海藻再生から防衛へ:Ulyssesは「海のSpaceX」をどう組み立てているか
東京大学FoundXFoundXの番組「FoundX Review Startup IdeaCast」は、海外スタートアップのアイデアをAIで整理・分析して紹介している。今回取り上げたのは、海洋ロボティクスのUlysses Ecosystem Engineeringである。番組冒頭で、分析はAIで情報を整理しているため古い情報や誤りを含む可能性があり、事実が重要な場合は各自で一次情報を確認してほしいと断っている。
中心となる問いは、巨大な海洋市場を狙うスタートアップが、なぜ海藻の再生という小さな領域から始めたのか、そしてどうやって桁違いの低コストを実現しているのかである。解説役の話者は、痛みの大きい小さな市場から入って実績を積む「ウェッジ戦略」と、実際の海で壊しながら学ぶ開発姿勢が、この会社の要点だと見ている。
なぜUlyssesを取り上げたのか
解説役がUlyssesを選んだ理由は二つある。一つは、同社が「海のSpaceX」と呼ばれる動画などで注目を集めていること。もう一つは、直近でAndreessen Horowitzから約4,600万ドルを調達したことだ。話者によれば、同社はもともと気候テックの色が強かったが、最近は防衛の色が濃くなっている。その両方を手がけている点が面白いという。
海洋の「読み」だけでなく「書き」を担うプラットフォーム
話者の整理では、Ulyssesが作ろうとしているのは、海洋の「Read & Write(読み書き)」を可能にする自律型海洋ロボティクスのインフラである。背景として話者は二つの動きを挙げる。陸上資源の枯渇や気候変動によって、次のフロンティアが海洋に移りつつあること。そして防衛の観点からも海洋への懸念が高まり、水中ロボットや水上ビークルが注目されていることだ。
一方で、海洋インフラの構築や、海草(シーグラス)などの環境修復は、いまも有人船とアナログな手作業に大きく頼っている。話者はこれがボトルネックになっていると見る。Ulyssesはここに、ハードウェアとソフトウェアをフルスタックで組み合わせたプラットフォームを持ち込もうとしている。
聞き手が「ライト(書き込み)」の具体的な中身を尋ねると、話者はこう説明した。カメラで撮影する「リード」にとどまらず、ロボットアームで種を植える、ケーブルを修理するといった物理的な作業を、同社は「ライト」と呼んでいる。ミッションに応じてレゴブロックのように装備を組み替えられるため、海中に実際に介入できることが同社の強みだという。
課題:海藻の消失と、高すぎて「見るだけ」の既存手段
想定顧客は、海藻の再生に取り組む海洋生物学者、環境当局、沿岸警備当局、インフラ事業者などである。最初の市場は小さいかもしれないが、痛みは大きいと話者は言う。
話者が紹介した数字は次のとおりだ。海藻・海草の藻場は熱帯雨林の35倍の炭素吸収力を持つ一方、毎年約7%のペースで消失している。ボランティアやダイバーの手作業では、年間わずか5ヘクタールほどしか再生できない。有人船とダイバーを使うと1日5万〜10万ドルかかる。既存のAUV(自律型水中ビークル)は数百万ドルと高価なうえ、観測しかできない。
規制と需要の面では、EUの自然再生法が2030年までに陸域・海域の少なくとも20%に再生措置を適用すると定めていることを挙げた。さらにNOAAによれば、2026年4月時点で高解像度技術によってマッピングされた海底は28.7%にとどまり、海底データが不足している。地政学の面では、海底ケーブル、海上のチョークポイント、海底資源、場合によっては洋上風力も含め、防衛や保守・メンテナンスの課題が増えているというのが話者の見立てである。
これほどの痛みがあるのに、なぜ手作業に頼ってきたのか。聞き手のこの問いに、話者は二つの理由を挙げた。まず、浅瀬は濁りが強く潮の流れも速いため、大型で高価なロボットを投入するのはリスクが高かった。次に、既存機は広域の海底マッピング、つまり「見る」ことに特化しており、種を植えるような細かい物理作業には向かない構造だった。Ulyssesは、低コストの機体でこの隙間に対応しようとしている。
解決策:Mako・Leviathan・Krakenの3点セット
Ulyssesのシステムは三つの要素でできている。ケーブルなしで自律航行するAUV「Mako」、水上の母船「Leviathan」、そして発進・回収・充電を担う「Kraken」だ。この組み合わせで、人が介在せずに物理的な介入を続けるプロセスを作ろうとしている。
話者によれば、同社は競合の10分の1以下のコスト、約5万ドルから実現しようとしている。装備はミッションに合わせて交換できるモジュール設計で、植え付けにも観測のみの運用にも対応する。機体にはエッジAIや運用ソフトウェアも組み合わせ、フルスタックで提供する。グレートバリアリーフでの実証実験では、手作業と比べてスピード約100倍、コスト10分の1を達成したとされ、初期売上もすでに数百万ドル規模の実績があると言われている。
話者は、これが技術的にかなり難しい挑戦だと強調した。水中ではGPSが使えないため、音響ビーコン、慣性航法、海底マッピングなどを組み合わせる必要がある。そのうえで低コスト化、モジュール化、エッジでの計算、そして物理的な介入まで、競合の数分の1のコストで実装しようとしているからだ。
聞き手は、要素が盛りだくさんに見えるとして、KrakenとエッジAIがなぜ必要なのかを尋ねた。話者の説明はこうだ。Krakenがなければ、結局人間が船を出してロボットを回収することになり、手間とコストがかかる。完全な自律と24時間365日の連続稼働を実現するには、発進・回収・充電の自動化が欠かせない。エッジAIについては、水中には電波が届かず、GPSも遠隔操作も使いにくい。障害物の回避や対象物の検知は機体側でリアルタイムに行う必要がある。種を植える、インフラを修理するといった介入作業まで考えると、なおさら機体にAIを載せる必要が出てくるという。
市場規模とドライバー、そして「見せ方」の難しさ
話者が紹介した市場の見立ては、海洋経済全体(TAM)が約2.5兆ドル、SAMとして無人水中ビークル(UUV)市場が87.2億ドル、SOMとして当面の海藻再生が数百万〜数千万ドル規模というものだ。ただし海藻再生はあくまで入り口であり、最終的には全体へ広げる狙いがある。同社がa16zの防衛寄りのファンドから資金を受けたのも、その表れだと話者は位置づける。
成長を後押しする要因として、話者は三つを挙げた。EU自然再生法という規制、地政学リスクにともなう海洋防衛費の増加、そしてAIとバッテリーの低価格化である。三つ目によって、安価な機体にAIを載せ、より長く航行させられるようになったという。
EU自然再生法がどう効くのかを聞かれると、話者は、法的義務が生じたことで欧州各国の政府予算が半ば強制的に海洋修復に振り向けられる状況になったと説明した。同社はこれを最初の市場の獲得に使おうとしているのではないか、という見方である。防衛費が増えている背景については、中国の造船ペースに対抗するため、安価な無人自律システムが求められている点を挙げた。ウクライナでは陸上ドローンを使って低コストで大きな標的を破壊する戦術がとられているとされ、同様の戦術が海でも取られるなら、無人システムで大型艦を攻撃したり守ったりする需要が生まれるという見立てだ。
