CIOとイチケンの国産充電器、Makuakeで開始 ディスプレイ搭載の理由と8,880円の価格設定
イチケン / ICHIKENCIOと電子工作系YouTuberのイチケンが共同で進めてきた「国産充電器プロジェクト」の第5回で、クラウドファンディングの開始が告知された。撮影時点では、日本国内での量産はまだ始まっていない。動画では、これまでの開発の経緯、ディスプレイを載せた理由、「国産」と呼ぶ範囲、そして想定より安い価格に決めた事情が、イチケンとCIO側の担当者の対話で説明された。CIO側の担当者は、価格について自分が最終的な意思決定をしたと述べている。
イチケンが担当した回路と熱設計の監修
イチケンがこのプロジェクトで主に見てきたのは、回路と熱設計である。最初に受け取った試作品は発熱が大きく、表面温度が93℃ほどに達したという。イチケンは「これで発売できるのか」と危機感を持ち、当初の予定より踏み込んで監修することにした。問題の箇所ごとにレポートを作り、どこにどのような放熱材を入れるとよいかといった助言をしたという。
CIO側の担当者によると、イチケンのフィードバックは、チャンネルで公開された分解動画より細かい粒度だった。どの部分で熱の問題が起きやすいかを示した資料をもとに、CIOが修正し、その修正の確認をイチケンに依頼した。場合によっては基板そのものを修正した。担当者は、イチケンが想像以上に深く関わり、それによって改善された部分が多いと話す。試作当初の温度から大幅に下がる見通しが立ってきたとのことで、動画内では中身が見える状態の現物も紹介された。
イチケンは中国の工場も見学している。実際に見ると、想定していなかった工程がいくつも含まれていた。行かなければ分からない部分があったので、行ってよかったと振り返る。CIO側も、組み立ての最初から最後までをリアルタイムで見てもらったからこそ出てきた指摘があったと考えており、完成度の高いフィードバックだったと評価した。
ディスプレイは表示用ではなく操作用
この充電器には、ディスプレイとボタンが付いている。上下の操作に加えて中央を押し込むと決定になる、トグル式の操作系である。CIO側の担当者は、これは単なるモニターではなく操作用のディスプレイであり、充電速度を見るために付けたものではないと説明した。
テーマは「パーソナライズ」で、利用者の価値観や用途に合わせて動作モードを切り替えられる。担当者は例として次のモードを挙げた。
- フルパワーモード:AIの処理などで負荷が高いときや、65Wが必ず必要でACアダプターのように使いたい人向け
- セーフティモード:持ち運びが多く、抜き差しを安心して行いたい人向けに温度を抑える
- お休みモード:就寝中など、必要最低限の充電速度でよいので万一のリスクを極力減らしたい場合
- エコモード:スマートフォンの充電を80%程度で止め、電池の劣化を抑えたい人向け
こうした切り替えを1台の充電器で、しかも見て操作できる形で実現するためにディスプレイを載せた、というのが担当者の説明である。アプリとも連携しており、アプリからしか操作できないモードもある。ディスプレイで選んだ設定が内部のファームウェアに書き込まれ、そのモードで動く仕組みだ。技術的な要素が多く、正直苦戦していると担当者は認めた。イチケンによれば、操作できるモニターを備えたCIOの充電器はこれが初めてだという。
なぜ国産第1弾でこれをやるのか
イチケンは、日本に工程を移管する最初の製品でこれほど多くの機能を盛り込んで大丈夫なのか、熱設計や回路を見ながら少し気になっていたと打ち明けた。視聴者からも同様のコメントが多く寄せられていたという。
これに対して担当者は、このプロジェクトの意義と、CIOが手がける意義の両方に挑み、その成果を次につなげたいと答えた。一人ひとりの生活シーンに合わせて細かく調整するという発想は、海外からはあまり出てこない、日本的な文化を背景にした着想だと担当者は考えている。実際に「80%で充電を止めてほしい」「ACアダプターのように使いたい」といった声が寄せられていた。それらを1つの製品にまとめれば、リテラシーが高くない人でも自分に合った充電ができるのではないか、というのが狙いだ。
