夏のダメージが残る秋肌をどう立て直すか 小田切ヒロが選んだ2026年秋の新作スキンケア

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概要

ヘア&メイクアップアーティストの小田切ヒロが、2026年秋に登場する新作・リニューアルのスキンケアを1点ずつ紹介した回である。選定の基準は「皆様の肌に相性がいいと思ったもの」。クレンジングからナイトマスクまで、スキンケアの手順に沿って30品近くを取り上げ、それぞれ何に効くと考えるか、どう使うかを実演しながら説明している。

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前提としての「今年の秋の肌」

小田切は冒頭で「今年の秋ってまだ暑くない?」と問いかけ、今年の秋はまだ暑さが残るため皮脂が溜まりやすく、毛穴が開きやすく、くすみやすいと述べる。紹介の途中でも、夏に浴びた紫外線のダメージでターンオーバーが乱れ、角質が溜まってごわつきやくすみにつながること、季節の変わり目でホルモンバランスが乱れて肌が敏感になりやすいことを何度も挙げている。後半では「秋の二大エイジングは毛穴とくすみ」とも言い、これをどれだけケアできるかが今年の秋の課題だと位置づけている。以下の商品選びは、この見立てに沿っている。

朝のクレンジングと洗顔

最初はNARSの「ライトリフレクティング クレンジングオイル」。小田切は「これに出会ってから私の朝習慣が変わった」と語る。寝ている間に出た皮脂や汚れを軽く浮き上がらせる朝用のクレンジングとして使えるという。実演ではテクスチャーを見せ、化粧水のようにサラサラで水っぽいと説明した。顔全体になじませると、組み合わされたオイルが毛穴の中の汚れを絡め取るという。汚れを落とすだけでなく、このオイルで朝の汚れを取ってからトーンアップのメイクをすると明るい肌を1日キープできるとして、小田切はこれを「メイクアップのためのクレンジングオイル」と位置づけている。疲れてくすんだ秋の肌に合うというのが推薦理由だ。

洗顔はADDICTIONの「ポリッシュパウダー」。酵素とホワイトクレイを配合し、皮脂の吸着と毛穴汚れの両方にアプローチするという。サラサラのパウダーを少量の水で溶いて顔全体にさっとのせ、洗い流す使い方を見せた。洗い上がりは肌がクリーンで滑らかになり、すがすがしい洗顔ができると評している。

角質ケアとしてのゴマージュ、男性向けのシェービング

小田切が「私が大好き」と紹介したのがDIORの「プレステージ ル ゴマージュ N」である。ここで冒頭の見立てが具体的に語られる。夏の紫外線ダメージでターンオーバーが乱れて角質が溜まり、それがごわつきやくすみの原因になる。このゴマージュは不要な角質をオフしながら潤い成分を閉じ込め、つるんと滑らかな肌に仕上げるという。ゴマージュは「割と攻めの美容」だが、敏感肌の人でも使える処方である点を小田切は強調した。香りについてはバスタイムがスパのようになると述べ、テクスチャーも「他に類を見ない」と評価している。

使い方として、小田切は自身のやり方を紹介した。ザラザラと軽くマッサージした後、そのままパックする。夜のバスタイムで少し時間があるときに行うもので、ゴマージュでパックするという発想はあまりないだろうと本人も認めている。洗い上がりがつるんと滑らかになり、その後のスキンケアがよく入るのが特徴だという。ごわつき、くすみ、毛穴が気になる人に勧めている。

続くSISLEŸUMの「プロテクティブ シェービングケア」は男性向けのシェービングフォームだ。シェービング時の摩擦や負担を軽減し、カミソリ負けや赤みを防ぎながら微細なダメージを修復する、つまり「守りながら修復する」フォームだと説明する。顔全体に塗ると高級な美容液のようなテクスチャーで、剃ったときの滑らかさには驚くという。

導入美容液とミスト美容液

INFINITYの「ザ モイスチュア コンセントレート リペア」は導入美容液として紹介された。小田切によれば、配合された成分(字幕上は「ライスパワーNo.11α」)によって肌が自らセラミドを生成する力が働き、使った後のハリに驚くという。テクスチャーはみずみずしく、乾いた肌にすっと浸透する。「今年の秋も肌が砂漠化していないか」と問いかけ、そうした人に勧めている。

