが、そっからじわじわ落ち続けているというような状況ですね。で、実態としてどうなのかって言うと、売上に関しては今グラフ出しときますが、こんな感じで伸びていますと。これざっくり言ってしまうと、引き続き売上は伸びています。ただ以前ほどの成長率はなくなったというところです。なので株価なんで落ちてるかって言うと、成長してるけどそんな期待できないなというところ。成長してるけど成長率が鈍化している。もう成長業界っていうよりも、だから投資家からすると、ぐんぐん成長するところで大きくね、成長してもらって株価上げて儲けたいんですけども、そういう銘柄ではなくなってきたなというところ。成長業界から成熟業界になってしまったというところと、
ここですよね。AIエージェントが出てきて、これSaaS大丈夫なのと思われているところもあるわけですね。AIエージェントって何かって言うと、ご説明するまでもないかもしんないですけども、普通のAI、よく使われてるのってChatGPTとかGeminiとかって、チャットで依頼して返答が来るみたいな感じですけども、もうチャットで依頼しなくても自律的に動くAIですね。これが2025年の1月頃にChatGPTの会社からOperatorというものが出て、その結果ですね、各メディアでもAIエージェント元年だと言われるようになりました。
だけどこのAIエージェントっていうのがですね、自分で動くAIなんで、SaaSのこのITサービスとかって、もうAIエージェントが自分で動いて作ってくれるんじゃないかとか、あともう1つある懸念としては、今までですね、SaaSのサービスっていうのは人間が操作することを前提に作られてきたんですが、人間が動かすことを前提に作られたSaaSではなく、AIエージェントが動かすことを前提としたSaaSが必要なんじゃないか。それってSalesforceとか大丈夫なの?人前提だよねみたいな感じの不安感に繋がって、Salesforceの株価が落ちたというところが2025年から始まっています。
そっからですね、2026年になると、それが日本国内の大手SaaSにも波及します。具体的にはラクス、Sansan、freeeとかですね。ここら辺の日本を代表する大手SaaSの株価が軒並み落ちました。これグラフ出さないですけど、大体10%から15%ぐらい落ちました。ただですね、やっぱり売上は割と好調なんですよね。今画面出しときますけども、ラクスは25%増、Sansanも25%、freeeに関しては30%ぐらい伸びているというところで、売上の伸びに関してはかなり伸びているんですよね。だからアメリカのSalesforceとかAdobeみたいな大手SaaSはもう成長率鈍化してますけど、実は日系の国内SaaSは成長率もそんな鈍化してないというようなところ。
ただですね、これから鈍化するだろうという風に読まれて株価は落ちているということですね。成長が実際鈍化してるかは微妙なんだけども、なんでアメリカは鈍化してるかっていうと、SaaSの先進国だからですね。SaaSが普及するのがアメリカの方が早かったんで、アメリカが辿ってる道を日本国内でも辿ることになるだろう。Salesforceが落ちるっていうことは、ここら辺のラクス、Sansan、freeeとかも落ちていくだろうという風に、成長が鈍化して成熟業界になっていくだろうという風に予測されている。
プラスAIエージェントの影響ですね。26年といえば、私も今使ってますけど、ClaudeのCowork、Claude Codeというのが出てきました。これが本当にすごくて、私なんてプログラミングのプの字も何も知らないですけども、そんな私でももう簡単な効率化ITツールみたいなのできちゃうんですよね。例えばなんだろう、会議が終わって、その動画を録画しといてアップロードしてっていうか、アップロードしなくても、会議が終わって動画さえ録画しておけば、もう勝手に議事録作って私がやるべきタスクをSlackに送ってくれるみたいな便利ツールを私自身で作れちゃったりするっていう衝撃がClaude Codeでありました。