担当者はさらに、単に工程をできるだけ日本に寄せたUSB充電器にとどまるなら、欲しがるのは「日本製の充電器を使いたい人」に限られるとも述べた。パーソナライズという考え方が世界に広まって共感を得られれば、他にない価値になり得るし、それが日本の企業だから生まれた発想だと受け止められれば、物の見方も変わるのではないか。そこまで持っていくことに会社として挑戦したい、という考えである。面白いと感じてもらえなければ使っていてワクワクせず、愛着も湧きにくい。記念品のような存在で終われば製品として長続きしない、とも語った。
一方で、ディスプレイは足かせにもなっている。イチケンは、ディスプレイがあるだけで筐体構造の熱設計が難しくなり、ディスプレイに熱が伝わりすぎると寿命が短くなると指摘した。CIO側は内部に熱がこもりにくいよう修正を繰り返した。実装の難易度は一段上がったが、妥協せずに設計で解決していくこと自体を国産充電器プロジェクトの一部にしたい、と担当者は話している。
「国産」はどこまでか
イチケンは、シリーズを通して見ていない視聴者に向けて、今回の充電器が完全な国産ではないことを改めて確認した。担当者によると、生産工程の7〜8割は中国で行い、日本は残りの2〜3割にとどまる。部品は点数ベースで半分ほどが日本製で、残りは海外製を使っている。まだハイブリッドな要素が多い、というのが担当者自身の評価である。
具体的には、プリント基板への部品実装までは中国で行う。基板をケースに収める組み立てやディスプレイの接続などから先を日本で行う。イチケンは、これで「国産」と呼んでよいのか疑問に思う人も多いだろうと述べた。
担当者は、基板へのチップ実装を含めた一連の工程をすべて日本でできればもちろん理想的だと認めた。ただ、自社で調べた限りでは、設計から実装、組み立てまでを一貫して国内で行っている企業は見つからなかったという。さらに部品の多くは中国で作られており、調達やサンプル試作も中国で進めなければならないのが現状だと説明する。すべてを一から日本でやろうとすれば、見積もれないほどの時間とコストがかかる。その上で形にならなければ、構想だけで意味がない。
担当者は、CIOが企業として活動を続ける中で「いつか日本で物づくりを」という声を年々多く受けてきたと語る。共感するファンもつき、ようやく挑戦できる段階に立てたという。ただ、設計や開発は自社で進められても、部品サプライヤーや協力工場とのつながりやノウハウはまだない。そこで、充電器づくりの工程を一通り洗い出し、日本に持っていけるところから少しずつ移すことを現実的な方針とした。今ようやくスタートラインに立てたので、今後は部品の日本比率を上げたり、部品実装を含めて工程を日本に移したりしていきたいという。最初から全部を掲げて期待だけさせ、実現できないよりも、まず形にしてニーズがあるかを確かめ、長期的に広げていく土台を作りたいと担当者は述べた。
組み立て先・朝日電子と今後の拡張
国内の組み立てを担うEMS(受託製造)メーカーとして、福島県の朝日電子が見つかった。その経緯はCIO側のチャンネルで動画になっている。イチケンは、朝日電子がプリント基板の実装を多く手がけており、将来的には部品実装から日本でできるのではないかという話が出ていたと紹介した。
担当者によると、基板実装に使うSMT設備は導入に大きなコストがかかるが、朝日電子はこの設備を持ち、実装の前段の工程を担ってきた。そうした設備と経験を持つEMS工場と組めば、設計や部品調達を含めて前の段階から国内で担える可能性が見えてくる、と担当者は考えている。部品サプライヤーに対しては、要求される発注数量の壁を越えることや、適合する部品をカスタマイズしてもらうことも含めて、今後広げていきたいという。第2弾、第3弾もぜひやりたいと語った。
ただし、第1弾を形にすること自体が見た目ほど簡単ではない。工場にはスペースを明け渡してもらっており、CIO側も設備を入れる必要がある。工場はふだん充電器を作っていないため、新たに人員を配置して生産ラインを組み、教育し、現場で本当に作れるかを確かめなければならない。
価格8,880円は「無理をしている」
通常のWeb販売価格は8,880円である。イチケンは、1万円を超えて1万円台半ばになると予想していたので、かなり安いと受け止めた。原宿のCIOのポップアップストアで聞いた際も、1万円を超えるかもしれないという話だったという。担当者も、社内の製品企画メンバーが原価ベースでそのくらいの金額を見込んでいたことを認めた。
