船舶免許の実技「着岸」を3つの動作で覚える:手元カメラで見せる堀越流の手順

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概要

「船舶免許独学で取ろう」を運営する堀越氏は、これまで何度も着岸の動画を公開してきた。今回は手元を映せるカメラ用の道具を新たに購入し、操縦者の目線からハンドルとレバーの操作を見せている。話者の考えでは、着岸は難しい技術を覚える課題ではない。決まった3つの動作を繰り返すだけでこなせる課題だという。

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撮り直した理由

これまでの着岸動画は、正面や上方、斜め横から撮影していた。今回の新しい道具を使えば、話者自身の目線で手元の操作を撮れる。話者によれば、操縦動画は独学で免許を取る人だけでなく、教習所の教官の中にも見ている人がいると聞いている。手元が見えれば、操作の手順をより正確に伝えられると話者は考えている。

着岸の目的は「桟橋に平行に止める」こと

教官によって教え方は違い、「ここの教習所ではこう習った」というやり方があってもかまわない、と話者は言う。自分のやり方にこだわる必要もない。着岸で求められるのは、船を桟橋に平行に止めることだけだという。

そのうえで話者は、それを簡単にこなせる方法を教えている。細かく教えようとすると、「ここでハンドルを切って、徐々に戻して、バックを入れる」といった説明になり、言葉ではかえって分かりにくい。話者の経験では、講習に来た人に実際に教えても、そうした説明ではできるようにならない。動画で伝えるならなおさら難しい。だから「3回動かすだけ」という単純な作業に絞っているのだと説明する。

手順:左に切る、前進、戻してバック

話者が示す手順は次のとおりである。

  1. ハンドルを左に切り、前進を入れる
  2. ハンドルを戻す(まっすぐにする)
  3. バックを入れる

これを3回繰り返す。話者は、この動作以外は何もしないつもりで着岸に臨むよう勧めている。

実演と操作中の声かけ

実演では、話者は「前進」「中立」と声に出しながら操作した。声に出すと、自分が今何をしているかが分かりやすくなるという。風が少し強いときは、あらかじめハンドルを切ってから前進を入れる。船の動きが速いときは、動作を少し早めにし、左にいっぱいまで切って前進し、中立に戻し、まっすぐにしてバックする。

この実演では防舷材(フェンダー)を付けていなかったため、桟橋との距離をあえて多めに取っていた。フェンダーがないときは、早め早めに動かないといけないと話者は付け加えている。

焦らないこと、距離が残るのは構わない

話者が特に強調したのは、焦らないことだ。焦って船を動かすと一気に崩れるので、落ち着いて操作するのがよいという。

桟橋との距離についても、ぴったり寄せる必要はないと話者は言う。距離を十分に取り、仮に桟橋に届かなかったとしても、動作がきれいにできていれば、試験官は動作を完璧と見るはずだという。その場合に残るのは距離感の問題だけなので、それだけで着岸失敗にはならないと話者は考えている。ボートフックが届く距離に船を付けられれば、届かなくても仕方がない。ぶつけるより100倍良い、というのが話者の立場である。

結び

話者は最後に、手元がきちんと映っていたかを気にしつつ、数ある着岸動画の一つとして参考にしてほしいと述べた。受験者は手元の操作に迷いやすい、という趣旨で話を締めくくろうとしたが、発言は途中で途切れている。