デヴィ夫人が語る「怒り」と「独立」:実業家時代、バラエティ番組での挑戦、日本政治への苛立ち
PLAYERS公式成田悠輔がMCを務める対談番組『夜明け前のPLAYERS』に、元インドネシア大統領夫人のデヴィ・スカルノが出演した。日本で生まれ、インドネシア国籍を持ち、パリやニューヨークを経て現在は日本に住む。成田は、その好奇心や冒険心、炎上しても政治的な発言をやめない姿勢がどこから来るのかを尋ねた。デヴィ夫人は、自分の原動力は「怒り」であり、自分は精神的にも物理的にも経済的にも「完全独立」しているので何を言われても構わないと答える。話題は後半、ウクライナ侵攻、日本の安全保障、移民、拉致問題、首相公選制、徴兵制へと移っていった。
故郷はどこか:二つ用意された「最後の行き先」
冒頭で成田は、10年、20年ごとに住む場所を変えてきた夫人にとって故郷はどこかと問う。夫人は日本を選ぶと答えた。スカルノ大統領は遺書に、自分の死後、夫人も同じ墓に葬ってほしい、デヴィと永遠に一緒にいたいと書いていたという。それでも夫人自身は、母と弟が眠る日本の墓に入りたいと考えている。
その代わりに用意しているのが髪である。インドネシアの民族衣装を着るときは、ジャワの「コンデ」という髪型に結う。当時は髪を一度も切らず、自分の髪の上に座れるほど長く伸ばしていた。その髪をばっさり切って箱に納め、赤坂の寺に預けてある。夫人が亡くなったら、その髪だけをインドネシアに送るつもりだという。成田はこれを、最後の行き先が二つ用意されている状態だとまとめた。
好奇心と冒険心の出どころを聞かれると、夫人は子どもの頃からおてんばで、男の子たちを引き連れて遊んでいたと振り返る。青山墓地が遊び場で、立派な墓が並ぶなか、木から木へ飛び移るターザンごっこをしていた。あのあたりは目をつぶっても歩けるという。
スハルト政権下で「スカルノ」の名で商売をした10年
成田は、住む場所だけでなく仕事や活動の仕方も大きく変わってきた点に触れる。夫人は1980年から90年までの10年間、インドネシアで実業家として働いていた。スハルト政権下でスカルノの名前を使って仕事をするのは非常に大変だったと夫人は語る。スカルノ派の人々は冷や飯を食わされるか、投獄されるか、殺されていた。プライドを飲み込んで生活しなければならず、ビジネスの教育も受けていなかったので、仕事はゼロから学んだ。
具体的には、フランスの建設会社とエンジニアリング会社、イタリアの国営企業ENI傘下で三菱重工業のような機械をつくるヌオーヴォ・ピニョーネ、アメリカとイギリスのエンジニアリング会社フォスター・ウィーラー、スペインの建設会社ドラガドスなどのソール・エージェント(総代理店)としてインドネシアに戻った。手がけたのは石油・ガスのプラント建設である。
当時、日本のエンジニアリング会社ではJGC(日揮)と千代田化工建設が競っていた。国際入札の書類は7ケースほどもあり、その書類をつくるだけで2億円かかったと夫人は言う。最初は75社ほどが応札し、50社、35社、15社と絞られ、最後に3社が選ばれる激しい競争だった。世界銀行やアジア開発銀行などが資金を出し、各社がコンソーシアムを組んで争う。夫人はそうした仕事をしていたと述べ、日本の人はそのことを何も知らないと付け加えた。
バラエティ番組に出る理由とイルカサーフィンの「達成感」
成田がさらに驚くのは、そうした実業家としての経歴のあとで、フワちゃんと共演するなど「しなくてもいい仕事」を次々と引き受けていることだ。夫人は理由を二つ挙げた。一つはチャレンジ精神。もう一つは、テレビへの露出が実利につながることである。夫人は2か月おきぐらいにチャリティイベントを開いており、顔と名前が知られていると集客が助かる。だから出演を続けているという。
挑戦の例として夫人が語ったのが、何年も前の、イルカの上に乗ってサーフィンをしてほしいという依頼である。こんなことができるものかと思ったが、やらざるを得ない。出川さんと二人で3日間練習し、3日目にできた。そのときの達成感があまりにうれしく、夫人にとっては「麻薬みたい」なものになった。それ以来、何でも挑戦して全部達成してやろう、何でも言ってらっしゃい、という気持ちになったという。
