岡田斗司夫が答える「彼女の推し活に嫉妬する」「2人続けて『将来が見えない』と振られた」
岡田斗司夫岡田斗司夫ゼミ「サイコパスの人生相談」の過去回から、恋愛にまつわる2通のお便りに答えた回である。元になっているのは2023年9月24日配信の第504回で、動画の最後には2026年時点の岡田による追加コメント(アップグレード情報)が付いている。1本目は、彼女の推し活に嫉妬してしまう大学生男性の相談。2本目は、2人続けて同じ理由で彼氏に振られた20代女性の相談だ。岡田は推し活について「傍から見ればみっともないもの」という立場を取る。3年後の追加コメントでも、この見方は変わっていないと述べている。
推し活の広がりと2つの相談
冒頭で岡田は、「推し」「推し活」という言葉が当たり前に使われるようになって久しいと話す。今では日本国民の4割に推しがいて、推しの経済規模は年間4.1兆円に達すると言われているそうだ。
そのうえで、今回の2つの相談はどちらも恋愛絡みだと紹介する。恋人がいても必ずしも平穏で幸せに暮らせるわけではないことが分かる、というのが岡田の前置きである。
相談1:推しのいる彼女に嫉妬してしまう
1通目は20代男性のゆかりさんからだ。大学生で、同い年の彼女がいる。彼女には推しがいて、ライブに通い、推しと話すために同じCDを10何枚も買うほどのファンだという。「推しが好き」ともよく口にする。
ゆかりさんは平気なふりをしているが、本当は嫌だ。彼女は「推しと恋愛は違う」と言い、ゆかりさん自身もそれは分かっているつもりでいる。それでも、彼女が異性を「大好き」と言うのを聞くとモヤモヤする。自分以外の異性のためにお金と時間を使っていると思うと悲しい。最近はゆかりさんにもその男性グループを好きになってほしいようだが、正直なところ嫉妬から、その推しが嫌いだという。
先日、彼女が推しと20秒ビデオ通話できるチケットを買ってはしゃいでいるのを見て、ついすねた態度を取ってしまった。「じゃあどうしたらいいの」と聞かれたが、何も答えられなかった。推し活をやめてほしいわけではなく、好きなものを取り上げられて悲しむ彼女を見たいわけでもない。自分はどうしたらいいのか、という相談である。
岡田はまず、この相談は半年前に読むのと今読むのとでは受け取り方が違うだろうと言う。今読むと、みんなの頭に「例の事務所」がちらつくからだ。
「嫌だ」と感じるのは多数派だという見立て
岡田はゆかりさんの気持ちが「めちゃくちゃ分かる」と言う。さらに、男性の過半数、女性の大部分も同じように感じるだろうと見ている。
男女で「過半数」と「大部分」と差をつけた理由を、岡田は「自分の持論」と断って説明する。男性は自分の感情に鈍感なところがある。その原因として岡田が挙げるのは育てられ方の違い、つまり幼少期に付けられる「ベクトル」の方向の違いだ。男の子は、転んだときに痛いのを我慢すると褒められる。女の子は、転んだ人に同情すると褒められる。こうして女の子は、自分の体の変化に敏感になり、他人の体を気遣うと褒められるという方向付けを幼いうちに受ける。男の子は、不調や痛みを我慢するほど母親に褒められる。この差が20歳ごろまでにどんどん広がる、と岡田は言う。
その結果、自分の感情を無視できる男性が多くなる。一方で女性は、自分の感情にも他人の感情にも目が向くのが当たり前で、付き合っている男性の感情にまで気づくのが得意な人が多い。だから恋人に推しがいると、男性の過半数は実は嫌がっていて、女性の大部分も嫌がる、というのが岡田の推測である。「平気だ」と言う人もいるが、そういう人は少数派だろうと岡田は見る。数字を挙げても仕方ないがと断りつつ、人口の2割もいないのではないかと話した。
対処法:理解あるふりをしない
ゆかりさんへの助言として岡田が勧めるのは、「理解あるふりをしない」ことだ。推し活を禁止する必要はないし、やめてくれと言わなくてもいい。ただ、「分かるよ、いいよ」とは言わない。理解あるふりはせず、「見えないふりをしたいから協力してほしい」とお願いする。あなたに推しがいることは分かった、でも思い出したくないから、それを手伝ってくれ、という言い方である。