一方で話者は、気候テックとして始まった会社が最近は防衛に入ってきており、メッセージの出し方が難しい会社だという印象も語っている。当初はブルーカーボンのクレジットを作ろうとしていたのかもしれないが、ボランタリーなカーボンクレジットは今厳しい状況にある。そのためピボットに近い形で防衛へ入っているのかもしれない、というのが話者の推測である。
ビジネスモデル:RaaSと「2.5万ドル」の機体
話者によれば、Ulyssesはハードウェアを売り切るのではなく、RaaS(Robot as a Service)として、政府やNGOから修復プロジェクトやデータ取得を受託する高単価モデルで稼いでいる。ベースモデルは、既存の100万ドル級の同等機と同じスペックを約2.5万ドルの原価で製造しているとされ、設備投資(CAPEX)を大きく抑えている。さらに複数台の群(スウォーム)運用と無人化によって、規模が大きくなるほど運用費(OPEX)が下がる構造を狙っている。自律性はコスト削減の手段でもあるという。
この価格破壊がどう可能なのかについて、話者は「一説によると」と前置きしたうえで説明した。高価な海洋専用部品を使わず、EV用バッテリーのような安くなった汎用品を組み合わせ、部品を自社で内製しているのだという。
将来ハードウェアを売る可能性についても聞かれた。話者の印象では、その可能性はある。米海軍などはセキュリティ上の理由で、サービスとして使うより自前で運用したい場合があるため、そのときはハード単体でも売るようだ。ただし防衛領域は、特に米国では予算が大きい一方で、調達サイクル、セキュリティ認証、試験評価、サプライチェーン要件が重い。そこをどう突破するかがビジネスモデルの一つの焦点になるかもしれない、と話者は言う。加えて、海藻再生で得た環境当局などからの信頼を防衛や監視用途に使うことは、ステークホルダーによって受け止め方が分かれる。気候テックと防衛テックのブランドの緊張関係をどう扱うかも、大きなポイントになりうると指摘した。
戦略:完全垂直統合と「海洋OS」
同社の戦略は、ハードウェア開発からソフトウェア、現場運用までをすべて自社で行う完全な垂直統合である。既存のサプライチェーンに頼らず、音響センサーやモーターなどを内製し、EVバッテリーを活用することでコストを下げている。10〜20年後のビジョンとして掲げているのが「海洋OS」だ。地球上の海に数万台のロボットを常駐させ、少数のリモートセンターからインフラ保全、防衛、生態系管理を遠隔で実行する構想だという。
聞き手が、垂直統合以外にSpaceXと似ている点はあるかと尋ねた。話者は、重厚長大な既存産業に対して、低コスト化、内製化、反復テストによる高速なアジャイル開発を持ち込む点が酷似していると答えた。さらに話者は、SpaceXがロケットを安くするだけでなく、自社衛星Starlinkを載せて送り届けたように、Ulyssesも今後「海のStarlink」のようなものを手がけるかもしれないと推測している。これは話者自身の推測である。
段階的展開:海藻再生→商業インフラ→防衛
展開は段階的に進んでいる。フェーズ1が海藻再生だ。話者によれば、ここを選んだ理由は、実需があり、競合がおらず、現場データを蓄積しやすいことにある。ニッチな市場で実用性を証明し、現場で技術を磨いた。次に、洋上風力や海底ケーブル点検といった商業インフラへ横展開し、内製化と量産体制を進める。長期的には、米海軍などの防衛領域、たとえば機雷対策や監視への本格導入と、グローバルな群運用を目指す。話者は、防衛にはまさに今入ろうとしているところだと見ている。
インフラへの展開は簡単かという問いには、話者は難しいだろうと答えた。電力会社のような保守的な顧客の信頼を得る必要があり、そうした顧客にとっては実稼働時間や実際に動いているかどうかが非常に重要だ。だからこそフェーズ1では実績づくりに集中していたのではないか、というのが話者の解釈である。機体の流用については、モジュール設計なので、たとえば種まき用のアタッチメントを機雷探知センサーに付け替えるだけで、ベースの機体はそのまま使えるとされている。
競合とモート:低コストの「リード&ライト」とフルスタック運用
話者の整理では、差別化の核は低コストで「リード&ライト」ができることにある。既存の大手は高コストでリードオンリーにとどまっており、イノベーションのジレンマがあるとも言われる。これに垂直統合による低コスト、モジュール設計の柔軟性、エッジAIによる自律計算、水上・水中を統合したシステムを自社で運用する体制が加わる。話者は、ソフトウェアや運用まで含めて手がけることが簡単に真似できないモートにつながるのは、垂直統合型スタートアップによくあるパターンだと述べた。従来の50分の1のコストなので多数を展開でき、群運用も視野に入る。ただし群運用は、まだ実用段階には至っていないかもしれないと話者は留保している。
競合としては、海藻やサンゴの修復ロボットを手がける企業、防衛・海洋データ・インフラ監視を「OS化」しようとするTerradepthのようなデータ基盤系スタートアップ、大型で高価なAUVを持つKongsbergなどの防衛大手、さらにTeledyneやOcean Infinityなど海上の自律運用や防衛の文脈で出てきているプレイヤーが挙げられた。そのうえで話者は、モジュールを使ってこの領域に取り組むところはそれほど多くない印象だと述べている。
既存大手が追随してくるリスクについて、話者はリスクはあるとしつつ、参入しにくい構造だと見る。大手はすでに数百万ドルの機体を売るビジネスで回っており、数万ドルの機体を作ると自社製品とカニバリゼーションを起こすからだ。
リードオンリーの機体が多い理由も話題になった。話者は、水中でドリルやアームを安定して動かすには姿勢制御やハードウェア設計が難しく、そのため参入者が少ないのだろうと述べた。また、自社運用のRaaSで蓄積される運用データを使って運用を改善していくことが、今後の同社の強みになるかもしれないとも語った。
参入戦略:泥臭い営業と、水漏れするMVP
参入の仕方について、話者は「泥臭い」アプローチを強調した。最初から防衛や海底インフラという巨大市場に正面から入るのではなく、痛みは明確なのに自動化されていない海藻再生から入った。2024年11月ごろのTechCrunchの記事では、ローンチ時点で民間企業や政府機関から約100万ドルの売上を得ていたと書かれていたという。入り口となったのは、予算はあるが手作業に限界があり、目標面積に届かないという海洋生物学者の切実な痛みだった。
最初のMVPは高度なものではなく、3Dプリント部品を組み合わせた、水漏れするような原始的なロボットだった。何かを海藻の種に見立てて海でテストし、作ってはすぐ海で試すアジャイルな開発を進めたとされる。
顧客・投資家の獲得も泥臭い。紹介なしで、気候分野で有名なトップVCのLowercarbon Capitalに直接カレンダー招待を送りつけて接点を作るなど、アウトバウンド営業をかなりやっていたという。話者は、CEOの名前でYouTubeを検索すると7年ほど前から起業関連のコンテンツに出ていたこと、CTOも何度か起業経験があることに触れ、そうしたファウンダーだから泥臭い営業ができたのではないかと推測している。最終的に、グレートバリアリーフでの実稼働と年間約100万ドルの初期売上という強いPMFの指標が、資金調達を後押ししたと言われている。
