クアラルンプール在住2年の経営者が語る、マレーシア移住と東南アジアでのWebマーケティング
M&A BANKM&A BANKのMCで2019年からシンガポールに住む島袋直樹氏が、クアラルンプールに移住した株式会社アドケイト代表取締役の夏原啓佑氏の自宅を訪ねた。家族での移住から丸2年が経ち、夏原氏は日本の会社を遠隔で経営しながら、現地で日系企業の東南アジア進出支援を始めている。住まいと生活費、日本の組織を離れて経営して起きた変化、現地の広告市場、ビザと税制について、夏原氏が実際に住んで感じたことを話した。
380平米のコンドミニアムと、2年で倍になった家賃
夏原氏が住むのは、クアラルンプールのモントキアラ地区にある大型コンドミニアムだ。夏原氏によると、この地区は日本人、中国人、韓国人が多い。部屋は日本式の表記で380平米ほどのフォーベッドルームで、各部屋に風呂とトイレが付いている。ベランダにはサウナと水風呂があり、仕事部屋からはツインタワーが見える。天井が高いので、室内でゴルフのドライバーを素振りしても当たらないと夏原氏は笑う。
家の中にはピラティスを教えるスペースもある。夫人は日本でピラティススタジオを運営しており、こちらでも軽くパーソナルレッスンをしているという。夏原氏自身は最近、爬虫類の飼育と、セメントや流木で水槽内に背景を作るビバリウムが趣味だ。トカゲは1匹20万円前後で、「レッド」と名付けた個体は23万円だったという。
マレーシアの賃貸は基本的に家具付きで、壁や天井のデザインも部屋ごとに違う。夏原氏によれば、マレーシアではバスタブのある家が珍しいため、この物件は日本人に人気がある。
家賃は入居時に日本円で約30万円だったが、円安と物価高で現在は約60万円になった。夏原氏は「2年間で倍になりました」と話す。ここ半年ほどは上昇が止まった感覚があるものの、今この物件に新規で入居すると約80万円かかるという。島袋氏が東京の渋谷区や港区で同等の物件を探したらと問うと、夏原氏は、300平米を超える広さの物件はおそらく東京にはないだろうと答えた。
コンドミニアムにはジム、プール、バドミントンコート、テニスコート、バスケットコート、バーベキューエリア、子ども用の公園、ヨガルームなどがそろっている。
教育移住として来て、ビジネスの機会を見つけた
移住の最初の目的は子どもの教育だった。住んでみると現地にもビジネスの機会がありそうだと感じ、現在は新しい事業をいくつか立ち上げている最中だという。
アドケイトは大阪に本社を置き、Web領域のマーケティングを支援する会社だ。夏原氏は自社の役割を「外部CMO」と説明する。VCやエンジェル投資家から資金を得たばかりのスタートアップはマーケティング担当の人数が少ない。そこに外部のマーケティングチームとして入り、IPOやM&Aに向けた成長を手伝うのが同社の主な仕事だという。M&Aの知見を得るため、また支援先が資金調達したいときに人を紹介できるように、約2年前にM&A BANKのサロンに参加した。島袋氏とはそこで知り合い、今ではテニスやサウナ、家族ぐるみのバーベキューで付き合う仲だという。
現在も日本法人の代表取締役を務めながら、タイとマレーシアを中心に、東南アジアへ進出する日系企業のWebマーケティング支援も始めている。
社長が日本にいないことで、社員の自主性が伸びた
日本には肩書きこそ取締役だが、実質的なトップを置いている。夏原氏の生活は、月に1週間ほど日本に滞在し、残り3週間をマレーシアで過ごすというものだ。
移住前、夏原氏は自分がいなくなったら会社が崩れるのではないかと不安だったという。実際には、社員の裁量と自主性が増した。夏原氏は、自分が手を出していたせいで社員の主体的に動く力を潰していたのかもしれないと、移住してから気づいたと話す。業績の伸び方も、倍とまではいかないものの上向いており、結論として来てよかったと振り返る。同社は今年4月に10期を終えて11期目に入った。
島袋氏は自身の経験と比べた。島袋氏は2019年にシンガポールのビザを取り、コロナ禍もあって実質2020年から現地生活を始め、ほぼリモートで事業を回してきた。もともと関係のある幹部や役員とは呼吸が合うが、その後に採用したスタッフとの関係づくりや能力の把握、裁量の任せ方が非常に難しかったという。
夏原氏の答えは「半々」だった。長く在籍するメンバーとはやりにくさがまったくない。アドケイトは、社員が会社の制度を通じてどれだけ自己実現できるかをKPIのひとつに置いている。そのため、社長がまず自己実現しないと後が詰まるという雰囲気があり、移住は全社員に応援される形だったという。一方、移住後に採用した社員とは接点がないまま関係を築くことになる。ただ夏原氏は、情が入らない分、実績を正当に評価できる体制が作れたとも言う。
島袋氏は、成果だけで評価するようになると、業務委託やAIでもいいのではという話になり残酷な面も出ると指摘した。これに対し夏原氏は、現場に定性面の報告とプレゼンをさせ、その内容も評価に織り込んでいると説明した。自分の先入観というノイズがない分、プレゼンに基づいて下からの評価を正当にできるという。島袋氏が「評価制度とセットだよね」とまとめ、夏原氏も、量だけで評価したら本当に業務委託でいいとなってしまうと同意した。
東南アジアの広告市場で見えてきたこと
東南アジアでの支援の考え方は、日本で外部CMOとしてやっていることと同じだと夏原氏は言う。進出したばかりのブランドがいきなりWeb広告を出しても、ターゲティングやクリエイティブを整えただけで獲得が大きく伸びることはない。認知度も販売実績もない段階では、顧客インサイトを深く掘り、認知ではなくピンポイントでベネフィットを当てる戦い方になる。現地の日本人、マレーシア人、タイ人、その他の外国人それぞれにどんなインサイトがあり、どんなクリエイティブが合うかというコミュニケーション戦略から考え、広告の設計と運用まで支援しているという。
2年住んで気づいたこととして、夏原氏は、マレーシアで表示されるWeb広告が日本のクリエイティブに非常によく似ていると話す。日本で当たったクリエイティブをそのまま持ってきたような広告が普通に出ていて、現地の事業者に聞くとよく当たっているという。日本の商習慣に近い感覚で、少しローカライズすれば反応が取れそうだと見えてきたので、小規模での進出は十分ありだと個人的には考えているという。対象は今のところBtoCが中心で、BtoBにも可能性を感じている段階だ。
