平成の「生きた化石」メイクを令和の立体顔へ:小田切ヒロが同じアイテムで作り直す手順
HIRO BEAUTY CHANNELヘア&メイクアップアーティストの小田切ヒロは、モデルの高木由梨奈に、あえて一昔前のフラットなメイクを施した状態から撮影を始めた。この動画のテーマは、同じアイテムを使ったまま、塗る位置と順番、ぼかし方を変えて「令和の立体感メイク」に作り直すことである。小田切は、パーツを一つずつ崩しながら、どこが古く見える原因なのかを説明していく。
なぜ平成メイクは古く見えるのか
最初の顔を鏡で見た高木は「すごい昔のいいメイクって感じ」と感想を述べた。小田切によれば、平成には自分のためというより男性に好かれることを意識したメイクが流行した時期があり、このメイクはその典型である。いまでは「生きてる化石」と呼ばれることもあるという。
小田切は、当時はこれで良かったと認めている。そのうえで、現在の目で見ると立体感がなく、パーツごとに目立っているだけの「ただの綺麗な人」に見えてしまうと指摘する。後半では、このメイクは正面から見ると可愛いが、横から見ると立体感が伴っておらず、「媚びてる感」が出ると説明している。原因として挙げたのは、骨格に合わせていないチークが顔の中央にポンと置かれていることである。
まず引き算:チーク、白いハイライト、濃い際のアイシャドウ
作り直しは落とす作業から始まる。小田切はまず「とんでもないところについてる」チークを取り、目の下に入っていた白いキラキラのハイライトを「なめくじのよう」と表現して「いりませんよ」と言いながら消した。
上まぶたのアイシャドウも取る。小田切が問題にしたのは、まつげの際から色が濃くなっている点だ。今の時代は際をこれほど濃くしないという。ただし一部は後で活かすために残した。それでもまだ古く見える理由として、小田切は「く」の字の内側(インサイド)にまで色が入っていることを挙げ、その部分を抜いた。ここで小田切は「平成元年から平成5年ぐらいになってきた」と冗談めかして言い、高木は「まだ5年なんだ」と返している。一度に全部を変えるのではなく、一つずつ崩していくのがこの回の進め方である。
ベース:艶を足し、ファンデーションは際まで塗らない
次にカネボウのクリーム イン デイを重ねる。小田切はブライトニングパールが入っているため潤いが出て、温かみのあるピンクっぽい肌になる点を利点に挙げた。高木もこのクリームが好きだと話している。続いてシュウ ウエムラのメイクアップベースを使う。小田切は、欲張ってたくさんつけてはいけないと注意した。
NARSのファンデーションは、しっかり乗せるというより「さささっと」伸ばす。ポイントは顔の端まで乗せないことで、中心部に塗った後、スポンジで端のほうへトントンと広げる。
そこにTFITのコンシーラーを入れる。目の下などにすっと入れただけで、小田切は「立体感全然違いますでしょう」と言う。高木が見て立体的になったことを確かめると、小田切は「しかも抜け感があるでしょ」と付け加えた。
まぶたのくすみは基本的に残す。ただし色の濃いところと血管が透けているところだけは、フィンガーブラシで軽くカバーする。最後にTFITのパウダーでセットし、これをアイシャドウのベースにする。
チークの位置を移す:「可愛い」から「美人印象」へ
チークについて小田切は、さっき中央にポンと置いた位置を「平成から令和にタイムスリップ」させると言う。ブラシに取り、タッピングしながらさっと動かすと、それだけでリフトアップしたように見えると説明した。高木も「ここにあったのが、ここになってる」と位置の違いに気づいている。
小田切によれば、近年のトレンドは「可愛い」ではなく「美人印象」に見えるチークの乗せ方だ。チークを入れる場所はパウダーでセットしていないため、少しずつなじませると生肌感を出しながら綺麗につくという。
高木が「媚びてないのに可愛い」と言うと、小田切は、媚びること自体が絶対に悪いわけではないと答えた。令和の「媚び」は、このチークを入れた後にもう一か所重ねることで作る。日焼けしたような、照れたような雰囲気を出す狙いである。
アイシャドウは「まぶた全体を染める」、締め色は目尻だけ
アイシャドウは最初と同じセザンヌのパレットを使う。平成版では、この色を際から濃くなるグラデーションにし、別の色を際のラインとして使っていた。令和版では同じ色をまぶた全体に乗せる。綺麗なグラデーションを作るのではなく、まぶた全体がふわっと染まった印象にするのが狙いだ。平成版ではアイホールの範囲にきっちり収めていたが、今回はそれを超えて広めに乗せる。