いきなり連絡が来ても戸惑いそうだが、なぜ営業が成功したのか。聞き手のこの疑問に、話者は二つの要因を挙げた。一つは、Lowercarbonがもともと海藻再生やその炭素吸収に関心を持っていたこと。もう一つは、何よりも実際に動くプロトタイプがあったことだ。海洋ハードウェアはシミュレーションと現実の乖離が大きい。何が原因で壊れるかを最速で知るために実機を作り、現場で動かしていたことが大きな説得力になったのではないか、と話者は見る。なお、最初の100万ドルの顧客は、オーストラリアの大学や環境当局など、海藻再生の実務課題を抱えていたアーリーアダプターだったという。
創業チーム:サーフトリップの雑談から数週間で起業
創業のきっかけは偶然だったとされる。サーフトリップで海洋生物学者から手作業の大変さを聞いた雑談が着想につながり、わずか数週間でプロトタイプを作って起業に至ったという。4人の共同創業者は、ドローン・ロボティクス、F1の精密工学、政府向け営業(B2G)といった、海洋ロボット事業に必要なスキルがうまく噛み合っていた。B2Gの営業力はディープテックの「死の谷」を越える鍵だったとも言われている。既存品を改造せず、AUVをフルスクラッチで開発した点について、話者は技術陣の自信の表れでもあったのだろうと述べた。
聞き手が、メンバーがあまりにぴったりそろっている理由を尋ねると、話者は、過去のドローンスタートアップの同僚や幼なじみが関係しており、グループチャットから即座に集まったと言われていると説明した。O'Brienという姓の人物が2人いて、兄弟なのかもしれないとも話している。聞き手は、雑談から始まるのはスタートアップらしいが、この番組で紹介してきた会社ではあまり聞かなかったと応じた。話者は、仲の良いグループで、以前から一緒に何かをしていた経験があったのだろうと推測している。また、足りないスキルはあっても、手持ちのスキルを生かして「これならできるのでは」という形で進めていったように見える、とも語った。
学びとピボット:カーボンクレジットからRaaSへ、そして防衛へ
初期の仮説はカーボンクレジットで稼ぐことだった。しかしクレジット化には時間がかかるため、再生プロジェクトの受託、つまり運用まで含めたRaaSに近い形へピボットしたという。話者は、初期のキャッシュ創出と実績づくりに適した現実的な判断だったと説明する。
もう一つの学びが、実海域に投入して壊しながら学ぶ姿勢だ。机上の計算だけでなく、濁り、塩害、潮流といった過酷なフィードバックを即座に機体設計に反映し、機体の堅牢性を急速に高めていった。具体的な対応を聞かれると、話者は、社内にCNCなどの工作機械を持ち、壊れたパーツをその日のうちに削り出して翌日に再投入するという、内製ならではのハードウェアのアジャイル開発を挙げた。
防衛への移行もこの延長にある。安価で高性能な機体を作った結果、防衛関係者の目にとまり、米海軍や防衛・インフラ側から逆指名で引き合いが来たという。すぐに対応できたのかという問いには、モジュール型なので付け替えるだけで防衛向けデモを実施し、環境ミッションと並行しながら海軍などとのプロジェクトを獲得したと言われている、と話者は答えた。
資金調達:プレシードからa16zのシリーズAへ
資金調達の流れについて、話者は次のように紹介した。2024年にプレシードで調達し(字幕上は「2200万」)、2026年にシリーズAを実施した。シリーズAにはAndreessen HorowitzのAmerican Dynamism Fundが入っている。初期の成功要因は、Lowercarbonへの直接アプローチ、気候変動へのフォーカス、そして現場で動く実物と売上実績の三つだという。創業1年半、5名ほどの体制で100万ドルの売上を作り、シードを経てシリーズAへ進んだ。現在の売上実績は500万ドルを超えているようだ。
このフェーズでa16zが大きく投資した理由を聞かれると、話者は、同ファンドが米国の製造業と防衛力の再興をテーマにしていることを挙げた。低コストな海洋無人機を国内で量産するというUlyssesの方向性は、防衛と製造の両面でファンドの関心に合致し、高く評価されたのではないかという見方である。
日本への応用:AIの提案と話者の見方
番組では、日本版の可能性をAIに考えさせた結果も紹介された。前提として、日本は広大なEEZ(排他的経済水域)を持ち、海洋インフラの老朽化や磯焼けなど多くの海洋課題を抱えている。AIが示した案は三つある。
- 案A:磯焼け対策とJブルークレジットの組み合わせ
- 案B:電力会社や港湾局を顧客とする、洋上風力と港湾インフラの点検RaaS
- 案C:高齢化が進む養殖業の自動化(網の点検、死骸除去など)
AIはさらに、機体性能だけで競うのではなく、制度的なネットワークに深く入り込んで運用データを蓄積することが重要だと提案したという。これに対し話者は、いっそUlyssesのようなことを日本でそのままやるのもありではないかと述べた。聞き手も、どの案も一気通貫でやれそうだと応じた。話者は、海に近い国なので痛みは多く、入り口は米国やEUと違うかもしれないが、入れる痛みを見つけて海洋OS、あるいは海のSpaceXを作っていく道はあるのではないかと語った。
結論:ウェッジを掴み、現場で壊しながら山を登る
まとめとして話者は、Ulyssesが巨大市場を見据えつつ、まずは痛みの大きい海藻再生から入って実績を作った点をポイントに挙げた。もともと防衛へ行くつもりだったのかは、向こうから問い合わせが来たという経緯もあり、よく分からないとも付け加えている。そのうえで、単なるデータ取得にとどまらず物理的に介入できるハードウェアを作ったことで、さまざまな領域から引き合いが来たこと。机上ではなく実環境で壊しながら学ぶアジャイルな検証、内製化による大幅なコスト削減、運用まで含めたフルスタックでの差別化を、この会社の要点として挙げた。泥臭い現場作業からウェッジを掴み、徐々に大きな山を登っていく分かりやすい事例だという評価である。話者は個人的に、同様の大きなビジョンを持つ日本企業が出てくることを願っていると述べた。
聞き手は、サーフィンから始まっている点が個人的に面白かったと語った。さらに、ゼロから作ること、そして「リード&ライトの両方ができた方がいい」という理想から入ることが、とてもスタートアップ的な思考だと感じたという。話者は、どこまでが偶然だったのかは分からないとしつつ、うまく波を掴み、そのうえで実績を積んでおいたことが面白いと応じた。最後に、収録の2週間ほど前に公開された同社のYouTube動画を勧めている。きれいな海で実際に実験している様子が映っており、本当にやっていることが分かるという。
皆さん、こんにちは。FoundXのマ田です。
FoundXの富田です。
早速ですが、ゴールデンウィーク明け初めての今回撮影となりますが、ゴールデンウィークいかがだったでしょうか?
私ですか?たけのこを掘ったり、わらびをもらったりして、アクを抜いてました。
おお。私は基本家にいて、はい。ChatGPTと会話してました。
どんな話されてたんですか?
