永野と成田悠輔、目黒の老舗理髪店で「黙る」――悪態から始まったロケが静かな体験になるまで
PLAYERS公式番組『夜明け前のPLAYERS』に、永野が番組初の「おかわりゲスト」として再登場した回である。今回はスタジオを出て、真夏の目黒を成田悠輔と歩く。台本が用意したテーマは「日陰の2人が日陰の店を訪ねる」で、行き先は客が減りつつある理髪店だった。店に着くまで2人は街や人への悪口を言い続けるが、店主の施術を受けるうちにほとんど言葉を発しなくなる。その変化と、店主が語る床屋の仕事観が、この回の中心になっている。
ロケが苦手な理由:永野のトラウマ
冒頭で永野は、ロケの仕事はするがあまり得意ではないと話す。理由はトラウマで、ある家庭を訪ねるロケの体験だという。永野によれば、そこは不潔な台所で、チャーハンを食べさせられた後に「麦茶を飲んでいきなさい」と言われた。出てきたのは、開封済みの2リットルのペットボトルのコーラに麦茶を入れたものだった。永野はそのとき「こういうものを飲むために東京に来たんじゃない」と思い、それ以来、清潔な一般人以外とは関わらないと決めたと語る。
永野は、自分が一般の人を平気で「一般人」と呼んでしまうことも認める。ロケでタレントやモデルが「汚いけど美味しい」店で食べている場面については、あれは嘘だと断言する。永野に言わせれば、芸能界は一般の人が嫌で芸能界を目指した人間の集まりなので、もともと一般の人と触れ合いたくないのだという。
猛暑のロケと、作家が書いた「日陰の存在」
撮影は午後2時ごろ、炎天下の目黒で行われた。永野は、どちらが熱中症になってニュースになるかをスタッフが待っているのではないか、最悪の時間帯にぴったり合わせてきたのは悪意しか感じない、と冗談めかして文句を言う。
成田は台本を「棒読み用に」受け取って読み上げる。内容は「世間はパリオリンピックで無駄に盛り上がっている」「全人類が見守る中、僕たちは誰の注目も浴びていない日陰の存在を訪ねたい」といったものだった。永野は、撮影に協力してくれる店を「日陰の存在」と書く作家はひどいと突っ込む。
オリンピックについて聞かれた成田は、初めから自分の中では終わっていると答える。永野も、悔しいが自分もオリンピックに興味がないと話す。そう言うとわざと逆張りしていると思われるが、本当にスポーツに関心がないのだという。永野はスポーツを経てこなかったからこそ今の自分ができあがったと考えている。だから、憂鬱な雰囲気を出しているタレントが実は3年間スポーツをしていたと聞くとがっかりする。永野自身は筋金入りの帰宅部で、授業が終わってもなぜ学校に残るのか理解できなかったという。オリンピックが素晴らしいことは認めつつ、自分には考えることがあって人を応援している時間がない、とも話した。
目黒という街への悪態
歩きながら2人は街の人々にも毒づく。永野は、この辺りには麦わら帽子やキャップをかぶった「多様性女子」のような、育ちの良さを纏って歩く人が多いと言う。目黒は恵比寿や代官山ほどではないが山手線の駅なので、住む人にはそれなりの主張がある、というのが2人の見立てである。
永野は、目黒の人と他の街の人が同等の顔で歩いているのが少し腹立たしいと話す。さらに、この辺りの人は芸能人に反応しないことにプライドを持っていて、それしかアイデンティティがないとまで言う。成田もすごい人で、自分も「あまり痛くないけどすごい人」だから、同等の顔で「こんにちは」とされると頭にくる、と冗談を続ける。実際に道行く人を指さしても無視され、2人は「無視されましたね」と笑った。
ヘアーサロン石岡の外観と「ブレている」店
訪れたのは「ヘアーサロン石岡」。台本には、美容院全盛の時代に減った理髪店を「絶滅する前に」訪ねるとあり、2人はまたその言い方のひどさに反応する。成田は、そもそも理髪店と美容院の違いがよくわからないと話す。
入り口の看板は読み方がすぐにはわからない書体で、永野は一見さんお断りの雰囲気があると言う。一方で「お気軽にご利用ください」とも書かれている。永野は、店の人に会ってしまうと情が移って悪く言えなくなるので、ディスるなら今のうちだと言う。外観にはこだわりを感じる一方で「輝けパリオリンピック」の掲示もある。永野はそこを「我々の敵」「凡人感」と評してがっかりしてみせる。目黒競馬場や野球にまつわる掲示もあり、2人は、どちらに振りたいのかブレている、10代のように揺れている店かもしれないと話しながら店内に入った。
