ニューバランス99Xシリーズ全15足を世代ごとに読み解く――石川俊介が語る「履くのではなく、乗る」スニーカー
石川俊介の〇〇〇ファッションデザイナーで、ニューバランスを30数年履いてきたという石川俊介が、1982年の初代990から2023年の991v2まで、99Xシリーズ全15足を並べて解説した。動画の冒頭で石川は三つの問いを立てる。スニーカー好きはなぜニューバランスを選ぶのか。ファッション関係者はなぜ一度離れても戻ってくるのか。立ち仕事の人はなぜニューバランスが一番いいと言うのか。石川は、その答えがニューバランスが最も力を入れて開発してきた99Xシリーズにあるとし、「僕たちはニューバランスを履くんじゃない。乗るんだ」という言葉で話を始める。聞き手のスタッフは、このチャンネルで石川に勧められて990v6を買うまで、ニューバランスをほぼ履いたことがなかったという。
三つの問いへの先回りの答え
石川は具体的なモデルに入る前に、三つの問いへの答えを先に示した。
一つ目の「スニーカー好きがなぜ選ぶのか」について、石川は理由をデザインに見ている。80年代のニューバランスは当時からやや野暮ったく、スエードの革靴のような雰囲気があった。それが80年代末のアメカジにとてもよく合った。また、最初にメディアに登場したニューバランスは「かなり本気で作っている」ことを前面に出しており、それも受けたという。
二つ目の「ファッション関係者がなぜ戻ってくるのか」は、ブームの波で説明した。まず1300や576という代表的なモデルがあり、その流れで996などに人気が移る。熱がいったん冷めたところでダッドシューズの流れが来て、「ちょっとおじさん臭いけど格好いい」スニーカーとして再び注目された。そこからまた離れたと思ったら、今度はコラボブームが起きる。特に数年前には990v3、992、993あたりのコラボが盛り上がり、ファッション関係者が戻ってきた。その根底には、ニューバランスがいいスニーカーを作っているという事実がある、と石川は見る。
三つ目の「立ち仕事の人がなぜ評価するのか」については、履き心地、つまりかかとの安定性とアーチサポートを挙げた。これはブランドの出自に関わる、と石川は言う。例として、石川が通っていたスペイン料理店のシェフの話を紹介した。そのシェフは「立ち仕事はニューバランスじゃないとダメ。他のスニーカーはダメなんです」と話していたという。
アーチサポートから始まった会社
続いて石川はブランドの歴史をたどった。ニューバランスは1906年、土踏まずを支える中敷きやサポーターのメーカーとして創業した。足のサポートを最初から真剣に考えてきた会社だ、と石川は位置づける。革靴で同じく中敷き系の出自を持つブランドとしてはオールデンが思い浮かぶが、オールデンが医療用シューズのメーカーを買収してアーチサポートに本格的に取り組んだのは1950年代だという。石川は、歴史はニューバランスのほうが古いと指摘した。社名の由来も紹介された。創業者のウィリアム・ライリーが、三本足で立つ鶏を見てバランスを考え、「新しいバランス」と名付けたという。長時間履いても疲れない靴を作るのは、この会社にとって当然の到達点だというのが石川の説明である。
スニーカーの最初は1960年代の「トラックスター」で、ほぼレザースニーカーだったという。続く320について、石川は「最初はNのロゴがなく、ラインが入っているだけで、1年後にNがついた」と話した。石川はその初期の320を持っていたが、今は行方不明だという。
80年代後半、1300と576のブームを石川はリアルタイムで経験した。雑誌では1300が「スニーカー界のロールスロイス」と呼ばれ、他のスニーカーとは履き心地がまるで違った。1300は高くて最初は買わず、576を履いた。ただ石川は「ひねくれ者」だったので、ニューバランスがメジャーすぎて面白くないと、S字に丸がついたロゴのサッカニーをあえて履いたこともあったという。
そして1982年に初代990が登場する。当時100ドル、日本では3万円台だった。「1000点満点中990点のスニーカー」というキャッチコピーは有名だが、石川は、おそらく990という品番が先にあり、コピーはマーケティング会社が考えたのだろうと推測している。
石川のおすすめ3足
全モデルの解説に先立ち、石川は「どれが一番いいのか」への答えとして3足を挙げた。
1足目はMade in USAの992(2006年)。創業100周年記念モデルで、スティーブ・ジョブズのニューバランスとして知られる1足だ。石川は「全てのビジネスパーソンはジョブズにあやからないといけない」と冗談めかし、ビジネスパーソンが履くべきスニーカーの筆頭に挙げた。デザイン面で気に入っているのはNのロゴの小ささだという。初代990と比べて半分以下で、最新の990v6と比べてもかなり小さく、石川は「多分ニューバランス史上一番小さいN」と話す。ソールにはABZORB SBSが入っており、重厚感があって長時間履いても疲れない。デザインとしても99Xの中で最も完成されていると石川は評価する。ファッション関係者の中には「992ではなく993でしょ」という人も多いが、石川にとって両者の最後の違いはNの大きさくらいで、Nが小さい992を選んでいるという。
2足目は990v2(1998年)。21世紀を見据えて作られたモデルで、80〜90年代の野暮ったさを残しつつ未来的な方向へ進んだ、と石川は見ている。ニューバランスらしくない曲線を使ったソールには、他のメーカーを少し参考にした雰囲気もあるという。アッパーには、石川が「隈取り」と呼ぶ斜めのラインが初めて入った。このラインは21世紀のニューバランスを代表するデザインになっていく。石川は、20世紀と21世紀のニューバランスの最大の違いを、アッパーの柔らかさと包み込まれる感じだと考えており、20世紀的な柔らかさが最後に残っているのがこのモデルだという。そこにABZORBによる柔らかいソールが加わった点も評価した。
3足目は最新の990v6。「最新の99Xが最良の99Xか」という問いにつながるモデルだと石川は位置づけ、FuelCellを使った現代的な履き心地にようやくたどり着いたシリーズだと話す。石川自身、最初は買わないつもりだった。以前より安っぽくなったという批判にも共感すると言う。それでも、一日中歩き回る日には自然とv6を選んでいるという。石川が特に挙げたのはかかとのホールドの変化だ。ヒールカップがかなり硬くなり、履き口で締めるよりも、土踏まずのあたりからかかと全体を支える方向に考え方が変わったように感じるという。かかとが浮くという人もいるが、石川の足では以前のモデルより浮きが明らかに少なく、かかとのぐらつきがない分だけ疲れにくい。石川は、このモデルからエメ レオン ドレのテディ・サンティスがデザインに関わっているのではないかと話し、聞き手は、テディ・サンティスが今ではクリエイティブディレクターだと補った。石川は990v6を2020年代のニューバランスの方向性を示した1足と見ている。聞き手も、石川に勧められて買い、履き心地に驚いたという。
Made in USAとMade in UKの意味
テクノロジーの解説に入る前に、石川は生産地の話をした。99Xシリーズは基本的にMade in USAかMade in UKで、工場は「全部で6つあるのかな」と石川は言う。ニューバランスには「隣の部屋にある工場のほうが、隣の大陸にある工場より品質管理しやすい」という考え方があるという。
Made in USAの基準について、石川が紹介した説明は次の通りだ。ニューバランスは国内付加価値率70%を基準にしており、素材の一部を輸入に頼っていることは同社も認めている。アメリカの連邦取引委員会(FTC)の基準では本来すべてアメリカ製でなければならないらしいが、90年代頃の消費者調査で回答者の67%が「70%以上ならMade in USAでよい」と答えたことを根拠に、ニューバランスはMade in USAと表示しているという。石川は、ほとんどを海外で作って一部の工程だけ国内で行い「Made in Japan」や「Made in Italy」をうたう製品と比べれば、ずっと良心的だと評価する。そして99Xシリーズは作りの格がアジア製とは一段違う、と話した。
ENCAP、C-CAP、ABZORB、FuelCell
石川は技術用語を登場順に整理した。聞き手に対して、「乗り味」の話は最後まで回収しきれないので聞き流していい、と前置きしている。
初代990の時代、ソールはポリウレタン製で、かかとにはモーションコントロールデバイスというパーツが付いていた。かかとが内側や外側に倒れる動きはジョギングをする人にとって大きな問題になるため、それを抑えるパーツだという。
ENCAPは、弾力のあるEVAをポリウレタンで包み込んだ二重構造のパーツだ。EVAだけだと沈み込んだときに横に逃げて潰れるだけになるが、周りを硬いポリウレタンで囲むことで、その力を弾力として返せる。ただしポリウレタンには加水分解という大きな問題があり、周囲がボロボロになっていく。
その対策として出てきたのがC-CAPだ。圧縮成形したEVAでポリウレタンを使っておらず、軽く、へたりにくく、加水分解しない。基本的にENCAPと組み合わせて使われる。石川は、日本のメーカーが生産していて、開発にも関わっていたという話があると紹介した。
ABZORBは、石川の説明では「ナイキでいうエア」のような存在で、デュポンが開発したエラストマー系の素材だ。衝撃をしっかり吸収し、反発はほどほどで、エアほど弾む感じはない。99Xで最初に使われたのは998で、後のモデルではソールの外から堂々と見えるようになる。石川はこの見せ方にナイキの影響を感じるという。派生形として、気泡をなくしてゼリー状にした「ノンセルラーエラストマー」のABZORB SBSが992で初めて搭載され、クッション性や安定性を高める別のフォームと組み合わせた二層構造のABZORB DTSが993に搭載された。
FuelCellは窒素を注入して成形した高反発ミッドソール素材で、踏み込んだときのエネルギーリターンを推進力に変えるという。99Xでは990v6が最初の搭載モデルだ。石川によれば、FuelCellには硬さの違う複数の種類があり、990v6にはしっかりめのものが使われ、ジョギング向けの別モデルにはもっと柔らかいものが入っているという。
加水分解への対策として、石川は「日本では特に、置きっぱなしにせず履くこと」を勧めた。履いてかかとに力がかかると、内部の気泡が潰れて中の水分が出やすくなる。そのため履いているほうが長持ちする。何年も箱にしまっておくと、出したときに表面がぬるっとしたり、ソールがボロボロと崩れたり、パカッと外れたりしやすいという。
「スニーカー界のポルシェ」という見立て
ここで石川は冒頭の「乗る」という言葉の意味を説明した。ニューバランスはもともとランニングシューズで、その時々の最新技術を入れて、両立しにくいスタビリティとクッション性を両立させてきた。アッパーは土踏まずのサドル、ヒールカップ、モーションコントロールデバイスでがっちり固め、かかとを安定させる。石川はこれを、街乗りにも使えるがスポーツカーとしての安定性を追求したサスペンションを持つポルシェになぞらえた。1300は「ロールスロイス」と呼ばれていたが、3桁の9番台を付けてきたのは明らかにポルシェを意識しているのではないか、と石川は見る。実際にニューバランスの技術者がポルシェを尊敬しているという話をしているという。
品番の並びも似ている、と石川は表を用意して説明した。ポルシェ911は901から始まり、930、964、993、996、997と進んだ後、数字が戻って991、992となり、現行が992だ。ニューバランスも990から995、996、997、998、999と進み、990v2を挟んで991、992、993、さらに990v3へと戻る。石川は「ポルシェより一歩先を行っているのがニューバランス」で、99を頭に付けた品番もニューバランスのほうが先に使っていると話した。どちらもフラッグシップという点も共通している。石川はこれを「乗り心地」と呼んでほしいと言いつつ、誰もそう言っていないので馬鹿にされるだろうとも付け加えた。
80年代:990、995、996