岡田はこの話を、推しを持っていて恋人に理解してほしい側の人にも聞いてほしいと言う。理解してもらえる確率だけなら5分の1くらいはある。だが理解してもらえても、相手は心の中にいつも不満を抱えることになる。理解したうえで本当に平気な相手となると、さらに低い確率だろうと岡田は見る。だから交際中に推し活をするなら、こっそりやって徹底的に隠すのが原則だ、というのが岡田の考えである。
推し活は「傍から見ればみっともない」
岡田はさらに踏み込む。推しが異性であれば、アイドルでもアーティストでもアニメやゲームのキャラクターでも、他人から見ればはっきり言って「オナニーのネタ」と同じだという。肉体的なものか精神的なものかの違いにすぎず、他者から見るとみっともないものだ。岡田は「推し活はみっともない」ことだけは押さえておこう、と言う。
世の中には推し活をオープンに明るく語る風潮がある。しかし岡田はこれを、「大変態時代」が始まっているだけだと表現する。推しが結婚したりトラブルがあったりすると、みんなみっともない姿をさらけ出すではないか、というのがその根拠である。本人の中ではプラトニックで、恋愛とはまったく違うものなのだろう。それでも傍から見ればそれほど変わらない。「推しと恋愛は違う」というのは本人の内側だけの問題で、傍から見ればその区別に意味はない。岡田によれば、これは区別できないという意味ではなく、区別しても意味がないという意味だ。
自分の「ネタ」を母親に見られたい、理解されたいと思う人はいない。同じように、推しを理解してほしい、恋人にも推しを好きになってほしいと望むのは、もともと無理筋だと岡田は言う。お互いに推しがいて楽しく暮らせているカップルもいるだろう。だがそれは運が良くてレアなケースだと噛みしめればいい。それを当たり前と考えたり、そういう相手を探すべきだと言ったりするのはやめた方がいい、と岡田は述べる。
ゆかりさんへの結論はこうだ。彼女に推しがいるという事実だけ理解すればいい。そのうえで、正直にこう伝えればいいのではないか。「自分はそういうのを我慢できないたちなので隠してほしい。無理に平気なふりをするつもりはない。もし自分があなたの推し活を平気に思えるようになったら、それはあなたへの恋愛感情がほぼなくなったときだ。だから別れたら、あなたの推し活を全然応援できる」。
相談2:2人続けて「将来が見えない」と振られた
2通目は20代女性のつなかんさんから。半年付き合った彼氏と最近別れたという。彼氏からは「今は楽しいからいいけど、将来が見えない」と言われ、さらに「君がいてもいなくても俺は何も変わらない」とも言われた。この言葉に強いショックを受け、「お互いにもっと合う人を見つけた方がいいよね」と別れを選んだ。
本題はここからだ。彼女は2回続けて男性に振られていて、その理由がどちらも「一緒にいて楽しいが将来が見えない」だった。男性にそう思わせてしまう原因は何なのか、岡田の見解を聞きたいという相談である。
カメラ担当・山脇氏の推理と岡田の見解
岡田はまず、ゼミのカメラ担当である山脇氏の意見を紹介する。山脇氏は、これまで女性に愛想を尽かされて捨てられた経験しかないという。自分から別れを切り出したことも理由を告げたこともないので、どうすればこんな会話をする状況になるのかも分からない、と前置きする。そのうえで、あまりモテない男の心理として、次のように推理した。男は基本的に、プラスマイナスゼロの彼女とは別れを選ばない生き物だ。会う頻度が減ったり扱いがぞんざいになったりはしても、自分から切ることはしない。自分から別れを告げるのは、付き合い続けることに明らかなマイナスを感じたときだけだ、と。
