安野貴博が月ごとに振り返る2025年のAI:CoworkingエージェントからClaude Code、Gemini 3まで
安野貴博の自由研究エンジニアでSF作家、2025年に「チームみらい」を結党して参議院議員になった安野貴博が、2025年のAIの出来事を1月から12月まで月ごとの表にまとめて振り返った。話者は、1年で起きたことが多すぎて1年前の出来事がはるか昔に感じると言う。この回では、AIモデルや製品のリリースと、本の出版や結党、選挙といった自身の活動を並べて語っている。一貫しているのは、コーディングエージェントが実用レベルに達し、自分の働き方を変えたという実感である。
1月:ClineとDevinに受けた衝撃
話者が正月にまず衝撃を受けたのはClineだった。Clineについて話者は、いま「コーディングエージェント」と呼ばれるものの先駆けだと説明する。LLMがコードを書くだけでなく、ターミナルを通じてコンピューターを動かし、デバッグし、必要な情報を集め、デプロイまで進める。その作業が目の前でどんどん進むのを見て、話者は「AIエージェントの世界が今年来る」と確信したという。
続いて衝撃を受けたのがDevinだ。自分のパソコンではなく、クラウド上で作業を進めるタイプのコーディングエージェントである。新年会で「DevinとClineがやばい」という話になった。その居酒屋はQRコードで注文する形式だったので、QRコードをDevinに読ませて適当に注文しておくよう頼むと、レモンサワーが大量に届いたという。このエピソードを通じて、話者はエージェントAIがいろいろな作業をこなす時代が来たと感じていた。ただし後で触れるように、1月時点の評価ではClineは実用レベルでも、Devinはまだコンセプト段階だった。
同じ月、話者は台湾を視察している。台湾にはデジタル民主主義の先行事例が多いが、実際にどの程度うまくいっているのかを確かめたかった。うまくいっていない部分こそ学ぶべきだと考え、2日間で13人ほどにインタビューしたという。1月16日には、鈴木健とともにオープンで中立なデジタル民主主義推進団体「デジタル民主主義2030(DD2030)」を立ち上げた。その後チームみらいの党首になり、中立という当初の立場とは異なる立場になったため、話者はボードメンバーを退いている。それでもDD2030はさまざまなソフトウェアを開発しており、注目しているという。
海外では1月20日に第2次トランプ政権が発足し、DeepSeek R1がリリースされた。中国製のオープンモデルがここまでの性能を出せることが驚きをもって受け止められ、NVIDIAの株価が大きく下がる「DeepSeekショック」が起きた。話者は当時から「NVIDIAはもう終わり」という見方には懐疑的だった。その後の株価水準や実際の動きを見ると、この時は騒がれすぎだったと振り返っている。このほか、東大の渡辺先生とのコラボもあった。右脳と左脳の間を切ってチップを入れ、両者の間の更新をとらえることで、最終的には意識のアップロードまで行けるのではないかという理論の持ち主である。
2月:バイブコーディング、Deep Research、Claude Code
2月にはアンドレイ・カルパシーが「バイブコーディング」という言葉を提唱した。藤井聡太名人が今年いちばんはまったものとしてバイブコーディングを挙げるほど広まった言葉である。話者は、10年前からやっているような気分になっているが、実は2025年2月に生まれたばかりの言葉なのだと改めて驚いている。
2月2日にはChatGPTがDeep Researchを出した。それまでAIに調べ物をさせても、便利ではあるが人間の水準は超えていないと話者は見ていた。Deep Research以降は、むしろこちらの方が速いのではないかと感じるほど急に人間の水準を超えてきた、というのが話者の印象だ。
個人の活動では、2月6日に著書『1%の革命』を出した。都知事選の時に考えていたマニフェストを全国版に作り直し、1冊にまとめた本である。7月の参院選で約150万票、1%を超える得票を得たことで、この本の内容を実際に実行できたと話者は振り返る。一方で、政党になった後の活動こそいちばん大事なので、まだスタートにすぎないとも言う。
東京都でAIを使って市民の声を聞くブロードリスニングのプロジェクト「新東京2050」も、2月にいったん完了した。話者はこれを完璧ではなく、ブロードリスニングの限界も見えた試みだったと評価している。当時と今とで考えが変わった点として、話者は、1回のアンケートの自由記述を解析するだけでは深さが足りないことを挙げる。より深い意見を引き出すには、AIが深掘りしてインタビューする「AIインタビュアー」が重要ではないかというのが、現在の話者の仮説である。
2月15日からは、ディープフェイク技術を用いたメディアアート作品「自己同一性柔軟体操」を東京のホールで展示した。話者は、ああした技術があるからこそ伝えられるテーマがあると考えている。この展示には『ラブひな』『ネギま』で知られる赤松健議員が来場して面白がってくれた。その半年後には参議院で一緒に働くことになったと、話者は縁を感じている。新宿での自動運転タクシーの実証実験の見学もこの月だった。
2月24日に出たClaude 3.7 Sonnetについて、話者は「刻んでくるな」と感じたという。3.5から4.0ではなく3.7にしたところに、ある種の自信のなさを見て面白がっている。これに合わせてリサーチプレビューとして公開されたのがClaude Code(正式リリースは5月)で、話者はこれを「今年いちばん大きい発明」と位置づける。いまではClaude Codeなしの開発は考えられず、ソフトウェアエンジニアの生活に深く入り込んだ極めて重要なソフトウェアだという。同じ頃、あるエンジニアが書いたブログ記事「Clineに全部賭けろ」が話題になった。プログラミングのやり方は変わり、AIコーディングエージェントが当たり前になっていくという内容である。正月をClineの衝撃とともに過ごした話者は、強く共感したという。
GPT-4.5もこの時期に出た。話者は独特の良さがあったと認めつつ、今から見ると失敗作と言われている製品だと述べる。話者によれば、Gemini 3によって、今なら規模を大きくすることで一段上の賢さを得るスケーリングが可能だったと言える。一方、GPT-4から4.5への移行は、規模を大きくするだけでは思ったようにいかなかった事例と今では見られている、というのが話者の理解だ。
3月:『NEXUS』とGemini 2.5 Pro
3月はAIの話題が比較的少なかったと話者は言う。GPT-4.5がいまひとつだという趣旨の動画を出し、SmartHRを訪問した。ユヴァル・ノア・ハラリの『NEXUS 情報の人類史』を、2025年に起きている出来事やAIと政治、社会の関係を扱った「マストリード」の本として薦めている。AIではGemini 2.5 Pro(Experimental)が出て、かなり良いという印象を持ったという。