客からの贈り物が語る店の歴史
店主の石岡さんに迎えられると、2人はまず店内の飾りに驚く。目を引いたのは、石岡さんがゴルバチョフ元ソ連大統領(ゴルビー)と写った写真だった。「都会の親父がなんでゴルビーなんだ」とよく言われるそうだが、この仕事ではいろいろな人と知り合いになれ、きっかけを作ってくれた人がいたのだという。撮影は2009年、ANAインターコンチネンタルホテルの35階のオフィスだったと石岡さんは説明する。永野は「スパイとかじゃないですか」と冗談を言う。
石岡さんによれば、店内の品はどれも自分が欲しくて買ったものではなく、客からのプレゼントで、一つひとつに物語がある。外観で2人が「ブレている」と感じた統一感のなさも、客との人脈の広さから来ていたわけだ。ボクシングのグローブは西城正三氏から贈られたもので、「V13」と書かれたものは具志堅用高氏のものだという。隣には、西城氏が育てた全日本フライ級チャンピオンのグローブもあり、この人も店の客だった。西城氏とは古い友人だったと石岡さんは話す。
店のつくりも独特で、普通は前にある洗髪用の流しが別の位置にある。石岡さんは、前に流しがあるのは嫌だと思ってそうしたと説明した。
床屋と美容院は何が違うのか
成田が改めて理髪店と美容院の違いを尋ねると、石岡さんは、理髪店は客が来たら顔まできちんと整える、と答える。白い泡(シャボン)をつけて顔を剃るあの工程である。
では、なぜ大人になると床屋に行かなくなるのか。石岡さんは、感覚的に床屋は古臭く、美容院は新しいと思われて、ある程度の年代からそちらへ移るのだろうと話す。子どもの頃は父親と一緒に来たり、母親が「うちの息子を頼みます」と連れてきたりする。女の子も来ていたが、年齢が上がると離れていく。永野は「そこは毒されてましたね、我々も」と認める。いつ美容院に切り替えたかという話題では、18歳で東京に出てきた前後という答えが出て、「普通の人だった」と突っ込みが入る。成田は、自分はおしゃれなので生まれた時から美容院だと冗談で返した。
顔剃りとフェイシャルマッサージ
永野は、顔剃りを何十年もしていないので受けてみたいと申し出る。フェイシャルマッサージの経験を聞かれた成田は、アメリカで中国系のマッサージ店に行ったら足で踏むマッサージで、顔を踏まれたことがあると話し、「すごく興奮した記憶がある」と笑わせる。
そこで永野は顔剃り、成田はフェイシャルマッサージを受けることになった。この店では、客にリラックスしてもらうため靴を脱いで椅子に上がってもらう。永野は、この時点で美容院の空気と違うと感じる。美容院では、スタッフがおしゃれ感を出してくるので、よく思われなければという緊張があるのだという。
シャボンを塗られた永野は「何年ぶりだこれ」「めちゃくちゃ気持ちいい」と声を上げる。石岡さんによれば、あまりの気持ちよさに寝てしまい、自分のいびきに驚いて目を覚ます客もいる。使っているのは現代のカミソリで、永野は剃られているというより滑らかに撫でられている感覚だと表現した。
一言も実況しない成田と、永野の自己反省
一方の成田は、施術中にほとんど何も言わない。永野は、バラエティのレポートコメント文化に抵抗しているのか、一言もレポしない人は初めてのジャンルだと突っ込む。批評家として誰よりテレビに出ているのに一言も言わない、自己主張とタレント性をメガネだけに込めているのに今はそのメガネさえ外している、ただおっさんが無言でマッサージを受けているだけだ、と畳みかける。成田は、マッサージの音をポッドキャストで流せば催眠音として癒されるかもしれないと返すだけだった。
ここで永野は自分の側を振り返る。この番組で本音や真実を目指そうと言い出したのは自分なのに、「うわー」と言ったり、成田をいじるふりをして生かそうとしたり、普通のいいコメントをしている自分こそが偽物ではないか、と。そう言って永野は「黙っていいですか」と宣言し、2人は「仲良く黙りましょう」と沈黙に入った。
無言の施術と、予想を裏切る丁寧さ
沈黙の中、石岡さんはこのやり方を「もう少しで50年」続けてきたと話し、蒸気を当てていく。しばらくして永野は、本当に気持ちいい、もっと軽いものだと思っていたと沈黙を破る。普通なら喋るところだが、成田が隣にいるとこんなにやりにくいのかとも漏らす。