平成版で目尻から目を締めていた濃い色は、目尻だけに入れる。こうすると抜け感を保ちながら目が横に広く見えると小田切は説明する。高木は伏し目にしたときも美しいと反応した。小田切は、どれだけ目がくりっとして丸くても、少しシャープに作ったほうが今年らしい雰囲気になると述べている。
涙袋は黒目の下で止める
小田切がこの回の中心として強調したのが涙袋の作り方である。多くの人が涙袋を作っている現状に触れたうえで、小田切自身は「涙袋こそ抜け感が必要」だと考えているという。
まずコンシーラーを手に少量出し、細いコンシーラーブラシに取る。これを涙袋の始まり、つまり目頭側から途中まで、1本だけすっと入れる。止める位置は黒目の下までである。小田切は、目尻側まで線を延ばすと若すぎる印象になり、しかも古く見えると説明した。高木はこの段階で「自然」と感想を述べている。
入れたままでも技術のある人なら問題ないが、小田切はドーム型のブラシでコンシーラーの終わりの部分を左右にぼかすことを勧める。そうすると、より自然に仕上がるという。
ラメかパールか、涙袋の下に影は入れない
コンシーラーのベースだけでもよいが、小田切はパール感があるほうが立体感が出ると言う。平成版で使ったのはラメの強い色で、小田切は若い人ならそれでも可愛いとしている。一方、大人にはパールを選ぶよう勧めた。違いはラメかパールかという点にある。パールは少量を取り、涙袋の真ん中だけに、入っているかいないか分からない程度に軽くのせる。
涙袋の上下については、先ほどの締め色を下まぶたの際に入れる。ただし全体ではなく、3分の1の範囲だけを締める。こうすると涙袋が少し際立つという。
涙袋の下に影は入れない。高木が「入れたくなりそう」と言うと、小田切は、影を入れてよいのは20代半ばくらいまでで、大学を卒業したらやめたほうがよいという趣旨を話した。仕上がりについて高木は、涙袋はあるが作っている感じはしないと評している。
マスカラと「どの角度から見ても綺麗」な目元
マスカラはエテュセのものを使う。束にするのではなく、すくい上げるようにつける。ここで目元はひとまず令和の仕上がりになった。小田切は、平成版が正面からだけ可愛いのに対して、令和版はどの角度から見ても美しいと対比させた。
ただし小田切は、この時点でもまだ不自然なのは眉とリップだと言う。
眉:パウダーで埋めず、ブラックのペンシルで1本ずつ描く
小田切によれば、平成版の眉が不自然で古く見えるのは、パウダーで全部を埋めて描いているからである。代わりにボビイ ブラウンのアイブロウペンシルのブラックを使う。小田切は、本来ならグレーから焦げ茶がよいと前置きした。今回ブラックを選んだのは、高木がブリーチしていて髪のトーンが明るいため、その明るさを和らげてカムフラージュしたいからだという。
描き方は、毛の隙間を狙って1本ずつ立っているように描くことである。隙間は残し、全部を埋めない。高木はもっと「眉毛」という感じの黒さになると思っていたが、実際には自然だと驚いていた。この段階では完璧にしなくてよい。次にNARSのブローシェイピングジェルで毛を1本ずつ立て、立体感を出す。そうすると、まだらな部分が見えてくる。その部分だけ、もう一度ペンシルで毛を足していく。
小田切は、形はしっかり作りながら隙間を残すことで「3D」な立体感が出ると説明した。高木がブラックは上級者向けの印象があったと言うと、小田切は、最初はグレーか焦げ茶から始めてよいと答えた。それができるようになってからブラックを使えば、より自然に仕上がるという。
リップ:フレームを取らず、縦幅とぼかしで立体にする
口元について小田切は「平成がまだ残ってます」と言う。平成版のリップを落としても、まだ平成の印象が残る。その理由は唇の輪郭がくっきり取られていることだという。使うアイテムは平成版と同じである。M・A・Cのパウダーキス リップスティックのテイケンをベースにし、アディクションのリップペンシル014を合わせ、ディオールのリップ グロウ オイル077を重ねる。平成版ではライナー、口紅、グロスをすべて均一に塗っていた。