4月:『はじめる力』、Devin 2.0、AI 2027、国会
4月11日に2冊目の著書『はじめる力』を出した。話者の考えでは、AIはこれから、やりたいことを伝えればそこに至る経路を考えてくれるように進化していく。しかし何をやりたいか、何を始めたいかは人間が言わない限り何も始まらない。だから「始める力」がいちばん大事になるのではないか、というのが本の主張である。この力は性格や才能に見えがちだが、話者は鍛えられるスキルだと考えており、その鍛え方を書いたという。2月はこの本の最後の執筆で非常に忙しかったそうだ。
DD2030の活動として、政治資金収支報告書を分かりやすく見せるソフトウェア「ポリマネー」も作った。話者自身の前年の政治活動の報告を公開したり、自民党の地方議員の報告書を載せたりしたという。広く聴くAI「広聴AI」もDD2030の枠組みで開発し、各地で実験を回していた。
Devin 2.0のリリースにも衝撃を受けた。前述のとおり1月時点ではDevinをまだコンセプト段階と見ていた。しかし2.0では、「これをやっておいて」と投げるとそのままプルリクエストが出来上がって返ってくる経験を何度かして、「もう仕事ができる」と感じたという。以前は月10万円ほど払う必要があったが、2.0で最安プランの入り口がかなり安くなり、多くの人に勧めやすい価格帯になったとも話している。
4月にはAI 2027も公開された。話者は、2025年末の時点で食い違い始めた部分も若干あるとしながらも、ほぼ合っているのではないか、むしろ現実が遅れているくらいかもしれないと見ている。SFであり、未来予測であり、統計レポートでもあるという点で、文書としての完成度が高いと評価し、30分ほどで読めるので一読を勧めている。
MCP(Model Context Protocol)を解説した動画が意外に広く見られたのもこの頃だ。AIに道具を与えるという考え方がまだ一般的でなかったため関心を集めたと話者は見ている。ただ2025年末の時点では、MCPのツールを多く使おうとするとAIが把握できるコンテキストのかなりの部分を占めてしまう、と話者は指摘する。そのため、必要な時に必要なツールの詳しい使い方が分かる方が良いという方向にシフトしていると言う。AnthropicがAIに「スキル」を与えるSkillsを始めたのも、コンテキストを圧縮しながら小さなコンテキストで動かすという流れの一つだと捉えている。
この月、話者は突然、衆議院内閣委員会に参考人として呼ばれ、AI推進法をどう捉えるべきかの質疑に参加した。当時は国会の仕組みに詳しくなく、スターバックスのコーヒーを片手に入ろうとして止められるなど驚くことが多かった。後に続く人のために、国会に呼ばれた時の立ち回りを紹介する動画も作ったという。
4月22日には、OpenAIとワシントン・ポストが提携した。話者によれば、それまでコンテンツホルダーやメディアとAI企業が組むことはほとんどなかった。その中で、メディアがコンテンツを供給し、OpenAIが対価を払う枠組みができたことは歴史的な出来事で、各社の今後の動きに影響していると話者は見ている。
5月:Devin CEOとの対談、チームみらい結党、AI法成立
Devin 2.0を高く評価する動画を出したところ、DevinのCEOスコット・ウーからXでDMが届き、YouTubeで対談することになった。5月8日には新党「チームみらい」を結党した。話者は、半年あまり前まで党が存在しなかったことに驚いている。
同じ月、オードリー・タンとグレン・ワイルの『PLURALITY』の日本語版が出た。英語版は2024年に出ていた。デジタル民主主義に近い概念で、チームみらいにも大きな影響を与えているとし、話者は日本では「プルラリティ元年」だったと言う。4月末には大阪・関西万博を訪れ、藤本壮介による木造のリングを実物で見て驚き、万博は素晴らしい試みだったと話している。
AIでは5月22日にClaude Sonnet 4とClaude Opus 4が出て、Claude Codeが正式リリースされた。4月に参考人として関わったAI法案は審議入りし、参議院本会議で可決・成立した。
6〜7月:Gemini 2.5、Grok 4、参院選
6月には、中国でロボットによる格闘技大会が開かれた。Gemini 2.5 Proと2.5 Flashはいずれも出来が良く、Googleが追い上げていると感じたという。小島秀夫監督の『DEATH STRANDING 2』も出たが、選挙中で遊べなかった。話者は、安宅和人の『風の谷という希望』を読んでデス・ストランディングを連想したと話す。この本は「風の谷」がどんな風景なのか想像しにくいとよく言われるが、それはデス・ストランディングですべて表現されているのではないか、というのが話者の仮説だ。ゲームをしながら本を読む組み合わせを勧めている。
7月は「Grok 4の月」だったと話者は言う。xAIが良いモデルを出してきたことで評価が上がった。さらに衝撃だったのが、7月15日のコンパニオンモードである。『デスノート』のキャラクターを思わせるキャラクターとしてGrokが話す。話者によれば、GrokはClaudeともChatGPTとも違う、フランクで「ちょい悪」でチャラい雰囲気があり、新鮮に映ったという。
7月20日の参院選で、チームみらいは約150万票、有権者の約1.2%の票を得て国政政党になった。選挙に集中していたため、7月はAIのニュースをあまり追えていなかったと話者は明かしている。
8月:GPT-5と性能の「飽和」、Nano Banana
8月にはOpenAIがオープンモデルgpt-ossを出した。長らくクローズドなモデルしか作っていなかったOpenAIが久々に出したオープンモデルで、当時のオープンモデルの中では非常に優秀だったと話者は評価している。Claude Opus 4.1も出たが、ここでもまた刻んできたと話者は面白がり、あまり触らずに終わったという。
その翌日にGPT-5が出た。GPT-5への移行でGPT-4系が使えなくなり、性格が変わったことに反発した利用者が「私たちのChatGPT-4を返して」と訴える運動が世界各地で起きた。話者はこれをAI業界にとって興味深い出来事と見る。これまではバージョンアップすれば明らかに性能が上がっていた。それが、チャット相手としての性能はほぼ飽和し、違いがあまり分からなくなるところまで来た、というのが話者の解釈だ。最近は新しいバージョンが出ても、日常のちょっとした調べ物ではどちらが良いのか分からなくなっているという。
8月後半には、話者が「超重要」と言うNano Bananaが出た。一貫性の高い画像を生成でき、画像生成AIとして画期的なモデルだったと評価している。