永野は床屋に対して、もっと粗野なイメージを勝手に持っていたが、実際はこちらのほうが細やかで、客へのケアが丁寧だと話す。石岡さんは、この店の売りは丁寧さだと答えた。施術後に自分の肌を触った永野は「化粧品のCMみたい」と驚き、「これはマジで体験してほしい」と繰り返す。美容院よりやっぱりこっちだ、床屋最強だと言う永野に、石岡さんは「のはずなんだけどね」と応じた。
客が減る床屋と、観光客向けという提案
予約を取るのは大変ではないかと永野が聞くと、石岡さんは、大変なのはむしろ客に来てもらうことで、それだけ暇なのだと答える。床屋に来る人は減っていて、フェードのように部分的に剃る髪型の流行で多少は変わってきているものの、状況は厳しいという。
永野は「我々で床屋の復権をやりましょう」と言い、成田は観光客向けならいけるのではないかと提案する。こういうスタイルの理髪店がない国は多いはずなので、旅行パックの一部にすればよいという案である。石岡さんも、外国人客から自分の国にはこんな面白いところはないと言われると話し、そういう発想には気づかなかったが面白いかもしれないと応じた。
施術は続き、蒸気で毛穴を広げて汚れを取る工程に入る。永野は、今年に入ってから耐える時間が多く顔の筋肉がずっと緊張していたと話し、その緊張がほぐれていく様子を見せた。いつもは人の悪口ばかりで悪いところしか見えないと言う永野に、石岡さんは「人の悪口を言える人はやっぱり善人なんです」と返し、永野は「名言が出た」と受け止めた。
石岡さんに「いつもこんなに大人しいんですか」と聞かれた成田は、いつもはこれより100倍くらい大人しいと答える。2人は、ナレーションもなく時々「ああ」と聞こえるだけの無言ロケは新しいのではないか、と話した。施術を終えた永野は、来た時と全然違う、テレビに出てこんなに静かだったのは初めてだと振り返る。
手作りの靴べらと、ごちゃごちゃした店内
帰り際、石岡さんは自作の竹の靴べらを差し出す。年を取るとしゃがむのが大変になるので作ったもので、何種類もあり、海外の客にもプレゼントして喜ばれているという。ペーパーナイフも自分で作ってみたそうだ。
2人は、店内のバランスの取れていない感じがかえって落ち着くと話す。石岡さんによれば、外国人客はひとつひとつのコーナーを面白がるが、日本人は最初「ごちゃごちゃしていてなんだこれは」と思うという。永野は、これで観光客からぼったくればいいのにそうしない、奉仕しようと考えているところがいいと評した。
マウントを取らない接客
ここで永野はカメラに向かい、美容院業界は奉仕の気持ちが足りないのではないかと訴える。美容院のスタッフはなぜかため口で話してくる、というのが永野の不満である。成田も、店員がフランクな店には行かなくなると話す。永野は、腕に自信のある美容師ほど上から来るのがセオリーになっていると付け加えた。
石岡さんは、自分は「俺はうまいんだぞ」と自分から言える人間ではないと話す。美容院の場合は「私はうまいのよ」という感じで来るが、そういう図式でやらないと勝てない世界なのかもしれない、とも述べた。永野は、マウントを取らず競争しない姿勢にほっとする、日本人の良心がここにあった気がすると応じる。石岡さんは、父親から「騙されてもいいから騙すな」と教えられ、人によってはバカだと言われるが、その気持ちが自分の根っこにあると語った。
悪口の反省と、前回発言の余波
最後に永野は、店に来るまで2人でずいぶん悪口を言ったことを謝る。外に出ると悪口を求められているような気がして、変な癖がついている、自分たちこそ「マウント疲れ」「マウント病」なのだと話す。そのうえで、今日の体験で「少し人類が好きになった」と礼を述べた。
店を出た後、マスクをしていたのにしっかり握手していたことを振り返りつつ、永野は前回の出演で「芸能界は猿」と言ってかなり怒られたことを明かす。悪態を求められる立場への違和感を口にしたこの回は、それでもまた言いすぎたら二度とテレビに出られない、という冗談で締めくくられた。
行きましょうか。行きましょうか。何ですか成田さん、何の会なんですか。ありがとうございます、また。いえいえ、こちらこそ。もう番組初のおかわり、おかわりゲスト。ロケとかやりますか?
