ミスター・オリンピア2026 クラシックフィジーク トップ10:新王者ナイル・ダーウェンと前王者ラモン・ディノの後退
ネックミスター・オリンピア2026のクラシックフィジーク決勝について、解説者のネックがトップ10の顔ぶれを振り返り、上位6名の体を順位ごとに評価した。中心にある問いは、骨格の美しさを競うこの部門で、どんな体が「クラシック」の正解として選ばれたかである。話者は、優勝したナイル・ダーウェンを「スーパーモデル」型の新しい王者として高く評価し、この結果で部門の明確な基準が示されたと受け止めている。一方で、3年連続準優勝のマイク・ソマフェルドが勝てなかった点には、クラシックの定義をめぐる複雑な思いも示した。
出場状況と10位〜7位
話者によると、今回の出場者は43名で、18カ国から集まった。アメリカとブラジルがそれぞれ10人、スペイン、韓国、中国から3人ずつが出場しており、話者は韓国と中国の選手が多い点に触れている。
10位はイタリアのアンドレア・マンモリ。ほかにこのグループには、昨年6位だったコロンビアのディエゴ・ガリンドと、「最高にクレイジーな背中」の持ち主と話者が評するブラジルのファビオ・ジュニオ(9位)が並んだ。
話者がこのグループで最も驚いたのは、7位に入ったアメリカのアントン・ラトゥシュニである。身長180cm、2004年生まれの22歳で、今回が初出場だった。話者は「少し前まで高校生だった」年齢で、背中の広がりと強い上腕を備えた大きなXシルエットをすでに作っていると指摘し、特に下半身が優秀だと述べた。バックダブルバイセプスでは背中を武器にする選手と比べて劣って見えるものの、それでも初出場でトップランカーに入った。話者は、かつてのクリス・バムステッドやウルス・カレシンスキーのように、若くして結果を出すタイプのスターになると見ている。ただし、クリスはこの年齢のときにもう少し上の順位だったと付け加えている。
10位から7位までの選手についても、話者はコンディショニングの高さを強調した。この部門は骨格で勝負が決まる面があり、しかも絞り切らなければ上位に残れない。さらに知名度のある選手が上位に行きやすく、似たタイプの選手がそろっている。話者は、こうした条件がそろった厳しい部門だと説明している。
第6位:ピオトル・ボイドビッチ(ポーランド)
6位の選手はフリーポーズを行わなかったため、話者は予選の映像を使って解説した。ポーランドのピオトル・ボイドビッチについて、話者は「規格外の遺伝子」を持つと評している。関節の細さや腹部まわりの筋肉の付着位置を挙げ、長い手足を埋める付着位置の良さが、特に上半身のすべてのパーツを際立たせていると述べた。
具体的には、胸の縦幅と横幅、肩のサイズ、そして極端に細いウエストが目立つという。臀部も硬く、ハムストリングスも出ている。今年の長所として、話者はコンディショニング、胸の厚み、肩を挙げ、これまで課題だった下半身も追いついてきたと評価した。
ピオトルは今回が2回目の出場で、昨年は13位だった。これが自己最高だったが、今年はオーストリアプロとスペインで優勝している。話者は今回の仕上がりを自己ベストではないかと見ており、成績がそれを示していると述べた。後半の比較では、七三分けの髪型が「昔のニューヨークにいるアメリカ人男性」のようで、ある意味クラシックだとも触れている。一方で骨格が特殊なため、今後どう評価されるかは気になるところだという。
第5位:テレンス・ラフィン(アメリカ)
5位はアメリカのテレンス・ラフィン。身長165cm、32歳で、今回が9回目の出場だった。2020年と2021年に準優勝し、昨年は3位だった。話者はトップ3から2つ順位を落とした理由は明確だとしたうえで、ラフィンを「このメンバーで最もアーティスティックでしなやかなポーズを表現できる」ベストポーザーと紹介した。
話者の評価では、ラフィンは理想的なプロポーションを持ち、絞り切れればオリンピアで優勝できる選手である。しばらくオフを取り、大会の数カ月前から急に体を作って戻してくるスタイルを、話者は昔のケビン・レブローニにたとえた。また、ミスター・オリンピアのサムソン・ダウダやメンズフィジークのカイロン・ホールデンと同じように、筋肉の丸みに優れた選手ほど皮膚が厚く見え、絞り切って見えにくいとも述べている。
