勉強机がテレビの裏にある3DKの家 姉の学習スペースを優先するか、弟のゲームの場所を先に決めるか
週末ビフォーアフター片付けの専門家・古堅純子さんが、3DKのマンションに暮らす4人家族の家を訪ねた回である。この家では、4年生の姉の勉強机がリビングのテレビの裏に置かれ、2年生の弟には自分の場所がない。部屋割りを決めるには、家族がどう暮らしたいかを先にはっきりさせる必要がある。古堅さんはこの点を何度も確かめながら、今回は家の現状を見て回り、家族と作戦会議をするところまでを進めた。実際に家具を動かした結果は次回に持ち越されている。
家族構成と間取り
玄関先の虫かごにはカブトムシがいて、土に潜っていた。家族は妻(48歳)、夫(47歳)、4年生の娘、2年生の息子の4人である。下の子は妻がちょうど40歳のときに生まれたという。古堅さんが訪れたとき、息子はゲームの最中だった。
間取りは3DKで、中央のダイニングを挟んで片側にキッチン、反対側にリビングがある。妻の悩みは、子どものスペースが赤ちゃんの頃からまったく変わっていないことだ。子どもたちは大きくなったのに、机があるのは上の子だけで、その机もとりあえずリビングに置いてある。下の子にはパーソナルスペースがない。そのため弟はリビングで遊び、物を出しっぱなしにする。散らかりやすく、それを見た姉が本気で怒ることもあるという。
テレビの裏にある姉の机
姉の机はリビングのテレビの裏側にある。古堅さんはこの配置を「ここだけ見ると勉強する気はゼロみたいな感じ」と冗談めかして評し、テレビの向こうに部屋があるように見えるとも言った。そのうえで、勉強する気がないのではなく、勉強しづらい雰囲気になっているのだと言い直している。
姉に困っていることを聞くと、弟が「邪魔してくる」と答えた。古堅さんは、境界線がないから邪魔されてしまうのだろうと受け止め、自分のスペースにたどり着くまでに障害物が多いという印象も伝えている。姉にとって今回いちばん大事なのは勉強スペースだという。机まわりの棚には教科書や本が入っているが、姉の物だけでなく一部ほかの物も混ざっている。姉は物を置ける棚が欲しいと言う。古堅さんは、明るくていい感じではあるが上の方は手が届かないと指摘し、そもそもここでいいのかも含めて考えようと話した。
寝室と押入れ:キャンプとスキーの道具
2つ目の部屋は家族4人の寝室で、何も置かれていない。子どもたちがサッカーボールで遊ぶこともあるらしい。布団は毎日出し入れしていて、その作業は妻が一人で担っている。妻も働いていて忙しい。古堅さんが「そんなに散らかっている感じでもない」と言うと、妻は、パッと見はそうでも押入れの中はひどく、収納の仕組みがまったくできていないと答えた。みんな片付けられない、あるいは片付けづらいのだろう、だから自分がやるしかない、というのが妻の説明である。息子に悩みを聞くと「部屋がない」とだけ答えた。
押入れには布団のほかにキャンプ道具、季節物、スキーやスノーボードの道具が入っている。夏はキャンプ、冬は雪山に行くという。本人たちは年に数回だと言うが、古堅さんは「すごいアクティブな家」だと驚いていた。一方で古堅さんは、この家は物をそれほど持っていないとも見ている。キャンプ道具が押入れに収まっているからで、ひどい家ならその中がキャンプ用品で埋まっている、という比較を挙げた。これから息子の場所も必要になり、物をあまり増やせない。それでもキャンプはこの家にとって欠かせない活動であり、子どもたちの思い出にもなると古堅さんは認めている。ただ、キャンプ道具の置き場所がここでいいのかは検討課題として残した。
ダイニング横の押入れ:動線上のブーツと、ちょい置きの山
