屋形船の上の「生電話人生相談」:成田悠輔が難病の女性、浪人生と話したこと
PLAYERS公式『夜明け前のPLAYERS』の特別編である。成田悠輔は冒頭、「地球上のあらゆるゲスト候補に断られた」ので、ゲストが来ないなら視聴者をゲストにすると宣言する。番組は事前に電話番号を公開し、成田は日本橋を出た船の上で、かかってきた電話にその場で出て話す。台本のない会話の中で、病気と生活、欲望、嫌いなもの、浪人と大学進学、長くなりすぎた人生といった話題が次々に出てくる。
雨の隅田川で始まった企画
電話は船に電源を入れた直後に早くもかかってきた。成田はオープニングの口上もそこそこに1本目を取る。船は日本橋から川を上り、やがて隅田川に出た。スカイツリーが見え、終盤にはレインボーブリッジに近づいていく。
ただし、成田だけが屋根のない場所に座らされ、スタッフは暖かそうな屋内にいる。成田はTシャツに上着を1枚羽織った程度の格好で、出航から間もなく雨が降り出した。雨に打たれながら「もう無理だと思ったら川に飛び込みたい」と冗談を言い、雨粒がつくたびにカメラのレンズを拭く作業が挟まる。そんな環境で、相談は進んでいく。
1人目:骨髄移植のコーディネート中の女性
最初の電話の相手は、「さち」と名乗る愛知県西三河地方在住の女性である。地元の名物として、茶色い皮の中にあんが入った饅頭の話が出ると、成田は「豆を煮て小麦粉で包むのは炭水化物を炭水化物で包むしつこさで、そこが素晴らしい」と返し、和菓子で糖尿病になれるなら本望だと話した。
近況を尋ねられた女性は、最初は元気だと答えていたが、実は骨髄移植のコーディネート中だと打ち明ける。彼女は提供を受ける側で、骨髄の適合には血液型ではなくHLAの型が関わる。自分は医師ではないので詳しく説明できないと断ったうえで、子どもの頃から輸血が多かったため拒絶反応が起きやすい状態にあると説明した。
移植には血縁ドナー、臍帯血、骨髄バンクの登録者という3つの道がある。女性の場合は血縁と臍帯血が合わず、骨髄バンクで相性のよい候補者が見つかった。いまは最終的な細かい検査の段階で、ドナー側の最終的な決断や都合によっては移植ができなくなる可能性もある。結果を待っている状態だという。
病気の経過と、輸血に頼る日常
女性の説明によれば、病気はT細胞が自分の骨髄を攻撃してしまい、骨髄に脂肪のようなものが溜まって造血がうまくできなくなるものだ。子どもの頃に発症し、一度は治まった。出産のときに再発し、出産後しばらくして多少よくなった。しかし3〜4年ほど前から再び悪化し、この3年で受けられる治療を一通り試したがうまくいかなかった。そこで移植を勧められたという。
現在は輸血に依存しており、およそ2週間に1回のペースで輸血を受けている。輸血を続ける限り大丈夫なのかと成田が聞くと、女性はそう単純ではないと答えた。輸血を重ねると肝臓が悪くなり、これまでの治療で腎臓も悪くなった。さらに血小板が少ない。基準値の下限が13万程度のところ、自分は1万ほどだという。血が止まりにくいため、見える場所の出血ならまだよいが、脳内出血のように自分で気づけない出血が起きると危ない、と彼女は語った。
難病指定でも残る経済的な負担
成田は、重い話を淡々と語る女性に経済的な負担を尋ねた。女性は「正直大変」と答える。病名が難病に指定されているため、特定医療費受給者証を受け取っている。ただし全額が補助されるわけではない。夫の扶養に入っているので、夫の収入に応じてここまでは自己負担という上限があり、それを超えた分に補助が出る仕組みだという。
そのほかにも負担はある。ほぼ毎週の通院にかかる交通費などは自費で、移植を受けるための細かい検査にも自費のものがある。さらに仕事を辞めたため、パートの収入がなくなった。「今まであったものがない」という感覚がある、と女性は話した。
「地獄の真横に天国がある」
この話を聞いている最中、提灯の下でカラオケらしき音を立てる大型の宴会船が横を通り過ぎた。成田は乗っている人たちを「愚か者っぽい集団」と呼び、女性は「愚かかどうかはわからない。楽しそうで何より」とたしなめる。成田はそこから、この世界は地獄の真横に天国があるようなものだと続けた。苦しんでいる人のすぐ横を、酔い潰れた人がへらへらと通り過ぎていく。それがこの世界の愚かさであり、面白さだとふと思った、と彼は言う。
タワマンの灯りと、欲望を持たないことの有利さ
隅田川沿いのタワーマンションを見上げながら、成田は明かりがついている部屋が10〜20%程度しかないと指摘した。まだ21時半なのに暗い理由について、成田は投資用に買って住んでいない人が多いのではないかと推測し、「東京の病」と呼んだ。
マンションが欲しくないのかと聞かれると、成田は「全く思わない」と答え、欲望は持たないほうが勝ちだと話した。欲望を持つと競争が始まる。しかし大体のものは必要ない。必要ないものを必要ないと思えれば無駄に消耗しなくて済むので、有利だというのが成田の考えである。裏返せば、本当に必要で大事なものはあまり多くない。それが何かを見極められれば、幸せへの近道になるのではないか、と彼は述べた。
女性は自分は欲張りだと笑い、食べたいものの欲が一番多いと話す。昨日ケーキを食べたので、今はこってりしたラーメンが食べたいという。成田は、帰りにラーメン二郎にでも寄りたいと応じた。
