実家の荷物と体調の変化で散らかった3LDK平屋、依頼者が一番悩むのはキッチンだった
週末ビフォーアフター整理収納の専門家・古堅純子が、雪の降る地方の3LDK平屋を訪ねた。住んでいるのは母親と息子の二人。当初の相談は「キッチンが使いにくい」というものだったが、相談後に実家の荷物が大量に持ち込まれ、家全体が散らかった状態になっていた。今回は片付け作業に入る前の現地確認が中心で、古堅が家を一周しながら依頼者の事情と希望を聞き取り、何を優先するかを探っていく。
雪の中の訪問と、手伝いに来た幼馴染み
訪問当日は雪だった。古堅は「この地方は雪は降らないと言ったじゃん」と冗談交じりにぼやき、依頼者が焚いていたストーブに当たりながら「冬の作業はなるべく西の方でやることに決めた」と笑う。依頼者がそのストーブを「災害用」と説明すると、古堅は「私を災害扱いするな」と返している。
この日は家の住人である母親に加えて、幼馴染みの友人が同席した。友人は前日に横浜から前乗りしていた。古堅も横浜出身で、友人の存在感の強さに「どっちがこの家の人なのかわからない」とつっこむ。息子は人が苦手なため、この日は外出していた。
玄関の防水スプレーの後ろには茶道具が置かれていた。依頼者はセットにして綺麗に飾っていたが、子どもが物を置いたりして崩れてしまったという。
2年前は「何もなかった」家
依頼者がこの家に住んで2年になる。それ以前は引っ越しを何度か繰り返し、そのたびに荷物を入れては一部だけ出す生活をしてきた。この家に越してきた時も段ボールの山になっていたが、それを崩して片付けてくれたのが幼馴染みの友人だった。ただ、その際に大事なものの置き場所が分からなくなってしまったとも話している。
家に入ってすぐ、古堅は「入った瞬間に物で大変なことになっている」と驚く。依頼者は、これまで古堅のYouTubeを見ながら「なぜみんな来る前に少しは片付けないのだろう」と思っていたが、自分がこうなってみてその気持ちが分かったと語った。
依頼者は夫とは別居中で、息子と二人で暮らしている。2年前の入居時には物はほとんどなかった。散らかった理由として依頼者が挙げたのは、実家から急に大量の荷物が持ち込まれたこと、そして去年の夏に更年期障害でいろいろなことがあったことである。
玄関脇の部屋を「人が来られる場所」に
玄関を入ってすぐの部屋は、もともと使っていなかった場所だった。そこに実家から着物などが一気に持ち込まれ、収拾がつかなくなってキャパオーバーになったという。古堅は、本来リビングとして使われることの多い位置なのに衣装部屋のようになっていると指摘する。
依頼者は茶道の先生で、春からは着物の仕事も始まる。人が来た時に通す場所がないので、この部屋を人を迎えられる状態にしたいというのが希望だ。依頼者は、このままでは流派の関係者の顔に泥を塗ることになってしまうとも話していた。
後の聞き取りで、春からは仕事で「もう絶対に人が来る」ことが前日に決まったと明かされる。古堅は、それなら入ってすぐのこの部屋は必ず空けなければならないと重要性を確認した。ひとまずこの部屋を基点に進め、着物は当面この部屋にあったほうがよいという方向になった。依頼者は、ベッドが来れば寝室を空けておけるとも考えているが、どこまで実現するかは作業しながら確認することになった。
古堅は、ここを客間として使うなら「一旦更地だよね」と話している。現状この部屋には洗濯物も干されており、依頼者は冬はストーブを焚くことが多いので、別の部屋に干してもいいかと考えていた。依頼者が洗濯物が邪魔ではないかと尋ねると、古堅は「こっちのほうがよっぽど邪魔」と周囲の荷物を指している。
車椅子仕様の借家と、なじまない間取り
隣はキッチンとリビングだ。リビングには布団が敷かれていたが、これは前夜に友人が泊まりに来たため、依頼者がここで寝たものだった。友人は依頼者の部屋で寝ており、古堅は「一番いいところ」を取っていると笑う。