食卓の隣にも大きな押入れがある。古堅さんはこの配置を面白がった。中には雪用のブーツが入っていた。靴箱が小さく、シーズンごとの靴をどこにしまうか悩んだ末に、とりあえずここへ入れたのだという。ブーツは一番出し入れしやすい「ゴールデンゾーン」に置かれていた。寝室の押入れのキャンプ道具は一番奥の壁側だからまだいい。しかしこの押入れは動線上にあるのでブーツを置く場所ではない、と古堅さんは指摘した。この動線上にあるのはトイレくらいで、古堅さんは「大きい収納があっても使いやすい収納がない」とまとめている。
押入れの下段には掃除道具などの細かい物がある。中段は妻の仕事用で、妻は週の半分ほどテレワークをしており、パソコンや資料をここに置いている。本来はもう少し空いていたが、本や遊ばなくなったおもちゃをどうにかしようと思ったまま数か月が過ぎた。古堅さんはこれを「ちょい置きしてったら物置になっちゃった」状態と表現した。大量に入るのに稼働率が低く、収納の設計をし直す必要があるかもしれないと述べている。子どもの学習スペースとどうつなげるかも考えどころだという。
キッチンの先の部屋:父の机と衣類
3つ目の部屋はキッチンを挟んだ先にある。古堅さんは入るなり「仕事のできる男の部屋」みたいだと言った。父の机と家族の洋服が置かれ、オフシーズンの衣類もここにある。父は「ほとんどテレワークはない」と言うが、古堅さんはその割に「俺の場所」のような存在感があると笑い、部屋の雰囲気も他と違うと話した。
この配置には経緯がある。夫婦は結婚当初からおよそ15年この家に住んでいる。2人暮らしのとき、夫が机を置きたいと言ってこの部屋に置き、それがそのまま残った。子どもが生まれて赤ちゃんだった頃は家族がいる場所で何となく過ごし、その使い方のまま全員が年を重ねた。その結果、今の暮らしに合わなくなっている。古堅さんは、夏はキャンプ、冬は雪山と忙しく動いていれば片付ける時間もないだろうと理解を示した。妻は、要らない物はすぐ捨てるようにしているが、「これをこう移動して」という仕組みづくりがとても苦手だと話した。
家族それぞれの希望
作戦会議で古堅さんは、直すべき所はあるが家族がどうしたいかによって直し方が変わると前置きし、改めて希望を聞いた。
妻が挙げたのは次のような点だ。弟のスペースを作りたい。性別は違うが、姉と共有でもいいと子どもたちは言っている。姉は友達を家に呼びたくて片付けを頑張っているが、弟が細かい物を散らかしてしまう。そこで、出した物を片付けられる環境にしたい。息子は今テレビでゲームをしているのでテレビが占領され、姉は何も見られなくなる。息子自身は、自分のスペースができたらゲームモニターを買ってそこで遊びたいと考えている。
妻自身の負担も語られた。家で仕事をしながら家事をするのが疲れる。取り出しやすく戻しやすい収納になっていないので、毎日なんとか片付けている状態だ。仕事が忙しくなると部屋がすさまじく散らかり、子どもたちにきつく言ってしまう。家で仕事をしながらでも暮らしやすくしたい、というのが妻の願いだった。
「この家は今ゲーム中心」
古堅さんは、3DKをどう使うかが重要で、優先順位としてはまず子どもたちのスペースだと述べた。姉の場所がテレビの裏にあり、弟の場所も同じような扱いになるのはよくない、とも言った。
父の見方はこうだ。娘はあの場所で実際に勉強していて、自分の場所として気に入ってもいる。ただ、勉強しない下の子がそばで遊ぶと集中できない。空間が分かれていないので、勉強の場所としては難しい。
これを受けて古堅さんは、何を中心に考えるかで配置がまったく変わると言った。それが決まっていないから「この家って今ゲーム中心なんだよね」という。姉があの場所を気に入っているなら、変えるべきはリビングの配置かもしれない。今は勉強スペースまでの動線が遠く感じられ、勉強しようとしてもテレビがあるので見てしまう。勉強スペースと、テレビを占領するゲームの場所を分ける必要がある、というのが古堅さんの整理だった。