15足は80年代から2020年代までの5世代に分けて紹介された。
初代990(1982年)は、当時100ドルで、普通のスニーカーの3〜4倍の値段だった。石川は、ニューバランスの思想が最もはっきり詰まった1足だと言う。70〜80年代のジョギングシューズは、アディダスの3本ラインのように飾りのようなデザインが多かった。それに対して990は、アイレット周りからサドルまで続くレザーで足を締め上げ、モーションコントロールデバイスでかかとを安定させ、インソールも含めて土踏まずを支える。つま先には少し余裕があり、日本ではあまり売られないがワイズを5種類用意していた。足にフィットさせて怪我を減らすことを考えた高級ランニングシューズだったと石川は説明する。この990と次の995はアウトソールにビブラムを使っている点も特徴だという。履き心地の理由として石川が挙げたのは「スリップラスティング」という製法だ。インソールを外すと、アッパーが一枚で足をくるむように縫われているのが分かり、当たりがしっかりしつつ柔らかいという。グレーの色合いも含め、アメカジにぴったりだと話した。
995(1986年)は、次の996に向けた過渡的なモデルだが、99Xで初めてENCAPを搭載した。石川はソールを叩いて、普通のソールとENCAPの音の違いを実演した。周囲が硬いおかげでEVAが横に逃げずに縦に沈み、戻りがある。その点で990より履き心地が改善されたという。一方で作りは990のほうが良かったのではないか、と石川は見る。990ではモーションコントロールデバイスまでステッチで縫い留めていたのに、995では接着だけになっている。さらに、ソールが先に向かって細くなっている点を、石川は後の問題につながる「改悪」だと考えている。
996(1988年)を、石川は99Xシリーズの「優等生」と呼ぶ。995より洗練され、ヒール周りのデザインに流れができ、モーションコントロールデバイスもデザインされた形になった。ENCAPとC-CAPを組み合わせ、クッション性と安定性を高めながら、へたりにくく軽くなった。石川の人生で最も履いたスニーカーはこの996のグレーで、3足は履き潰し、常に予備を1足持っていたという。その予備が見つからず、この日は借り物の赤を紹介した。デザイナーはスティーブン・スミスで、後にカニエ・ウェストとYeezyを手がける人物だと石川は紹介した。欠点は、995と同様にソールが細いことだ。斜めの場所で足をひねりやすいという。石川は最近足をひねって痛い目にあい、今は履けなくなったと話したが、そのとき履いていたのは996ではなくパラブーツのミカエルだったと補足している。996は今もアジア製を含めて作られており、アメカジには最高のスニーカーだと評価した。石川は、80年代の3足は1300や576の時代の特徴を色濃く残していると総括した。
90年代前半:997と998
90年代は、石川によれば「ハイテク時代が到来し、未来感のあるダッドスニーカーへ進化していく時代」だ。
997(1990年)について、石川は「彫刻のような」モデルと表現する。ENCAPでがちがちに固めたソールがモーションコントロールデバイスとつながり、サドルは後方へ移り、よりおじさん臭いダッドスニーカーのデザインになった。スティーブン・スミスがニューバランスで最後にデザインしたのがこの997だと言われているという。996がデザインを整理して洗練させたモデルなら、997はエンジニアリングを見せびらかすように作ったモデルだと石川は見る。ENCAPとC-CAPを重ねるのではなく同じユニットの中に組み込んでモールドし、履き口にはハイトレルストラップという実践的なパーツを付けた。石川は、ニューバランスは一番上の二つの穴に必ず紐を通して履いてほしいと勧める。サドル、履き口、かかとの三方から足を固定できるからだ。アウトソールにはカーボンラバーのXR系素材を使っているという。見た目は厚底だが、90年代のニューバランスは実はソールがやや薄く、せり上がったデザインで高く見えるだけだという。997には逸話もある。工場を移転した際にソールの金型がなくなり、復刻できないモデルになった。後にユナイテッドアローズとノンネイティブのコラボで、998のソールに997のアッパーを組み合わせたモデルが作られ、マニアの間で「997.5」と呼ばれてプレミアがついているという。
998(1993年)は、ABZORBを初めて搭載したモデルだ。石川によれば、気泡の大きさや形がほぼ均一で、へたりにくく、衝撃をぐっと吸収し、反発はそこそこに返す。ENCAPとC-CAPの組み合わせにABZORBが加わり、日常で使いやすい乗り心地になったという。石川自身はナイキのエアよりABZORBのほうが好きだと話した。ABZORBはたいてい青い色で使われる。998は復刻も多く、ピッグスエードを使ったクラシックな雰囲気と新世代のソールを併せ持つ、玄人受けする1足だと評した。
90年代後半:999と990v2
999(1996年)は、品番がついに999までたどり着いたモデルだ。石川は、90年代のソール技術で最も複雑なソールだと言う。モーションコントロールデバイスの見える部分は減り、厚底感が増し、ABZORBがソールの上の方と下の方の両方から覗いていて、それが乗り心地の違いにつながっているという。中足部に追加されたパッドについては、石川自身もよく分かっていないと話した。ロゴはやや小さくなった。99Xの中で最も「盛り盛り」な1足で、この先のデザインへの分岐点にあたる。このダッド感を好きになれるかが分かれ目だが、非常にいいスニーカーだと石川は評価する。
999で品番が尽きた後、1998年に出たのが990v2だ。初代から16年後の刷新で、石川は完全に21世紀を見据えてデザインされたモデルだと見る。999までの厚底感を受け継ぎつつ、直線基調から丸みを帯びたデザインに大きく変わった。ABZORBがソールから大きく露出し、さらにフルレングスで入っているため、吸収性が高い乗り心地になったという。アッパーには90年代モデル特有の柔らかさと包まれ感が残っており、一方で2000年代以降のしっかりしたアッパーへの変化も含んでいる。その両方が詰まっている点を石川は高く評価する。「隈取り」のラインが初めて入ったのもこのモデルだ。ただしABZORBの影響で前足部の反り返りが硬くなった。それまでのモデルはそこがくにゃくにゃと曲がったという。この硬さは後のモデルにも受け継がれるが、今履いてみると歩き回るにはちょうどよく、レザーシューズに近い感覚だと石川は話す。99Xの最高傑作という声も多い1足だという。
2000年代:991、992、993
石川は、2000年代を99Xのデザインが完成し、「みんなが愛する99X」になった時代と位置づける。
991(2001年)は、「990v2という逃げの一手のような名前」の後、一番若い番号に戻ったモデルだ。紹介したのはMade in UKのもので、元々USA製もあったかどうかは石川自身も分かっていないという。石川によれば、ジョブズが元々愛用していたのはこの991で、2007年のiPhone初披露のプレゼンテーションで履いていたのも991だという。紹介した個体はユナイテッドアローズとのコラボで、背面に「2001」と入っている。ソールは90年代より誇張を抑えたなだらかなデザインで、ウェブのようなパターンが入った。イギリスのフリンビー工場製で、この日の15足の中でUK製はこの991と991v2の2足だけだ。前足部とかかとの両方にABZORBが入っているが、99Xの中でもソールが非常に硬いと言われるモデルで、安定感はあるがクッション性はやや低く、初代990に近い硬さだという。この履き心地を嫌う人も、安定感を好む人もいる。デザイン面の大きな変化として、石川はサドルとアイステイ(シューホール周り)が分割されたことを挙げた。990v2まではこれらが一体でつながり、キュッと締め上げる一体感があったが、991で分割されたことで印象が大きく変わった。これが現在みんながイメージする99Xの形の完成だと石川は言う。
992(2006年)は、ABZORB SBSを搭載し、フィット感とホールド感が高まったモデルだ。991のシャープさに対してやや丸みが出て、野暮ったさとデザインの良さのバランスのぎりぎりを攻めている、と石川は評価する。SBSは「スチレン・ブタジエン・スチレン」の略らしいが、それが何かはよく分かっていないと石川は正直に話した。黒いモデルは、履き込んで洗うと色が褪せて白っぽさが目立ってくる。普通のスニーカーは履き込むと嫌な感じになるが、ニューバランスは履き込んだ感じまで愛おしくなると石川は言う。992は2010年まで作られ、生産終了から10年後の2020年にようやく復刻され、多くの人が買った。ただし復刻版はアイレットが5つで、オリジナルは6つだった。何かのサンプルを元にしたため5つになったと言われているが、石川は6つのほうが嬉しいという。
993(2008年)について、石川はABZORB DTSを「ダイナミック・トランジション・システム」として紹介し、ウォーキング系スニーカーの最高傑作の一つだと評した。クッション性に優れた履き心地のいいモデルだが、992と993のどちらが好きかは「本当にどうでもいいような微妙な違い」だと言う。履き心地に劇的な差はなく、一見どちらを履いているか分からないほどなので、好きなコラボ相手で選ぶのもいいと勧めた。
2010年代:990v3、990v4、990v5
2010年代は、2000年代のデザインを踏襲しつつ、ジョギングシューズとしての完成度を高めた時代だと石川は見る。この時代は993で品番を止め、990シリーズをアップデートしていく方向に進んだ。
990v3(2012年)は初代から30年を記念したモデルだ。991で分かれたアイステイとサドルは再びつながったが、途中で分岐する形になり、流線形のスマートな印象に変わった。石川は、v3と次のv4は実際に走る人たちに非常に評判がいいと「聞いている」と言う。自分はジョギングを一切しないからだ。石川は進化の秘密として二つを挙げた。一つはABZORBの入れ方が分かれていること。もう一つは、それまでかかとまで一体成形だったアウトソールが分割され、白く見える柔らかいミッドソール部分で曲がるようになったことだ。石川は、昔のような曲がるスニーカーに戻ったことが、ランナーに走りやすいと言われる理由の一つかもしれないと推測する。コラボも多く、この日はボストンの店ボデガとの2021年のコラボモデルが紹介された。
990v4(2016年)として紹介されたのはJJJJoundとのコラボモデルだ。流れるデザインがv3よりさらに進み、ダッド感が洗練された一方で、サドルは再び分割された。ソールはv3より少し硬いが、途中からぷにっと曲がる感触があるという。v3に比べて印象が薄いとよく言われ、石川も実際そうだと認めるが、走るにはとてもいいらしいと話す。石川は、かつてのファッション業界人と違い、仕事と運動のバランスを取ろうとしている中年男性にこのあたりのモデルを勧めた。
990v5(2019年)は構造をしっかり固め、ホールド感がとても強いモデルだ。デザインは整理されてシンプルになり、履き口にはTPUというプラスチックのパーツが付いた。石川は、このパーツはかかとをしっかり支える実用的なものだと評価するが、デザイン面の評判は前の2モデルほどではなかったという。石川自身もv5は特に好きではなかったと話す。紹介したのはエンジニアド ガーメンツとのコラボで、左右でパーツの使い方がまったく違う。いつもサイズ8を履く石川でも、このモデルは8がとてもきつく、左右でサイズが違うように感じるという。石川はそこから、パーツの取り方が履き心地にとって非常に重要だという教訓を引き出した。
2020年代の「問題作」990v6
2020年代について、石川は「イメージを一新するのか、継承するのか、方向性がまだ見えない」と言う。ここまでの解説で994が出てきていないことを指摘し、「永久欠番」のようになっている994が出るかどうかが2020年代の最大の注目点だと話した。