この家は借家で、建てた人が車椅子で生活できるように設計したものだという。そのため全体が広く、ドアはなくすべて引き戸になっている。家の中は車椅子でぐるりと一周でき、トイレにも車椅子で行ける造りだ。依頼者は、この造りが自分の感覚とは勝手が全然違うと話す。
キッチンは細長いが中途半端に広く、依頼者は机と椅子をぎりぎり置いてみたという。古堅は、その机の前に掃除機がバリケードのように横たわっているのを見つけた。依頼者は古堅が来る前にできることはしようと前日に片付けを始めたが、やらなくていいことまで手をつけて物を出したため、かえってひどくなったと説明している。
キッチンで食べたいという希望と、合わないテーブル
現在、母子はリビングで食事をしているが、依頼者はリビングでは食べたくないという。キッチンで全部やりたい、というのが依頼者の希望である。キッチンで食べて、リビングはリラックスする場所にし、キッチン以外は綺麗にしておきたいと話す。
キッチンのテーブルは幼馴染みの友人が買ってきたものだった。テーブルが高くて食べにくく、セットの小さな椅子ではお尻が痛くなる。そこで友人がテーブルの下に何かを取り付けて使っているが、とても不自由だという。依頼者は普通の机で食べたいと話し、古堅は、この仕組みが物溜まりを生む原因になっているように見えると指摘した。
背の高さとめまい症という制約
キッチンについて依頼者が強調したのは身体的な制約だ。背が低く、めまい症があるためくるくる回る動きが苦手で、椅子に乗るのも苦手だという。そのため高いところが使えず、低いところのほうが得意で、しゃがむのは平気だと話す。棚の上に物を置くこと自体はできるが、置いた後に奥まで掃除ができず、手前しか届かない。だからそこに物を置くのはまずいと考えている。
コンロの上には炊飯器が乗っていた。前日に友人と一緒に、古堅たちの昼食用の豚汁を炊飯器で作ってくれたのだという。冷え切っていた古堅は「嬉しい」と喜び、昼までそこにたどり着けたらいいと話している。
依頼者によれば、家の他の場所が綺麗だった時期でさえ、キッチンだけはうまくいかなかった。引っ越してから模様替えは10回ほど繰り返し、冷蔵庫もあちこちに動かしてきた。今しっくりきているかと古堅が尋ねると、依頼者は「しっくりきてないから先生に来ていただいた」と答えている。
依頼者の部屋と、手芸という趣味
依頼者の部屋は広く、古堅は「そりゃ友達はここで寝たいわ」と話す。玄関脇の客間にしたい部屋よりも広く感じるほどだ。依頼者も当初はこの部屋を客間にしようと考えたが、そうすると依頼者自身の部屋が別になり、息子が台所へ行くのに母の部屋を通らなければならなくなる。夜中に動き回る息子がそれを嫌がり、依頼者のほうが移ることになったという。
部屋には手芸の材料が多かった。趣味だが、春からは半分仕事になるという。依頼者は勤めにも出ている。古堅は細かい作業が好きだから材料が増えるのだろうと話すが、依頼者によれば、それも実家から来たものだった。
実家から荷物が来た経緯
依頼者の両親はすでに亡くなっている。姉の夫が荷物を全部捨てると言ったのに対し、姉がもったいないと言って全部持ってきてしまったという。両親の写真も含まれていて、捨てづらく、どうしていいか分からないまま今はあちこちに置いてある。
古堅はこれを聞いて、依頼者がSOSを出した後に状況が変わったのだと確認する。依頼者は「思いっきり変わりました」と答え、相談した時点で困っていたのはキッチンの使い勝手だったが、その後に荷物が一気に増え、事業も始まり、体調も悪くなったと説明した。古堅は「雪も降って騙されたと思ってぷんぷん怒ってる」とまとめて笑いを取っている。
クローゼットと、友人の手助け
依頼者の部屋のクローゼットは、以前に友人が整理してくれたものだった。大容量だが中はあまり入っておらず、上段には友人用の布団が入っている。依頼者は背が届かないが、友人が下ろしてくれるという。古堅は二人の身長差に触れ、高いところのことは全部友人がやってくれているのだと確認した。友人は横浜在住だが、この家にはよく来ているという。
