2馬力のゴムボートで観音崎から浦賀水道近くへ:釣りに夢中になると航路に近づく危険

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概要

船舶免許の解説動画を発信している堀越氏が、神奈川県・観音崎からゴムボートを出して釣りをした様子を紹介する動画である。2馬力の船外機でどこまで行けるのか、なぜ2馬力で十分だと考えるのかを話す。そのうえで、釣りに夢中になっているうちに浦賀水道の近くまで流されていた場面を示し、小さなボートが大型船や他のプレジャーボートから見落とされる危険を注意している。タイトルの「真似しないでください!」は、この場面を指している。

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観音崎でのボートの下ろし方

撮影当日、話者は観音崎でゴムボートを海に下ろしたところから話を始める。話者によれば、観音崎は比較的楽にボートを下ろせる場所だ。ただし下ろす地点まではボートを持って歩く必要があり、1人で運ぶのはしんどい。そのため、タイヤの付いたものを買えば1人でも運べるだろうと話している。

使ったのはアキレスのゴムボートで、話者はこれを「高級ボート」と呼んでいる。出艇は朝5時を少し回った頃だった。

2馬力でも「結構奥まで行ける」

観音崎での注意点として話者がまず挙げるのは、2馬力の船外機でも想像以上に沖まで出られることである。この日は風がなく、うねりが少しある程度だった。こうした条件なら本当に奥まで行ける、と話者は言う。浦賀水道そのものまでは行かないにしても、遠くに浦賀水道が見えるあたりまでは行けてしまうという。

そのあたりまで来ると、小さなプレジャーボートが浦賀水道の航路を外して走ってくる。話者は、そうした船への注意が必要だと指摘する。

船の上からはゴムボートが見えない

話者が特に強調するのは、ゴムボートが周囲の船から見えにくいことだ。話者自身、船に乗っている側からはゴムボートが見えないと述べる。ゴムボートの乗り手が「向こうからは見えているだろう」と考えて釣りを続けていても、実際には船から小さなボートは見えていない。

話者はさらに、レンタルボートの利用者に触れる。免許を持っている人が皆、こうした海域でゴムボートの近くを走った経験があるわけではない。そのため、浦賀水道の方を走るレンタルボートの人が小さなゴムボートを見落とす可能性もあると話者は考えている。こうした点に注意しないとかなり危険だ、というのが話者の見方である。

なぜ2馬力で十分なのか

話者は、ゴムボート遊びには2馬力で十分だと考えている。理由として挙げるのは次の点である。

9馬力や9.8馬力、あるいは6馬力程度の大きなエンジンを積めば、もちろん沖まで楽に出られる。しかし、どれだけエンジンが大きくても所詮はゴムボートであり、波を受けることは2馬力でも大きなエンジンでも変わらない。話者はむしろ、2馬力であることが「あまり奥まで行かない、行けない」理由になると捉えている。この意味で2馬力で十分だ、という主張である。

もう一つの理由は、2馬力のボートは免許なしでも操縦できることだ。話者は、悪いことをするわけではないと断ったうえで、何かあっても違反にならないこと、手軽に遊べることを利点に挙げる。無責任な言い方かもしれないと自ら留保をつけつつ、誰でも運転できる「怒られない船」でうまく遊ぶ方が自由に遊べると述べている。2馬力だから変な遊び方をしようという意味ではなく、何かあったときにも2馬力の方がよいという考えである。

9馬力や9.8馬力のボートについても、スピードが出て楽しいことは認めている。ただ、エンジンが重く準備が大変といった面があると話している。

アキレスとジョイクラフト

使用したアキレスのボートについて、話者はレスキューにも使われているボートだと紹介する。一方で、ジョイクラフトのボートもよいと話す。話者はジョイクラフトを消防署に納品しに行った経験があり、そうした現場でもジョイクラフトが使われていると述べている。話者自身もジョイクラフトなどのボートを販売しており、欲しい人は連絡してほしいと呼びかけている。

実際に浦賀水道の近くに入っていた場面

動画の後半で、話者は冒頭の注意がまさに当てはまる状況を示す。タチウオをずっと狙っていて、ちょうどヒットしたところだった。夢中で釣りをしているうちに、気づくと向こう側に大きな船が見える位置まで来ていた。話者の見立てでは、浦賀水道の「500」付近まで入り込んでいた。もう少し距離があればよかった、とも話している。

まだ航路の中には入っていなかった。しかし話者は、航路が右側通行であることを踏まえて位置関係を説明する。奥へ向かう船がこの距離に見えるなら、手前を通る船はさらに近い。釣りに夢中になるとこうなってしまうので気をつけて遊んでほしい、と話者は呼びかけている。

釣果と結論

この日の観音崎での釣果は、タチウオ1匹、大きなアジ、ほかにカサゴ程度だったと話者は報告している。

動画は、浦賀水道の近くは危険であり、釣りをしながらぼうっとしていると浦賀水道に入ってしまう、という注意で締めくくられている。2馬力でも条件がよければ思った以上に沖まで出られる。その一方で、ゴムボートは周囲の船から見えにくい。この二つを踏まえて、釣りの最中も自分の位置と周囲の船に気を配る必要がある、というのが話者の伝えたかった点である。