そんな中で出たのが、石川が「直近最大の問題作」と呼ぶ990v6だ。発売時には「買わない」と宣言した人が非常に多かったという。石川は批判の理由をいくつか整理した。第一に、FuelCellの搭載で履き心地が明らかに変わった。ABZORB導入時にも変化はあったが、それ以上に大きい。しっかり沈む感覚に、「ぼよん」とまではいかない「ぶにゅっ」とした反発が加わり、好みが分かれた。ソールの素材自体もENCAPの硬さとは違い、斜めに着地したときに柔らかさを感じるため、横にシワが入って耐久性が低いのではという声もある。第二に、サドルがなくなりNのロゴで支える構造になった。石川は、アディダスの3本ラインのようだと例え、実際にはホールド力はまったく下がっていないと見ているが、「これは99Xの品番ではない」という反発は大きいという。メッシュ部分が増えたことから、コスト削減ではないかという意見もある。第三に、ホカなどに寄せたような厚底感が増し、モーションコントロールデバイスが見えなくなり、後ろが張り出した。さらにv3の頃から進んでいた、つま先が低くすっきりした形についても、99Xはもう少し芋っぽいほうがいいという意見が出ているという。
それでも石川は「僕は大好き」と言う。履いていて明らかに楽になり、変な足のつき方をしたときのクッション性も高い。モダンなデザインで格好いい方向に進んだモデルだと評価している。
991v2と、次に来るモデル
991v2は2023年に出て、本格的な販売は2024年だという。Made in Englandの991をアップデートしたモデルだ。以前チャンネルで紹介した黒が見つからず、今回のためにグレーを買ったという。991らしい重さはあるが、初代より数十グラム軽くなっているはずだ、と石川は言う。アッパーは一見大きく変わらないが、よく見るとあちこち変わっている。サドルが分割されていないデザインに戻っており、過去の90年代モデルの特徴を取り入れている。小ぶりなNについて、石川は990v6への反省もあるのかもしれないと推測した。ソールにはABZORBとFuelCellの両方が入り、「硬い」と言われた991の弱点を改善しているという。石川はこのモデルを気に入っており、ニューバランスらしい安定感があると評価する。ただ、足が弱ってきた今、長時間歩く日はやはりv6を選ぶだろうとも話した。つま先については、長くすっきりしすぎていて、ニューバランスはもう少し丸いほうが個人的には好きだが、これが2010年代から続く現代のデザインなのだろうと述べた。
2020年代は、革新路線のv6と保守本流の991v2という方向性の違う2足が出たことになる。石川は今後を次のように予想した。80年代に3足、90年代に4足、2000年代に3足、2010年代に3足が出ている。90年代の990v2をどう数えるかによるが、2000年代はUK製1足、USA製2足という構成だったので、同じ流れならあと1足出て終わる可能性がある。それが990v7になるのか994になるのか。石川によれば、99Xの品番を付けるには会長の承認が必要だという。企画チームが提案したときに会長が「994で行け」と言うのかどうか、それを楽しみに待ちたいと話した。
「芋臭さを楽しむ靴」という結論
最後に聞き手が、これらのモデルが出たとき実際どう思っていたのかを尋ねた。石川は、出た当初は「これは履けない」と無視していた時期も多かったと認めた。当時のニューバランスは白人のアメリカのおじさんが走るための靴というイメージが強かった。90年代初めにアメリカへ行くと、ボストンの白人の年配男性がニューバランスを履いている姿がとても多かったという。今はダッド系スニーカーとして、あえておじさん臭い靴を履くことがファッションになったが、当時の本物の「おっさん靴」はなかなか履けなかったと振り返る。年を取ると似合ってくるのかという問いには、それもあると答えた。
石川は最後に、批判されるのを承知で一つの考えを述べた。ニューバランスはその芋臭さを楽しむ靴なのだと、みんながもう一度認識したほうがいい。ニューバランスを「すごくおしゃれ」だと思って履いている人は、美的感覚も含めて少し考え直したほうがいいのではないか。石川はこの見方を示して解説を締めくくった。
スニーカー好きな人たちはなぜニューバランスを選ぶのか。なぜファッション関係者はニューバランスに戻ってくるのか。なぜ立ち仕事の人たちはニューバランスが1番いいというのか。その答えは一連のこのシリーズにあります。
今日はニューバランス990番台について徹底的に解説します。エンキャップ、Cキャップ、アブゾーブ、よくわからないテクノロジーも解説。ニューバランスの本質が詰まったシリーズ。この動画を見れば全部分かります。
僕たちはニューバランスを履くんじゃない。乗るんだ。皆さんこんにちは。ファッションデザイナーでニューバランス歴30数年の石川俊介でございます。30数年。30数年経ちましたね。今日はね、僕が今までの人生で1番履いたスニーカー、ニューバランスについてたっぷり語っていきましょう。
おお、エさんニューバランス履いてましたっけ? そうっすね、あの、このチャンネル始まってから石川さんに勧められて990のV6だった。V6を最新買いましたね。それまでニューバランス履いてなかった? ほぼほぼ履いてない。あ、そうなんだ。そっか。そっか。でもニューバランスなんかこう乗り心地よくないです? はいはい。
今日はニューバランスずらっと揃えてまして、99Xシリーズって言われる、1000番台を除いてニューバランスが1番こう気合を入れて開発してるシリーズなんですけど、ニューバランスに込められた秘密みたいなところを探っていこうという風に思っております。
冒頭に言った疑問3つぐらいあったと思うんですけど、なんでスニーカー好きな人たちはニューバランスを選ぶのか。確かに。うん。なんか結局みんなニュー…うん。じゃないです? うん。おまけにファッション関係者も離れても戻ってくる。ニューバランス、いっぺんちょっとあんま履かなくなったなと思って、またニューバランス履いて、また離れてって、また戻ってくるって感じで。実家みたいなこと? そうかもしれない。年齢と共にっていうような感じがある。
もう1つは立ち仕事の人たちとかよく歩く人たちが、やっぱニューバランスが1番いいよねっていう話になってくる。この辺の秘密も解き明かしていきたいなと思うんですけど、もう最初にこの3つに関して答えだけ先言っちゃおうかなと思って。
まずね、なんでスニーカー好きな人たちがニューバランス選ぶか。理由はね、なんかやっぱデザインにあんのかなという風に思ってますと。80年代に、まあこういうタイプのスニーカーですよ。ちょっとやぼったい感じ。当時からね、若干やぼったいと思った。あ、やっぱそうなんすか。うん。なんかスエードの革靴みたいなやぼったさみたいなところがある感じがあって、でもこれが80年代末とかのアメカジにめちゃめちゃ似合った。あとかなり本気で作ってる感じっていうのが、最初のメディアに出てくるニューバランスっていうとこで、その辺をガッと打ち出してる感じだったんで、その辺もすごい受けたんですよ。
で、なんでファッションの人たちがニューバランスに戻ってくるかっていう2つ目の問題。これは最初だからこの辺だったりとか、その前1300とか576っていうニューバランスを代表するモデルがありましたと。で、その流れでこの辺の、ま、996とかこの辺の感じに行くことになるんですけど、で、この辺の熱がいっぺん冷めたなと思ったら、その後大きな流れでいくとダッドシューズ系の流れが来て、で、なんかこっちの方に並んでるような、ちょっとおじさん臭いけどかっこいいじゃんみたいな、その辺のスニーカーのブームの流れが来ることになって、そこにピタッてやっぱはまって、そこからまたちょっと離れたなと思ったら、今度はコラボブーム的なところでこういうところ並んでる。ファッション関係者がガガガっとニューバランスに戻るみたいな流れがあって、特になんか990のV3シリーズだったりとか992、993あたりのその後のコラボブームが数年前ぐらいにあって、そこでまた戻ってくるみたいな感じで。
で、根底にあるのはやっぱニューバランスっていうのがいいスニーカーを作ってるっていうところがあるんだと思うんですけど、そこにこううまくなんかこうファッション関係者が戻ってくる流れがあるみたいな感じになってますと。で、昔履いてたあれもう1回履きたいよねみたいな流れになったりして、皆さんニューバランスを履く感じになっておりますっていうのが2つ目ですね。
で、3つ目、立ち仕事の人たちはニューバランスが1番いいっていうのなぜって言うと、やっぱね、履き心地いいですよ。元々のニューバランスっていう靴ブランド、スニーカーメーカーの出自に絡んできてるところもありますよねっていうところで、かかとの安定性だったりとかアーチサポートみたいなところがやっぱ優れてるっていうのがそこにあって、履いてて疲れない靴になります。スニーカーになりますと。いわゆる革靴とかと違って、もちろん革靴よりはクッション性いいですしみたいなところで、やっぱこれになるみたいな感じがあって。
なんか僕大好きで最近全然行けないんですけど、スペイン料理屋さんがあって、そこのシェフの方とも話して、やっぱ立ち仕事はニューバランスじゃないとダメなんです。へえ。うん。シェフの方とか、ま、立ってるし、ちょっと動き回ったりするじゃないですか。他のスニーカーやっぱダメなんです、やっぱニューバランスなんですみたいな話されてて、立ち仕事の本職の方たちも絶賛するスニーカーだっていうところですよね。
で、それはニューバランスっていうスニーカーの元からあるところにかかってきてますよっていうのを、この辺を説明していきたいと思います。また、ちょっと具体的なスニーカーのご紹介する前に、もう1個だけニューバランスの歴史みたいなとこ行きましょうか。
ニューバランスって元々1906年、20世紀入ってすぐですよ。元々はアーチサポート、要は土踏まずを支える中敷きとかサポーターのメーカーとして創業してますよっていうのが始まりなんで、足のサポートを元々真剣に考えてる会社ですっていうのがニューバランスです。
この辺の流れだと、あの、靴好きの人っていうのはもう1個思い浮かべるよねっていう、同じ出自でっていうとオールデンがあると思うんですけど、革靴の方でいくとオールデンは1950年代に、あの、医療用の医療器具の、医療用のシューズメーカーを買ってからアーチサポートとかを本格的にやり始めてるんで、そういった意味でいくとニューバランスの方が古い、歴史的には。
その創業者ウィリアム・ライリーっていう人が、鶏が3本足で立ってるのを見て、このバランスを考えた新しいバランス、ニューバランスっていう社名にしましたっていうのがニューバランスっていう会社の成り立ちですっていうところで、長時間履いてても疲れない靴っていうのを作ってるのは、ま、ある意味当然というか。うんうん。そこが元々目指してた姿ですっていうところなんですね。
で、最初にいわゆるスニーカー的なものを作ったのが1960年代のトラックスターっていうスニーカーが最初です。ま、ほぼレザースニーカーなんですけど、を作ったのが最初ですと。で、そこから進化していて、その後に320とか有名なジョギングシューズで。これ持ってたんすよね。元々Nって書いてなかったんですよ、最初の320。Nって書いてないですか? 最初ここに2本線が入ってるだけだったんです。それが1年経ってNってついた。その2本線のやつ持ってたんですけど、行方不明。
最初に1982年に今回紹介する99Xの品番が出ましたっていうのが最初の靴、990が出ましたと。で、その前には、えっと、今でも復刻生産、日本のものも5年に1回される1300だったりとか、よりアウトドアの、今でいうトレイルランニングみたいな感じで576みたいなもので、1980年代後半から一大ブームになって知られるようになったブランドですっていうところですね。
石川さん、そのブームになった時、本当リアルタイム? 超リアルタイムです。だから1300、576でめちゃめちゃリアルタイム。雑誌とかで取り上げられるようになって、当時言われたのは1300をスニーカー界のロールスロイスみたいな言い方をして、やっぱ当時の他のスニーカーと履き心地が全然違ったんで、僕らもバンバン履いてました。1300高くて1番最初買わなかった。周り結構履いてたけど。で576。うん。その時から高かった。576履いてて、でもちょっと僕やっぱそこね、ひねくれ、ひねくれもん、天邪鬼なとこあったんで、わかります?