シンメトリーについては「完全なる左右対称」と表現し、一つひとつの筋肉が丸く、ほぼ理想的な位置で膨らんでいると評価した。臀部にはラインが鋭く見え、ハムストリングスも出ていて、背中もいつもより硬かったという。それでも話者は、上位の選手たちはもっとハードだった、特にフロントでその差が出たと指摘する。サイズは上がっているが、2021年や2022年にアーノルド・クラシックで勝った頃のような脚まわりの仕上がりには届かなかった、という見方である。後半の比較でも、皮膚がやや柔らかく見え、目が吸い寄せられにくいと述べている。ただしポージングについては「ずっと見ていたい」と話者は賞賛している。
第4位:ウェスリー・ビザーズ(オランダ)
話者が「最も驚いた」と言ってもいいとしたのが、4位のオランダのウェスリー・ビザーズである。身長188cm、33歳。アーノルド・クラシックを2度制しており、今回が6回目の出場だった。昨年は出場しておらず、これまでの最高順位は2023年の7位である。話者は、5位のテレンスと比べてもウェスリーはトップ3に入っても良かったと考えている。
ポージングでは、得意のシグネチャーポーズから「Dutch Oak is back」と、ニックネームの「ダッチ・オーク」が帰ってきたことを示す演出を見せた。話者によると、このニックネームはアーノルド・シュワルツェネッガーの呼び名にちなむ。ターミネーターのような曲に合わせて胸をピクピク動かしている間も、脚のラインが崩れなかった点に話者は注目している。
改善点として話者が最も強調したのは脚である。以前は弱点とまで言われ、オリンピアで上位を逃す原因になっていた脚を大きく改善し、それで順位を大きく上げたと話者は見ている。肩付近は「触ったら切れそうなほど」シャープで、腕の割れ方、皮膚感、クラシックなラインも評価された。背中の広がりと比較的まっすぐなウエストラインが生む見た目を、話者は「ヴィンテージ・ジェネティックス」と表現している。
今年はデトロイトやアーノルド・クラシックUKでも勝っており、話者はアーノルドのときよりも良い、おそらく自己ベストの仕上がりだと推測している。残る課題としては、臀部がわずかに小さいこと、後ろから見ると脚にわずかな隙間があることを挙げたが、「そのくらい」だとしている。後半の比較でも、フロントダブルバイセプスではフレームの大きさと脚のカットの多さで輝いていたと述べ、「ドンピシャのウェスリー」だったと振り返った。今後の課題として話者が挙げたのは、上半身をさらに大きく見せることと、バックポーズでの下半身である。
第3位:ラモン・ディノ(ブラジル)——前年王者の後退
話者が今回「ちょっとショッキング」と表現したのが、昨年の王者ラモン・ディノの3位である。ブラジルの選手で、身長180cm、31歳。長くトップ2を争い、昨年ようやく王座を取ったラモンが連覇すると予想されていたが、話者の目には「縮んだ」ように映った。
話者によると、脚には隙間ができ、背中のボリュームは大きく落ち、胸も違って見えた。絞り込みは最高レベルだが、張りがなく見え、ボディビル界隈で言う「フラット」な状態だという。ラモンはピッツバーグプロでゲストポーズをしたときから体脂肪率の低い状態を見せており、ずっとリーンなままだった。話者はそのためにサイズを失ったのかもしれないとしつつ、単にピークを外しただけかもしれないとも述べ、原因を断定していない。
さらに、他の部位が縮んで見えることで、太い手首、特に前腕とふくらはぎが重く見えてしまったと指摘した。予選の時点でセンターから押し出されるような位置になっており、話者は「今年は王者になれないのかな」と感じていたという。3位という結果は優秀だが、昨年の王者だからこの順位なのかもしれない、とも話している。
話者は顔の変化にも触れた。顎まわりが大きく変わり、野性的な印象から俳優のような、メイクをしっかりしたような顔になったという。手術のようなことをしたのか、ブラジルの美の基準に合わせたのか、と推測を述べているが、これは話者の印象にとどまる。話者は何度か「ラモンも好き」だと断ったうえで、クリス・バムステッドと競っていた頃を知る人なら違いが分かるはずだと述べ、ラモンがまたトップ2で争う姿を見たかったと語った。
第2位:マイク・ソマフェルド(ドイツ)と「クラシックとは何か」