人の本質は「好きなもの」より「嫌いなもの」に出る
途中で女性の夫が帰宅し、なぜ成田と話しているのかと驚く場面を挟んで、女性は電話がつながったら聞きたかったことを尋ねた。成田が自分にハッシュタグをつけるなら何か、という質問である。眼鏡以外で、という条件がついた。
成田が挙げたのは「#タワマン嫌い」「#飲み会ばっかりやってる連中が嫌い」「#テレビ業界の人たちが嫌い」だった。嫌いなものばかりだと指摘されると、成田は、好きなものより嫌いなもののほうに人の本質が出る気がすると説明した。女性も、自分にタグをつけるならマイナスのことしか浮かばないと共感する。
成田はその理由を、負の力のほうがエネルギーが大きいからだと説明する。チーズケーキが大好きな人でも、チーズケーキがないと夜も眠れず体をかきむしって血まみれになる、という人はいない。一方、上司が大嫌いで蕁麻疹が出たり起きられなくなったりする人は普通にいる。大嫌いなものに呪われて身動きが取れなくなり、人生がずたぼろになる人はたくさんいる。だから、何が好物かより何が耐えがたいか、何が大嫌いかで人を分類したほうが、人を本当に理解できるのではないか、と成田は述べた。
番組の公式Xに「つながらない、順番待ちしている」という苦情が届き、通話は終わった。女性は、移植が決まってほしいと思っているが「なんとかなります」「なるようになります」と話した。
2人目:やりたいことがない浪人生
2人目は新田と名乗る19歳の浪人生である。10月の時点で、翌年1〜2月の受験を控えている。最近は少し元気がないという。
成田はまず、浪人は楽しいという説もあると話す。解き放たれて少し根無し草のようになり、好き勝手なこともできる。辛さと自由が入り混じった不思議な状態ではないか、というのである。新田が「時間はある」と答えると、成田は時間の不思議さに話を広げた。忙しいと時間が欲しくなるが、時間がたくさんあると辛くなる。時間はほどほどがよく、それは人生の長さにも言えるが、ほどほどは難しい、と成田は言う。
若返る人間と、若返らない社会
新田が、食事制限などで寿命を延ばそうとする人たちもいると応じると、成田はアンチエイジング技術の進歩に触れた。人間は健康になって長生きし、20〜30歳ほど若返っているらしい、と彼は紹介する。今の60代が昔の40代くらいの肉体能力や認知能力を持っている、つまり今の高齢者は昔よりずっと若い、という話である。
成田はそれを良いことであると同時に辛いことでもあると見る。人間は若返っているのに、社会は若返っていない。40〜50歳で職業人生が終わりに近づき、徐々に引退していくという社会のあり方がいまだにはびこっている。人生観もそれに基づいて作られている。健康で長生きになる一方で、生き方や人生観、社会観が追いついていない、というのが成田の見立てである。
そのうえで成田は、浪人のような寄り道はこの長すぎる人生ではプラスになることが多いのではないかと問いかけた。若い時期に学校や会社といった組織にどこにも属さない期間は、浪人くらいしかない。所属や肩書きを外したときに自分が何者なのかと向き合う時間になる。それは辛いことでもあるが、その辛さにこそ本質があるのではないか、と成田は述べた。
奨学金と「クソゲー1とクソゲー2」
新田の相談は、やりたいことも決まっていないのに大学に行くのはどうか、というものだった。国立に落ちて私立に行き、奨学金を返せなくなるのが怖いという。
成田はまず、大学を出ると給料が上がる場合が多いので、奨学金はその後の収入増で取り返せることが多いのではないかと答えた。新田によれば、4年間の奨学金は国立で250万円程度、私立の理系だと700万〜800万円程度になる。成田は単純化のために生涯年収を1億円と低めに見積もり、700万〜800万円はその7〜8%にあたると計算した。大学に行くことで給料が7〜8%以上上がらなければ取り返せない。平均的には取り返せる場合も多いが、少ししくじると危ない、というのが成田の評価である。
一方で、大学に行かない選択にも別のしくじり方がある。成田はこれを「クソゲー1とクソゲー2のどちらをプレイするか」にたとえた。新田のちょうど2倍くらい生きた「ろくでもない老害」として気づいたのは、この世の中は意外にクソゲーだということであり、どちらのクソゲーが肌に合うかの問題だという。どの大学かについては、有名な大学や偏差値の高い大学なら、その後の就職の見通しが不確実でなくなり、しくじる確率を減らせるだろうと付け加えた。
「レールの上を、情けなさに直面しながら歩く」
ただし成田は、こうした話をしながら一番思うのは、大学に行くべきかという話がとてつもなくしょうもない話になりがちだということだと言う。打算、リスク回避、何かあったときの保険が手に入るか、という話ばかりになる。理想は、そんな耐えがたい話をして人生を終えたくない、自分はそこから逸脱するんだという謎の熱量が自分の中に生まれることだ。
その熱量がないうちは、やりたいことがない自分に情けなく向き合いつつ、妥協の印として、人が敷いたレールにとりあえず乗るという道もある、と成田は話す。新田が「レールの上を行くのが一番何も考えなくていい」と応じると、成田は、その場合もレールに乗ることが何も考えていない情けないことだと直面しながら歩くのが大事だと念を押した。成田自身もとりあえずレールに乗ってきた人間で、いつも情けなく、絶望的な気分になりながらレールの上を歩いている、と語った。
