皮膚科医・友利新が「皮膚目線」で読み解く、美肌に見せる下地3品
友利新公式チャンネル(内科・皮膚科医)皮膚科医の友利新は、今季は「美肌のために塗る」ことをうたう下地が増えているとして、そのうち3品を皮膚の仕組みから解説している。取り上げたのは次の3品である。
- クレ・ド・ポー ボーテのプレメイクアップ「アンペリスール」
- エトヴォスのベストセラー「ミネラルリペアベース」シリーズのリニューアル版
- ソフィーナ iPの「角層補水プライマー」
それぞれがどんな肌の悩みに、どんな成分や技術で応えようとしているのかを順に説明している。
クレ・ド・ポー ボーテ:隠さずに「内部散乱光」で透明感を出す
友利によると、「アンペリスール」はフランス語で素肌そのものを美しく見せるというニュアンスを持つ言葉らしい。製品のコンセプトもその名前どおりで、下地で肌を隠すのではなく素肌を透かし、光の力で透明感を出すことを狙っているという。
友利がこの製品を皮膚科的に評価した理由は、「内部散乱光」にしっかりアプローチしている点にある。友利の説明では、肌に透明感が出るのは、光が肌の中に入り、内側で跳ね返されて戻ってくるからだ。この内部散乱光がきれいであるほど肌はきれいに見え、透明感も増す。内部散乱光をきれいにするには、キメが整っていること、潤いがあること、ハリ感があることの3つが欠かせないという。
この3条件を満たすために、同ブランドの美容液「ル・セラム」と同じ美容成分を配合している、と友利は紹介した。友利によれば、ル・セラムの特徴は肌の「OBプロテイン」に着目している点にある。肌には必要なものと不要なものを選り分けるシステムがあり、OBプロテインがしっかり働くとバリア機能とキメが整う。さらに表皮がふっくらと健康的な厚みを持ち、セラミドなどの細胞間脂質も供給されることが分かっているという。このOBプロテインを生み出す力として、「ラディアントリリーコンセントレート」という独自成分が入っている。
ル・セラムのもう一つの特徴として、友利は基底膜ケアも挙げた。基底膜の構造を支えるタンパク質ラミニン511の産生を促す成分も配合されているので、塗るだけで表皮と基底膜を一度にケアできる。友利はこれを、ル・セラムを毎日ずっと塗っているようなアイテムだと表現している。
下地なので、塗った瞬間からきれいに見えることも求められる。この点について友利は、天然のオパールと同じような光の性質を持つ結晶を人工的に作り、それを砕いて配合していることを紹介し、驚いていた。出した状態では少しファンデーションのように見えるが、塗ると輝きが増し、べたつかないという。塗った直後は保湿感から少しくっつく感触があるものの、時間が経つとすっと落ち着く。友利は、密着感と輝きを両立している点を「さすがクレド」と評し、エイジングケアや乾燥ケアをしながら素肌をケアしたい人に合うと話した。
エトヴォス:3つの層に分けて「リペア」する設計
2品目は、敏感肌ブランドとして知られるエトヴォスの人気下地である。友利によると、6年ぶりのリニューアルだという。友利が面白いと感じたのは、「3D DPRサイエンス」と呼ばれる設計だ。上から「リペア1」「リペア2」「リペア3」として、皮膚の層ごとに修復の機能を持たせている。
1つ目のリペアは角層の修復と保護を担い、肌表面のマイクロバイオーム(肌の常在菌)に働きかける。2つ目のリペアは、5種類のヒト型セラミドで角層を満たしてバリアを強くする。3つ目は真皮に向けたリペアで、「レスペプチド」という成分が担う。友利の説明では、エトヴォスは炎症や傷ができた直後に生まれるラミニン111という物質に着目している。このラミニン111をサポートする自己修復ペプチドをヒントに、それを模して人工的に作った自己修復ペプチドがレスペプチドだという。
色については、ラベンダーベージュが一番人気だろうとしたうえで、友利は今回のピンクベージュを勧めている。1本でファンデーションのように仕上がり、BBクリームのようにも使えるからだ。塗り心地はみずみずしく軽く、ノンケミカルである点も挙げた。さらに色展開が多いため、赤みやくすみなど自分の気になる色に合わせて選べる点もポイントだと話している。
ソフィーナ iP:角層の「めくれ」を補水で整える
最後の「角層補水プライマー」は、テカリと乾燥の両方に悩む人に向けた下地である。友利の説明では、開発の出発点は花王が見つけた現象にある。そうした肌では角層が細かくめくれており、この状態をケアする成分を配合したという。角層に水分を与えてめくれをなくし、表面が均一になったところで下地を重ねれば仕上がりがフラットになる、という考え方だ。
仕組みとして友利が挙げたのは、花王独自の超微粒子の粉体である。この粉体がめくれた部分に入り込んで整列し、その上を板のような膜が覆う。これによってめくれが目立たなくなり、表面が均一になるという。