Sulwhasooの「潤燥 ファーストケア アクティブセラムミスト」については、小田切は「日本に上陸した」と紹介した。肌本来の力をサポートするミスト美容液で、日中に「隙間エイジングケア」ができるアイテムだという。霧が細かく化粧水のように見えるが、中身はエイジングケア美容液であり、ただの保湿ではないと念を押している。

化粧水①:敏感な時期に頼る1本と、リニューアル品

La Roche-Posayの「エファクラ オイル&ポア コレクト ローション」を、小田切は自分の「お守り的な化粧水」と呼ぶ。肌の水分と油分を整えるシンプルな化粧水で、敏感肌でも使える。夏に受けたダメージや季節の変わり目のホルモンバランスの乱れで肌が敏感になるタイミングには、シンプルでしっかり効果を発揮するものが役立つというのが小田切の考えだ。つけた後はぬめり感がなく水分で満たされた感じになる。シンプルすぎて満足感を得られない人もいるかもしれないと留保しつつ、効果は大きいとして、「SOSのとき」のために家に1本置いておくよう勧めた。

SENSAIの「AS マイクロ ムース トリートメント N」はリニューアル品である。新たな技術を搭載してアップデートしたといい、以前のものも素晴らしかったと前置きしたうえで、ムース状なのに伸ばすとローションに変わる感触を実演した。有効成分としてナイアシンアミドを新たに配合し、潤いのバランスがよいという。乾いた肌にじゅわっとなじむ瞬間に「心の乾きまで満たされるような」体験ができると表現している。

化粧水②:エイジングケアラインの新登場

この回では、化粧水カテゴリーで複数ブランドのエイジングケア展開が紹介された。

athletiaの「コアバランス コンセントレイティッドローション」について、小田切は個人的な思い入れを語った。athletiaは仕事で何度も使ってきたブランドで、コアバランスのローションとオイルでシンプルにケアすることは「私の人生の1ページ」だという。そこにエイジングケアラインが出たことに感動していると述べる。配合エキスがシワや乾燥小ジワに効くとし、乾燥による小ジワは今の季節にいちばん感じやすいと指摘した。とろみのある満足度の高いタイプで、高機能なエイジングケアローションなのでこの後のスキンケアはシンプルでよいという。今年の秋に1本使い切ろうと考えているそうだ。

MEGLYの「CYCLE ZERO」は、これまでも何度も紹介してきたブランドの「土台エイジングケア」ラインとして取り上げられた。「効かなくなった肌」に着目したラインで、秋はしおれてエイジングを感じやすいので、そうした人に使ってほしいという。シュッと出すと美容液成分が肌の奥まで届く設計で、以前の製品からの変更点として、ピクセル設計(字幕上の表記に揺れあり)により霧がより細かくなり、肌に届きやすくなったと説明した。植物由来のPDRNを配合し、肌がピンと張った印象になるという。小田切自身、自宅の動線に必ず置いているとのことだ。

ESTĒE LAUDERの「アドバンス ナイト リペア トリートメント エッセンス ローション」には、小田切の思い出が重なる。ナイトリペアは初めて買ったデパコスのスキンケアであり、40年の歴史を持つシリーズからローションが出たことを「拝ませていただいてよろしいですか」と表現した。再生医療分野でも注目されるエクソソーム技術を応用しており、力強い修復がかなうという。重そうに見えて実際は水っぽく軽いので、毎晩2回、3回と重ねても重くならない。夜に使うと、朝「私の肌なんでこんなに綺麗なの」と鏡に問いかけたくなるほどだと語った。

SOFINA iPの「薬用 角層トリートメント 深層化粧液」もエイジングケアラインである。小田切は、これまでのSOFINA iPは角層にアプローチしていたが、このローションは角層の下の層まで潤いを浸透させると説明した。肌の弾力に必要なエラスチンを生成する力があるといい、軽いテクスチャーなのにきちんと効き、つけた後はぷるぷるに潤って弾力がよみがえったような肌になるという。夏に疲れた肌を立て直すローションとして勧めている。

美容液:メイク前の保湿、コラーゲン、そして最高峰の1本

YVES SAINT LAURENTの「ピュアショット リロード セラム」は、メイク前に使ってほしい美容液として短く紹介された。潤いの持続力が高く、メイク前に使うと潤い効果が1日続くという。