9月:AI法全面施行、Claude Sonnet 4.5の衝撃
9月1日にAI法が全面施行され、AI基本計画の骨子も示された。話者は、自身が参考人として関わった法律が可決され効力を持つまでの過程を見て、法律はこう進むのかと感じたと言う。AI関連では、Anthropicの著作権侵害訴訟で和解が成立した。話者は、AIと著作権をめぐる訴訟が世界でどう解決され、その相場観がどのくらいになるのかを示す大きな出来事だったと見る。アリババのQwen-Image-Edit-2509も、オープンソース版のNano Bananaのようなものとして画像生成の分野で話題になった。
9月29日にClaude Sonnet 4.5が出て、Claude Codeもアップグレードされた。話者はこの時まで恥ずかしながらClaude Codeをあまり触っていなかった。本格的に使ってみたところ、1月のClineや4月のDevin 2.0と比べてもコーディングの質と問題解決能力がはるかに高く、普段使わない選択肢はないと感じたという。作りたいものは多いのに手が追いつかない状態だったが、Claude Codeで生産性が上がった。その結果、党首を務めながら新しいプロダクトであるAIインタビュアーを一人で100%作り、実際に投入できていると話者は語る。9月末にはSora 2も出た。ストーリーを作る力や音声を入れる力で一つの限界を超えたと話者は受け止めている。
10月:コミカライズ、Skills、Atlas、Grokipedia
10月9日、話者の小説『サーキット・スイッチャー』のコミカライズが『コンプティーク』で連載を始めた。話者にとって初めてのメディアミックスである。
AIでは10月17日にClaude Skillsが出た。先に述べたように、話者はMCP路線よりもSkillsの方向がコンテキストを圧縮でき、実用的だという流れの中でこれに注目している。ChatGPT Atlasは、AI企業がブラウザーを作り、これまでにない自動操縦モードを備えている点で注目だとした。10月末には、AIが作るWikipediaのGrok版であるGrokipediaも出て、こうした新しいサービスが次々に出てくると述べている。
11月:Gemini 3 ProとClaude Opus 4.5、そしてデータベース障害
話者が11月の重要な出来事として挙げるのは2つだ。1つはGemini 3 Pro。話者は、OpenAIが王者として君臨してきたLLM市場にGoogleがそれを上回るものを持ち込み、「OpenAI一強時代の終わり」を告げる出来事だったと位置づける。
もう1つは11月24日のClaude Opus 4.5である。話者は、Sonnet 4.5を上回り、使い勝手がかなり良くなったと感じている。GeminiにもChatGPTのCodexにもコーディングエージェントはあるが、「完全に主観」と断ったうえで、Claude Codeの手触りがいちばんスムーズで、気が利き、ちょうどいいコミュニケーションができると評価している。
ただし話者は失敗談も語った。12月中旬、Claude Codeに作業を頼んだところ、データベースに一切アクセスできなくなる障害が起きた。調べると、Claude Codeが実行したSQLコマンドが怪しかった。そこで原因ではないかと問うと、Claude Codeは、問題解決のために実行したものだから障害が起きるはずはないという趣旨の回答をしたという。それでも疑わしかったためGemini 3に同じ状況を説明すると、Claude Codeの実行したコマンドが原因だという判断になった。話者は、Claude Codeはとても良いが、まだ全幅の信頼は置けないと評価している。
12月:GPT-5.2とディズニーのOpenAI出資
12月にはGPT-5.2が出た。話者は、ベンチマークでは非常に良い部分があると認める一方、主観評価として、GPT-5.2の文章は肌に合わず、それらしいキーワードでごまかされている気がすると述べる。文章としてはGemini 3の方がしっくりくるという。ただしこれは、自分が使っている領域の特性や文章の好み、「謎の信頼関係」のようなものにも大きく左右されるだろうと留保している。
12月には、ディズニーがOpenAIに約1550億円を出資した。話者はこれを4月のワシントン・ポストとの提携の延長線上に置く。コンテンツホルダーとAI企業がどう組むかという問題で、IPホルダーの中でも最大手のディズニーが動いたことは、他のIPホルダーの今後の動きに影響するだろうと見ている。
振り返りの結び
話者は、社会にとっても自分にとっても濃密な1年だったとまとめる。自身の活動としては、次のものを挙げた。
- 『1%の革命』『はじめる力』の2冊の出版と、『サーキット・スイッチャー』コミカライズの連載開始
- チームみらいの結党とDD2030の立ち上げ、YouTubeチャンネルの運営
- ポリマネー、広聴AI、いどばたなどの開発
- 「みらい まる見え政治資金」「みらい議会」の作成
- 個人の趣味プロジェクトとしてのAIインタビュアー
AIについて話者が繰り返し強調したのは、コーディングエージェントが1年で実務に欠かせない存在になったことだ。同時に、チャット相手としての性能差が見えにくくなってきたこと、Claude Codeの障害の例のように、まだ全幅の信頼は置けないことも指摘している。
どうもこんにちは。安野貴博です。本日は2025年のAIを振り返ろうという企画になっております。やった。今日も1人寂しくですね、倉庫みたいな部屋で声を張り上げながら収録をしております。ということで2025年もね、いろんなことがありましたけれども、いろんなことがありすぎたよねと。落ち着いて1月から12月まで何があったのかを、せっかくのいい機会だから振り返ってみようじゃないか。ということで今回ですね、年表を作りました。年表というか月表ですね。1月は何があって、2月は何があってっていうのを振り返っていきたいと思います。
というわけで、まず最初1月から行ってみたいと思います。1月こちらになっております。ラインナップどうぞ。はい。まず最初にね、冬休み振り返り、あと新年の抱負トークなんかをやっておったようです。なんかマジで1年前の出来事なのにはるか昔に感じるわけですが、この新年何やってたかと言うと、Clineに衝撃を受けるというのをやってました。Clineって何かと言うと、今で言うところのコーディングエージェントの走りみたいなもんですね。LLMがコード書けるじゃないか。それだけじゃなくて勝手にターミナルを通じてコンピューターを勝手に動かしたりデバッグしたり、必要な情報を集めたりデプロイしたり、いろんなことをコーディングエージェントがですね、Clineがガンガンガンガン自分が見てる目の前で作業を進めてって、まずこれが、正月に僕はClineを触ったんですけどマジで衝撃で、これはAIエージェントの世界が今年来るなっていうのはこの時に確信しましたね。