表面を整えるだけでなく「補水」とうたう理由については、保湿成分を挙げた。肌にもともとある天然保湿因子の代表成分であるピロリドンカルボン酸ナトリウムを、ぜいたくに配合しているという。加えて、皮脂が出てきたときは微細化した特殊なパウダーが吸着し、皮脂を吸ったパウダーがさらに角層をなだらかにする。友利はこれらをまとめて、保湿を続けながら余分な皮脂を吸着し、肌をなめらかに保つ下地だと説明した。テカるのに乾燥する、乾燥するのにテカる、という肌でも一日中みずみずしく、化粧崩れも落ち着くとして、「本当に魔法のもの」と表現している。
色は従来のベージュに加え、今回ラベンダーが登場した。友利によれば、これまではファンデーション代わりに使う位置づけだったのに対し、ラベンダーは肌をトーンアップさせるイメージだという。友利自身の使い方も紹介された。スキンケアのあとすぐにこのプライマーを塗り、その上に直接ファンデーションを重ねる。友利にとってはこれで化粧崩れがなくなり、一日中乾燥知らずで生ツヤ肌が続くという。カサつくのに皮脂も出る人に特に勧めたい下地だとしている。
下地を「肌の悩み別」に選ぶ
締めくくりに友利は、今回紹介したのは肌に対するテクノロジーを詰め込んだ下地だと振り返った。そのうえで、下地も肌の悩みに合わせて選べる時代になってきたのではないかと述べている。3品を比べると、訴求の軸はそれぞれ異なる。クレ・ド・ポー ボーテは透明感とエイジングケア、エトヴォスは層別の修復と色補正、ソフィーナ iPはテカリと乾燥の両立である。
皆さん、こんにちは。どうも友利新です。今日はもう美肌に見せる下地っていうものを徹底的に解説していこうと思います。美肌のために是非塗りましょうみたいな下地が今期は出てきているので、それを皮膚科医目線で徹底的に解説したいと思いますので、下地迷子な方しっかりと最後までご覧ください。
今日ご説明する下地3つあるんですが、まず1つはこちら。クレ・ド・ポー ボーテのアンベリスール デクラ プレメイクアップって書いてあります。これとエトヴォスからベストセラーのこのミネラルリペアーベースシリーズがアップデートしています。そしてソフィーナ プリマヴィスタの角層補水プライマー。この3つをですね、皮膚科医目線からしっかりと解説していこうと思います。
まずですね、もう本当にざわつかせていたクレ・ド・ポー ボーテですよね。まずこのアンベリスールっていう言葉はフランス語で素肌そのものを美しく見せるっていうニュアンスを持ってるフランス語らしくて、まさにその言葉通り、下地っていうもので隠すんじゃなくって素肌を透かせて、素肌自体を光の力で極上の透明感を叶えるっていうのが今回のコンセプトで、皮膚科医的に素晴らしいかとなんで思ったかって言うと、内部散乱光っていうものにしっかりとアプローチしてるところになります。
肌ってなんで透明感が出るかっていうと、肌に光がちゃんと入っていて、ちゃんと内側で跳ね返されて返ってくるっていうところなんですね。で、この内部散乱光が綺麗であればあるほど肌って綺麗に見えるし、透明感がアップされるんですよ。キメが整っていて、肌に潤いがあって、ハリ感があること。この3つがないと内部散乱光って綺麗にならないんですね。
それを生み出すためにル・セラムと同じ美容成分を入れています。このル・セラムのやつが何がそんなにすごいかっていうと、肌のOBプロテインというものをしっかりと見ているんですね。で、OBプロテインっていうのは、実は肌に必要なもの不要なものをちゃんと肌には分けるシステムがあって、このOBプロテインがしっかりと作動していると、バリア機能をしっかり整えてキメを整えてくれるんですよね。で、あとはこのOBプロテインがしっかり働くと、表皮自体がふっくら健康的な厚みを持った肌にしてくれるし、セラミドだったりとか、その細胞間脂質もしっかりと供給されるっていうことが分かっています。このOBプロテインを生み出す力として、ラディアントリリーコンセントレートっていう独自の成分があるんですが、それがしっかりと入っているっていうものになります。
あともう1つ、ル・セラムといえば肌の基底膜ケアっていうのもしっかりしていて、基底膜の構造を支えるラミニン511っていうタンパク質があるんですが、その産生を促進するっていう成分もしっかり入ってるので、塗るだけで肌の表皮もそうです、基底膜のケアも一気にできるっていう、もうル・セラムを毎日ずっと塗れているっていうようなアイテムになっています。
もちろん下地なので塗った瞬間から綺麗じゃなきゃいけないじゃないですか。これは人工的に天然のオパールと同じような光の性質を持つっていう結晶を作り出して、それを砕いて下地に入れてるって、もうすごくないですか?出してくるとちょっとファンデーションっぽいんですが、塗っただけで分かります?ちょっと輝きが増すの。全くベタベタしない。こうしても結構すっと落ちるんですよね。でも保湿はしっかりしてるから一応くっつきはするんですけれども、時間が経つとこうする。糖質もしっかりできてるし、輝きもあるっていう意味では、さすがクレ・ドだなっていうような感じですかね。エイジングケアもしながら、乾燥ケアもしながら素肌ケアをしていきたいっていう人にはすごくぴったりかなという風に思います。