で、X上でも盛り上がっています。こんなん作れました、こんなん作れました言うてるんですけども、その中のいくつかがですね、かなりSaaSに似てないかと。これってもうラクスじゃん。Sansanじゃん。freeeじゃん、と懸念が増えまして、株価が落ちているというところですね。売上的には直近の決算でも30%ぐらい、20〜30%伸ばしているのに株価が落ちている。まとめていきます。株価フィーバーは一旦終了しましたと。SaaS企業は売上自体は伸びている。ビジネスモデルとしては悪くないんだけども株価が落ちている状況ですと。
この株価どうなっていくかって言うと、今その期待値、PERとか言ったりしますけど、それが高すぎたんで、程よいところに落ち着いていく。ただ下げ止まると思いますね。売上利益もしっかり出ていますので、程よいところで落ち着いていくということになって、この株価を回復させるのはだいぶ時間かかると思いますね。1、2年、早くて1、2年じゃないでしょうか。今AI銘柄にお金が分散されていますんで、あり得るとしたら、この1、2年でSaaS企業の強いところが頑張ってですね、あれ、SaaSとAIっていうのはSaaS vs AIって思ってたけども、ここのSaaSってAIめちゃくちゃ活用してるからAI銘柄じゃんって思ったところに、そのAIを活用できてるところにまた投資マネーが集まるというところになるかと思いますが、
この株価の上下っていうのは転職希望者からするとそんな関係ないんですよね。もちろん多少は関係ありますけども、なので株価が落ちるっていうのは、いい話ではないんですけども、転職先選びとして致命的かどうかっていうとそうではないというところですね。理由としては、投資と転職でやっぱり判断基準が微妙に違うからなんですよ。冒頭でもお伝えした通り、転職先選びとして一番大事なのってやっぱ安定したビジネスモデル、売上利益がしっかり出てるかっていうことで、株価が爆伸びしてるかどうかっていうのはまあ参考にする程度なんですよね。ビジネスモデルの方が絶対大事ですと。
なぜかって言うと、投資するっていう場合って分散投資できますし、お金を入れるだけじゃないですか。で、働くってなると1社だけに投資するっていう感じですし、しかもお金だけ出すってんじゃなくて身を投じるわけなんで、ちゃんと会社としての仕組みがしっかりしてるかっていうのも結局大事になってきてしまうんですよね。なので投資に関しては分かります。上下が激しいような領域、爆伸びする会社もあれば爆死する会社もあるみたいな領域にですね、分散投資する。今で言ったらAI銘柄に分散投資しといて、1社でも、1社2社でも30倍40倍になってくれたら御の字みたいな考え方が投資においては合理的なんですが、働く上ではそういう張り方できないんで。1社だけ、しかも身を投じるっていうことになると、大事なのは安定とスキルアップですね。ビジネスモデルとか社内の仕組みがしっかり安定していて、売上利益が安定していること、それと自分自身の身を投じるわけなんで、そこに身を投じたことでスキルアップして、結局そこが仮に死んじゃったとしても次に転用できるっていうことが大事になってきたりします。
というところでお伝えしたいところで言いますと、株価は判断基準にそこまでならないというところですね。売上伸びてるけど株価は落としてるっていうことは頭に入れといて欲しいです。いい話ではないというところなんですが、転職先選びとして最重要の指標ではないということを頭に入れといてください。あとこれですね、間違いなくAIエージェントの影響は受けるので、これを頭に入れといていただきたいんです。
それが2つ目の話。逃げられないAIエージェントの影響3つというお話もさせてください。解像度を上げるためにはこの話もめちゃくちゃ大事ですね。結論としてはですね、先ほども少し触れましたけども、AIエージェントの登場によってSaaSっていうのはこの3つの問題に直面しています。自分たちで作れちゃいそう問題、UI、操作画面が無意味になりそう問題、席数課金が減りそう問題というこの3つですね。で、前提としては、再三お伝えしてる通り、この3つの問題、影響っていうのは間違いなくあるんですが、勝ち組SaaSにとっては解決可能な課題、解決できる3つの課題だったりするんですが、負け組SaaSにとってはこれが致命傷になって、じわじわ死んでいくというところが前提の話になります。