練習は過酷だった。ウェットスーツは着るのも脱ぐのも大変で、それだけで疲れる。大きなプールで失敗して落ちると岸まで泳がなければならないが、自分たちが起こした波が向こうの壁に当たって返ってくるので、ひどく消耗する。階段も手すりもないので、手を上げて上の人に引っ張り上げてもらうしかない。一日の練習が終わると全身が痛み、座ったら今度は立てないほどだった。それでも、できたときの喜びは何ものにも代えがたいと夫人は繰り返した。成田が、ここでそう言うと次は裸で対決のような依頼が来るかもしれないと冗談を言うと、夫人はそれは出川さんに任せる、彼はワニと戦っていた、と笑って返した。
なぜ炎上を恐れずに発言するのか:怒りと「完全独立」
成田は、夫人がテレビで動物と戯れる一方で、政治や時事問題に声を上げて定期的に炎上していることに触れ、得にならないのになぜ戦うのかと尋ねた。夫人の答えは、自分のエネルギーは怒りから来ているというものだった。その怒りは、火山の噴火のように爆発することもある。
成田はさらに、今の時代、人前に出る仕事をする人は週刊誌やメディアにさらされて印象操作され、少し間違えれば一瞬で抹殺されると指摘し、活動の自粛を表明したフワちゃんの件にも触れた。そのうえで、芸能人など人前に出る人への助言を求めた。
夫人は、自分は怖いもの知らずで、正しいことをしている、正しいことを言っている、自分は間違っていないという意識でいると述べる。加えて、精神的にも物理的にも経済的にも完全に独立しているので、誰かが自分を消そうとしても一人で生きていける。だから何を言われてもいい。ただ、自分の発言の影響が他に及ぶことは避けたいとも話した。
完全な独立を得たことについて、夫人はそれを「贅沢なこと」と表現し、自分はそれを得られたごく少数の一人だと考えている。では、完全独立を手に入れたい人はどうすればいいのかと成田が聞くと、夫人は「普通は無理だと思います」と答えた。人間は一人で生きているわけではなく、必ず周りが支えているからだ。それでも自分にそれができた理由を問われ、夫人は自分の信念が勝っているからだろうと述べた。
怒りの対象:プーチン大統領とウクライナ侵攻
その信念や怒りは何に向いているのかと成田が尋ねると、夫人はまず、ずっと怒り続けている相手としてプーチン大統領を挙げた。取ってつけたような虚偽の口実でウクライナに侵攻したことに怒っており、ウクライナを絶対に負けさせてはならないと考えている。
夫人の見立てはこうだ。ウクライナが負ければ、それは民主主義の墓場になる。プーチン、習近平、金正恩といった権威主義の指導者が勝てば、アメリカの力と威信が後退し、世界のパワーバランスが取れなくなる。これはどの国の国民にとっても大きな脅威だが、今はまだかろうじてアメリカの威信のほうが強い。このバランスが崩れれば、習近平はすぐに台湾を襲うかもしれず、台湾の次は沖縄かもしれない。だから最も脅威にさらされるのは日本人だ、と夫人は話した。
日本の政治家は何をしているのか:尖閣、津軽海峡、ミサイル、LGBT法と憲法9条
ここから夫人の批判は日本の政治家に向かう。日本の土地や企業がこれだけ買われ、尖閣諸島周辺では1年のうち300日以上、中国海警局の船が航行しているのに、自衛隊も海上保安庁も手を出せない。ロシアの軍用機も日本周辺を頻繁に飛んでいる。北からはロシアの艦船が津軽海峡を通って太平洋に出て、またロシアへ戻っていく。夫人は津軽海峡を日本の領海だと述べ、それなのに何もできないと批判した。北朝鮮はミサイルを次々に撃ち込み、何万匹という魚が死に、海底や岩礁も破壊されているのに、それにも何もできない。
それにもかかわらず、LGBTに関する法律はあっという間に成立した。夫人は、LGBT法があれほど簡単に通るのなら、憲法9条もさっと改正できるはずだと主張した。
夫人は教育勅語にも触れた。教育勅語の話をするとすぐ右翼だと思われるが、書かれているのは親を大切にする、兄弟仲良くするといった簡単なことで、右翼的・軍国主義的なことは何も書かれていないという。そして、戦争反対を唱えて自衛隊の国軍化に反対する人たちに対し、では習近平が攻めてきたら白旗を上げて「どうぞどうぞ」とするのか、戦わずして国を守ることはできない、と疑問を投げかけた。
その根拠として夫人が挙げたのは歴史観である。人類が地球上に現れた紀元前の昔から、強者が弱者を襲い、領土を広げ、支配し、略奪してきた。歴史そのものが戦争の繰り返しであり、それは人間の性(さが)と欲だと夫人は考える。だから世界平和は絶対に来ない、せめて世界の調和ぐらいは目指さなければならない、と述べた。そのうえでプーチン大統領のしたことは非常に悪いことだと改めて語った。