この価格は担当者が最終的な意思決定として決めたもので、本人は「正直ちょっと無理をしている」と述べた。今回は通常の充電器にはない費用がかかっている。国内EMS工場への組み立て委託費に加え、工程を分散させることで新たに人手が必要になる。設備を日本に持ち込む費用や、工場のスペースを明け渡してもらうための工事費も一定程度負担する。アプリ開発費など通常の製品でもかかる費用もある。これらを製品の原価に載せず、企業のブランド活動費用として扱うよう損益計算の考え方を組み替えた。そのうえで原価だけで見たときにギリギリ成り立つ価格にした、と担当者は説明する。
価格はコストの積み上げから決めたのではなく、顧客がギリギリ手に取れる価格から逆算した、というのが担当者の説明である。担当者自身の金銭感覚では、1万円を超えるとハードルが一気に上がる。8,880円も一般的な充電器と比べれば高いが、ディスプレイや各種モード、熱を抑える設計などを備えていることを踏まえれば、妥当と感じてもらえる金額だと判断したという。イチケンも、65W・2ポートで1万円を超えると多くの人が高いと感じるだろうと同意した。
担当者は、中国で充電器が汎用品化し、65Wでも2,000円弱の製品があることにも触れた。それとの明確な違いの例として、ポート間で電力を自動で振り分ける機能を挙げた。これは対応するチップを使わなければ実現できず、何も考えずに使っても便利な充電器になっているという。
さらに担当者は、数量ベースで成功することが次につながると強調した。成功すれば日本の工場がもっと取り組もうという気持ちになり、販売店や国内の企業もこの製品に関心を持つ。プレミア価格で利益を出して一度きりで終わるより、ブランドへの投資として費用を計上する道を選んだ、と説明した。イチケンは、本当にこの価格で成り立つのかと正直思った、とあらためて口にしている。
今後のスケジュールとクラウドファンディング
今後、イチケンとCIO側は福島県の朝日電子を訪れ、量産の準備や工程を視察する予定で、その様子も動画にするという。うまくいけば10月に量産を始めるスケジュールで動いている。ただ担当者は、紆余曲折があるはずで、実際にどこまでうまくいくかはまったく未知数だと述べ、進捗をイチケンの動画で伝えていきたいと話した。
クラウドファンディングはMakuakeで、動画公開の翌日12時30分に始まる。通常価格より安くなるプランが用意され、最初に製品が届くのもMakuakeの支援者だという。担当者は、この取り組みが成功して可能性が見えれば、本当に一から設計を始められる未来にもつながると語った。イチケンは、熱設計や回路を見てきた立場から思い入れのある製品になったと述べた。一方で、国内量産がどこまで予定どおり進むかは、撮影時点ではまだ答えが出ていない。
重大告知があるんですけども、これまでCIOさんとですね、イチケン一緒に進めてきた国産充電器プロジェクトのクラウドファンディングが開始します。ようやくというところでですね。
いや、本当に。お疲れ様でした。いや、ありがとうございます。これからなんですけどね。そうです。
この動画をですね、撮影している時には、実はまだですね、日本国内での量産っていうのは始まっていなくてですね、動画公開された後からですね、ようやく量産が始まるっていうことをですね、願ってですね、皆さんの元に届けるということをですね、やっていきたいと思います。
なので実際まだできてるかというと全然できてなくて、これからの工程も含めて、まだまだご一緒させていただくかなと思っておりますが、こうやってイチケン様のチャンネルを通じて皆様にこうした国産充電器の取り組みそのものを知っていただけるのがありがたいなという風には思っております。
よろしくお願いします。この動画の後にもですね、実際の量産を見ていってですね、こういう風に製品を日本で実際作ってるんですよっていうのを見ていきたいと思いますので、是非ですね、継続してですね、動画の方、追ってみてください。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。今回の国産充電器プロジェクトですね、CIOさんと私で一緒に進めてきたものにはなるんですけども、まずですね、私イチケンがですね、どういう風なパートを担当してきたかっていうのをですね、ちょっと簡単に紹介したいと思います。