で、それぞれ触れていきましょう。まず1つ目、自分たちで作れそう問題はシンプルですよね。AIエージェントっていう自分で動く、プログラマー、エンジニアみたいな動きをしてくれるわけなんで、SaaSのサービスなんて自分たちで作っちゃえばいいじゃん。SaaSなんて必要ないじゃんというような問題が持ち上がっております。対策とかは後ほど触れさせていただきます。
そして2つ目、操作画面、UIっていうのが無意味になりそうだというところですね。今までSaaSの会社っていうのは、人間がめちゃくちゃ使いやすいような画面にする、操作画面、UIにするっていうことにもう命をかけてきたわけですよね。そこにめちゃくちゃこだわってきたけども、それ無意味になるじゃん。なぜかて言うと、AIエージェント、その人間みたいに動くAIが生まれることによって、SaaSのサービスに関しても人間が操作するんではなく、もうAIエージェントが操作する時代になるよね。そうしたらいらないんじゃないと。例えばなんですけど、営業支援の、例えばSalesforceみたいな営業を支援するようなSaaSサービスだった時に、今までっていうのはその営業の報告書、営業日報みたいなものを人間、各社員、各営業マンが入力してたと思うんですが、今後っていうのは、近い将来ですね、全社員の録音とかGPSで動きとかを追ってですね、各社員が入力しなくても勝手にAIエージェントがその営業の報告書を入力してくれる。こうなってしまうと人間が使いやすい必要がないと。そこに命かけてきたけど、そこの使いやすさに対してクライアントとしてはお金払ってたけども、そんな高い金払いたくないよということになってきてしまう。これがSaaSの2つ目の問題。
そして3つ目が席数課金減りそう問題。これもよく言われることですね。これもAIエージェントが使うからっていうことになってくるんですが、SaaSっていうのは基本的に1人当たり月額で請求されてるもんだったりします。例えば営業マンが100人いたら100人分請求させてもらうよ。100人ログインするよね、じゃあ100人分ちょうだいねっていう、席数課金とかID課金とか言われているものですが、ただその人数がですね、ログインする人数がめちゃくちゃ減るよね、売上減るよねというような懸念点があるわけですね。
これ2つ理由がありまして、そもそもAIによってこれから働く人が減るんじゃないかと。業務効率化されて働く人が減るという意味で、ログインする人数が減る。あとですね、先ほどお伝えした通り、AIエージェントが全部まとめて入力するから、100人営業がいても、使うのはAIエージェントの1つだけ、そのAIエージェントだけのアカウントがあればいいんだよっていうことになってきてしまうと、席数課金もしにくくなる、売上減るじゃんというのが、SaaS業界において指摘される主な3つでございます。ただこれがですね、勝ち組SaaSにとっては解決できる課題なんだということをですね、次に解説していきたいと思います。
それが勝ち組の話。勝ち組は深いSaaSだけという話ですね。これ結論、結局今まで強かったところが引き続き強いんですよね。ラクス、Sansan、SmartHR、LayerXみたいな今強いところ。そういうところが、さっき言ったようなAIエージェントによる影響、課題みたいなところも解決して、なんなら今までよりも業績を伸ばしていくっていう未来が見えるわけですね。違いで言うと、冒頭でお伝えした通り、マストハブかナイストゥハブかっていうことですね。今お伝えしたラクス、Sansan、freee、SmartHRみたいなところってマストハブなんですよね。なければやばい深いSaaSということで、深いデータを持っていたり、法規制に関わっていたりするツール。