島袋氏は、化粧品などの分野で日本の薬機法に当たる規制があるのか、ビフォーアフター表現やリピート通販の概念はあるのかと尋ねた。島袋氏自身、シンガポールのピラティス事業で1件1〜2ドルという驚くほど安い単価でリードが取れた経験があり、同じような「バグ」があるのかを知りたいという。
夏原氏によると、タイでは広告の出稿単価が日本の感覚の5分の1ほどで、リード単価も低い。ただし事業支援を始めてまだ2か月ほどで、ノウハウとして言えるほどではなく、規制についてもまだ分かりきっていないと断った。現在の支援先はクリニックや飲食店など店舗型のBtoCが中心で、今後はコスメなどの領域も支援していきたいという。
現地で最も驚いたのは、データを整備して予算配分に反映する仕組みがある企業が非常に少ないことだという。そこまで担える人材を置けないのか、国民性として細かくやらないのかは分からないとしたうえで、夏原氏は例を挙げた。クリニックに来る日本人が旅行者か在住者か、それぞれのLTVはどうか、そこに予算をどう割り振るかといったデータを取っていない企業が珍しくないという。日本では当たり前に整理している情報なので、そこで貢献できると夏原氏は見ている。
移住1年目の白木氏の場合
訪問先には、夏原氏の友人で、日本で映像制作とマーケティングの会社・株式会社オリエンティストを経営する白木翔太氏も居合わせた。34歳で、1歳の息子がいる。マレーシアに来てやっと1年が経ったところだ。
白木氏は、暮らしを求めて移住したと言う。自分らしい生き方がしたいと考え、緑の多いエリアに住んでいる。日本にはない自然があり、土地が広くゆったりできるのが気に入っているという。
家族会議について、白木氏の妻は東南アジアが好きなタイプだったが、グループに所属するインフルエンサーで日本での出演の仕事が多く、最初は迷いがあった。子どもが生まれたタイミングだったこともあり、海外で育てようと説得して移住を決めたという。
住まいは夏原氏宅の半分ほどだが、それでも100平米を超える広さで、家賃は東京よりずっと安いと満足している。食事は和食中心の自炊で、日本に帰ったときに調味料を買い込んでくる。日本とほとんど変わらない生活ができると白木氏は話す。
経営者のコミュニティについて白木氏は、初対面の人とも普通にバーベキューをする距離感に衝撃を受けたと言う。利害関係があまりない付き合いができるのがいいという。夏原氏によれば、友人の奥さんや子どもを知らないケースはほぼなく、家族ぐるみの付き合いが当たり前だ。
白木氏は1〜2か月に1回日本に戻っている。まだ完全にリモートにはできないという。社員からうらやましがられないかという問いには、社員もマレーシアに出張で来ることがあり、みんなマレーシアが好きだと答えた。
ビザの選択肢とラブアン法人
ビザについて夏原氏は、現役経営者、会社売却後の人、駐在員、子どもの教育目的などで種類が分かれると整理した。
夏原氏自身は、経済特区のような位置づけの特殊法人であるラブアン法人を設立し、そこから就労ビザを取得している。ラブアン法人は外貨収入のみを扱う形になるが、法人税率が3%になる。一方、マレーシア国内で事業をする人はマレーシア法人を作り、そこから就労ビザを出す。ただし夏原氏の記憶では、資本金3000万円ほどを積んでようやく日本人2人分程度のビザが出せる水準で、ハードルは高い。夏原氏自身も正確な情報ではないと断っている。売却済みの人は投資家ビザを取るケースもあれば、子どもの学生ビザに親が保護者として付いてくるケースもある。現地で収入を得るかどうかでビザの種類はかなり変わるという。
日本に会社があり社長単独で来る人は、ラブアン法人を入り口にすることが多い。夏原氏の体感では、現役経営者の2〜3割がラブアン法人を使っている。ラブアン法人の維持には年間200〜300万円ほどかかる。節税効果を考えると、年間2000万円程度をラブアン法人に流さないと、法人税率が3%になっても得をしない。それ以上の資金を送る可能性がある人がラブアン法人を選んでいるという。
島袋氏は、日本の会社から資金を流すよりも、現地で事業を拡大するつもりでないと割に合わず、移転価格の問題もあって仕組みづくりが難しいのではないかと述べた。夏原氏によると、ラブアン法人はリンギットで決算を組むが、3%が適用されるのは外貨で受け取った収入だけで、リンギット収入を得る法人ではない。そのため、ラブアン法人のままマレーシア国内で商売をするのは難しいという。日本法人とラブアン法人が取引する形で売上を立てれば、その分に3%が適用される。
個人の所得税は20%前後のはずだが配当課税は0なので、給与を最低限にして配当で個人所得を取る人が多いという。配当は経費にならないが、法人税3%ならほぼゼロのようなものなので、役員報酬と配当を組み合わせて生活費に充てるという。島袋氏は、詳細は国際税理士に相談したうえでの話だと念を押した。
「M&A BANK in マレーシア」の依頼と、中抜きされた経験
島袋氏がこの日訪ねた目的は、夏原氏に「M&A BANK in マレーシア」の立ち上げを頼むことだった。シンガポールの情報と同様に、マレーシアに関心を持つ経営者が増えていると島袋氏は感じており、視聴者がマレーシアに行きたいと思ったときの窓口になってほしいという。夏原氏はすぐに引き受けた。
夏原氏には移住時の苦い経験がある。ラブアン法人の設立、ビザ手続き、銀行口座開設を誰に頼むべきか分からず、ビザ手続きができるエージェントだという人に依頼した。ところが実際にはその下にさらに2社ほどエージェントがいて、大きく中抜きされていた。気づかないまま依頼してしまったという。その経験を踏まえ、不動産、税務会計、人脈づくりなど分野ごとに信頼できる人を紹介できるので、移住希望者が正しい情報に触れる手助けはできると夏原氏は話した。
島袋氏は、商売として情報を出している人の話とは別に、実際に通ってみての本音を知りたい人は多いと言う。例として挙げたのがインターナショナルスクールだ。シンガポールでは香港の問題以降、中国本土から来る人が増え、生徒の9割が中華系になった学校や、中華系資本に買収された学校もあると島袋氏は話した。どこの学校が人気なのかといった実態も伝えてほしいという。
犬の規制とコンドミニアムの共用施設
