古堅純子が自宅の押入れを全出し 次男の荷物を移して55歳で初めて持つ個室を作る

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概要

片付けのプロである古堅純子が、今回は自宅の押入れを公開した。長男の独立をきっかけに家族の部屋割りを見直したが、引っ越しから2週間ほど経っても、古堅の部屋になるはずの部屋の押入れには次男の荷物が入ったままだった。古堅は「隠す収納」の怖さを認め、次男とその大学の友人と一緒に押入れの中身をすべて出して、それぞれの部屋へ振り分けた。片付けの専門家の家でも、隠せる場所があれば物はたまる。この回の中心にあるのはその点である。

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部屋割りの変更と押入れに残された荷物

撮影当日、家には次男の大学の友人が来ていた。二人は古堅が関わるマグカップブランド「GRANDTIES」のTikTokを一緒に制作しており、古堅は自分を同ブランドのアンバサダーだと紹介している。

古堅は次男に、表面上は片付いて見えるこの部屋は本来自分の部屋にするはずだったと話す。それなのに、2週間経っても押入れには次男の物が入ったままだった。家族にはずっと移動するよう言ってきたが、部屋がこれだけ片付いて見えると、困っていないように感じて後回しになる。古堅はそう振り返り、友人がいるこの機会に3人で荷物を出して移動させることにした。

片付けのプロの押入れにも物は積み重なっていた

押入れを開けると、古堅自身の物もかなり積み重なっていた。古堅は「整理収納アドバイザーが見たら怒られちゃう」と言いつつ、自分は扉の中に隠す派だと明かし、自分の物もいったん全部出すことにした。

友人が、ここまで散らかっているとは思わなかったと言うと、古堅は隠すことは大事だと答えた。そのうえで、隠せる場所があるのは怖いことでもあると付け加えた。みんな広い家に住みたがるが、広ければ広いなりに物はたまる。広いほどいくらでも隠せてしまう、という説明である。押入れについては「本当にものすごい穴」と表現した。

中からは、家族のレクリエーション用らしいラケット、次男が探していたプロテインなどが出てきた。物が多いと見えなくなる例として、古堅はこのプロテインを挙げている。古堅自身の物では、以前使っていたモデルのエプロンが出てきた。新しいエプロンに替えてからは封印していたが、エプロンは捨てづらいという。サインを入れて視聴者プレゼントにできないかと考え、取っておくことにした。夫の「ひろ君」との結婚式の写真も見つかり、若いころの姿にみんなで盛り上がった。

「あと30分でご飯の支度をしたいのに」とこぼしながら、古堅は分担を決めた。次男の物は次男の部屋へ、自分の物は自分の場所へ運ぶ。

「枠の中に収める」という原則

出した物を次男の部屋に運び込んだ後、古堅は部屋の写真を撮り、「あなたのお城がこんなことになってしまいました」と現状を見せた。そして、せっかく出したのだから入れる前にきちんと物と向き合うように言った。

古堅が強調したのは、決められた枠の中に収めることである。入りきらない物はなるべく持たないようにする。一部屋を管理できなければ、一軒家に住んだら大変なことになる。古堅はそう伝え、部屋にはまだ使っていない引き出しなどの収納場所があることを示した。そのうえで、自分でアレンジして二人でなんとかするように任せた。

古堅は自分の押入れの掃除に戻ったが、「まなみがいないと困る」とつぶやいた。二人が荷物を持って行ったことで物はかなり減った。忙しくてなかなか手が回らないので今日は本気でやる、とも話している。自分の片付けは時間がかかる、という感想も口にした。

次男と友人の収納作業

次男の部屋では、二人が押入れへの入れ方を相談した。使わない思い出の品は奥に入れる。手前にアウターを掛けると奥の物が出しにくくなる。こうした点を話し合い、押入れは奥から埋めていくことにした。思い出の品の中には兄の物も混ざっていた。古堅は、家族の思い出は押入れでないと入れる場所がないとして、自分のスペースに戻した。

次男が一番困っていたのは小物類の置き場だった。友人が場所は足りそうかと聞くと、次男は「だいぶ怪しい」と答えている。途中で探していた物が見つかり、古堅は片付けるとそういうことも起きると言った。次男は小学4年生ごろから着ている服も持っていた。