今回ですね、私が監修した部分っていうのは、主に回路部分を見させてもらったのと、あとは熱設計の部分ですね、その辺りをですね、重点的に見させてもらいました。
実際問題めちゃくちゃフィードバック含めていただいておりまして、イチケン様の動画でも分解動画等を公開いただいてるかなと思うんですけども、実際それよりももう少し粒度感細かく、そのレポート、ここの部分分解して熱の問題が特に起きそうだとか、そういう部分に対しての詳細なフィードバック資料をもとに我々の方で、じゃあもう1度修正したから、ここに対して確認をしてみて欲しいですということであったりとか、あるいはそれに伴ってそもそも基板修正等を行うというやり取りを密にさせていただいておりました。思ってる以上に深く入り込んでいただいて、そこで改修された、改善された部分もたくさんあります。
そうですね。ちょっと最初ですね、試作品もらった時にめちゃくちゃ温度高くなって、なんか表面温度が93°ぐらいですかね。ちょっとこれはまずいぞっていうことで、発売できんのかっていうことですね。元々しっかり見る気だったんですけども、それ以上にですね、やっぱりしっかり見なきゃいけないっていうことでですね、ちゃんとレポート作って、この部分についてはこういう放熱材を入れるといいですよとかですね、ちょっとその辺りもですね、助言の方させてもらいましてですね、今に至るっていう感じではあります。
ようやくそれが奏功してと言いますか、行く先が見えてきて、当初の温度よりも大幅に
そうですね、実際にこの現物がここにあるんですが、これがパッケージの中が見えてないもので、これがですね、中身も全部見えてるっていうものですね。
中国の工場に最初、見学というかですね、実際どういうものが作られてるのかっていうのをですね、見た時に、実際にですね、見てみると私の想定してなかった工程っていうのがですね、色々入っていたりして、そういうのもですね、実際に行かないと見れない部分っていうのがあったので、これ行ってよかったなっていう風に今更ながら思ってます。
本当にこう組み立ての1から10まで見ていただいて、その中でここどうだっていう意見もリアルタイムで頂いていたので、だからそこからしか逆に見えなかった部分とかもおそらくあるんだろうなと思いながら、それを経てのフィードバックだったので、非常に解像度の高いフィードバックをいただきました。
いえいえ。ありがとうございます。ということでですね、実際今現物があるんですけど、ちょっと詳しくね、見ていこうと思います。
はい。これですね。ディスプレイが付いてると思うんですけど、これディスプレイ何するんですかっていうのを、ちょっと皆さんに簡単に説明していただけますか?あとボタンもついてるんですよ。
あ、そうです。このディスプレイとトグルになっていて、上下のボタンと真ん中をポチっと押すと決定ボタンになっているんですね。なのでただのモニターではなくて、むしろ操作ディスプレイになっております。
で、それは何をするものなのかと言うと、主テーマとしてはパーソナライズというものをテーマに置いていて、例えばAIとかめちゃくちゃこう稼働する中で、あるいは電源が絶対に65W必要だから、ACアダプターみたいな役割で使いたいっていう方に対してのフルパワーモードという設定だったりとか、あるいはよく持ち運びをするから取り付け取り外しの時に安心して使いたいなっていう時には温度を抑制するようなセーフティモード、寝る時とかに必要最低限の充電速度でいいから、万一のことが起きないようにリスクを極限まで減らしたいっていうことでお休みモードみたいな、あるいはスマホを80%ぐらいまでで充電止めて、スマホそのものの電池の劣化を抑えたいなっていう方に対してもエコモードみたいな形で動いたりとか、それぞれに対してお一人おひとりの価値観とか趣味嗜好みたいなものに合わせたモードに変えれますよっていうことをこの1つの充電器で体現したくて、それを視覚的に、まず操作性も鑑みてできるようにしたのがこのディスプレイを搭載した意味ですね。充電速度を見るとかそういう目的でつけたわけじゃなくて、あくまで操作しながらご自身に合ったものに変わりますよっていうことをベースのコンセプトとしている製品です。
多分CIOの充電器製品でこういうモニターがあって、しかも操作もできてしまうって多分初めての製品ですよね。初めてです。アプリと繋がっているので、そこでアプリでしか操作できないモードとかもあったりするんですよ。