岡田もこれに同意する。別れの原因はたぶんつなかんさんにはない、というのが岡田の見方だ。女性は振られると理由を聞きたがる。だが男性は、自分の行動をあまり言語化しない。目標があるときは「俺はこうすべきだ、なぜなら」と雄弁に語る。しかし別れや何かをやめるといった撤退の決断については、理由を聞かれてもうまく言葉にできない。だから、そこで口にされた理由を本気で分析しても仕方がない、と岡田は言う。
岡田の推測では、元彼に新しい感情が生まれただけだ。新しい彼女か彼女候補ができて、つなかんさんに使う時間がもったいなくなったから別れようとした。これを避ける方法は、そういう理由で女性を振ったことがないタイプの男と付き合うこと。つまり山脇氏を彼氏にすればいい、と岡田は冗談交じりに提案する。その場で年齢を聞くと山脇氏は38歳で、今は彼女がいないという。見た目も想像しているより少し良いはずだ、モテないタイプなら浮気もしないだろう、と岡田は笑いを交えて紹介した。
2026年の追記:山脇氏の紹介は撤回
動画の後に付いた追加コメントで、岡田はこの紹介の件に触れている。2026年現在、山脇氏本人いわく、実際に彼女を募集してみたら思った以上に大変でもう懲り懲りなので、今は一切募集していないとのこと。この件はなかったことにしてほしい、と岡田は述べた。
3年後に振り返る推し活:「自己表現」としての推し
推し活の相談に答えたのは2023年、3年前のことだ。岡田は、そこで話した考え方の基本は今も変わっていないと言う。本人の中でどれほどプラトニックでも、恋愛感情とは別物だと思っていても、他人から見るとオナニーのように見えてしまう。世間は推しをものすごく許容するようになったが、岡田自身の見方はあまり変わっていない。
ただ、この3年で世間の側には変化があったと岡田は言う。推しが「表現の手段」と見られるようになったことだ。「私の推しはこの人です」と周囲に示すことが大事になった。それはさりげなく身につけたアクセサリーでもいい。そうやって「これが楽しい、これが気持ちいい」と多くの人にアピールしているのだという。
昭和世代のおじさんである岡田のように、推しの表明をはしたないと感じる人はまだ多いだろう。恋人が熱心に推し活をするのは嫌だと思う人も多いはずだ。それでも、推し活を自己表現と考える人の割合がどんどん増えている。そうなると、こうした悩みには正直手の打ちようがない、と岡田は言う。
「推し活はいいけど、その話は俺に聞かせないでくれ」と彼氏が言ったとする。今なら「そんな彼氏ならこっちから願い下げ」と言われるだろう。彼女が友達に相談しても、友達は「そんな男とは別れなよ」と言うはずだ。
岡田は、推し活をする人に強く出られない理由として、オタクの歴史を挙げる。「いい大人がアニメを見るなんて気持ち悪い」と言われても、気にしないようにスルーし、逃げながら、少しずつ「自分たちはこれを見ていいんだ」という権利を主張してきた。その流れがあるから、推し活をする人に強くは言えないのだという。
今同じ相談が来たら
では、今同じ相談が寄せられたらどう答えるか。岡田の答えは、話し合ってダメそうならさっさと別れて新しい彼女を作るしかないのではないか、というものになりそうだという。
もうひとつの案として、岡田は相談者自身が適当に推しを作ることを挙げる。「俺以外の推しを作るのはやめてくれ」と思うのは、彼女を唯一無二のもの、つまり自分の心を預ける唯一の対象にしているからだ。それ以外に推しを作ってしまえば、リアルの彼女も推しのひとつ、「推し活の中のリアル部分担当」にすぎなくなる。そのほうが少し気が楽になるのではないか、と岡田は話を締めくくった。
推しとかですね、推し活という言葉が当たり前に使われ出してから随分経つんですけども、どんぐらい前からかな。だから今では日本国民の4割に推しがいるそうです。あと推し活の経済規模は年間でですね、4.1兆円に達するというですね、そんな風に言われてるみたいです。
おはようございます。岡田斗司夫です。毎週火曜はですね、サイコパスの人生相談の過去回を取り上げるんですけども、今日はですね、ちょっと短めです。2本のお便りにサクっと答えた動画です。