作業が進んで床が見えてくると、次男は「だいぶすっきりしてきた」と言った。古堅はすかさず「埋めてるだけ」「埋めるのは簡単」と指摘した。次男は昔から母の仕事を見てきたので知識はある、とも話している。

古堅は次男の服の量にも驚き、何十年も住んでいる人の洋服の量になっていると言った。さらに、次男が去年買ったまま忘れていた食べ物も出てきた。次男はまだ食べられると言い張ったが、古堅は1年以上は持たないと言って取り合わなかった。ほかに、次男が当時大事にしていた遊戯王カードや、アルバイト用のズボンも見つかった。

「入ったからといって片付けは終わっていない」

収納ケースに空きが出てくると、古堅は念を押した。空いたら空いたで何かに使う。それでも要らない物は、きちんと部屋から出す。この部屋を片付け終えるまでが片付けであり、押入れに入ったからといって片付けは終わっていない。大事なのは部屋の方だ、というのが古堅の言い分である。

自分の方も終わっていなかった古堅は、「あっちに負けそう」と言って、これを親子の戦いに見立てた。やがて古堅は自分の側が片付いたことを次男に見せた。床にあった物がすべてなくなった様子を示し、あの大きな押入れにそれだけの物を埋めていたということだと説明した。

次男は後で捨てる物をまとめていた。その中にドン・キホーテの袋があるのを見つけた古堅は、今までありがとうという気持ちで手放すように言った。最終チェックでは、電池残量が5%の機器も出てきたため、向こうで充電するよう指示している。

完成した次男の部屋の講評

17時になった。古堅は17時以降は働かないと決めているが、この日は残業として次男の部屋の仕上がりを確認した。

見た目の景色は整ったが、古堅はいくつか課題を挙げた。一部が盛り上がって見えていること。あまり使わない豚(のぬいぐるみなど)はもっと上に置いてもよかったこと。引き出しが思い出の品の置き場のようになっていることも指摘した。次男自身も、そこはあまり開けていないと認めている。古堅によれば、ここはもともと兄の部屋だった。今後この部屋で作業するなら、日常的に動かす物をそこに入れた方がいい。今のままでは引き出しが「ただの壁」になる。

アウターは大量に掛けられていた。古堅は自分より多いと驚いたが、ほとんどが人からもらった物で、次男が自分で買った物はほぼないという。これだけ詰まっていると出し入れしにくいので、後で考えた方がいいと助言した。バッグも掛けすぎなので、1個くらいがいいとした。使われていないハンガーは古堅が回収することになった。

一方で残してよいとされた物もある。ラグビー芸人のシンヤ(字幕表記は「深夜」)のポスターである。シンヤがR-1の決勝に進む直前、次男は優勝を祈ってそれを飾り、毎朝拝んでいるという。古堅はこれを景色の中にあってもいい物とした。古堅は、自分と暮らす人間の収納がとっ散らかっていたら沽券に関わる、と冗談交じりに言ったうえで、最終的に「合格」を出した。

友人と次男の感想

一人暮らしをしている友人は、とにかく物、特に服が多く、しまうのが大変だったと話した。古堅は、春に長袖を着なくなる時期にもう一度見直すとよいと応じた。

次男は、今回初めて自分のパーソナルなスペースで暮らすようになったと話した。そのうえで、しまえる場所は思っていたより限られていると実感し、自分の物が多いことにも気づいたという。引き出しのように使える場所があることも今日分かったので、これから改善して自分の動線をしっかり作りたいと述べた。古堅はまた抜き打ちチェックをすると告げ、プロジェクトを「大成功」で締めた。

後日の様子と古堅の結び

後日、古堅が次男の部屋を訪ねると、次男はそこで仕事をしていた。古堅は「できる男の部屋」になっていると評し、狭い部屋なのにオフィスのようだと言った。次男も「めちゃくちゃ快適」と答えている。次男が作っているTikTokは、こぼれにくいマグカップを持ってパルクールをする内容で、古堅は「くだらなすぎる」と笑った。

最後に古堅は、長男の独立に伴って部屋の使い方を大きく見直したことを振り返った。55歳にして、結婚後初めて自分の部屋を持てたという。ライフスタイルが変わる時には部屋の使い方を見直してほしい。古堅はそう視聴者に呼びかけて、この回を終えた。