令和版では、抜けを出すためにリップペンシルでオーバーリップする。小田切は、唇を縦に3分割した上の3分の1にあたる部分に描き足し、下唇もオーバーリップすると説明した。描きっぱなしでは不自然なので、アイシャドウブラシでぼかし込む。小田切はこのぼかしが必要だと強調している。唇の輪郭を少し縦方向にふっくらさせることが狙いで、昔の「アヒル口」の現代版だと話した。また「人中短縮」は令和に生まれた言葉だとも付け加えている。
口紅は直接、唇の真ん中だけに塗る。その後、外側へポンポンとぼかす。自分でやるときは指でもよいという。口角の輪郭ははっきり描かず、全体をタッピングでなじませると、ふわっとした3Dの質感になると小田切は説明した。グロスもつけるのは真ん中だけで、ベタっと塗るのではなくタッピングでのせる。最後に口角を軽く押さえる。小田切はこの仕上がりを、上品で立体的で比率の美しいリップだと表現した。
口角の「角」をファンデーションで消す
小田切は追加のテクニックとして、ベースで使ったNARSのファンデーションをほんのわずか指に取り、口角をポンポンと叩いて角を消す方法を紹介した。こうすると正面から見たときにまた抜け感が出るという。高木は、ほんの少しのことで変わると驚いていた。
小田切の説明によれば、口角に角があるとエレガントに見え、角を取るとカジュアルになる。ただし今回は唇の縦幅を作っているので、カジュアルになりすぎない。小田切は、このひと手間が今っぽい雰囲気を作ると述べている。
結論:やり方を変えないと、時代が止まる
仕上げに小田切は、立体感とは単に立体があることではないと述べた。軽やかでみずみずしく、今の時代に合っていることが大切だという。どれだけ美しくても時代に合っていなければ老いが浮き彫りになる。小田切はこれをメイクだけでなく人生やビジネスにも当てはめ、どれだけ才能や力があっても時代にマッチしていなければ意味がないと話した。
その後、メイクは一切直さずにヘアスタイルだけを変え、エアリーな髪型にすると印象がさらに変わる様子を見せた。高木は、同じアイテムでこれほど顔が変わるのかと驚き、メイクもヘアも進化していくと感想を述べた。
小田切は最後に、新製品を取り入れれば新しい顔にはなるが、大事なのはそれをどう使うかだと語った。どういう順番で、どの場所に、どういうプロセスで使うかを今のやり方にすれば、同じ人でも昭和、平成、令和とまったく違う顔になるという。そして、ルーティーンを変えずに「私はこう」と決め込んだとき、その人の時代は止まってしまうと締めくくった。
皆さま、こんにちは。ヘア&メイクアップアーティストの小田切ヒロでございます。本日は高木由梨奈ちゃんに来ていただきました。お邪魔します。よろしくお願いします。今日はですね、立体を作るためのスペシャルのテクニックを広める企画ということで。
だってさ、もう近年ではフラットフラットフラットに、こんな感じのメイクをされてる方がまだいらっしゃるということで、ちょっとご自身のお顔をもう1回見ていただいてどうでしょうか? ちょっと待ってくださいね。なんだろう。でもすごい昔のいいメイクって感じですよね。そう、そうなんですよ。平成時代と申しますか、自分自身というよりは人に向けて、男性に好かれるメイクみたいなのが流行った時代があったんですよ。それがこちらになっておりますね。そうよ。ということで、生きた化石なんていうふうに言われておりますけれどもね。本当にビューティの当時なんていうのはこういったメイクアップがすごく流行っていたんですけれども、何十年前ですって話なんですね。
こういったメイクは当時は良かったんですけれども、近年ではやはり立体感がなく、パーツごとに際立ってるだけのただの綺麗な人、そんな感じの雰囲気に見えてしまうというメイクアップになりますので、今日はここから1パーツずつ崩しながら令和メイクに変えていきたいと思います。それではスタート。じゃ、まずはこのとんでもないところについてるチーク、取らせていただいてよろしいでしょうかね。これをカーっと取らせていただいて。
この目の下のなめくじのような、キラキラの白いハイライトね、これいりませんよ。そしてついでなので、上のアイシャドウも取っていくわね。取る理由というのはですね、際の部分から濃くなっちゃってるんですよ。今の時代は際をガッとこんなに濃くしませんのでね。でもちょっと残しとくわね。これ活かしてく。こうするとまだ古いです。なぜかと申しますと、インサイドまで入ってるからなんですね。このくの字のインサイドを抜いていきます。そうするとちょっとだけ平成元年から平成5年ぐらいになってきましたけどもね、いかがでございますでしょうか?