どんな相談かと言うとですね、1本目はですね、付き合ってる彼女が結構ハードに推し活をしていてですね、焼きもち、嫉妬してしまうというですね、大学生男子からの相談で、2つ目はですね、付き合ってる彼氏から「君といるのは楽しいんだけども将来が見えない」と言われて振られましたと。思い返してみると、前の彼氏にも同じようなことを言われて振られてますと。私に何か問題があるのでしょうかというですね、20代の女の人からの相談なんですけども、どっちのですね、相談も恋愛絡みですね。ここら辺からですね、恋人がいるからと言って必ずしも平穏で幸せに暮らせるわけではないということが分かると思うんですけど、さて、どんなですね、話になるのか。
この動画はですね、2023年9月24日に配信した岡田ゼミ第504回をですね、編集したものです。動画終わった後にですね、追加のアップグレード情報でちょっとまだ言いたいことあるんで聞いてください。それではこっから無料動画スタートです。
まずですね、ゆかりさん、男性20代ですね。「推しのいる彼女」。
「僕は大学生で同い年の彼女がいます。彼女は推しがいます。ライブに行ったり推しと話すために同じCDを10何枚買ったりするほどのファンで、推しを好きとかよく言います。僕は大人ぶって平気なふりをしていますが、それが嫌です。推しと恋愛は違うと本人は言い、僕もそれは分かっているつもりですが、やはり異性を大好きと言ってたりするとモヤモヤするし、僕以外の異性のためにお金と時間を費やしてると思うと悲しいです。
最近は僕にもその男性グループを好きになって欲しいみたいですが、僕は正直嫉妬してその推しが嫌いです。この間、推しと20秒ビデオ通話するチケットを買ってテンションが上がってるのを見て、嫉妬してつい拗ねた態度を取ってしまったことがありました。『じゃあどうしたらいい』と言われましたが何も言えませんでした。推し活をやめて欲しいわけではありません。好きなものを取り上げられて悲しそうにしている彼女を見たくないです。僕はどうしたらいいのでしょうか?」
さてさてさてさて。はい。皆さん、これね、多分半年前に読むのと今読むのと状況が変わってきてますよね。だから半年ぐらい前に読むと読む問題と、今読むとみんな頭の中に例の事務所がこうチラチラチラチラするじゃないですか。なので、ちょっと変わってくると思うんですけどね。さあ、どうなんだろうね。
僕は正直ですね、このゆかり君の気持ちめちゃくちゃ分かるんですよ。というか、多分ね、男の人の過半数は同じじゃないかなと思うし、女性の大部分も同じだと思うんですよね。男の過半数っていうのと女の大部分っていう差をつけたのはなんでかって言うと、男って自分の感情に鈍感なところがあるんですよね。
で、これはもう僕の持論なんですけど、育てられ方の差というのかな。幼少期につけられたベクトルの方向の差で、転んだ時に痛いのを我慢すると褒められる男の子と、人が転んだ時に同情すると褒められる女の子という風なことで、女の子は自分の体の変化に敏感になり、他人の体も気遣うと褒められるっていうですね、ベクトル付けがもう幼少期にされる。で、男の方は自分の体調の不良とかですね、痛みみたいなものを我慢すれば我慢するほど母親から褒められるっていうですね、ベクトル付けをされるので、それがまあね、20歳ぐらいになってですね、どんどんどんどん広がってきて、割と自分の感情に関して無視できるタイプの男の人が多いし、女の人はですね、自分や他人の感情、つまり付き合ってる男性の感情にまでなんかこう視点がいくっていうのが当たり前というかね、それが得意な人が多いので、こういう、なんだろうな、推しがいれば、男の過半数は実は嫌がり、女の人の大部分は嫌がるということになるんじゃないかなと思います。
で、もちろん「いや、平気だよ」と。「いや、俺そんなこと気にしない」「私、平気です」って言う人もいるけども、多分そういう人はね、メジャーじゃないんですよね。なんだろうな、こんな数字言ってもしょうがないんだけど、人口の2割もいないんじゃないかなと思うんですよね。