寝る場所も論点になった。4人でいつまで一緒に寝られるのか。姉はもう4年生なので、子どもたちだけ別に寝るという選択肢もあると妻は言う。古堅さんは、寝る場所に焦点を当てるのか、勉強スペースに焦点を当てるのかで話が変わると整理した。そのうえで、何かを諦めてもらう必要もあると父に向けて言った。父の場所は今のままでは残せないかもしれない。父は「しょうがない」と受け入れた。
息子に個室を与えることへの懸念
古堅さんは逆方向の懸念も口にした。奥の部屋に息子の「俺の場所」を作ったら、2年生から引きこもりにならないか。今は目の届く場所にいるから声をかけられるが、奥の部屋に入ってそこでゲームをされたら見えない。だからこそ、親の方針がないと自分が勝手に「こうした方がいい」とは言いづらいという。
妻は、ずっとここ(リビング)でゲームをされるのは困ると答えた。見えなくなるとしても管理の仕方はあるだろうから、ゲームの環境はリビングから移したいという。これで、リビングを家族がくつろぐ場所にし、姉の学習スペースは勉強しやすい環境に変える、という方向が見えてきた。
残るのは奥の部屋の用途である。今は衣装部屋と父の部屋を兼ねている。妻は、洋服をどうするか考えるとあの部屋には着替えができそうな余裕があると言う。古堅さんは、今は家族の服の定位置になっているたんすをその部屋に移してもいいかもしれないと応じた。では長男の部屋をそこに作るのか。その場合、弟だけが一部屋を持ち、姉は部屋の一角になる。姉は、自分のスペースがあるならそれでもいいと答えた。機能で分けて「勉強するときはこっちの部屋」という考え方も出たが、いちいち移動するのは面倒で、静かに勉強したいという姉の気持ちも確認された。
姉を優先するという結論
古堅さんの見立ては、息子はゲームさえできればどこでもいいのではないか、というものだ。一方の姉は勉強がしたい。したい子にはさせた方がいいと古堅さんは言い、本当に勉強したいならテレビの裏はよくないと「はっきり」伝えた。妻も、息子はじっとしていないし、できる物があればどこでも遊ぶので、今の段階でわざわざ個室を与える必要はないと考えている。ただし姉が勉強したい場所で弟にゲームをさせれば、同じ環境の繰り返しになる。
別案として、姉の部屋を奥に作る場合も検討された。そこには父のスーツなどがあり、ワードローブの扱いが問題になる。古堅さんは、子ども一人だけの場所をこの家で確保するのはなかなか難しく、この家なりの最適化を目指すしかないと話した。
最終的に古堅さんは、今日の様子を判断材料にした。姉は古堅さんの訪問を待ち望んでいて、弟はまったく関心がない。姉には自分のスペースをきちんと持ちたい思いがあるのだろう。だから姉を優先して考え、そのうえで息子の場所を決めるべきで、2人を同じ土俵で考えると今は難しい、というのが古堅さんの意見である。2人で考えていたら「どうしよう」で終わってしまうが、せっかく来たのだから動かしたい、とも言った。
方針は次のようにまとまった。まず娘の希望をできるだけかなえるよう最善を尽くす。そこから洗濯動線や息子のスペースを微調整していけば、配置は自ずと決まっていく。家族全員で掛け声をかけて作業を始め、「勉強したい姉とゲームしたい弟」の部屋割りに向けて大物家具を動かしたことが告げられた。どのような配置になったかは次回に明かされる。
これは何? ここがえっと教科書だったり、本だったりを入れている。これはお姉ちゃんだけ。お姉ちゃんとあと一部の。おお。あ、なるほど。ここね。ま、明るくてね、いい感じだけれどもね。もうテレビの裏側だからね。これがいいのかどうかっていう。ここだけ浮く感ね、雰囲気が。