納戸のタンスという「使える家具」
最後に見たのが納戸と廊下だ。納戸は浴室の近くにあり、依頼者は朝ここで着替える。洗濯が終わった衣類もすぐここに持ってくるので、便利だと話す。古堅は、ここが洗濯物を戻す位置になっていると見て取った。
納戸にはタンスがあった。子どもが生まれた時に依頼者の母が買ってくれたもので、捨てられずに持ってきたが、ほとんど使っていないという。友人が泊まる時のグッズが置かれていた場所もあった。古堅は、着物がたくさん出てしまっているのだから、このタンスに入れればいいのではと提案する。依頼者は「そんなこと考えてもみませんでした」と答え、古堅は「やっといい家具が見つかった」と喜んだ。たまに来る友人のものは別の場所にしようという方向になった。
納戸の前にも物が積まれていたが、これも前日に出したものだという。片付けようと出してみたらストーブが見つかり、朝つけてみたら壊れていた。家にはストーブがいくつもある。布団もあったが、依頼者は使いにくいので要らないと話した。
廊下と、諦めた絵本の棚
廊下には本が並んでいた。依頼者は絵本が大好きで何百冊も持っているが、一か所に置く場所がなく、夫の実家に置いてある。本当はこの廊下に本をきれいに並べたかったが、できずにこうなっているという。古堅が並べたいのかと尋ねると、依頼者はもう諦めた、飾らなくていいと答えた。人が来ても大丈夫なように景色を良くすることを主眼にする、というのが確認された方針である。
キッチンの配置をどう考えるか
一周した後、古堅は改めて問題はキッチンの配置だと話す。依頼者は古堅が来るにあたって収納家具を買っていた。何も収納がなかったので入れる場所があったほうがいいと考えたが、買ってそこに物を入れるだけで疲れてしまい、中身はほとんど入っていない。振り向く動作が苦手なので、そこに食器を入れるのも難しいという。
古堅は、依頼者には「こうするとこれが嫌」という条件が多く、そのせいで何がベストかが決まらないと指摘する。ここで食べたい、調理もしたい、と要望が多いので、何をメインにするかを決める必要があるという。依頼者が「食べたらダメということですか」と尋ねると、古堅は食べてもいいと答えたうえで、今のテーブルの仕組みは廃止し、どこでどう食べるか、どこに何を置くかを考えることが重要だと話した。
古堅は冷蔵庫について、飲み物なども入っているのでダイニングとリビングの境目あたり、水回りのラインにあったほうがいいのではないかと考えを示す。ただ、そうすると冷蔵庫の上に家電を置くことになるが、依頼者は上に置くと手が届かない。10回模様替えしても解決しなかった堂々巡りに、また戻ってしまう形だ。
前編はここで終わる。訪問直前に実家の荷物が増え、身体的な制約と多くの要望を抱えたこの家で、キッチンまで改善できるのか。答えは次回に持ち越された。
実家から急に色々がドーンって持ち込まれてしまって。着物のセットとか色々ある。そうなんですよ。もう。あ、すごい。もうすごすぎちゃって、でも収拾がつかなくなっちゃって、もうキャパオーバー。うん。
ここで息子とご飯とか食べるんでしょ? はい。私はここで食べたくないんです。私はキッチンで全部やりたいんですよ。こっちね。広いよね。で、ここはもう10回ぐらい模様替えしてるんです。引っ越してから。で、今しっくり来てんの?
しっくり来てないから先生に来ていただいた。今回の週末ビフォーアフターは3LDKの平屋に親子でお住まいのお宅に訪問してまいりましたので、まずはこちらの模様からご覧ください。
おはようございます。おはようございます。よろしくお願いします。よろしくお願いします。いや、もう寒い。本当にごめんなさい。あの地方は雪は降らないって言ったじゃん。なんでこんなに雪降ってる?
