水上オートバイの実技はアクセルの感覚をつかめば通る:宮古島のレンタルジェットで手元を見せる解説

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概要

「船舶免許を独学で取ろう」という趣旨で動画を出している堀越氏が、宮古島でジェット(水上オートバイ)をレンタルし、試験の実技でどう乗ればよいかを手元中心の映像で解説した回である。話者の立場ははっきりしていて、ジェットの免許は講習を受けなくても取れる、というものだ。ただし、まったく乗ったことがない人はアクセルの感覚がつかめず、いきなり急加速してしまうことがある。そこで今回はアクセル操作を中心に見せるので、それを見て覚えてほしいと話す。

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アクセルの基本:遊びと「音が変わる位置」

話者によれば、操作は右手のアクセルが基本で、教習用のボートや教習用のジェットもおそらく同じだという。左側にブレーキが付いている機体もあるが、付いていないところも多いのではないかと話し、この点は自分でもよく分からないと認めている。

注意点として挙げるのは、ジェットは止まっているつもりでも少し進むことだ。ニュートラルの状態でも、教習用の機体はゆっくり前に進む。バックギアのある機体ならニュートラルで止まるが、受験者は「少し走っている」と思っておくべきだという。

アクセルレバーにはある程度の遊びがある。レバーを引いていくと、途中でエンジンの音が変わる位置がある。そこから先を引くと進み出す。話者が勧めるのは、一気に引かずに、まず音が変わった位置でレバーを止めることだ。そこから人差し指に本当に少しずつ力を入れて開けていく。この位置は、試験の慣熟走行のときに確かめておけばよいという。

そのまま少しずつ開けても時速5km程度しか出ないので、試験ではさらに引いて時速25kmくらいまで上げる必要がある。ここまで上げるとGがかかり、機首がぐっと浮く。初めての人は怖く感じるかもしれないが、アクセルを握っていれば後ろに試験官(教官)が乗っているので落とされることはない、と話者は言う。結局は慣れの問題で、慣れればそれほど難しくない、というのが話者の見方だ。

感覚をつかむための別の方法

音の変わり目で合わせるやり方が分からない人のために、話者は別の方法も示す。ギアが入っただけの微速で進んでいる状態なら、アクセルを一瞬だけ目いっぱいに開けても、それほど急には加速しない。開け続ければ飛び出していくし、スピードが乗ってからだとどんどん速くなるが、一瞬なら大きくは進まない。これで感覚をつかんでもよいかもしれない、と話者は提案している。どちらの方法でも、慣熟走行のうちに「こういう感じで進むのか」を確かめて1周するのが目的だ。

曲がるときはアクセルを一定に保つ

乗り慣れた人はニーグリップ、つまり腿で機体を挟んで体を安定させることを知っているが、初めての人、話者の例では初めての女性などは、スピードが乗ってくると少し怖く感じるかもしれない。それでも、波がなければジェットは絶対にひっくり返らないので、そのままハンドルを切って曲がればよいと話者は言う。

注意点は、曲がっている最中にアクセル操作を変えないことだ。少しでも変えると機体が変な動きをする。一定のアクセルを保っていれば何も問題はない、というのが話者の説明である。

パイロンの間での旋回と、その意味

話者は以前の動画でも旋回の課題を扱っている。そのときは分かりやすくするために、いったんアクセルを離してからハンドルを切り、そこでアクセルを入れるという見せ方をした。しかし実際の試験では手を離すと試験官に注意されるので、今回はアクセルを離さずに行うと断っている。

実演では、時速20〜25km程度で2つのパイロンの間を目指して走り、そこでハンドルを切ってアクセルを開け、大きく回り込む。話者はこれを2回繰り返した。

話者によれば、この課題で学ぶのは「ハンドルを切ってもアクセルを開けなければ曲がらない」ということだ。自転車ならハンドルを切れば曲がるが、ジェットはハンドルを切っただけでは向きがまったく変わらない。前方に人がいて避けたいときに、アクセルを開けられるかどうかを見る試験なのだという。初めての人が時速25kmでこれをやると怖さを感じることも多いが、やるべきことができていれば落ちることはない、と話者は言う。

スピードが出なくても受かる

受験者の中には、アクセルを開けてもあまりスピードが出ない人もいる。話者は例として、あまり速度を出せない女性の受験者を挙げている。明らかに遅すぎるのはだめだが、多少遅い程度なら受かると話者は言う。コースを覚え、安全確認をしっかりして、ほかの項目で点数を落とさなければ、速度が遅いことで減点されても問題ないという見方だ。

また、慣熟走行の時間は何をしてもよい。後ろに試験官がいても、アクセルの感覚を確かめるなど自由に使ってかまわない。自分のジェットでは大胆な操作をしたくないが、試験の機体なら気にせずいろいろ試せるはずだ、と話者は勧めている。今は教習所が混んでいるので、講習に通わずに家で勉強し、動画のアクセルワークを見て試験に臨んでほしい、というのが話者の呼びかけである。

レンタルジェットは1時間で十分

話者は、免許を取ったあとの楽しみ方にも触れている。宮古島でのレンタルは1時間で1万円くらいだという。東京湾でも最近はジェットのレンタルがあるらしい、と話者は述べている。話者によればジェットは1時間乗ると飽きるので、1時間借りれば満足できる。宮古島やハワイ、沖縄などに行ったときに乗ると面白いという。

一方で話者は、ジェットはきれいな海でスピードを出して遊ぶくらいしかやることがないとも言う。撮影時の海は波のないベタ凪で、動画での解説を終えた時点でもう返そうかと思っているほどだと話す。ジェットはそういう遊び道具だ、というのがこの回の締めくくりである。