で、対処法はですね、ゆかりさんに対する僕が思う対処法は、理解あるふりをしないことなんですよ。で、禁止したりもしない、やめてくれとも言わなくてもいいんだけども、少なくとも「分かる分かるよ、いいよ」っていう風に言わない。理解あるふりをしないで、見えないふりをしたいから協力してとお願いする。つまり、あなたに推しのいることは分かった。分かったけど、もうこれっきりに、ちょっと思い出したくないから、ちょっとそれ手伝ってくれっていうような言い方なのかな。
これね、自分にも推しがいて、相手に理解して欲しい人に分かって欲しいんですけどね。皆さんの中でですね。多分ね、理解だけだったら1/5ぐらいの確率で理解してもらえるんですけども、ただその理解したとしても、相手は心の中にいつも不満抱えることになる。さっきも話したように。で、理解してもらえる上に相手が平気っていう場合もあるんですけども、僕それね、なんか1/ぐらいの確率じゃないかなと思うんですよね。なので、推し活やるんだったら、交際してる場合ね、こっそりが原則で徹底的に隠すっていうのが王道だと思います。
そもそも推しというのが異性であるならば、例えば男子の推しが女性だったり、アイドルだったり、アーティストだったり、アニメキャラであったり、女性の場合は推しが例えばアイドル歌手であったり、まあまあ、アニメとかゲームのキャラであったりもそうなんすけども、それが異性だったら、それはね、リアルだろうとアニメだろうと、他人から見たらですよ。他人から見たら、はっきり言ってオナニーのネタと同じなんですよね。で、そのオナニーが肉体的なオナニーか精神的なオナニーかというだけであって、他者から見ると実はみっともないもんなんですよ。ここだけ押さえときましょう。推し活はみっともないっていうことだけ押さえときましょう。
で、その推し活っていうのをもうオープンにする風潮があって、それを明るくするという風に言ってるんですけど、これはもうこの世の中のなんか大変態時代が始まってるかそうなだけであって、明るく語るとそりゃ推し活っていうのは明るく何でも語りますけども、1回それが表に出て表面化しちゃうと、なんだろうな、その推しが結婚したりとかですね、なんかトラブルがあった時に、みんなここまでみっともない様をさらけ出すじゃないですか。だから基本的には推し活っていうのは綺麗事を言ってるんですけども、オナニーのネタという風に考えた方がいいです。傍から見たらね。自分の中ではプラトニックでしょうし、自分の中では恋愛と全く違うんでしょうけど、傍から見るとそんなに変わんないんですよ。
で、推しと恋愛は違うっていうのは本人の内部だけの問題であって、傍から見たらその区別は無意味。無意味っていうのは区別できないじゃなくて、意味がないっていうだけなんですけど。なので、なのでですよ、オナニーのネタをですね、母親に見られたいとか理解されたいなんていう人いないじゃないですか。それは異常でしょ。同じようにですね、その推しを理解して欲しいとか、あなたも推しを好きになって欲しいっていうのは、自分の母親に自分のオナニーのネタを見て欲しいとか好きになって欲しいというのと同じように、元々は無理筋だと。無理があるラインで。
まあたまにそこら辺、なんかすごくオッケーな人もいて、幸運にも大丈夫とか、お互い推しがいて、お互い楽しく暮らしますよという人はいるでしょう。いるのは分かってますけど、それはもう自分たちのレアさというのを、運の良さというのを噛みしめていただくだけで結構で、それが当たり前だとかですね、そうなるべきだとか、そんな相手を探しなさいみたいなことはもうやめた方がいいと思います。
ということでですね、ゆかりさんはですね、彼女に推しがいるという部分だけ理解すれば大丈夫で、あとは「はい、分かりました。僕そういうの我慢できないたちだから隠してください。無理やり大人ぶるつもりはありませんが、もし僕があなたが推し活してるのが平気になることがあれば、それはあなたに関して恋愛感情がほぼなくなった時でしょうから。例えばあなたと別れると、もうあなたの推し活全然応援できます」という風にですね、正直に言ってあげたらいいんではないでしょうかですね。