どっちって読むんだろう? 今サッカニー、サッカニーって呼ぶか、S字に丸がついてるやつ、あれのゴーナ、パクったみたいなデザインがあって、あえてそっち履いたりもしてた。いや、それはひねくれてるな。ニューバランスメジャーすぎるから面白くないって言って、サッカニーとかちょろっと出てきたんで、そっち履いたりもしてましたね。
ま、あとその1300とかの成功があったりして、高額スニーカーみたいなところがあってこいつですよと。で、今回紹介する99Xシリーズでいうと990、今でいう990のV1が登場しましたと。これは高級スニーカーの地位を確立することになったんですけど、1000点満点中990点のスニーカーだっていう有名なキャッチコピーで出て、当時100ドル。日本では3万した。当時で、80年代で高。うん、っていうスニーカーですと。ただ1000点満点中の990点っていうのは、ま、マーケティング会社が考えたでしょうねっていうですよね。おそらくもう先に990っていう品番があったんでしょうけど、3桁品番でというところで出てきたのがこの辺のスニーカーですっていう感じですかね。
早くスニーカーを紹介しろっていうところだと思うんで、今日ね、15足揃えてんすよ、これ。おお。99Xシリーズ全型集めておりますという感じで今日ご紹介していきます。ただし、お前どれが1番いいんだ、おすすめなのかっていうのを先に聞かせろっていう方もいらっしゃるかと思いますんで。そんな口悪い人います? 僕がお勧めする99Xシリーズ3足、ご紹介先にしていきたいと思います。お、嬉しい。
ではまず1足目は、どこにあるかな? ありました。メイドインUSA M992かな、言います。2006年発売の992ですね。はい。2006年発売。これさっき言った通り1906年創業なんで、ニューバランス創業100周年を記念して出したモデルですっていうところで、今日あるスニーカー全てメイドインUSAかメイドインUKですっていうところで、そこに本質が現れてると思いますんで、もちろんメイドインUSAのモデルです。
で、このスニーカー、スティーブ・ジョブズのニューバランスとして知られてるスニーカーの1足ですっていうところで、全てのビジネスパーソン、やっぱスティーブ・ジョブズにあやからないといけないと思いますんで、ビジネスパーソンが履くべきスニーカーナンバーワンがこれじゃないかなという感じで思っております。
で、デザイン的にも僕結構好きで、何がまず1ついいかって言うと、多分ニューバランス史上1番小さいN。初代がこのでかさですよ。半分以下じゃ。うん。そう。で、最新バージョンがちょっと見づらいですけど、このでかさですよ。お、990V6。でこの大きさですよというところで、めちゃめちゃちっちゃいじゃないですか。はい。Nの塩梅が、まあ、1番小さめのニューバランスっていうところも気に入っておりますっていうのと、後でね、あの、ご紹介するんですけど、これアブゾーブって言われる、あのSBSって言うんですよ。アブゾーブ。いわゆるナイキでいうエアみたいなやつが入ってて、履き心地もとてもいい。
スニーカーでしっかりとした重厚感があって、履き心地が良くて長時間履いてても疲れない靴っていうのと、デザイン的にも1番完成された99Xシリーズかなと、この辺りが。992、993のあたりが。で、ま、色々テクノロジーもしっかり詰め込まれたスニーカーで、1足目に買う99Xシリーズとしては最高の1足だと思います。ビジネスパーソンは全員履きましょうっていうものですね。はい。これ飛ぶように売れるな。
いやいや、でもファッション系の人だと、いや992じゃないでしょ、993でしょっていう人も結構いる。僕はまあ992と993の最後の最後の違いは、こっちの方がNがちょっとでかいから、ま、992でいいんじゃないと思ってる感じですっていうところぐらいです。
続きまして2足目。いや、やっぱ最高の99X、990品番から選ぶべきでしょ。990からスタートしてるんで、後でまたこの辺も番号説明するんですけれども、となった時に1番おすすめが990V2だと思ってますと。990品番としては2代目ですね。
で、これ何がいいか? こいつはね、まあ21世紀を見据えて作ったスニーカーかなという感じがして、それまでの、ま、ちょっとこの辺の80年代、90年代のやぼったさを残しながら未来的デザインにしていった感じ。特にこのソールの感じとか良くないですか? ニューバランスらしくない曲線が色々生かされながら、ちょっとね、他のメーカーさんを少し参考にしたかなみたいなところも含めてと、それまでなかった隈取りみたいな、ここにこういうラインが入ってきた。これ21世紀のニューバランスを代表するデザインになっていくんですけど、おまけに履き心地もめちゃくちゃいい。ふーん。
僕、あの20世紀のニューバランスと21世紀のニューバランスの最大の違いって何かって言うと、アッパーのこの履いた時の柔らかい感じ、包み込まれる感じが20世紀の頃の方があったなと思うんですね。よりレザーの裏にパッドがついたもので柔らかく包み込んでる感じがあったなという感じが、最後残ってるのがこのスニーカーだなっていう気がして。その辺の履き心地と、あとソールがアブゾーブ入ったりして柔らかくなったっていうところでの履き心地の良さと、まあちょっとこのいなたいけど未来的なデザイン。分かります。わかります。うん。がすごく好きなスニーカーかっていうところで、こいつが2つ目のスニーカーとして選びましたと。
じゃあ3足目いきましょうか。3足目。ま、同じ990品番になりましたけれども、990の最新版V6。うん。最新の99Xが最良の99Xかみたいなとこに入っていくと思うんですよ。この辺が乗り味みたいな話に繋がっていくと思います。なるほど。それまだ回収じゃない。
思う感じなんですけれども、本当に歩きやすいスニーカー、現代的な履き心地のスニーカーにようやくたどり着いた感じのある99Xシリーズっていうところで、フューエルセルと言われる技術が使われたこの990V6っていうのはいいよねとして。うん。うん。ま、それがどうかは皆さんのご判断に任せるところはあるんですけれども。
いわゆる、ま、他とかその辺の流れから、柔らかくて反発するスニーカーっていうところが求められるようになって、で、元々ジョギングシューズとして発展してきた990シリーズなんですけど、どちらかっていうと今はその辺の本当にスポーツをする人たちのためのスニーカーっていうのは別の品番に譲ってる感じがあって、どっちかっていうとライフスタイルに寄ってるところなんですけど、その中でもこいつは、えっと、少しそういうジョギング系の要素をもう1回取り戻すみたいな感じも含めてあるところで。
後ほどお話しますけど、いろんな批判もいっぱい出てるではあるんですが。そうですか。はい。僕も最初は買わないと思ってたし。え、そうなの? うん。そう。で、あとなんかこれまでより安っぽくなったって言われるのもよくわかる。非常に。とはいえ、ま、履き心地、履いててこれいいよねと思っちゃう。うん。で、なんかその日1日歩き回んないといけないなっていう時は、結構僕も990のV6選んでることが自然にあるんで。あ、やっぱりV6履いていこうと思うことがあるんで、それぐらいやっぱり歩きやすい靴っていうかにはなってるというものだと思います。
っていう意味で、ま、今買うんだったら1番おすすめのスニーカーの1足ですっていうことになってくる感じですかね。僕も石川さんに勧められて買ったんですけど、びっくりしました、履き心地。違いますよね。はい。あ、かかとっていう意味でも含めて言いますけど。はい。含めて。
含めて言いますけど、あとね、僕すごい思うのは、これちょっとだけかかとのホールドの仕方の考え方変わったのかなと思って、今までよりもより土踏まずからかかとのホールド感が良くなってる気がする。それまでもうちょっとこの辺でしっかりあの締める感じがあったのが、これかかとのホールド感、ちょっとヒールカップとかなり硬くなってて、で、ここで履き口で締めるよりも、かかと自体を土踏まずからホールドする感じで、こっちの方が強くなってる。
でも人によってはかかと浮くっていう人もいるんですけど、僕はこれが1番かかとがぐっと固定されて、それ以前のスニーカーに比べてかかとの浮き明らかに少なくなってるんで、そういった意味でも歩きやすい。やっぱかかとの浮きって疲れるんで、歩いててかかとグラグラしちゃって、そこが抑えられてるっていう意味でも、あのすごく歩きやすい靴になってると思いますっていうところは非常に進化なの。
この辺からおそらくエメ レオン ドレのテディ・サンティス、あの人もデザインに関わってるような。メイドインUSA。はい。多分こっからもう入ってきてるんじゃないっていう話になってますっていうところで。今クリエイティブディレクターですからね。というところも、ま、このシリーズの特徴かなと。なんで、まあ、2020年代のニューバランスの方向性を示した1足なのかなっていう風に思っておりますっていう感じですね。
この辺でちょっとテクノロジーの話していっていいですか? テクノロジー。はい。これがね、ニューバランスの乗り味決めてるテクノロジーっていうとこ。あの、乗り味に関しては最後まで回収し切らないんで聞き流してください。聞き流しね。うん。聞き流していいです。
まずここにあるシリーズでいくと、これ99Xシリーズは基本的にメイドインUSAとメイドインUKですと。全部で6つあんのかな、工場が。これニューバランスの考え方で、工場が隣の部屋にある方が、隣の大陸にあるよりも品質管理しやすいでしょっていうのがニューバランスの一応考え方の根本にある。
っていうところで、もう1つメイドインUSAって呼ぶ基準があるらしくてね、これが国内価値比率が70%。この国内価値っていうのが、素材の一部は輸入にもちろん頼ってますけど、ま、一部と言えるのかわかんないですけど、輸入が結構ありますよっていうところで、それニューバランスも認めてますと。一応アメリカのFTC、連邦取引委員会の基準で行くと、本来全部アメリカ製じゃないとダメだって言ってるらしいんですけど、メイドインUSAじゃないの。でもなんかね、90年代ぐらいに消費者テストで回答者の67%が、70%以上使ってんだったらメイドインUSAでいいでしょっていう回答をしたっていうことを根拠に、ニューバランスはこれをメイドインUSAで呼んでますっていうことになってるらしいですっていうところなんですね。
ま、今メイドインジャパン、メイドインイタリーっていうから、ほとんど海外でやってきてどっかだけやってメイドインジャパン、イタリーを謳ってるのがあるんで、それに比べるとだいぶ良心的な感じかと思いますと。ま、特にこの99Xシリーズに関しては、いろんなこう技術をちゃんと使ってメイドインUSA、メイドインイングランドで作ってるものですっていうことで、やっぱり作りの格がアジアメイドのものと一味違いますねという感じが味わってもらえると思いますと。
もう1つニューバランスで非常にややこしいところ。技術的な話でいろんな言葉が出てきますねと。これをちょっと出てきた順番というか、歴史によって一応用語解説だけしときましょうね、と思ってます。はい。お願いします。エンキャップとかCキャップとかよく出てくると、その辺の言葉です。
で、最初、元々エンキャップ、Cキャップって言う前、990の時代は何て言ってたかって言うと、ま、この頃もうエンキャップとか開発されてんですけど、これはポリウレタンがまずソールを作ってますよっていうのと、あのね、ここにこのパーツついてるじゃないですか。これニューバランスよくついてるじゃないですか、かかと安定させる。これはね、モーションコントロールデバイスっていうんですよ。かっこいい名前。こんだけのパーツでめっちゃかっこいい名前ついてるでしょ。ここがかかと、ヒールを安定させて、かかとが外に向いたり内に向いたりするような動きが、特にジョギングする人たちにとって大きな問題になるんで、それをちゃんと抑えるようなパーツをつけてますみたいな感じですと。
で、その後出てくるところでいくと、ここに書いてあるの見えますかね? この辺にも書いてあるの見えますか? エンキャップって書いてある。言葉は知ってる? うん。いわゆるEVAって言われる弾力性のあるものをポリウレタンの硬いので包み込んでんですよ。要はEVAだけだと縮んで横に逃げることによってこうぐにゃっと潰れるだけになっちゃうのを、周りにポリウレタンを入れることによってそれを弾力で返すみたいな感じになってくれると。二重構造になってるパーツをエンキャップと呼ぶんですよね。
ただしこれ、ポリウレタンの1番大きな問題が、悩む1番大きな問題が、こいつが加水分解すると。へえ。あ、そう。でこれが周りがボロボロになっていくっていう問題がありますっていうところなんですね。それを解決するために出てきたのが、996なの、中に入っちゃって見えないんですけど、Cキャップって言われる。聞いたことないです。
で、Cキャップは何かっていうと、EVAなんですけど、圧縮成形されたEVAで、ポリウレタン使ってませんっていうもので、軽くてへたりにくくて加水分解しないっていう特徴があるんですね。で、エンキャップと組み合わせるんですけど、基本的に組み合わせることによって使われてますっていうものですね。こっちかな、この辺Cキャップですかね。これは日本の月星が生産してた、一応開発にも関わってたとかっていう話がありますと。