成田はこれを受けて、人間の性を肌感覚として体感している日本人がもういないのだろうと応じた。政治家でさえその危機感を肌で感じられず、夫人はその緊張感と危機感のなさに驚いている。成田は、平和だと思いたい感覚は自分も共有していると認めつつ、残念ながらもうそういう時代ではなくなったのだろうと述べた。夫人は、30年後に日本はないかもしれない、そう考えなければならないほど危機が迫っているのは間違いないと語った。
移民・難民の議論を避ける日本
成田は別の角度から危機を指摘した。習近平が日本を攻めるところまでいかなくても、台湾周辺や朝鮮半島で緊張が高まれば、数百万人規模の難民が日本に流れ込むことはいつ起きてもおかしくない。夫人は、日本は地続きでなく四方を海に囲まれているぶん助かっていると述べた。成田はそれでも、これまでの台湾や韓国との関係を考えれば、そこにいられなくなった人々が助けを求めてきたとき、すべてを締め出すのは難しいだろうと続けた。夫人は、そもそも日本は労働力が足りなくなり、外国人をどんどん受け入れなければならない状況にあると応じた。
成田はそこで、政治家が移民・難民問題を語りたがらないことを問題にする。語れば炎上する話題なので、できるだけ見えない形で、いわばステルスで移民的な制度を導入しようとし、研修生制度のように1〜2年だけ日本に来られる実質的な移民を増やしてきた。気づけば日本は年間数十万人の移民が入ってくる国になっており、実質的には移民大国になりつつある。それなのに、どういう理念でどういう移民を受け入れるのか、受け入れないのかというルールや仕組みを正面から議論することを避けている、と成田は指摘した。
夫人はこれに同意し、日本は絶えず議論を避けていると述べた。自分が責任を取りたくない、言い出しっぺになりたくない、波を立てたくない、という姿勢がずっと続いている。戦前の日本人は信念を持って戦うときは戦い、通すべきことは通したが、今は保身に走る政治家ばかりだと夫人は批判した。
拉致問題は「政治利用されているだけ」
保身の政治の例として、夫人は北朝鮮による拉致問題を挙げた。拉致被害者の家族は本当に気の毒だと述べたうえで、日本の政治家は拉致被害者を政治利用しているだけで何もしていないと断じた。アメリカ大使に会わせたり、ワシントンやホワイトハウスに連れて行ったりするのはパフォーマンスにすぎず、解決しなければならないといった偽善的なことばかり言っている、拉致被害者は翻弄されているだけだ、というのが夫人の見方である。
国民の関心をどう高めるか:首相公選とテレビ討論
成田は、政治家が重要な問題に正面から取り組めないのを突き詰めると、結局は日本人がそうした問題に関心を持っていないことの反映ではないかと問いかけた。夫人はこれに同意し、自分のところには5人の従業員がいるが、誰も新聞を取っておらず、スマホで読みたいニュースだけを読むので、世界で何が起きているかまったく知らないと話した。
国民に政治への関心を持ってもらうための案として、夫人は首相を国民投票で選ぶことを挙げ、「イギリスのように」公選にすればいいと述べた。そして候補者に原稿なしでテレビ討論をさせれば、誰が本当に国のことを思い、国民の財産と生命を守ってくれるのか、国民は一目で分かるはずだという。国民が投票するようになれば若い人たちも政治に関心を持つようになる、そうしなければ日本はだめだと夫人は語った。
成田が自民党総裁選に出馬しないのかと水を向けると、夫人はそういう冗談はよく言われると受け流した。
徴兵制をめぐる食い違い
最後に夫人は、徴兵制はあったほうがいいと述べた。そうでなければ愛国心が生まれないのではないか、という理由である。成田が、大事なのは兵隊に行くことそのものなのかと尋ねると、夫人は、兵隊に行くことよりも、兵役を通じて自分たちが国を守るという意識を持つことが大事だと答えた。
成田はそこで代案を示した。国を守るために不可欠な仕事は兵隊だけではない。徴兵制的な考え方で1〜2年、強制的に特定の仕事に就くとしても、それが世の中に不可欠な公的な仕事であればよい、という考え方もあるのではないか。これに対し夫人は「とんでもない」と繰り返し、やはり兵役であるべきだと答えた。国を守る意識を育てる手段をめぐる二人の考えは、ここで食い違ったまま映像は終わっている。
そうやって10年、20年おきに場所も変えられて、元々日本で生まれられて、でも今国籍はインドネシアになるんで、パリ、ニューヨークと行かれて、今日本に住んでらっしゃるわけですが、自分の故郷はどちらですか?やっぱり日本?