すごいストーブ焚いてある。めっちゃあったかいよ、この中。もう最高。それ災害用のストーブです。私を災害扱いするな。最高。冬の作業はなるべく西の方でやることに決めたわ。
ということで今日は奥さんと、なんか住人の方。はい。幼馴染みです。幼馴染み。はい。てかごめんなさいね。どっちがこの家の人なのかわからないんだけど。すごいね、友達の存在感が。こちらの住人の、えっとお母さん。はい。お母さんと、幼馴染みのお友達。幼馴染みって見る感じだと、だいぶ幼馴染みが長いんじゃないの? 長い長いです。長いです。うん。うん。うん。
昨日横浜から、ええ、前乗りしております。マジか。そんなね、私も横浜市出身だから。あ、そうなんですね。横浜でもこっち側の人なの、元々は。はい。この雪国の。はい。そうでございます。
この家はママと子供が1人。あ、子供が1人で2人暮らしの中に、ま、今日はお友達が何? 応援。はい。ほら。え、息子はどうしたんだ? 今日。息子は今日はですね、ちょっと出かけました。いい年齢なのかしら? はい。いい年齢です。はい。いい年齢なんですけど、人がちょっと苦手なので。はい。私みたいな騒がしい人が困るってことでね。
でも悩んでるんだよね。はい。はい。あの、2人暮らしの割には靴も多いし、物もなんか出てるからね、色々困ってることがあるのかな。はい。はい。じゃ、とりあえず入らせてもらって。お願いします。
この家ってね、この防水スプレーの後ろに分茶邪魔が置いたんだね。そう。茶道をしていて。あ、本物だ。すごい。セッティングして綺麗にしたんですけど、色々子供が置いたりとかしてね。わかった。これがセットなんだ。本当はセットだったんですね。すごいよ。手前に現実が、ここにあるわよ。
うん。色々ね、悩んでるということで入らせていただきますね。はい。お邪魔します。こちら何年住んでるんですか? えっと、2年。あ、そうなんだ。はい。うん。引っ越してダンボール荷物を入れた、なんか部屋を出してっていう生活を何箇所もして、最終的にここにたどり着いて、ここがダンボールの山になったのを崩したのがこの子で、綺麗にしてくれたんですけど、大事なものがいっぱいされてしまって。ごめんなさいね。
まずはあの部屋に入らせてもらいましょうか。はいね。あ、あ、とてもお話が大好きな明るいママでよかったわ。はい。あら、すごいわね。すごいことになっちゃって。もうね、あの、入った瞬間に物でね、大変なことになってるわ。
はい。あの、いつも先生のYouTube見て、なんでみんなあんな風にしてるんだろうと思って、来る前にちょっとは片付けるよねってずっと思ってたんです。うん。うん。うん。でも結局自分がこうなってしまって、みんなの気持ちが分かりました。うん。あ、本当に。なんでこうなっちゃったんだろうって。こっちのセリフっていうか。
あの、ここ何? そもそもこの玄関入ってすぐの場所が。ここが何もあの使ってなかった場所で、実家から急に色々がドーンって持ち込まれてしまって。着物のセットと色々あるね。そうなんですよ。おお、すごい。でも収拾がつかなくなっちゃってキャパオーバー。しかも去年の夏に更年期障害で色々ありすぎて。うん。こんなになっちゃいました。
ちなみにシングルマザー? いや、別居中です。ああ、そういうことね。はい。息子と2人で住んでいて、まあ、2年前にここに引っ越してきて。で、じゃあ2年前はこんなにものは多くなかったってこと? そうです。何もなかった。ちょっとね、せっかくの着物がかわいそうな状態になってるからね。
え、じゃあここは着物の部屋にしたいの? 着物の部屋にしたいというか、人が来た時に通す場所がないので。うん。そうね。ちょっとね、私もね、入った瞬間にね、何て言ったらいいのかわからないというか、ま、意外とここはリビングが多かったりするじゃない? うん。でもなんかちょっとこう衣装部屋っぽくなってる。
