永野がMCの夜、石田健・みなみかわ・宇垣美里が「本気で観ているYouTube」を持ち寄る
PLAYERS公式『夜明け前のPLAYERS』の特別編として、成田悠輔に代わり永野がMCを務めた回である。企画は「コンテンツ・ベストプレイリスト」。出演者が、もっと評価されてほしいと思う作品を深く語る。今回の題材はYouTubeチャンネルで、石田健、みなみかわ、永野の3人がリストを出した。宇垣美里は主に聞き手に回った。テレビとネットの作り方の違い、ニッチな題材の価値、金のためではない発信とは何かが話題になった。
成田不在の番組で永野がMCをする
冒頭で永野は、番組の空気を村上龍のイメージで作ったと話す。ただし村上龍の本は読んだことがないとすぐに認め、「世界観的には村上龍」だと言い直した。自分が配信番組に出ると再生数が伸びる、だから起用されたのだろうとも冗談めかして語る。
永野がこの番組に出たのは、成田の回にロケで1度出ただけだという。成田については、眼鏡のフレームが丸と四角を組み合わせた形であることを「メディア界で初めて暴いた」と話し、本人に「おやめなさい」と言ったと振り返る。相手に遠慮しない理由として、永野は「あんたより長く生きてんだから」と年齢を持ち出す。自分は「年功序列とルッキズム」で生きていると言って、場を笑わせた。
ゲスト3人の紹介
宇垣美里の紹介では、永野があえて外見の話をする。そこから、テレビ業界によくいる男性の話になった。「宇垣さんの思い、分かりますよ」と理解者の顔をして近づく人たちである。宇垣はこれを「アップデートしてる自慢」とまとめた。永野はそういう人たちについて、見透かされていることに本人が気づいていないのだと言う。
The HEADLINE編集長の石田健について、永野は「ソフトに見えてちゃんと言う」人だと評した。パフォーマンスではなく、筋の通ったことを言うという意味である。石田自身は、テレビに出始めた頃はとにかく逆張りで目立とうとしていた、今はそうならないよう気をつけている、と話した。
みなみかわは映画好きのイメージを持たれているが、本人によれば昔映画館で働いていただけだという。この日はデニムにプレデターの服で、コンテンツの話をする回なので一応それらしい服を選んだと説明した。永野にいじられることも前提だったという。
石田健:もうチャンネル単位では観ていない
石田のリストは次の5つである。
- 自身のThe HEADLINE
- 箕輪世界観チャンネル。
- ゲンロン(「今週の人文ウォッチ」)
- Johnny Harris
- Rap EJ
ただ石田は最初に、リストを出しておいて何だがリストにはあまり意味がないと思っている、と断った。以前はチャンネル登録をして観ていたが、今は「お前このコンテンツ好きだろう」とアルゴリズムが勧めてくる。だからチャンネルごとには観ていないという。代わりに気になるのは、発信している個人のストーリーだと石田は話す。
「予定調和ではないストーリー」を人は求めている
石田はこの話を、冒頭の永野と成田のやりとりにつなげた。テレビにはどうしても予定調和の世界がある。永野が気持ちで突っ込んでいくと、その予定調和が壊れる。そこがネットらしさだ、というのが石田の見方である。
石田はここでドナルド・トランプを例に出した。政治家は普通「すみませんでした」「考えていきたい」と言う。ところがトランプは「グリーンランドを手に入れたい」と言い出す。予定調和ではないことを言う人物が頂点にいて、みんながそういうストーリーを求めている、と石田は見る。そしてこれがテレビとネットを分ける大きなラインだと述べた。
石田はさらに、YouTubeでは制作者と演者が同じ熱量で作っていると指摘する。テレビでは、演者の多くが「作り手の用意した台本と構成を演じるのが仕事」と考えている。ここでボケて、ここで話を振る、という進め方だ。石田は、人間はそのゲームに慣れすぎて飽きてきた、だから全く予定調和ではない話が求められている、と説明した。
Johnny Harris:体験で見せるニュース解説
その例として石田が挙げたのがJohnny Harrisである。石田の説明では、Johnny HarrisはNew York Timesなどアメリカの新聞にも登場する記者で、以前はオンラインメディアに所属していた。今は独立して、話題のニュースを解説したり、現地に行ってみたりしている。
日本のニュース系YouTube、たとえばPIVOTやReHacQは、有識者を呼んで話してもらう形式が多い。石田によれば、ニュースはそれが一番コスパがいい。一方でJohnny Harrisは、国境に行ってみる、日本の自衛隊で訓練を受けてみる、といった企画をやる。知識の裏付けはしっかりしているのに、決まった型を崩していく。石田はそこが好きだという。