あ、そうなんですかね。いや、だから本当どう暮らしたいかよね。ずっとここでゲームをやられるのは困るな。そうか。とりあえずゲームできる環境は移したい。
移したい。はい。今回の週末ビフォーアフターは3DKマンションに4人家族でお住まいのお宅に訪問してまいりましたので、まずはこちらの模様からご覧ください。
これさ。どうもこんにちは。こんにちは。初めましてです。よろしくお願いします。お願いします。あ、なんか関の子夫婦で。いや、本物が家に来ちゃいました。あら、なんかこちらに生き物がいる。そうなんです。これカブトムシがメスで、今潜ってるんですけど。あ、だからあれなのね。今なんかお留守みたいに見えんのね。そうです。
じゃあお子さんが小さいのかしらね。4年生と2年生です。4年生と2年生の女の子と男の子。女の子と男の子がいるのね。じゃあ、入らせていただいていいですか? はい、お邪魔します。爽やかなカップルだった。いやいやいや。
あ、こちらは。こんにちは。初めまして。古堅です。今日お休み。あの、ゲームやってんのね。今日はあの、片付けようかなと思って来たんだけれども。ここに入ってきた。ここは、あ、ここは一応ご飯食べたりするダイニング。ダイニングスペース。なんかあれね、ダイニングを挟んで右と左にスペースがあるみたいな感じなのね。で、こっちがキッチンで、こっちがリビング。
僕あれだね。もう必死だよね。もう今佳境なるかもしれないよね。そんなとこに私が来ちゃって。ごめんなさいね。
ここのうちはえっと間取りは、3DKです。えっとダイニングキッチンと3つのお部屋があることね。で、何が悩みなの? 子供たちのスペースが幼児の頃から全然変えられてなくて、大きくなってるのに、机もまだ上の子しかなくって、で、そこにとりあえず置いてるんですけど。
もうなんかここだけ見るともう勉強する気はゼロみたいな感じでね。わかんないけど。テレビの向こうにお部屋があるみたいな。あ、スペースがあの上の子のスペースが。4年生のお姉ちゃんの。そうそう。で、あの下の子もだんだん机も欲しいし、今この下の子のスペースってないんですよ。パーソナルスペースみたいな。ああ、なるほどね。
で、それでとりあえずここで遊んだり物出したりするから、もうすごいごちゃつきがちで。で、それでお姉ちゃんがもうガチ切れするみたいな。ああ、なんかね、こっちから見ると私のスペースに行くまでに障害物が多いかなっていう感じ。
お姉ちゃん的にはなんかどうなの? こうなったらいいなみたいな。邪魔。邪魔とかじゃなくて、なんかあの行きづらいみたいな感じかな。邪魔してくる。邪魔してくる。そうだね。ま、境界線がないからね。邪魔はされちゃうかもしれないよね。ただどうなの? 今日勉強スペースが一番の目的みたいな感じ。そこが一番。ああ、なるほどね。そうよね。勉強する気がないっていうか、勉強しづらい雰囲気になってるってことね。そうですよね。
じゃ、ちょっと他も見せてもらって考えようか。今1個目みたいなね。じゃ、あと2つあんのかな? こちら。あ、なんかすごいだだっ広いですけど。こちらは。ここはみんなで寝てるんです。あ、寝てんのね。ここ寝室なんだ。あ、いいじゃない。何もないし。ね、ちょっとあの、サッカーボールで遊んだりしてね。やってんのね。そうです。
でもここはやっぱりあれでしょ? 布団敷いて寝たいんでしょ? 毎日布団敷いてんの? 毎日布団敷いてます。もう出したりしまったりしてるんだ。偉いじゃない? いやいや、誰もやってくんないのでやるしかない。え、奥さんが? 奥さんは働いてないの? 働いてます。忙しいじゃない? そうなんですよ。で、だからそんなとっ散らかってる感じでもないわよね、この家。