私は選びたい。インドネシアというのは、大統領も、自分が死んでその後に私が死んだら、彼の同じお墓に埋めよ、自分はデヴィと永遠に一緒にいることを望んでるからって遺書を書かれてですね。でも私自分で、やっぱり母と弟が眠るお墓に入りたいなと思ってます。
で、最後は日本で眠られて。そうですね。
インドネシアの民族衣装の時はインドネシアの髪型があるんですね。で、こんな、もう自分の髪の毛の上へ座れるぐらい髪の毛があったんですけど、その髪の毛をばっさり切って箱に入れて、赤坂のお寺に預けてあるんですけど、私が死んだらその髪の毛だけアメリカ、アメリカじゃない、インドネシアに送ろうと思った。
当時髪を長く伸ばされたんですか?そうですね、全然切らずに、インドネシアの民族衣装着る時は、ジャワのコンデという髪の毛を言うんですね。はい。で、もう自分の髪の毛の上に座ることができるぐらい髪の毛長かったんですけど、それをばっさり切って赤坂の浄土寺に預けてあります。
じゃあ自分の最後の行き先がもう2つ用意されている。そうですね。
やっぱり伺ってて驚くのが、その爆発的な好奇心と冒険心が一体どこから来てらっしゃるんだろうっていうのが。私すごい子供の頃からすごいおてんばで、もう男の子たち引き連れて遊んでました。もう小さい頃からそういう感じなんですね。そうね、青山墓地は私の遊び場でした。もうターザンごっこしてました、木から木に飛び移って。青山墓地で。青山墓地、もうすごい立派なお墓がいっぱいあったんですよ。おままごとしましたし。
あ、結構もう生まれ育ちがあの辺り。そうです、そうです。目つぶっても歩けます。
でもその場所を移り変わる冒険だけじゃなくて、やられてるお仕事とか活動の仕方もすごい変わられてる。そう、1980年から90年、10年間、私実業家としてインドネシアで仕事したわけですね。はい。だからスハルト政権下でスカルノの名前で仕事するなんて本当に大変なことだったんですよ。もうスカルノ派の人間たちはみんな冷や飯食ってるか、牢獄に繋がれてるか、スケになってるかしてますし、殺されてますから。で、本当にもうプライドを飲み込んで生活しなきゃならなかったし、私ビジネスマンとしての教育も全然ない、もう仕事スクラッチから勉強して。
どういう事業やられてたんですか?えっと、まず私、フランスのフジロルっていう建設会社と、テクニップというエンジニアリングカンパニー、それからイタリアの国営の会社でENIっていう会社があるんですね、そこの三菱重工業のようなものを作ってるノーブピニネっていう会社、はい、そのソールエージェント。それからフォスター・ウィーラーというアメリカとイギリスのエンジニアリングカンパニー、それとドラガドスというスペインの建設会社のソールエージェントとしてインドネシアに戻ったんですよ。ですから石油、ガスのプラントを建てる仕事。
じゃあその代理店とか商社的なことをやられてた感じなんですね。そうですね。その当時、日本のエンジニアリングカンパニーでJGCっていう、日揮って書くんですけど、JGCという会社と千代田化工っていう会社があって、その2つの会社が競争していて、国際入札かなんかありまして、国際入札の書類って7ケースぐらいの書類なんですよ。で、その書類作るだけでも2億円かかる。
入札のために作らなくちゃいけない書類がそれだけあるんですか。そうそう。しかも最初75社ぐらいが当たって、50社に減って、50社から35社ぐらいに減って、最後に15社になって、15社から3社選ばれて、もうすごい競争で。世界銀行とかアジア開発銀行とか、いろんな銀行もお金を出しますけども、いろんな商社がコンソーシアムを組んで、円借款をつけたりとかなんかして仕事。そういうのもやってたんですよ、私。すごいでしょ。そういうこと日本の人何も知らない。
知らないですよね。でもさらに驚きなのは、そんな実業家をされた後に、バラエティ番組でフワちゃんと戯れたりとか、しなくていい仕事をどんどんされるじゃないですか。
それはチャレンジ精神と、あとテレビに出ている露出が私にはとても便利なことがありまして、2ヶ月おきぐらいに私チャリティのイベントをやってるんですね。で、その自分の顔とか名前が知られてる、露出が大きいと集客に助かるんですよ。なので続けてます。