夏原氏は7月にゴールデンレトリバーを日本から連れてくる予定で、そのため今のコンドミニアムには住めなくなるという。夏原氏によれば、マレーシアでは宗教上、犬はあまり好意的に見られていない。このコンドミニアムでは共用部で犬を歩かせることができず、住人は全員抱っこしている。そのため抱っこできない中型以上の犬は飼えず、体重7kgほどまでという決まりがあるという。背景はイスラム教だろうと夏原氏は見ているが、詳しくはないと断っている。
共用のリラックススペースは無料で借りられ、ヨガ講師が生徒を集めてグループレッスンをしたり、子ども向けの空手教室が開かれたりしているという。プールは50mほどありそうで、コーチが来て水泳レッスンをしている。バーベキューピットは100〜200リンギット、日本円で3000〜5000円ほどで借りられる。このコンドミニアムには友人家族が少なく見積もって10家族ほど住んでおり、週末は子どもをプールで泳がせながら大人はバーベキューで酒を飲むという。
1日の過ごし方と時差
夏原氏の1日は、日の出前にコンドミニアムの仲間とテニスをし、8時ごろに切り上げてシャワーを浴びることから始まる。9時に仕事の準備が整えば日本時間では10時なので、そこから仕事を始める。昼休みにベランダのサウナと水風呂でリフレッシュし、午後も働き、夕方に帰ってきた子どもたちと遊び、もう一度仕事をして寝る。
日本との時差はシンガポールと同じ1時間で、最初は少し戸惑ったがすぐ慣れたという。夏原氏は、オンラインで仕事ができる人には移住を勧めたいと思っている。理由は人の良さで、不機嫌なコンビニ店員もいないと冗談交じりに話し、心が豊かになると言う。
住んでみての不満と日常の事情
ネガティブな点を尋ねられた夏原氏が挙げたのは、トイレがびしょびしょに濡れていることだった。夏原氏によると、マレーシアでは用を足したあとホースで水をかけて洗うのが最も清潔とされており、便座まで濡れていることがよくある。日本人は最初驚くかもしれないという。夏原氏自身はホースを使ったことがなく、ティッシュを持ち歩いている。ホースを試した夫人の話では、紙もドライヤーもないので自然乾燥させてそのまま下着を履くのが現地の標準らしいという。
言葉については、ベースは英語で、訛りのある英語はシングリッシュに近いという。夏原氏は、英語が話せなくても生活は困らないと言う。多国籍の国で外国人に慣れているため、たどたどしい英語でもしっかり耳を傾けてくれる人が多く、嫌な思いをすることはないという。親日的でもある。
酒は、今はほとんどのレストランで飲めるが、酒税が非常に高い。スーパーで買う高級ウイスキーは1本1万円ほどするかもしれないという。たばこは紙巻きも電子たばこも吸えて、日本人は電子たばこ、マレーシア人はほぼ紙巻きを吸っている印象だという。
車は日本車だと倍、ローカル車は侮れない
車について夏原氏は、日本車は高いと話す。新型アルファードなら2000万円ほどになりそうだという。夏原氏が来た当時、日本で500〜600万円のアルファードがこちらでは1000万円ほどだったので、日本の倍くらいという感覚だ。
夏原氏が乗っているのは、マレーシアのローカルブランドのプロトンだ。最初はローカル車だと馬鹿にして見に行ったが、車内のシステムなどは日本車に劣らないほど良く、価格はやや安い程度だった。200〜300万円で十分な品質の車に乗れたという。
国土の狭いシンガポールでは配車サービスのGrabで十分という人が多いが、マレーシアではどうか。夏原氏によれば、車は必須ではないが、シンガポールよりは持ちやすく、あった方が楽だという。ただ駐車場の運用がかなり雑で、週末のショッピングモールでは駐車に苦労する。Grabの料金は少しずつ上がっているものの、暑い土地なのでGrab中心の生活もできる。
動画の最後、夏原氏は朝の散歩コースである緑の多い小道を案内した。広告規制や法人の運用など、夏原氏自身がまだ分かりきっていない点を残しつつ、「M&A BANK in マレーシア」として現地の実情を伝えていくことを約束した。
一応日本表記で言うと380平米ぐらい。僕ここでドライバーの素振りしてますからね。[笑い]
一番最初は、教育移住が目的で移住したんですけど、結構こっち住んでみて、2年経つんすけど、Web広告めっちゃ出るじゃないですか。日本のクリエイティブにめちゃくちゃ似てるんですよ。
ふーん。
これ日本で打ち仕掛けたクリエイティブだなみたいなやつが平気で出てたりとか。結構日本の商慣習に近い感覚で、ちょっとローカライズすれば反応が取れそうっていうのは今見えてきてるところなんで。
M&A BANK in マレーシアをですね、立ち上げて欲しいですね。
1時間ちょっとぐらい揺られてきて。コンドミニアムに入るのに夏原さんからQRコードもらって、それがないと入れなかったっすね。てかこのコンドミニアムでかいぞ。シンガポールにもありそうな高級コンドミニアムって感じですね。おお、やっと着いたね。やっと着きました。あ、センキュー。オッケー。
うわ、着いた。はい、着きました。
おはようございます。
おす。お邪魔します。
いらっしゃいませ。
はい。夏原さんです。めっちゃ楽な格好で。クアラルンプール歴何年ですか?
丸2年です。
丸2年? オッケー。じゃあお邪魔します。
いらっしゃいませ。
マレーシアっぽい家では…ピラティス。
あ、ピラティス。そうか、奥様が。
日本では元々ピラティススタジオやってたんで、一応ここでも軽くパーソナルやってますね。息子のダンボールハウスが。
あ、息子のダンボールハウス。家の中にまずピラティス教えるとこがあります。こんにちは。
こんにちは。
マレーシアでマーケの会社を一緒にやっているパートナーです。
あ、そうなんですね。よろしくお願いします。
で、これ広いな。
一応日本表記で言うと380平米ぐらい。
え、380平米。[笑い] 広すぎないすか? ちょっとビュー見ていいすか? 外のビュー。あ、これサウナ。
はい。テントサウナです。
すごいね。これ水風呂。森さん分かります?
うん。
マレーシア在住の、スポーツ用品、筋トレ用品とかを取り扱ってる方。
最近、1年前にお会いしたのかな? 器具を販売してて絶好調っていうのを聞きましたよ。これはこの昆虫たちは
[笑い] 爬虫類たちです。
爬虫類たち。
はい。亀とトカゲ。
トカゲ。そっから開くの? トカゲ逃げないすか?