成田はさらに、浪人は後から見ると意外にいいものなのではないかと述べる。ただし、浪人中の本人が「浪人は意外にいいものだ」と開き直り始めたら終わりだという。浪人という意外にいいものをやりながら、その状態にある自分に絶望するのが大事だ、というのが彼のまとめだった。新田が「間違いない」と答えると、成田は「そんなに深く納得されても困る」と返した。
ショートメールと、推薦された写真集
番号公開後、成田の元には多くのショートメールが届いていた。成田は通話の合間にいくつか読み上げた。「電源が入っていないと出るが番号は合っているか」という問い合わせ、成田の40歳の誕生日を祝うメッセージ、自分の誕生日(10月28日)に祝いのメッセージが欲しいという依頼などである。成田は誕生日の依頼にその場で返信した。数か月前に亡くなった父と番組を見たり著書を読んだりしていたので、死生観や自分の人生について一言欲しい、というメッセージも読み上げられたが、この場ではそれに対する成田の答えは語られていない。
新田は最後に、おすすめの本を尋ねた。新田が宮台真司の本をよく読むと話すと、成田は、宮台真司や自分の本は世界を斜に構えて見て人生を棒に振る可能性が高いので「読んではいけない」に指定したいと冗談めかして答えた。新田はその2人の本が一番好きだという。
代わりに成田が勧めたのは、写真家・野町和嘉の大型写真集『地球巡礼』である。成田によれば、野町は地球上の各地を冒険し、人がまだ撮っていない場所や景色を撮る写真家で、この写真集は宗教の聖地や、祈りを捧げる人が巡礼する場所を世界中から集めたものだ。それを見ると地球や人類がいかに大きいか、今自分たちが東京でやっていることがいかにどうでもいいことかがわかる気がした、と成田は話す。絶版でプレミア化しており、通販では6〜7万円ほどになると思うので図書館で眺めてみてほしいと勧め、買ったら領収書を送ってほしいと冗談を添えた。
3人目の途中で中断
3人目はファッションデザインの専門学校に通う人物だった。しかし話し始めた直後に雨がひどくなり、成田はびしょ濡れになってしまう。「中に入りたい」と言って会話は中断し、字幕はここで途切れる。3人目の相談の中身は、この素材からはわからない。
あ、きました。もう取っちゃいます。はい。ちょっとだけだけにしましょうか。ちょ、取ってみます。はい。あ、もしもし。あれ?
あ、もしもし。
あ、繋がった。ちょっと、ちょっと待ってくださいね。あ、はい。えっと、今、記念すべき第1号でして。
あ、え、そうなんですか。
はい。5秒前ぐらいに電源を入れたんです。ちょっと待ってくださいね。色々と、音量など調整していきます。あ、びっくりした。
初めまして。
あ、初めまして。
はい。あ、これで行けそう。これで行けそうだ。お名前とかありますか?ペンネームでもニックネームでもですか?
えっと、じゃあさちでお願いします。
さちさん、こんばんは。
はい、こんばんは。まさか繋がると思ってなかったんで、ちょっとびっくりしています。初めまして、こんばんは。
まだ番組のイントロ的な話も何もせず
あ、そうなんですね。
ちょうど始まったところです。
そうなんですね。よろしくお願いします。
ということで前口上を一言だけやってみたいと思います。
はい。
日本橋に来ています。夜明け前のPLAYERSです。地球上のあらゆるゲスト候補の皆さんに、こんな番組に出るわけねえだろうと断られてしまった。ということで今日は奥の手に出たいと思います。ゲストが誰も来てくれないなら視聴者をゲストにしてしまえということで電話番号を勝手に公開。日本橋を発った船の上から視聴者の皆さんとたわいもないお話をしてみたいと思います。もし電話が1本もかかってこなかったら僕はこのまま川に飛び込みたいとそう思っていたところ、早速1本目の電話がかかってきました。
ご機嫌いかがですか?
はい。おかげ様で元気にしてますよ。ありがとうございます。
お元気ですか?
はい。うん。そうですね。はい。ありがとうございます。
ま、人間元気なら大体大丈夫ですよね。
そうですね。はい。ありがとうございます。成田さんは大丈夫ですか?
はい。大丈夫だと思ってたんですが、今船が出発して1分。むちゃくちゃ寒いっていうことに気づき始めまして、今日本橋を発ってこの汚い川を上がっているところなんですが、
そうなんですね。私ちょっとあまり東京のことがよくわからなくて。
今どちらにいらっしゃるんですか?
愛知県に住んでます。
ああ、愛知県。
はい。
今東京のど真ん中で船を発ったはいいものの、なぜか僕だけ屋根のないところに座っておりまして
寒いですね。大丈夫ですか?
で、なぜかスタッフの皆さんだけなんかあったかそうなところにいるっていう非常に謎の構図に。
でも電話でお話してるんだったら上着とかは着ちゃだめなんですか?
今ギリギリ上着着てるんですが。今日Tシャツに1枚ギリギリ上着を着てるぐらいで、
風邪引かないでくださいね。
はい。愛知のどの辺りですか?
えっとですね、三河地方です。
あ、三河地方。三河地方って名古屋からどれぐらいですか?