ロケはやりますけど、なんか、まあやるにはあるんですけど、あんまり得意な…なんか僕トラウマがあるんすよ。ある家庭にいきなり行って、今はっきり言いますけど、不潔な台所だったんですよ。そこでチャーハンを食べた後、食べさせられた後、ウーロ…麦茶だ、麦茶飲んでいきなさいって言われて、その人の家庭のコーラ、ペットボトルのコーラ2L開けた状態に麦茶を入れたのを飲まされてから、俺こういうもの飲むため東京来たんじゃねえって思って。そっから清潔な一般人以外とは絡まねえって思って。
そういうの行けるタイプ?そんな人の汚い家で。人の汚い家でうんこ色の飲み物飲むために生まれてきたわけじゃない。生まれてきたわけじゃないですよ、僕は。そこら辺ちょっと絶妙なプライド感ありますよね。僕はあります。僕あれあるんですよ、僕、一般の人に一般人って言っちゃうんすよ平気で。すいません。なんか今そこら辺、永野さんの線引きが謎ですよね。そうです。
あとロケとかで、モデルとかが汚いけど美味しいみたいな店で食べてるじゃないですか。絶対嘘だと思って。嘘ですからね。嘘です、嘘ですからね、あれね。だから一般の人が嫌で芸能界目指したやつの集まりなんで、触れ合いたくないんですよ。
クソ暑い、クソ暑い、クソ暑い。俺オリンピックやってますよ、今。どっちが熱中症になってちゃんとYahoo!ニュースになるか、スタッフの方が待ってるらしい。しかも今2時とかですからね。最悪の時間帯にピンポイントで来てるんで、悪意しか感じないです。感じないっすね。
ここ行け、行けよ、ここ。誘導されて。全く入る気ないっていう。いやいやいや、そんな。輪島塗、輪島塗なんすか、こちらは。こちらは何物なんでしょうか。じゃあ台本、ちょっと棒読み用にいただいて。台本本当に知らないの?あ、自前。ああ、すいません。
えっと、棒読みしますと、今炎天下の目黒の道端にいます。熱中症日和ですね、びっくりマーク。ひどいですね。世間はパリオリンピックで無駄に盛り上がっています。いや、これ作家の気持ちですよね。それを成田さんに言わせる感じが。いつ選手が熱中症になるか、全人類が見守る中、僕たちは誰の注目も浴びていない日陰の存在を訪ねたいと。ひでえ話だよ。ロケしたんだろ、ここに。誰が書いてんだ。
ひどいすよ。貸してくれる、来ていいっつってんのに、頭下げたところ日陰の存在って書いてんですよ、作家が。しかもなんか、日陰の2人が日陰のお店を訪ねますとかって書いてありますから。どうなんですか成田さん、オリンピックとか。今パリの、もう放送の時は終わってますけど。まあ初めから僕の中で終わってます。
これがね、悔しいかな僕もオリンピック興味がないんすよ。それで、これ言うじゃないですか。言うと、またもうそうやってわざと逆のこと言ってって言うんだけど、本当に興味がないんだ、スポーツ。マジでなさそうっすよね。ないすよ。スポーツを経てないからこそ自分が出来上がったんで。だからタレントとかで、僕は悲しいですみたいな雰囲気出す人が、スポーツ3年間やってたって聞くとがっかりするんですよね。お前なんかスポーツやってたのに憂鬱な顔できんだ、みたいな。
俺別にゴリゴリの帰宅部だったんですよ。信じられなくて、なんか終わったら帰りたくないすか、学校から。なんで残ってやるんすか。暇だからじゃない?暇だからです。俺もだから、オリンピックもちろん素晴らしいんですけど、素晴らしいと思うんですけど、考えることがやっぱあるんすよ。なんか人応援してる時間がないんすよ、なんか人生で。
結構やっぱ育ちというか、麻をまとってる系の人多いすね、この辺。なんて言うの、麻、アート、麦わら帽子、キャップ系ですね。多様性系、多様性女子みたいなのが。やっぱ目黒とか、そういうところですからね。目黒なんて結構、恵比寿でも代官山でもないけど山手線だから、なんて言うの、軽くは出れないですよね、目黒って。外にはなんか主張があるじゃないですか、一般の人も。
なんて言うの、これね、一応自分も来たら「ああ」とか言われたいのはどっかある。だけど目黒の人とチャー通りの人って同等の顔で歩いてんのがちょっとむかつきますよね。分かります。なんか人類として同じクラスではやっぱないじゃないですか。なんかここら辺の人は芸能人とかに反応しないことにプライド持ってますからね。そうです。それしかアイデンティティがない連中が、なんか麻をまとって歩いてません?絶対違うじゃないですか。