トカゲ逃げないっす。
あ、トカゲいた。うわ。
可愛い子ちゃんでしょ?
可愛い。恐竜みたい。
恐竜みたいっすよね。
すごい。名前は?
レッドです。
レッド君。
はい。日本でも一応最近ペットで人気な種類で。
すごい。こっちは亀?
こっち亀です。
たまにインスタに出てくるやつ。[笑い]
向こうにももう1匹いるんすけど。
あ、そうなんだ。え、380平米。
380平米です。来た時は日本円にして30万円ぐらいだったんです。家賃が。
あ、もう聞いちゃっていいんですか? そこ。他の部屋もちょっとご案内?
他の部屋汚いんで、使い物になるかどうか。
いや、そういう生活感あるところがいい。
はい。
ここがじゃあ、けいちゃんの仕事部屋。
そうです。
へえ。
一応ね、曇ってるけど、ツインタワービューなんすよ。
あ、本当だ。奥に見えるな。
これ晴れてたらめっちゃ綺麗に見えるんすけどね。
で、ここもまたトカゲ君。
ここもトカゲ君なんす。こいつはちょっと出てこないす。隠れちゃって。こっちは1匹20万ぐらいするトカゲが。[笑い]
え、さっきのレッド君は?
さっきのレッド君は2〜3万。
はい。
あ、そうなんだ。
この水槽作りを実は趣味にしてるんですよ、最近。何もないところにこういうセメントとかで背景作ったり、こういう流木をくっつけたり植えたりして、ビバリウムって言うんですけど。
こいつの名前は何て言うんですか?
クロちゃん。
なんで各部屋に風呂とトイレがついてる?
シンガポールとやっぱ似てるよね。
そうですね。似てるっすね。こっち入れないけど、こっち嫁の部屋と子供部屋でダンボールハウス。
あ、ここにも一応部屋があるんだ。
はい。こっちが寝室。
寝室。
はい。撮れると思ってないからぐっちゃぐちゃなんで。
てか寝室広。こういうフィギュアが好きなんですね。倒されてるけど。フォーベッドルームですね。
このコンドにジムとかもついてるんですか?
ジム、プール、バドミントンコート、テニスコート、バーベキューエリア、公園、子供たちが遊べる公園、あとヨガルームとか、その辺色々ついてますね。バスケットコートもあるか。
ここはマレーシアのクアラルンプールの中のモントキアラっていうエリア。
はい。
日本人が比較的多くて。
日本人多いです。日本人、中国人、韓国人が結構この辺うじゃうじゃいるエリアすね。
で、このコンドミニアムも日本人が多そうな。
そうっすね。このコンドミニアム日本人結構多くて、中西の方も結構。バスタブがある家がマレーシアでは珍しいんで。
あ、そうなんだ。
そうそうそう。だからバスタブがあるから結構人気なんすよね。
なるほどね。
基本マレーシアは家具付き物件なんで、こういう家具は基本備え付けであって、この壁とか天井とかのデザインも部屋ごとに全部違う。
へえ。
だからめっちゃチャイナだなみたいな部屋もあれば、ちょっとこういうモダンなテイストのところもあるしっていう。
で、お家賃は?
家賃は今は超円安と物価高になっちゃったんで、60万ぐらい。
ああ、やっぱ上がってるね。
2年間で倍になりましたから。
まだ上がり続けてる感じ?
一旦この半年間ぐらいは止まってる感じはあるけど、家賃は。今この物件に新規で入ろうと思うと80万ぐらいになっちゃって。
で、これはさ、もし東京の渋谷区・港区界隈で考えたら200万後半?
そっすね。広さ的には300平米超えなんで。
てかないよね。
多分こういう広いところはないんじゃないですか?
多分ないよね。
僕ここでだってドライバーの素振りしてますからね。[笑い] 天井もぶつかんないから思いっきり振ってもオッケー。
ああ、なるほどね。
そう。天高が結構日本にはないかもしんないですね。
なぜマレーシアに移住しようと思ったんですか?
一番最初は、教育移住が目的っていう感じで移住を決めたんですけど、来てみたら結構こっちでもビジネスのチャンスありそうだなっていう感じなんで、ちょうど今ビジネスを色々立ち上げたりしてる最中です。
来たのが2024年。
そうすね。丸2年前ですね。
あ、けいちゃん、自己紹介いいっすか?
はい。[笑い] 日本で株式会社アドケイトという、Web領域のマーケティングのご支援をさせていただいてる会社をやってます。夏原です。マレーシアに住んでから、島袋さんとは
そうだね。
M&A BANKきっかけで仲良くさせていただいて、シンガポールに足しげくというか遊びに行き、ほぼ仕事の話をせずに、無隊とテニスとサウナとでお付き合いいただいてる感じです。
そうそうそうそう。だからM&A BANKサロンに入っていただいて、シンガポールであるイベントとか大体来ていただいたりして、それ以外でもご家族で来る時にうちにフラーっと寄って、バーベキューしたり、友達みたいな。[笑い]
いやいや、僕もその枠だと思ってますよ。日本では外部CMO的な位置付けで、Web領域を中心としてマーケのご支援っていう感じでさせていただいているんですけど、その中でも特にVCさんとかエンジェル投資家さんとかが資金投入されたスタートアップの段階の会社さんに、マーケティングチームのヘッドカウントはやっぱ少ない状態なんで、そこにマーケティング支援として入らせていただいて、IPOとかM&Aに向けたグロースをお手伝いするっていうのが結構僕らのポジションなんで。そういう意味でM&Aにまつわる知見とか、なんなら資金調達したい時にご縁をおつなぎするとかができるようになるために、M&A BANKに参加したっていう背景です。これも2年前ぐらいですよね。
そうすね。
じゃあさ、今も一応日本の大阪にある広告の会社の代表取締役ではある?
そうです。そうです。代表をしながら、今はタイとマレーシアを中心として東南アジアへの日系企業の進出っていうところに今はちょっと限定してるんですけど、そこのご支援っていうのも今やり出してる感じですね。
あ、そうなんだ。
はい。
じゃあ例えばそこのWeb領域、マーケ領域のご支援。
そうですね。
そうなんだ。ちなみにさ、日本側に誰か責任者というか代表取締役的なポジションを置いてたりするの?