動画は英語だが、最近のYouTubeには日本語の字幕や吹き替えに切り替える機能がある。本人が英語で話していても日本語で聞ける。自衛隊の回も日本語で観られると石田は紹介した。
テレビとの違いについて、永野は規制の硬さを挙げた。石田はそれに加えて尺の問題を指摘する。テレビなら、体験したVTRを流してスタジオでコメントする形になる。Johnny Harrisの動画では、訓練の様子をずっと映して1時間近く見せる。そのうえで中国との軍事的緊張をどう見るか、といった話もする。永野が「分からない人も入ってきやすそう」と言うと、石田も同意した。
石田は、視聴者は本当はニュースの深い文脈や背景を知りたがっていると考えている。マスメディアは「視聴者には分からないだろう」と考えがちだ。しかし深く知りたい人は世の中に確かにいるはずだ。Johnny Harrisはその仮説でやっていて、それが当たっている、というのが石田の見立てである。
Rap EJ:ケンドリック・ラマーだけで1時間話す
同じ流れで石田が紹介したのがRap EJだ。ヒップホップをひたすら解説するチャンネルである。たとえばスーパーボウルのハーフタイムショーでケンドリック・ラマーがパフォーマンスをしたとき、なぜケンドリック・ラマーがすごいのかを1時間ほどかけて話したという。
テレビ的な作りなら「今人気の洋楽チャート」を紹介するところだ。Rap EJはケンドリック・ラマーひとりで1時間話す。ドレイクとケンドリック・ラマーはどちらが優れているのか、両者のビーフ(対立)の歴史はどうだったのか、といったテーマもある。永野は「ピンポイントだけど知りたい」と反応した。石田は、いろいろな文脈がつながった「ハイコンテクスト」なものを観られることがYouTubeの一番の面白さだとまとめた。
メディアは一方に移るのではなく共存する
永野は、メディアはこれからどうなっていくのかと問いかけた。自分も深く掘るものが好きだが、そこまで掘らなくていいという人もまだいるのではないか、という疑問だった。
石田の答えは「両方が共存していく」である。石田は芸人のYouTubeが観られている状況を例に挙げた。メタバースの話をテレビでしても、そもそもメタバースとは何か、というところで伝わらない。芸人のYouTubeでは、そういうマニアックな話をどんどんする。それでも分かる層にはちゃんと届いてウケる。石田は、そうした笑いの形がYouTubeによって劇場のように再現されていると見ている。だから全部がネット側に移るのではなく、共存していく感覚だという。永野が「自分はどちらかというとこっち(ネット側)っぽい」と言うと、石田はうなずいた。
みなみかわ:剃刀を紹介して剃るだけのチャンネル
みなみかわのリストは次の4つである。
- KOJAK-RAZOR
- ソラカラ研究所
- プロセスX
- 永野ショートムービーCHANNEL
永野はまず、芸人がこういう先進的なメディアに出ると格好をつけて知らないものを挙げることがある、と釘を刺した。みなみかわは、永野のチャンネルを入れて申し訳ないが、どれも本当に自分が観ているものだと答えた。そして、たぶん誰も観ないと思う、とも付け加えた。
KOJAK-RAZORは、剃刀を紹介して、本人が剃るだけのチャンネルだという。みなみかわはこれをずっと観てきた。「この刃物綺麗やな」と思いながら観ているという。みなみかわ自身も一枚刃の剃刀を持っていて、一番高いものは3万6000円する。よく切れるが危ないそうだ。チャンネルでは、剃刀がなぜこういう作りなのか、どう剃れば一番よく剃れるのか、クリームの素材で剃りやすさがどう変わるのかを淡々と解説する。配信者は日本人で、兵庫の人ではないかとみなみかわは話していた。
一枚刃の剃刀はエジプト、ロシア、中国、日本などさまざまな国のものがあり、その差が面白いという。新製品が出たり、仕組みに感心したりする楽しみもある。5枚刃のようなものもあるが、みなみかわは一枚刃が好きで使っている。永野は、石田の言うピンポイントなものであり、テレビではできない題材だと受け止めた。
永野ショートムービーCHANNEL:回らないことが特徴になっている
みなみかわが特に勧めたのは、永野ショートムービーCHANNELだった。永野には2つチャンネルがある。ひとつは好きな洋楽などのコンテンツを勧めるチャンネルである。もうひとつがこのショートムービーのチャンネルで、1〜3分ほどの短い映像を載せている。みなみかわの評では「とにかく性格悪い」。
みなみかわが挙げた例のひとつは、サザンオールスターズのドラマー松田がアー写を撮るときにビジュアル系っぽい撮り方をする、というだけの動画だ。全然再生されていないが、めちゃくちゃ面白いという。永野によれば、女子高生の化粧の動画のほうがよほど回っているそうだ。
