25歳でまた留年、家族の前で結果を開いた日と、それでも卒業を目指す理由

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概要

英語を教える動画を発信している話者(家族からは「ひな」と呼ばれている)は、社会人として働きながら大学に戻り、進級を目指して学期を過ごしてきた。この動画は、その進級判定の結果を祖父母の前で開くところから始まる。結果は留年だった。後半で話者は、自分の気持ちと、学位が「なくても困らない」と言われながら卒業を目指し続ける理由を語っている。

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結果は前日から出ていた

結果は前日から公開されていたが、話者はまだ見ずに祖父母の家を訪ね、目の前で発表することにした。この日は祖母の83歳の誕生日で、食事中の発表になった。祖母は「そんな記念の日にやめて」と笑い、話者は「いい誕生日プレゼントになれば」と返している。

発表前に話者は、今回留年すれば何度目になるのか自分でも分からないと言う。「盛らずに2回目、3回目ぐらい」で、休学を含めると数えられないという。学期中はできることをすべてやったが、取らなければならない単位がかなり多かったため、進級できる可能性もできない可能性もあり、本人の見立ては「一か八か」だった。

今回留年しても即アウトではないと話者は説明する。ただし残り2年で卒業しなければならない。進級できれば翌年の卒業はほぼ確実になるので、ここで進級しておきたかったという。

「アウト」、4単位足りず

結果の画面は英語で表示される。カウントダウンの後に画面を見た話者は「アウト」と告げ、留年が確定した。祖父は画面をのぞき込み「これ何や? 通ったんか?」と聞き、「おい、歴史のテストあかんかったのか」と反応している。

話者は最初「あと2単位で行けてた」と言い、先生に電話すれば交渉できるのではと冗談めかしたが、すぐに訂正した。実際には4単位足りていなかった。家族との間では在学年数の数え方も話題になった。休学を含めれば8年目になるという話になり、「最高記録」と笑い合っている。

家族の反応

祖父は英語で感想を求められ、「残念ですけど諦めてください」と笑わせた。一方で「笑って振り返れるのもあなたが頑張っているからこそ」という言葉もあり、話者は「こんなに笑ってくれる家族がいて幸せ」と応じている。

母親とも電話で話した。母親によれば、大学から英文の手紙が届いていた。「リピート」「セメスター」といった単語が見えたので、もう後がないという意味ではないかと心配していたらしい。話者が確認すると、内容は「来年も留年したらアウトです」という警告だった。母親は「4年間で卒業してどこかに就職するよりいっぱい体験してるから、お金で買えない」と励ました。母親も手紙を通じて前日から結果を知っていたことが明かされている。

家族の間では、身近な「しゅうちゃん」の方が先に卒業するという話も出た。話者には、1つ絶対に取れていると思っていた科目があり、確認を求めたいと言い出した。これには家族が「印象悪いからやめとき」「そもそも学校来てませんやんて言われるで」と止めに入った。話者のTOEICの成績が良かったことも話題にのぼり、あの勢いで行けると思っていたと話者は笑っている。

最後は祖母の誕生日を祝う場面に移る。祖父母がスマートフォンの指紋認証を通せず、「指紋が減ってる」「年を取るとなくなる」と笑い合うやり取りもあった。

落ち込むより「呆れている」

場面は変わり、翌朝5時ごろに目が覚めた話者が一人で振り返る。今の気持ちは「呆れている」で、ここまで来ると落ち込むというより、ひたすら呆れているという。

話者は学校に強い情熱があるわけではなく、ただ卒業したいと話す。あと4単位あれば4年生に進級し、翌年には卒業できたはずだった。今後は残りの単位を2年、あるいは1年半ほどかけて取る見込みだという。単位はすでにかなり取っているので、学校が長引くことで予定が詰まる心配はなく、ゆるやかに取っていけばいいと説明している。それでも「早く出たかった」と繰り返した。

