WBC観戦後に航空券代の安さで選んだコロンビア・ボゴタ滞在記:治安、食事、メイドカフェ

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概要

アメリカでWBCの準決勝と決勝を観戦した投稿者は、出発の30分ほど前に次の行き先をコロンビアに決めた。投稿者によれば、選んだ理由は一度も行ったことがないことと、航空券が安かったことだけだという。人口も名物料理も知らず、「殺人率が日本の100倍ぐらい」という印象だけを持って首都ボゴタに入った。動画は、入国までのトラブル、夜の街の治安、観光地や料理への評価、そして次の国パナマへ向かう際に起きた同じ種類のトラブルまでを追っている。投稿者は最終的にボゴタを「あまりお勧めはしない」と結論づけた。

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アメリカの空港で出国チケットを求められる

投稿者は、アメリカの空港では1リットルの水が5.59ドルだったと物価の高さに触れてから搭乗手続きに向かった。ところが、アビアンカ航空のカウンターでコロンビアからの出国チケットを提示するよう求められ、英語でのやり取りがかみ合わないまま搭乗できなかった。投稿者は、コロンビアに不法滞在するつもりだと思われたことに強く反発し、コロンビアを罵る言葉を並べた。ただし同時に、自分が間違っていたなら謝るだけだとも話している。

カウンターは夕方6〜7時の時点で閉まっていた。次の便は15時間後だったため、投稿者は体力を温存するために空港内でほとんど動かずに過ごした。結局空港に24時間ほど滞在し、別の航空会社でコロンビア行きのチケットを約101ドルで買い直した。日本代表のユニフォームを着ていた自分だけが出国チケットを求められたとして、投稿者は日本がアメリカに勝ったことへの意地悪や差別ではないかと推測している。一方で、買い直した航空会社では何も確認されなかったため、単に運が悪かったのかもしれないとも述べ、自分でも理由はわからないとしている。

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到着初日:親切な運転手と「携帯を出すな」という警告

ボゴタのエルドラド空港に着いたのは夜9時半ごろで、投稿者は気温を18度くらいと見積もっている。当初はSIMカードを契約するつもりがなかったが、10日間で約350円と計算できたため契約した。

中心街へ向かうバスの運転手は、投稿者の乗ったバスが正しいかを確認してくれた。さらに、運賃は電子マネーでしか払えないからと無料で乗せてくれた。降車地の周辺は危険な地域だったようで、運転手はタクシーを呼ぼうとしてくれたが、なかなか来なかった。最終的にはこの運転手自身がタクシー代わりになって送ってくれたという。投稿者は「めっちゃええやつやん」と繰り返し驚いている。

その運転手からは、絶対に携帯を出すなと言われた。スペイン語の内容は正確にはわからなかったものの、首を切られる仕草を何度もされたので意味は伝わったと投稿者は話す。周辺は落書きが多く、地元の人も歩いていなかった。投稿者は走って宿まで向かった。

宿は「リパブリカ ホステル」で、壁の上に有刺鉄線が張られている。投稿者はこれを「いい味出してます」「安心して眠れます」と冗談めかして紹介した。部屋はごく普通の6人部屋で、シャワールームは普通かそれより少し綺麗だったという。通貨については、1コロンビアペソが約0.027円なので1万ペソ札は約270円、おそらく最大の紙幣は約2,700円に当たると説明している。

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夜のボゴタを歩く:大通りでも危ないという実感

シャワーを浴びた投稿者は、その夜のうちに約1時間歩いた先の歓楽街へ向かった。道中では地元の人がまったく歩いておらず、投稿者はこれを「変な合図」と受け止めた。危ないと感じたときは走るしかないと言いながら移動している。大通り沿いなのでなんとかなっているが、脇道に入ると何かが起きると自分の勘が告げていたという。カメラをまともに構えられる場所にたどり着いたところで、投稿者は「マジでおすすめしない」と繰り返した。危険な区域は、ボゴタで最も高層ビルが集まっていそうな場所のすぐ近くにあったとも話している。

警察官はおよそ500メートルに1人ほど立っていて、投稿者は少しは安心できたとしている。ギリシャも落書きが多いと思っていたが、ボゴタの落書きの量は桁違いで、もはやアートだとも述べた。

食事できる店はほとんど閉まっていた。ようやく見つけたハンバーガーは8,000ペソ、約216円だった。マクドナルドのハンバーガーより大きいが、チーズは「チーズであってチーズじゃない」ような味で、子どもが作ったような「キッザニアバーガー」だと投稿者は評している。アメリカでは物価が高すぎてほとんど食べておらず痩せたこと、この食事はおそらく30時間ぶりくらいだったことも話していた。