えっとですね、大体車で1時間ぐらいあれば着く場所なんですけど。
おお。
はい。三河でも東三河と西三河があって、西三河の方になります。
名産品とかあるんですか?地元の名物とか、食べ物とか野菜とか
地元の名物ですか?
はい。
今ちょっと思い出したのが松田イマじっていうのがありまして。
へえ。
はい。ちょっと茶色くて外側がで中に餡が入ってるんですけど、たまにスーパーとかに売ってあるのを見ると買いたくなりますね。
この餡子の饅頭って結構謎ですよね。
ああ、そうですね。餡子の饅頭結構色々ありますよね。地域によって似てるようなものもあったりとかしますよね。
いや、そもそも餡子って豆じゃないですか?
はい。豆ですね。
豆を煮てそれを小麦粉とかで包むって、すごい炭水化物爆弾じゃないですか?
ああ、あれ嫌いでした。
いや、炭水化物を炭水化物で包んでいくっていうこのしつこさが素晴らしいなっていつも
え、買って食べたりはしないんですか?
します。和菓子は大好きで、和菓子で糖尿病になれるんなら本望だなと思います。
いやいや、
でも最近どんな感じですか?すごい楽しいこととか、すごい辛いこととか
辛いこと、起伏はあるものですか?
うーん。これ言っちゃうとどうなのかなって気はするんですけど、さっき最初に元気だって話はしたんですけど、今ちょうど骨髄移植のコーディネート中で
はい。
で、そのドナーさん次第で移植が決まるからみたいな感じの状態ではあるんだけど、
移植を受けられるかどうかのウェイトリストみたいなのに入ってるって感じですか?
そうですね。えっとですね、私受ける側というか提供してもらう側の方で
うん。
で、今その適合をしてる方が見えて
はい。
で、最終的に協力して、最終的な決断というのができるかどうかっていうのがまだちょっと中途半端な状態で、まだはっきり分かってないっていう感じですかね。
骨髄移植って相性みたいなのがあるんですか?多分臓器移植とかだと血液型とかで移植できるかどうか決まるじゃないですか。
そうですね。私ちょっとやっぱりお医者さんとかじゃないので詳しいことは分からないというか説明がうまくできないんですけど、血液型とかっていうのではなくて、HLAという型があって
うん。
はい。それが合うかどうかっていうのが、ざっくり言うとそうなんですけど、その型にも種類があって、で、私の場合はその型プラス、子供の頃から輸血が多かったんで、拒絶反応しやすい状態でみたいなので。そうです。
で、その骨髄移植も3種類ぐらいあって
はい。
で、血縁ドナーの方とか臍帯血とか、あと骨髄バンクに登録されてる方
ほうほう。
の3種類があって、血縁と臍帯血がダメで、骨髄バンクに登録されてる方で私と相性がいい方というか、人を探してもらって、今その候補の方がいらっしゃって、で、最終的な細かい検査だとかっていうのをしてる状態ではあるんですけど
うん。
ただやっぱりその途中なんで、詳しいことっていうか私もまだはっきりわからなくてっていう状態ですね。ただやっぱりどうしても合わなかったりとか、その方の都合が合わなくなってしまったりとかすると、ちょっと移植ができないかなみたいな感じの状況ではあるんですけど。
うん。じゃあ、今それがパスできるかどうかを待ってるっていうステージなんですか?
そうですね。そんな感じですね。はい。そんな感じです。
そもそも骨髄移植をしなくちゃいけない何か持病をお持ちなんですか?もし差し支えなければ。
あ、そうです。えっとですね、骨髄の働きが悪くてですね。
T細胞っていうのがあるんですけど、それが自己免疫で自分で攻撃しちゃうっていうか、骨髄の中を攻撃して、脂肪というかそういうのが溜まってって、造血がうまくできなくなるっていう感じなんですけど
はい。
ざっくり言っちゃうと。で、それに子供の頃にかかって、1回治ったんですけど
うん。はい。
で、出産する時にまた再発して、出産した後しばらくしたら多少良くなったんですけど、また3年ぐらい、4年ぐらい前からかな、また悪くなって、今できる治療っていうのをある程度ここ3年でやったんですけど、ちょっとうまくいかなくて、移植の方がいいんじゃないかなっていう話をもらって、今コーディネート中な感じですかね。
うん。今でも日常生活に困るような症状がおありになるんですか?
そうですね。今輸血依存というか、もう輸血に頼らないと自分でなかなかちょっとできない感じですかね。
輸血をどれぐらいの頻度でされるものなんですか?
今ですか?今は大体2週間に1回ペースぐらいになっちゃったんですけど
ああ、
そうですね。なので、してもらった分の輸血をもらわないと、どんどん減ってっちゃうって感じですか。
で、一応輸血してる限りは大丈夫なんですか?それとも色々やっぱあるものなんですか?
そうですね。やっぱり輸血をすると肝臓悪くなったりとか、あと今までの治療で腎臓が悪くなったりとかで、私の場合ちょっと血小板が少ないんですけど、血を止める作用の
はい。はい。
で、それが大体どのぐらいあるのかな?13万以上。基準値の下の部分が13万以上だったか。違うな、もうちょっとあったかもしれないんですけど、私今1万行って、
で、それだとどういうリスクがあるかって言うと、やっぱり血が止まりにくいっていうか。
はい。
なので、例えば見える場所で出血があったりとかするとまだいいんですけど、例えば脳内出血があったりすると自分では分からなかったりするんで
うん。うん。うん。
そう、そう。で、そうすると、なんか危ないねみたいな感じですかね。
うん。経済的な負担は……あ、ちなみに今船がとても広いところに出てきまして。
えっと、ちなみになんていう名前の川なのかちょっとスマホを確認すると……景色が急に良くなってスカイツリーとかが見え始めたのはいいんですが
はいはい
と同時に非常にはっきり雨が降り出している気が
大丈夫ですか?ちょっとやっぱりよろしくないんじゃないですか?