なので春からあの着物の仕事も始まるので。あ、仕事として着物も必要なんだ。でもあれだもんね。お茶の先生なんだもんね。え、そうですね。うん。うん。うん。うん。お仕事的にもこれじゃ困るぞと。困ります。表千家の人に泥を塗るみたいなことになっちゃいますからね。あれも全部モザイクになっちゃうかもしれませんね。じゃあちょっとここが困ってるということですね。
他に部屋はありますか? その隣がキッチンとリビングになります。あ、こっちがキッチンなのね。はい。あら、おお。なんかあら、すごい現実的で。ここで誰か寝てる? それは昨日この子が来たので私が寝ました。幼馴染みはお母さんの寝室で寝て、私はこっち。幼馴染みでも一緒には寝ないのね。あ、嫌だって言うんですよ。あ、眠れないから。
うん。おお。手伝いには来るけど、私は1番いいところみたいな。本当ね、あの、入ってきてからだいぶ図々しいよね。なんかどっちがこの家の主かわからないぐらい。そうなんですよ。すいません。
じゃ、普段はここには布団はないのね。はい。うん。ここで息子とご飯とか食べるんでしょ? はい。私はここで食べたくないんです。私はキッチンで全部やりたいんですよ。こっちね、広いよね。前の人が。前の人、あ、ここ借りてんの? そうです。建てた人が車椅子生活できるようにって言って建てたので、あの、広くって、あの、ドアもないですよね。うん。ああ、本当だ。全部引き戸。なので勝手が全然違うんですね。私の感覚とは。
ここも細長いんだけれど、中途半端に広くて、でも椅子とか置けるみたいな感じで、ギリギリ置いてみたんですけど。てかさ、なんか一応ここに自分で机を置いて椅子置いてんだけど、なんでここにバリケードのように掃除機が横たわってんの? あ、昨日、うん、先生が来る前にできることはしようと思って。やり始めたことはいいんですけどね。なんかこれでもやってんだ。できんかった。あ、横たわっちゃったって感じね。こういうね扉もね閉めようね。
一応何、あの、ま、今日私が来るからってちょっと片付けたんだ。はい。ちょっとやばかった。もっと一段とやばくなりました。やらなくていいことをやるものだから、出したりとかするので余計にひどくなりました。
あ、ここでご飯食べたいんだ。はい。これ、うん。あの子が買ってきちゃったんですよ。うん。あ、何? 友達が。はい。でも高くて食べれないで、ちっちゃな椅子もセットで買ってきたんですけど、ちっちゃな椅子でお尻痛くて食べれないから、これをくっつけたんです。うん。ああ、なるほどね。こっちをあの幼馴染みが買ってきて、この下に自分でなんかくっつけて、それで食べてるんですけど、とても不自由なんで。うん。ちょっと狭いもんね。はい。なので普通の机で食べたいです。ああ、それはね、勝手にやってって話なんだけど。ああ。
やっぱりこれがすごくこうね、物溜まりを作ってしまってる原因になってる気がするわよね。今日はどこまでやるかわからないけれども。キッチンがすごく困っていて。おお。私背が低いので高いところが無理っていうのと、めまい症なのでくるくる回ることが苦手で、椅子に乗るのも苦手なんですね。だから高いところが使えないで、低いところは得意なんですよ。しゃがむのは平気なのね。
はい。そこに布巾がいっぱいあるんですけどね。そこにあの色々もの置いたりとかすると、そこを綺麗にするのが、手が届かないんですよ。だからそこに置くのはまずいなって。あ、ここでも意外と高い感じするんだ。置くことはできるんですけど、置いて後から掃除とかができない。手前しか。
奥さんあれなの? 料理しない? します。コンロの上に炊飯器乗ってんだけど。あ、それは昨日先生方のお昼の豚汁を作りました。ええ、この炊飯器の中で。はい。そう、そういうことするとね。友達と一緒に作ってくれたのね。バッタ。嬉しいよ。もう本当に腹の底から冷えてるから。今日あの楽しみにしたらお昼ね、たどり着けたらいいわね。ここまでね。