その夜のまとめとして、投稿者はボゴタの夜は大通りでも出歩かない方がいいと強調した。特に歓楽街は、インドのGBロードの夜を想像してもらえばいいほど雰囲気が悪く、何があってもおかしくないという。そこで見た客引きの人数や相場にも触れつつ、自分はもう行きたくない、遊び半分で行くべきではないと視聴者に注意している。

14:37

2日目:数字で見るコロンビアと、一人旅で撮影しにくい理由

翌日の昼1時に起きた投稿者は、コロンビアについて簡単に調べた内容を紹介した。人口は5,100万人、言語はスペイン語。コーヒーとカーネーションの輸出量は世界一で、金やエメラルドの採掘量も世界最大級だという。殺人発生率は10万人あたり22.5件で、世界で15番目ぐらいだったと記憶しているとのこと。日本は0.2件なので、やはり100倍ほどだと投稿者は計算している。

前夜の印象について、投稿者は二つの面を挙げた。携帯を出した瞬間に肩を叩いて「携帯を出すな」と教えてくれる人が多く、温かい人もたくさんいる。一方で、明らかに狙ってくる人も多い。投稿者は一人でYouTubeをやっているため、街中で自由にカメラを回すことは難しく、あまり撮影できないだろうと話した。2人や3人で活動しているYouTuberなら、治安面を含めていろいろな面で楽だろうとも述べている。

治安の見分け方として、投稿者は落書きの多さを「レベル1」、有刺鉄線を「レベル4」くらいと位置づけた。高級住宅街に見える地域でも有刺鉄線などの対策がされているという。また、現地の人がスマートフォンを手にしていないこと自体がこの地域の治安を物語っていると指摘し、「コロンビア舐めたらあかん」とまとめている。

16:50

屋台、市場、武器の店、名物のアリ

昼の街歩きでは屋台で食事をした。189円ほどのじゃがいもは特に味の工夫がない、ただのじゃがいもだった。一方で、たぶん牛肉だという串焼きは脂がジューシーで、「めちゃめちゃウマーベラス」と絶賛している。日本で2本食べれば700円はするだろうという評価だった。ただし街並みについては、ところどころ開発はされているものの、正直なところ大した感想はないという。

全長100メートルほどの通りが続く大きな市場も歩いた。世界各地でこうした市場を見てきたが、ガソリンの持ち手(給油ノズルとみられる)が売られているのは初めて見たという。武器を売る店も多く、スタンガン、催涙スプレーのような防犯用品、ナイフが並んでいた。野球用のバットは超軽量なのに非常に硬く、投稿者は人を殴るためにできているようだと評した。このあたりは自分の宿の周辺より雰囲気も治安もよく、カメラを回しても大丈夫そうだと感じたとのことで、場所によって雰囲気がまったく違うと述べている。

コロンビアでは大きな尻を持つアリを食べると知り、小さい袋を買って試食した。食べてみると、まずくはないが一気に食べるようなものではないという感想だった。

21:47

モンセラーテの丘:ニューヨークの後では見劣りする夜景

次に投稿者は、夜景が綺麗だと聞いたモンセラーテの丘へ向かった。歩けば1時間ほどで着くが、人通りの少ない山道を登ることに不安があった。そこで、収益が入るようになったからとケーブルカーを使った。料金は2万7,000ペソで、まあまあ高いと感じたという。

山頂からの景色について、投稿者は神戸の六甲山に毛が生えた程度ではないかと評した。街の照明の黄色・青・赤の組み合わせがアクション仮面の配色に似ていることにも気づいたという。ニューヨークの夜景を見た後なので見劣りして当然であり、順番が逆なら印象は違っていたかもしれないとも話している。それでも、この程度の景色なら日本でも見られ、コロンビアでしか見られないものではないため、正直行く必要はないというのが投稿者の結論だった。

このころから投稿者は、ブルガリアと同じようにボゴタも好きになれないとはっきり口にし始める。夜11時の街では自転車はたまに走っているものの、歩いている人はほとんどおらず、携帯を出している人は一人も見なかったという。

24:33

ボゴタのメイドカフェと「著作権も何もない」内装

ボゴタにもメイドカフェがあると知り、投稿者は訪れた。店の周辺にはマリファナの匂いが強く漂っていたという。メニューではセーラームーンの顔のラテアートが描かれたコーヒーのはずだったが、実際に出てきたのは『鬼滅の刃』の禰豆子だった。投稿者は「騙されました」と言いつつ、コロンビアだから許してあげようと受け流している。