はい。よろしくないです。相変わらず僕1人だけ雨に打たれて。
え、ちょっとせめて傘とかはないんですかね?
皆さんしっかりと屋根の下に守られて。
傘とかないですか?大丈夫かな?
大丈夫です。耐えられるところまで耐えて、
ええ、
もう無理だと思ったら川に飛び込みたいと思います。あ、この川は隅田川ですね。
あ、隅田川。
隅田川というあの太い川に今進出してきまして、ここからどこに向かうのか。東京湾はまだちょっと遠いですね。
あ、そうなんですね。
でも重いお話なのに淡々と語ってくださって。でも経済的な負担も大変なのかなとかちょっと思ったんですけど、どういうものなんですか。
あ、そうですね。正直大変は大変です。ただ、今の私の病名っていうのが、今の病気の症状から医療費の、特定疾患というかに定まってて
はい。
受給者証を頂いて。障害者手帳ではなくて、特定医療費受給者証っていう難病指定のもの。
あ、難病指定になってるんですね。なるほど。
はい。なので、
難病指定になったものって治療費は全部出してもらえるものなんですか?
あ、違いますね。私の場合は主人の扶養に入ってるので、主人の収入からこの金額までは払ってねっていうような形ですかね。
で、一定以上は補助が出るみたいな感じですか?
あ、そうですね。私の場合は。ただやっぱり大体毎週病院に行ったりするとそれなりに、本当細かいんですけど、行くまでの費用だとかそういうのは自費だったりとか、あと骨髄移植受ける時の細かい検査も自費だったりするんで、で、やっぱ仕事を辞めてたりすると収入はなくなってくるんで、自身のパートだとか。そうすると、今まであったものがないなっていう感じはありますかね。
ああ、そうですね。いや、今その話を伺ってしみじみ考えていた横を
うん。はい。はい。
巨大な宴会船が通りすぎていきます。
いいですね。楽しそうですね。温かそうですよね。
なんか提灯の下でカラオケらしき音を立てている。
はい。ですね。
愚か者っぽい人たちの集団。
いやいや、愚かかどうかはわかんないですけど、楽しそうで何よりですよね。
でもこの世界は地獄の真横に天国があるような世界だから不思議ですよね。
ああ、利行たいってやつですか?
いや、つまり苦しんでる人の真横をヘラヘラと酔い潰れた人が通りすぎていくっていうのが、この世界の愚かさであり、面白さだなとかふと思った次第です。雨に打たれ、お水1本でやり過ごし。今ちょうど隅田川沿いのタワマンたちあるじゃないですか。
あ、はい。
見下されながら川を下っているところですね。
やっぱり電気って煌々とついてる感じなんですか?タワマンだからついてるのか。
でも意外に今見てると10%、20%ぐらいしか光ついてないですね。
え。それはその新しいマンションで高くて買えなくて暗くなってるとかそんなんじゃなくて
うん。タワマン系全般に暗いところが多いですね。
でもまだ9時半だからみんな起きてはいますよね。
と思いますよ。お出かけですか?
うん。とか多分買って投資用に持ってて使ってない人とか結構いるんじゃないの?
ああ。なるほど。ニュースで聞いたりしますよ。お金持ちさんのお話は。
ま、東京の病ですね、これは。
うん。うん。え、マンションとか欲しいとか思わないんですか?
全く思わないですね。
ああ、そうなんです。
やっぱり人間欲望は持たない方が勝ちですよね。
そうなんですか。欲望持っちゃうとやっぱダメになっちゃいますか?
うん。やっぱ持つとそれで競争し始めちゃうじゃないですか、あれ。
ああ、なるほど。
で、大体のものは必要ないと思うんですよ。
うん。うん。うん。
なので必要ないものは別に必要ないって思えると、それで無駄に消耗しなくていいから有利なんじゃないかなっていつも思ってるところですね。
ああ、なるほど。
ま、逆に言うと本当に必要なもの、本当に大事なものっていうのはあんまりないんだと思うんですよ。それが何なのかを見極められたら幸せへの近道があるのかなとか思ったりもしますかね。
うん。欲はない方が……ああ、でも欲張りだからな。
どんな欲がありますか?
え、欲結構ありますよ。あれ食べたい、これ食べたいとかが一番多いかもしれないです。食べ物多いかな?
食べ物?
うん。
今何が食べたいですか?