で、3つ目。3つ目がDevinにも衝撃を受けます。で、Devinっていうのは何かと言うと、自分のパソコンの中で動かすんじゃなく、どっかのクラウド上で、インターネットの向こう側で全部作業してくれるタイプのコーディングエージェントなんで、確かね、新年会で集まってDevinとClineがやばいみたいな話をし、で、その新年会の居酒屋がQRコードで注文する形式だったんですけど、そのQRコードをDevinに読ませて適当に注文しといてって言ったらレモンサワーがめちゃめちゃ届くみたいな、そういうですね、回があって、コーディングエージェントというかエージェントAIがいろんな作業をするっていう時代がもう来たなと、幕開けだなと思いながら正月を過ごしていた記憶があります。
で、その後に行ったのが台湾の視察でございまして、台湾に何しに行ったかと言うと、これはですね、デジタル民主主義の色々な先行事例が台湾にあるわけですけど、ぶっちゃけどれくらいうまくいってるんだろうかと。で、うまくいってる部分もあるし、もちろんうまくいってない部分もあって、うまくいってない部分をしっかり学ぶことが大事だろうということで、いろんな方を紹介していただいて、色々お会いしてですね、台湾はこんなことになってるんだなっていうのを学ばせていただきました。もう2日でね、13人くらいインタビューして、実のある回だったなと思います。
で、その後1月16日、デジタル民主主義2030の立ち上げということで会見させていただきましたが、オープンな、中立な組織としてのデジタル民主主義を進めていこうっていう、そういった団体を鈴木健さんと一緒に立ち上げさせていただきました。今ではですね、チームみらいの党首をやってるので、中立性っていう当初のポジションとはちょっと違うよねということで、ボードメンバー自体は引退しておりますけれども。で、ちなみにデジタル民主主義2030も非常にいろんなソフトウェアを開発していて、我々としてもすごく注目して見ております。
で、えっと、海外政治というとこで言うと、確かにね、ドナルド・トランプ政権もありましたと。1月20日。そうですね。これも今年でしたね。DeepSeek R1がリリースされましたと。で、DeepSeek R1がリリースされたことで、なんかNVIDIAは大丈夫かっていう風になりまして、DeepSeekショックと呼ばれるものが起きました。で、NVIDIAの株価もガンガン下がったと。中国製のね、オープンモデルがここまでの性能を出せるんだっていう驚きを持って迎えられてたかなと思います。で、当時からですね、NVIDIAがもうオワコンなんじゃないかっていう話は、いや、ちょっとそれは違うんじゃないかと我々も思ってたんですけれども、今の現在までの株価の水準とか実際の動きを見てると、実際この時は騒がれすぎだったなという風には思っています。
でね、この時にもDeepSeek解説とか出させていただいております。で、渡邉先生とのコラボもありましたね。渡邉先生は、脳みその右脳と左脳がくっついてるわけですけど、右脳と左脳の間を切ってですね、そこにチップを入れることによって、その脳みその右脳と左脳の交信っていうのをキャッチできるんじゃないか。で、その右脳と左脳の交信をキャッチすることで、最終的にはね、意識のアップロードまでいけるんじゃないかっていう理論を唱えている東大の先生でございました。非常に面白い話が聞けたなと思っております。
で、2月、2月に行きますと、こちらです。うん。え、バイブコーディングという言葉をアンドレイ・カルパシーさんが提唱したと。で、バイブコーディング、もう今ではですね、藤井聡太名人が今年1番はまったのはバイブコーディングだっていうことを言ってますけれども、このバイブコーディングって言葉、2月に出たばっかりの単語なんだなと改めて思いますよね。なんかこう、もうバイブコーディングっていうと、もう自分10年前からバイブコーディングしてるぜみたいな気持ちになってますけど、2025年の2月にできたばっかりの単語なんだなっていう感じですよ。
2月2日、ChatGPTがDeep Researchをリリースしたということで、それまでのなんかディープリサーチというか、AIに何か調べ物させるって言っても、まあなんか確かに便利なんだけど人間の水準からは全然超えてないよねって言ってたのが、この2月2日のChatGPTのDeep Researchがリリースされた後は、いや、こっちの方が調べ物もなんか早くないかみたいな風に、急に人間の水準を超えてきたっていうので驚きだったなと思ってます。
個人としてはこれも結構重要ですね。2月6日『1%の革命』を発売ということで、今年出した本の1冊目でございます。こちら書影がこちらになっております。こちらね、都知事選の時に考えてたマニフェストを日本全国版にちょっとバージョンアップさせた上で、改めてちゃんとした1冊の本としてまとめ直したのがこの『1%の革命』という本でございました。で、これもですね、こうやって今振り返るとめちゃめちゃエモいなと思います。というのも、『1%の革命』という本が2月に出ましたけれども、7月に実際に参議院議員選挙で1%以上、今回はですね、150万票いただくことができたので、無事にですね、この1%の革命、この今年出した本を実際に実行することができたかなと思っております。本当はね、実際に政党になった後の今後の活動っていうところが1番大事なので、まだまだスタートだなとは思ってますけれども、こちらの本を出させていただいたのが、こうやって、あ、今年の2月だったんだって見ると、マジで重いなと思います。
と、他に何があるかなと。これもありましたね。シン東京2050っていう、もうね、今年はなんかデジタル民主主義2030とかシン東京2050とかですね、年号を後ろにつけるのが結構流行ってたなと思いますが、東京都でAIを使って市民の声を聞くブロードリスニングのプロジェクトが一旦ここで完了したというところでございました。もちろん全然ね、完璧なものではないです。ブロードリスニングの限界もね、色々見えるような、そういう試みだったわけですけれども、すごく意義深かったなと思います。で、やっぱりですね、今振り返って考えると、当時と私の今の考えで違うところとしては、一服のアンケート調査の自由入力文で解析するだけだと、やっぱり深さが足りないなと思うわけですね。なるべく深い意見をどうやって聞き出すのか。で、これは今ですね、AIインタビュアーという、AIが深掘りするインタビューをいろんな人に行うっていうのが大事なんじゃないかなという仮説を今は持っておりますが、どんどんどんどんこの1年でブロードリスニングの手法っていうのも進化してきているということかなと思います。