ここがすごい綺麗だった時も、ここだけはうまくいかないんですよ。で、ここはもう10回ぐらい模様替えしてるんです。引っ越して。冷蔵庫がここに来て、ここに来て、あそこに来てっていう繰り返しで。で、今しっくり来てんの? いや、しっくり来てないから先生に来ていただいたの。
そっか。そうね。でもここで食べたいんだ。できたら。だってここに来たら汚くなっちゃうじゃないですか。綺麗にしときたいんですよ。こんなに今汚いですけど。そうね。無理だったら、ま、こっちでもいいんですけど。うん。うん。うん。うん。できたら私はこっちで食べて。うん。こっちはリラックスする。はあ。はい。はい。で、ここからこっちは汚くても、綺麗にしときたい。はい。はい。はい。はい。はい。なるほど。分かりました。それが希望ね。はい。困ってるところはこの2つ。ここが1番困ってます。はい。はい。はい。
あとはこっちが寝室ですけど。うん。着物の奥ね。奥です。はい。はい。はい。なんかすごいね。周りがくねくねって、どこの家でもあったね。洗濯物。え、洗濯物の干すところが困っていて、今こうやって干してるんですけど。あ、これ洗濯物なのね。そうなのです。干してるんですけど邪魔じゃないですか? いやいやいやいや、こっちの方がよっぽど邪魔ですけどね。あ、そう。うん。うん。うん。
冬はストーブを焚くことが多いので、あっちの部屋でもいいかなとは思ってるんですけど、とても邪魔だなって思ってます。あ、で、ま、だからここを客間として使うんであれば、一旦更地だよね。はい。はい。うん。
最後もう1つだよね。はい。あの、私の部屋。はい。見せていただきますね。はい。お邪魔します。あら、広。広いじゃん。ここ私の部屋なんだ。そうです。あ、そりゃ友達はここで寝たいわ。ま、とっ散らかってるけどね。この隣の客間にしたい場所よりも広い感じするね。
だから本当はそこを客間にしようかと思ったんです。なんですけれど、あの、今の私が今この部屋を私の部屋にすると、うん、台所行くのに私の部屋を通らなくちゃいけないっていう。そうね。友が夜中バタバタしたりとかするのに、うん、嫌だから、お母さんはそっちに行ってって。うん。そうね。ただ決して美しいとは言えないわよ。はい。
洋裁が好きなのね。はい。これは何? 趣味? それとも仕事? 趣味なんですけど、春からは半分仕事になるので。ああ、そう。はい。自分のやりたいことがあるんだ。はい。お勤めもしてるんだ。はい。なるほどね。じゃ、ここも個室としてもうちょっと素敵にしたいみたいな感じ。
そうですね。本当にあそこにある荷物とかは、全部実家から来てしまったのがすごいあるので。ここら辺。そうですね。お、お。このクローゼットには色々入ってんの? 入ってます。これはこの子がやってくれました、前に。本当すごいよね。友達横浜住んでんのに。そんな遠くから。はい。あの、でも結構来てます。そっち来てんだ。はい。
じゃ、ちょっとクローゼット見るね。あら、すごいわよ。すごい大容量だけど、あんま入ってないわ。上はね、この子の布団入れるとこですか? この。あ、この上に布団入ってんだ。はい。それは大変だよ。でもこの子が下ろしてくれるので。あの、映せないけど友達と背丈の差があるからさ、高いとことか全部友達が色々やってくれんだ。はい。
あとなんかどっか困ってるとこあんの? 納戸と、それから廊下。納戸。はい。これ行ったとこ。おお。あららら。ここら辺は何? ここ広かったんで、これ置いてみたんですけど。え、これ自分の、私のなの? 物は私と子供のですね。あ、ここはトイレ、お風呂。ここがお風呂です。ああ、じゃあここで着替えるの? 朝は着替えます。ここで。はい。それは便利なの? 便利ですね。はい。