で、もう1つよく聞くかなというのが、どれで、この辺でお見せするのがいいかな。ここでちょっとちらっと、でかく持ち替えてますね。アブゾーブ。アブ。はい。ニューバランス好きなら必ず聞いたことある。で、この辺に青く覗いてるのが、これがアブゾーブですっていうので、途中からちょっとこの色は違いますけど、この辺にも見えるようになってくるとかですね。言ったらこれ、ま、ナイキでいうエアですよ。
で、これデュポンが開発した、えっと、エラストマーっていうか、そのゴム系みたいなものなんですけども、しっかり衝撃を吸収してくれて、反発はほどほどっていうものです。だからエアほど弾ける感じはない。で、1番最初に使われたのが99Xシリーズではこの998って言われるモデルなんですけれども、で、この後、この辺になってくるとこう堂々と見えてくる感じ。この辺はやっぱりナイキとかあの辺の影響があるのかなっていう感じがするんですけど、見えてくる感じで。
このアブゾーブにも色々種類があって、今度アブゾーブSBSって言って、これは確か992とか993もそうなはずなんですけど、SBSって下に入ってちょっと見えないと思うんですけど、SBSっていうのはそれまでのアブゾーブが持ってた気泡が中にあったのを、気泡をなくしてゼリー状にしたもの、ノンセルラーエラストマーっていうらしいんですけど、これが992で初めて搭載されるみたいな感じで、アブゾーブSBSっていうのが、要は気泡がなくなった、えっと、アブゾーブっていうものですね。
で、あとはアブゾーブDTSっていうのがあって、これ何かって言うと、デュアルデンシティ、二層構造っていうことで、なんかデュアルテクノロジーシステムでDTSっていうらしいんですけれども、クッション性や安定性を高める別のフォーム素材を組み合わせて二層構造にしたアブゾーブをアブゾーブDTSと呼ぶということらしいです。これが993に搭載されましたっていうところで、ここにDTSと入っております。993ですね。
で、その後現代的なところでっていうと、フューエルセルが出てきますよっていうので、より高反発フォームになってまして、窒素を注入して形成されてる高反発ミッドソール素材なんで、窒素ガスが中に入ることによって反発性を高めてますと。で、これはあの踏み込んだ時のエネルギーリターンをですね、よりこう推進力につなげていくみたいな感じにしてますと。よくわかんないですけど、ま、その辺の感じですっていうの、ま、履いてもらうと推進力になってる感じが分かると思いますっていうところで、それを積み込んだのが、え、990のV6が最初になっておりますっていうことでございます。
ただし990V6に積んでるフューエルセルって、これ何種類かのやっぱ硬さの違いがあるらしくて、どちらかというとしっかり目が積んであるっていうのがこっちで、もうちょっとジョギング系の別の品番とかになるともう少し柔らかいフューエルセルが入ってますっていうのがフューエルセルの技術でございます。あたりが大体この辺のニューバランスのテクノロジーを今ざっとご紹介できたかなと思っておりますという感じです。
さっきPU系、加水分解するっていうお話をさせてもらったじゃないですか。997なんて特にこの辺ボロボロになってることいっぱいあるんですけど、これに関して言うと1番のポイントは、日本、特に日本で置きっぱなしやめましょうねと。履きましょっていうのが、履いてかかとに力がかかることによって中の気泡が潰れることによって呼吸させてくれて、中の水分とかが出やすくなるんで、履いてる方が持ちが良くなりますと。うん。加水分解させずにちゃんと履きましょうねっていうのがこういうポリウレタン系の重要なポイントなんで、何年間も箱に入れて棚の中入れてほったらかしてて、出してみたらぬるっと滑ったりとか、ボロボロボロっと崩れてくる、ソールがパカッと外れるっていうことになりやすいんで、ま、しっかり履いてあげてる方が持ちよくなりますよっていう感じですかね。
ま、つまりね、ニューバランスは、ま、元々ランニングシューズですよ。で、その時々の考えられる最新のテクノロジーを投入して、とにかくスタビリティが高く、でもクッション性を持たせてるっていう両立。これってやっぱあの両立させづらいんで、そこをうまく両立させていい靴を作ってるメーカーですっていうところですね。
で、アッパーに関しては、あの土踏まず、履き口も含めてしっかりとこうガシッと固めることによって、例えばここにレザーのサドルって言われるパーツがずっと歴代使われてました。これもやっぱりこの辺の土踏まず部分のサポートをギュッとするためだったりとか、ヒールカップ、モーションコントロールデバイスとか、この辺でかかとをしっかり安定させるみたいなところを考えて作られてるスニーカーがこのニューバランスですっていうところの話をしていくと、なんかこれ、あのもう完全にスニーカー界のポルシェじゃんみたいな感じがしてくると。
アッパーガシッと作って、実用で街乗りでも使えるけれども、スポーツカーとしてのスタビリティを追求したサスペンションみたいなところですね。いうところで、一応回収をしないと言いながらしとくと、履くんじゃない、乗るんだになってくると。ポルシェのようにってことですね。はい。元々あの1300はね、ロールスロイスとかって言ってましたよね。あ、さっき。はい。
でもそこにね、900番台とか、3桁9番台つけてくるとかっていうのは、明らかにそっち意識してんじゃないかなっていう感じがします。実際ね、ニューバランスも言ってんですよ。あの、技術者の人が、我々はそういうところも参考、参考にというか、あの、尊敬してますみたいな、ポルシェの話とかしてるんで、まあまあ、まあ、そういう感じかなっていうところで行くと、こっちでもいいか。
あ、ここにどれだ? 分かんなくなった。どれだ? どこ行った? いなくなった。あれいない。あ、いるじゃん。991と、もうこれあの車好きの人って完全にポルシェじゃんと思ってると思うんすけど、歴代モデル、911ってモデルで有名だけど、あれ全部あのポルシェ好きな人たち、911って言うんじゃなくて型番でみんな呼ぶと。うん。992とか993とか964とか930とか。うん、っていうところで行くと、この品番どうなってるかっていうのを参考で表作っときましたっていう。
でポルシェ911は元々901から911っていうのがあって、その後930、964、993、996、997といって、数字が戻って991、992って言って、最新が992になってますっていうのが現状なんですね。これ結構なんかニューバランスも近いところあって、最初990っていうの行って、995、996、997とか行くんですよ。で、998、999まで行って、あれ、この後どうすんのと思ったら990V2みたいなが。確かに。そっから991、992、993が行って、またここで990V3出てきて、993に関してまで行ったっていうところでいくと、ポルシェより1歩先を行ってるのがニューバランスですっていうのと、この99が頭についてっていう品番は、実はニューバランスの方が先につけてますみたいな感じなんです。
で、どちらもフラッグシップモデルですよねっていうところも似た感じかなと思っておりますっていう感じです。はい。じゃ、今度から乗り心地って言います。乗り心地って言ってください。誰も言ってないんで馬鹿にされると思いますけど。はい。じゃあ全部紹介していきましょうか。長くなってるんですけど。はい。お願いします。行きましょう。
じゃあ最初ね、これを大きく、えっと、80年代、90年代、2000年代、2010年代、2020年代の5世代に分けて特徴があるんで、その辺を見ながら見ていきましょうっていう感じで、最初発売された80年代からいきましょう。
1番最初のモデル、990初代、1982年ですね。いわゆるV1と言われるものですね。で、とにかく高いスニーカーでしたと。当時100ドル。ま、あの、普通のスニーカーの3、4倍はしたっていう値段です。日本では発売された時3万円台っていうことなんで、80年代ですからね。1000点満点中990点のスニーカーだっていうマーケティング的な要素がたっぷり入ったキャッチコピーで出されたスニーカーでございます。とてもとてもニューバランスの思想がはっきりと詰まった1足かなという風に思っております。
このサドル部分のここ、当時のやっぱジョギングシューズ、70年代から80年代のジョギングシューズって、ま、アディダスここ3本にしてました。スウッシュがついてるだけのナイキだったり、他にスニーカー違うジョギングシューズとかそういうもの多かったのに対して、アイレット周りからサドルまで続くレザーでぐっと締め上げる感じで、モーションコントロールデバイスでかかとをしっかりと安定させる。で、インソールも含めて土踏まずの形状も含めてしっかりと足をサポートする感じのスニーカー。でもトゥまわりは若干余裕があるのと、日本ではあまりワイズって発売されないんですけど、5種類のワイズを用意してると。最初から本当に足にフィットして、なるべく足の怪我が少ないように考えられて、しっかりランナーの人の足をサポートする高級スニーカーとして出たのがこのスニーカーでしたっていうところで。
このね、モデルと次に出るモデルはソールがビブラムだったりするっていうとこもちょっと特徴の1つですね。もう1つね、ニューバランスの大きな特徴で、なんで履き心地いいのっていうところでいくと、スリップラスティングって呼び方をしてるらしいんですけど、インソール外してもらうと、1枚でくるむような感じで下の真ん中のところ縫い目があるの分かると思うんですが、これでね、足をぐっとくるみ込む感じになって、当たりが結構ね、しっかりしてるんです。柔らかい感じがあって、履き心地も非常にいいっていうところも素晴らしいものですよね。このトラディショナルなニューバランスデザインっていうのがね、あの本当にアメカジ系にぴったりくるで、このグレーのいなたい色合いも含めていいですよねっていうものですね。
80年代2足目の靴です。995。これが1986年に発売されたスニーカーです。で、この後996っていう今も続く大人気モデルが出るんで、ま、どちらかっていうと過渡的なモデルかなっていうところなんですけど、とはいえこのモデルで初めて99Xシリーズにエンキャップっていうニューバランスを代表するテクノロジーが使われましたっていうモデルですね。
エンキャップ、周りをポリウレタンで固められてるっていうお話をしたんですけど、ちょっと音入るかやってみましょうかね。あの、通常、普通のソール、こういう音です。入ってるかな? それに対してエンキャップはこういう音です。分かるかな? この硬い感じ。こういう感じで、要はポリウレタンで周りを固めてね、中に柔らかいものが入ってるっていう技術ですっていうところです。派手なヒットモデルではなかったんですけれども、初めてエンキャップが積まれた、ニューバランスの歴史に名を刻むモデルとして覚えといていただければいいかなという感じですね。
もうちょっと追加で話しとくと、要はここが硬いおかげでEVAの沈み込みが横に逃げずにふっと縦に沈んでくれる感じになって、戻りがありますよっていう感じで、990に比べるとそこで履き心地が改善されたモデルですっていうものでございます。ただ作りに関しては、なんか990の方が良かったんじゃないっていう感じは若干してます。例えばこのモーションコントロールデバイスのところを990まではちゃんとステッチで縫い止めてあったりとか、なんかその辺が接着だけに変わってたりとかも含めて、作りはこっちの方が若干良かったんじゃないかなと思う感じはするんすけども、その分この辺のソールの良さもこちらの方が上がってる感じはあるなっていう感じがするんで、ま、その辺で少し改良を加えながら作ったモデルですね。
ただし、この後の996につなぐ1番大きな問題で僕あると思ってて、それがソールのテーパー具合。わかります? 今見て、こっちの方があのソールの幅があるの分かりますかね? あ、本当だ。この違いは僕はちょっと改悪な気がしておりますっていう感じでございます。996のとこで話しましょう。
80年代3つのモデルが出てるんですけども、その最後です。996ですね。1988年発売。もう99Xシリーズの優等生と言えると思います。で、よりデザインを洗練させた感じだと思ってください。なんかヒール周りのデザインのこう流れる感じとかの違い分かりますかね? 995に比べて。で、モーションコントロールデバイスもその、なんかただの板だったのが少しこうデザインされた感じになったりとかっていうので進化を遂げております。
加えてこれはエンキャップとCキャップを組み合わせる感じになっておりますっていうところもソールも進化しておりますっていう感じで、高いクッション性と安定感が得られるスニーカーになっております。Cキャップ採用で、よりへたりにくいソールになったっていうところも大きいのと、軽くなってますっていう感じですね。
人生で1番履いたスニーカーはこれのグレーですけど。996のグレー。多分3足は履きつぶして、で、常にストックを1足持ってたスニーカーですっていうので、本来ストックがどっかにあるはずなんですけど、それも見つかりませんでしたっていうところで、今日は借り物の赤で紹介しておりますっていう感じ。はい。