我々は清潔なフリしてて、成田さんもすごい人、僕も僕であんま痛くないけどすごい人なんですよ。やっぱ本当にすごいですよ、僕の考え方とか。本当語り明かしたら驚きの連続だと思うんですよ、僕と喋ってみると。それが同等にたまに「こんにちは」ってされるとちょっと頭にきますよね。なんでだ、同等じゃないぞ。同等じゃないの、俺たちは。
あ、すげえ指さしても無視される。無視されましたね。ということでちょっと、上のでは、入りますか。今日行くべきは、美容院全盛の時代に減った理髪店。ああ、その差があんまわかんなくて、理髪店と美容院。絶滅する前に…ひどい言い方ね。敬意を持って訪ねたいと思います。行きますか。
ということで。大丈夫?ここでもう入り口からすごいっすよ。すごいすね。もうこの読み方が分からない感じですね。ちょっと言ってみて。ヘアーサロン石岡。なんか一見様お断りな雰囲気ありません?簡単には入れないみたいな。だけど「お気軽にご利用ください」。難しいですね。難しいですね、この感じ。懐かしいすね。懐かしい。
これどうですか成田さん。あんまちょっと、もう出会っちゃったら人だから、気持ちが入っちゃって悪く言えないから、今の段階なんですよ、ディスるの。俺意外と、だから喋っちゃうと何も言えなくなるんですよ。だから成田さん今言いますけど、こういうのって麻感ありません?麻感ある割にこれ、もう「輝けパリオリンピック」ですから。あそこちょっと我々の敵ですよね。ちょっと凡人感も出て。凡人、普通のやつなんすね。なんかちょっとがっかり。
ほら、目黒競馬場。結構野球とかも好き。どっちに行きたいのか際どいところですね。ブレてますよね。これ行ってみます?外のその辺りでブレてるティーンエージャー感がある店なのかもしれないですね。そうですね。行ってみましょうか。どっちなんだって意味で。
おはようございます。いらっしゃい。お邪魔します。涼しいでした。すいません、お邪魔します。ありがとうございます。すごい雰囲気ある。ちょっと外で散々悪口を言って。でももう会っちゃったら悪口も言えないね。悪口の材料あるだけ良かったんじゃない。いや、ありがとうございます。しかもこれ、もう入ってきた時点で汗だくの2人。迷惑、もう典型的な迷惑な客ですね。
お名前は?石岡。石岡さん、よろしくお願いします。よろしくお願いします。すごいな石岡さん、あのゴルバ…え、どういうこと?ゴルバ…なんでちょっとした…ちょっとしたね、やっぱこういう仕事してるといろんな方と知り合いになれるでしょ。まさかね、都会の親父がなんでゴルビーさんなんだよってよく言われるんだけども、それでやっぱりきっかけを作った人がいるわけ。それで2009年に。2009年。どこですか、あれ。これはね、あのANAインターコンチネンタルの35階のオフィスです。
え、何者なんすか。スパイとかじゃないですか?あ、私?いや、夏みかんの酸っぱいじゃない。座布団でもない、皿でもない。うわ、見て。マジで意味がわかんない。だからね、これ全部お客さんとの繋がりがある、1つ1つ物語があるんです。私がこれ欲しくて買ったわけじゃなくて、お客さんからのプレゼントだから。ブレてるんですね。ブレてるというか、それだけいろんな人脈があると。
そうそう。だってボクシングのグローブとか。あれ西城さんって知ってます?西城正三さん、あの方から頂いたので。V13ってのは具志堅さん。へえ、すごい。それで隣が田村さんって、あの西城さんが育てた全日本フライ級のチャンピオン。お客さんだったってこと?そうそうそう。へえ。西城さんとはもう古い友達でしたからね。
だいぶ年季入った…入ってますよ。だってこの形もすごくないですか。なんか懐かしくないすか。普通はここに前流しあるけども、そういうの嫌だなと思って、流しはこっち。こっちなんですね。僕、美容院と理髪店のはっきりとした差っていうのが分かんない。どういう差があるってことなんですか。理髪店はまあ、例えばお客さん見えたら顔までちゃんときちんと揃えるというの。
そっか、学生というか子供の頃はやってもらってたってこと、理髪店だったってことですね。あの白い泡つけてる。そうそうそう、シャボンつけて。あれなんで行かなくなるんですかね、大人になると。いやいや、やっぱ感覚的に古臭いと。じゃあ美容院だとなんか感覚的に新しいんじゃないかなと。それである程度年代からそっち。なんとなくちょっとそこは毒されてましたね、我々も。美容院行かれてますか。
あんなに大衆っていうのを恨む芸で今お馴染みなんですけど、そこは一緒でした。ある程度の年齢に行くと。いつ頃美容院にスイッチされたんですか。いつ頃でしょうね。やっぱりまあ18歳で東京出てきて、その前後じゃないですか。それまでは理髪店というか。子供の頃はお父さんと一緒に、そうですよね。お母さんが「じゃあうちの息子頼みますね」っていうような感じで。女の子もやはり来てた。ある程度の年代になるとこうなっていって。