色々ですね。大変助かりました。
そうですね。
はい。このChatGPTを使って今回も作らせていただいたので、それを活かして今日もアイデアキャストやっていきたいと思います。ということで今回のアイデアキャストですが、このFoundX Review Startup IdeaCastは、海外のスタートアップのアイデアをAIを使って分析して紹介する番組になっています。これからアイデアを考える人たちの参考になればと思います。
最初にディスクレイマーですが、AIを活用して情報を整理しているため、一部情報は古かったり間違っている場合があります。確度を重視される場合は必ずご自身で調べるようお願いいたします。本ポッドキャストはあくまで、ここからアイデアの参考情報とか考え方を引き出すことを目的にしています。
では今日紹介するのですが、このUlysses Ecosystem Engineeringという会社です。こちらを選んだ理由について教えてください。
そうですね、彼らがなんか「海のSpaceX」みたいな感じで言われている動画とかもありまして、非常に注目されている海洋ロボティクスの会社ということがあって、今回選ばせていただきました。直近Andreessen Horowitzから4600万ドルぐらい調達しているというところですが、元々はクライメート色の強いところで、最近ディフェンス色が強くなってきているという、なんかその両方をやっているという面白いスタートアップなので、今回はこのスタートアップを取り上げさせていただいたというところになります。
では早速ですが、このUlysses Ecosystem Engineeringに入っていきたいと思います。全体像です。次なる成長の主戦場ということで、この海洋における読み書きを可能にする自律型海洋ロボティクスのインフラプラットフォームを作ろうとしているのが、このUlysses Ecosystem Engineeringです。ある意味と言いますか、いろんな形で使えるものかなと思っていて、陸上の資源の枯渇の問題あるいは気候変動の問題によって、次のフロンティアがこの海洋にシフトしていると。プラス、防衛という観点でも、シーパワーとランドパワーとか色々ありますけども、その海洋というところに関しては色々と問題と言いますか、懸念が上がってきているというところもあって、このアンダーウォーターのロボティクスビークルであったりとか、サーフェス、表層の方の海面、海上の方であったりとか、そうしたところが注目されているというところがあります。
ただ一方で、この海洋インフラの構築とか、あるいはそれを使った環境、シーグラスなどの修復というところに関しては、巨額の有人船とアナログな手作業にかなり依存しているというところがあったり、そこがボトルネックになっているというところです。なのでこのUlyssesという会社は、この海洋のリード・アンド・ライト、読み取りだけではなくって書き込み、いわゆる何かそのレストとかをしていくというところも含めたプラットフォームを、フルスタックでハードウェアとソフトでやっていこうというのが、このUlyssesの全体像になっているのかなと思っています。
で、まず防衛とかインフラから入るんではなくって、海藻の再生から着手して、実需のあるところから入っていって、徐々にこの海洋というところ全体をやっていこうというところで、生態系、エコシステムの修復であったりとか、インフラの防衛とか海洋の管理とか、こういうところをやっていこうとしているスタートアップです。
リード・アンド・ライトのライトで修復っていう風におっしゃってたんですけど、他にもどういったことを具体的にはするんですか?
そうですね、単にカメラで撮影する、リードをしていくだけではなくって、ロボットアームで種を植えたりとか、ケーブルを修理したりとか、そうした物理的な作業をやっていくというのを彼らはライトと言っています。
後でご説明しますが、様々なレゴ的なブロックを組み合わせて、その海洋の中で動くロボティクスというものをやっていくという会社なので、実際に介入できるというところが彼らの1つの強みなのかなと思います。
では続いて課題ですね。この放置された非効率さと、さらにそこに関して巨大なペインがあるというのが、この海洋のところだったと言われています。ターゲット顧客としては、海洋生物学者という、その海藻の再生とかをしているような人たちや、その環境とか、あるいは沿岸の警備当局であるとか、インフラ事業者とか、色々あったりはするんですけれども、そうしたところに関して、ニッチなマーケットかもしれませんが、そこにすごいペインがあると。
海藻としては、熱帯雨林の35倍の炭素吸収力があるものの、毎年7%ぐらいというスピードで本当にかなり消失していっているという、そうした危機的な状況になっているという状況です。かと言って、ボランティアやダイバーによるような手作業に関しても、やっぱり限界で、年間でわずか5ヘクタールぐらいしかできないというところもあり、有人船とダイバーのコストが1日5万ドルから10万ドルにもなっていって、既存の手段だとかなり高コストになってしまっていると、こうしたところがあります。で、さらに既存のAUV、Autonomous Underwater Vehicleに関しては数百万ドルみたいなかなり高価であって、しかも見ることしかできないといったような、そんなコストの難しさがあるというのが、今現状の課題なのかなという風に思いますね。
実際、自然再生法みたいな自然再生の規制みたいなところも、EUだと2030年までにEUの陸域とか海域の少なくとも20%に再生措置を適用していくとか。あるいは海洋に関しては、防衛という観点もありますけれども、あとは未探索とか未知の海というのもあって、NOAA、アメリカの機関によれば、2026年4月時点でも高解像度技術によってマッピングされた海底は28.7%、全海底の28.7%ということで、海底のデータの不足というところがあったりすると。あとはさっき言った作業コストが高いであるとか、最近はその地政学とか重要インフラの防衛という観点で、やっぱり海底ケーブルであったりとか、海上のポイントとか、海底資源、あるいはもしかしたら洋上風力とかを含めて、そうした様々な海上で行われていくようなものに対する防衛、あるいは様々な保守メンテナンスとかいうところも含めて、結構ここに課題が出てきているんじゃないかというのが、今回の彼らの挑んでいる課題なのかなと思います。
それだけニーズというかペインがあるのであれば、他の会社さんも入ってきてそうな気もするんですけど、今まで手作業に頼っていた理由っていうのは何かあるんでしょうか?
そうですね。従来ですと、その浅瀬で濁度が高いとか、潮の流れも早いとかがあって、既存の大型で高価なロボットを投入するには結構リスクが高くて、なかなかそうしたことができなかったというところに対して、彼らはそのコストが低いもので今対応しようとしているというところがあります。あとは既存の海洋ロボットでダメな理由としては、既存機は広域における海底のマッピング、いわゆるリード、見るだけはできますが、そっちに特化していて、例えば種を植えるとか細かい物理的な作業に関しては向いていない構造になっているという状況があって、彼らが今立ち向かおうとしている課題に対しては、今の既存のソリューションは不十分だったという風に整理できるかなと思います。
じゃあ実際に彼らがどういう風に解決をしていこうとしているのか、リード・アンド・ライトを実現しようとしているのかと言うと、AUVと水上母船と発進・回収・充電システム、これらを組み合わせたことによる自律型の物理的介入システムをやろうとしていると。AUV、Autonomous Underwater Vehicleに関しては、ケーブルなしで自律走行する水中ロボットのことですけれども、彼らはそれをMakoと呼んでいるものをまずは作っていますと。そして水上母船、こちらに関してはLeviathanと呼んでいる母船を用意して、かつ発進・回収・充電システム、Krakenと呼んでいるものを用意して、この3点で、彼らはこの完全自律化というもの、自律的に物理的に介入していくプロセスを今作ろうとしていると言われています。
で、かつ、これが競合の1/10以下になるような低コストで実現しようとしている、約5万ドルぐらいからやろうとしているというところが1つと、あとレゴブロックのように、ミッションに合わせて装備を交換できるモジュール設計というものを用意しています。その結果、草を植えたりすることもできますし、もちろんその自律型のリードだけもできるというところもできるのかなという風に思っています。
で、Ulyssesはこの水中ドローンだけではなくて、AUV本体、そしてモジュール式、さっきの海上母船とか発進・回収システムとか以外にも、エッジAIとか運用ソフトウェアとかもうまく組み合わせて、ハードウェアとソフトウェア両方の、いわゆるフルスタック型のことをやっていこうという風にしているみたいです。で、この結果、グレートバリアリーフでの実証実験において、手作業比でスピード約100倍、コストは1/10を達成したという、そうしたトラクションが出ている。年間ですでに数百万ドルの初期売上の実績というところも出てきているという風に言われています。
なかなか難しいことをやろうとしているスタートアップかなと思っていますね。AUVだけでも難しいのに、他にも水中ではGPSとか使えないので、音響ビーコンとか慣性航法とか海底マッピングとか色々組み合わせていく必要があるんですけれども、この辺りもちゃんとやっていく。さらに、さっき言った低コストでやっていって、モジュール式で対応できて、あとはAIを積んで、エッジで計算したりとか、分制量したりとか、それによってライティング、物理的な介入をしていくというところをやっていて、これを1/10のコストで実装するというのが、彼らのやろうとしていることで、実際にやっていることっていうところになるのかなと思います。
盛り盛りなことをやろうとしている会社さんだなと思ったんですけど、このKrakenが、人でやる以上のことがおそらく実現できるってことだと思うんですけど、これはなんで必要だったんですかね?