もうひとつは、芸人の単独ライブの全国ツアーで、スタッフのひとりがクビになる瞬間を描いた動画である。しかも名前が出ていて、実在の人物だという。永野はこれを、自分がされたことをコントで返しているのだと説明した。
みなみかわは、どれも8分ではなく本当に1分程度で、「これは1分でいい」と永野が抽出したものだと感じている。だから利益のにおいがせず、本当にやりたいことをやっていると伝わる、と話した。永野も、もうひとつのチャンネルには案件も増えてきたが、このチャンネルにはそれがないと認める。金のためではなく自分の私怨を晴らすためのものだという。ただ、悪口をそのまま言っても仕方がないので、笑いというフィルターを通しているそうだ。
みなみかわは、永野にはいずれ映画を撮ってほしいとも話した。このチャンネルはその原点のようで、今まさに現役だと感じるという。永野はこれを受けて、マスに向けたテレビっぽい動きはこのチャンネルではしていない、YouTubeで本当にやりたいことをやっている、と語った。当初は「コントチャンネル」と名乗っていたが、「これはお笑いじゃない」と言ってくる人がいた。それも嫌なので「ムービー」と名乗れば言われないだろうと考えた、という経緯も明かした。
石田は、普通はショート動画で再生数を稼いで長尺に誘導するのがセオリーなのに、このチャンネルはショートを回そうとしていないのがすごい、と指摘した。永野は、言いたいことが狭すぎて1分以上にできないのだと答えた。みなみかわは、芸人が楽屋で話すことを1分にして悪口を詰め込み、映像にしたようなものだと表現する。展開を入れると不純になっていくのだという。
最後にみなみかわが挙げたのは競馬の動画である。競馬を観戦している人たちが集まって写真を上げていることがある。それが夜中に疲れて見ていたら団子に見えた、というだけの1分の動画だ。「お前らは気持ちよくなってる団子だ」と言って終わる。
永野:ジャミロクワイの公式ショートに見る「本当のゴール」
永野のリストは次の5つである。
- D.Oと愉快な野良犬たち
- ロックンロール酒場Ch
- Jamiroquai Official
- ひっかかりニーチェ
- limpbizkit
自分の宣伝も含まれていると断ったうえで、永野はひとつだけ、ジャミロクワイの公式チャンネルを観てほしいと推した。20年ほど前に大人気だったアーティストである。公式チャンネルに上がっているのはほとんどがミュージックビデオで、運営側が投稿しているとみられる。ただ、ショート動画ではときどき本人が携帯で撮ったものが上がるという。
永野の説明によれば、今のジャミロクワイは年齢を重ねて太り、白い無精髭を生やしている。巨万の富を得て、広大な土地で隠居のように暮らしているのではないか、と永野は想像する。その本人が、アスパラガスを収穫する動画や、自宅の大型犬をブラッシングする動画を上げている。40秒ほどで終わり、洒落た作りでもない。
永野が感動したのは、その投稿の仕方だった。日本の同じような立場の人なら、「このチルな大人を見てくれ」という見せ方になるかもしれない。ジャミロクワイはおそらく個人の記録をアップしているだけだ、と永野は見ている。永野は自分のチャンネルで「かっこいい大人系」の芸能人への疑問をずっと語ってきた。これこそが本当のゴールであり、大げさに言えば幸せというものなのではないか、と永野は話す。これを見ると、キャンプやアウトドアで充実ぶりを見せることすら嫌らしく見えてくるという。
一方で、ジャミロクワイは環境保護を訴えながら、新作のフェラーリを普通に見に行くのだそうだ。気になった永野がインタビューを調べたところ、インタビュアーから「エコを訴えているのにフェラーリは排気がひどいのでは」と問われた場面があった。うまく答弁するかと思ったら、普通に怒っていたという。出演者たちはそれを「人間ですね」と笑った。
「資本主義で勝ち切ったから解脱できる」という皮肉
宇垣は、自分はYouTubeをあまり観ないが、この話を聞いてすごく観たくなったと話した。素敵なキャンプ動画を上げている時点で、その人たちはまだそこから逃れられていない。ジャミロクワイの動画は、本当に解脱した人を見られるものなのだ、と宇垣は受け止めた。永野は、更新がほとんどないことや、マネージャーが止めないことも含めて面白いのだと付け加えた。
石田は、ここに皮肉があると指摘した。資本主義で勝ち切ったから解脱できる、ということでもあるからだ。まだ勝っていない人ならマネージャーが止めるだろう。ジャミロクワイのレベルまで行っているから、アスパラガスの動画でもOKになる。永野が「でもフェラーリは絶対見に行く」と返すと、少し資本主義のにおいが残っているのもいい、という話で落ち着いた。年齢については、永野は54歳ぐらいだと思うと話し、思ったより若いと驚かれていた。
