友利新が選ぶ「崩れにくく肌にも配慮した」ファンデーション5選(2026年上半期)

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概要

暖かくなると皮脂が増え、ファンデーションが崩れやすくなる。友利新は、自分も肌表面がテカりやすく、メイクが崩れると気分が落ちると話す。この動画では、2026年上半期の崩れにくいファンデーションを5品紹介している。選ぶ基準は、崩れにくさだけではない。肌にとって良い影響があるかどうかも見ている。各製品の技術、配合成分、仕上がりの質感について、友利の説明と感想を順に整理する。

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コスメデコルテ「ゼン ウェア」:畳から着想した調湿パウダー

1品目はコスメデコルテの「ゼン ウェア」である。もともと「24時間崩れない」ことを売りにしたシリーズで、皮脂、汗、ヨレ、乾燥への強さをうたっている。友利が特に驚いたのは、温度と湿度の変化をとらえる技術だという。

この技術は日本の畳から着想を得ていると友利は紹介する。「ゼン」という名前のとおり和のテイストを取り入れた製品だ。畳は周囲の湿度に合わせて水分を吸ったり吐いたりする。これをファンデーションで実現しようとして配合したのが、湿度を調整する「調湿パウダー」である。友利によると、最近は暑いだけでなくじめじめした日も多く、皮脂が出て崩れる場面がある。湿度が高いとパウダーが水分を吸って崩れを防ぎ、乾燥も防ぐ。そのため乾燥、湿度、皮脂のいずれにも強いと説明する。

膜をつくる「3Dホールドストラクチャー」という技術もある。膜が表情の動きについてくるのでヨレにくく、友利はこの点も評価している。美容成分では、代表的なナイアシンアミドのほか、桜エキスなど14種類を配合しているという。

塗ると艶が出る。友利は、マット肌が好きな人より艶が欲しい人に向いていると見る。ただ、つやつやというほど強い艶ではない。これから暑くなる夏にはちょうどいい艶感ではないか、というのが友利の感想だ。

NARS ロングウェアファンデーション:赤の波長を除いて「フラッシュを焚いたような顔」に

2品目はNARSのロングウェアファンデーションだ。友利の説明では、NARSはヘアメイクアップアーティストが立ち上げたブランドで、その人物はカメラマンでもあるらしい。カメラマンは光を調整して影を消す。その発想を取り入れた技術が入っているという。

その技術は「波長選択テクノロジー」と呼ばれる。友利によると、光の中でも赤い色は影をつくりやすく、顔を暗く見せる波長らしい。フラッシュを焚くと赤が消えるため、このファンデーションには赤だけを取り除くようなパウダーを配合し、フラッシュを焚いたような明るい顔に仕上げるという。毛穴をパウダーで埋めるのではなく、光を拡散させる。そのため透明感が出ると友利は説明する。崩れにくさについては、穴がたくさん開いた多孔質のパウダーを配合しているそうだ。

友利が最も感心したのは美容液効果だった。NARSは資生堂グループで、肌へのやさしさにこだわっていると友利は話す。毛穴に向けた成分を3つ配合し、「ポアリファイニングトリオ」と呼んでいる。

  • ナイアシンアミド:ゼン ウェアにも入っている成分。保湿に加え、一定量を配合すると皮脂をコントロールする働きもあるという。
  • ペプチド:皮脂の過剰な分泌を抑えるペプチド。友利は「美容液にも入れたいぐらい」と評している。
  • マイクログリーン(字幕上の表記):肌の弾力を高める成分。

前の2つは皮脂に働きかけ、3つ目はたるみ毛穴にアプローチする。毛穴を光で目立たなくするだけでなく、美容成分からも手当てする。友利はこれを「毛穴が消えるファンデーション」と表現した。塗り心地はゼン ウェアよりみずみずしく、少量でよく伸びるという。光を反射し、肌をとてもきれいに見せるというのが友利の評価である。

マキアージュ エッセンスリキッドEX:セラムファースト技術を手頃な価格で

3品目はマキアージュの「エッセンスリキッドEX」である。資生堂の「セラムファースト」技術がマキアージュにも搭載された。友利の記憶では、この技術を使った資生堂の製品は1万円ほどしたという。それを手頃な価格帯で使えるようになった点を、友利は「めちゃくちゃすごい」と評価している。