立場は取締役なんですけど、日本のトップは置いています。
日本に戻る頻度っていうのは、1年間で言うとどういう感じのスケジュールなの? 俺結構行ったり来たりしちゃって結構疲れたなと思って。[笑い]
それは結構あるっすね。なんで僕も今来て2年ですけど、1ヶ月に1週間ぐらいは日本にいて、残り3週間がマレーシアみたいな生活。
行ったり来たりで、半分というかちょっとリモートからのマネジメントってどうです?
最初結構不安だったんすけど、僕がいなくなったら崩壊しちゃうんじゃないかなとかって思ってたんですけど、来たら来たで、結論めちゃくちゃいいワークを今していて。やっぱり裁量も当然増えるし、自主性も増すし、今まで「あ、この子に主体的にやれる能力あったんだ」みたいなのを、自分がやっちゃってたから潰してたのかなみたいなところがすごい見えてきて。実は来てから、倍々まではいかないけど、成長角度が上がってる感じなんで、結論来てよかったなっていう感じ。
なるほど。なるほど。
はい。
それは今って創業何年目だっけ?
ちょうど10期を終えて11期目に突入しました。この4月から。
そうすると8期とか、それくらい。
7期の途中ぐらいでこっち来たってことね。
そうですね。
なるほどね。僕の場合は2019年にビザ取って、実質2020年ぐらい、コロナもあったんで本格的なシンガポールの生活がスタートしていて、ほぼリモートで事業を回してたっていうのもあって、元々関係値がある幹部とか役員との事業を作る時の呼吸だったりスピードっていうのは全然合ってたんだけど、そっから新規のスタッフとの関係値とか能力把握とか、裁量を任せるのがむちゃくちゃむずいなっていう風に思っていて。
あああ。
でもけいちゃんの場合はもう言っても8年ぐらいずっと来てるから、やりにくさっていうのは僕とは違ってなかったのかなと思うけど、どうなんですか?
そうっすね。半々かなと思ってて、長いメンバーに関してはもうやりにくさ全然なくて、関係値ができた状態で。むしろマレーシア行くってなった時に、うちはやっぱ会社に所属する一つの理由として、会社の制度とかを通して自己実現をどれだけできるかみたいなのも結構KPIに置いてるんで。そういう意味で社長が一番最初に何かしらの自己実現してくれないと後ろが詰まるやんみたいなので、全社員応援型の移住みたいな感じだったんで、めちゃくちゃやりやすかったんですけど。そっから新規で採用した子とかは、やっぱ全然接点ない状態で人間関係構築が進んでくんで、ほぼ関係はできないとは思うけど、一方で変な愛情でのノイズがない状態で評価できるんで、そういう意味では正当に実績を評価できる体制みたいなのも作れたから、いい部分もあり、悪い部分もあるかなっていう。
そこの結果評価がよりしやすくなってきたら、残酷な面も出てくるじゃない。
うん。うん。うん。
言っちゃえば、もう他の業務委託でもいいんじゃないかとか、なんならAIでもいいんじゃないかっていう感じになってきてて、そこのバランスってどう?
現場の子に定性面を報告させ、プレゼンさせて評価に織り込むみたいな感じのことをやる上で、「俺はこう思うけどな」っていうノイズがこっちにないんで、下からの評価を正当にプレゼン内容を踏まえて評価できるっていう。定性面も一応評価するっていう感じでやってる。
だから評価制度とセットだよね。
そうすね。
もう定量だけで評価してしまうと、逆しちゃうもんね。
いや、そうっすね。[笑い] それこそもう本当業務委託でいいってなっちゃうんですよね。
うん。ちなみに、もう1回、今こっちに来てやってるところをちょっと教えて欲しくて。日系企業がマレーシアとか、もしくはシンガポールかもしれないし、タイもそうかな、進出した時のWebのマーケティング。
そうっすね。マーケのご支援っていう風に立ち上げでお伝えしてるんですけど、これ日本でも同じで、外部CMOって言ってるのは、結局進出したてとか出来たてのブランドが、いきなりWeb広告やってターゲットだとかクリエイティブだとかをいじくればめっちゃ獲得出るか、絶対そんなことないと思ってて。やっぱり認知度が全くない、販売実績もない、予算も小さいみたいなタイミングでのブランドの戦い方って、顧客のインサイトとかをめちゃくちゃ深掘りして、そこに認知度勝負じゃなくて、ドンピシャでどれだけベネフィットを当てていけるかっていう戦い方になるんで。それを日本でもスタートアップ側に支援してやってるし、それでのグロースの実績があるので、マレーシアやタイも同じように、こっちにいる日本人とか、マレーシア人、タイ人、もしくは外国人に向けてどういうインサイトがあって、どんなクリエイティブがいいんだろうみたいな、ちょっとコミュニケーション戦略っぽいところから、広告の設計とか運用支援っていうところまでやらせていただいて、進出した後のグロースがしっかりできるように、そういうお手伝いをしてる感じで。
で、結構こっち住んでみて、2年経つんすけど、Web広告めっちゃ出るじゃないですか。日本のクリエイティブにめちゃくちゃ似てるんすよ。
うん。
もうほんと、これ日本で打ち仕掛けたクリエイティブだなみたいなやつが平気で出てたりとか。で、それを現地の事業者とかに聞くと、結構当たってるよみたいな声を聞くんで、結構日本の商慣習に近い感覚で、ちょっとローカライズすれば反応が取れそうっていうのは今見えてきてるところなんで。
うん。
そういう意味ではスモール進出、結構ありかなって個人的には思ってるので。
それは、to C向け、それともto B向け?