以前の留年との違い

話者は、以前留年が確定したときは号泣したと振り返る。そのときは学期が始まる前から留年が決まっていた。たとえば30単位必要なのに半年で取れる上限が24単位といったルールがあり、始まる前から届かないことが分かっていたという。今回は24単位が必要だったと話者は言い、それも無理だったと認めている。以前の件についても、仮に30単位登録できていたとしても結局留年していただろうと付け加えた。今回は卒業自体はできる見込みなので、泣くような話ではないという受け止めである。

英語で学ぶ経済学の難しさ

話者は、言い訳ではないと断ったうえで、授業の難しさを語る。専攻は経済学だが、経済学の勉強が本当に好きなわけではないという。所属する「パールコース」では多くの授業を英語で受けられる。入学時はそこに惹かれたが、実際にはとても難しく、今なら日本語で受けたいと話す。

理由の一つとして話者は、先生たちも本来は日本語で教える方が慣れているのではないかと推測する。コースの性質上、先生も最も得意とは限らない言語で教えなければならず、それが授業をさらに難しくしているという見方だ。話者は英語を話すことには自信があるが、経済学の難しい計算や理論を英語で学ぶのは苦労するという。

学位は要らないと言われても卒業したい理由

視聴者からは「本当に卒業する必要があるのか」「会社勤めをするわけではないのだから学位は要らないのでは」とよく言われる、と話者は明かす。実質的には卒業しなくても困らないことは認めつつ、卒業を目指す理由を2つ挙げた。

1つ目は、長い間学費を払ってきたので、ここでやめればすべて無駄になるという理由である。大事なことを優先するには手放すことも必要だと分かっている。それでも自分は学位が欲しいという。人生で何が起きるかは分からない。今の仕事や状況がずっと続くとは限らず、20年後、30年後に自分が何をしていて、世界がどうなっているかも予測できない。学位が一生役に立たないかもしれないし、役に立つかもしれない。残りはあと2年で、それほど大変な作業ではないから卒業したい、というのが話者の現在の気持ちだ。

2つ目は、この大学に合格したことが自分にとって大きな転機だったという理由である。高校時代の話者は、自分や自分の能力に自信がなかった。10代のころは家からも街からも出たくて、何か新しいことを求めてこの大学を目指した。そこで初めて「ロックイン」、つまり一度決めたら全力を注ぐ集中を経験したという。話者はこれを英語学習者にもやってほしいことだと付け加えている。本人の言葉では、合格したことそのものより、初めて「突破経験」ができたことが大きかった。それが今のアイデンティティや自信、今の活動の大きな部分になっている。だから最後まで終わらせて、卒業という「いい最終話」を届けたいという。

自分の弱点と、この数か月のこと

話者は、この動画で視聴者を失望させていないかが心配だと話す。人にはそれぞれ強みと弱みがあり、自分の弱みは学位を取ること、しっかりした計画で学業を終えることだという。テスト勉強を先延ばしにしたことも認めた。仕事が忙しかったという言い訳は自分に許さないとし、前日に徹夜したこともあったと明かす。高校のテストは徹夜で何とかなっても、大学は「なめるな」という問題を出してくると振り返った。

英語を教えることには自信があり、それが活動の軸だと話者は言う。一方で、大学と計画を立てることについては自らを「ポンコツ」と呼び、あまり深刻にならずに捉えたいとも述べている。

別の動画で詳しく話す予定だとしたうえで、話者はこの数か月、燃え尽きを初めて経験したことも明かした。「これから人生で何をするのか」と考える時期にあり、動画の投稿が途切れがちだったことを謝っている。今後はもっと投稿し、英語以外の生活のことも共有していくという。話者はこのチャンネルを視聴者と一緒に歩む旅のようなものと考えている。自分は今大きな変化の中にいて、視聴者もおそらくそうだろうから、英語だけでなく大きな問題を乗り越える方法も動画から得てもらえればと話し、残り2年での卒業に向けて頑張ると締めくくった。