そうですね。完全な自律性、連続稼働を可能にするというところが最後大事だというところもあって、人間がもしここで船を出してロボットを回収するみたいなことを行ってしまうと、結局手間とコストがかかってしまうので、そこを0に近づけるために、そして24時間365日の連続稼働を可能にするために、このKrakenというシステムと言いますか、発進・回収・充電システムというところが必要になってきたので作ったみたいな感じみたいですね。
エッジAIも積む理由って、なんかすごい全部盛りに見えるんですけど、なんでそのエッジAIも必要だったんでしょうか?
そうです。さっき少しだけ触れましたけど、水中は電波が届かないので、GPSとか遠隔操作が難しいという、そうした環境下にあります。そうした意味で、機体側で障害物の回避であったりとか対象物の検知とかを、もうリアルタイムでやっぱり自分たちで行っていかなきゃいけないので、機体側にこのAIを乗せていく必要があるという判断だったのかなと思いますね。
はい。あとは海底を測るだけではなくて、見ることだけではなくって、そこに介入する、種を植えるとか、インフラを修理するとか、そうした作業をしていくというところを考えると、エッジAIみたいなところがやっぱり必要になってくるのかなという風に思います。
で、彼らが「SpaceX of the Ocean」みたいなことを言っていますが、まさにこの海洋という最後のフロンティアを彼らは狙っているという風に、ベッジとかでも言われているのかなと思います。約2.5兆ドルと言われている海洋経済全体がありますと。で、そこに対して、SAMとしては87.2億ドルというところが、無人の水中ビークル、UUV、Unmanned Underwater Vehicleの方は、大体これぐらいになっていくと。そして、SOMとしては数百万から数千万ドル規模で、まずは海藻再生からやっていくっていうところをやっているみたいです。ただこの海藻の再生に関してはあくまで入り口であって、最終的な狙いはTAM全体に広げていくというところで、Andreessen Horowitzのディフェンステックの確かファンドから、今回資金調達を受けているという形になっています。
で、ドライバーとしては、規制が1つあります。このEUの自然再生法というものがまず1つあって、その海洋を再生というところをやっていきます。もう1つが需要の変化ですね。地政学リスクに伴う海洋の防衛費というところに対してもアプローチしていくと。そして、AIとかバッテリー技術の劇的な低価格化によって、機体の方にAIを積めたりとか、バッテリーでより長く航行できたりとか、そうしたところをうまく使って、かつ低価格でやっていくということができるようになったというところなのかなと思います。
なので、海藻という観点は最初の入り口で、最初は割とその気候テック色が強かったのかなという風に思いますが、最近はディフェンスのところにも入ってきていて、ちょっとなんかメッセージが色々と難しい会社だなという風には思っているところですね。あとは海藻の方に関しても、最初はブルーカーボンのクレジットとかを作っていくのかもしれませんけれども、とはいえボランタリーカーボンクレジットに関しては今厳しい状況もあって、もしかしたらピボットに近い形でディフェンスに入っていっているのかなという、そんな印象もありました。
ありがとうございます。確かに見せ方難しいなと思いました。で、気候変動の方だと、EUの自然再生法っていうのがドライバーになっているってことだと思うんですけど、それはどういう風に各国にというか、この会社さんに影響が出てくるようなものなんでしょうか?
そうですね。2030年までに陸・海域の20%を修復するというのがEUの自然再生法ですと。で、それによって法的な義務が生じたので、欧州各国の政府予算がある意味半強制的に海洋修復に割かれるというような状況になっています。なので、これをうまく使って彼らは最初のマーケットを手に入れていこうとしているんじゃないかなという風に思いますね。
ディフェンスの方だと、どういう背景があって防衛費が増加しているんでしょうか?
そうですね。1つは海域を防衛するというところなのかなと思います。特に中国が今造船という観点だとすごく強くなっているので、そうした造船のペースに対抗していくためにも、安価な無人の自律システムというところを作っていこうとしているというところかなと思います。今回ウクライナの方でも、その陸におけるドローンを使って、低コストでより大きなものを壊していくみたいな戦略、戦術が取られているようですが、海においてもそうした戦術が取られていくのであれば、こうした無人の自律システムによって、大きな船というものに攻撃していく、あるいはそこを守っていくみたいな、そういうことを必要としているからというところが1つあるのかなという風に思います。
では、こうしたスタートアップなんですけれども、どうやってCAPEXを落としているのか、そしてOPEXを最適化しているのかというビジネスモデルに関してお話をします。まず、彼らはハードウェアの売り切り、切り売りをしているわけではないと。RaaS、Robot as a Serviceによる高単価な受託モデルというところで、まずは稼いでいるというところです。政府とかNGOから修復プロジェクトとかデータ取得っていう、そうした受託をすることによって、高単価なモデルを維持していますというところです。
で、ベースモデルに関しては、大体約2.5万ドルぐらいで今作っているということです。数百万ドル級の既存の同等の機体と同じスペックを約2.5万ドルの原価で製造して、圧倒的な低CAPEXでやっているというところが1つあります。そして、RaaSモデルによる付加価値の高さというところがあって、そこに対しても費用としてかなりもらっていると。あとは複数台のスウォーム、群の運用と無人化によってOPEXを低下させる、特にスケールさせるほどに低下させるみたいな構造を彼らとしては取っているので、その自律性というところは、コストを下げる、OPEXを下げるという観点でも使っているというところが言われていますね。
なるほど。その数百万ドル級の機体を2.5万ドルにするって、結構ものすごい価格破壊だなと思うんですけど、それってどういう風にして可能になるんでしょうか?
そうですね、一説によると、高価な海洋専用の部品は使わずに、EV用のバッテリーであったりとか、自社製の部品を内製化して安くしているというような、既存の安くなった部品、汎用品をうまく組み合わせて、このUlyssesのベースモデルというMakoを作っているというところなのかなという風に思います。
今のところハードウェア販売じゃないってことなんですが、将来的にはハードウェアを売るような可能性もあるんでしょうか?