このディスプレイでトグルで決めて、中にファームウェアがあるんですけども、そこに書き込まれてそのモードで動くみたいな動作にも繋がっていたりするので、結構技術介入要素が多くって、正直苦戦しています。
そうですよね。これメイドインジャパンの製品で、日本に工程移管してやってるってことで、国産充電器の1発目でこれをやって大丈夫なのかなっていうのは、
熱設計だとか回路の部分を見ながら、ちょっと思っていた部分ではあるんですけど。実際そのコメントとかもたくさん頂いてる中で、やっぱりとはいえなんですけど、この国産充電器プロジェクト、プロジェクトそのものの意義と、CIOがそれに携わって作り上げていく意義に、我々という企業は挑戦しながら、むしろやってきて、その中で生まれたものを次の未来につなげるということをひたすらにやっていきました。
それこそこの液晶ディスプレイで、先ほど申し上げたパーソナライズ、それぞれの趣味とか用途に基づいてカスタマイズされるということを見た時に、これってあんまり海外とかで生まれるような着想ではなくて、お一人おひとりの生活シーンとかによって細やかに調整されていくって、結構日本的な文化がありながらの着想だと思うんですね。
で、それも結構フィードバックというか、お声として、スマホ80%で充電止めて欲しいんですとか、あるいは先ほどのACアダプターのモードで機能したいんですとかいうお声をいただいていて、それを1つの製品で出来上がった時に、リテラシーが高くなかったとしても、その人に合わせた充電機能がむしろできるんじゃないかと思って。例えば世界中の方に手にしていただくようになったとするならば、単なる国産USB充電器じゃなくて、パーソナライズされるという概念がより世界中に浸透して、その価値観に共感いただけたとするなら、もっと唯一無二の価値観として築いていけるんじゃないかと。それがある意味日本の企業だからそういう考え方が生まれたんだねっていう風に思っていただいたら、結構物の見方として変わってくるんじゃないかなと思いました。逆に言うとなんですけど、
単に本当にUSB充電器で、日本で可能な限り工程を日本に寄せました。でもそれって求める人って日本の充電器を使いたい人しかいないので、それをもっともっと広げて理解していただいて、共感していただいて、いいなと思っていただくところまでやっぱ会社としては持っていきたいし、そういうことにチャレンジしていきたいし、それが初めてのプロダクトとして日本で生まれましたっていうことも形としてやっていきたかったので、今回初めてチャレンジしました。
そういうわけがあったんですね。このディスプレイがあった方がやっぱり製品としては面白いですよね。
なんか面白いと思っていただかないと、結果的に使っていただく中でワクワクしなくて、ワクワクしないということは愛着がなかなか湧きづらくって、ただの記念品みたいな形で使っていただくだけで終わらせると、結果的に息は長くないのかなっていう風にも思ったので、そこもやっぱりやり抜いていきたいなっていう気持ちが今もなお強いです。
なるほど。そういう理由があってディスプレイをこれに、国産充電器に入れてきたと。はい。当然足かせになる要素でもあるんですけど、そこは超えていきたいなと思ってます。
やっぱディスプレイがあるっていうのだけで筐体の構造なんかもかなり熱設計的には難しくなりますし、やっぱりディスプレイの部分に熱を伝えすぎるとディスプレイの寿命が短くなっちゃうしで、色々大変だなっていうのはありましたね。
で、そこもイチケンさんにアドバイスいただいて、中の熱がこもりにくいようにするためにということで、色々ご助言いただく中で修正したりとかも繰り返したんですけど、その実装難易度が1段階上がってしまうので、そこも踏まえて、どうやって設計で解決していくのか、これを実現させていくためにっていうことを考えながらやっていくっていうのも含めて国産充電器プロジェクトにしたいなと。妥協や惰性で行くんじゃなくて、やり抜いていきたいな。それが結果的に独りよがりじゃなくて、皆様に対しての唯一無二の本当に特別な製品で、使い勝手のいい製品に一人ひとりになったらいいなと思ってやってます。