いや、なんかこのパッと見のところはそうかもしれないんですけど、この中もひどいですし。ああ、そうなの? システムみたいなのが全然できてないので。へえ。本当なんかだから多分みんな片付けられないとか、片付けづらいとか、多分そういうのがあって私がやるしかなくって。でもなんかちゃんと一応定位置にはなってない? これ。一応には。
あの、寝るんでしょ? 本読んで。そうですね。本読んで。そうそう。ぼ、僕はなんかないの、悩みは。なさそうだね。部屋がない。あ、部屋がない。部屋ね、作れたらいいねえ。じゃあさ、とりあえずここのなんかシステム、ちょっと見ましょうか。すごいひどいんで。押入れね。
おお。すごいじゃない? なんかよくわかんないけど。ここなんか動いてんの? 布団以外は。あ、布団以外はキャンプ行くので、この右半分とちょっとその緑っぽいのと、であとは季節物とかを入れてます。あとスキーとかスノボも行ったりするので。すごいアクティブな家だね。年に数回なんです。いやいや、スキーもスノボも行くってね。いや、私なんてもう学生の頃以外行ってないもん。だからスポーツマンなのね。いやいやいや。
じゃ、こっち見るわね。あ、なるほど。こっちに布団一式があって、で、これがキャンプ道具なんだ。そうです。ああ、そういう意味ではさ、わかんないけど、もう1個見てないから、あんまりそんなに持ってないよね。そうなんですかね。だってここにキャンプ道具入るのよ。ひどい家なんて部屋中がキャンプだからね。そういう部屋があればいいんですけど。
だってこれから息子の場所だって欲しいとか言ってんだからさ。なかなかそんなに色々増やせない中で、もうこれマストなんでしょ? キャンプは。そう。だから夏はキャンプで、冬は雪山なんでしょ? すごいアクティブよ。そうですかね。私どっちも行かないもん。温泉ぐらいしか行かないわよ。もうよれよれで。
奥さんいくつなの? 48です。あ、48なの? 見えないわね。旦那さんは? 47です。あ、なるほどね。だから40以降の子でしょ。あ、そうです。ちょうど40で下の子。あら、元気ね。すごいわよ。必死よね。そりゃそうよ。なんか私もうはるか昔な気がするもんね。あ、もうきついです。
だから、ま、ちょっと羨ましいというか、私もそういうキャンプとかやってみたかったわって思うんだけど、ま、私ね、あんまりね、虫とかが好きじゃないのよ。だからやっぱりご飯が出てくるやつがいいわね。キャンプってあれね、自分でやんなきゃいけないじゃない。そういう経験はね、子供たちにはとっても思い出になるからいいと思うわ。キャンプはしょうがない。ただキャンプの道具はここでいいのかどうかよね。そうですね。
じゃあ最後の部屋。はい。開きましょうか。こちらで。ここから。あ、こっちですね。こっちは? こっちは押入れです。押入れなの? 面白くない? 食卓の隣。押入れなの? え、ちょっとこれ見ようよ。え、これ押入れなんだ。あ、面白。あ、本当だ。押入れだ。でっか。でもなんかあれだね。あっちもこっちも同じ絵だね。
ここは何入ってんの? ここはそう、靴箱が小さくって、スノーブーツみたいな雪靴とか、やっぱりいろんなシーズンの靴をどこにしまうか悩んでて、でそこにとりあえず入れてるな感じですね。えっとどこら辺がブーツなの? ああ。こんなゴールデンゾーンに。そうなんですよ。もっと向こうの方かと思ったらここ。そう。ここもなんか入ってる。え、なんか違うぞ。
あそこはまだキャンプ道具って一番奥の僻地だからいいんだけど、ここは動線上なので、ここじゃないような気がしますね。そうなんです。靴をどうしたらいいのかがわかんない。ね。で、意外となんか動いてるってことでしょ? そうね。トイレでしょ、これ。そうですね。この動線上はトイレしかないってことね。あら、なんか大きい収納があっても使いやすい収納がないわね。