まだ5年なんだ。そうよ。1パーツずつ崩していきますので、じゃあここからね、このクリームをちょっと重ねていきますね。
クリーム イン デイということで。これすごいのよ。大好き。大好きでしょ。この潤いね。今皆さん、ちょっと潤いが出てるの分かります? ブライトニングパールが配合されておりますので、ちょっと温かみが出てピンクっぽくなるっていうのがポイントです。進化させるわよ。そうよ。そこで今日使っていくのがこちら。シュウ ウエムラのメイクアップベース。皆さん欲張っちゃうからね。いっぱいつけちゃいけないんですよ。
そしてNARSのファンデーション。しっかり乗せるというよりはさささっと、お直しの時には際まで乗せないのがポイントです。メインのところに乗せてから、スポンジで際の部分までトントントンといきます。
そしてここでこちら、TFITのコンシーラーを使っていきます。もうこの時点で立体感をつけてくわよ。まずお鼻。そして目の下、ここからすっすと。これだけで立体感全然違いますでしょう。そしてもう1回見て。おお、立体って感じでしょ。しかも抜け感があるでしょ。で、まぶたのくすみは残しております。
残すと言いながらもちょっとカバーをするんですけど、色の濃いとこだけ。あと血管が透けてるとこだけ。軽くフィンガーブラシで。こちらもこの色の濃いとこだけ。これでTFITのパウダーでセッティングしていきます。これで目を閉じて、アイシャドウのベースにしていきます。じゃ、次はチークです。
このチークのさっきのポンとした位置をですね、平成から令和にタイムスリップしますよ。そうよ。こちらのブラシに取ったら、さーっとタッピングしながらさっと動かしていきます。ほら、もう全く違う。ここだけでリフトアップした感じになりますでしょう。近年ではチークが可愛いではなく、美人印象に見えるチークの乗せ方、これがまたトレンドになります。全然違う位置なの見て。あ、ここにあったのが、ここになってる。そうなの。この場所はパウダーセッティングしてませんので、このように少しずつさっと馴染ませていただくと、ちょっと生肌感を演出しながら綺麗についてくれます。
こんな感じで、現代感あるでしょ? 媚びてないのに可愛い。媚びが絶対いけないわけじゃないのよ。令和の媚びは、ここにつけた後に、ここです。ちょっと日焼け風、そして照れちゃった風にしてくんですよ。現代っぽくなってきました。
そしてアイシャドウは、今日これセザンヌを使いましたので、これを使っていきます。先ほどはこちらのカラーを際グラデーションにして、これを際のアイシャドウラインにしたんですけれども、同じ色を使いますね。これは全体に乗せていきます。綺麗なグラデーションというよりは、まぶた全体が美しく綺麗に染まった印象に、このように仕上げていきます。先ほどはアイホールまできっちり乗っていたんですけれども、それを超えた感じにわーっと乗せていきます。正面。すごい。1回見て。ふわっと染まった感じね。おお、ビューティですね。そうなの。いいでしょう。
そして先ほど目尻から目がくっと締まってたやつ、これ。これを目尻だけに入れていきます。目尻だけにこういう感じですっと入れていきます。目尻だけにこんな感じ。そうすると抜け感がありながら目がワイドに見えますよね。すごい、目の幅が。ガっと広がったのに抜け感があるでしょ? すごい美しい。伏し目にした時もめっちゃ美しい。
そうなんですよ。どんなに目がくりくりでお目目が丸かったとしても、ちょっとシャープめに作っていただいた方が今年っぽい雰囲気になります。そしてポイントは涙袋の作り方なんですよ。知りたい。
もう皆さん涙袋作って何千年という感じでございますけれども、私なんてもう涙袋こそ抜け感が必要だと思っております。その涙袋にはやはりコンシーラーベースが必要になりますので、このコンシーラーを手にちょんと出します。これをこの細いコンシーラーブラシに取ります。取っていただきましたら、これを涙袋のスタートのところから途中のところまでにすっと1本だけ入れていきます。これだけ。ちょっと真ん中までなんですよ。この涙袋の線をこっちまで持っていくと、若すぎてしまうのと古く見えます。近年では涙袋は、目頭から黒目のとこまで、ここまでにベースを作っていただくのがポイントです。こういう感じ。おお、自然。自然でしょ。
これ入れっぱなしでもテクニックのある人はいいんですけども、ここからこういったドームブラシで、このコンシーラーの終わりのとこをぼかしていきます。バーっとこっちにぼかします。こちらもバーっとぼかします。そうするとより自然な印象に仕上がってくれます。