どうもあるみたいな印象です。セキュリティ上の理由でどうしても米海軍とかは、サービスというよりは、自社と言いますか、海軍の方で運用したいという場合もあるかと思うので、そういう時にはハードウェア単体でも販売を行うというところみたいですね。
ただ、防衛領域はやっぱり予算は大きい、特にアメリカに関しては予算が大きいものの、調達サイクルとかセキュリティの認証とか、試験の評価とかサプライチェーンの要件とかが結構重かったりするので、そこをどういう風に突破していくのかっていうところは、彼らのビジネスモデルの1つのポイントになってくるのかもしれないなと思います。あとは、その気候テックブランドとディフェンステックブランドとの緊張関係と言いますか、海藻の再生で得たような環境とか研究機関との信頼と、防衛とか監視用途にそれを使っていくみたいなところに関しては、結構ステークホルダーによって受け止め方が変わってくるところではあるので、この辺りのブランディングをどうしていくのかっていうところは、もしかしたら彼らのビジネスモデルの大きなポイントになってくるのかもしれないなと思います。
では、そうした彼らが「海のSpaceX」、最終的にはこの海に関することを全て取っていきたいということかと思いますが、どういう風に戦略を立てていくのか。簡単に言うと、やっぱり完全垂直統合ということで、ハードウェア開発からソフトウェア、そして現場の運用までを全て自社で行う、完全な垂直統合型の戦略を取っているというところです。そうすることによって既存のサプライチェーンへの依存を排除して、かつ自分たちのコストを下げていくということができるというところが1つありますと。高価な既存の海洋コンポーネントに依存せずに、音響センサーとかモーター等は自社で内製、そしてEVのバッテリーとかを使って圧倒的な低コストを実現しているというところです。
そして最終的に、10年後から20年後には「海洋のOS」みたいなものを作っていくというのが彼らのビジョンのようで、地球上の全域にこの数万台のUlyssesのロボットを常駐させて、そして数者のリモートセンターから全海洋のインフラ保全であったりとか、防衛とか生態系の管理とか、こうしたものを遠隔で実行していくみたいな、こうしたものを今考えているみたいですね。
「海のSpaceX」っていうので、完全垂直統合で、まあそうだなと思ったんですけど、他にも似ている点っていうのはあるんでしょうか?
そうですね。まさにこの低コスト化っていうところかなと思います。既存の重厚長大な構造に対して、圧倒的な低コスト化、そして内製化、そして反復テストみたいな、そうしたアジャイルな開発、高速開発というところを持ち込んだアプローチというところは酷似しているのかなと。
あとはそうですね、SpaceXも1つそうだったと思いますが、やっぱりこのロケットとかを打ち上げて再回収して安くしていくだけではなくって、やっぱりそこに何を載せていくのかみたいなところも結構大事なのかなという風に思っていて、ある意味彼らはStarlinkみたいな自分たちの衛星を積んで、それを送り届けるみたいなことをしていましたが、それと似たような形で、今後もしかしたら海のSpaceXとして、そのStarlink版、海のStarlinkみたいなものとかを、もしかしたら今後やっていくのかもしれないなとか。自分たちが昔むちゃくちゃ複数、Ulyssesのベースモデルを配っていくための何かをやっていくとかっていうところは、戦略として考えるんじゃないかなという風に思います。
では、彼らがそうした最終的な海のOSとか海のSpaceXになっていくために何をやっているのかというところの話です。まず、ウェッジ、最初のところは海藻の再生でしたというところで、最後はグローバル展開というところになってきていますが、なぜ海藻再生から始めたのかというと、実需があって、競合がおらず、現場データを蓄積しやすいみたいな、そうした理由で、まずはフェーズ1として、この海藻というニッチな市場での実用性を証明したと。そして現場で技術の初期の獲得をしたというところが1つ目だったと。
そして次に、洋上風力であったりとか海底ケーブル点検とか、そうした商業インフラへの横展開をしていく、そうしたことができるようなモジュール設計をしていくということをしているというところかなと。そうすることで内製化の推進もできますし、量産体制の構築もしていくということができます。長期的には、今まさに入っていこうとしているところだと思いますが、米海軍とか防衛領域、例えば機雷の対策であったりとか監視であったりとかの本格的な導入と、グローバルにおけるスウォームな運用、群運用というところにしていく。こうした段階を踏んで「海のSpaceX」というのを狙っていっているのかなという風に、現状かなと思います。
今、海藻の再生ってところなんですけど、そこからインフラ領域に展開っていうのは結構簡単にできるようなもんなんでしょうか。
なかなか難しいと思いますけどね。電力会社みたいな保守的なお客様から信頼を獲得しなきゃいけないというところもあるので、この辺りをやっていくってのは大事かなと。そうした保守的なお客様に関しては、その実稼働時間とか、実稼働しているかどうかが非常に大事なので、そこをまずは実績として積んでいくのが大事で、フェーズ1はそこに集中していたというところなのかなと思います。
そうですね。そのインフラ領域とかでも、機体はそのまま使えるんでしょうか?
そうですね。モジュール設計をしていて、レゴブロックみたいに組み合わせるので、アタッチメントを例えば付け替える、種まきのアタッチメントを、もしかしたら機雷の探知センサーとかに付け替えるだけで、基本的にベースの機体が転用可能だという風には言われています。
では、モートとかの話をしたいと思います。競合とかモートに関しては、彼らはまず低コストかつリード・アンド・ライトができるという、そうしたところを差別化の要因として、まずは掲げていますと。既存の大手は高コストでリードオンリーに留まっているみたいな、そこにおいてイノベーションのジレンマがあるんじゃないかみたいなことが言われていたりしますけれども、まさに従来とは違うアプローチで、低コストかつリード・アンド・ライトっていうところをやって、そして垂直統合による圧倒的な低コストを行うこと、そしてモジュール設計の柔軟性を持つこと、そして高度なエッジAIによる自律計算の能力、そして最後に水上とか水中における統合的なシステムの運用、自分たちで運用もしていくみたいなフルスタックでやっているので、そこを含めたシステムっていうのを提供していくというところが、彼らの差別化要素なのかなと思います。
まさに、このソフトウェアとか運用とかまで含めてやっていくというところが、簡単に真似できないモートにつながってきている、垂直統合型のスタートアップのよくあるパターンなのかなと思いますね。はい。なので、運用までやって、そのMakoだけではなくて、KrakenとかLeviathanとか、その辺りも含めて遠隔でミッションを実行して、発進とか回収とか充電とかを全て行っていく。そしてそれを低コストでOPEXで回していくみたいなところ。そしてUlyssesに関しては、従来よりも1/50安いので、かなり多く撒けるというところもあって、そのスウォームの運用をしていく。ここに関してはまだ実用まではいっていないのかもしれませんけれども、少なくともその群制御というところは意識して今やっているのかなという風に思っています。こうしたところがありますと。
で、一応競合としては、ビフジェンと言われているような、海藻とかサンゴの修復とかをやっているような、ロボットに関してやっているところがあったりはします。他にもいくつか、データ基盤としては、Terradepthと言われているような、これは防衛とか海洋データとかインフラ監視ですが、海洋データをOS化していくみたいなところでやっているスタートアップもあったりはします。既存の防衛の大手に関しては、HIであったりとか、あるいはKongsbergであったりとか、そうしたところが大型高価なAUVであったりとかをやっていたりっていうところがあったりしますね。防衛系でというところです。あとはTeledyneとか、Saildroneとか、Ocean Infinityとか、いくつか似たようなところ、その海上の自律運用とか防衛の文脈で出てきているスタートアップはいくつかあるかなという印象ですが、このモジュールを使ってやっていくっていうところは、そこまで多くはないのかなという印象です。
その既存の大手のメーカーさんが似たようなことをやってくるようなリスクっていうのはないんですかね?