映画の話題へ
字幕の終盤では話題が映画に移っている。出演者のひとりが、自分のオールタイムベストだという作品を挙げた。字幕からは『マッドマックス』シリーズと続編の『フュリオサ』を指しているとみられる。出演者たちは『フュリオサ』を「最高」と評し、アニャ・テイラー=ジョイの目について「あんな孤独な目はない」と語り合った。
続いて「今一番気になっている」作品として『ガンニバル』の名が挙がった。柳楽優弥がとにかくすごいという。怖い村で襲われて命からがら逃げる話かと思えば、主人公の側も狂っていく。そこが怖くて見事だ、という感想が述べられたところで字幕は終わっている。
どうも永野です。今回はですね、夜明け前のPLAYERS特別編、コンテンツベストプレイリストとしまして、皆さんがもっと評価して欲しいと思う映画、小説、漫画などのコンテンツ作品を深く深く語ってもらいたいと思っております。お願いします。
すごいしっとりとした番組になってね。ね、なんかちょっと緊張しちゃいました。いや、緊張してください。それは。そんなにしないです。一応なんか本そんな読んだことないですけど、村上龍をイメージして。読んだことないのですか。読んだことないですけどいいですよ。まあ世界観的には村上龍なんですね。ここの番組担当されたって感じを出しました。あ、なるほど。
俺はもう私一応配信をということで、もう配信は私が出ると回るんですよ。へえ。それで多分信頼されてるのもありますし。そうですか?でも人来さんの件から結構カリスマ性剥がれたっていうわけですけど。それがね、人が出たっていう、また業界内部からの評価上がりました。内部の評価上がりそうですよね。人が出たっていう、人大事なんですよ。結局人が作るんで、メディアは。
でもね、あれですよ。夜明け前のPLAYERS、その1回に出てんですよ、僕、成田さんので。なんか激りして。そうですよね。で、ロケしたんですよ。それだけです。あ、何回もとかではなく。全然全然。それでなんか、成田さんの番組でしょ、これ。メインというか。ですよね。メインはね、あの奇をてらった人ね、あの眼鏡で、丸と三角、四角です。四角。丸四角。
僕あれをね、メディア界初で暴いたんですよ。暴いてた。それでその際に「おやめなさい」って。おやめなさい。そうですね。おやめなさいって言いました。おやめなさいが出ましたから。おやめなさい言いました、成田さんに。それで普通の人間はなんか躊躇するかもしれないけど、別に俺あんたより長く生きてんだから。そうなんですよね。永野さん、まだまだ年齢で物言う人。年齢で。そうですね。今時珍しい。今時珍しいかもしれないですね。私はもう年功序列でやってんですよね。年功序列とルッキズムで。最悪。生きてる。
普通に喋ってしまいました。すいません。改めまして、ゲストを紹介したいと思います。まずは宇垣さんでございます。よろしくお願いします。宇垣さんね。宇垣さんはもうご活躍されておりますけども。思ってもないこと。いやいや思ってます。本当私で来てるんで、本当幸せですもん。あんま言わない、そんなこと。宇垣さんに面と向かってルッキズムは言います。最初今までです。中身でね、色々勝負してる人にルッキズムぶれないで2時間いけるやつです。
でもこれがリアルですよ。宇垣さん、意外といますって、こういうやつが。結構「宇垣さんの思いわかります」って言って、ただ匂い嗅ぎたい親父というか。そんなやつばかりでしょ。そんなやつばっかりですよ。テレビ業界なんか気をつけてくださいね。お前の気持ちは俺は分かるみたいな。そういうね。まあ、ありますよね。アップデートしてる自慢みたいな。そうそうそう。俺大変だったでしょうみたいな。でもバレません?そういうのって。バレ。あ、気づいてないんすよ、こっちが。あ、バレてること気づいてらっしゃらない?あら、不便。気づいてない。
続きまして、インターネットニュースメディアThe HEADLINE編集長、石田健さんです。お願いします。石田さんもね、お忙しいと思うんですけども。知らんでしょ?石田さんの活動を。知らないでしょ。いや、たまに切り抜きとかでこう。結構ね、言うんですよ、石田さん。ソフトに見えて言うっていうかね、ちゃんと言うんですね。そのパフォーマンスじゃなくて、ちゃんと真実というか、食ったことを言うて。食ったことを言う。そうなんすか、その褒め言葉。いやいや、なんかパフォーマンス系ではないということ言いたいです。
ああ、なるほど。外側か中かっていうのありますからね。そうそうそう。であったり、ただ逆のこと言うて、まあ出た時の俺なんですけど、逆のこと言って目立ったみたいな。今もそうなんですけど。とにかく逆張りして。そうしないように気をつけて。あ、そうなんですね。すごい。