その一方で弱いSaaS、あれば嬉しい浅いSaaSっていうのは便利ツール系、ただの便利ツール、単機能の便利ツール系なんて言われ方もしますが、一番やばいのはBIツール系ですよね。ちょっとこれは名指しで言うのはかわいそうなので、皆さんBIツール SaaSで検索いただければと思うんですが、公開情報を収集して分析するだけの機能のSaaSとかってあるんですが、これもAIがなかった時には便利だったと思うんすけど、めちゃくちゃ駆逐されるだろうなという風に思います。あと結構やばそうなのがチャットツール系、タスク管理系、営業ツール、マーケティングツール系の機能が少ないような、こういうSaaSはきついでしょうね。なんか総合的な強みとか、あとデータを蓄積するみたいな強みがあったりすればいいと思うんですが、基本的にここら辺はきついと思います。
じゃあ強いSaaSはどんな特徴があるのかというお話をさせてください。これですね、深いSaaSの特徴であり、強いSaaSの特徴であり、言い方変えると内製できない理由だったりするんですよね。つまりはSaaSが一番やばいのって、AIエージェントが発達したことによって、SaaSを頼らないでも自社で簡単に作れてしまうよってなっちゃうのが怖いわけですよね。そうすると本当にSaaSは死んじゃうわけなんですけども、この2つの理由、深いデータ、基幹データを持っている、握っているっていうことと、法規制に深く関わる。この2つがあると作れないんですよね。クライアント側で作ろうと思うと、作れないし、作ろうと思うと逆にSaaSを使うよりもコストが跳ね上がってしまうっていうところがあるので、この2つの理由がでかいんですよね。
で、深いデータを持ってるっていうのが、まさにこの今画面に出してるようなSmartHR、Sansan、LayerXみたいなところですね。SmartHRは雇用周り、人事周りの情報を持ってますし、Sansanは名刺データっていう、どこも収集してないデータを持っています。で、freee、LayerXはお金周りを持っていますと。で、深いデータって何かって言うと、センシティブって言っていいのかな、そういうデータですよね。もう100%の正確性が求められるし、万全のセキュリティが求められるみたいなデータを収集していて、そういうデータを持っていて、しかもそのデータをしっかり構造化されたデータとして保管している。しかもやっぱSaaS企業の強みとしては、1社だけじゃないですから。複数クライアントのデータを持っているんで、そっから導き出された、お金周りに関してはこうやって進めると、こうやって保存すると使いやすいよね、こうやって活用すると業務を効率化できるよねっていう、複数のクライアントのデータを持っているっていうことも大事だったりします。
で、このデータを持ってると、深いデータを持っていると、結局AI時代になった時もAIに食べさせる餌になるんで、これそうなんです。AI活用の環境っていうのは結局整うわけなんですよね。AIっていわゆるインフラ、パソコンみたいなもんなんで、パソコン持ってるぜっていうことは大して強みになんなくて、パソコンのその先、何が中に入ってるかっていうことが大事になってきます。AIの文脈で言うと、AIを活用するためには大量の、そしてAIに読み込ませやすいデータを持ってるかどうかっていうのが必要になってきますので、深いデータを持ってるところは強いわけですよね。例えば人事周りのデータを持ってるSmartHRっていうのは、そのデータをAIに食わせて、AIによって人事周りの仕事を効率化したりとか、さらに売上アップにつなげるみたいな提案ができるようになりますと。で、例えばですね、外資系のAIのすごい企業でもここら辺のデータは持ってないんで、このデータにアクセスできないと、技術とかAIに関するテクノロジーを持っていても、そのデータを持っていないと追いつけないというところで、データを持ってるところはやっぱり強いなというところですね。しかもここら辺のデータって一朝一夕に集められるもんじゃないんで、新興とか外資企業は入ってきにくいですからね。なんだかんだで歴史とか信頼が重要になってくるっていうことを考えると、やっぱ深いデータを持ってるところが強いなと思います。