うん。じゃあ衣類はここにあった方がいい? そうですね。あの洗濯して終わったら、すぐにここに持ってくるんです。うん。これがもうあの洗濯で戻す場所の位置になってるね。あ、あっちのタンスは違います。タンスは置くとこがなかった。引っ越す時に、母が買ってくれたので、子供が生まれた時に。なので捨てられなくて持ってきたんですけど、ほとんど入ってないんです。ええ、そうなの? はい。入ってるけどね。
あそこはあの子のものです。あの子が来た時に泊まるグッズ。あの友達が来た時に泊まるグッズは、別にこんなにちゃんとしてなくてもいいよね。あの、いっぱい着物が出ちゃってるから、はい、これに入れられたらいいんじゃないの? そんなこと考えてもみませんでした。あ、本当? じゃあこれさえあれば。お風呂入って着るのが良くて。じゃあこれは今は稼働してないってことね。稼働してないです。うん。じゃあこれも、え、部屋の中で使えると。あ、これいいじゃん。やっといい家具が見つかった。そんなたまに来る横浜の友達のものは他にしましょう。
これ何? 微妙だよ。微妙。微妙。お母さん。あれね、行く先々でこうやってなんか登場するようなもの置き方するよね。それはいつも置いてあるわけじゃなくて、昨日そこから色々出したんです。うん。なんで? 何のために? えっと、先生がお越しになるってことで、少しでも何か片付けようと思って出してみたら、ストーブが見つかったんですよ。あ、ストーブがあると思って朝つけてみたら壊れてました。うん。壊れてたの? あ、これのこと? 違います。こっちです。こっち。はい。あ、これ壊れてた。
このあのストーブいっぱいあるんだね。はい。もういきなりね、寒くなったね。ここにあれあるよ、布団が。そう。買ったんですけど使わなかったんです。使いにくいっていう。あ、本当? じゃ、ママ使うべき? うん。私はいらないです。え、困ってます。うん。でもまあ一応ね、ここも廊下だしね。はい。
あの、人通したいんだよね。人をもてなしたいの? 人をもてなしたいわけじゃなくて、仕事からもう絶対人が来るんです。春から。あ、じゃあもう絶対にこの入った瞬間は開けなきゃダメってことじゃん。それ重要じゃない? そうです。あ、それ昨日決まったんです。え、どういうこと? 色々ないがあって、とりあえずここを基底にしてやっていきましょうか。
てことは、うん、着物はこの場所にあった方がいいとね。はい。とりあえずあった方がいいね。ベッドが来れば、うん、ここも開けておけるじゃないですかと思ってはいますけど。うん。じゃあ寝室、自分のプライベートルームももう出しちゃってもういいと。大丈夫です。にするんだ。できたらいいなと思って。
じゃ、それはちょっとこう作業しつつ確認するので。だってこれも全部着物じゃん。はい。うん。こういったものも、はい、どういう形に置くかよね。もう全部タンスにするのか。でも入りきれないでしょ。入りきらないんですよね。うん。うん。うん。うん。すごい状態できたので、もうそのままぐちゃぐちゃって入れちゃったのもあるしで、全部結局届いたりするので。うん。うん。うん。じゃ、それは今後やってくのね。少しずつね。分かりました。じゃあ、ま、とりあえずここに逃がすこともできるよっていう話よね。はい、分かりました。
ここら辺に入ってるものって、どういうものが多いの? 糸とか入ってるよ。手芸用品ですね。へえ。やっぱりこう細かいことを作業するのが好きなのね。はい。だから材料が増えちゃうっていうか。それも実家から来たんです。え、実家は実家じまいしたってこと? あ、母と父が亡くなっているので、姉が、うん、旦那さんがうるさくなったので全部捨てる捨てるって言って、お姉ちゃんがもったいないって言って全部持ってきたんですよ。へえ。父と母の写真とかも持ってきちゃって、もう捨てづらいっていうか、どうしていいかわからなくて今そこら辺に置いてあるんです。