もう1つね、ま、特徴としてはデザイナー、スティーブン・スミスっていう人で、結構この人がね、その後出てくるモデルもデザインするんですけど、未来的なデザインを出していったりとかっていうところで、これ後にね、カニエ・ウェストとイージーをやるんですよ。ええ、すごい。デザインしてたものです。
で、先ほどお話したところ、990と比べるとこのソールの幅の違い分かります? テーパー具合の違い分かります? 履いてて最大の問題が、996はちょっと斜めになったところとかで足くねりやすい。くねっと行きやすい。僕1回それでこないだ偉い目に遭ってるんで、今もう履けない靴になっちゃいましたっていうことですね。それはあの996を履いてたんじゃなくて、パラブーツ履いてたんですけど、ミカエル履いてたんですけど、エディさんと一緒の時に偉い目に遭ってるんで。でも今でもアジア製も含めて色々作られてるモデルですんで、アメカジライクなものに合わせるのには最高のスニーカーですし、いいものだと思います。
説明している80年代、いわゆる1300とか576とかあの辺の第1期の色を色濃く残してる、特徴を色濃く残してるモデルが80年代でした。というので、99Xシリーズ第2期、1990年代行ってみましょうか。
ちょっとここで宣伝させていただきたいと思います。ほ。商品告知、我々の商品のお買い上げがあってこのチャンネル成り立っておりますというところで、是非ご紹介させてください。いいもん入ってきますっていうところで、8月6日木曜日に販売開始をするオーガニックウールサバイバルクロスシリーズでございます。
ま、サバイバルクロスって我が社で商標取ってるような生地、生地名で商標取っており、我が社を代表する素材の1つでございますっていうところで、アルゼンチン、パタゴニア地方、その牧場に行った日本人、僕が初めてっていうところで、自力で牧場を探し、伺っていて、オーガニックウール育ててるっていうところ行ってきた。そこのウールを使って作っております。
サバイバルクロスと言われるギャバジン素材でございます。糸を3本を1本にする。これね、60番手って言われる、昔のすごい細い糸。今で言うと、ま、そこそこの中ぐらいの糸なんですけど、それを3本合わせることによって丈夫にして、より綾がキリッと立つようにしたギャバジンでございます。経緯の本数がしっかり多くて打ち込みのいい生地です。しっかりして耐久性が高いです。長く着ていただける洋服になってます。
フラノと同じぐらい重さある。うん。あの、縮絨しっかりかけたのと同じぐらいのメーターあたりの重さだと思ってください。で、これはそのギャバジンの、今回トップグレーで作ってるチャコールのトップ、1番汚れが目立ちにくい色ですね。本当にガンガン着てもらう方にぴったりのジャケットだと思います。これスポーツコート9万9000円。かっこいい。今まだ10万円切ってるっていうと、ジャケットで言うといいんじゃないかなっていう風に思います。ちょっとラーメン食うのが厳しくなってきた感じですけど、1000円だね。日本もいいね。はい。
うちの1番定番の形です。ただ若干柔らかくドロップする感じになって、ウエストもストーンとしてるんですけど、ま、着てもらうとちゃんとデザイナーがデザインしたジャケットなんだっていうのが分かるように、本当にシンプルなものの中にそういうことを込めましたっていうもので、胸ポケットもなし。えっと非常にミニマルなデザインなんですけど、シルエットで遊びがあるのが分かってもらえると思いますっていうジャケットですね。センターベントです。
続きまして。うおっ、生地がね、しっかりガツンとくるんで、こちらマウンテンパーカーで
ございます。14万3000円。丈夫な生地なんでスポーツアイテム作ろうっていうところで、少し長めなマウンテンパーカーを作りました。クラシックなマウンテンギアのシルエットっていうところでいくと、襟から袖まで繋がったパターンになっておりますっていうところで、ここの切り替えからそのまま袖が繋がっていってる感じ。ハンドポケットが付いて、裾にはマチ付きの収容力の高いポケットが付いています。フードは脱着できるようになってます。で、この辺ちょっとこう開けてきていただいても、大きめの襟が立ってくれてかっこいい感じで着れます。色いいでしょ、これ。ダークブラウン。
かっこいい。渋い。
ちょっとボルドーがかったようなブラウンで、深みのあるパープルに近いような色合いがかっこいい1着になっております。ボルドー系とかっていうのも今トレンドカラーになってますんで、秋冬のこの辺をさらっと着ていただけるとかっこよくなると思います。
コートじゃない。まあまあまあ、あの、あ、長いない。うん。
ショートコート丈ぐらいの、お尻は完全にカバーするぐらいの丈になってますんで、今だったらもうこの辺に細いパンツを合わしていただくのもかっこいいかなというものですね。モード的な着方もしていただけますし、もう少しクラシックな着方にも対応できるようなマウンテンパーカーでございます。
定番パンツシリーズが続きます。フラットテーパードトラウザーズ。フラットっていうのはタックなしですね。フラットフロントっていう意味ですね。で、そっから緩やかにテーパードしていくシルエットで、うちの中では今シーズンでいくと比較的細身のシルエットでも、腰回りはしっかりゆとりがありますっていうものです。テーパードしていって綺麗に落ちていくタイプなんで、ちょっと細身のパンツが欲しいよって方はこのパンツ選んでいただくのが1番モダンな感じで履いていただけると思います。先ほどのスポーツコートとの組み合わせも非常に綺麗に合わせられるパンツになってます。
で、後ろ身頃はゴム入り。この後ろ身頃ゴム入りっていうの、分かんない、他のブランドでやってたところ、それ以前あったかもしれないですけど、おそらくうちが広めたと思ってください皆さん。フロントはベルトにして後ろゴム入れて、綺麗なパンツを楽に履けるようにしたっていうところは、ずっとやり続けてる仕様ですね。
続きましてダブルプリーテッドセミイージートラウザーズです。これで5万600円です。これは2本タックが入って、腰回りしっかりとゆとりがある感じですね。これも同じく後ろがゴムが入ってるっていうもので、楽に履いていただけますし、ウエストサイズはあまり気にせずに選んでいただけるパンツになっております。ちょっとだけこのタックがね、脇側にこう逃げる感じになってんですよ。これかっこいい。これが前フロント側の見た目をかっこよく印象付けるんで、そろそろこの辺のパンツにシャツとかインしてきてもらったりする時にもかっこよく合わせられるパンツになっておりますっていうもので、めちゃくちゃ便利。ちょっと太めなんですけど、太めのパンツの中では1番素直なシルエットの、めちゃくちゃ便利なパンツです。
最後パンツもう1本あります。フラットフロントワイドトラウザーズって呼んでまして、これもフラットフロントなんでタックなしです。ヒップ周りとか少しゆとりがある感じで、裾までズドーンと落ちるシルエットですね。昔で言う土管みたいなシルエットになっておりますっていう感じで、1番この中ではモード感あるパンツだと思っていただいていいと思います。ワイドなんで合わせる靴を選ばないっていうところでいくと、こういうニューバランス的な靴とかも合わせやすいシルエットになってると思います。隠してくれるんで、もちろんブーツとかでもかっこいいですし、革靴でも合わせられるっていうところの汎用性の高さで、1番ファッション的なシルエットになってくれるパンツだと思ってください。
なんで、ベーシックにもうちょっと履きたいよっていう方は前の2本を選んでいただいて、もうちょっとファッション感強くしたい、モード感強くしたいって方はこのシルエットを選んでいただけると。これは後ろもゴム入ってない感じですね。で、色ちゃんとご紹介できてなかったんですけれども、これブラックがあります。ダークセージっていう、このグリーンっぽい感じね。で、ダークブラウン、先ほどのこのかっこいいボルドー系な色もあります。で、チャコールはトップですね。トップグレー。是非、8月6日木曜日販売開始いたしますんで、お買い求めいただけると、このチャンネルでますます皆さんに色々な情報をお伝えできることになっていくと思います。お願いいたします。
ここでハイテク時代が到来、90年代的な未来感あるダッドスニーカーに進化していく時代でございます。995、996、997。なぜ990から995に飛んだかわかんないんですけど、99の後ろの番台がこの辺続いていきますっていうところで、997ですね。これが1990年に発売されたモデルです。大きな特徴は、なんかシャキンと彫刻のようなこのモデル。ENCAPでガチガチに固めてるこのソールとモーションコントロールデバイスに繋がるところ、この辺のソール周りとアッパーの変化ですね。グッと迫り出して、サドルがグッと後ろ方向に行って、よりおじさん臭いダッドスニーカーをしたデザインです。
でもこれも、スティーブン・スミスがニューバランスで最後にデザインしたのがこの997だって言われてますっていうものでございます。こっからニューバランスの本当にダッドスニーカーらしさが全開になっていくモデルです。996はちょっと整理整頓しながらデザインを洗練させていったっていうところで行くけど、こいつはもうちょっとなんかエンジニアリングを見せびらかすみたいな感じで作ったモデルと考えてもらっていいかなと。
で、ENCAPとC-CAPを別々に重ねるんじゃなくて、同じユニットの中に両方組み込んじゃったりとかして、で、モールドして作ったりとか、そういう技術をもりもりっと入れていって。あとね、ハイトレルストラップって言うんですけど、ここに、履き口のところ実践のストラップ。990v5でもう1回こういうパーツ出てきて結構批判されるんですけど、この頃もう使ってますっていうところで、これで履き口をギュッと締め上げるところに役立ってます。
実際本当はニューバランスの、ここ2つ必ず紐通してくださいね。ちゃんと履く時は。ギュッと締め付けられ、かかとのホールドもいいんで、サドルからギュッと締められ、履き口締められ、かかともホールドしてるっていうところで、ギュッと足を安定させる。でもワイズは色々あるんで、ワイズに合わせて履ける。そこにサスペンション代わりになってくれるような、安定と反発の両方を満たしてくれるソールが付いてるっていうところがこのスニーカーの特徴で、それがすごく技術的に詰まったスニーカーだと思いますと。
で、アウトソールはXRの線っていうカーボンラバーを使ってますっていうと、耐久性も高いものです。で、これね、なんかソールめっちゃ分厚い? この辺の世代と比べて。でも実は90年代のニューバランスって履き比べると分かるんですけど、実はソールちょっと薄いんですよ、これ。ここが迫り上がってきてるんでより高く見えるだけで、モーションコントロールデバイスまでが一体化される感じになってすごく厚底感あるんですけど、実はそこまで分厚さがないっていうのも90年代の特徴ですね。
で、このモデルもう1個逸話があって、これ工場をなんか移転させるかなんかになって、このモデルの終わった直後かな、998の時代とかに。で、そん時になんかね、このソールのあの型がなくなっちゃったんす。[笑い] 移転させる時に。それで復刻できないモデルだったんですよ。でもこれ、UA(ユナイテッドアローズ)とノンネイティブがコラボしてんです。それは後に出てくる998のソールを997のアッパーにつけてんですよ。で、マニアの間では997.5って呼ばれてるモデルが存在しますと。今結構プレミア高いですよ。ノンネイティブのモデルとかっていうのがありますっていうモデルですね。
続きまして90年代2足目、998。これの1番のポイントは、ドーンと書いてありますけど、ABZORBが初めて入ったっていうモデルです。先ほども説明しましたけれども、デュポンのエラストマーを使ったクッション素材、基本の厚さとか形状が結構均一なんですって。それでへたりにくさがあって、衝撃をしっかりと吸収してくれて、反発はそこそこに返すタイプの乗り心地に変わっております。ガンガン跳ねるっていう感じじゃない。グッと吸収してくれる感じですね。
それまでのでいくと、ENCAPとC-CAPを組み合わせた技術みたいなところにこのABZORBが入ってくれる。ナイキのエア、僕はエアよりもこっちの方が、ABZORBの方が好きなんですけど、心地はより日常使いやすくなった感じかなと思っております。チラ見せをしながら、押してもらうと柔らかさを感じるんですけれども、大体ね、ABZORBは結構青で使うことが多いです。いろんな青あるんですけどっていうところでございます。
結構その後もこれ復刻でよく作られてまして、本当に玄人受けするタイプのニューバランス99Xの1足っていうところですね。歴代ずっとピッグスエードを使ってっていうところで、その辺のね、なんかこうクラシックな感じもよく出てる。でもソールは新しくなった新世代の1足ですっていう感じでございます。