あと補足させていただくと、その深いデータを複数持ってるとさらに強いです。例えば人事データの中でも、給与だけではなく人事評価、組織図の変遷みたいなとこですね、まさにSmartHRが持ってるような。で、人事データだけではなく経費精算の情報とかも組み合わせて、だから人事周りだけではなく、ちょっとお金に侵食し出したりすると、より強くなってくるというところですね。そうすると組み合わせたサービスが提供できますんで、だからこそですね、見ていただければ分かると思うんですけど、今のSaaS業界の強いところって、どんどんマルチプロダクト化とか言われますけど、サービスをどんどん増やしてるんですよね。これはデータを集めに行ってるっていうところだったりしますし、あとM&Aもかなり積極的になってくるだろうなと思います。もう自分とこでプロダクトを増やすか、他の欲しいデータを持ってる会社をもう買っちゃうかっていうところになってきます。ここも大事なんでぜひ覚えといていただきたいと思います。それが1つ目、深いデータを握ってるところは強いよという話でございました。
そして2つ目、法規制に深く関わるというのも大事だったりします。これも同じ顔ぶれなんですよね。SmartHRは雇用周りの規制に関わりますし、freee、ラクス、LayerXはお金周り、電帳法とかインボイス制度とかに関わります。あとバーティカルSaaSもこれから強いですね。今までも強いんですけどね。結局、建設業界特化のANDPADとかSPIDERPLUSとか、やっぱり建設業界特有の法律、法規制があったりします。あと介護業界特化のカイポケとかも、やっぱ介護業界特有の介護保険法とか法定帳票みたいなものがあったりするんで、ここら辺はですね、AI時代が来ても、なかなか後発企業で何か逆転しようと思うとなかなか難しいというところがございます。
で、結局何が強いのかっていうところで言いますと、この深いデータと法規制に深く関わっているっていうこの2つがあると、自分たちで作れないんですよね。ここがもうクリティカルなポイントで、例えばそうですね、freeeとかラクスとかLayerXがやってるようなお金周りですね、請求書とか経費精算みたいなところのサービスを自社で作ろうと思っても、やっぱ深いデータがないんで。データ自体、センシティブなデータ自体は自社に保存してあるかもしんないですけども、それが構造化されたデータでなかったりとか、複数の会社のデータを持ってないっていうことで、一旦作れるかもしんないですけど、そっから改善するのが難しかったりすると。あと法規制の対応も難しかったりしますよね。お金周りとかインボイス制度とかどんどん変わっていってしまうんで、そうなると何が起きるかって言うと、ITエンジニアとかを自社で抱えないといけなくなってきてしまうわけですよね。で、法規制度が変わったらどんどん改善していくみたいなことが必要になってくると、結局SaaSに払うよりも高くついてしま
うっていうところがあるんで、ここがクリティカルだったりします。となると他の2つもあんま影響ないんですよね。例えばその操作画面UIが無意味になりそうみたいな問題に関しても、さっきもお伝えした通り、結局データを持ってる、データを握っているっていうことが強みになるんで、UIも頑張ってきたけども、それ以外の強みがあるんで、それでスイッチする、他のサービスに乗り換えるっていうことがなかなかできなかったりしますし、これからですね、そのデータを持っている強いSaaSっていうのはAIエージェントが使いやすいUIに変えていくだけということになったりします。
あと席数課金に関してもですね、あんまり影響ないんですよね。結局クライアントが自社で作れないんだったら強気で交渉できますからね。あり得るパターンで言うと、これもよく言われてることではあるんですが、今まで席数課金だったんですが、これからAIを活用したSaaS、新しいサービスに生まれ変わるにあたってですね、従量課金にしましょうと。だから、そのログインの枠だけ、その人数分請求するんではなく、その使った分だけお金ちょうだいねっていう請求方式に変えて、逆にこれで売上伸びる可能性すらありますね。