今ですか?今そこまでお腹空いてないけど、昨日ケーキ食べちゃったんでケーキの欲はなくなったんで、そうだな。あ、ラーメン食べたいですね。ラーメン。
いやあ、
こってこてのラーメンとか食べたいですね。
ちょっと帰りにラーメン二郎かなんかに寄っていきたいと思います。
あの、もしこれ途中でお前いつまで話してんだってなったらいつでも
あ、いいですよ。大丈夫です。私は大丈夫です。
でもこれどういうルールになってんのか全くわかんなくて。今気づいたのは、電話番号を公開したためにショートメールみたいなのが色々来てるっていうこと。
なんかそんな気がしますよ。あ、ちょっと待ってくださいね。あ、お帰りなさい。今主人が帰ってきて……成田さんとお話してる。
お帰りなさい。
成田悠輔さん。いやいや、ちょっと夜明け前のPLAYERSっていうの、
え、ちょっと
ちょうど今主人が帰ってきたんで、なんでって聞かれましたけど、
なんで、ま、それはなんでと思いますよね。
私もし繋がったら聞きたいなって思ってたことがあって、今ちょっとそれ思い出したんですけど
はい。
例えば成田さん自身が自分自身にハッシュタグをつけると何でつけますか?ハッシュタグ。
メガネとかはもうそれ1つだけで分かっちゃうなっていう感じはするんですけど。
はい。
うん。
なんだ
例えば丸角のメガネとか言ったらもう一発で繋がりそうな感じはするんですけど、それ以外でつけるとしたら何ってつけるんだろうなって
今思ったのは、ハッシュタグ1、タワマンが嫌い。
何が嫌いですか?
タワマン嫌い。
あ、タワマン嫌い。はいはい
ハッシュタグ2、飲み会ばっかりやってる連中が嫌い。
はい。
ハッシュタグ3、テレビ業界の人たちが嫌いとか、そんな感じになるんです。
嫌いなものばっかりですね。
大体好きなものより嫌いなものの方に人の本質が出るんじゃないかっていう気がしてて。
あ、でもなんかちょっと分かる気がします。私ももしつけるとすれば優だとかなんかそういうのかなって。私自身につけるとしたらって、結構マイナスのことしか浮かばないなってちょっと思ってます。
やっぱりマイナスの負の力の方がでかいと思うんですよね。エネルギーが。というのは、大好きなものとか言っても別になくても全然大丈夫な場合多いじゃないですか。
ああ。
つまり、チーズケーキが大好きですとか言ったとして、別にチーズケーキがないともう夜も眠れなくて体をかきむしって血まみれになっちゃいますとかっていう人はいないじゃないですか。
ああ、いないですね。
それと比べて、何かが大嫌いってもっと強い力だと思うんですよね。
うん。
上司が大嫌いで、蕁麻疹が出ちゃうとか起きられないとか普通にあるじゃないですか。
ああ、ありますね。はい。あります。
大嫌いなものに呪われて身動き取れなくなっちゃう人、人生がズタボロになっちゃう人ってたくさんいると思うんですよ。
あ。はい。
そう考えると、何が好物かより、何が耐えがたいかとか何が大嫌いかっていうので人を分類していった方が、人が本当に分かるんじゃないかなとか思ったりしますかね。
そして今隅田川の雨に対応して地味な作業が行われていまして
はい。はい。
カメラのレンズが
あ、カメラって一応回ってるんですね。そっか。成田さんの方が回ってるんですよね。
そうなんですよね。雨の水滴がついたらレンズを拭くという作業が行われて。
あ、お疲れ様です。雨で濡れてるからかわいそうですね。
そして今カンペが出まして
はい。はい。
番組の公式Xで、お前繋がらないぞ、順番待ちしてるぞという苦情。
あ、そうですよね。はい。私ばっかりお話しててもどうしようもない。いろんな方とお話しさせてください。
この先きっとお会いすることもないだろうとは思うんで、本当に電話で失礼ですがすいません。ありがとうございました。
本当ありがとうございました。治療も移植も大変だと思うんですが。
あ、そうですね。無事に決まるといいなとは思ってるんですけど、大丈夫です。なんとかなります。
はい。なるようになります。その精神でこれからもよろしくお願いします。
あ、はい。ありがとうございました。すいません。取ってもらってありがとうございました。
はい。おやすみなさい。失礼いたします。
このペースで行くと朝まで話さないと。次の15分。いや、これ……あ、繋がった。ちなみに番組ホームページではノーカット版の配信もしています。番組が大赤字で大変です。是非皆さんカンパをよろしくお願いします。あ、もしもし。
あ、もしもし。
あら。もしもし。あれ?もしもし。聞こえますか?
ああ、聞こえてます。
あ、はい。聞こえてます。
あ、こんにちは。
あ、こんにちは。すいません。前の方とあまりに長電話してしまいまして、今やっとお2人目。
あ、そうなんです。
お待たせいたしました。お待たせいたしましたって言っても、ランダムに繋がってるだけだと思うんですが。
あ、初めまして。
あ、初めまして。なんかお名前とかありますか?ニックネームでもペンネームでも何でもいいんですが。
名前……新田で。
新田さん。
はい。
新田さん初めまして。最近お元気ですか?
え、何ですか?
最近お元気ですか?
ああ、まあまあっすね。ちょっと元気ないかもしんないです。最近は。僕今19歳なんですけど。
はい。19歳。
はい。浪人してまして。
ほう。
事件が辛いなっていうとこですね。今
10月。あ、じゃあ次の1月2月とかに受験する感じですか?