今日はですね、相談。ああ、もうここまで10分経っちゃったね。
つなかんさん、女性20代。「2人連続で彼氏に振られました」。うん。
「岡田さん、初めまして。かんと申します。私は最近半年付き合っていた彼氏と別れました。まず初めに彼氏から『今は楽しいからいいけど将来が見えない』と言われてしまいました。さらには『つながいてもいなくても俺は何も変わらない』と言われてしまいました。この発言にとてもショックを受け、お互いにより合う人を見つけた方がいいよねと別れることを選択しました。で、本題なのですが、私は2回連続で男性に振られており、その理由が同じなのです。『一緒にいて楽しいが将来が見えない』ですね。男性に対しこのように思わせてしまう原因は何なのでしょうか?岡田さんの見解をいただきたく存じます」ということですね。
山脇先生からのお言葉です。「今まで生きてきた中で女の人に愛想を尽かされて捨てられるという経験しかしたことがないため」。山脇先生ですね。はいはいはい。「恋人に対して別れを切り出したこともなければ、その理由を告げたこともありません。何をどうしたらこんな会話を交わすようなシチュエーションに陥るのかも不明です」ということです。
「というか、あんまりモテない男側の心理として思うところがあるとすれば、男って基本的にプラスマイナス0の彼女と別れるという選択をしない生物だと思うんですよ。会う頻度が減るとか扱いがぞんざいになることはあっても、自分から切るようなことはしない。自分から切る、別れを告げるということは、明らかに付き合いを続けることにマイナスを感じたから以外にない」というですね、山脇先生のですね、推理です。
僕もそう思いますよ。別れる原因ね、多分つなかんさんじゃないんですよ。で、女の人って振られたらですね、振られてか別れたらですね、理由聞きたがるんですけども、女性と違って男性は自分の行動に関してその言語化あんまりしないんですよね。だから、目標がある時は「俺はこうするべきだと思う。なぜならば」っていう風に雄弁に語るんですけども、撤退する時ですね、別れる時とか何かをやめる時の決断した時に「なんで」って聞かれても、あんまりね、言語化できないんですよ。だからそこでですね、言語化したことをあんまり本気で分析してもしょうがないと僕は思うんですけども。
ただですね、お相手の元彼に新しい感情ができただけだと僕は思います。新しい彼女ができた、もしくは彼女候補ができて、つなかんさんに使う時間がもったいなくなったので別れようとしただけだと思うんですよ。だからこれを回避する方法としては、こういう理由で女性を捨てたことがないというタイプの男と付き合う、イコール山脇を彼氏にしろということなんですね。山脇、山脇君今彼女いないんだよね。はい。
ということで、つなかんさん、連絡いただければですね、山脇君を紹介しますのでですね。山脇いくつだっけ?38です。今38でもよければですね。見た目ね、つなかんさんが想像してるよりちょっといいと思いますよ。はい。はい。ということで、山脇君紹介して欲しければ連絡してください。モテないタイプだったら浮気しないと思います。浮気しようにもできないということもないでしょうけどね。まあまあまあ、多分そっちの方にあんまり熱意ないんでしょう。はい、お疲れ様でした。今日の無料動画ここまでです。
お悩みのですね、回答の最後でですね、新しい彼氏が欲しいんだったらですね、カメラ担当の山脇君を紹介するよという風に言ってしまったんですけども、2026年現在ですね、山脇君本人曰くですね、実際に彼女募集してみたらですね、思った以上に大変でもうコリゴリなので、現在一切募集してませんということなんです。なので、この件はなかったことにしてください。