今もそうですからね。AIを使ったサービスっていうのは大体従量課金になってる。使ったら使った分だけ、そのクレジット課金みたいな、使ったクレジット分請求させてねっていう形になっているんで、SaaS業界もそうなっていくとなったらですね、逆に席数課金の頃よりもクライアントとしては払う金額が多くなってしまう。言い方変えれば、SaaS企業の目線で言えば売上が上がるっていうことすらあり得るわけですよね。
強気で交渉できますからね。ちょっと料金上げさせていただきますって言って、やだよって言われても、じゃあ内製しますかと。ITエンジニア雇いますか?ITエンジニアにずっとメンテナンスしてもらえますか?その方が費用高くつきますよっていう交渉もできますし、あとですね、やっぱりSaaSめっちゃデータ持ってますから、このデータとAIを活用した時にめちゃくちゃいいサービスがこれから生まれてきます。
そうなると、もう採用人数を減らせるレベルになるんで、そうなると合理的に交渉できるわけですよね。いや、SaaSとしての金額が増えてるかもしんないですけども、もはや例えばSmartHRだったら御社のその総務のメンバー半分でできますよと。うちのSmartHRのAIを活用したサービス使ってもらったら、もう業務効率が上がりすぎて半分で良くなるんで、もう人件費下がるんで、その分で考えたらトータルで費用安くなってますよね、うちの買ってくださいみたいな交渉ができますし、
これからですね、もうちょっと営業ツール系、マーケティングツール系でAIをうまく活用したサービスが出てきたらですね、本当に売上に直結するレベル、他でコンサルを雇うとかそういう必要がないレベルのサービスが出てきますんで、そうしたら金額としては、SaaS企業から請求する金額としては増えてしまいましたが、御社結局売上上がってますよねというような交渉ができる。つまりは席数課金だから売上が減るみたいなことはですね、あまり関係がないというところでございます。
まとめますと、AIエージェントの影響3つからはどのSaaS企業も逃げられないんですけども、強いSaaS、深いSaaSはしっかり対策して、なんなら売上をさらに高めることができるというところでございます。
続いて最後4つ目参りましょう。営業マンのコンサル化が加速するというお話もさせてください。これ要はですね、仕事内容めっちゃ難しくなりますよと。再三お伝えしてる通り、SaaS業界が弱肉強食化しますんで、その上で働いてる人の仕事内容も難しくなりますよというところですね。
というのもこれからですね、SaaS業界で圧倒的に勝つためには、圧倒的ポジションを築くためには、もう人も込みで、プロダクトだけではなく、サービスだけではなく、ITサービスだけではなく、人も込みで勝負する時代になります。長期的にはもうね、深いSaaSっていうだけではなくて、深いSaaSでなおかつ、あそこに依頼するといい人も派遣してくれるみたいな、人も込みでサービス提供するっていうことになると思います。強いSaaSをどうこれからコンサル化していくでしょう。
それこそSmartHRの社長のインタビューでですね、今後やるべきなのはSaaSだけではなく、コンサルティング領域に侵食していくべきだという風に話されています。まだですね、仮説みたいな感じで言ってますけど、確実に社内でコンサル領域もやっていこうという話になってるかと思います。なので、そうです。仕事は難しくなります。
それこそ営業マン、私のチャンネルを見てSaaS業界に転職する方、営業マンの方多いですけども、営業マンの方はかなりコンサル化が加速すると思います。ただですね、これ2、3年前からずっとそうなんですよね。なので内部で働いてる人からすると、いや、AI時代じゃなくもうそうなってるんですけどってなるかと思います。
例えばインサイドセールスで言ったら、もう大量にアポを取れば良かったっていう時代はもう4、5年前に終わっていて、そうではなく、もうほぼクロージングまで行くと。AIを使ってもうクライアントのことを濃厚にリサーチをして、ただフィールドセールスにアポをパスするだけではなく、もうしっかり相手をその気にさせると。相手が、クライアントが気づいてない課題に気づかせてですね、これマジで使わないとやばいなと、このSaaSサービスに乗っかっとかないとやばいなって思わせるような仕事がインサイドセールスに求められるというところですね。なのでかなり高度な仕事が求められます。