うわ、普通の人だった。成田さんどう?いつまでも理髪店でしょ。僕はおしゃれなんで。でも生まれた時から?生まれた時から美容院。うっすら白い思い出言ってた。普通の人じゃねえかよ。
僕したいですね、あのマッサージ、顔剃り。何十年もしてないんで、ちょっと興味というか。こちらの人はフェイシャルマッサージやったことあります?フェイシャルマッサージないですね。いや、床屋でなかなかそこまでやるのってのは珍しいっていえば珍しい。剃るのはありますけど、フェイシャルマッサージも。そうそう。
ちょっとこれ、僕アメリカで中国系マッサージに行ったら、足で踏むマッサージだったんですよ。顔踏まれたことはある。そういうお店じゃなくてですか?なんかのプレイなのかな。すごい興奮した記憶、興奮したことがある。フェイシャルマッサージあんまりないすね。もしあれだったら中国式で踏んでます?いやいや、大丈夫です。中国式はやったことない。もうほとんど進んだ方なんで、おそらく今まではやったことないと思います。
じゃあちょっとやりましょう、成田さん。じゃあ顔剃る方、こっちでもいいし。いいですか。私、じゃあ顔剃りましょうか。じゃあお願いします。うちはね、お客さんにリラックスしてもらうためにね、脱いでそこに上がって。ありがとうございます。すごい、これ。今までおそらくないと思います。初めてのおつかいみたいになって。この姿勢ってなかなか情けないすね。
いや、せめてね、うちに見えたお客さんにはやっぱり少しでもいいから、靴を脱いで、それでリラックスをしてもらいたい。なんかもうこの時点で美容院の空気感と違う。リラックスできる。美容院では緊張してるんですか。美容院は悪く言いたくないけど、ちょっと緊張感あるんすよ。なんか良く思われなきゃみたいな。誰に良く思われたい?その美容院の人は、おしゃれ感すごい出してくるから。
これこういう…うわあ。成田さんフェイシャルマッサージですか。そう、向こうの…ちょっとあの人ね、本当ああ見えて繊細ちゃんだから、心が疲れてるから。ほぐしていただけ…ほぐしていただいて、そこは。いや、すごいな。
さっき言ってたこれ、シャボンです。来た。うわ、何年ぶりだこれ。いいよ。これめちゃくちゃ気持ちいいですよ。この感覚何十年ぶりだこれ。ごめんなさい。成田さんもやられてますか。もう眠ってますんで、そっちでやっといてください。うわあ。
これがまた気持ちがいいと思います。ああ、これね、これ独特ですからね。気持ちいい、これ。本当に寝ちゃう、これ気持ちよくて。だからいびきかいて、自分のいびきでびっくりして目覚める人いるんで。いますよね。そうそうそう。匂いもいいですね。この石鹸がね。うわ、うわ、これは…この時点で気持ちいいんだけど。
謎の蛇に憑かれてるみたい。体験したい、それ。これは今使ってる剃刀は現代の剃刀。こういうのもある。え、海馬式でね。そうなんですか。なんかこう滑らかに撫でられてるような。そう、そんな感じ。剃刀って感じじゃないですね。
こういうのはやられた人じゃないと独特の感触がわからない。すごいですね。うわあ、気持ちいい。
成田さん1つも実況しないです。そんな人います?俺独り言みたいになって、さっきは。バラエティのレポコメント文化に抵抗していく、一言もレポしないと。初めてのジャンルですよね、あなたね。批評しながら誰より出てんすよ、テレビ。あの人それで一言も言わないってな。あんな人いないっすよ。トダゼロを目指して頑張ります。
眼鏡だけに込めてんすよ、自己主張とタレント性。しかも今そのメガネさえ取ってますから、もう何もない、何者でもない男ですよね。ただおっさんが無言でマッサージ受けてるっていう。そうなんですよ。でもこのマッサージ受けてる音とかをポッドキャストとかで流したら。ああ、なるほど。催眠音としてちょっと売れそうですね。癒されるやつですよね。
成田さんって初ですね、本当に。俺今までそういう感じの仕事の人っても多少は喋ってましたよ。もう諦めてます。諦め。これコロナ以降が産んだタレントですよね。こんなやついなかったですよ、平成。喋んないで不服そうな顔して金もらってんですよね。でもやっぱ無言レポってダメなんすか。もうもち肌なる。