それと一て級の場合、もう何年も前になりますけれども、イルカの上に乗ってサーフィンしてほしいって言われた時、こんなことできるものかって思うわけですよね。無理って。でもやらざるを得ない。私とデガさんと2人とで3日練習して、3日目にできたんですよ。で、その時の達成感の喜びが耐えられなくて、もう私にとってその達成感がもう麻薬みたい。もう何でもかんでも挑戦して全部達成してあげようって、何でも言ってらっしゃいみたいな感じになって。
もうあの水着みたいなの何て言いましたっけ、ウエットスーツ。ウエットスーツって着るのが大変なんですよ。大変ですよね。着るのも脱ぐのも大変、もうそれでさえ疲れちゃって。で、大きなプールで失敗すると落ちるわけですよね。落ちると岸まで泳いでかなきゃなんないんですけど、プールですから自分が作った波が向こうの壁に当たって戻ってくるから、すごい疲れるんですよ。とにかく落ちないようにしなきゃいけない。で、階段みたいのとか手すりがないですから、手をこうやってあげて、その手を上の人に引っ張ってもらってそのプールから上がるんですけど、それも辛かったし。ですからもうその日1日の練習が終わると、もう座れないぐらい疲れちゃって、痛くて。体中満身創痍で、座ったが最後、今度立てない。もうウエットスーツを脱ぐのも大変なんですよ。でもできた時の喜びが何物にも代えられない喜びで、もうあの達成感を味わったら何でもやってあげようって。
そんなことここで言うとますますバレて、わけのわからない依頼が次は、裸で対決とか来るかもしれない。それはレガさんに任せます。それはレガに任せ。彼はクと戦ってました。
でもしかも夫人の場合、戦われるじゃないですか。物理的に戦うだけじゃなくて、世の中とか常識と戦われてるじゃないですか。常識と戦ってる?いや、つまりそうやって例えばテレビで楽しく動物と戯れるってことをやる一方で、例えば政治にも声あげられたりとか、時事問題に声あげられたりして、定期的に炎上されたりしてるじゃないですか。あれとかも別に得はないですよね、分かりやすいにもかかわらず、戦われるのがなんでなんだろう。
それはもう私の主義に合わない。とにかく私のエネルギーっていうのは怒りから来てますから、もうその怒りがボルケーノのようになることもあるし、火山の爆発みたいになることもあるし。
でも今の時代、その人前に出る仕事されてる方は、週刊誌的なものとかメディア的なものでずっとさらされて、印象操作されて、ちょっと間違うと一瞬で抹殺されるような世界じゃないですか。そう、フワちゃんなんかね、もう今いなくなって。しばらく自粛するってことにね、彼女本人が言ってるみたいですけど。
でもこういう時代に、例えば芸能人をやってる人とか人前に出る仕事やってる方にメッセージとかアドバイスがおありになりますか。いや、私は怖いもの知らずっていうか、私は正しいことしてるんだ、正しいことを言ってるんだ、私は間違ってないんだっていう意識でいますから。それと幸いに私完全独立している、精神的にも物理的にも経済的にも独立してるから、私を消そうと思っても私1人でも生きられますから。だから何を言われてもいい。ただそのことで私の何か他に及んではいけないなとは思いますけどね。
なので結局その独立っていうのをいかに手に入れるかっていうとこに。そうですね。ですから独立っていうものを得られた、その贅沢なことだと思うんですよ、完全独立してるっていうことは。だからそれは本当に贅沢なことで、そういうことを得られたごく少数の1人かなと思ってます。
その完全独立を手に入れたいと思ってる人に、どうすれば完全独立が手に入るのかっていう、それはその人が自分み終わりになります?無理だと思います。普通は無理です。そうですね、と思います。やっぱり人間って1人で生きてないじゃないですか。必ず周りが支えていたりしているわけですから、完全に独立するのは難しいんじゃないですかね。普通は難しいですよね。そうね。
でもそれが夫人の場合できた秘訣みたいなのはおありになりますか。というか、やっぱりそれはもう自分の信念が勝ってるからかなと思いますね。