準優勝はドイツのマイク・ソマフェルド。3年連続の準優勝で、そのたびに別のチャンピオンの隣に並んできた。身長は175cm以下、年齢は31〜32歳で、2025年のアーノルド・クラシック王者である。
話者はマイクを「美として最高」と評し、他の部門やいずれオープンでも活躍できるような完璧なフレームだと述べた。脚が長く、下半身と上半身が6対4に見える比率で、フロントラットスプレッドでは大きく広がり、肩幅も骨格的に広い。脚もよく埋まり、凹凸が強い。バックダブルバイセプスは「世界最高峰」で、「ガンダム」のようだとまで表現した。
一方で、背中はいつもよりわずかにソフトで、質感が完全に整っていれば結果は違ったかもしれないと話者は見ている。臀部に力を入れるポーズと入れないポーズが混在していた点にも触れた。昨年は身長に対する体重の条件のために数日で急激に体重を落としたが、今回は準備が万全だったようで、筋肉一つひとつに張りがあったという。脚は昨年よりパワーアップしていたとも評価している。
マイクにはアンチが多いことも話者は認めている。「クラシックっぽくない」「大きく見えすぎる」「マスモンスターだ」「ボディビルダーだ」という批判に対し、話者はそうは思わないと述べた。体重の上限がある中で戦っている以上、クラシックの基準は「美しいボディビルダー」であり、マイクの戦い方はフェアだという立場である。それでも話者は、このマイクでも勝てないのなら、彼はクラシックの顔にはなれないのか、と今回感じたと語っている。
第1位:ナイル・ダーウェン(イギリス)——「スーパーモデル」型の王者
新王者は、初優勝を果たしたイギリスのナイル・ダーウェンである。身長185cm、年齢は28歳ほど。昨年の5位から一気に頂点へ上がった。今年は体調不良の直後に出たニューヨークで優勝し、その後さらに良くなってピッツバーグでも優勝していた。話者は、いつか優勝することは誰もが分かっていたと述べている。
話者の評価の中心は、ウエストのラインとプロポーションである。あまりに左右対称で、骨格をしっかり埋めてきており、背中は昨年から大きく成長した。三角筋が非常に大きく、胸とつながって見える点、肩とウエストのギャップが生む対比、得意のフロントラットスプレッド、腹筋の美しさを話者は挙げている。臀部は「綺麗すぎてボックス型」に見えるという。
ただし、話者はナイルを欠点が皆無の選手としては描いていない。ハムストリングスがもっと強い選手はいるし、脚をもっと絞れている選手もいた。後半の比較では、脚はもう少し硬くなる必要があり、下半身だけならマイクのほうが良かったかもしれない、昨年のナイルのほうが下半身自体は良かった可能性もある、とまで述べている。それでも話者は、全体が「クリーンすぎる」こと、どの角度から見ても美しいと納得させることを評価し、「欠点が一つもないと言ってもいい」と表現した。
話者は、クリス・バムステッドとラモン・ディノが「現代版の超美的クラシックフィジーカー」だとすれば、ナイルは「スーパーモデル」だと位置づける。ボディビルダーとしての完成度ではマイクが上だったと認めつつも、ミスター・オリンピアが明確なガイドラインを示したとして、この結果に納得している。マイクが優勝していたら大きな批判が起きていただろう、とも述べている。
トップ6・トップ3の比較から見えたもの
比較審査の映像では、話者はまずサイドチェストでナイルの強みが出ていたと指摘した。クラシックフィジークの王者とはいえ、70〜80年代の選手とは大きく違う、進化した現代版のクラシックだという見方である。ウエストの細さは比較の時点でもナンバーワンで、それが全身のVをより大きく見せていると話者は述べた。
ラモンについては、マイクと並んだ場面で脚の差が目立ち、ピオトルにも大きく差を広げられていたと話者は見ている。昨年は脚でも戦えていただけに、差がはっきりしたという。マイクについても、臀部のサイズや割れ方で差が開いた部分はあるとしつつ、ラモンには勝っていたと評価した。フロントダブルバイセプスでは、脚のボリューム、背中の広がり、上腕に至るまで弱点がないとし、準優勝という結果は部門に合っていなかったからではなく、それだけナイルの体が評価されたからだと解釈している。