これさらに、すいません、話長くなってあれなんですけど、より詳細に言えばインバウンドの方ですね。SDRと言われるようなインバウンドの方が、かなり高度化すると思います。逆にアウトバウンドっていう、その飛び込みというか、電話でどんどんその外部に飛び込み的に電話をかけるみたいな営業あるじゃないですか。あっちに関しては社内にいる人材でやらない可能性あるなと思いますね。
ここって割と作業的な仕事だったりするんで、それこそAIエージェントを使って自動化したりとか、あと今、大手のSaaSではある動きですけども、営業代行の会社に任せちゃうと。ここら辺のアウトバウンドの営業ってあんまり付加価値ないんで、それはもう外部に委託する、もしくはAIに任せちゃうっていうことをやっていって、インバウンドの方ですね。インバウンドっていうのは、例えばマーケティングしてセミナーやってとかタクシー広告やって、あっちから電話をかけてきた人に対応するっていうのは絶対取りこぼせないお客さんなんで、こっちに関してはもう社内でゴリゴリに鍛えた人材で対応していくっていうことになるかと思います。
て考えると、インサイドセールスは今までですね、この外部のアウトの電話でゴリゴリ新規開拓するみたいな人材も欲しいんでポテンシャル採用もしてたんですけども、ここら辺が絞られてしまう可能性があるなというところは補足させていただきます。
あとフィールドセールスに関してもですね、昔はそのデモ画面だけ見せて、こんなことできるんですよっていうだけの営業の人とかいたと思うんですけども、今もうめちゃくちゃ高度化してるんで、もう社内政治を突破するレベルじゃないといけなくて、もう稟議書を一緒にクライアントと作るみたいなのは当たり前で、あとキーマンを特定して攻略をどんどんしていくみたいな。そこにもちろん接待とか会食みたいな泥臭い仕事めちゃくちゃあるんで、
ここも勘違いされてるなと思うのが、SaaSの営業ってなんかスマートにずっと社内いるだけでしょって思われるかもしんないですけど、割とその泥臭い接待してズブズブになってから攻略するみたいな、ザ・法人営業みたいなこともやってるので、ここら辺の泥臭い力量もさらに求められてくるというところ。
そしてカスタマーサクセスに関してもヘルプデスクみたいな、問い合わせがあったら対応するみたいな感じではなく、もうそのSaaSサービスを使ってお客さんの会社の業務を変革していくみたいな。だからもう本当にコンサル的な仕事ですよね。ここに関しては、本当にコンサルレベルの仕事ができているってなると、かなり大手の、さらに大手企業を担当してるカスタマーサクセスの方だけっぽい感じにはなってるんですが、これがどんどん広がってくると思います。なので、SaaSとコンサルがやる領域がちょっと被ってくるっていうことがあるぐらい、その高度化していくっていうことがあるかと思います。
って考えるとですね、これ聞いていただいて分かると思うんですけど、こんな泥臭い仕事なかなかAIにできないんで、SaaS死なないし、SaaSの営業も死なないというところ。ただこれいいってだけの話ではなく、大変難しい仕事になりますんで、大変は大変と。ただ、これ全部ですからね。私がこのチャンネルで紹介するような、年収が一般的な平均年収より高くて成長業界と言われるようなところで働く上では、これから仕事っていうのはどんどんAIも活用して高度化していくことになりますので、脳みそに汗かいて仕事しないとじわじわ落ちていくということになります。
はい。ということでSaaS is deadについて語らせていただきました。SaaS is dead、SaaSはAIによって死ぬと最近よく言われますが、結論死なないと。詳細に言えば弱肉強食になるだけですよ。強いところはAIを活用してさらに伸びるし、しょぼいところは駆逐されるだけですよというお話をさせていただきました。ただこれも2年前からずっと一緒なんでというところですね。