そして、もう今ね、引っ張りだこ。とんでもございません。もうみなみかわさんでございます。みなみかわでございます。よろしくお願いします。みなみかわさんはなんか映画が好きなイメージがやっぱありますけど。昔映画館で働いてたってだけなんだ。そうそう。昔、それだけです。別に。でもやっぱカルチャーはね、なんかそういうのありますよね。みなみかわさんって、なんて言うのかな、役はやるけど、なんかカルチャー知ってるって服着て、バランス取ってるじゃないですか。あのデニムとか。デニムとこのね、プレデターね。これはプレデターね。やっぱ一応コンテンツ喋るから、一応そういうの着なあかんのかなっていうこと。まあ永野さんにいじられるのも、もう前提でやってます、俺は。ありがとうございます。
まずは皆さんがはまっている、そしてもっと評価してほしいと思うYouTubeチャンネルのベストプレイリストをね、挙げてもらいたいんですけど。ああ、そうですね。まずは石田さんのベストプレイリストでございます。モニターにあると思いますけど、こちらですか?はい。こちら。色々ありました。あ、YouTubeね。YouTubeですね。ご自身のから。まあこれは自分の。
なんか最近これリスト出しといてなんですけど、あんまりリスト意味ないなと思ってて。昔はYouTubeチャンネル登録して見てたじゃないですか。でももうアルゴリズムで、お前このコンテンツ好きだろうみたいなのが出てくるんで、もうチャンネルごとに見てないなっていうのがあるんです。確かに。そういうことだ。で、しかもこれとか、この辺もそうか、もう個人なんですけど、その個人のストーリーの方がもうとにかく気になるみたいな。ああ、なるほどな。
だから、さっき配信のオーダーみたいな下りあったじゃないですか。下り、下りってやめてもらっていいですか?気持ちで喋っていやな。嫌な芸人とばっか仕事しました。これ気持ちで来ましたよ。僕も気持ちで今向かって。あの、なんだろうな。やっぱテレビってちょっと若干予定調和な世界に今来てるじゃないですか。で、永野さんがその気持ちで行くことによって予定調和を壊してっていうところが、多分このネットっぽいというか。
なんか予定調和じゃないストーリーをみんなとにかく求めていると今思っていて。だからドナルド・トランプとかもそうだと思うんですけど、あいつ予定調和じゃないもので一番頂点にいるじゃないですか。確かにそうですね。だから政治ってみんな、こういう話したら「すいませんでした」とか「考えていきたいです」みたいな話をすると思いきや、いや、グリーンランドを手に入れたいとか。なんかそんな予定調和じゃないこと言っていいんだみたいな世界を、みんな多分ストーリーとしてとにかく求めてると思って。で、それがテレビとネットを分ける結構大きなラインだと思っていて。はあ。
もうちょっと言うと、YouTubeってなんか制作と演者が同じ熱量なんですよね。うん。だから作ってる人がこの台本でこの構成でっていうのをやる仕事っていう風に、演者の人今結構思ってるじゃないですか。だからここでボケて、ここでは一応気に入ってとか。であのゲームに多分人類というか人間はもう慣れすぎて、それに飽きてきた時に、もう全然予定調和じゃない話をする。例えばこの人とかって、ジョニー・ハリス。英語のニュースについて話してたんですけど。
こいつは、日本だとPIVOTとか、ReHacQさんとかね、有識者呼んできてお話をするみたいな。だからやっぱニュースってそこで喋るのが一番コスパがいいんですよ。だけどこの人は結構、国境に行ってみたとか、あと日本の自衛隊で訓練してみたとか、結構いろんなことやっていて。すっごい知識とか硬いことに裏打ちされてるんですけど、結構そういう予定調和を崩していくようなことやっていて、そういうものが割と好きっていう感じですかね。
おすすめってなると、まあ全部おすすめでしょうけど、どこになりますか?この辺は結構おすすめですし、ジョニー・ハリスさんっていうのは、申し訳ない、存じないですけど。ニューヨーク・タイムズとかのアメリカの新聞にも出たりとかする記者の人で、元々オンラインメディアに所属してたんですけど、今自分でやって、話題になったニュースの解説をしたり、実際に行ってみたりとか。
これすいません質問して、英語なんですか?これ英語なんですけど、最近YouTubeって結構そのまま日本語に変えられるとか、なんならジョニーが英語で喋ってるのになぜか日本語に吹き替えられるみたいな機能が出てて。あ、そうなんか。自衛隊のやつとかは日本語で見れます。へえ。だから自衛隊の人が訓練してるとことか見たことないじゃないですか。ないですね。で、そういうのを今まで多分テレビでやってたのが、もう普通に個人で行っちゃって、それがめっちゃ回ってるみたいな。へえ。