もう1つのですね、推しについての相談だけど、これに答えたのがですね、2023年、3年前なんですよね。で、今になってもですね、ここで答えた考え方の基本的な部分、つまり動画の中で話したですね、自分の中でどんなにプラトニックだったりですね、恋愛感情とは別のもんとして大好きだ、愛してると思っててもですね、傍から見てですね、推しているのはですね、多分他人から見てですよ、割となんかオナニーみたいに見えちゃうっていうですね、そういう話は、僕的にはね、今んところ結論変わってないんですね。世間はものすごく推しを許容するようになったので変わってきたのかもわかんないけど、僕の中であんま見方変わってないです。
ただ、その世間がこの3年何が変わったのかと言うと、推しはですね、表現の手段という風にですね、見られるようになったんですね。で、どういうことかというとですね、私の推しはこの人ですって周囲に対して主張することが大事で、それはもうさりげなくつけてるアクセサリーとかでもいいんですけど、そういう風なもので主張することでですね、多くの人にですね、私はこれが楽しい、これが気持ちがいいっていうのをアピールしてると。
で、相変わらずですね、その推しの表明っていうのをですね、昭和世代のおじさんの僕みたいにですね、はしたないことと感じる人はまだ多いと思いますし、自分の恋人がですね、彼氏彼女がですね、熱心に推し活してるのは嫌だと思う人も多分ね、多いと思うんですけども、でも推し活が自己表現という風に思ってる人の割合がどんどん増えるとですね、もう正直ですね、こういう悩みには手の打ちようがないんですよね。
彼氏としてもですね、自分の彼女がそんな推し活をしてですね、推しの話を一生懸命するの嫌だから、推し活するのはいいんだけどもその話俺に聞かせないでくれっていうのも、もうなんか「そんな彼氏だったら私の方から願い下げよ」という風に言われるようになってしまう。だってその彼女が「推し活の話をして彼氏が嫌がってさ」っていう風に友達に相談したら、多分友達も「そんな男とは別れなよ」という風に言うようになるわけですよね。
いやあ、だからその辺、推し活する人に対してですね、強く出れないのは、僕らオタクもですね、そのいい大人がアニメを見てるなんてさね、気持ち悪いとかっていうの言われるのをですね、気にしないようにスルーしながら、逃げながらですね、徐々に徐々に自分たちがこれを見ていいんだという権利を主張してきたですね、こういう流れがあるからなんですね。
だから、今同じ相談、彼女がなんかこう推しに熱中してるのは許せませんっていうのを、もし今人生相談で寄せられたらですね、もう話し合ってダメそうだったらですね、さっさと別れて新しい彼女作るしかないんじゃないかなっていう、そんな答えになっちゃうんじゃないかな。
もしくはですね、リアルな彼女はそれはそれとして、適当に推しを作った方が。結局彼女にですね、俺以外の推しを作るのやめてくれっていうのは、彼女を唯一無二のものとしてるから。唯一無二っていうのは、本当の彼女っていう意味ではなくてですね、自分の心をですね、預ける唯一のものとしてるからですね。だからそれ以外に推しを作っちゃえばですね、そのリアル彼女もその推しの1つ、推し活の中のリアル部分担当っていうのに過ぎなくなるので、ちょっと気が晴れていいんじゃないのかなという風にですね。そういう風な答えになるんじゃないかなと思います。
さて、今日見てもらったですね、動画の続き、有料回のみになってるんですけど、どんな話してるのかというと、引き続き人生相談です。人から何か頼まれるのを断れないので、いつもめんどくさい仕事をですね、引き受けてしまって後悔してしまうっていうですね、相談。あと、岡田さんの言ってた通りですね、中国という国はめちゃくちゃ重力が強い惑星のようなもの、そういう話をですね、なんか昔したことあるんですね。それ詳しく聞かせてくださいって言われて、なんとかこう話してみたっていう話、相談ですね。
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