あ、そういうことね。だからなんか私にSOSを出した後に状況が変わったってこと。思いっきり変わりました。あの時困っていたのはキッチンだったんですけど。キッチンの使い勝手が良くなかったので。それから劇的に。うん。しかも仕事が始まっちゃったり、私の体の具合が悪くなっちゃったり。で、雪に降られて騙されたと思って、私はプンプン怒ってるっていうね。あ、すいません。本当に。
分かりました。じゃあ、ま、とりあえず今日はお友達も来てくれてることだし、1日でできる限り頑張りましょう。はい、よろしくお願いします。はい、じゃあ友達も。はい。一緒に行きますか? はい。頑張ります。はい。じゃあ行きますよ。はい。はい。せーの。えい。えい。お。よし。
1周できるようになってんですね。車椅子だから。なるほど。そうなんです。そうなんです。トイレも全部車椅子で全部行けるので。なるほどね。お願いします。でもね、ちょっと景色が悪いから。はい。この廊下もね、別に廊下に本並べたいわけじゃないでしょ。
本当は。私絵本が大好きで何百冊も持ってるんです。あ、そうなの? あの、聞けば聞くほど情報が多いっていうかさ。それで絵本もずっと集めていて何百冊もあるんですけど、結局その居場所がなかなか一つのところではできないので、それはもう主人の実家に置いてあって、ここに本当は本をガーって綺麗に置きたかったんですけど、できなくてこうなってるみたいな。じゃあ並べたいの? でももう諦めました。もう飾らなくていいです。一応景色を良くすることがメインで大丈夫。はい。人が来ても、のが希望ね。はい。わかりました。はい。
だ、問題はこっちよね。はい。これの配置よね。はい。でも何度も変えても納得いかないんでしょ。あ、納得いかないのは私ね。うん。うん。うん。うん。うん。納得いかないっていうかテーブルですよ。うん。テーブルなのかな。
先生が来るにあたって、これを買っちゃったんですよ。いいじゃん。なぜかと言うと、本当に何もなかったので、入れるところあった方がいいかなと思ってこれを買ってみたものの、もう結局買ってみてここに入れるのが大変だったので、それだけで疲れちゃって。あんまり物は入ってないって。はい。ああ、そうなの。ここに食器入れるのは、振り向くのが苦手なんで。
そう。だから意外とこうすればこれがやだみたいなのが多いじゃない。そうなんです。でそうすると、じゃこれがベストなのっていう風になっちゃうから。振り向くのがやだっていうのはね。ね。ねえ、もう難しいよね。あの、ここで食べもしたいし、調理もしたいし、色々したいっていう、結構こう要望が多いじゃない? ああ、そうか。はい。うん。だからあの、何をメインにするのかっていう話じゃん。
食べたらダメってことですね。うん。そんなことないよ。食べてもいいんだけど、じゃあこのシステムは、あり気で考えた? いや、このシステムはなしです。あ、なしね。で、なしにするなら何で、どこでどう食べるみたいな。そう。一旦これはじゃあ廃止しよう。これがどういった状態で、どこに何を置くかみたいなとこは重要じゃん。分かりました。
で、ま、古堅方式の話で言うよ。って言ったら、冷蔵庫って意外と水のラインにここです。あった方が、はい、あの、やっぱりこのダイニングとリビングの狭間にあった方が、飲み物とかも入ってるし、ちょっと遠いかなって思うから。そうなるとまた戻っちゃうんだけど、そうするとこの炊飯器をね大丈夫っていう。そう、その炊飯器があっちこっち行ったら、逆にそこに今度は上がらない。上がったら手が届かない。そうな。やっぱり頑固だ強いよね。
はい、ということで私たちの訪問の直前に実家じまいで引き取った荷物が増え、雑然としたお宅でした。問題だらけのこの家がキッチンまで改善できるのでしょうか? どうぞお楽しみに。それではまた来週。
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