なるほど。なるほど。ちょっと全部の動画を見ていない人のために改めてですね、私の方からも説明させてもらいたいんですけど、完全な国産っていうわけではないんですよね、今回の充電器は。
そうです。実質7〜8割ぐらいの生産工程も中国ですし、残りの2、3割ぐらいが日本で、かつ部品も半分ぐらいは日本の、部品点数で言うとそのぐらいなんですけど、他は海外製の部品を使っていたりとか、まだまだハイブリッド要素がたくさんあるかなと思います。
なるほど。工程で言うと、この中に入ってるプリント基板とかがあるんですけど、その上に部品を実装するとか、その辺りまでは中国でやってて、中身をこのケースの中に入れる組み立てだとか、あとはディスプレイの接続だったりとか、その辺りから日本でやるっていう感じでですね、今回は進めていきたいっていう感じではあるんですけども、それで国産充電器って言っていいのかなっていうのは、やっぱり疑問に思う方も多いと思うんですよね。
そう。実際問題、国産っていうからには100%、それこそ先ほどイチケンさんがおっしゃっていただいたプリント基板にチップをどうやって乗せていくのかとか、そこも含めて一連の流れを日本でやれたらもちろん良いのは良いんですけども、実態として申し上げると、なかなか日本の産業で本当に1から設計から実装から組み立てまで一気通貫で日本でやってる工場、企業って、私が色々企業としてリサーチして調べる限りはまずゼロで、もっと言うと部品はほぼほぼ中国で作られてて、そこの調達から、サンプルの試作から含めて、やっぱり中国でやっていかないといけない現状なんですね。
で、それを本当に日本で1からやろうとすると、計算できないぐらい途方もない時間がかかりますし、それが結果的に形にならなかった時に、やっぱり構想とか思想だけでは意味をなさないので、まずはこの国産充電器プロジェクトをやろうとした意義とか目的って何なのかっていうと、CIOはありがたいことに日本で企業として活動させていただいて、その中でいつか日本の物作りしてほしいなっていうお声をたくさん、年数経つごとにいただいていて、それがようやく形にしていける力と言いますか、その共感いただけるファンの方がついてきてくださったりとか、そういう中でよりチャレンジできるステージにようやく立ててきている現状です。
そんな中でやれることって今で言うと何かなって考えた時に、設計とか開発に関しては我々の方で進めていけるけども、結局部品サプライヤー様であったりとか、あるいは協力工場様であったりとかのノウハウとかコツとかは全然なくて、それを1からやっていこうとすると先ほど申し上げた通りなかなか難しいので、まずはできるところからやって、それを日本のパーツに置き換えたりとか、どこまで日本の工場に持っていけるかなということを考えながら、あくまで自分たちがまず元々充電器を作る1から10までの工程を設計として引いた上で、じゃあそれを日本に持っていくためにはっていうことでつまんでいきながらやっていくということが、まず現実ラインでやっていかないといけないことで、それをしながら徐々に徐々に、今がようやくスタートラインに乗れたので、じゃあその部品点数をどこまで日本比率上げていこうかとか、あるいは工程そのものを部品の実装から含め日本に持っていこうかということを、これからむしろ広げていきたいなと思っていて、
そこを1から全部やろうとすると、先ほど申し上げた通り途方もない、とてつもない時間とコストで、しかもそれができるかわからないのに、結局声高らかにそれをあげたとして、期待だけさせてしまってできないっていうよりか、まず形にして、そこにちゃんと賛同いただける方、ニーズがあるかということも含めて企業努力をしながら形にしていって、結果的により広がっていく世界を長期で作っていく、その土台をまずは我々としても作っていかないといけないかなっていう風に思った次第です。
国内はですね、EMS、組み立ててくれるメーカーさんが朝日電子さんで見つかったっていうことで、その動画もですね、実際CIOのチャンネルで公開はされてるんですけども、なんか将来性があるような感じのところが入ってて、朝日電子さん、そのプリント基板の実装なんかがかなりやられてるっていうことですね。その辺りもですね、日本に移管して部品実装のところからもやっぱできるんじゃないかなみたいなところは言われてましたよ。