友利は、資生堂の「エッセンス グロウ ファンデーション」との違いも説明する。あちらにはナイアシンアミドと、オイデルミンにも入っているケフィアが配合されているが、こちらには入っていない。ただし仕組みは同じである。表面に美容液があり、その中にファンデーションの顔料が入っている。塗るとまず美容液が肌に届き、その上にファンデーションがのる。

こちらの主な成分はグルタチオンだ。友利は、抗酸化作用が非常に高い成分だと説明する。紫外線で肌が酸化すると、トラブルやシミ、透明感の低下が起こる。グルタチオンはそうした酸化を防ぐ働きがあるという。最近は化粧水や美容液にも使われているが、ファンデーションとして肌にのせたときにグルタチオンがしっかり届くのは心強い、と友利は話す。

崩れにくさでは「ポアレスラスティング処方」を採用している。保湿しながら皮脂を吸着するパウダーが入っており、みずみずしさがありながら崩れにくいという。テクスチャーは5品のうち比較した3品の中で最もみずみずしい。スキンケア効果で肌の粗を隠していく感じがあり、「白玉ファンデ」と呼ばれる理由がよく分かると友利は言う。しっかり隠したいときには向かないかもしれない。一方で、素肌を生かしつつみずみずしく、スキンケア効果も高めたいときにはとても良いというのが友利の見立てだ。

ディオール スキン フォーエヴァー:艶がありながらお直し不要をうたう

4品目はディオールの「スキン フォーエヴァー」だ。マットタイプとグロウタイプがあり、友利はグロウの方が好みだという。ブランドは「24時間お直し不要」を大きく打ち出している。艶があるのにお直し不要なのはすごい、と友利は話す。

友利によると、崩れにくさの秘密はポリマーと揮発する成分の組み合わせにある。肌にのせたときは艶っとしているが、ぴたっと密着する。さらにマイクロフィルムという膜をつくるので、湿度が高いと蒸れにくく、乾燥すると水分を補う。乾燥でも湿気でも崩れにくく、皮脂でもヨレない点に友利は感心していた。皮脂を吸着するパウダーも入っているが、まったく粉っぽくならない。艶感を残したまま崩れにくく、湿度もコントロールできる。

保湿成分として、ヒアルロン酸、ナイアシンアミド、ペプチドを配合している。友利は、ヒアルロン酸は艶感だけでなく保湿感も出すと説明する。また、ディオールはもともとペプチドの研究もしていると紹介した。テクスチャーはかなりみずみずしいが、カバー力はしっかりあり、艶感も強い。艶が苦手な人はマットタイプ、艶が欲しい人はグロウタイプが良いと友利は勧める。「隠したい、艶も残したい、崩れにくくしたい」という欲張りな人に一番合うかもしれない、という評価だった。

KATE:リキッドがパウダーに変わり、皮脂で固まる

最後はKATEのファンデーションである。友利がまず挙げたのは、テクスチャーの面白さだ。リキッドなのに、伸ばすとさらさらのパウダーに変わっていく。

さらに「皮脂ゲル化パウダー」が配合されている。皮脂と混ざると固形化し、それがまた膜を張るため、ヨレにくいという。皮脂を吸着して固めながら、フィルターのように肌に膜を張る。友利の説明では、皮脂が出れば出るほどカバー力が高まる仕組みだ。

仕上がりの表面は5品の中で最もさらさらになる。皮脂がとても多い人には一番崩れにくいだろうと友利は見ている。ただしカバー力は中程度で、艶感もあまりない。薄膜でさらさらに仕上げたい人、皮脂が出ても絶対に崩したくない・テカりたくない人、マットに仕上げたい人に向いている、というのが友利の位置づけである。

選び方の視点

友利は今回の5品を「崩れにくく、かつ肌にやさしい」という視点で選んだと振り返る。どのブランドも独自の処方で崩れにくさを実現している。それに加えて、肌へのやさしさや質感へのこだわりでも進化しているという。仕上がりの質感で比べると、次のようになる。

  • 艶が欲しい人:ディオールのグロウタイプ、ゼン ウェア
  • みずみずしさとスキンケア効果を重視する人:マキアージュ
  • 皮脂が多く、マットに仕上げたい人:KATE

ファンデーションは「今年っぽい顔」に仕上げてくれるものだからこそ、自分に合うものを探してほしい。友利はそう語って動画を締めくくった。