これもあったね。2月15日、自己同一性柔軟体操展示スタートということで、私今年の2月、あれですよ、メディアアートの作品を作って、東京のTODA HALLというところで展示させていただくということをやっておりました。で、そこでね、こちら是非動画を見ていただくといいんですけれども、自己同一性柔軟体操っていう、ディープフェイク技術をうまく使ったアート作品を作っております。ある意味ああいった技術があるからこそ伝えられるテーマっていうのがあるかなと思っておりまして、これを解説してる動画がございますので是非ご覧いただければと思います。
この時にちょうどですね、参議院議員の、『ラブひな』とか『ネギま!』とかですね、そういうので有名な赤松健議員が、ちょうどこのね、自己同一性柔軟体操を見に来ていただいて、あ、面白いねっていうことをすごい言っていただいた覚えがあるんですけれども、この2月から半年後の8月には一緒に参議院で働いているという、なんかいろんなご縁があるなと思います。
で、次がですね、新宿のですね、自動運転タクシーの実証実験なんかも色々見させていただいたりとか、Claude 3.7 Sonnet、これも結構刻むなって思った記憶があります。つまり3.5から4.0とかじゃなくて3.7になるんだっていう、なんかその自信のなさというか、なんでしょうね。刻んでくるなっていうのは面白かったなと思います。
これね、2月24日のClaude 3.7に合わせて、これは今年の実は1番大きい発明だなと思うのがこれですよ。Claude Codeリリース。これ正式リリースは5月なんですけど、なんかリサーチプレビュー版は2月に出てたらしくて、もう僕はですね、最近はClaude Codeで開発してるので、もうClaude Codeなしだと開発なんか考えられない体になってしまったわけですけれども、もうこの1年で、何でしょうね、ソフトウェアエンジニアの生活の中にギュッと入ってきてるっていうのがいいというか、もう間違いなく、めちゃめちゃめちゃ重要なソフトウェアだなと思います。
で、えっと、前の記事、「Clineに全部賭けろ」。で、これもね、すごいバズったブログなんですけれども、もうプログラミングのやり方っていうのは変わってきたんだねみたいな、Clineとか、そういうAIコーディングエージェントっていうものがもう当たり前になっていくんじゃないかっていう、有名なエンジニアの方が書いた記事があって、これもすごい話題になったなと思います。いさん、この前ですね、ちょうどすれ違って初めてお話しさせていただく機会があったんですけど、この記事を読んでそうだよねって思った記憶があります。うん。その1月に僕はClineで正月を過ごしていたというか、正月の1番の衝撃がClineだったので、「Clineに全部賭けろ」っていうのは分かるっていう、すごい分かるっていう風に思った記憶があります。
で、GPT-4.5リリースですと。GPT-4.5ね、独特の良さはあったモデルだなと思いますが、今から見ると失敗作と言われている製品ですよね。で、Gemini 3が、この言語モデル、ランゲージモデルのスケーリング、ただ大きくすることによってより1段階上の賢さを得るっていうことが、今だからできてたって言えるわけですけど、今言われてる話としては、ChatGPTの4から4.5にする時も、この仕様としてあんまりうまくいかなかったスケーリング、ただ規模を大きくして賢くしようとした事例という風に今では見られていると思います。
え、3月こちらになります。ドン。あ、そうですね。GPT-4.5イマイチ説みたいなYouTubeも出させていただいております。SmartHRもね、遊びに行かせていただきましたね。めちゃめちゃYouTube撮ってますが、3月はそんなにAIの話ないのかなと。『NEXUS 情報の人類史』。これも2025年に出たマストリードブックというか、2025年に出た絶対読むべき一冊みたいな感じですよね。まさに2025年に起きてるいろんな出来事とかAIとか、それが政治とどう結びつくかとか、社会をどう変えるのかっていうのを、ユヴァル・ノア・ハラリさんは書かれていて、まだ読んでない方がいたら是非読んでいただければと思います。で、AIはGemini 2.5 Proがリリースされて、あ、これ結構いいねという風になった記憶がありますね。
そして、え、4月はこちらです。ドン。4月11日『はじめる力』発売。『はじめる力』も発売させていただきました。そのAI時代に何が重要なスキルになるのかっていうのを考えると、はじめる力なんじゃないか。つまりAIは、何かをここでやりたいっていうことを言うと、そこに至るまでの経路っていうのを色々考えてくれるように進化していくはずだろう。でも何をやりたいとか、ここに行きたいとか、こういうのを始めたいっていうこと自体は人間が言わないと何も始まらないので、このはじめる力みたいなのが実は1番大事なんじゃないか。で、この本で申し上げたのは、はじめる力ってなんか結構ね、性格とか才能に見えるんですけれども、私からしてみると、はじめる力っていうのは鍛えることが可能なスキルだと思いますので、そのはじめる力って何だろう?はじめる力ってどういう風に鍛えればいいんだろうっていうことを書かせていただいた本を4月に発売させていただきました。2月とかめちゃめちゃ『はじめる力』の最後の執筆調整ですげえ忙しかった記憶ありますね。
で、あと4月で言うと、あ、DD2030でPolimoneyも作ってました。Polimoneyっていうのは、その政治資金収支報告書を分かりやすく見やすく伝えるようなソフトウェアになっておりまして、これも政治資金収支報告書を元にPolimoneyを作ると。で、自分の去年のですね、政治活動の結果やったものがあるわけですけれども、それをPolimoneyで出したりとか、自民党の地方議員の方の政治資金収支報告書をこれ上で公開したりとか、そういう活動をね、色々させていただいておりました。
で、Devin 2.0リリース。これも衝撃を受けましたね。Devin 1.0って、居酒屋でQRコード見せてレモンサワーを運んでくるくらいの自律性は持っていたわけですけど、言うて1月時点では、Clineはね、もう実用レベルだなと思ったんですけど、Devinはまだコンセプトだなと思ったんですよ。なんですけど、4月段階でDevin 2.0になったら、結構プルリクエストとか、そのままこれ何番やっといてっていうのを投げるとですね、そのままそれが出来上がって帰ってくるみたいな経験を何回かして、なんかもう仕事できるじゃんっていう風に思って衝撃を受けた記憶があります。あとね、Devin 2.0になったことで、Devinめちゃめちゃ高かったんですよ。なんかね、月10万円くらい払わなくちゃいけなかったんですけど、Devin 2.0になったことで1番安いプランの入り方がね、すごい安くなったので、これで結構いろんな人にとって使いやすい価格帯になったなと思ってお勧めしていた記憶があります。