店内はドラゴンボール、ナルト、ハローキティ、セーラームーン、週刊少年ジャンプ作品などが混ざり合い、2メートルほどのベジータ像まであった。投稿者はこれを、男の子と女の子の夢をすべて混ぜ合わせたような空間だと表現した。著作権も何もないが、コロンビアなら仕方ないという受け止め方である。

26:12

公共交通の無賃乗車、警察官の要求、黄金博物館

電車やバスは入場口で料金を払う仕組みだが、投稿者の見たところ3割ほどの人が無賃乗車していた。ボゴタには観光地が少ない中で、唯一と言っていいのが黄金博物館だと投稿者は紹介している。道を尋ねた警察官は場所を教えてくれたが、Google翻訳を使って、いろいろな国の紙幣を集めているからお前の国のお金をくれと言ってきたという。投稿者はこれを「相当腐ってますね、この国は」と評した。

黄金博物館の入場料は5,000ペソ、約130円である。投稿者は写真も動画も1枚も撮らず、見どころはなかったと言い切った。ただし安いので良しとし、トイレ休憩にちょうどいい、140円以上なら入らないと付け加えている。そのほか街頭では、紙皿を使った大道芸や、微妙な顔のモナリザの絵などを見ていた。

28:05

伝統料理アヒアコへの低評価

昼食は1816年創業で、コロンビアの家庭料理・郷土料理を出す人気店で取った。メニューは一品しかなく、運ばれてきたのは伝統料理のアヒアコだった。チキンとトウモロコシのスープのような料理で、添えられたものを入れて食べるという。

投稿者の評価は厳しい。調べてみるとアヒアコがコロンビアで最も推されている料理だったため、これを一番に持ってくるならこの国には食のセンスがないと断じた。やよい軒を50点とすると、これは20点だという。特別まずくはないが、リアクションに困る味で、1,000円の価値はなく、200円でも食べないと話した。さらに、日本でも世界でもコロンビア料理の専門店を見たことがなく、専門店がないことがおいしくない証拠だという持論を述べている。旅で食事を重視している投稿者にとって、これはコロンビアの評価を大きく下げる要素だった。料金に含まれていると思ったマンゴージュースは別料金で請求されたが、悪気はなさそうだったので快く払ったという。

中心地とみられる地域も、投稿者には廃れた、時代遅れの雰囲気に見えた。ブルガリアは人や空気感が陰気な感じだったが、コロンビアはその「陽キャバージョン」だと投稿者は表現している。イタリアで見たようなものの小規模版のような映えスポットもあった。夜9時の中心街でも地元の人は携帯を出しておらず、投稿者は「何回も言うよ」と前置きしてそのことを改めて指摘した。

31:20

総合評価:「南米のブルガリア」

3日目の朝、投稿者はコロンビアに飽きたとしてパナマへ移ることを決めた。現金が余っており両替をしたくないためUberで空港に向かったが、その道中でも薬物中毒者が多いと注意を促している。

総括では、当初は美人が多いと言っていたが、実際に街を歩くと10人に1人いるかどうかだったと訂正した。美人が多いのはメデジンという町らしいとも付け加えている。そのうえで項目ごとに点数をつけた。外見に関する項目は高評価で、優しさは5点。人々は意外とみんな優しかったという。一方、安全面は1点で、路地や夜道など、場所によって何があってもおかしくない危険な所が多すぎると説明した。食事は2点、総合のおすすめ度も2点である。投稿者はコロンビアを、ブルガリアに危険度を足してもう少し優しくしたような国だとし、自分で勝手に「南米のブルガリア」と名付けた。

33:01

パナマへの出発時にも出国チケット問題が再燃

動画の最後で、投稿者はボゴタからパナマシティへ向かう際にも同じ問題に直面する。パナマ入国には出国チケットが必要だとして、予約番号やクレジットカードの明細まで見せるよう求められたため、急遽次の国のチケットを取った。最も安かったという理由で選んだ行き先は、ニカラグアだった。

投稿者は、魅力的な国でもないのに出国チケットを求めるなとパナマに不満をぶつけた。さらに外務省に対しても、出国チケットが必要だとちゃんと書いておくべきだと要望している。保安検査ではごく小さな鼻毛用のハサミまで没収され、こんなものでテロができると思っているのかと憤った。それでも最後は気持ちを切り替え、パナマ旅行を楽しむと言って次の国へ向かった。