ちなみに番組ホームページではノーカット版の配信もしています。番組が大赤字で大変です。ぜひ皆さんカンパをよろしくお願いします。
でもその信念とか、さっき怒りっておっしゃったじゃないですか。それは何に対する怒り、あるいは何を信じる信念なんですか。
例えば私がずっとまだ怒り続けてんのはプーチン大統領ね。もうあんな取ってつけたような口実を、虚偽なことを言ってウクライナに侵攻したじゃないですか。それに対しても怒ってるし、私はもうウクライナを絶対に負けさせることはできないと思ってですね。もうウクライナが負けるようなことがあったらば、もうそれは民主主義の墓場にしてしまう。もう権威主義のプーチンさんとか習近平とか金正恩とかの方が勝ちになったらば、アメリカの力というものが後退してしまうと思うんですね。アメリカの威厳も落ちてしまうね。で、そうなったらば世界のパワーのバランスが取れなくなってしまう。それはもうどの国の国民にとっても大変な脅威だと思うんですね。今辛うじてアメリカの権威の方が、威厳の方が強い。でもこのバランスが崩れた時どうなるか。習近平はすぐに台湾を襲うかもしれない。台湾の次は沖縄かもしれない。
なので1番脅威にさらされるのは日本人ですよね。そうね。それで日本の政治家は何してるのかなって私本当に思うのは、もうこれだけ日本の土地が買われて、これだけ日本の企業が買われてね。そして尖閣諸島の辺は、1年の365日のうち300日以上、中国の海警局の船があそこ横行してるわけじゃないですか。で、自衛隊も海上保安庁も何にも手を出せないでいる。で、ロシアの戦闘機とかもバンバン日本の上に飛んでますから。で、佐はではあそこにはもう大きな基地を作っちゃってるじゃないですか。で、北からはロシアの艦船が津軽海峡を渡って太平洋に出て、またロシアへ戻ってく。津軽海峡って日本の領海ですよ。それなのに何にもできないでいる。で、北朝鮮はボンスカボンスカミサイル投げてきて、何万匹という魚が殺されて、そして海の底も岩礁も破壊されているね。それに対して何にもできない。にもかかわらず、LGBTなんてパッと通過したじゃないですか。はい。LGBTがあんな簡単に通過するんだったらば、憲法第9条をパッと直せるはず。なるほど。
で、直後のお話するとすぐに右翼とかと思われがちですけど。いかにも言われそうですよね。でも本は、親を大切にしなきゃいけない、兄弟仲良くしなきゃいけないっていうような簡単なことが書いてあって、全然そんな右翼的な、軍国主義的なこと何も書いてないんですよね。戦争反対、戦争反対って言って、自衛隊を国軍にするっていうことを反対してる人たち、じゃあ習近平が日本に攻めてきたら、もう白旗立てて、どうぞどうぞってするわけですか。戦わずして国を守ることできないですよね。
で、なぜかって、私たちが歴史を習う時、もう紀元前何千年も前から、地球上に人間が存在した時から、強者が弱者を襲い、領土を拡張し、支配して略奪してって、もう歴史そのものが戦争、戦争、戦争、戦争の繰り返しで、これはもう人間の性だと思うんですね。人間の性と欲だと思う。だから世界平和なんか絶対来ないと思うんですよ。せめて世界の調和ぐらいはならないと。だから私はプーチン大統領がしたことは非常に悪いことだと私は思っているんですけれど。
でもその人間の性を肌感覚として体感している日本人がもういないっていうことなんだと思うんですよね。で、それが政治家でさえ、ほぼその危機感を肌で感じることができず。この危機感がない、緊張感と危機感のなさ、びっくりします。そう思いたいんだと思うんですよね。で、その思いたい感覚はまあ自分も共有してるんですよ。ただ残念ながらそういう時代ではなくなってしまったんだろうなって思います。私、30年後日本ないと思います。そう考えなくちゃいけないぐらい危機が迫ってるのは間違いないですよ。
で、さっきその習近平が日本襲ってきたらとおっしゃいましたけど、まあそこまでのことがたとえ起きなかったとしても、ちょっと台湾周辺の緊張度が高まったり、あるいは朝鮮半島での緊張感が高まったりしたら、あっという間に数百万人単位の難民とかが日本にダーっと流れ込んでくるとかっていうことは、いつ起きてもおかしくないじゃないですか。まあ地続きじゃないだけ日本は助かってますけどね、四海に囲まれてますから。でもこれまでの台湾とか韓国とかの関係上、もしあそこら辺にいられないって言った台湾人、韓国人の人たちがガーっと日本に助けを求めてきたりした時に、全部シャットアウトっていう風にもなかなかできないだろうと思うんですよ。