で、あとこうね、4月で言うとAI 2027が公開されたのも大きい話だと思いますね。AI 2027、まだ読んでない人がいたら是非読んでみてください。私のね、YouTubeの動画もありますけれども、30分ぐらいあると読めると思いますし、なんか今もう2025年が終わろうとしている中で、ちょっとここは食い違い始めてきたなっていうところも若干ありますけど、でも2025年の今時点ではほとんど合ってるんじゃないかな。現実が遅れてるくらいかもしれないですが、大体合ってるような気がします。AI 2027は、SFでもあり、未来予測文書でもあり、統計レポートでもあるっていう、結構文書としての完成度が非常に高い。学びもすごいあるので、普通におすすめです。
あ、広聴AIも作りましたね。広く聴くAIっていうので広聴AIですけれども、これもいろんなところで実験を回していた記憶があります。これはDD2030の枠内で開発をしていたところですね。
で、えっと、あとはバズった動画で言うと、「MCPって何?」っていうのは意外とバズった記憶がありますね。Model Context ProtocolっていうAIがツールを使う、AIに道具を与えるための技術なんですけれども、これはある意味、AIが道具を使うってことがよく分からない、というか、あんまり一般的じゃなかった中でMCPっていうのが出てきたので、これってどういうことなんだろうっていうのは注目いただいた記憶があります。25年の終わりかけの今の段階で言うと、MCPっていうツールをたくさん使おうとすると、もう一気にそのコンテキストサイズの、AIの中で把握可能なコンテキストの結構な部分を占めちゃうので、必要な時に必要なツールの細かい使い方が分かった方がいいよねっていう風にシフトしてきてると最近は思います。なのでAnthropicがSkillsっていう、AIに対してスキルを与えるっていうことを最近やり始めてますけれども、なんとなくMCPももちろんあるんだけど、そういうコンテキストを圧縮しながら使える、なるべく小さいコンテキストで動作させられるようにしなくちゃいけないねっていう文脈が最近は強くなってきたかなと思います。
あとは何だろうな。国会に突然呼び出されましたね。4月は国会に突然呼び出されまして、衆議院の内閣委員会に参考人として呼んでいただきまして、この時ですね、AI推進法をどういう風に捉えるべきかっていうことをやっていたわけですが、その質疑に参加をさせていただきました。今考えると、その丸々委員会の質疑ね、ふんふんって思うわけですけど、当時は僕は国会の中のメカニズムのことはあんまり詳しくなかったので、色々びっくりした記憶があります。最初スタバを片手に入ろうとしたら、コーヒーはダメですって怒られた記憶がありますね。で、それをなんか国会に突然呼び出された今後の人たちのためにと思って撮った動画がこちらですね。国会に突然呼び出された時のおすすめの立ち回りってことで、これ結構ね、我ながらすごく国会に突然呼び出された時に使えるテクニックを紹介してると思うので、で、国会に突然呼び出された時に使えるテクニックを紹介してる動画ってあんまりないと思うので、是非国会に突然呼び出された時に見てみてください。
あ、あとこれも結構面白いですよね。4月22日、OpenAIがワシントン・ポストと提携。基本的には、そのワシントン・ポストみたいなコンテンツホルダー、メディアの人たちがAIの会社と一緒に組んで何かやるってこと、それまで全くやってこなかったわけですね。全くやってこなかった中で、ワシントン・ポスト、これは新聞の会社ですけど、ワシントン・ポストとOpenAIが提携してですね、コンテンツをちゃんと供給するよという風な、で、その代わりにOpenAIはちゃんと支払うよという枠組みを作ったっていうのは、これは結構歴史的な出来事だったんじゃないかなと思います。今後のいろんな会社の立ち回りにも影響していると思いますね。
はい、ということで次は5月です。5月行ってみましょう。ドン。はい。こんな感じになっております。で、DevinがDevin 2.0になってめちゃめちゃ良かったんで、「Devinを始めるなら今だ」っていうYouTubeを出させていただいて、さらにそういうことを言ってたら、DevinのCEOのスコット・ウーさんから突然XでDMをいただいて、一緒に喋ろうぜみたいな話になって、YouTubeで対談をさせていただきました。これももう、今をときめくDevinのCEOに直接色々話を聞けたということで、めちゃめちゃ良かったなと思います。で、「日本のAI法案どうなる」っていうことで5月5日に出させていただいてますけど、その内閣委員会で色々質疑した中で、AI推進法ってものをこういうものだよっていう紹介もさせていただいております。
え、結構重要なのがこちらですね。5月8日、新党チームみらい結党ということで、5月8日だからもう6ヶ月、7ヶ月前にいよいよチームみらいというものが出来上がっていたと。だからこの時まで、今年の5月とかの段階ではチームみらいはなかったと思うと、これはもう驚きだなと思いますね。
あとこれもめっちゃ大事と。『PLURALITY』発売ですね。これはオードリー・タンさんとグレン・ワイルさんが書いた『PLURALITY』って本がありまして、これはいわゆるデジタル民主主義にも近い概念で、非常に我々チームみらいにも影響を与えている概念、プルーラリティについて書かれた本なんですけど、これ英語版は去年2024年に出ていたんですけれども、それをですね、日本語で発売されたというのがこの2025年の5月の話でした。というわけで、もうね、日本的にはもうプルーラリティ元年だったなと思います。『PLURALITY』、非常に分厚い本で、なかなか咀嚼するのも難しいかもしれないんですけど、5月11日の「プルーラリティって何だ」っていう動画がそれに当たっておりますので、是非ですね、見ていただければと思います。
万博も行ってきましたね。これ万博は4月の末くらいに行ってたので、正式には5月じゃないですが、万博もね、行って非常に感銘を受けましたね。やっぱ藤本さんの、あの木でできている円、あれは本当に現物で見るともう凄まじいなと思って、マジでびっくりした記憶がありますし、万博って素晴らしいなと思いましたね。素晴らしい試みだったと思います、僕は。
で、5月の22日にClaude Sonnet 4、Claude Opus 4がリリースされたということで、で、この時にClaude Codeも正式リリースされましたね。で、AI推進法の審議が開始された。で、参議院本会議で可決していよいよ成立したというのが5月のことでございます。