to Cです。to Cがメインで今は感覚としてはあるんだけど、to Bもなんかいけそうな予感はしてるんですけどね。
で、こっちのto Cって、日本との違いで言うと、例えば消費財、化粧品とかあの辺の領域だったら、薬機法みたいなのがあるのかないのか、独自の法律のレギュレーションが存在するのかとか、ビフォーアフターとか。通販も、リピート通販という概念が多分ないと思ってて、どうなんだろう。意外にその広告効果が、これシンガポールのピラティスでもあったのが、リード獲得1ドルとか2ドルとか、びっくりするほど取れたりするわけ。
うん。
なんかそういうバグみたいなのがあるのかどうかとか、ちょっとその辺ULファイをちょっと教えてほしいなと思うんで。
はい。タイとかで言うと、広告の出稿単価が日本の感覚よりも1/5ぐらいとかでやっぱ出稿できるんで、結構リードの単価も低い感覚。まだ事業支援し始めて本当2ヶ月っていう感じなんで、めちゃくちゃノウハウとしてお戻しできるかっていうと微妙ですけど。
うん。
そういう感覚はあって、レギュレーションはまだちょっと分かりきってないです。今支援先が結構クリニックとか、あとは飲食店とか、どちらかというとフィジカル寄りのto Cのマーケみたいなところに僕らが今支援に入らせていただいてるタイミングなんで、これからコスメとか、そういったところの領域もガンガンご支援ですかね。
なるほど。じゃ、例えば日系クリニックをマレーシア、シンガポールでやりたい、タイでやりたいっていう時は、一応情報源としてけいちゃんに連絡して相談は全然
あ、そうですね。ぜひぜひ。一番こっち来てびっくりしたのは、データの整備とか、マーケにそれを跳ね返して予算の当てどころをどうしようとかっていう整備がしっかりできてる企業がめちゃくちゃ少なくて。そこまでやりきれる人材を置けないのか、そもそもマレーシア人とかタイ人の国民性的にはそんなに密にやってないのか、分かんないんですけど、やっぱ僕らが当たり前に整理してる情報とかが、こっちの企業さんを支援し始めて全然取ってないみたいな。そもそもクリニックに来られる方の日本人も旅行者なのか在住者なのかとか、それのLTVがどうなのかとか、そこに予算をどう当てるかみたいなのも全然データが入ってなかったりする企業さんが結構当たり前っぽい感じなので、その辺とかには結構貢献できるかなっていう感じはしてますかね。
分かりました。
お友達の白木さんですよ。ちょっと簡単に自己紹介お願いします。
はい。日本で映像制作の会社と、マーケも含めてやらせていただいてます。株式会社オリエンティストの白木翔太と申します。
日本で映像の会社をやって、その白木さん社長が、同じくマレーシアに。
はい。そうですね。
おお。同じパターンだ。
はい。同じパターンですね。
何年目ですか?
まだ1年やっと経ったくらいですね。
どうですか?
マレーシアめっちゃ最高です。
と言いますと。
僕は割と暮らしを求めてこっちに来たんで、啓佑さんほど会社は大きくはないんですけど、自分らしい生き方をしたいなと思って。割と緑が多いエリアに住んでて、その中で暮らすのがすごいいいですね。
日本にない自然感もあるし、土地も広いし、ゆっくりできるし。
そうすね。
今おいくつなんですか?
僕34です。
34。それはご結婚されて、家族も一緒に?
はい。家族で、1歳の息子がいますね。
あ、そうなんですね。KLに引っ越そうっていうのを家族会議した時、どんな感じだったんですか?
うちの奥さんは結構東南アジアがめちゃ好きっていうタイプで、インフルエンサーなので。
あ、そうなんだ。
そうなんですよ。グループにしかも所属してるインフルエンサーで、割と仕事が向こうで出演するみたいなのが多いんで、最初はどうなんだろうみたいなのがあったんですけど、子供ができたタイミングだったので、海外で育てたいよねというので、なんとか説得して、今回来たっていう感じですね。
あ、そうなんですね。じゃあ、お住まいになられてるエリアは、けいちゃんのこのエリアとちょっと違う?
はい。そうです。またちょっと違うところに住んでます。
ああ、そうなんですね。やっぱ同じように、この広い感じの?
いや、僕んとこはもう多分1/2くらいですかね。
多分1/2でも100平米っていうかね、すごい広いよね。
そうです。めちゃめちゃ広いすね。それで家賃も東京の家賃とかと比べたら全然安いので、すごい満足しますね。
なるほどなるほど。ご飯ってどうなんですか? やっぱなんだかんだ日本の調味料が欲しいとか。
そうすね。結構日本に帰った時に買い込んで、こっち戻ってきてみたいな。結構和食が多いですね、うちは。
あ、家で自炊してるの?
家で自炊してます。はい。
あ、なるほどね。
全然日本と変わらない生活できますね。
こっちの経営者コミュニティはどうなんですかね? シンガポールもそうだけど、日本にいる時よりも友達感覚で繋がれる。
そうなんですよ。初めましての人と普通にバーベキューとかするじゃないですか。それが結構こっちに来て衝撃で。この感じ日本には絶対ないなって思うんで、僕結構好きっすね。
なんならけいちゃんと繋がったのもそんな感じだもんね。
そうです。家族でバーベキュー。[笑い]
そうそうそう。
普通にありますもんね。それ。
もうサウナ入ってさ、ちょっとキック行こうよみたいな。[笑い]
利害関係があんまない感じでお付き合いできるのめっちゃいいなって思いますね。
ああ。奥さんと子供を知らない友達がいない。
確かに。めっちゃ分かる。[笑い]
全員奥さんと子供ほぼ知ってるね。
家族ぐるみ結構当たり前ですもんね。
こっち来て、それこそ日本に戻る頻度ってどれくらいなんですか?
僕は割と1ヶ月か2ヶ月に1回戻って。
あ、やっぱり。
割とそうですね。日本でまだ手放しにはできないって感じなんで戻ってますね。
社員から言われませんか? いいな社長って。
そうすね。むしろ社員も結構こっち来たりとかするんで。
ああ、出張で。
出張で、もうオンラインで。
なるほどね。それはそれでいいよね。
そうっすね。割とみんなマレーシアが好きなんで。
今の起業家のビザ事情ってどんな感じなんですか?