でもその前に日本は労働力が足りなくなって、外国人をどんどん入れなきゃならなくなっていますから。そうですね。で、にもかかわらず、その移民難民問題っていうものを語りたくないわけじゃないですか、政治家たちは。で、それ語ると炎上するネタだから、できるだけ見えない形でステルスに移民的な制度導入しようって言って、研修生制度みたいなのを入れて、1、2年だけ日本に来られるような実質的な移民の人たちみたいなのをどんどん増やしていって、で、気づいたら今日本って年間数十万人移民が入ってきてる国なわけですよね。実質的には結構移民大国になりつつあるにもかかわらず、それを正面から議論して、その人たちについてどういう理念で、どういう移民は受け入れるのか受け入れないのかみたいなルールとか仕組みづくりを正面から議論するってことを避けちゃってる。
これももう1つ、日本は絶えず避けてますよ。絶えずもう自分が責任取りたくない、自分が言い出しっぺになりたくない、もう波を立たせたくないで。だからそれがずっと来てるわけですよね。戦前の日本人っていうのはもう信念を持って、戦う時は戦った。自分の言うことは、通さなきゃいけない時は通した。でも今は、言い出しっぺになりたくない、波を立たせたくない、もうという保身の政治家ばっかりじゃないですか。
私、拉致被害者の家族の方たち本当にお気の毒だと思います。もう拉致被害者を政治利用してるだけですから。日本の政治家何にもしてませんから。まあアメリカ大使に会わせたり、ワシントンまで連れてったり、ホワイトハウスに入れたりとか、もうそんなパフォーマンスのみで何にもしてないですよ。もう拉致被害者のことはもう政治利用しているだけ。拉致被害者をなんとか解決しなきゃいけないとかなんとか、あんな偽善的なことばっかり喋って、何にもしてないです。拉致被害者は翻弄されてるだけです。
でさらに言うと、その政治家がその本当に重要な問題に正面から取り組めない、語れない。そう。で、それを突き詰めていくと、結局日本人がそういう問題について何も危機感持ってないっていうことが反映されてるんだと思うんです。
そうですね。とにかく私のところに5人従業員がいるんですけど、誰も新聞取ってない。スマホで読みたいニュースだけしか読まない。だから世界で何が起きてるか全然知らないですよ。で、国民に政治に関心を持ってもらうには、もう首相を国民投票したらいいんですよ。首相公選制。そしてテレビでディベートさせればいい。テレビでディベートさせれば、誰が本当に国のこと思ってるか、誰が国民の財産を守ってくれるか、生命を守ってくれるか、どちらか、もうテレビでディベートして、原稿なしでディベートさせたら、もう国民は一目でどちらがいいかって分かると思うんですよね。そしたら国民が投票になったら、若い人たちも政治に関心を持ってくれると思うんですよ。そういう風にしなかったら日本はダメだと思います。
自民党の総裁選に出馬されないですか。よくそういうこと冗談言われることありますよ。冗談では、結構真面目だった。
いや、私は徴兵制度があった方がいいと思います。じゃないと愛国心っていうものが生まれないんじゃないか。でもその場合、徴兵であることが大事なんですかね。つまり兵隊に行くってことが大事なんでしょうか。兵に行くっていうよりも兵役、自分たちが国を守るっていう意識がある。
ただその場合、その国を守るために必要不可欠な仕事っていうと兵隊だけじゃないじゃないですか。なので、その徴兵制的な考え方で1年なり2年なり強制的に特定の仕事をやる、その仕事は何か世の中に不可欠な公的な仕事であればいいっていう考え方もあると思うんですけど。いや、とんでもない、とんでもない。やっぱり兵役だと思います。悪いけど、悪いけどっていうか。
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