トップ3の比較では、マイクのほうがワイドで厚みがあり、背中そのものもマイクが上だと話者は述べた。一方でナイルは、サイドチェストで沈み込むことで細長く見えず、厚みを強調できていた。後ろから見たウエストの細さは「ギフテッド」で、それが巨大なXシルエットを生んでいる。ただし、ナイルのバックポーズでの臀部のフレックスはもっと締めてよかった、とも付け加えた。
今後の見通し
話者は、若いナイルが長期政権を築く可能性が高いと見ている。ただ、かつてのクリス・バムステッドのように毎回完璧なコンディションで来られるわけではないとも述べた。王者は予選大会に出る必要がないため、次に見られるのは来年のオリンピアになるかもしれない。ゲストポーズや他の大会に出る可能性はあるという。
話者は、思っていたより早くナイルがこの部門の「教科書」になったとまとめたうえで、この新チャンピオンが正解だと思うかを視聴者に問いかけて動画を締めくくっている。
ミスターオリンピア2026、クラシックフィジークのトップ10決勝を見ていきます。今回は43名が18カ国から出場かな。アメリカが10人、ブラジル人10人、スペインと韓国、中国から3人。結構韓国、中国出てますね。トップ10には入れなかったんですが。
こちら左側にいるのが第10位のアンドレア・マンモリ、イタリアの選手。そして左から2番目、驚きですよ。なんと22歳、初出場でございます。ラトゥシュニ、アメリカの選手、180cmね。そして真ん中右、コロンビアのディエゴ・ガリンド、去年6位です。そして最高にクレイジーな背中の持ち主、ファビオ・ジュニオ、ブラジルの選手が第9位になりました。
今日はトップ6を主に見ていくんですが、このアントン、22歳。かつてのクリス・バムステッド、かつてのウルス・カレシンスキーのように、もうスターになること確定なんじゃないですかね。彼、すごいもの持ってます。高校生だったんでしょ、少し前までは。そういうことでしょう。2004年生まれがこちらでも背中を広げて、強大なXをすでに作り出してます。下半身、特に優秀だね、彼。
こういうタイプの白人選手。かつての本当、クリス・バムステッドのような、年齢とその成績の出し方ですよね。クリスの方がもう少し順位は高かったんですが。バックダブルバイセプス、この右の2人ね、背中が武器の選手たちと比べると、もちろん劣っては見えるんですが、それでもこの中ではもうトップランカーになりました。第7位、アントン。オリンピアを取るために必要なツール、すでにもう持っているんじゃないですかね。
このレベルの高さ、皆さんのコンディショニング見てください。43人の中のトップ10ね。10位から7位。厳しい部門ですよ。骨格勝負でもあり、もう絞り切ってこないと輝けない。そして顔が売れてる選手が、もちろん上に行きやすいですよね。似たタイプの選手が競ってるので、それもレベルが高い中でね。
ということで、今日はトップ6メインで話すので、こちらの選ばれし美の部門の中のトップ6ですよ。見ていこうと思います。順位になった選手たち、3人いますね、この中に。今は1番人気があると言っても過言ではないんじゃないですか、この部門は。選ばれし上位6名、骨格美、肉体美を見ていこうと思います。
第6位。6位はフリーポーズしてなかったので、こちら予選の映像なんですが、ピオトル・ボイドビッチ。ポーランドの選手。こちらの骨格。これもまた規格外の遺伝子の大爆発です。ウエストの細さと、この腹ね、筋肉の付着位置を見てよ。全てのパーツがクレイジーに見えます。特に上半身。彼の長い手足を埋め尽くす優秀な筋肉の付着位置ですよ。
お尻も硬い。ハムも出ている。この背中もね、上部、特に凹凸が。特に目立つの、彼、胸の縦幅、横幅ね。肩のサイズ。そしてこの圧倒的な細いウエスト。腹斜筋、割と出るんじゃないですか。去年13位だから、最高順位も13位です。2回目の出場。今年オーストリアプロ、そしてスペインで優勝をもぎ取りました。
特にコンディショニング、胸の厚み、肩。そちら目立ってます。この背中のポッピング感。下半身、追いついてきましたよ。自己ベストなんじゃないですか。成績は物語ってるよね。
そして第5位。ここからはフリーポーズです。テレンス・ラフィン。ベストポーザーがここにいます。1番アーティスティックで、しなやかに美的なポーズを表現できるのが彼。アメリカの選手ね。165cm。このラインナップの中で比較的背が低い方ですよ。トップランカーでは特に。32歳ですからね、まだ。もう9回目の出場なのにね。ポージングを特に見てみましょう。