続きまして90年代3足目です。999ですね。もう1996年、まあ最後まで品番辿り着いた。この後どうすんのっていう999のモデルです。これは90年代のソールの技術で、とにかく1番複雑なっていうのがこれでございます。モーションコントロールデバイスの部分もだいぶ見え方が少なくなって、厚底感が増してます。で、ちらっとABZORB覗いてますみたいな感じで。このABZORBの位置がね、さっきのソールの上の方で見えてたのと、ソールの下の方で見えてたみたいな感じで、乗り心地に変化が出ておりますっていう感じなんですけれども。
なんかもう1個、これ僕よく分かってないです、メタザルっていう中足骨のパッドを足して、であとはこうABZORBがより見える感じ。ちょっとロゴが小さめになりましたよね。なんで、このいわゆる彫刻的な感じの、ソールのデザインの進化系みたいな感じになっておりますっていう感じで、99Xシリーズ中でも1番盛り盛りなスニーカーの1足かなっていう感じで思っております。とてもいいスニーカーです。
あとはこのデザイン、その後とその前を分岐させるところの最後のデザインみたいなところで、ここを好きになれるかどうか、このダッド感を好きになれるかどうかが分かれ目になると思うんですけども、非常にいいスニーカーでございます。で、ここで999まで辿り着いてしまった品番がこの後どうなるかっていうところでございます。
90年代にはもう1足発売されておりましたっていうのが、先ほどベスト3足で選ばしていただいた990v2が1998年に出ました。初代の990から16年経って刷新されたv2モデルでございます。ここまでの99番台、後半番台、997、998、999と同じ90年代でどう違うかって言うと、これ世紀のまたぎ目ですよ。いろんなメーカーが21世紀を見据えてた時代ですっていうところで、完全に21世紀を見据えてデザインした990の新型として出したものですね。
ソールは999までで培ったあの厚底感っていうのが継承された感じ。さらにこうデザインが複雑になってって、こう丸みを帯びたデザインになっていっておりますと。それまでの直線を基調とした感じから大きく変わっていますっていうところがデザインされてますと。で、999で完成したミッドソールの考え方を受けて、これはもうABZORBがボコッと出てきてる感じになっております。これナイキのエアと同じような素材なんですけれども、プラス、ABZORBがフルレングスで入ってんですよ、これ。ということになったんで、味がだいぶ変わりましたっていうところで、より吸収してくれる履き心地、本当に水だと思ってください。[笑い]
ただし、ここまでの90年代モデルってやっぱね、アッパーに独特の柔らかさがあって包まれ感があって、それが2000年代モデルの方に行くと、もうちょっとしっかりした感じにすごく変わっていくんですけど、その両方が詰まった1足っていうところがめちゃくちゃいいのと、この後の21世紀デザインの最大の特徴になっていく、このアッパーのメッシュ部分にこう斜めに走っていくライン。歌舞伎の隈取りみたいって言ってんですけど、このラインが初めて搭載されるのがこのモデルです。すごくいいモデルになってます。
それかっこいいな。
うん。ちょっと今デカめのサイズでギュッと締め上げてるとこもまたかっこいい、その一因だと思うんですけど。ただし、ABZORBが入ったおかげで、それまでのモデルに比べて反り返り、ここがね、若干硬くなってます。それまでのモデルってもうちょっとね、ここが柔らかいんですよ。くにゃくにゃっと曲がるのに対してちょっと硬い。くにゃくにゃ。だからそこで履き心地が明らかに変わったスニーカーで、この後のモデルってこの硬さが出てくるんで、明らかに変わったモデルなんですけども、今履いてみると、この硬さが歩き回るにはちょうどいい、レザーシューズと同じような感じで、21世紀を先取りしたスニーカーとして990v2がありましたと。で、99Xシリーズの中でも最高傑作っていう声も結構多いスニーカーです。
へえ。
というところで、ここが世紀をまたぐスニーカーでしたっていうところでございます。
いよいよ10万人カウントダウンの手前ぐらいの感じだと思うんで、今これを見てる皆様、ちょっとでも参考になったなと思ったら、もう必ずチャンネル登録をしておいてください。スニーカーだけじゃなくていろんな情報やってます。スニーカーからこう革靴に移っていこうと思った時にもこのチャンネルは参考になると思いますし、ファッション諸々やっておりますんで、是非今すぐチャンネル登録お願いいたします。なんとか10万人に行かしてください。お願いします。
で、続きまして99X品番の第3期に入っていきます。2000年代、99Xシリーズのデザインが完成した、みんなが愛する99Xになってた時代だと思ってください。で、990v2っていう逃げの一手みたいなネーミングが、991に、1番若い数字に戻っていきますっていうところで出たのが991、2001年発売です。21世紀に入ったタイミングで発売されたスニーカーがこれです。
今このモデルに関してはメイドインUK。元々USAがあったと、ちょっと僕分かってないんですけど、USAがあったとかっていう話で。これは何かって言うと、ビジブルがしっかり出たのと、ジョブズが愛用してたスニーカーの元々はこいつでしたっていうものです。これはね、ユナイテッドアローズがコラボしたモデルで、後ろに2001って入ってたりとかですね、色々した991のモデルなんですけれども、ABZORBが所々露出した感じになっておりますっていうので、ソールのデザインに関しては少しだけシンプルというか、もうちょっとなだらかな感じになって、90年代よりは主張を少し抑えて、その代わりこうウェブのようなパターンが時代のデザインに合わせて入っていく感じになっております。
これはイギリスのフリンビー工場製っていうところで、今日のラインナップで言うと、これと後に出てくる991v2っていう2足だけメイドインUKです。前足の方、かかとの方にも両方、これもABZORBが入ってますっていうところなんですけれども、他の99Xシリーズに比べて非常にソールが硬いって言われてるモデルでございますっていうとこで、非常に安定感ある履き心地です。だ、どちらかって言うとクッション性に関しては他のモデルよりちょっと低い感じがしますと。なんで、この履き心地を嫌う人もいるし、逆にこのスタビリティ感が好きだっていう人もいる。初代990とかにちょっと近い感じの硬さがあるソールだと思ってください。
90年代99Xシリーズって、もう厚手のソックスで包まれてるみたいな感覚があったのが、もうちょっと違う履き心地になりましたと。おそらくこの切り替えのパーツとか増えてったりとかっていうところも多いと思うんですけども。で、もう1つ、21世紀の99Xシリーズの最大の特徴、先ほどこの隈取りみたいなとこ紹介しましたが、もう1個出てきます。ここまでのモデルって、このサドルって散々言ってた、ここNが乗ってるパーツ、ここと、アイステイとかっていう言い方をされるこのシューホール周りのパーツが一体で繋がってるじゃないですか。だからこれでキュッと縛り上げる感じの一体感があったのが、ここでデザイン的に分割されるんですよ。分かりますか?
これでデザインの印象大きく変わるんですね。それを引きずってた感じで、この21世紀的デザインに入ったのがv2なんです。v2はまだここ切り替えがないの分かりますかね。で、こっからこう変わることによって、その後の99Xシリーズを代表するようなデザインになりましたっていうのがこのモデルですね。ここで1つこのデザインの完成形が出来上がって、今みんながイメージする99Xシリーズみたいなところの形になりましたっていうのがこのモデルで。
スティーブ・ジョブズが履いてましたっていう話をしましたけれども、2007年、iPhoneを初披露した時のプレゼンテーションでジョブズが履いてたのは991。だから先ほど、99…が全てのって言ったんですよ。あ、それはその後スティーブ・ジョブズも991に履き替えてるっていうモデルって言われておりますっていうところで、これも全ビジネスパーソンがヒット商品を作りたければ履かないといけない。
続きまして大好きなモデル。[笑い] 992が2006年に発売されました。これはニューバランスが100周年を記念して作ったモデルの1つです。ABZORB SBSっていう新しい技術を使って、よりフィット感が増えた感じで、本当に履き心地がいい、ホールド感がいい靴に仕上がっています。技術的にそういうところが出たのと、991からちょっとこう、991の方が若干シャープな感じがするのが、もうちょっと丸っこい感じの印象が出て、このやぼったさとデザインの良さのバランスのギリギリのところを攻めたっていうところが大好きなモデルでございます。
で、これね、ABZORB SBSっていう風に進化してるんですけれども、SBSって何って言うと、一応スチレン・ブタジエン・スチレンっていう名前らしいです。
スチレン2回出てきた。
はい。それが何なのかはよく分かっておりませんっていうところでございます。[笑い] でも、へたらないっていうところが非常にこのABZORBの特徴だっていう風に言われているものですね。これブラックですけれども、ニューバランスのブラック何がいいか? この辺そんな褪せてないですが、こっちの方が褪せてるかな。これもっと洗ってたりしたら、もっと色褪せて白いのが目立っていくっていうところが、なんか履き込んだ靴っぽくなってて。普通のスニーカーってやっぱ履き込んじゃうとちょっと嫌な感じになっていくところがあると思うんですけど、ニューバランスってその履き込んだ感じもまたちょっと愛しくなっていくような感じがあるところで、その辺も含めて愛せるスニーカーじゃないかなっていう風に思います。
あと、そう、これね、992ってね、あの出てから当分復刻されなかったんですよ。2010年まで作られてて、で、生産終了から10年経って、2020年にようやく復刻されたんですね。で、みんなあの買いまくったっていうスニーカー。ただし1点違いがあって、最初に出てたモデルってアイレットがね、6つあったんすよ。この縦の2つ除いて、12345に今なってんですよ。6つあったんですよ。なんかどうもリリースのモデルかなんかをサンプリングして5つになったとか言われてんですけど、これは本当は6つある方が嬉しいなっていう感じはしますっていうものですね。
2000年代3足目ですね。993が2008年に出ました。で、これはABZORB DTS、ダイナミックトランジションシステムが積まれてるものでございます。ウォーキング系スニーカーの最高傑作の1つだと思います。クッション性も非常に優れてる履き心地のいいスニーカーで、好みは992が好きか993が好きか、本当にどうでもいいような微妙な違いだと思うんですよ。
どうでもいい。[笑い]
どうでもいいぐらい。はい。微妙な違いだと思うんす。一般の方からするとですね。ここが分かれるところで、僕は単純にNの小ささで992を選ぶことが多いんですけども、993も大好きなスニーカーです。履き心地に大きな劇的な差があるかっていうと、そこまではないと思っていただいて、どちらを選んでいただいても間違いない1足だと思います。っていうので、その辺のモデルって結構コラボがいっぱいあったりするモデルですし、そのコラボ相手が好きな方だったりとかっていうのを選んでもらうのもいいかなと思いますし、大体同じ感じなんで、パッと見どっち履いてるかわかんないですからね。
うん。
っていうモデルなので、どちらを選んでいただいてもいいと思います。
続きまして第4世代行きましょうか。2010年代に入っていきます。で、2010年代はどちらかというと2000年代デザインを踏襲した感じで、さらにジョギングシューズとしての完成度を高めていった時代だと思ってください。これも名作と呼ばれるv3が誕生しましたっていうのが2012年です。これは初代から30年経ったところを記念してv3として出ましたっていうものでございます。
先ほど説明したアイステイが分かれるデザインになってたのが、v3はまた繋がったデザインになりましたが、ただし途中からこう分岐する形の、より優しいデザインになってったっていうのがv3です。この辺の影響で、どちらかというとこう流れるような流線形のようなデザインになって、それまでのボテッとした感じからよりスマートな感じになったのが、この2010年代の特徴だと思います。で、v3、この後のv4と合わして、本当に走ってた人たちにとって非常に評判のいいスニーカーだっていう風に聞いています。聞いていますっていうのは、僕は一切ジョギングやらないんで。
ちょっとね、これね、またね、反りが良くなってんすよ。ABZORBの入れ方が分かれてんのかなっていうところと、もう1つ秘密があるのが、これまでってアウトソール一体成形されてんの分かります? ヒールまで続いて。それに対してこれって分割されてんの分かりますかね? で、白い部分見えてるの、これミッドソールなんで、ミッドソール柔らかい部分なんで、ここを分割することによって、昔のあの感じもう1度みたいな感じだと思うんですけど、グッと曲がるスニーカーにまた戻ってますっていう感じです。ここでまたね、少し進化が出て、履き心地が変わった。で、ランナーが走りやすいって言ってる理由の1つが、もしかしたらここにあるのかもしれないなという風に思っています。