テレビでやってるのよりもやっぱ面白いんですよね。見てて。テレビのってどんぐらい見せるんで。確かにそこなんかね、規制が結構硬いような気がする。ありますし、やっぱ尺があるじゃないですか。例えば、やってみたやって、それをスタジオでコメントしてみたいなのがありますけど、もうずっと訓練してるんですよ。それを1時間ぐらい見させられてみたいな。まあかなり流しっぱなしをいくつか繋げて、で、じゃあ今中国とのこの軍事的な緊張関係どうですかみたいなのも話したりして。なんかそういう面白さとか。
分からない人も入ってくるよね、そっちの方が。そうすね。なんか興味持ちますよね、そっちの方が。持ちます。だから多分みんな、もっとニュースとかも超深いコンテキストとか超深い背景を本当は知りたいのに、やっぱりそういうものは視聴者は分からないだろうとか、だからこそマスメディアなんだと思うんですけど。でもいやいや、分かる人が世の中にいて、それをとにかく深く知りたいっていう人が多分世の中にいるはずだっていう仮説でやってる。ああ。それがはまってるんですよ。
だからそもそも丁寧というか、もうぬるいところに行ってないですよね。行ってないすね。これとかもそうで、これラップをとにかく解説する。ラップですもん。ヒップホップで。こないだスーパーボウルのハーフタイムショーで、ケンドリック・ラマーがパフォーマンスしたじゃないですか。であれも、なんでケンドリック・ラマーがすごいのかを1時間ぐらい話すんです。へえ。面白そう。
だから例えば、今人気の洋楽チャートですっていうコンテンツも、当然テレビっぽいものでありますけど、そうじゃなくて、もうケンドリック・ラマーで1時間喋ってくれとか。じゃあドレイクとケンドリック・ラマーのどちらが優れてるのかを1時間喋ろうみたいな話をずっとするみたいな。そうだね。ピンポイントだけど知りたいよね。知りたい。そのビーフの歴史とかも。ああ、そういうことか。面白い。へえ。なんかとにかくハイコンテクストというか、いろんな文脈が繋がってるものを見れるのが、やっぱYouTubeの一番面白いとこだなと思ってて、そういうコンテンツがすごい好きですね。
どうなんでしょうね。どうなってくんすかね、メディアは。メディア。いや、でも自分もどっちかつったらこういうの好きなんすよ。掘って深く見るみたいな。でも未だにやっぱそこまで掘らなくてもっていう人もいるんすかね。いや、だから両方が共存していくんじゃないですかね。芸人の方のYouTubeが見られてるの、僕結構そういう感覚で。
例えばテレビで、なんだろうな、例えばメタバースの話とかしても、あんま伝わんないじゃないですか。そもそも何みたいな。だけど芸人の方の中では、YouTubeでそういう話をバンバンして、あ、これマニアックだけど届く層には受けるんだなみたいな。ああいう笑いの方みたいなのが、多分YouTubeがあることによってちょっと劇場っぽく再現されてて、だからそこが共存してくような感じがします。共存なんですね。全部がこっちになって行く感じはしないですよね。ええ、なるほど。まあ自分はどっちかつったらもうこっちっぽいよね。はい。そうですね。
ちなみに番組ホームページではノーカット版の配信もしています。番組が大赤字で大変です。是非皆さんカンパをよろしくお願いします。
続いてはみなみかわ君のベストプレイリストでございます。これはすいません。おお、これ私の入ってる。これ確認ですけど、みなみかわ君、YouTubeっぽいことをしてないですね。本当に選びました。あ、これ本当に選んだ。それたまにいるんですよ。芸人がこういう配信とか結構進んだかっこいいメディアに出ると。あ、はいはい。これでも全然知らない。背伸びすること。
これ永野さんとか入れて申し訳ないですけど、ほんまにもう自分が見てるやつなんですけど、これ多分みんな見ないと思うんですよ。例えば気になるんだったら最初のKOJAK-RAZORさんっていう。え。これはただただ剃刀を紹介して、ただただ自分で剃るんすよ。うん。へえ。面白い。で、僕はもうそれずっと見てたんです。この刃物綺麗なとか。
その1枚刃剃刀って、僕が持ってるやつで一番高いやつ3万6000円するんですよ。そんなにするんですか?そんなするんです。で、それはもうほんまによく切れるんですよ。危ないんですけど、でもそれが何でこういう風にできて、こうやって剃り方で一番切れ味良く剃れますよとか、クリームみたいなのあるじゃないですか。それもこれの素材だとめちゃくちゃ剃りやすくなりますとかを淡々と解説してくれるんですよ。それ日本の方ですか?日本の人。兵庫の人かな?