そうです。
浪人生か。浪人辛いですか?なんか浪人楽しい説もあると思うんですけど。
ああ、
人によっては解き放たれたり、ちょっと根無し草っぽくなったり、好き勝手なこともできなくはなかったりっていう部分もあるじゃないですか。辛さと自由さが入り混じったような不思議な状態だと思うんですけど、
これ
まあなんか時間はあるっていう感じすよね。
うん。
でも時間って不思議なものですよね。忙しいと時間が欲しいと思うじゃないですか。
はい。
だけど時間がたくさんあると辛くなってくるじゃないですか。
はい。
だから時間ってほどほどがいいものだなって思うんですよね。
ああ。忙しくもなく。
うん。うん。で、それは忙しさもそうですけど、生きる長さとかもほどほどって難しいなと思って。
ああ、最近なんか雑巾飲食とかで寿命を伸ばしてる人たちもいますもんね。
うん。永久に生きたいみたいに頑張ってる人いますよね。
いますね。
アンチエイジング技術みたいなのもすごい進歩してるじゃないですか。
はい。
だから人間どんどん健康になって長生きしてって、人間なんか20〜30歳若返ってるらしいんですよ。
ああ、そうなんですか。
つまり、昔の40代の人とかが、今で言う60代ぐらいの肉体能力とか認知能力とかで、
はい。
だから今の老人は昔よりずっと若いってことらしいんですよ。
で、それはいいんですけど、同時にそれは辛いことでもあるなと思って。そうやって人間は若返ってるけど、別に社会は若返らないじゃないですか。
で、昔の40、50ぐらいで人生大体職業終わりつつあって徐々に引退していくみたいな感じの社会が
はい。
未だにはびこってる感じしますよね。で、それに基づいて人間の人生観とかも作られちゃってるから、どんどん長生きして健康になる一方で、それに僕たちの生き方とか人生観とか社会観とか追いついてないなっていう感じはすごくしますよね。
ああ、
でもそう考えると思うのは、浪人とかちょっと余分に寄り道するみたいな感じじゃないですか?
はい。
それはこの長すぎる人生を送る上ではプラスが多いんじゃないかとか思ったりするんですけど、どう思われますか?
人生の中でどこにも属さない期間っていうのが、若い時だと浪人ぐらいしかないのかな。
うん。
っていう感じはあります。で、それが結構大事な教訓を教えてくれるんじゃないかって気もして。つまり
はい。
分かりやすく学校とか会社とか組織とかに属さない時期、それがあることで、そういう所属とか肩書きを外した時の自分は何者なのかっていうことに向き合う時間になるじゃないですか。
はい。
それって結構大事なんじゃないかとか思ったりするんですけど。
うん。
で、それは辛いことでもあると思うんですよ。
ああ、でもその辛さに本質があるんじゃないかとかっていう気もしたりするんですけど、浪人辛いですか?
いやあ、ちょ、1個相談なんですけど
はい。
大学に行くのってどう思いますか?やりたいことも決まってないのに
何もですよね。
うん。
別にやりたいこと決まってなくて大学行くのは別に行ってもいいんじゃないですか。でも下手に国立落ちて私立とか行って奨学金返せないみたいな。
うん。
でも大学出るとその後の給料も上がる場合多いですからね。4年間の日本の奨学金ぐらいなら、その後の給料アップで取り返せるっちゃ取り返せる場合が多いんじゃないですか。
ああ、そうっすね。取り返せるんすかね。
例えば奨学金って今4年間通ってどれぐらいになる場合が多いんですか?私立と国立で違いますけど。
うん。
うん。国立は大体250万ぐらいで、私立、理系とかだと700万、800万ぐらい。
ああ、結構高いすね。だから700万、800万って言うと、そうか。例えば仮に生涯年収がちょっと単純のために1億円だとしますよね。ちょっと低めに見積もって。
そうするとその700万、800万って7、8%じゃないですか?
はい。
ということは7、8%ぐらい大学行くことで給料が上がらない限りは取り返せないっていうことになりますよね。
ああ、
そう考えると、
うん。
はい。
平均的には取り返せる場合も多い気がするが、ちょっとしくじるとやばいっていう感じかもしれないですね。
いや、そうです。ちょっとしくじるとやばいすね。
でも難しいと思うのは、大学行かないっていう選択肢ももちろんあるじゃないですか。
はい。
そっち選んだら選んだで、別のしくじり方をする可能性も高くなりますよね。だからクソゲー1とクソゲー2のどっちをプレイするかみたいな感じに近いんじゃないかと思って。
ああ、クソゲーですよね。
だから難しいんですが、でも人生は基本クソゲーですからね。
ま、確かに。
僕も、新田さんでしたっけ?
はい。
ちょうど2倍ぐらい生きて、ろくでもない老害と化してこんなところで話してるわけなんですが、その老害が気づいたことといえば、意外にこの世の中はクソゲーだっていうことですよね。なので、どちらのクソゲーの方が肌に合ってるかですよね。
ああ。
で、何より難しいのは
はい。で、どういう大学でっていうのは、分かりやすくいい大学とか有名な大学とか偏差値の高い大学とかだと、その後どういう就職ができるかとかが、あんまり不確実じゃなくなっていくじゃないですか。大体少なくともこれぐらいは確保できそうみたいなのが見えやすくなってきますよね。そうするとさっきのしくじるかもしれないっていう確率を減らせる感じはすごくしますけどね。
あ、そう。
でもこうやって話してて1番思うのは
はい。
大学に行くべきかどうかとか話すと、こういうとてつもなくしょうもない話になりがちじゃないですか?