あるとは思いますが、一方で彼らはもうすでに数百万ドルする機体を売っているビジネスモデルで運用しているので、数万ドルの機体を作るとカニバリゼーションと言いますか、自分たちの売りを食ってしまうことにもなるので、なかなか参入しづらい構造なんじゃないかという風に考えられます。
リード・アンド・ライトのライトが差別化要素ってことだったんですけど、逆に今までないというか、リードオンリーが多い背景ってどういったところがあるんでしょうか?
そうですね。水中でドリルとかアームとかを安定して運用するためには、その物理的な姿勢制御とかハードウェアの設計というのが結構難しいというところがあって、そこがあってなかなかみんな入ってこれないっていう状況なのかなと思います。あとはいずれ、もしかしたら彼らは運用をずっとやっていくので、その運用のデータ、自社運用によるRobot as a Serviceによって蓄積されたデータを用いて、運用をより良くしていくみたいなところに関しては、今後彼らの強みになっていくところになっていくのかもしれないなと思います。
では、参入戦略です。少し先ほどもウェッジのところで触れましたけれども、彼らはまず最初、泥臭いアプローチ、泥臭い営業とニッチな突破口を見ていったというところがあります。最初から防衛とか海底インフラみたいな巨大市場に正面から入るんじゃなくって、その海藻の再生というところ、痛みは明確だけど自動化されていないみたいなところから入っていっています。実際に2024年ぐらいの記事においても、彼らは最初のローンチ時に民間企業とか政府機関から約100万ドルの売上を得ていたということが、2024年の11月ぐらいのTechCrunchの記事でも書かれていました。そして、その海洋学者、海洋生物学者が予算もあるが手作業の限界があるみたいな、そうしたペインとか、目標面積に到達できないみたいな切実なペインから入っていったというところです。
そして最初のMVPに関しては、高度な機能ではなくって、3Dプリントの部品を組み合わせた水漏れする簡素なロボットを作って、そこに対して5場を海藻の種に見立てて海中でテストするみたいな、何か作ってすぐにテストする、海でテストするみたいな、そうしたアジャイルな開発をしていったという風に言われています。
そしてあと、泥臭い顧客獲得みたいなところでいくと、紹介なしでVCに行ったと。つまり、最初Lowercarbon Capital、クライメートで非常に有名な、そうしたトップVCに対して、カレンダーの招待っていうのを送り付けるみたいなことをやって、VCと知り合ったみたいなところとか、高度な技術開発に反する泥臭いアウトバウンド営業みたいなことを結構やっていたみたいで、それがうまく入ったと。実際このCEOの方の名前でYouTube検索すると、7年前からこういう起業系に結構出られていたとか、CTOの方も何回か起業されていて、今のUlyssesに入ったという流れになっているっぽくて、そうしたところを考えると、彼らがそうしたファウンダーだったから、今こう泥臭い営業とかができているのかなという風に思います。
最後は、そうですね、グレートバリアリーフにおいて実稼働と年間100万ドルの初期売上という、強烈なPMFというところの指標を確認して、それを持っていろんな資金調達がうまくいったという風には言われているのかなと思います。
なかなかすごいスタートアップ的なリーンな感じの動きで面白いんですけど、結構その営業が成功した理由っていうのも気になりますね。いきなり来ても我々も多分戸惑っちゃうか、えって思うと思う。
そうですね。とはいえLowercarbonはやっぱりその海藻の再生とかいうところには興味があるし、そこに対して巨大なインパクト、いろんな海藻が炭素を吸収するっていうところで、興味を持ってくれたのかなというところと、やっぱり何よりも実際に動くプロトタイプ。その海洋のハードウェアは、やっぱりシミュレーションと現実の乖離がかなり大きいところかなと。なんかかなり純粋な環境とはまた違うと思うので、何が原因で壊れるかとかを最速で知るために彼らは作ったんだと思いますけれども、そうしたことを実際にやって動かしているみたいなところは、非常に大きい説得力になったんじゃないかなと思います。
ちなみにこの最初の100万ドルっていうのは、オーストラリアの大学とか、ロリザの環境局とか、海藻再生の実務課題を抱えていたアーリーアダプターたちがいたというところだそうです。
その起業プロセスに関して、少し触れましたが改めて触れたいと思います。まず、彼らの着想の経緯としては、サーフトリップで海洋生物学者からこの手作業の大変さっていうところを聞いたという、偶発的なものだったという風に言われています。その雑談がこの着想に至ったと。で、そこからわずか数週間で、プロトタイプ構築とか起業に至ったみたいなことが言われています。
そして、4人の共同創業者に関しては、ドローンとかロボティクスとか、F1の精密工学とか、あるいはB2G、ガバメントに対する営業とか、その海洋ロボット事業において必要なスキルがうまく噛み合ったというところが言われています。そして、B2Gのやっぱりこの営業の突破力みたいなところに関しては、ディープテックの死の谷を超える鍵だったのかなという風にも言われていて、そこについてもやっぱり強かったのかなと思いますね。あとは既存品の改造ではなくて、フルスクラッチでAUVを開発したというところに関しても、1つ技術陣の、ある意味自信とかみたいなところがあったのかなという風に思います。
この創業メンバーってどうやって集まるんですか?なんかすごいあまりにぴったりすぎて、どうやってみたいな。
そう。まず、過去のドローンスタートアップでの同僚がいたというところとか、あと幼馴染みとかいうところが関係しているみたいですね。グループチャットから即座に集まったみたいなことが言われていました。実際になんかオブライアンさんみたいな方が2名いらっしゃって、兄弟なのかなみたいな、そんな感じでしたね。
面白いっすね。雑談から入るんだなっていうのは、まあスタートアップと言えばスタートアップですけど、今回紹介してきているようなところだとあまり聞かなかった。
そうですね。仲良しグループだったんでしょうねっていう感じですね。ただ、以前になんか色々と一緒にやっていたっていう経験が多分あったんだろうなという風に思いますし、そこに対してやっぱりこの大きな課題に挑んでいくっていうところで、やろうということになったのかなと思います。あとは意外とみんなスキルを持っていて、足りないところはもちろんあるとは思うんですけれど、なんかそのスキルをうまく活かした、こういうことだったらできるんじゃないみたいなところをやっていったのかなと見てて思いました。
では、学びと転機という話をさせていただこうと思います。仮説の修正をやっていましたと。初期の仮説はカーボンクレジットで稼ぐという仮説だったそうです。ただそこから、再生プロジェクトの受託、いわゆるRobot as a Serviceに近いような、そして運用まで含めたサービス受託というところにピボットしたと言われています。その方が初期のキャッシュの創出と実績作りに適していたということもあって、こっちに行ったと。特にクレジット化に関しては時間がかかったりするので、キャッシュを稼ぐ現実的な判断をしたというのが、最初のピボットとしてあったみたいです。
そしてあとは、やっぱりアジャイルな現場検証と言いますか、実海域に投入して壊して学ぶ、壊しながら学んでいくみたいな、机上の計算だけではなくって実海域に投入していくみたいなところを重視していったというところが、最初の大きな学びを得る時に大事だったという風に言われています。濁度とか塩害とか潮流とか、そうした過酷なフィードバックを即座に機体設計に反映して、どんどん作っていった。そして、機体の堅牢性を急速に高めていったという風に言われています。
あとは、安価で高性能な機体を作った結果、防衛関係者の目にとまって、米海軍とか防衛とかインフラから逆指名で引き合いがあったみたいなことがあり、海洋クライメート
の領域からディフェンスの領域に移っていったみたいな、徐々に移るみたいなところだという風なエピソードがありました。
なんか面白い、面白いですね。
そうですね。
非常にこう面白い時流を、ひたすら時流に乗っていくんですね。そのアジャイルな現場検証って、具体的にどういう風に現場で、現場というかその状況で対応していったんですかね。
そうですね。自社内で工作機械とかを持って、CNCとかも当然持って、壊れたパーツをその日のうちに削り出して翌日に再テストするみたいな、そうしたハードウェアにおけるアジャイルな内製化の強みというものを生かしていったという風なことが言われてます。
防衛系からの引き合いってすぐ対応できたんですかね?
