ヤマハの「スマ免」と無料体験会をどう使うか:独学派の堀越氏が見た2025年の船舶免許事情

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概要

船舶免許の独学取得を勧めるYouTubeチャンネル「船舶免許独学で取ろう」の堀越氏が、ヤマハから届いたチラシをもとに、ヤマハの免許教室「スマ免コース」とマリーナでの無料体験会を紹介した回である。堀越氏は自身のスタイルとスマ免は「全く違う」と断ったうえで、スマ免を勧め、無料の体験会を積極的に使うよう視聴者に呼びかけている。ただし価格については、正規の免除コースとの差の小ささや、独学との費用差にも触れている。

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前回の補足:試験手数料の支払いは振り込みへ

本題に入る前に、堀越氏は前回の動画の補足をしている。4月から国家試験の手数料の支払い方法が振り込みになるという話だ。実際にどこまで変わっているかは堀越氏にも分からず、結局は申請先の海洋レジャーの事務所に直接電話して確認してほしいというのが結論である。事務所によって、直接払いに行ってもよいところと振り込みのみのところがあり、関東の事務所は完全に振り込みのみにしてほしいという話だったという。ただ堀越氏は、窓口に持って行ってもまだ受け付けてはくれるだろうとも推測している。

ヤマハのマリーナで開かれる体験会

今回の話題は、堀越氏のもとに届いたヤマハのチラシである。ヤマハは各地のマリーナで企画を行っており、東京では5月23・24・25日の勝どきマリーナのほか、6月7日に別のマリーナでも開催される。神奈川、三重、大阪など他の地域でも予定があるという。

内容は乗船体験、レンタルボートの紹介、免許の取得方法の説明などで、ヤマハのレンタルボートの会員制度「シースタイル」に入会すると1万円のクーポンがもらえるといった案内もあるという。免許を持っていてもいなくても参加できる点を堀越氏は強調している。

スマ免コースとは何か

チラシには「ヤマハ免許教室」の案内もあり、その中にスマ免コースがある。講師をヤマハ自身が務めているのか、外部に依頼しているのかは堀越氏にも分からないという。チラシの記載として堀越氏が読み上げた内容は次のとおりである。

  • Web教材で自分のペースで学科を学習できる
  • 日数が少なく人気で、特に2級のスマ免が人気
  • 学科講習はオンライン形式、実技講習は1日
  • Webで予約でき、復習用の実技動画も閲覧可能
  • 操船が不安な人向けに、スマ免でも免除コースを選べる

受講後は国家試験を受けに行く形になる。料金は試験代を含めて10万3600円だという。

独学スタイルとの違い

堀越氏は、スマ免がやっていることと自分がやっていることは全く違うと考えてよいと述べる。自身のやり方は、YouTubeの動画で学科を勉強し、教材も使い、実技も動画を見て各自で練習し、そのまま国家試験に行ってもらうというものだ。本人の言葉では「勝手に勉強して、勝手に動画見て、勝手に国家試験に行ってください」というスタイルであり、教材も自分のものでなくてよいとしつつ、自分の教材は試験に出るところが青くなっていると説明する。

一方でスマ免については、YouTubeにはいろいろな人が動画を上げているが、それよりもたくさん良いことを教えてくれるだろうと評価する。10万円以上かかる以上、操縦もしっかり教えてもらえるはずだという見方である。ただし堀越氏自身はスマ免を受けたことがないため、何が良いのかは少し分からないとも認めている。

正規の免除コースとの価格差

堀越氏が気にしているのは価格の位置づけだ。学科も実技も講習で免除となるレギュラーコースは11万5000円で、オンラインで各自に勉強してもらうスマ免の10万3600円とは、堀越氏の言い方では1万5000円ほどしか差がない。この金額差なら多くの人はレギュラーを選ぶだろうし、免除で取ったほうが確実に取れるので自分もレギュラーでいいと思う、と率直に述べている。

比較として、堀越氏のやり方なら現在は4万円ぐらいで取れるだろうという(以前は3万円程度と言っていたという)。その程度で取れるならスマ免も良いと思う、と堀越氏は話す。

無料体験会を「フル活用」する提案

それでも今回スマ免を勧める理由として堀越氏が挙げるのは、冒頭の体験会との組み合わせである。体験会は無料で操縦体験ができる。人数制限があるだろうから早めに申し込むべきだと堀越氏は言う。

独学者にとっての課題は、実際に船に乗る機会だ。堀越氏自身も講習はしているが、1人だと割高になり、どうしても金額が上がってしまうという。そこで、「ヤマハ体験」「船体験」などと検索すれば多数見つかる体験会に参加し、免許がなくても操縦させてもらえる場で練習したうえで、学科はスマ免でもYouTubeでも何でもよいのでオンラインで学ぶ、という形を勧めている。

堀越氏は、大手のヤマハも学科はオンラインで勉強してもらう方向に来ていると見ている。一方で、実技までオンラインにすると大した収益にならず、船に乗ってもらわなければ10万円は取れないだろうから、そこまではしないだろうとも推測している。ヤマハの意図は分からないと断ったうえでの見方である。

スマ免を実際に受けた人には、どんな感じだったかをコメント欄に書いてほしいとも呼びかけている。Web教材はログインして進める形式だろうと堀越氏は想像しつつ、今はYouTubeに無料で見られる動画が何でもあるので、無料でできるものは無料でやってほしいとも付け加えた。

免許を取っても乗らない人が多い

体験会は免許取得済みの人にも勧められている。マリーナではシースタイルのレンタルの話も直接聞けるし、こうした場に行かなければ船に乗るきっかけがないからだ。

堀越氏によれば、免許を取っても船に乗らない人はおそらく8割ぐらいいるという。免許更新の際に何回乗ったかを聞くと、5年間で2回しか乗っていないという人ばかりで、水上オートバイの免許を取った年は乗ったがそれ以降は乗っていない、という例もあるという。

だからこそ、1級を免除で取れば14万円かかるのに乗らないのはもったいない、と堀越氏は言う。どうせ乗らないだろうという人はYouTubeを使って3〜4万円で取ればよい、そうすれば乗らなくても惜しくない、というのが堀越氏の考えだ。昔から免許を取りたいと思っていて12万円ほどかけて取ったのに結局使わない人を多く見てきたといい、「クソ免許は安く取ってください」と締めくくっている。

改めて感じた価格の高さ

堀越氏は、ヤマハの免許代を改めて見て「すごい高い」と感じたと述べる。比較として挙げたのは沖縄で、沖縄では6万円ぐらいからだという。

最後に堀越氏は、ヤマハのマリン無料体験会への参加とスマ免の受講を改めて勧め、そろそろ自身も視聴者と船に乗る機会を作りたいので、YouTubeで募集するつもりだと話して動画を終えている。