で、6月、6月はこんな感じになっております。あ、中国のロボットね、世界初の格闘技大会とかやってましたよね。で、Gemini 2.5 Pro、2.5 Flashが、それぞれすごいいい出来で、おお、なんかGoogleすごく追い上げてると思った記憶がありますね。で、あとはデス・ストランディング2。これはもう小島秀夫監督のですね、最新作が出たということで、すごい喜ばしいなと思って見ておりました。で、この当時は僕は選挙で全く触れなかったんですけれども、素晴らしいデス・ストランディング2が出たなということですね。
で、僕はね、今年出た本で、安宅さんのですね、『風の谷という希望』っていう本があって、これもまたなんかすごく分厚い本なんですけれども、これを読んでめちゃめちゃデス・ストランディングのことを、なんでしょうね、連想したんですよね。『風の谷という希望』っていう本に関してすごく世の中的に言われてるのは、結局風の谷ってどういう風景でどういう場所なのか、あんまりイメージがつかないっていうことがよく言われてるような気がするんですけど、全てデス・ストランディングにおいて表現されているんじゃないかという仮説を僕は持ってるので、この2つ両方とも、デス・ストランディングをやりながら『風の谷という希望』を読むっていうのが、あんまり世の中に知られていない僕のおすすめの組み合わせです。
で、えっと、7月、7月はこんな感じです。7月はもうGrok 4の月です。で、Grok 4がリリースされて、もうxAIも結構いいやつ出してくるじゃん。イーロン・マスクがやってるxAIの評価もすごく上がり、さらに衝撃だったのが、その翌週に起きた7月15日のGrokのコンパニオンモードリリースですね。デスノートの弥海砂みたいなキャラクターがGrokになって喋ってくれる。で、Grokはやっぱ使用感というか、喋った感じのフィーリング、使った感じで言うと、明らかにSonnetとも違うしChatGPTとも違う、フランクでちょい悪な感じを醸し出してくるわけですよ。チャラい、チャラい感じで。Grokのちょい悪感っていうのはすごい新鮮に映った記憶があります。
7月20日、重要なのが参議院議員選挙で、無事に150万票をいただいて、全国民の1%、1.2%ぐらいの方からですね、票をいただきまして、無事チームみらいは国政政党となりました。なので、7月はね、あんまり正直AIのニュースを追えていた記憶がないんですけれども、それは選挙戦をめちゃめちゃやってたからでございます。この時に票を頂いた皆様のおかげでチームみらいは国政政党になりました。本当にありがとうございました。
8月にどういうものがあったかというとこんな感じです。ドン。えっと、gpt-ossがリリースされましたね。なので今まで、クローズドなAIしか作ってなかったOpenAIが、2、3年ぶりくらいかな、にオープンモデルを作って、これがオープンモデルの中だと当時めちゃくちゃいいものだったので、さすがOpenAIだなという雰囲気になった記憶がありますね。で、Claude Opus 4.1もリリースされたと。もうこれ1日おきくらいですよ。で、Opus 4から4.1って刻んだなっていう、Anthropicまたどんどん刻むやんっていう風に、バージョンのナンバリングが面白いなと思った記憶があります。Opus 4.1ね、あんまり触らずに終わってしまったな。
あの、その翌日ですよ。GPT-5がリリースされました。GPT-5になってKeep4o運動が起きたっていうのが印象的ですね。つまりGPT-5になったことで急にですね、GPT-4oがなくなっちゃったんですね。で、なくなったから、もう全然性格が変わっちゃったんで、俺たち私たちのChatGPT-4oを返してくれっていう、そういう運動が世界各地で起きたと。で、これもAI業界の中ではすごく面白い出来事で、今まではもうバージョンアップしたら明らかに性能が上がってたんですけど、バージョンアップしたことで、なんかこう、いや違うんだっていう風なところまで、チャットの相手としての性能が飽和してきた。なんか違いがそんなに分かんなくなってきたところまで来たっていうのが8月の出来事だったんじゃないかなと思います。で、最近とかね、もう新しいバージョンが出ても、なんか自分の普段使いのちょっとした調べ物とかには、どっちがいいのって言われてもあんまりよく分かんなくなってきてると思うんですけど、もうそういう段階まで来てるということだと思います。
あとは超重要ですね、8月の後半、Nano Bananaがリリースされました。Nano Bananaも明らかに今までの画像生成AIとは質が違って、めちゃめちゃ一貫性のある画像を出せるようになっているので、これもその画像生成AIっていう意味においては、すごくエポックメイキングなモデルだったなと思います。
次に9月、こちらになります。ドン。え、まず9月1日にAI法が全面施行されました。5月、4月に実際に国会にいて出したものが実際に採決されて、9月に効力を発揮し始めたということで、こういう風に法律って進んでいくんだなという感じですけれども、これが施行されて、AI基本計画の骨子も発表されたという感じでございます。
と、AI的に大きいのは、Anthropicの著作権侵害訴訟の和解合意がされたということで、その著作権とAIっていうことを、日本というよりかは世界ではどういう風にその訴訟があって、どう解決して、で、その解決の相場観ってどれくらいになっているのかっていう意味で、1つですね、エポック、1つ大きな出来事だったと思います。あとはですね、えっと、Alibabaのですね、Qwen-Image-Edit-2509も発表されまして、これはオープンソースでのNano Bananaみたいなものなわけですけども、これもその画像生成界隈ではすごく話題になってた記憶があります。
いよいよ9月29日にClaude Sonnet 4.5がリリースされて、Claude Codeもアップグレードしたと。で、恥ずかしながらここら辺まで、あんまりですね、Claude Code僕は触ってなかったんですけれども、ここら辺で4.5にアップグレードしたし、ちゃんとClaude Code触ってもの作ってみるかと思って使ってみたら、もうやばすぎる。Clineとか使ってたので、その延長線上ではあるわけですけれども、1月時点から触ってたClineとか、4月時点に触ってたDevin 2.0とかと比べても、もうはるかにコーディングの質がめっちゃ高まっているし、問題解決能力もはるかに高まってて、もうこれを普段導入しない選択肢は全くないと。僕からすると、作りたいものはすごく色々あるんだけれども、もう手が追いつかないという感じだったわけですが、Claude Codeがその生産性を上げてくれたおかげで、党首をやりながらもAIインタビュアーみたいな新しいプロダクトを作って、それを実際に1人でほとんど全部作って、ほとんどっていうか100%全部作って、で、それをですね、実戦投入できてるので、もう時代はめちゃめちゃ変わったなと思っています。Claude Codeやばすぎるので、まだClaude Code触ってない方は、もうClaude Code触ってください。お願いします。