続いては敏感肌ブランドでお馴染みのこのエトヴォスの大人気の下地なんですが、これがなんと6年ぶりにリニューアルするそうです。これが面白いなと思ったのが、3D発想っていうか、3DDPRサイエンスって言って、上からリペア1、リペア2、リペア3っていう感じで、各皮膚の層にしっかりとリペアの機能を入れているっていうところが結構面白いなと思ってるんですね。
1番上のリペアは角層のリペア、保護になります。肌の上のマイクロバイオーム、要は肌の美肌ですよね。これにアプローチするものになっています。次のリペアっていうのは、ヒト型セラミドでバリアを強化っていう感じです。5種類のヒト型セラミドっていうものが入っています。角層をこれで満たして、バリアをより強固にしていくっていうアイテムになります。
次が真皮にリペアするのがレスペプチドっていうものです。エトヴォスは炎症とか傷ができた時の直後に生まれるラミニン111っていう物質に着目をしています。このラミニン111をサポートする自己修復ペプチドからヒントを得て、それを模倣して人工的にこの自己修復ペプチドを作ったっていうのが、このレスペプチドっていう成分になります。
私が1番いいなと思ったのが、もちろん多分1番はラベンダーベージュもとっても人気だと思うんですけど、今回はこういうピンクベージュで、これ1本でファンデーションみたいになるんですよね。なのでなんかBBクリームっぽくも塗れるなっていう。私このピンクベージュも結構おすすめかな。これもですね、塗ってすっごいみずみずしい、すごく軽い感じがします。もちろんノンケミカルだし、そういった意味では本当美容の時にもありなんじゃないかなっていうのはすごく思いましたし、あと色がね、色々あるので、やっぱ自分の色ってなんかあるじゃないですか。ちょっと赤が気になるなとか、くすみが気になるなとか、それに合わせて使えるっていうとこもすごくポイントかなという風に思いました。
そして最後がこちら、ソフィーナ iPの角層補水プライマーなんですけど、テカりと乾燥どっちも悩む人に向けてのものなんですが、そういうって何かって言うと、角層が細かくめくれてるっていうところを花王さんが見つけて、このめくれてる状態をですね、ケアしていくってものを入れているんですね。角層の水分をしっかり上げて、水分を入れることによってめくれをなくす。それによってこの角層が均一になったところで下地を入れていくってのがフラットになるよねっていうところを考えたのがこの補水プライマーなんですけれども、花王独自の超微粒子粉体を入れることによって、この皮がめくれてるところに入り込んで綺麗に並ぶんですよ。そこで上から板のようになった膜がこうしっかりといくので、めくれのところもなくなるし、こう均一にしていくっていうところになります。それによってまずはしっかりとこう止めるっていうところになります。
表面を綺麗にしただけでなんで補水するかっていうと、ここもポイントがあって、お肌の潤い成分で、元々お肌にある天然保湿因子の代表成分であるピロリドンカルボン酸ナトリウムっていうものがあるんで、それを保湿成分として贅沢に入れてるんですよ。なので保湿もできるし、めくれ上がったものをちゃんと均一にもできるっていうところになるんですね。
あと皮脂が出てきても特殊な微細化したパウダーがしっかり吸ってくれるし、で、その吸ったものがまたこの角層をなだらかにしてくれるし、あとは保湿もしてくれるので、ずっと保湿もされながら、いらない皮脂は吸着しながら、あとは肌を滑らかにするっていうところの、テカるのに乾燥する、乾燥するけどテカるみたいな人に、中はみずみずしくなるし、それによって化粧崩れも落ち着くっていう、本当に魔法のものです。
で、今まではベージュだけだったんですが、今回はそこにラベンダー色が出てきていて、こんな感じだから、今まではファンデーションの代わりみたいな感じですけど、今回は肌をちょっとね、トーンアップさせるっていうイメージの人たちで、また本当にこれが気持ちよくて、なんかもう化粧崩れがなくなるので、私は本当に1日中乾燥知らずでいられるので、これもめちゃくちゃポイントかなと思います。なのでこのスキンケアでお肌を整えたらすぐにこの補水プライマーを塗って、で、その上に直接ファンデーションを塗ると、ケアレスでもう生ツヤ肌が1日中続くっていう、私は本当に大好きなので、皆さんも是非ね、ちょっとやってみてください。本当カサつくけど皮脂みたいな人にはめちゃくちゃいい下地かなという風に思います。
はい。ということでいかがだったでしょうか?今回はね、下地、それも肌に対するテクノロジーをギュっと詰めた下地を皆さんにご紹介してみました。肌の悩み別に選べる時代になってきたんじゃないかなと思うので、今日の動画参考にして、下地選びやってみてください。ということで今日も最後まで見ていただいてありがとうございました。また次の動画でお会いしましょう。さよなら。
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