で、その中で知るべき4つのポイントとして、株価フィーバーは一旦終了しますよ。逃げられないAIエージェントの影響っていうのは、SaaS死なないんだけどもAIエージェントの脅威っていうのは3つあるよという話。そして勝ち組のSaaSは深いSaaSだけ。そして営業マンの仕事は高度化するよ、コンサル化するよというお話をさせていただきましたが、
結局1番伝えたいのは、冒頭にもお伝えした通りなんですけども、SaaSの死はあなたのキャリアの死ではないというところなんですよ。あと、私が今日挙げたような弱いSaaS、浅いSaaSで在籍してる方もいらっしゃるかもしんないですけど、そのSaaS企業の死はあなたのキャリアの死ではないというとこなんですよね。なので、万々が一死んだと思っていただきたいんですよね。
1番大事なのは、SaaS業界、そして今SaaS企業にいる人で、しょぼいSaaS企業に所属してしまった人も、その企業が死んだとしても関係ないぐらい自分のビジネスパーソンとしての価値を高めること。営業マンで言えば本質的な営業スキルを身につけることが大事ですと。で、営業マンに関して言えば、その本質的な営業スキルを身につけられる業界です。SaaS業界はしっかり働いていれば、脳みそに汗をかきながら働いていれば問題ないというところですね。
しっかり鍛えられれば転職できますからね。例えば万々が一SaaSが死んだとしても、死んだってことはどっかがすごく成長するっていうことなんで、そこに転職すればいいだけなんですよ。絶対その新しく登っていくサービスっていうのは、広げる必要が出てきます。営業マンが必要になってきますから。
いやいやいやいや、営業マンすらいらなくなる世界が来るかもって思われるかもしんないで、そういうすごい心配性の人もいるかもしんないですけど、もうその人に伝えたいのは、もう余計なネガティブな妄想をしてないで働いてくださいっていうことですね。分かります。人類ってネガティブな妄想を膨らましがちな生き物なんで分かります。私もそういう気持ちあるんで分かるんすけど、そんな万々が一のことを心配しすぎててもしょうがないすからね。
本質的な営業スキルを持ってる営業マンが不要になるんだったら、もうほぼ全員不要になるんで、ちょっとSaaS業界云々みたいな話じゃなくなってきますよね。てかもうそんな本質的な営業スキルがある営業マンが必要なくなるんだったら、もう真っ先に私みたいな、なんか転職の情報をYouTubeで分かりやすく解説してる人なんて、私みたいな存在が1番消えますから、もうその時にはですね、みんなで仲良く山奥で農業でもしましょうという話でございます。
なのでそうなんです。全然SaaS is deadみたいな冷やかしをしていただくのもいいと思うんですけども、私がお伝えしたいのは、転職するつもりがある、内定の可能性がある方、あなたにだけ伝えたいっていう感じですね。SaaS is deadが怖いってだけで尻込みしてたら、結構シンプルに後悔する可能性ありますよと。あん時動いておけばってなりますよと。特に営業希望者の方でございます。シンプルに機会損失になるんで。
というのも、SaaS死なないんですけど、採用難易度は急激に上がる可能性あります。さっきお伝えした通り、インサイドセールスのポテンシャル採用に関しては、今んとこは大丈夫なんですけどね。いつか来るんじゃないかって思ってずっと取材してるんですけど、意外に来てないんですが、そろそろ大きな波が来てもおかしくないという風に思いますので、
SaaSの営業職、ワークライフバランスいいし、年収レンジ高めだし、採用間口広いし、本質的な営業スキルも身につくし、こんな総合的な魅力ある業界なかなかないよねって興味持った方はですね、こちらの動画見て。必要な動画はですね、作ってありますんで、こちらご覧ください。SaaS転職ガイド動画、もう消しちゃってるかもしんないですけども、このSmartHRおすすめ、どっちも非常におすすめでございます。どっちかっていうとSaaS転職完全ガイド動画かなとは思いますが、もし興味あればご覧ください。以上でございます。参考になればと思います。またお会いしましょう。
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