そうですね。一応彼らのモジュール型のロボットということもあって、付け替えるだけで防衛向けのデモを実施したみたいなことが言っていて、環境ミッションと並行しつつ、自分たちのロボットだったらこういう付け替えができてすぐにできますよっていうのを見せて、海軍等とのプロジェクトを獲得したみたいなことが言われています。
続いて、資源というところで、資金調達とマイルストーンの推移に関してお話をします。24年に2200万ですね、プレシードでやって、2026年最近、シリーズAをやりましたと。シリーズAに関してはAndreessen Horowitzが入って、American Dynamism Fundの方から入ったという風なことが言われています。
調達の成功要因に関してはいくつかあるとは思いますが、最初はLowercarbonのVCに、海藻の再生という観点でカレンダー直をして、気候変動領域のフォーカス、そして現場で動く実物と売上の実績というのが強力な実績になって、それが資金調達に繋がったという風に言われています。
そして創業1年半ぐらいで、大体5名ぐらいの人数で100万ドルの売上を作ったみたいなところが言われていますが、ここから徐々に、プレシードからシードを重ねてシリーズAという形で、今は売上実績としては500万ドルを超えているという風なところなようですけれども、そうした実績を達成されて、今回Andreessen Horowitzから資金調達をしたというところなのかなと思います。
Andreessen Horowitzって、このフェーズですごい大きな投資額になってるんですけど、どういう方向性があったんですかね?
そうですね、ファンドに関してはやっぱりこの米国の製造業と防衛力の再興みたいなところをテーマにしているので、Ulyssesの低コストな海洋無人機の国内量産みたいなところに関しては、防衛にも製造にもかなり効いて高く評価されたということなのかなと思います。
では、あれをですね、AIに考えてもらいました。日本はですね、この広大なEEZ(排他的経済水域)を持ち、かつインフラですね、海洋インフラの老朽化とか、かけの問題とか、いろんな海洋の問題を持ってる国だという風に思いますと。なのでUlysses型モデルに関しては日本でポテンシャルが非常にあるんじゃないかなという風に思います。
そこで、AIは案Aとして磯焼け対策とJクレジットというところの提案をしていますと。そして2つ目の提案としては、洋上風力、そして港湾インフラの点検のロボット・アズ・ア・サービスというところがありますと。ターゲットはここは電力会社とか港湾局になってくるでしょうと。そして案3つ目に関しては養殖業の自動化というところで、高齢化に伴う網の点検とか死骸除去というところの課題に対して自動化していくというのがありなんじゃないかというところが、AIが言うところのポイントなのかなと思います。
制度的ネットワークとの連携によるデータということで、ただの機体の性能で競うのではなくて、様々なこのネットワークに深く入り込んで運用データを蓄積していくことが大事ではないかというのが、このAIによる提案ですが、思い切ってUlyssesをそのまま日本でもやるっていうのもなくはないかなという風に思いますけどね。どうなんでしょうね。
なんかね、できそうな気もするっていうか、AもBもCもどれも一気通貫でやれそうな気もしますよね。
そうですね。海が近い国でもあるので、ここで海向けの様々なペインもありますし、どこから入るかはもしかしたらアメリカとかEUとは違うかもしれませんが、入れるペインから見つけて、海洋OS、あるいは宇宙の、宇宙じゃないですね、海のSpaceXっていうところを作っていくのはあるのかなという風に思いました。
では最後にまとめに入りたいと思います。今回ですね、このUlyssesというところを紹介しました。彼らは巨大市場を狙いつつも、最初はそうではなくって、本当にペインが大きなところから入っていった。海藻の再生というところから入っていったと。元々防衛に行くつもりだったのかちょっといまいち分からない、向こうからの問い合わせがあったというところだったので、いまいち分かりませんが、とはいえ、まずは最初ちゃんと実績を作ったというところがポイントだったのかなと思いますと。
そして、ロボットを工夫することによってそのRead & Writeですね、単なるデータ取得にとどまらずに物理的な介入ができるハードウェアというところを作ることによって、様々なところから引き合いがあったということなのかなと思います。
そしてそれを実際に作っていくために、実地の検証をアジャイルにしていく、現場検証していく、机上で何かやっていくのではなくって、実環境で壊しながら学んでいく、そして内製化することによってコストをかなり下げていく。加えて、運用までやって本当にフルスタックでやっていくことによって差別化をしていくというところが1つ、ポイントだったのかなと思います。
是非ですね、泥臭い現場作業みたいなところから入っていくウェッジをうまく掴んで、そこから徐々に大きな山を登っていくみたいなところを1つ目指してみる。かなり分かりやすいというか、面白いスタートアップなのかなという風に思いました。
是非ですね、こうした大きなビジョンを持って、海のSpaceXというところを作ってくれる日本の企業が出てくることを、私個人としてはかなり願っているというところです。いかがだったでしょうか?
そうですね。なんかサーフィンのところから始まってるのも個人的にはすごい面白いなと思って聞いてたんですけれども。
そうですね。
なるほどと思って、すごいそれっぽいなと思ったんですけど、ゼロから作るっていうところと、Read & Writeできるようにした方がいいじゃんみたいなところで、理想から入るっていうのもすごくスタートアップ的な思考だなと思いました。
そうですよね。どこまで偶然があったのか分かりませんが、うまく波を掴んで、ただやっぱりその実績を作っておくっていうところに関しては非常に面白いのかなと思います。
これを撮る直前ぐらい、直前といいますか、2週間弱ぐらい前にですね、彼らのYouTube動画が出てまして、そこを見ると本当に海でこういう実験をしてる様子とか、かなり海が綺麗だったりするんで、そういうのを見てみると、本当にやってるんだみたいなのが分かったりするんで、結構おすすめのYouTube動画、SpaceXみたいな動画があるんで、見てみるといいのかなという風に思います。
ということで、今日はUlyssesというところを紹介しました。今回のFoundX Review Startup IdeaCastは、これで終了となります。今後も皆さんのアイデアのためのスタートアップのアイデアをいくつか紹介していきたいと思いますので、是非ご興味の方はチャンネル登録などお願いいたします。
またFoundXでは各種プログラムで応募者を募集しています。こうした海のSpaceXを作りたいという人とか、周りにそういうことを考えてる人がいたらですね、FoundXのプログラムに是非ご応募いただければと思います。ではまた次回よろしくお願いします。今日もありがとうございました。ありがとうございました。
記事公開