はい。
今僕が話してきたみたいな打算と、リスク回避と、何かあった時の保険は手に入るかみたいな話になりがちですよね。
そうですね。
だから1番大事なのは、そんな耐えがたい話をして人生を終えたくないと。
あ、
自分はそこから逸脱するんだっていう謎の熱量みたいなのが自分の中に生まれたら理想ですよね。
で、それがないうちは、そういう熱量がない、エネルギーがない、やりたいことがない自分というものに情けなく向き合う、妥協の人生の印として人が敷いたレールの上にとりあえず乗っかっていってみる、みたいな道もあるのかなとかっていう気がしていたりする次第です。
そうですね。誰かが引いてくれたレールの上を行くのが、1番何も考えなくていいかなっていう
うん。
感じはしました。はい。
で、その場合は、そのレールの上に乗っかっていくことが何も考えておらずとても情けないことだっていうことに直面しながらレールの上を歩いてみるっていうのが大事なのかなとかって思ったりします。
そうですね。
自分も結構、とりあえずレールに乗っかってみるみたいなことをやってきた人間なんですが。
え、そうですか?
うん。
そうなんですか。
いつも情けないなと。今すぐにでも隅田川に飛び込みたいなと絶望的な気分になりながら、とりあえずレールの上を歩いてみたりしているところです。ちなみにこの電話番号を公開したのでショートメールが色々
あ、そうなんですね。
ちょっといくつか読んでみたいと思います。ショートメール1、電波が繋がらない、電源が入っていないとのことですが、電話番号間違っていませんか?電話番号は合っています。ありがとうございます。
ショートメール2、成田先生40歳のお誕生日おめでとうございました。ありがとうございます。私の誕生日は5ひ美さんと中りさんと同じ誕生日です。10月28日は私の誕生日なのでおめでとうメッセージください。おめでとうございます。ちょっと今メッセージ入れてみよう。お誕生日おめでとうございます。ケーキマーク。ちょっと待って。あ、よし。
ショートメール3、数ヶ月前に旅立った父と番組を見たり、ご著書を拝読したりしていました。先生の死生観や私の人生について何か一言いただけたら幸いです。お父さん、最後までご視聴ありがとうございました。
ということで浪人について僕が思うのは、浪人というのは意外に後から見るといいものなんじゃないか。だが浪人中の浪人生がこの浪人は意外にいいことなんじゃないかって開き直り始めたら終わりなんじゃないかと。なので、浪人生は浪人という意外にいいものをやりながら、その状態にある自分に絶望するっていうのが大事なのかなって思ったりした次第です。
いや、間違いないですね。
いや、そんな納得しちゃだめですよ。深く納得されてもこちらとしては困りますね。
そう。
お、あれ?レインボーブリッジ?これレインボーブリッジですか?えっと、今隅田川を下ってレインボーブリッジに近づいております。ということで、新田さん、頑張ってください。
ちなみにちょっと最後おすすめの本だけ聞いていいですか?
おすすめの本。また難問ですね。どんな分野の本がお好きなんですか?
結構読むのは宮台真司さんの本は結構読んだ。
ああ、ちょっとよろしくない方向ですね。宮台真司さんとか僕の本とかも絶対読んじゃいけないと思いますね。世界について斜に構えた見方をして人生を棒に振る可能性が高いので、宮台真司と成田悠輔の本は読んではいけない本に指定したいと思います。
え、お2人の本が1番好きなんですよ。
ダメですね。うーん。おすすめの本。全く違う方面の本紹介してもいいですか?
写真家で野町和嘉さんっていう方がいらっしゃるんですよ。
はい。
地球の上の各地に冒険していって、まだ人が撮ったことのない場所とか景色を撮るっていう写真家なんですよね。
はい。
その人のすごいでかい写真集があるんですよ。タイトルが何だったっけな。地球巡礼だったかな。
地球巡礼。
はい。巡礼地みたいのあるじゃないですか。いろんな宗教とか祈りを捧げる人とかが巡礼する聖地みたいな場所。
はい。
そういう場所を捉えた写真を地球上のあらゆる場所から集めてきたっていうやつで、それを見ると地球や人類がいかに大きいか。今僕たちが東京でおしゃべりしていることなんていかにどうでもいいことかっていうことが分かるかなっていう気がしました。
はい。ああ、ありがとうございます。
なのでいつか機会があれば図書館ででも眺めてみてください。
一応、野町和嘉、地球巡礼ですね。検索したら出てきました。
はい。
でも多分絶版になってて、やや プレミア化してるんで、Amazonとかで買おうとすると6、7000円したりすると思います。なので、その本を買って領収書を日本テレビ宛てに送っていただければと思います。
あ、ありがとうございました。
ありがとうございました。またどこかでお会いできればと思います。じゃ、今後とも夜明け前のPLAYERSを温かくというより生ぬるくよろしくお願いいたします。
はい。
勉強らしいっすね。勉強もそれ以外も頑張ってください。
あ、はい。
じゃあおやすみなさい。ありがとうございました。
あ、ありがとうございました。
失礼します。くそ寒いすね。
あ、ありがとうございます。うわ、カす。勝った。メイクさんから。あったかいそう。お、ありがとうございます。えっと、これ出ればいい。あ、もしもし。あれ、
今専門学校に来てて。
へえ。何の専門学校ですか?
ファッションデザインの学校に行ってます。
へえ。で、ちょっと今、非常事態になってまして、川の上を疾走していたら雨がひどくなってきてですね。で、もうだいぶ今びしょびしょになってまして
ああ、大丈夫ですか?
で、今から中に入りたい。ちょっと今このまま少しお待ちください。
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