2020年と2021年、準優勝してます。去年は3位でした。トップ3から2つ落としてしまった。それはもう明確ですよね。彼、理想的なプロポーションね。彼、絞り切れたらオリンピア優勝の選手なんですよ。しばらくはオフを取って、大会数カ月前からいきなり体作りを始めて、もうここまで戻してくるっていう、昔で言うケビン・レブローニのような選手なんですが。
ミスターオリンピアではサムソン・ダウダで、メンズフィジークではカイロン・ホールデンと同じく、漆黒の丸みに長けた選手はなぜか、皮膚が分厚いような、絞り切っては見えづらい、そんな皮膚感をしてるんですが。もうバランスとシンメトリー。彼もシンメトリーキングですよ。完全なる左右対称でございます。1つ1つの筋肉は丸みに長けていて、ほぼ理想的な位置で膨らんでくると。
このポージングルーティーンですよ。何gかわかんないんですが、満開の綺麗な体を存分に見せられる体格はしている。お尻もこうやって鋭く下部のラインが見えると。ハムストリングスも出ている。背中も割といつもより硬い。ただ、トップ選手たち、もっとハードでしたよ。特にフロントかな、彼の場合はね。
サイズはかなり上がってるので、それを存分に見せる、彼の2021年とか2022年にアーノルドクラシック取った時のような、サイ周りとか特にね。ただ、ずっと見ていたいような、とろけるポージングでございます。
そして第4位です。ここからも一気にレベル上がる。もっと驚いたと言っても過言ではない、ウェスリー・ビサーズ。オランダの180cm、オランダの巨人です。かっこよかったね。このポージングも。これ、絞り、肩見た? 今の。彼は188cm、33歳かな。アーノルドクラシック2冠してる。アーノルドクラシックでは王です。今年もね。6回目の出場。去年は出てないんですが、最高順位、2023年の第7位。さっきのテレンスと比べると、彼ね、トップ3で全然良かったんじゃないかなと思います。
そしてこちらのしなやかなポージング。開脚からの彼のシグニチャーポーズが始まる。ダッチオーク・イズ・バック。彼のニックネーム、戻ってきたぞと。アーノルド・シュワルツェネッガー由来の名前です。うわ、すごい。これアーノルドでもやってましたね。磨きがかかったんじゃないですか。肩付近が本当にシャープに研ぎ澄まされてて、触ったら切れちゃいそうだよね。この脚、彼が大きく改善して、オリンピアで好位を逃した要因が、弱点とまでも言われていた彼のね。身長は高い選手でも、その腕の割れ方。ウェスリー・ビサーズ、大歓喜です。
こちら、皮膚感とクラシックなライン、調和、見せ方。筋肉1つ1つの、腕もね、クオリティと、もう改善してきた脚。これで順位を爆上げしました。こっからが面白いんで、ドコドコドンドコ、ターミネーターのような曲が流れていて、ペックバウンス。ペックバウンスしてる間もずっと脚のラインが失われない。
こちらウェスリーが持ってきたね。この背中の広がりで、比較的まっすぐなウエストのライン。これが作り出す特殊な見た目。もうヴィンテージジェネティックス。こちらの各部位のドライ感。ウェスリーはもう完全にオンです。改善してきます。今年のアーノルドね、おそらく自己ベスト、その時よりいいんじゃないですか。
いろんな大会勝ってますよ。デトロイトも勝ってる。アーノルドクラシックUKも取ってる。ミスターオリンピアではなかなか評価されず、悔しくも第7位。脚を埋めてきました。この背中のワイド感ね。バックも素晴らしかったので。わずかにお尻が小さいか、わずかに後ろから見る脚に隙間があるか。そのぐらいですね。彼、素晴らしかった。
そして今回ちょっとショッキングなのが、ラモン・ディノ。去年のチャンピオンです。特別な登場するよね。ブラジルの180cm。31歳、まだ若いです。クリス・バムステッドと同い年ぐらいかな。ずっとトップ2を争ってきて、去年チャンピオンやっと取れたラモンが、今年連覇するのかなと思いきや、彼は縮みました。
これ悔しいポイントではあるんですが、この脚もね、ここまでではなかったですね。バスキュラリティは出てますよ、1年中。彼は体脂肪率低い状態を、ピッツバーグプロのゲストポーズの時から見せつけていて、ずっとリーンな状態でいたと。なのでサイズを失ったのかなと思い、単純にピークを外しただけかもしれないんですが。