ここら辺が下が掃除道具とか、ちょっとしたベンチとか細々したもので、で、上真ん中が、私、週何日かテレワークなんですよ。へえ。で、ここでやってるので、そこのパソコンとか資料類とか。あ、私のなんだ。そうですね。で、本当はそこのいろんなごちゃごちゃしてるのが空いてたんですけど、本とか、もう遊ばないおもちゃとか、それをどうにかしたいと思って数ヶ月みたいな感じ。
ちょい置きしてったらそれが物置になっちゃったってことね。だから稼働率が弱いよね、意外と。こんなに大量に入るのに。ま、そこの設計はし直さなきゃいけないかもしれないわね。どうやったら子供の学習スペースまで行き着くのかしらみたいな。ということで部屋は向こうにもう1つあるんだ。あ、なんか面白い間取りだね。キッチン挟んであるってことよね。
こちらなのね。お邪魔します。あ、あら、なんかこっちは仕事のできる男の部屋みたいになってますよ。これは何の部屋? パパの部屋と洋服ですね。大人と上の子の洋服って感じです。子供の服どうした? 下の子は勉強する気がないリビングに、ここで住んでるんですよ。で、ここは私たち3人とあとオフシーズンです。衣装部屋っぽくもなりつつ。
父ちゃんはここで仕事すんの? ま、そうなんですけど、僕はほとんどテレワークないので。その割には存在感がすごいわ。なんか俺の場所みたいな感じ。ま、でもそこにはいます。ここで色々するんだ。そうよね。パソコンもあるしね。なんかここだけ浮く感ね、雰囲気が。あ、そうなんですか。全然わかんなくって。
そうね。いや、だから本当どう暮らしたいかよね。なんか、ま、アンバランスっちゃアンバランスな感じもするし。なんか、あの、元々結婚した時からずっと住んでるんですよ、ここ。おお。15年ぐらい。結構長いね。長いんですよ。なんか2人の時にパパが机を置いときたいって言って、それがそのまま。で、子供が生まれて赤ちゃんだった頃は、なんかみんながいるところになんとなくスペースを使って、でそのままみたいな感じでみんな年を重ねているので、今にフィットしてない感じ。
それでさ、夏や冬にはさ、大ソに行ってたらさ、片付けやる時間もねえだろうって話だよね。そうで、なんか仕組み作りがすごい苦手なんですよ。そう。だからなんかいらないものはなるべくすぐ捨てるようにはしてるんですけど、いまいちこれをこういう風に移動してっていうのが考えられないという。じゃあちょっとダイニングの方に戻って、ちょっと今後どうしたいかっていう話をね。
大事なあのね、あちらの勉強スペース見てなかったんで見させてもらいましょう。えっと、おお。ここでみんなでテレビ見たりゲームしたりしてるんだ。そうです。
これは何? ここがえっと教科書だったり本だったりを入れている。これはお姉ちゃんだけ。お姉ちゃんとあと一部の。おお。あ、なるほど。ここね。ま、明るくてね、いい感じだけれどもね。そうね。だからやっぱりテレビの裏側だからね。これがいいのかどうかっていう話だね。終わる。終わる。
お姉ちゃんはなんかどう思ってる? もうちょっと物を置きたい。例えば棚とか。棚。そうね。ちょっとね、しまうには足りない。ていうかあんまり届かないよね、ここの上はね。でもここでいいの? とにかくここでいいのかも含めて、ちょっと1回向こうで作戦会議しましょうか。はい。お願いします。
ということで、とりあえずまるっと見せていただきましたけれども、直すところはあるかなと思うんですけど、家がどうしたいかによって私は直すので、もう1回ちょっとね、こうなったらいいなとか、ここは嫌だなとかっていうのを言ってもらっていい?