そうですね。やっぱそのSMTっていう設備なんですけども、それを実装しようとするとものすごくコストもかかりますし、そこがまずその基板実装に対して1番最初の足がかりで、あとはそこから手で実装しないといけないものがいくつかあるんですけど、1番その前の工程を朝日電子さんとしては担われていたりするので、あとは1から設計して部品調達も含めて、先ほど申し上げたものを組み立てできるかっていうことを、我々としてもできてくるんじゃないかなという風に思いますので。やはりその設備を持っておられること、その経験がおありだということで、そうするともっと前段階から、1から部品調達からできるようになってくるので、朝日電子さんみたいな、その機材を設備として持っておられるようなEMS工場とのお付き合いもそうですし、あとは部品のサプライヤー様に対しての、例えば要求数量の壁をちゃんと乗り越えていくとか、あるいはその適合する部品をカスタマイズしていただくみたいなところも含めて、もっともっと拡張しながらやっていける未来も見えてくるんじゃないかなっていう風に思いますね。
第2弾、第3弾是非やりたいなとは思ってるんで、今回のですね、第1弾でまずは是が非でも形にしていく。まだこれ簡単なように見えて実は簡単じゃないので、そこを乗り越えていかないといけない。場所をそれこそ工場さんに明け渡していただいてるんですけども、そこに設備を我々も入れていかないといけないし、人員を新たに配置して、充電器を普段作ってるわけじゃないので、新規でその生産ラインというものの組み立てをしていただいて、そこに教育していくことで、実際それが本当に現場の中でできるのかっていうところを見ていく必要があるので。
はいはい。将来的に、このUSB充電器を国内で作るっていうことにはなってるんですけど、やっぱり価格ですよね。通常のWeb販売価格って言うんですかね、それが
8,880円です。
8,880円ってことで、私の予想してたよりかなり安くなってるかなと思ってます。私の予想だと1万円超えて、1万円台中盤ぐらいにはなるんじゃないかなってのは予想はしてたんですよ。実際CIOのポップアップストアを原宿でやったと思うんですよ、その時に聞いた話だと1万円超えちゃうかもみたいな。
はい。うちの商品企画のメンバーもやっぱ原価ベースで考えるとそのぐらいの金額で腹積もりして
そうですけど、その価格で8,880円で大丈夫なのかなっていうのは正直心配してます。
はい。これはもう最終意思決定権を持って決めたんですけど、正直な話ちょっと無理してます。
今回のプロジェクトは普通の充電器を作るのと異なってかかる費用ってあるんですね。1つは日本のEMS工場に委託する組み立て費用も諸々当然かかりますし、それが工場分散することによって新規で人が必要になってくるので、分散するだけでもかかります。で、あとはもっと細かいこと言うと設備の費用とかも
日本に持ってくるわけですからね。そう、かかってきますし、あとはその場所を明け渡していただくに対しても工事とかもしないといけないですね。そこも当然我々一定負担はしないといけないので、そこの費用とかもかかってきますし、普通のプロダクトに関してもアプリの開発費用とか色々かかってくるんですけど、今回は新しいことばっかやってるんで。
新しいことばっかやってるんでありますけど、そこの費用をもう製品の原価に載せるんじゃなくて、企業のブランド活動費用に。
なるほど。そういう感じなんですよ。
はい。PLを書き換えて、その上であくまで本当に原価ベースだけで考えた時にギリギリできる。あくまでこのファーストプロダクトはそれこそ手に取っていただきたいなと。そのチャレンジを是非体感いただきたいなと思って、少しでもやっぱ多くの方に届いてほしいなって思う中に、僕個人の金銭感覚の中で1万円超えてくるとやっぱハードルがぐわっと上がってくるんですけど、当然8,880円も一般的な充電器と比べると高いのは高いんですけど、まだその中でもディスプレイがついてて、今みたいな機能がついていて、それこそ熱がこもりづらいような設計になっていて、いろんな考え抜かれた機能がここに備わっていて、それで妥当だと感じていただける方も中にはいる金額ってどのぐらいなのかなっていうのを、むしろこのコストからの積み上げの逆算じゃなくて、その価値観みたいなところのお客さんでギリギリその手にしていただける価格ってどこなのかなっていうのを考えた時に、どうしてもこの価格にしたいなっていうので、最終的にちょっと無理やりやった。