見てみると素晴らしい体ではあるんですが、去年のラモン、優勝した時を知ってる人なら、クリス・バムステッドとバチってた時を知ってる人ならわかると思います。脚にも、これ良くは見えるんですがね、隙間は生まれてしまった。背中のボリュームもかなり落ちてしまった。胸も違いますね。しかし絞り込みはピカイチであると。単純に張りがなく見える。だからフラットですよね、ボディビル界隈で言うと。
もちろんラモンも好きです、全選手。だから彼がトップ2でまたバトってるのを見たかったなと思うんですが、これ仕方ないかな。脚も良く見えますよね。カットも入ってるし、とにかくドライではあるんですよ。ただ、ここでこんなもんではなかったよ、ラモンは。なので予選から少し驚いてはしまったんですが、それでも第3位というなかなか優秀な結果。去年のチャンピオンだから第3位なのかもしれないんですが。
彼の太い四肢、特に前腕とふくらはぎが今回重く見えてしまいましたね。他の部位がしぼんで見えることによって。プラスね、別に変なあれではないんですが、彼、顔変わりましたね。顎ら辺が大きく変わりました。これは手術的なことをしたんかな。ブラジルのビューティースタンダードに合わせたのか。野生のラモン・ディノから、俳優に見えるような顔になってましたね。顎周りが去年と特に違うんだけど、顔全体含めてもキリッとした、メイクをバチッとしたような、主張してくる顔になってるよね。また比較で見ていきましょう。彼が第3位。
そして今回第2位、準優勝したのはマイク・ソマフェルド。ドイツの方です。なんと3年連続の準優勝。全て違うチャンピオンの隣で最後並んでますね。第2位の体、見ていきます。彼はもう、彼の体、ルチコですね。身長は175cm以下。32歳か31歳でしょう。2025年のアーノルドクラシックチャンピオンです。
少し背中はいつもよりソフトかな。割れてますよ。マイク・ソマフェルドはね、美としてもう最高だと思ってるんです。彼は212でも活躍できるでしょう。いつかオープンでも活躍できるでしょうというような、完璧なフレーム。彼、脚長いですね、まず。下が6、上が4に見えるぐらいの比率ですね。
フロントラットスプレッド、非常に広がる。肩も骨格的に幅あります。脚もかなり埋まってる上に凹凸が強い。彼もまたであります。背中のわずかな質感ぐらいかな。こちらが完全に整ってたらね、また結果は違ったかもしれないんですが。不思議ですよね。下半身はかなり割れて見えると。お尻もアーモンド状態。
このバックダブルバイ、世界最高峰だと思ってます。こちらガンダム。大スズメバチと言っても過言ではない。このクオリティですよ。どの部門でも活躍できる上半身、そして素晴らしい下半身持ってます。ちょっとね、お尻の力の入れ方。バックポーズ、時によってはフレックスさせず、時によってはフレックスさせるって。サイドトライも良かったね。
彼は身長が足らずに、去年は急激に何kgも、数日で体重落としたんですが、今回は準備万全だったようで、筋肉1つ1つ張りがありますね。非常に美でね、ポージングもうまいです。だから、アンチが多い選手ではあるんですが、ネックはすごいと思う。彼の体を見たら認めざるを得ない巨大なX。しかも身長が高いタイプの選手と違ったフレームの埋め方をしてます。
特に今回、脚が素晴らしく見えましたね。去年よりもパワーアップして見えた、こちら確実に。ただ、わずかに張り付けが足りないのかな。それにしても素晴らしい美ボディビルダーですよ。クラシックの定義はなんぞやって言われたら、わかんないですよ。クラシックっぽくないとはよく言われてますね。大きく見えすぎる、マスモンスターだとか、ボディビルダーだって言われてましたよ。
なんかそうは思わないです。だってクラシックの基準って、美であるボディビルダーですよね。体重上限が決められてる中で戦ってるわけなんだから、ある意味フェアですよね。成績が物語ってますから。素晴らしい選手。ただ、このマイクでも勝てないなら、彼、クラシックの顔にはなれないのか。そう思いましたね、今回。
ということで、今回のオリンピアチャンピオン、新クラシック王者。初優勝のナイル・ダーウェン、イギリスの選手です。彼は185cmあります。年齢は28かな。このウエストのライン、このプロポーション見てよ。去年5位から一気にジャンプアップし、クラシックフィジークの新たな時代を作り上げる、そんな男です、彼はね。