いやいや、でも僕思ったんですよ。さっきから成田さんのこと突っ込みつつも、俺がヤモなんじゃないかって。この番組って真実を目指したいって僕がけしかけといて、僕こそがやってることが…というか、俺黙っていいですか、成田さん。いやさ、結構普通ないいコメントされてるな。そう、うわーとか言ったりしてる自分が。すごい気持ちいい、みたいな。気持ちいいとか。あとなんか成田さんをいじるふりして、成田さんも生かしてやってみたいな。なんか俺本当良くないなと思って、黙りました、今から。じゃあ仲良く黙りましょう。
こういうやり方をもう少しで約50年やってね。
当てておきましょうか、少し。じゃあ蒸気を。うわあ、気持ち…
やばいっすよ本当に。なんかこういうのと思ってなかった。12分やるって思ってたか。本当に気持ちいいな。成田さんやばいよこれ。マジでやばいっすね。もうちょっと軽いやつかと思った。すげえレポーター魂が。マジですか。マジです。なんかもうレポートみたい。本当恥ずかしいですけど、成田さんの前だから。普通だったら普通に今から喋んのに、成田さんが隣だとこんなやりにくいんですね、普通に喋ること。普通な方向でお願い。究極に普通な方向。
言うと思ってたのと逆でした。なんか勝手に自分の中の思い出で、なんて言うのかな、もうちょっと雑なイメージが床屋ってあったんですけど、こっちの方がなんか細やかですね、お客さんに対してのケア。丁寧ですか。丁寧です。うちの売りは丁寧さ。
うわあ、もう見事。ございました。今これ自分の肌に触ってみてください。こんな感じです。うわ、これ。うわとか言っちゃ…本当にすごい。本当すごいですね。ちょっと抱きしめていいです?いいや、本当に何この…化粧品のCMみたいな。成田さんマジで体験して、これ。俺がおばちゃんの顔出しそう。1回ちょっと…すぎるけど、マジでこれ体験してほしい。開始5分でおっさん2人がノーメイクになる番組。
ちなみに番組ホームページではノーカット版の配信もしています。番組が大赤字で大変です。是非皆さんカンパをよろしくお願いします。
これなんか成田さんの番組、こういうのが本当マジで最高です、これ。床屋こっちだなと思った。もう美容院よりやっぱこっちっすね、マスター。やっぱ床屋最強ですね。のはずなんだけどね。でもなかなかここ取れないですね、予約というか。大変なんじゃないですか。いや、大変なことないで、お客さん来る方が大変なんですよ。それだけ暇だってこと。
へえ、床屋さん来る人減っちゃってるんですか。やっぱりそうですね。今あのフェードみたいな感じで、色々と部分的に剃ったりとか、頭よくいるでしょ。ああいうので多少は変わってきてるけどね。成田さん、我々がもう床屋の復権をちょっとやりましょうよ。そうして下さい。
でも観光客向けとかいける気がしますけどね。ああ、確かにこういうスタイルの理髪店ってない国多いと思います。外人さんはよく、自分の国はこんな面白いとこありませんって言う。そうですよね。本当にだから観光客の旅行パックの一部とかにすると。そういうの全然気がつかなかったけど、本当にそういう感じで。本当に面白いかもしれませんね。
うわあ、なんだこれ。本当に…顔の…そうなんすか、これ。広げててね、毛穴を。それでこれで汚れを。うわ、うわ、ありがとうございます。本当今年入って耐える時間が多くて、顔の筋肉がもうずっと緊張してんですよ。顔が本当耐えてて。耐えきれない、本当。うわあ、これは気持ちいいよ本当。
いつも喋るの違うんでしょ、きっと。いつも人の悪口ばっかりね。本当悪いとこしか見えなくて、人の。いや、人の悪口言える人はやっぱり善人なんです。ああ、出ました名言。本当そうですよね。小さいけども、やっぱり。うわ、これやばい。鋼使い、玉使い。もう本当最高、これ。
すごい。これじゃあ起きますね。おはようございます。肩凝りますか。肩は凝ってますね。
いつもこんなに大人しいんですか。僕ですか。そう。えっと、いつもはこれより100倍ぐらい大人しいです。そうですか。悟ってる方ですよね。ちょっとこれ、こんなにレポートしない2人いないですよ、マジで。こんなロケないって。
無言ロケってないんですか。あんまないんじゃないですか。新しいと思いますよ。ちょっと試してみたいですよね。ナレーションもないですよね。だからね、ナレーションなしで、「ああ」とかたまに聞こえるだけっていう。こんな感じです。ありがとうございます。すごいな、これ。ありがとうございます。
ちょうどいい感じに一緒に終わって。うわあ、全然違うもん。やってきた時と。もう持ち味ゼロじゃないですか。気持ち良かった、ありがとうございます。なんすかここ。まあね、こういう体験も。まあ喜んでいただければ私もやっぱりね、この商売やってて良かったなと思う。ああ、もう最高。これなんなの本当。ああ、気持ちいい。