ビザは、僕らみたいに現役経営者で来てるか、売却組か、駐在員か、それこそ子どもかとかっていうので色々分かれると思うんですけど、僕はラブアン法人っていう、ちょっと経済特区みたいなエリアの特殊法人でビザを申請して、就労ビザを取得するっていうパターンで来ていて。そうすると、ちょっと特殊法人なんで外貨のみっていう感じにはなるんですけど、法人税が3%に適用になったりとかっていうのがあるんで、それで僕は取っていて。マレーシアで事業をやってる人は別で、メインのマレーシア法人を作って、マレーシア法人から就労ビザ発行っていう感じ。そうすると、ただ資本金で確か3000万ぐらいは積み上げて、やっと日本人2人ぐらい、ちょっと正確な情報じゃないんですけど、やっとビザ出せるって感じなんで、結構ハードルは高くて。売却組の方々は投資家ビザみたいなものを取得してるケースもあれば、お子さんの就学ビザに自分の親が帯同で入るっていうパターンで来てる人もいて、こっちで収入を取るか取らないかとかによってビザの種類が結構違いそうな感じですね。
あるね。日本で会社があって社長だけみたいな感じの人は、特にラブアン法人を作るのを入り口にする人が多い。
体感2〜30%ぐらいは現役経営者はラブアン使ってるかなっていう感じで。
うん。
一応ラブアン法人の維持に年間で2〜300万ぐらいかかるんですよ。
あ、そうなんだ。
で、節税効果を考えていくと、円でラブアン法人に年間2000万ぐらい流さないと、法人税3%適用になっても得しないっていう水準があるんで、それ以上こっちに円を送る可能性がある人はラブアン法人を使ってるケースが多いかなっていう感じ。
なるほど。だからけいちゃんみたいに、日本の会社からというよりかは、もう現地で事業をやってこっちでビジネスを拡大していくっていうことをやんないと、ちょっとあんまり割りに合わないし、スキームも多分難しいよね。
そうね。
今やっぱ移転価格だったりとか、そういうのもあるし。
そうっすね。ラブアンも日本円からリンギットで受け取った売上に関しては3%適用なんですけど、リンギット収入を得られる法人じゃないんで、ラブアン法人でそのままマレーシアで商売っていうのもなかなか難しいんですよ。
あ、そうなんだ。
そうなんですよ。
ラブアン法人っていうのの解像度が高くないから、マレーシアの中でやる法人の一つかなと思って。通貨はリンギットじゃない?
いや、リンギットで最終的に売上とか決算を立てるんですけど、収入は外貨で基本的には受け付けて、その外貨で受け付けたもののみ3%適用になるっていう税制。
あ、そうなんだ。詳しくは国際税理士の先生とかに相談した上でですけど、感覚そんな感じってことですね。
はい。そうですよ。
なんでラブアン法人と日本法人が取引をする格好で、何かしら事業取引を作って、そこで売上を上げられれば、その分の法人税が3%に適用になるっていう感じで。所得税は20%前後ぐらいのはずですけど、プラス配当税。配当は0なんで、そこから一定の最低限の給与にして、配当で個人所得を取って、それは当然経費計上されないけど、法人税3%だからほぼ0みたいなもんだよねっていう感じで、役員報酬と経費のハイブリッドで生活費に当てるみたいな感じのことをやってる人は結構多いですね。
分かりました。そんなけいちゃんですね、今日僕が来た理由は、お願いがあってきました。
はい。何でしょう?
何かと言うと、M&A BANK in マレーシアをですね。
はい。
立ち上げて欲しいす。
やりましょう。[笑い]
即答、即答。シンガポールに振り切って、やっぱ日本での撮影が多いし、シンガポールの情報もそうだけど、やっぱりマレーシアが気になってる人も増えてきてるなと思ってて。マレーシアといえば、いろんな経営者いらっしゃるけど、サロンにも入ってくれてますし、一緒にキックも行ってますし、バーベキューで肉もつっついてますし。
はい。[笑い]
けいちゃんしかいません。
ありがとうございます。力不足にならないように。
いえいえ。
頑張ります。
なんで、見てる起業家がマレーシア行きたいなと思った時に、けいちゃんに連絡して、いろんな人を繋げるだったりとか、マレーシアの情報を届けてあげると、見てる人もより豊かにというか、何かが増やせるんじゃないかなと。
うん。
確かに。でも僕、こっち移住する時に、それこそラブアン法人とかビザの手続きとか銀行口座とか、色々誰に頼ったらいいんだろうってなって、ある方に頼ったんですけど、その方はビザとかできるエージェントだって言ってたんですよ。
うん。
だけど下にエージェントが2社ぐらいいて、つまりめちゃくちゃ中抜きされてて。
うん。うん。うん。
で、そんなのに気づかず、まあまあ持って行かれたっていう経験とかあるんで。それを踏まえて、こっちに移住されたい方とかの相談を聞いて、じゃあ不動産周りだったらこの方とか、税務会計周りだったらこの人とか、シンプルにネットワーク作りたいんだったら信頼できるこの人たちとかっていうご紹介は結構できるんで、そういう意味じゃ力になれるかもしれないです。
ああ、そういうの、そういうの。
正しい情報に触れられるかなって。
もちろん商売でそれをやってる人たちの情報もいいんだけれども、本音をみんな聞きたかったりするじゃん。例えばさ、インター校も色々あると思うんだけど、どこが今流行りなのとか。やっぱシンガポールもそうだけど、香港の問題以降、やっぱメインランドチャイナから中国の方がより多くシンガポールに来られてきて、もう学校の9割が中華系になってしまったとか。
うん。うん。うん。
なんならその学校を中華系の資本で買収されたとか結構あるから、そういう通ってみての本音とか、実態どうなるかっていうのもやっぱ教えてほしいよね。
ぜひぜひ。
はい。じゃあM&A BANK in マレーシア、よろしくお願いします。
お願いします。
7月からゴールデンレトリバーを日本から輸入してくるんすけど。
あ、マジで?
それによってこのマンションに住めなくなっちゃうし。マレーシアって一応宗教上、犬ってそんなに原典で言うとポジティブじゃないんで。
うん。
このコンドミニアム内はワンちゃん歩かせちゃダメとかあるんです。
あ、そうなんだ。
だから全員抱っこしてるんすけど、中型以上はコンドミニアムで抱っこできないから。
10kg以上とか、7kgまでしかコンドミニアムには住めないとか結構決まってるんですか?
それはやっぱイスラム教?
だと思うんすけどね。あんま詳しくないですけど。一応共有スペースで、こういうリラックススペースもあったり。
これは?
これはヨガとかの個人レッスンとかしてる人が部屋だけ借りて、ここに生徒さんを集めて、ちょっとグループレッスンしたりとかいうのが結構何個か点在してて。
これ借りるのいくらぐらいなんですか?
ただです。
ただ?
ただです。
あ、じゃあパーソナルトレーナーを呼ぶ時とか。
パーソナルトレーナーはジムに直で呼んでたりするんすけど、ここで子供の空手のレッスンとか、コーチが来てやってたりとか。
ええ。
はい。緑が最高っすよね。マンション内にも緑がめちゃくちゃいっぱいあるから癒されるっす。
これがプールね。
はい。結構ここで水泳のレッスン、今結構やってますね。
すげえ。これ何メートルだ?