もちろんコンシーラーベースだけでもいいんですけれども、やはりパール感があった方がより立体感が出ますので。先ほど使ったのがこちらだったのね。割とこのラメの強めの。これだったの。お若い方はこれでいいのよ、可愛いから。けれども大人はこちら、パールです。こういう感じで。ラメかパールか。これの差になりますので、こちらを少量つけていきます。この真ん中のとこだけにさっさと軽くです。入ってるか入ってないかぐらい。ちょんちょんと取っていただいたら、これも真ん中に入ってるか入ってないかぐらい。これぐらいです。こういう感じにナチュラルに仕上がります。
そして涙袋を入れた上下には、こちらを取ったら、上の際の部分にすっと。大人は全体よりは、この1/3のとこだけ締めていただくとちょうどいいかなと思います。1/3に。こうすると涙袋がちょっと際立ちますよね。そして涙袋の下にはこれを入れないということです。入れたくなりそうだけど。でしょ? 入れていいのは20代半ばくらいまでじゃない? 大学卒業したら、こちらはレッスルの座です。見て。あるけど、なんか作ってるっていう感じではない。そうなんですよ。
ここからマスカラをつけていきます。このエテュセね。これも束感ではなく、こういう感じですくい上げる感じで。もう目元がこれで令和になってきました。令和顔でしょ。令和可愛い。そうなの。これ、どの角度から見ても綺麗。でしょう。そうなんですよ。
これが令和メイクなのね。さっきの平成メイクは正面からだけ可愛いんだけど、横から見るとあらっと。立体感も伴っていない。なんか媚びてる感が出るんですよ。骨格にはめていないチークだから。真ん中だけにポンってあったりとか、目っていう感じになってるから。でもこれはどの角度から見てもすごく美しいでしょう。
でもまだどこか不自然なのは眉毛とリップなんです。これはパウダーで全部埋めてるからなんですよ。パウダーで眉毛を描いてるから、こういうふうに不自然になるんですね。古くなっちゃうの。で、ここからよ。
じゃ、このボビイ ブラウンのブラックを使っていきます。ブラック。できたらグレーから焦げ茶がいいんですけれども、今日は大胆に行かせていただきますね。ブラックでいきます。なぜならば今ブリーチをしていて結構ハイトーンなので、このハイトーンをちょっと和らげたいので、ブラックでカムフラージュしたいと思います。さすりながら、ないところはさすりながら、1本1本、この隙間を狙いながらこういう感じで、1本1本立ってるような感じで描いていきます。隙間があるんだけど全部埋めない。これがポイントです。
ブラックを使ったけれども、すごく素敵な印象になってますよね。見て。え、ブラック、これ? そうよ。真っ黒。え、もっと眉毛って感じになるかと思ったら全然。え、結構黒い。さすりながらつけてるから、1本1本。あ、自然。自然でしょ。そうなの。
ないところも1本1本増毛するような感じで描いていきます。これは完璧にしなくていいんですね。ここから眉毛の立体感をつけていくので、立体感をつけた後に足りないとこをまた追加していきます。ここからこちら、アイブロウフィクサーを使っていきます。これNARSのやつですよ。これを使って1本1本、このように立体的に立てていきます。そうするとまだまだらな部分が出てきますよね。その部分はもう1度アイブロウペンシルを使って増毛していきます。こういう感じで足りないところをもうちょっとだけ増毛すると、見てください。自然な生きた立体的な眉になりますよね。
うわあ、素敵。しっかりと形も作ってるけれども、しっかり隙間を残しながらという3Dな立体感が出てるということ。これがポイントになりますので、1本1本ペンシルで、できたらブラックを使いこなすとすごく自然にいきます。ブラックなんだ。すごい上級者ってイメージだったけど。そうなの。初めはグレーからやってもいいと思う。グレーか焦げ茶で。それができるようになったらブラックでやった方がより自然に仕上がります。すっごい綺麗。
で、次はお口元でございます。あら、突然。ちょっとここに平成がまだ残ってます。だいぶ平成感出ております。こちらオフさせていただきますね。オフしてもまだ平成なんですよ。なぜならば、リップフレームがくっきりとしっかりと取られてるからですね。じゃ、ここからです。今日使わせていただいたリップというのがですね、こちらM・A・Cのパウダーキス、テイケンという、このカラーをベースにして、アディクションのこちらの014というカラーのリップペンシル、これを使って、そしてこの上にディオールのこちらのグロスの077番、こちらを上から重ねた感じです。同じものを使っていきます。