いつか優勝することは皆さんもわかっていたと思うんですが、こちらのプロポーションよ。今年のニューヨーク、体調不良の直後に出ても優勝しました。その後もピッツバーグ、より良くなって優勝しました。欠点が1つもないと言ってもいいでしょう。彼はあまりにも左右対称。骨格をかなり埋めてきて、この背中も大きく去年から成長しました。
お尻も綺麗すぎるんで、ボックス型ですよね、形が。ハムストリングス、サイドレッグの厚みもいい。胸みたい。胸、肩。特に彼は肩、三角筋が非常に巨大で、完全に3.14であると。胸と繋がってます。こちらのポーズも非常に美。その肩とのギャップ、ウエストとの対比。こちらで非常にね、フロントラットスプレッド、彼の得意なポーズです。フェイバリットクラシックポーズにしてますね、こちらも。
バックポーズに移ります。お尻、やはりボックス型。ハムストリングスも結構出ます。もっと強い選手はいるんですが、もうクリーンすぎるんだよね。これは背中も含めてです。完全に左右対称。下背部の立体感、凹凸。表情の濃さ。こちらもいい。脚はもう少し絞れてる選手いましたね。肩にストリエーション入ってる。こちらのウエストよ。腹筋も綺麗なのでね。彼、しても入るんですよ、肩。
去年よりパワーアップしてます。今年のピッツバーグより確実にいいんじゃないですかね。彼は全てのポーズで、全ての角度において美と思わせる。納得させるんじゃないですか。この細さ。腹筋まで整ってしまっていていいんですか。だから決して真似できない、真似させない体ですよね。新種のチャンピオン。
またクリス・バムステッドとかラモン・ディノとは違ったタイプのチャンピオン生まれましたね。過去2人のチャンピオンが現代版超美的クラシックフィジーカーだとしたら、新チャンピオン、ナイル・ダーウェンはスーパーモデルであります。マイク・ソマフェルドの方がさすがにボディビルダーとしては勝ってましたよ。ただ、ミスターオリンピアは明確なガイドラインを作ってくれましたね。
これは納得。ナイルがいつか勝つっていうことは確定していたし、それが今年でも来年でも良かったんですが、思ったより早く彼は勝ちにふさわしいコンディションと、勝ちにふさわしい体格を持ってきた。真似できないボディ。なりたくてもなれないような遠い位置にいるポッピングマンです。彼はスーパーモデル。素晴らしいチャンピオンだと思いますよ。
ちょっとトップ6とトップ3の比較を流して見ていこうかなと思います。今回、予選の時点からラモン・ディノがセンターから押し出されるような形になって、今年はオリンピアチャンピオンになれないのかなと思ってました。右からテレンス・ラフィン、ウェスリー・ビサーズ、マイク・ソマフェルド、ナイル・ダーウェン、ラモン・ディノ、そしてポーランドのピオトル・ボイド。
まずはフロントダブルバイセプス。今回ウェスリーが輝いてましたね。このフレームの大きさを見て。アウトラインで脚も幅が増したのに、内容も素晴らしいと。もうカットの数よ。サイドチェスト。やっぱり今回、武器になりますね、ナイル・ダーウェンの肩は。だから彼はクラシックフィジークチャンピオンとはいえ、やはり70年代、80年代の選手とは大きく違う。進化した現代版クラシックであることはわかります。
これ、マイク・ソマフェルド、ウェスリー、ナイル、素晴らしいですね。背中の立体感。全ての選手は下部まで立体的に発達しておると。ナイル・ダーウェン、左から3番目。ウエストの細さよ。この時点でもうナンバーワンですね。ここまでギフテッドなもの持っているのに、腹直筋も綺麗なの。これチートだよね。
2位のマイク、ウェスリーとともに、今回トップ4に入ってる選手たち、どれほど巨大であるか、巨大に見えるかは、こう見ると。見て、左側2番目、ラモン・ディノの下半身。ちょっとマイクと並んだところを見てみましょう。去年のチャンピオンと去年の2位です。ピオトルも今回健闘してますよね。髪型もいいよね。七三分けのような形で、ある意味でクラシックでね。昔のアメリカ人の、ニューヨークにいるような男性みたいな髪型をしてます。