これ同じ番組ですか。夜明け前のPLAYERSですか、これ。ああ、気持ち…このハードル、今度どっかで持ってもうベラベラ喋ってください。ありがとうございます。俺テレビ出てこんな静かなの初めて。本当にそうな。いやあ、気持ちよかったです。ありがとうございます。うわ、今日頑張りすぎで顔が引きつってる、永野さんに。ありがとうございます。
靴、あれ?大丈夫か。いや逆、逆だよ。すいません、逆。こうやって。これは私が作った靴べら。じゃあ使わしてもらおう。よいしょ、よいしょ。この靴べらも海外の方までプレゼントして持って。喜ばれそうですよね。竹だからね。すごい。
だんだんね、我々も年を取ってくると、やっぱりこうしゃがむのが大変になるんです。そういうことなんですね。そうそう、つっかけにもなるし、という感じで。なるほど。しかも何種類あります?いっぱいいっぱいあります。え、これ作った?そう。へえ、自作なんですか。自作。1本ずつだから、外にもあるし。あとペーパーナイフ作ってみたり。ご自身で。そうそうそう。へえ。
色々ありますよね。なんかこういうバランス取れてない感じが逆に落ち着いてきた。確かに。だから外人さんがワンコーナー、ワンコーナーで面白いという。日本人は「わあ、これはごちゃごちゃしててなんだよこれは」っていう。そう思いました、最初は。だけどもう落ち着いてますよね。この感じがいいすよね。本当に。
いやもうこれで観光客からぼったくりまくったら…それがこっちできない。やっぱ奉仕しようと考え…それがいいですよね。奉仕の気持ちですよ、本当に。やっぱいいですか、ちょっとカメラ使って、その美容院業界に対して。奉仕の気持ち足りなくない?なんか本当、なんでタメ口で喋んの。ハートが半分欠けてる。奉仕足れない。やれない。タメ口で喋るんすよ、美容院の連中って、僕に。
でもずっとなんか丁寧に接していただいて、やっぱその辺りも気を使ってらっしゃるんですかね、お客様に対して。いや、普段からこういう感じの。どうなんですか、成田さんとか行かれるとことかはフランクですか、店員さん。フランクなところは行かなくなりますね。確かに美容師さん、ちょっと腕に自信ある人に限って上からで攻めてくるのがセオリーみたいに思ってますよね。そうなんですよ。本当はそんな子じゃなかったでしょって言いたくなりますよね。
私はもうそういうのは、自分で俺はうまいんだぞとは言える人間じゃない。美容師の場合はね、私はうまいのよというような感じでくるから、さっき言ったように。しかもそういう世界かもしれないですね。もう図式がそうやらないと勝てないというか。そういうことなんだ。
いやいやいや、なんかほっとしますね、気持ちが。マウント取らない、競争しない。日本人の美しい…本当ですね。日本人の良心がここにあった気がして。本当にマウント取れが全部飛んできた気がします。だから親父には、騙されてもいいから騙すなよ、というな。まあ人によってはね、そんなバカな、あんたがバカだねって言われるけども、その気持ちがやっぱね、私はその根底にそういうのが入ってるから。
ああ、すいません、なんか結構言ったんですよ、2人で悪口。ごめんなさい。いやいやいや。それ多分出たらまた悪口…またなんかそれが求められてるという変な癖があって、こっちも。マウント疲れなんですよ、我々。我々こそマウント病で。でもまあね、うちに立ち寄ってもらって、少し顔のマッサージもして、気分的に少しでも。いや少しどころか、少し人類が好きになりました。なりました。そうですか。本当に最高でした。ありがとうございました。
ありがとうございました。ありがとうございました。いやいやいやいやいや。ありがとうございました。行ってきました。早く…なんか俺が冷たい芸能人みたいな、やめて。愛情があるから別れられないとか、やめてください。もう上が映っちゃったとか、やめて。
いやあ、すごいすね成田さん。しかもあの2人、マスクして感染症対策抜群かと思いきや、がっつり握手でした。そうですね、そこら辺がやっぱりちょっとまだそのムードに…その度合いもちょうどいいです。まあ良かったですね。前回、芸能界は猿だって言って、かなり怒られたんですよ、私。成田もかかってんですよ、マジで。
これが体の中にいる場合があるんですか。回虫ですからね。かつては皆さん持ってたの。1匹持ち帰ってみ。1匹やでしょ。回虫出てきたの。もう出れないでしょ、2度とテレビ。
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