KIEHL'Sの「DS プランプ コラセラム」はピンク色の美容液。軽くみずみずしいが効果は高いと小田切は言う。25歳をピークに減少するコラーゲンの修復活動に働きかけるとして、25歳を過ぎて肌がしおれてきたと感じる人に勧めた。

世の中にたくさんの美容液が出ているが「これで決まり」と紹介されたのがSK-IIの「フェイシャル トリートメント セラム」だ。小田切はSK-IIの最高峰と呼ぶ。肌とストレスの関係に着目した製品で、ストレスダメージがエイジングにつながるという考え方に基づいているという。SK-II独自の濃縮ピテラを配合しているが、どれだけ優れた成分でも肌の奥に浸透しなければ意味がない。そこで今回はマイクロオイルビーズを配合し、成分を奥まで浸透させて留まらせるという。べたつかず、伸び広がりがよく、奥に入っていく感覚があると評している。

SOSの秋肌と毛穴・くすみへの美容液

小田切は、秋には何をしてもくすみ、しぼみ、乾燥が出てしまう「肌がSOSを出している時期」があると言う。そのときはまず一度安定させることが大切だとして紹介したのが、Curélの「潤浸保湿 定着保湿オイル美容液」である。過酷な乾燥によるごわつき、皮むけ、肌荒れを1本でケアするオイル美容液で、潤いを蓄えるセラミドを配合する。オイルで潤わせながらセラミドを奥まで浸透させ、成分を留まらせてバリア機能を高めるという。肌荒れはバリア機能が崩れている状態なので、秋はバリア機能の修復が大切だというのが小田切の説明だ。

毛穴とくすみにはTAKAMIの「タカミエッセンス 5CEプレミアム」。毛穴とくすみにダイレクトに効く美容液として紹介され、小田切は1滴に1500兆のビタミンCが角層に浸透すると述べ、「奇跡の一滴」と表現した。テクスチャーはライトで軽やかだという。今年の秋は二大エイジングである毛穴とくすみをどれだけケアできるかにかかっている、というのがこの商品を推す理由である。

乳液:パックとマッサージという使い方

THREEの「バランシング フロー インテンシブ セラム モイスチャライザー」は、インテンシブラインから出た乳液だ。ヒアルロン酸とローズマリーエキスがメイン成分で、これらがハリに複合的に作用するという。乳液というとふっくらさせるイメージがあるが、ふっくらに加えて「プラスアルファ」を育む乳液だと説明した。軽いので暑い季節にも合う。小田切は、これはTHREEの公式が公開している方法ではなく自分のやり方だと断ったうえで、お風呂でこの乳液をパックすることを勧めた。ごわついた肌が驚くほどふわふわに戻るという。

KANEBOの「リプレニッシング チャームズ」はマッサージ用の乳液である。小田切によれば、この乳液でマッサージすると笑顔がとても美しくなる。伸び広がりはよいが肌の上で少し滞るのが特徴で、浸透しきらないからきちんとマッサージができるという。

ONE BY KOSÉの「ザ リンクレス エマルジョン」はシワ改善の乳液で、シワ改善とともにぷるんとしたツヤに導くという。ライスパワーNo.7とナイアシンアミドを配合し、肌の奥まで効くと説明した。軽いのにシワを改善しながらピンとしたハリに導く点を評価している。

目元のケア

小田切は、夏の紫外線や過酷な環境の影響で、今の時期は目元にエイジングが出やすいと述べ、目元用のアイテムを4点紹介した。

1点目のLANCÔMEの「ジェニフィック ターゲティング ショット」を、小田切は「私これないと生きていけない」と表現した。朝メイク前に使うと、フィラーを入れたかのようなハリが出るという。シワ、くぼみ、乾燥、メイク崩れが気になる部分に塗り込むとピタッと密着し、ファンデーションのノリが非常によくなる。時間が経ってファンデーションが崩れてきたら、その上から重ねられる点も特徴に挙げた。目元、小鼻、鼻の周りにつけるとみるみるハリが出るという。ジェニフィックのキー成分を3倍配合しているとも述べている。