さっきはフルでリップライナーも全部、リップスティックも全体的に均一で、グロスも均一に乗せてきたんですよ。これをちょっと抜けをもたらせるために、リップライナーから、唇を縦3分割に割った1/3の上の部分にオーバーリップしていきます。そして下唇もオーバーリップで。オーバーリップしっぱなしだと不自然な印象に見えますので、ここからアイシャドウブラシでちょっとぼかしていきます。このぼかし込みが必要なんですよ。こういう感じでぼかし込んで、リップのフレームの形を少し縦長にプルンとした。昔で言うアヒル口の現代版です。人中短縮なんていうのは、もう令和に始まったワードなんですね。
これをここで少しだけ追加するんですね。そしてここからこれを直接真ん中だけ、真ん中だけにバーっと塗っていきます。この塗ったものを外側にポンポンポンと。ご自身でやる時は指でもオッケーです。こういう感じでトントントンと外側にぼかしていきます。この口角の部分のフレームはしっかり取らないのがポイントで、全体的にタッピング。そうするとふわっと3Dな感じになったでしょう。そしてこちらのリップグロスです。取っていただいたらつけるのは、これまた真ん中だけです。しかもベタっとつけるんじゃなく、タッピングしながらつけます。そして指を使って、この口角のところを軽く押さえます。軽く押さえます。そうするとすごくお上品で立体的で、比率のとても美しいリップになりましたよね。全然違う。全然違うでしょう。本当にそうなんですよ。
そしてちょっとしたテクニックを追加するならば、ここでやっていただきたいのが、先ほどのこちらのファンデーションありますよね。これをちょっとだけ、本当にこんなちょっとだけ取っていただいて、指に取っていただいたら、口を開けたらこの口角のところをポンポンポンと。この口角の角をポンポンポンで取ります。取っていただくと、正面からまた抜け感が出るんですね。へえ。すっごいちょっとのことなのに。口角の角があるとエレガントに見えるのね。で、口角の角を取るとカジュアルになるんですよ。そうなんですけれども、カジュアルと言っても唇の縦幅を作っておりますので、カジュアルすぎないっていうのがポイントになります。でもこのひと手間が今っぽい雰囲気になりますので、令和になるんですよ。令和ですね。そうなの。同じメイク、同じアイテムを使ってるのに、これだけ全く違った、タイムスリップしたかのようなメイクになっていきました。
今時メイク、立体感と言ってもただ立体があるだけではなくって、より軽やかでありながらみずみずしく、そしてこの時代に合ってるかどうか、これがとても大切です。どれだけ美しかったとしても、時代に合わないということは老いが浮き彫りになりますので。これはメイクアップだけではなく、人生も全てなんですね。ビジネスもそうなんです。どれだけ才能があっても、どれだけ力があったとしても、時代にマッチしてなかったら意味がないんですよ。なるほど。じゃあこれで、ヘアスタイルを変えた瞬間にまたガラっと変わりますので、チェンジしたいと思います。はい、お願いします。
はい、ということでヘアスタイルをチェンジしてきましたけれども。ありがとうございます。本当にメイクは一切手直ししていなくて、ヘアスタイルをチェンジしただけなんですけれども、本当に軽やかでありながら、ヘアスタイルがふわっとエアリーで、変身になりますとすごくちょっと容易な雰囲気にも見えます。どうでしょうか? やっぱメイクって進化しますね。ヘアも大事だし、全然違う。同じアイテムでこんなに顔が変わるんだっていう。そうなの。日々研究ですね。もちろん新製品を取り入れることによって新しい顔にもなるんだけれども、でもそれをどう使うかなんですね。
どういう心意気で使うかもとても大切なんですけれども、その手前として、どういう順番だったりとか、どの場所で、といったプロセスのやり方を今っぽくしていただきますと、昭和、平成、令和とまた違った顔になりますので。そのルーティーンだったりとかやり方を変えないで、私はこうって決め込んだその時に時代が止まってしまうということなんですよ。本当にこのやり方を変えていただくだけで、トレンドの令和の雰囲気になりますので、是非皆様もこの立体メイク令和バージョンということで、取り入れていただけたら嬉しいです。
今日の動画がいいと思ってくださった方は、高評価ボタン、チャンネル登録をしていただきまして、下にコメントをいっぱいいただけたら嬉しいです。それでは次回の動画でお会いしましょう。またね。バイバイ。
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