下の子のスペースを作って。そうだよね。下の子のスペースも作んなきゃいけないんだよね。はい。そうですね。で、それで、ま、そのスペースに共有でもいいかっていう話はしてるんですね。あの、性別は違うんですけど。ま、それでもいいみたいなことは言ってるので。ま、例えば下の子のスペースをお姉ちゃんと一緒なのか、ま、別なのかで作りたい。
で、1つで、お姉ちゃんはお友達を呼びたいので、片付けを頑張ったりしてるんですけど、もう下の子が本当に細々散らばってたりするので、出したものを片付けられる感じにしたい。それが子供たちのことなんですよ。
で、あと下の子は今テレビを使ってゲームやってるんですけど、そうするとテレビが占領されるので、お姉ちゃんとかは何も見れなくなっちゃうんですね。だから彼はその自分のスペースができたらゲームモニターを買って、自分のところでゲームをやりたい。ああ、なるほど。あそこがやっぱりね、休みの日とかゲームとかやりたいってなった時になってるだけで、なんか向こうにも行きづらいっていうか、ちょっと落ち着かないみたいのあるのかなっていう気がするよね。
そうで、私はその日々家事をするにあたって、もうなんか疲れるんですよ。仕事しながら家事しながら。あのさっき見てもらったみたいに、ちゃんと取り出しやすく、しまいやすくなってるのかって言うと、今日もなんとかやっと片付けたみたいな感じになるんですけど。なるほどね。仕事が忙しくなると部屋ももう凄まじくなって、子供たちにもきつく言ってしまって。家で仕事しながら家事しやすくしたいな。そうよね。
この3DKをどう使うかってすごい重要で。まずは優先順位的に言ったら子供たちのスペースじゃない。で、2人のスペースを作る。ま、今の段階でよ、あそこにお姉ちゃんのがあって、それと同じになるのは良くないじゃん。ていうか、あそこが良くないなっていう気がするんだけど、わかんないけど。この家の方針なんで、お父さんはどう思う? この子供たちのその学習スペース的な話?
そうですね。あそこで確かに勉強してるんですけども、下の子はえっとそこまで勉強しないので、遊ぶと集中できないみたいな感じになっちゃうので。ま、あそこはあそこで自分のスペースとしては結構気に入ってはいるんですけど。ああ、そうなんだ。ただ勉強するみたいな目的で行くと、ちょっと分かれてないので難しいかなっていう感じがちょっとある。
そうね。だから何を中心に考えるかで全然変わっちゃうんだよね。だからそれが多分決まってないから、なんかこの家って今ゲーム中心なんだよね。ま、もしあそこを気に入ってるんであれば、このリビングの配置が違うのかなっていう気になる。行くまでにすごく遠く感じる動線みたいな。勉強しようとしてもテレビがあるからテレビ見ちゃう。見ちゃうよね。
だからもうちょっと置き方を変えて、その勉強スペースとゲームする場所。ゲームっていうか占領されるのも困るんでしょ。だからやっぱゲーム問題なのよ、この家は。もうだって寝床はそこで決まりなんでしょ? それもずっと4人でいつまで寝れるかっていうのがあっても、4年生なので。だから例えば子供たちだけ別で寝るとかでもいいのかなと思います。だから寝るのにフォーカスするのか、勉強スペースにフォーカスをするのか。
だから色々諦めてもらわなきゃいけないこともあるわけですよ。もうなんかお父さんの場所ね、今のまんまでは見られないよねみたいなところもあったりとか。しょうがない。なくなるのはしょうがない。かと言って、俺の場所をあそこに作って大丈夫なのとか。ああ、下の子の。あそこに俺様の場所を作ったら、もう2年生から引きこもりになって困らないみたいな。わかんないけどね。まだ今は見えるところだから声かけられるけど、あそこ入ってさ、目見えないじゃん。そうですね。で、そこでゲームとかやられちゃってたらどうなのかなっていう思いもありつつ。
ま、だから本当この家の親の、こう行こうみたいなのがないと、私が勝手にこうした方がいいんじゃないっていうのもちょっと言いづらかったりする。ということも含めて、ちょっとどう思います?