いろんな1枚刃の剃刀があるんですか?もういっぱいあるんですよ。エジプト産もあればロシア産も中国も色々あるんですよ。日本も当然あります。へえ。それの差がやっぱ面白いですか?その差が、あ、新しいの出たなとか、このシステムすげえなとかいうのがあるんで。5枚刃とかね、あるんですけど、それよりも1枚刃がなんか僕は大好きで剃ってるっていう感じで。まさに石田さんがおっしゃってるような、もうピンポイントで。ニッチの、テレビの方ではできないですよね。そう。できないと思います。
他にっていうか、この中で特におすすめは、もう永野さんのショート。本当これめっちゃおもろいんですよ。ありがとうございます。私がやってるやつなんですけど、永野さん2つチャンネルがあって、色々コンテンツをそれこそおすすめするやつと。永野チャンネルって自分が好きな洋楽とか洋画とか。で、この永野ショートムービーチャンネルっていうのは、本当に1分から3分ぐらいのちょっとショートムービーなんですけど、とにかく性格悪いんですよ。本当にありがとうございます。
例えば、めっちゃ回ってないのに、全然回ってないのに俺抱えてもらったのが、サザンのドラムの松田さん。松田さんが写真撮る時に、ビジュアル系っぽい撮り方をするっていうだけの動画があるんですよ。全然回ってないんですけど、めっちゃおもろいんですよ。女子高生の化粧の方が上がってます、回ってる。そっか。全然回ってない。そこのチョイスがめっちゃおもろいんですよ。
永野さんのネタっぽいなっていうのがちょっと映像化してて面白くて。単独ライブの、芸人って全国ツアーする単独ライブがあるんですよ。そのスタッフさんの1人がクビになる瞬間みたいな。そうなんですよ。大丈夫なんですか?しかもそこで名前見れば出てるんですけど、実在の人物。そうです。すげえ。なんかもう許されるんだ。この人、実在の人をただいじってるだけやっていうのがわかるんですよ。ちょっと僕、されたことをコントで返していくタイプというか。そう。ちょっと嫌な、ちょっと引っかかる。これめっちゃおもろくて。ありがとうございます。
でも全然回ってないんすよ。これおかしいっすよ。見つかってないんだ。全然回ってないんすよ、これ。しかも8分とかじゃなくて、ちゃんと1分とか、本当に永野さんがこれはもう1分でいいねんっていう感じのを抽出してるから、なんか利益を感じないんですよ。ほんまにこの人やりたいんやなっていうのが思えるので、もうめっちゃおもろい。ありがとうございます。確かに自分のYouTube、もう1個の方は結構案件とかも増えてきましたけど、これに関してはもうないですもん。金のためとかじゃなくて、自分の私怨を晴らすために。でもそれをただ悪く言ってもしょうがないじゃないですか。笑いっていうのを一応フィルター通して。
本当に一番、将来なんかちょっと映画を撮ってやっぱ欲しくて、永野さん。あ、嬉しい。なのであの感じの、すごいその原点、もう本当現役みたいな感じがするんで。これは本気で、それこそ石田さんがおっしゃってるようなことはしてません。これはいわゆるテレビっぽいマスへ向けた動きはしてないです。本当に僕がYouTubeでやりたいことをやって。最初はコントムービーって言ったんですけど、コントチャンネルって。これはお笑いじゃないじゃないかとか言ってくる人がいるから、あ、それもなんか嫌だなつって、じゃあムービーとか言っときゃ言われないかなっていう。ああ、でもめっちゃおもろいです。これぜひ見てください。
普通ショートって、ショートでいっぱい回して長尺の方に呼ぶみたいなセオリーじゃないですか?ああ、確かに。普通の多分YouTubeと逆なのすごいですよね。こっちを回さないっていう。そうかも。確かにそうですね。なるほど。なんか言いたいことが狭すぎて、1分以上できない人。なるほど。あ、そういうことか。そういうことはあります。面白い。芸人が楽屋で喋る話をただ1分にして、悪口詰め込んで映像にしたみたいな感じなんですよね。いいっすね。だから展開とか入れると不純になっていくから。ただこれ、ある人をただ傷つけたいみたいな。傷つけたい。めっちゃ生々しく現役。
めっちゃおもろかったのが、競馬のレースとかあるでしょ。が近づいて、こうやって仲良い感じで見てて、こいつらが団子みたいだねっていう動画あるんですよ。そんなことやねん、そういう。いや、写真あげる人いるじゃん。いるんですよ。レースみんなで見てますみたいな。あれで応援してるみたいな。あれがなんか夜中疲れて団子に見えたんですよ、あいつらが。でも1分ですよね。1分です。団子だっていうので、もうそれが全て。お前らは気持ちよくなってる団子だからなっていうので終わりっていう。これ見てほしいです。
すいません。自分の話ばかり。続いては私のベストプレイリストでございます。これになってますけど。ああ、はいはい。まあね、これはもう自分の宣伝もありますけど、まあ色々あるんですけど、ちょっともう1個だけ言うと、ジャミロクワイの見てほしいです。え、ジャミロクワイね。あるんだ。「ヴァーチャル・インサニティ」の。あれがね、結構20年前ぐらいにすごい人気あった方が、なんかたまにあげるんすよ。へえ。自分のオフィシャルで。何をあげるんですか?