2点目はPOLAの「B.A アイゾーンクリーム」のリニューアル。小田切は以前の製品を何本もリピートしてきたという。目の周りの筋肉にアプローチし、目の下の脂肪や目袋のゾーンにも作用するアイクリームだと説明した。脂肪でぽこっとした部分や目袋はメイクで隠すことはできるが、根本的に改善したほうがよいというのが小田切の考えだ。「B.A アイコアX」を配合し、目袋やたるみをピンと張らせる効果があるという。少しコクがあるので狙った部分に留まり、トントンとなじませてそのまま寝ると、朝ピンとしていると述べた。

3点目はCLARINSの「ダブル セーラム アイ ADC」。美容液が2タイプ出てくるので、それを目元でミックスして潤いとハリを育むよう勧めた。クマにもアプローチでき、しおれ感が気になる人にも合うという。

4点目はCHANELの「サブリマージュ レクストレ ボーム ルガール」というアイバームだ。見た目の美しさだけでなく中身も優れているとし、再生と修復の力で目元のハリを育むスペシャルなケアだと紹介した。スパチュラの先にある粒状の凹凸でマッサージするもので、極度の乾燥が気になる人に勧めている。

クリーム:軽いジェルから20万円のクリームまで

Anuaの「Barrier Reboot ウォータージェルクリーム」は肌のバリアを整えるクリームで、みずみずしいジェルクリームなのでこの秋に合うという。小田切はAnuaを、シンプルでありながら効果があり、自分の悩みに合わせて選べるブランドだと評した。このクリームは「塗る」から「生み出す」に進化したとされ、塗り続けることで肌が自らセラミドを生み出す力を育むという。

BIODERMAの「イドラビオ ウォータークリーム(ライト)」は、ウォータークリームの中でもかなり軽いタイプ。触った瞬間になくなり、水のように滑るとその軽さに驚いていた。つけているのを忘れるほど軽いので肌負担が少なく、化粧をした状態でも使えるという。なるべく肌に何もつけたくないが潤わせたい人向けだとしている。

estの「ジェノリュクス クリーム」はエイジングケアクリームで、コクのあるテクスチャーなので多くつけなくてよく、ゆっくり優しくなじませるよう説明した。潤いの膜で安心感と保湿感が得られ、「第二の皮膚」のような膜を形成するという。たくさんつけているのになぜか乾燥する、という人に勧めている。

ELIXIRの「トータルV ファーミングクリーム ca」について、小田切は肌のしぼみの原因としてコラーゲン不足を挙げた。肌の中ではリング状のコラーゲンが折り重なってハリを保っており、それがしぼむと乾燥やしおれ感が出るという説明だ。このクリームはそのリングコラーゲンにアプローチする成分を配合しているという。さらに、ぎゅっと引き上げるようにマッサージすると、その状態をピタッと形状記憶させる力があるとも述べた。やや固めのテクスチャーで、伸び広がりながら肌にピタッと密着する。「使い続けたら10歳若返るんじゃないか」と思わせてくれるクリームだと評した。

DECORTÉの「AQ ミリオリティ ザ クリーム デコラシオン」は「美の総合芸術」と呼ばれるクリームとして紹介された。老化細胞に着目し、老化の連鎖を食い止めるサイエンステクノロジーを搭載しているという。コクがあるが伸ばすとみずみずしく、最高峰のエイジングケアクリームなのにまったく重くないと小田切は言う。香りが豊かでリラクゼーション効果も高く、「これ以上のクリームは世の中にないんじゃないか」とまで述べた。価格は20万円で、小田切は「そのショックと共に」と冗談を交えつつ、本気でエイジングケアしたい人にはこれで決まりだと締めくくった。

最後に「盛れる美白」のナイトマスク

最後はHAKUの「薬用 美白ナイトクリームマスク」。小田切は「美白が盛れる時代がやってきた」と表現した。スキンケアの最後にパックのようにつけてそのまま寝ると、朝トーンアップしているという。美白で「盛れる」ことはなかなかかなわないが、このマスクは2ランクほどトーンを上げられると小田切は言う。秋はくすみや日焼けで肌のトーンが下がっているので、冬に向けてトーンを上げ、透明感や美白の印象を一気に引き上げてほしいというのが推薦理由である。

締めくくりで小田切は、各商品の成分と何にアプローチするかを紹介してきたとして、視聴者がそれぞれの肌悩みに合う商品を見つけられればうれしいと述べた。