でもやっぱりずっとここでゲームをやられるのはちょっと困るなっていうの。そうです。例え、ま、見えなくなるかもしれないですけど、やり方はあるのかなと思って。管理の仕方というか。なのでとりあえずゲームできる環境は移したい。移したい。じゃ、ここは家族でくつろぐ場にしたい。で、お姉ちゃんの学習スペースは学習がしやすく環境を変える。
で、ここの目的だよね。今、衣装部屋兼父ちゃんの部屋みたいになっちゃってる中で。あ、そう。洋服どうするみたいな話。あ、そうなんです。合服どうしようかなと思った時に、着替えスペースわかんないんですけど、ここがすごいスカスカだったりするので、ここに入れるのもありかなって。あ、はい、はい。でも今ってタンスがみんなの洋服の定位置なんじゃないの? あ、タンスは。そうです。そうそう。だから変な話、タンスはこの敷地内に来ちゃってもいいのかもしれないね。あ、そうですね。ま、ちょっと色が違うけど、まだこれよりは。
え、じゃあ長男の部屋そこに作っちゃう? そこであと問題なのが、長男だけ1人ってなると、上の子が損する。自分は部屋の一角じゃないですか? それでもいい? あり。え、どっちだよ。自分のスペースとしてあるから、いいだけで。あとは機能で分けるかみたいな。勉強する時はこっちみたいなことが、ま、そういう考え方もありますよね。でもいちいちあの移動するっていうのは、めんどくさい。あっちでなんか静かに勉強したいみたいな感じ。そうね。
の部屋向こうにも作っていい? そうでしょ。もうなんなら俺はゲームさえできればどこでもいい気がすんだよね。で、お姉ちゃんは勉強が好き。したい。したい子にはさせた方がいいと思いますよ。じゃ、もうはっきり言いますけど、テレビの裏は良くないと思う。もし本当にやりたいなら。
で、じっとしてないよ、息子は。してないです。私はなんかできるものがあるんであればどこでもやると思うんで。わざわざ個室を与える必要はないのかなっていう。今の段階で下の子に。ああ。例えばお姉ちゃん勉強したいのに同じ場所でゲームやらしたら同じ環境だからね。だ、本当難しいよね。方向性をちゃんと決めないと大変なことになっちゃうよねみたいな話でさ。
でもね、もう1個あるよ。お姉ちゃんの部屋をそこにします。でも父ちゃんのスーツとかがありますみたいになった時に、その部屋に父ちゃんのワードローブはそこで大丈夫とか。っていうこととかも、ま、はっきり言って、その子だけの場所っていうのはなかなかこの家では難しいのかなっていう気がする。だからこの家なりの最適化を目指さなきゃなって話じゃない。
今日お姉ちゃんは私が来るのを待ち望んでて、弟は全く関心がないっていうのを見ると、やっぱり家でもうちょっと自分のスペースがちゃんとできたらいいなって思いがあるのかなって思うとしたら、お姉ちゃんを優先的に考えてあげるのがいいのかなって。で、それを優先的に考えた上で、じゃあ息子の場所どうするみたいな風にしないと、なんか2人を同じ土俵で考えちゃうとちょっと今難しいのかなっていう気がする。っていうのは私の意見なんだけど、お父さんどう思う?
そうだね。だから本当2人で考えたら難しいし、どうしようで終わっちゃうと思うんだけど、せっかく今日私が来たから動かしたいと思うわけ。まずはえっと娘の希望をなるべく考えてあげられるように最善を尽くして、で、そっからちょっとあと微調整で考えるかなって感じ。洗濯動線的なものとか、あと息子のスペースとかっていうのを考えれば、おのずと動くと思うので。
じゃ、そんな感じでやっていきますか。じゃあみんな行くわよ。腰を作って。せーの。えい。えい。おー。よし。
ということで、勉強したい姉とゲームしたい弟の部屋割りを考えるには難しい間取りでした。ということで、ゲーム中心の家を変えるべく大物家具を動かしてまいりましたので、どうぞお楽しみに。それではまた来週。さよなら。
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