見て、ウェスリーのサイズを。これ、打ち切ってましたね。あとはどこなんだろうな、ウェスリーっていうのは。上半身がまだ大きく見えるとか、バックポーズでの下半身も必要かなと思うんですが。このマイク・ソマフェルド、やはりボディビルダーとしての完成度、ピカイチだと思います。クラシックっぽいのはナイルなのかな。それは合ってると思いますよ。どうせマイク・ソマフェルドここ優勝したら、うわーって炎上してたと思うんで。
ナイルもバックから硬いです。彼、数年かけて熟成されていけば歴史的な体。今の時点で歴史的な選手なんですが、彼の体、語り継がれること確定。間違いなしです。ウエストの細さね。これが全ての部位をより大きく見せていると。腹斜も綺麗。ピオトルいいよね、今回。ちょっと特殊な骨格ではあるので、どう評価されるか、これから気になるところなんですが、ベストプレイス、第6位になりました。
第5位のテレンス、ちょっと目が吸い込まれないですよね。皮膚感がやや柔らかく見えるのかなと思います。もう1周、フロントダブルバイセプス。マイク・ソマフェルドのシェイプを見てよ。脚のボリューム、背中の広がり、上腕に至るまで、彼もまた弱点部位1つもないね。1つもないです。この部門にマッチしていなかった。マッチしてなかったら準優勝になってないと思うんで、それほどナイル・ダーウェンの体が評価されたというところでしょうか。
ちょっと左から2番目、ラモン、フラットですね。ピオトルにも大きく差を広げられてました、今の時点でね。ちょっとここでね、マイク・ソマフェルド、内転、内転出ましたよ。内股は埋まったんですが、ただお尻のサイズ、お尻の割れ方、ここで差が開いてしまったかな。ただ、ラモンには勝ってたんじゃないかな。ラモンも好きなんですけどね。去年も今年もこう言ってしまって申し訳ないんですが。
ただ、トップ2に入れないことは、こちらのポーズでもね、マイクとラモン、脚のサイズがどれほどあるのか。去年は戦えてたので。ウェスリーの脚のカットのラインの深さ。この横腹のラインの多さ。これ昔見えたかな。多くなってますよね。ドンピシャのウェスリーだったってことがわかります。
ナイル、脚、もう少し硬くなる必要あります。やはりフロントから見ても、マイク・ソマフェルドが絞れてないとか、どうのこうのってのはないですね。ここまで引きでカットが深く入るか。脚はマイクだったんじゃないですか。もしかしたらナイル・ダーウェン、去年の方が下半身自体は良かったかもしれない。フロントポーズ見て、このウェスリーの気合い。マイクのフィギュアのようなポーズ。素晴らしいトップ6です。レベル高かったね、今回も。
続いてトップ3を軽く流しながら見ていくんですが。どうですか、皆さん。新チャンピオン納得できますか。こう見るとマイクの方がワイドで厚みはあります。ラモンもね、こちら予選なんで、そこまで悪くないかな。サイドレッグも厚く見えるし、ナイルが結構沈み込むことによって全く細長く見えない。厚みを強調できてますよね。
後ろから見た時のウエストの細さ、これはギフテッドです。だからこんな広がって見える。ここまで巨大なXに見える。背中自体はマイク・ソマフェルド。ただ、お尻のフレックスのさせ方がわずかにもったいないかな。締めていいと思うね、これはね。マイクは髭が数年前からめちゃくちゃクールだよね。脚の長さも本当、ナイル・ダーウェンと同じぐらいあります。だから巨大な脚に見えるのも、それが要因となってます。骨格的に肩幅もあります。ただ、ナイルの三角筋、この丸み、フロントラットでも非常に映える。
マイクはどうですかね。いい選手だと思うんですが、クラシックで優勝するにはちょっと足りない部分があるのかな。どう思いますか。ナイル・ダーウェン、新チャンピオンです。おめでとうございます。まだ若いからね、新時代を築きそうですよ、長い間。絶対政権になるんじゃないですか。
ただ、クリス・バムステッド、かつての王者みたいに毎回ビタビタなコンディションでは来れないんですよ。ただ、優勝したことによってオリンピア予選に出る必要がないので、1年に1回、来年のオリンピアなのかな、彼を見れるのは。もしかしたらサービスや他の大会も出てくれると思うんですが。思った以上に早く、何回も言うけど、彼が教科書になりました、この部門のね。
正解だと思いますか。皆さんぜひ意見ください。ちょっとメンズフィジークなども作るので急ぎます。ありがとうございました。ではまた。
です。
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