で、このv3に関しては結構コラボもいっぱい出てたモデルで、例えばこれはボデガっていう、あのボストンの店ですね。ボデガと2021年にコラボしてるモデルですね。こっちは発売された2006って入ってて、こっちは2021っていう…。デザイン的にもよりこう洗練されて、なんかよりランナーのことをちゃんと考えたみたいな感じになってるとこですかね。ENCAPも広くなってっていう感じですね。というスニーカーでございます。っていうのがv3でございました。
で、続きまして990v4。これはJJJJoundとのコラボモデルですね。これもね、本当に評判のいいもので、よりこう流れるようなデザインがv3よりもさらに深まっていって、それまでのダッド感みたいなところがちょっと洗練された方に入っていきました。ただし、デザイン的な特徴に関してはその前の2000年代のモデルを少し踏襲した感じ、それの進化系みたいな感じになって、ここでまたサドルは分割されますっていう感じになって、デザインの変化が加わってますっていうものですね。
で、このモデルに関しても、v3よりは若干硬さはあるんですけども、なんか途中からぷにっといく感じで曲がってくれるようなソールになっています。これもランナーの方に非常に評判のいいスニーカーですね。v3に比べるとv4の方が印象薄いみたいな感じでよく言われるし、実際そうなんですけども、なんか走るにはすごいいいらしいですよ。うん。やる人たちね。そこにそうに5参の皆さん、もうそういうかつてのファッション業界人とは全く違う感じだし、かつてのそういうあのメディア系の人々はもうちょっと自堕落な…。[笑い] その回、仕事にガッと行くタイプの生活をされてたのを、バランスを取ろうとしてるおっさん方はですね、はい、真面目な行為をやろうとしてるおっさん方、是非この辺のスニーカー履いてみられてはいかがでしょうかっていうおすすめモデルでございます。
続きまして2010年代3足目、990v5でございます。だから2010年代は、993ぐらいまで行って止めて、990シリーズをどんどんとアップデートしていく感じになりましたっていうv5でございます。より構造をしっかり固めた、ホールド系に関してはすごく強い靴になりましたっていうのが990v5ですけれども、デザインがね、シンプルになってんですよ。なんかすごい整理された感じ。分かります? これ色がこの色だから分かりにくいですからね。なんかこっちの方がよりぐにゃぐにゃっとこう流れるようなデザインだったのが、ちょっとシンプルになってますね。スカッとさせて。
で、おまけにね、ここにね、プラスチックのパーツ、TPUって素材らしいんですよ。で、実際はすごく役立つパーツだと思うんすよ。ここグッとホールドしてくれるんで、かかとしっかり収まる。このやっぱあんまりなくなった。
へえ。
っていうところで、デザイン的にもね、あの、少し前の2モデルに比べると違う感じになっちゃうんで、ちょっとその辺は評判はそれほどでもなかったんですけど、実際はいいスニーカーですっていうところで。僕、v5別に好きでもなかったんで[笑い]。これエメ レオン ドレのコラボモデルなんですね。なんで左右でパーツの使い方が全然違うっていう感じなんですよ。これ、いつも僕8履いてんですけど、このモデルだけはね、8めっちゃきつい。左右でサイズ違うんじゃないっていうぐらい履き心地違うんすよ。この辺が、パーツの取り方の違いでそう出てるのか。だからパーツってめっちゃ重要なんだなと思うんですけど、っていうところも、その辺に絡んでくる伸びの問題だったりとか、実際締め付けられる感じなんかがしっかりあっていいモデルなんですけど、そこまでは人気ないかなっていうモデルですね。
2020年代、イメージの一新と、イメージの継承、今どちらに進んでいくのか、この先が見えてませんっていう感じになっていく。果たしてここまで聞いていただいて、皆さん疑問に思われてる、994ってないじゃんと。
確かに出てきてない。
今ニューバランスの永久欠番のようになってる994番が出てくるのかどうかっていうところが、2020年代1番の注目になると思うんですけれども、そんな中出てきたのが990v6。直近1番の問題作でございます。
何が問題? さ井さんも履いてらっしゃって、実際履き心地めちゃくちゃいいっていうところなんですけれども、出た瞬間、買わないと宣言した人たちが非常に多かったスニーカーです。
はい。え、
なぜか。1つ、FuelCellが乗ったことによって、履き心地が今までのニューバランスと明らかに変わってしまった。過去1度ABZORB積むことによって履き心地変わってるんですけど、そん時以上の履き心地の変化っていうところがやっぱあったと。だから今までのしっかりした感じでグッと沈む感じじゃなくて、それに反発とか、ぼよんとは言わないから、ぶにゅっとした反発が加わったっていう感じを、好き嫌いが分かれるようになったのと。
あと、このソールの材質自体が今までのENCAPの硬い感じとは違うんで、例えばこう斜めについた時とかに、今までよりも明らかに柔らかさを感じて。嫌う人はその斜めについた時に横にシワが入っていくんで、耐久性低いんじゃないって言ってたりとかっていうことも含めて、990v6に対するネガティブなあの意見があるっていうのが1つと。
もう1つ大きなデザインの変化としては、これまでしっかりサドル部分があって、Nがここでしっかりホールドしますよっていうのが99Xシリーズだったはずなのに、サドル部分をなくしてしまって、Nで支える構造になってしまってると。いわゆるアディダスの3本ストライプみたいな感じで。実際これでホールド力下がってるか、全く下がってないんですけども、いやいや、これは99X品番じゃないでしょっていうところのデザインの変化も大きいで。今までよりも明らかにメッシュパーツがその部分増えちゃった。これはコスト削減じゃないかっていう意見も出てきてるっていうところで、どうなのっていうのと。
もう1つ、デザイン上でいくと、明らかに今までよりも厚底感が増しましたよねと。この辺でね、実はね結構厚底感出てたんですけど、それよりもなんかいわゆるHOKAとかあっちに寄せてった厚底感だみたいなところでですね。
言われたらそうだ。
うん。で、モーションコントロールデバイス的なものがもう見えなくなったぐらい、こう厚底感が増して、後ろがちょっと出てくる感じになったっていうところに対して批判もあるスニーカーです。ただし僕は大好きと。
あ、あともう1個特徴。それでいくとね、この辺ってv3ぐらいから徐々にそうなってたんですけど、やっぱここが低くてすっきりした感じ。これも99Xシリーズはもうちょっと芋っぽい方がいいでしょっていう意見もやっぱ出てくるポイントだと思いますね。このちょっともっさりみたいな感じが可愛いですよね。このシャープになった感じもどうなのっていうところなんですけど、実際履き心地やっぱいい。明らかに履いてて楽な感じは増してますし、変な足のつき方した時のクッション性の高さとかも含めて、やっぱいいスニーカーになってるなっていう感じがします。モダンデザインになって、よりかっこいい路線みたいな方向に行ったv6。
990v6が最後と思われてる感じかもしれないですけど、こっそり出てた991v2っていうモデルですね。これ2023年に元々出てんで、本格販売2024年なんですかね。メイドインイングランドの991もアップデートしました。前に1回ね、あのこのチャンネルで紹介してると思うんですけども、それがどこ行ったか分からないんで、わざわざ今回のためにもうすぐ買っときましたっていう。[笑い] そっち黒だったんでグレー買っときましたっていうモデルでございます。
他のモデルに比べて991ってちょっと重さ感じると思います。でも初代よりは少し軽くなってる。でも実際持つとそんなわかんないレベルなんですけど、何十gか軽くなってるはずです。この重さっていうのはやっぱそのソールのしっかり具合とかっていうのがしっかり出てるかなという感じがします。アッパーデザインに関しては大きな変化がなく見える感じです。でもよく見るといろんなとこ変わってるっていうところで、実は色々変わっておりますっていうのと、もう1つは、これもサドルが切り替えられてないデザインにまた戻ってますみたいなところで、過去の99X番台後半だった頃みたいなところの特徴もちょっと入れながらっていうものですね。
でも小ぶりなNはいいですよね。と、そこは990v6からの反省点もあんのかなっていうところで、よりクラシックなスクリーンで出てきてるけど、でもABZORBの積み方とか…あ、そう、これFuelCellも入ってんですよ。ABZORBとFuelCell入ってんだ。そこで991硬い硬いって言われたところを改善していって出てきたものです。で、僕個人的に結構好きです。いわゆるニューバランスらしい感がある。
確かに。
元々の…長時間履く時は、もう今だとどうしても足が軟弱になっちゃってるんで、v6履いちゃうかなと思うんですけど、その辺のしっかりさがあるところで、非常にあのよくできたスニーカーだと思いますっていうのと。だからやっぱ、このちょっと、覚えといてくださいね、このぽってり感、それに対してやっぱりトゥがちょっとすっきりしすぎ。これ長くなってスキッとしたところに関しては、ニューバランスに関してはもうちょっと丸い方が個人的には好きですけどねっていうのは。でもこれが2020年代的、2010年代から続くデザインなんだろうなっていう風に思っておりますっていうのがこの靴でした。
2020年代、ちょっと方向性の違う2足が出てきましたっていうところで、自進化でいくのかなの線でっていうとこなんですけど、こっちの保守本流の方がどう進んでくかっていうところが、この先あと4年ありますんで、何が出てくるかを楽しみに待ちたい99X品番でございました。
あと1足か2足は出てくる可能性がある。これでいくとね、80年代で3足、90年代4足出てんですよ。で、2000年代3足、2010年代3足なんで、おそらく3足だけど、v2をどう考えるかですよね。
うん。
メイドインUSAで3足攻めてくんのかっていうとこですよね。2000年代でいくとメイドインUK1足、メイドインUSA2足みたいな流れになってるんで、同じ流れでいくんであれば、もう1足出てきて終わりの可能性はあるよね。それが990v7になるのか、994出るのかっていうところですね。
うん。
なんか99X品番つけるのって会長の承認がないとダメなんですね。
そうなんですか。
勝手につけない、企画チームとか。よし、それだったら994で行けという一言が出るのか、どういうモデルが出てくるかっていうところはこの後のお楽しみっていう感じですかね。
うん。うん。
うん。長かったですけど、一応全モデル15足全部紹介したと思いますんで。
すごいな。そんな動画、ニューバランスの公式じゃないところが。[笑い]
いや、なかなかないと思いますよ。多分。いかがだったでしょうか? 皆さんのお気に入りの1足が見つけられましたでしょうか?
本日のまとめ。99Xシリーズは履くもんじゃないんだ。
ここで使ってきたか。[笑い] ここで使ってくるのか。
逃げてやった。
うん。いや、でもね、その下り面白かった。やっぱポルシェの、その別に公式じゃないけど、実はその辺、うん、お互いがね、なんとなくこう時代のシンクロニシティみたいなものが働いてるぐらいの感じで言っときましょうかね。
うん。はい。
石川さん、これ全部リアルタイムっていうか世代で通ってるじゃないですか。
あの、でも出てきたの無視してた時代も結構。最初出てきた時はね、これは履けないと思ってました。[笑い] その、今自分がそん時に着てる格好とも合わないって。
正直どう思います?
[笑い] こっちに投げてきた。
正直どうです? これ出てきて。
まあそれが1番、おじいさんかな。
おっちゃんが走るために履くなんか、アメリカの白人のおじちゃんのイメージ強すぎません? これ。
ああ、やっぱりそうか。ああ、そう。元々ニューバランスって白人のアメリカのおじちゃんのイメージの靴だったんですよ。だから本当に3人とかも含めて。だから90年代頭とかアメリカ行ってる頃に、やっぱ白人の、ボストンの白人のおじいちゃんとか、ニューバランス履いてる人めっちゃ多かった。
うーん。
だからそのイメージめっちゃ強かった。それこそ3の古いやつとかみんな履いてましたからね。
うん。
年取ってくると似合ってくるってこともあるんですか?
それもあると思う。それもあると思う。あと、だからダッド系のスニーカーとかっていうのは、わざとそういうおっさん臭いスニーカーを履くのがファッションの1つになったからいいですけど、当時のリアルおっさん靴みたいなの、なかなか履けないでしょ。
そっか。
うん。ま、もちろん好きだった人いると思うんすけど。
うん。
いやいやいや、無理でした。もう1回最後言っていいですか? あの、これすっげえ批判されるんですけど、ニューバランスってその芋臭さを楽しむ靴みたいなところを、あの、もう1回ちゃんとみんなに認識しといた方がいいと思うんですよ。
うん。うん。
それをニューバランスすっげえおしゃれって思って履いてる人は、もうちょっと考え直した方がいいのか。その美的感覚とか含めて。[笑い]
うん。
また批判されそうですけど、そこはそれを楽しむものなんで。[笑い]
うん。
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