なるほど。なるほど。65W 2ポートで1万円超えてくるとなると、ちょっとやっぱ高いなっていう風には多分ほとんどの方が思います。思いますよね。
しかも今どんどんなんですけど、それこそ中国で産業自体が汎用化していってるので、変な話2000円弱とかの充電器とかもあるんですよ。ありますね、65Wで。あります。
そことの明確な違いって何なのかって言うと、それこそ自動振り分けみたいな機能もこれ入ってるんですよね。そういう振り分けをしようとすると、やっぱりそのチップ使わないとそもそも実現できなかったりとか、そういう部分は少なくとも普通に利便性として価値として備わっていて、だから普通に使っていただく上でも何も考えずとも便利なUSB充電器になってるかなっていう風には思います。
そういうところ色々鑑みた時に、最終的にそれが値頃感としてどう抱いていただけるかわかんないですけども、僕らの思いは少しでも多くの方に手にしていただきたい。これが次の未来につながる。むしろ可能性を見出す上で、取り組みが数量ベースで成功することが、やはり工場としてももっとやっていこうっていう気持ちになっていたりしますし、日本の工場もそういう気持ちになっていきますし、各販売店様もそうですし、いろんな日本国内の企業様がこの製品に対して興味関心を持っていただくには、いきなりプレミア価格ですっごい利益を出しながら、一過性の中でも儲かったねみたいなプロジェクトで終わらせるよりかは、むしろ長期でやっていくに対してブランド投資とでも言いますか、そこでもう費用を計上したって感じですね。
なるほど。かなり頑張った価格にしてくれたということでですね。そうですね。これ8,880円でいけるのかっていう風には、正直思ったっていうところです。
で、この国産充電器のですね、今後のスケジュールなんですけども、福島県の方にですね、朝日電子さんがありますので、その量産の工程だとかですね、あとは量産の準備だとか、その辺りもですね、含めてCIOさんとあと私でですね、色々視察だったりとか見に行きますので、これも動画にする予定ですので、是非ですね、皆さん見ていただけると嬉しいです。
はい。色々紆余曲折あると思うので、ご一緒したタイミングでどこまで進んでるのか。本当にうまくいくと、スケジュールとしては10月に量産が始まるというスケジュールで動いてはおるんですが、実際問題どこまで我々もうまくいくのかが全くもって未知数で、実際どうなるのかも含めて、是非このイチケン様の動画上で色々お伝えできたらなと思っております。よろしくお願いします。
最後Makuakeの詳細というかですね、スケジュール感というかその辺りもお願いします。
はい。Makuakeがいよいよですね、明日12時半、お昼の12時半よりクラウドファンディング開始いたします。是非ですね、皆様このプロジェクトに対して共感いただける方、応援購入いただけますと嬉しく思います。少しお安くなるプラン等をご用意させていただいております。金額的にもメリットはありますし、1番最初に届くのはMakuakeで応援購入いただいた方が対象となりますので、この国産充電器プロジェクトを追っていただいている方、あるいはこの動画を見て初めて知ったけど、なんか面白そうやなと思っていただいた方、是非ぜひ応援購入いただけると、今後もっともっとワクワクをお届けしていけるかなと思っておりますし、この取り組みそのものがもっと可能性を見出した上で、本当に1から設計を開始できる未来とかも合わせて作っていけるかなと思っております。是非応援いただきますと嬉しく思います。よろしくお願いします。はい、よろしくお願いします。私もね、熱設計だとか回路の部分色々見てきて、かなり思いのあるプロダクトになっておりますので、是非応援していただければと思います。
はい、ありがとうございます。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。Makuakeの詳細についてはですね、概要欄の方にありますので、少しでも興味がある方はですね、1度だけでもチェックしてもらえればと思います。
是非よろしくお願いします。お願いします。それでは最後になりますけど、最後まで動画のご視聴ありがとうございました。
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