これ何メートルなんすかね? 50mプールぐらいあんのかな? コーチが来て、あれ多分レッスンやってるんですよ。
へえ。
こっちはバーベキュースペースね。
あ、バーベキューピットだ。
はい。
ここでやったりします? バーベキュー。
やったりします。で、このコンドミニアムにも結構お友達家族が、少なく見積もっても10家族ぐらい住んでるんで。
あ、そんなに。
じゃあ週末に下で集合して、子供らをプールで泳がせながら、大人はこっちでバーベキューしながら酒飲もうぜみたいなこと。
これ借りるのはいくらぐらいなんですか?
ここは100リンギとか200リンギだから、3000円から5000円ぐらい。
安。
でもマレーシアに住んで、KLに住んでのネガティブなところを聞けてないなと思って。
トイレがびちょびちょ。
びちょびちょってなんすか?
マレーシア人の方って、トイレを済ましたらホースでビシャビシャって濡らすのが一番清潔とされてるらしいんですよ。
はいはいはいはい。
だからトイレ入った時、便座も含めてビチビチみたいなことがよくあって、それはちょっと日本人は最初うおってなるかもしれないすね。
トイレットペーパーで拭いた後に水で流す感じなの?
マレーシア人は直ホースです。
直ホース。
直ホースす。
直ホースやったことあります?
直はやったことない。ティッシュ持ち歩いてるす。[笑い]
あ、なるほどね。
はい。で、うちの嫁は直ホースやったことあるらしくて。で、直ホースやるじゃないですか。濡れるじゃないですか。
うん。うん。
自然乾燥なんですよ。ペーパーないし、ドライヤーもないから、バーってやってびちゃびちゃになって、そのまま履くっていうのがマレーシア人のスタンダードらしいです。
なるほどね。
子供用プールとパークと、あっちにもう1個バーベキュースペースが。ここもそうすね、リクライニングスペースって感じです。で、別のところにジムとかバドミントンコートとか、テニスコート、バスケットコートがあるって感じです。ここが
あ、テニスいいじゃん。
毎朝、このコンドミニアム仲間と朝早くに降りてきて、日が出る前にテニスやって、8時とかに切り上げて、シャワー浴びて、9時によしスタンバイってなれば日本の10時なんで、そこから始業スタートで。昼休みにさっきのベランダに置いてあるサウナと水風呂でバーンってリフレッシュして、また午後やって、夕方子供たちが帰ってきたら子供らと遊び、もう1回仕事して寝るみたいな、そういう生活すね。
日本との時差は何時間だっけ?
1時間です。
あ、じゃ、シンガポールと一緒か。
シンガポールと一緒です。1時間でも最初ちょっと戸惑いありましたけど、全然余裕すよね。
1時間だ。
慣れてきたらね。
はい。だから結構オンラインとかで仕事できる人は移住しちゃいなよってめっちゃ思ってますけどね。
ああ。
こっちの生活はやっぱ人がめちゃくちゃいいから豊かっすよ、心が。不機嫌なコンビニとかないんで。[笑い]
言葉はどうなの? 英語。シンガポールだとシングリッシュで、マレーシアもベースは英語なのかなと思ったけど。
ベースは英語っすね。めちゃくちゃなまってますけど。
ああ、はいはいはい。シングリッシュに近いすかね。
英語喋れなかった場合ってどうなんですか?
いや全然、英語喋れなくても生活できますし、片言の英語でもしっかり耳を傾けて聞いてくれる人が多いんで、全然喋れなくても生活に困んないと思います。
なるほど。
やっぱ外国人に慣れてる。マレーシア自体がシンガポールと一緒で、いろんな国籍の方がいらっしゃるんで、英語に対する許容度とかがめちゃくちゃ高いから、嫌な気持ちになることないです。
なるほど。親日だもんね。
親日です。
お酒どうなの? イスラムだからさ、結構飲みにくいのかな?
レストランにあるなしで言うと、今はほぼあるかなっていう感じではあるんで、お酒を飲めること自体は飲めるんすけど、やっぱ酒税がめちゃくちゃ高いから価格は高いっすね。
ああ、なるほど。どれくらい? 分かりやすく日本と比較すると。
角ウイスキーをスーパーとかで普通に買って、1本1万円ぐらいとかするかもしんない。
ああ、高いね。
はい。
シンガポールも高いんじゃない? タバコの喫煙とかは?
タバコは紙も電子もオッケーで。
あ、オッケーなんだ。
日本人はよく電子を吸ってますけどね。マレーシア人はやっぱ紙。ほぼ紙じゃないですか? で、ここ出たらもうすぐあそこがスーパーと、飲み屋さんとかレストラン。この自然の感じがめちゃくちゃ
確かに。
待って。すげえ。
この感じもさ、モサモサじゃん。
モサモサです。
すんごいぞ、これ。確かになんか気持ちいい。
気持ちいいんすよ、ここ。で、ここ結構よく来る飲み屋さんなんすけど。
飲み屋なんだ、ここ。
飲み屋っていうかバーレストラン。ここにみんなこうやって高級車で乗り付けてきて、ここで飲んで、そのまま乗って帰っていく。
車はさ、こっちで所有しようと思ったらどんな感じなの?
日本車に乗ろうと思ったら、やっぱ高いっすね。
どれくらい?
アルファードの新型とか乗ろうと思ったら、多分2000万ぐらいしちゃうと思います。
ああ、はいはいはい。
僕が来た時に500〜600万ぐらいのアルファードが1000万ぐらいかなっていう感じだったんで、倍ぐらいなのかな。でも僕はマレーシアのローカル車に乗ってるんですけど、プロトンっていうブランドがあって、ローカル車だってめちゃくちゃ馬鹿にして最初見に行ったんだけど、中のシステムとかも全然日本に劣らないレベルでめっちゃ良くて、価格がまあ気持ち安いかなぐらいっていう感じだったんで、200〜300万とかで十分なクオリティの車に乗れたっすね。
シンガポールだとさ、国土が狭いから、Grabで十分みたいな人が多くて、車めっちゃ高いし。マレーシアに移住するんだったら、やっぱ車は必要?
必須ではないすけど、シンガポールより持ちやすいと思いますね。持った方が楽かな。でも駐車場がとにかく雑すぎて、車止めるのに週末とか苦労するんすよ。ショッピングモールとか行くと。
あ、そうなんだ。
っていうのと、Grabもちょっと値段上がってきてますけどね。暑いんで。Grab生活もできるし、欲しい人は全然手にも入りやすいしみたいな感じですかね。
なるほど。
ここが朝のお散歩コースです。
めっちゃ綺麗でしょ。
めっちゃ綺麗です。おすすめあります。
こっち入りますか? 下りたら。
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