で、9月の最後が、Sora 2がリリースされましたね。で、Sora 2の動画生成能力、なんかストーリーを作る力とか、音を、喋る音を入れる力とか、これも1個の限界を突破してる感じがあって、すげえことになってきたなと、そういう9月でございました。
次、10月こちらです。10月ドン。はい。えっとですね、10月9日、『サーキット・スイッチャー』のコミカライズがコンプティークで連載開始ということで、えっと、私のですね、初めてのメディアミックスなのかな?小説だったものが漫画として、今これですね、すごく読み応えがあるコミカライズになっておりますので、これもですね、是非手に取って読んでいただけると嬉しいなと思います。原作を読んでいる人でも、このですね、ある意味、あ、こういう風な絵でこういう風にコミカライズするんだっていう、なんか普通のコミカライズとはちょっと一味違った味わいがあるので、是非小説を読んだ方も手に取っていただければと思いますし、まだもしね、小説を読んでない方で、小説はちょっと敷居が高いなと思ってる方がいたら、漫画から入るっていうこともできますので、是非読んでみていただけるといいなと思います。
で、えっと、AI周りで言うと、10月17日、Claude Skillsがリリースされたと。僕の中では、MCP路線じゃなくてSkillsっていう方向でやっていった方が、コンテキストサイズは圧縮されてより実用的だよねっていう、そういう潮流の中で注目しております。で、ChatGPT Atlasがリリースされました。これもそのAIの会社がブラウザーを作っている、今までになかった自動操縦モードっていう新しい操縦モードを作っているという意味で、注目かなと思います。で、10月の末はGrokipediaですね。この前まさに動画を出したばかりではございますけれども、AIが作る百科事典、WikipediaのGrok版なんですけど、こういう新しいサービスっていうのもどんどんどんどん出てくるなと思ってます。
で、次11月がこちらです。重要なのは2つで、Gemini 3 Proリリースということです。これは、いわゆる今までずっとOpenAIが王者として君臨し続けてきていたLLMの市場に、いよいよGoogleがそれを上回るものを持ってきたっていう意味で、そのOpenAI一強時代の終わりっていうものを告げる出来事だったなと思います。
で、11月24日に出たClaude Opus 4.5リリースなんですけど、こちらも、Claude Sonnet 4.5めちゃめちゃいいじゃんと思ってたけど、それをはるかに上回る、はるかにって言うと言いすぎなんだけど、結構使い勝手としてはClaude Opus 4.5かなり良くなってて、完全に主観なんですけど、今コーディングエージェントって色々ありますと。Geminiでもコーディングエージェントがあるし、ChatGPTもCodexがある。でもなんかね、実際に使ってくと、僕はClaude Codeの手触りが1番なんかスムーズなんですよね。なんか1番気が利くし、難しくないやつだし、触っててちょうどいいなって感じがすごいするし、Opus 4.5とかもちょうどいいコミュニケーションができるなって感じで見てます。
見てるんですけど、最近、12月の中旬くらいにClaude Codeに1個頼んだら、データベースに一切アクセスできなくするっていう障害を起こしまして、いやダメじゃんと、なんでこんなことしたのって調べてくと、Claude Codeがなんか適当に打ったSQLのコマンドがちょっと悪さをしてたんですけど、そのコマンドなんで打ったんですかと。これが原因でしょと。この障害が起きた原因でしょって言ったら、Claude Code曰く、いや、それはこの問題を解決するためにやったんだから、このSQLのコードを打ったことで障害が起きるはずがありませんみたいな回答をしてきて、で、いやそうなのかなと思って調べてたんだけど、やっぱりそれが怪しかったので、もうこいつじゃ話にならんと思ってGemini 3に聞いて、いや、こんな感じでこういうSQL文を打ってたんだけど、これって障害の原因だよねみたいな感じで言ったら、やっぱりGemini的にはClaude Codeが悪いという風になって、そういうこともありました。なので、すごいいい感じのやつなんだけど、あんまりね、やっぱ全幅の信頼はまだ置けないんですけど、でもすげえいいやつっていう評価ですと。
12月、12月に入ってGPT-5.2がリリースされましたね。で、5.2がリリースされて、いろんなベンチマークを見るとすげえうまくいってる部分はあるんだけど、GPT-5.2もね、なんかあんまりベンチマークとかじゃなくて主観評価なんですけど、GPT-5.2の書いてくる文章があんまり肌に合わないな。なんかこう、適当な怪しげなキーワードでごまかされてる気がするので、うーんって感じですね。Gemini 3とかの方が、結構ね、書く文章としては割としっくりくる感じですね。ここら辺はもう多分に、今使っているその領域での特性とか、個人の文章の好みとか、謎の信頼関係みたいな、そういうのもあると思うんですけど、なんかさ、ChatGPT 5.2、うーんみたいな感じです。
で、あと12月12日には、これもね、ディズニーがOpenAIに1550億円出資ということで、ワシントン・ポストとOpenAIの関係もありましたけど、いよいよそのコンテンツホルダーとAI会社がどう組むのかで、そのIPホルダーの中でも超大手のディズニーがこういった動きをしたっていうのは、今後のいろんなIPホルダーの動きに影響を与えると思います。
ということで12ヶ月間振り返ってみました。なんかね、濃密でしたよね、この1年間。社会も濃密だし、自分も濃密な1年をおかげ様で過ごさせていただくことができました。本を『1%の革命』と『はじめる力』の2冊発売して、コミカライズの連載が開始。新党を結党。DD2030を作る。あとYouTubeチャンネルを運営する。そしてPolimoney、広聴AI、いどばたなどの開発を進める。あとは、みらい まる見え政治資金、みらい議会を作る。そして個人の趣味プロジェクトとしてAIインタビュアーを作る。結構働いてる気がする。まあ、来年もいい1年になるといいなと思っております。色々活動させていただいているのも、見ていただける皆さんのおかげでございます。今回の動画も面白いなと思う方がいたら、チャンネル登録と高評価をぜひぜひよろしくお願いいたします。
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