ミュージックビデオは多分ここの回してる運営の人があげてるんです、ほとんどですけど。ショートでたまに自分が携帯で撮ってあげてるんですけど。へえ。言い方あれですけど、まあ事実を言うと、我々が知ってるジャミロクワイじゃないですか、この見た目が。ああ、まあ年齢もね。もう年齢も重ねて太っちゃって、白い髭生えちゃってるのも無精髭で。そのジャミロクワイがもう以前、巨万の富を得たわけですよ。とんでもない広大な土地で、もう多分ね、印税だけで生きて過ごしてんじゃないかなみたいな。ジャミロクワイがもう太ってだらっとして、アスパラガス採ってて。
それで何が感動するかって、日本のそういう方だったら、もしかしたら「このチルを見てくれ」って、このチルな大人をみたいなですけど、ジャミロクワイは多分これを個人の記録としてアップしてるだけなんですよ。ああ。はいはい。汚いし、ただ携帯で自分で撮ってアップしてプライベート。あと自分ちの大型犬をブラッシングしてるのとか、40秒ぐらいで終わるんすよ。
僕、それこそ自分のチャンネルでいじってたじゃないですか。かっこいい大人系の芸能人に対する疑問をずっと言ってたんですけど、これが本当のゴールなんじゃないかと思ってます。なるほどね。幸せっていうものの、大げさな言い方すれば。だからこれを見ると、キャンプとかアウトドアとか色々あって、やってること充実してるとかやってることすら、すごいなんか嫌らしく見えるっていうか。これが本当の充実なんじゃないかというのが確認できますので、これすぐ見れますんで、是非チェックしてほしい。
あ、消してないんですね。ずっと残ってんです。へえ。で、すごいエコとか訴えてんのに、この人普通にフェラーリ見に行ったりしてる。そこはそことして欲しいんだ。新作出た。人間ですね。人間で。俺気になって1回ちょっとインタビューすごい調べて、この人何考えてんだろうって。で、インタビュアーの人が「あなたエコ訴えてるけど、フェラーリ排気がすごいじゃないですか」って言って、どう答弁で返すかと思ったら普通にキレてました。人間ですね。人間なんです。だからこれ、本当なんか生きるヒントがあると思う。ちょっと見てください。これ1分ぐらいでいいんで。見たいな。気になります。
3人おすすめたくさんありましたけど。私あんまりYouTube見ないんですけど、でもすごく見たくなりました。なんだろう。やっぱりもちろん素敵なキャンプとかもいいんですけど、それを上げてる時点でやっぱそこからまだ逃れられてないんですよね。あの人たちは。あ、そう。本当に解脱した人を見ることができるってことですよね。できます。なるほど。これでいいですか?おすすめはじゃあ6ですか?ちょっと見てみたいなって。全部見てみたい。
まあでもジャミロクワイは本当に更新ほとんどしてないんで。マネージャーとかが止めないんだっていうのも含めて。いや、だから資本主義で勝ち切ったから解脱できるっていう、ちょっとアナロジーでもありますよね。確かに。だからまだ勝ってないやつだったら、多分マネージャー止めてるじゃないですか。そうか。そうなんだ。ジャミロクワイまで行ってると、アスパラガスがオッケーになるんだと思って。でもフェラーリ絶対見に行くんですよ、新作で。若干資本主義の匂いがあるのもいいですよね。いいですよね。
もう何歳ぐらいなんすか?もう60ぐらい?いや、そんないってない。いってないんだ。まだ思ったより若いんですよ。54歳ぐらいだと思います、多分。そうか。若かったか。それでもうね、解脱しちゃってるの。
〇〇さんも私のオールタイムベスト。あ、これも人生なんで。最高ですよね。最高ですね。これの次のやつも良かったですもんね。フィリオさんね。めっちゃ良かった。フィリオさん最高すよね。最高。最高。あ、あの目。あんな孤独な目ないよね。
今一番気になってるのはやっぱ「ガンニバル」。ガンニバル。嫌よ嫌よがとにかくすごい。普通って、怖い村にやられて命からがら逃げるって話なんですけど、やられる側も狂ってくるんですよ。うわあ。それが怖いんです。それがもうめっちゃすごいんすよ。
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