あのちゃんのお仕事バッグの中身:「安心させてくれるもの」を詰め込んだ大容量ボストン

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概要

VOGUE JAPANの企画「In The Bag」に、アーティストのanoが登場した。紹介したのは、仕事のときに持ち歩いているバッグとその中身だ。ポーチの中にさらにポーチがあり、中身は化粧品、喉のケア用品、薬、ノート、カメラ、キャラクターグッズまで多岐にわたる。ano本人は最後に、持ち物の多さは実用のためというより「安心できるものを常に置いておきたい」気持ちの表れだと説明している。以下、紹介の順に内容をたどる。

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ジョルジオ アルマーニの大容量バッグと外側の飾り

仕事用のバッグはジョルジオ アルマーニのものだ。「とにかく大きいのを探して買った」とanoは話す。気に入っている点は金具のゴールドで、キラキラした金ではなく重厚感のある「ちょっとかっこいいゴールド」であり、黒っぽい本体との組み合わせが大人っぽいという。

バッグの外側には、いくつかのキーホルダーが付いている。1つは韓国で見つけたタコのキーホルダーで、向きによって笑った顔にも怒った顔にも見える。もう1つは羊文学からもらったグッズのキーホルダーだ。

ヘッドフォンもバッグに掛けて持ち歩いている。anoは首がすぐ痛くなるため重いヘッドフォンは着けられず、非常に軽いこのモデルを実際に愛用しているという。使わないときはバッグに掛けておける。ヘアクリップも付けており、飾りとして使うほか、邪魔な髪をまとめるときにも使う。

メイクポーチ:唇の荒れ対策が中心

バッグの中から最初に出てきたのはメイクポーチだ。anoが好きなアニメ『ポピー ザ ぱフォーマー』のポーチで、トロやハムスターのキーホルダーが付いている。

中身はよく使うリップクリーム(「これあれば安心」)、ジルスチュアートのプレストパウダー、コンシーラー、ラネージュのリップ美容液などだ。唇が荒れやすいので、荒れにくいリップを選んで入れているという。

ほかに、常に持っておく用のキラキラが付いたメガネ、薬とサプリメントのケースもある。高濃度ビタミンCやトラネキサム酸を「結構ちゃんと飲んでる」とanoは話す。

iPadと移動用のケア用品

iPadも持ち歩いている。外に持って出るには大きいと感じているが、自分のグッズのデザインなど絵を描く作業に使うため、仕方なく持っているという。ミニサイズに買い替えたいと考えている。

ポーチ類はとにかく多く、anoは自分のバッグについて「ポーチが多い」と話す。別のポーチにはカッサと、新しく加わったミニマッサージガンが入っている。移動中に使いやすいと考えて入れたものだ。新幹線や飛行機での移動が多いため、アイマスクも入れている。車移動でも、メイク前の朝に使うことがあるという。これらを多めに持っている理由について、anoは自分が「不安症」だからだと説明した。

ギターピックとお菓子

ケースの中には、さまざまなギターピックが入っている。自分のグッズのピックもあれば、使いやすいピックもある。

トーマスの袋にはお菓子がぎっしり詰まっている。飴やラムネ、スナック菓子などで、袋自体はガチャガチャで出たものだという。

ドラマ現場用の「バッグインバッグ」

大きなバッグの中には、さらに小さなバッグが入っている。ドラマの撮影ではこの大きなバッグを持ち歩けないので、大きい方は車に置き、必要な物だけ小さい方に移して移動しているという。このバッグには、anoのグッズのキャラクター「にゃんちゃん」が付いている。にゃんちゃんはライブやグッズにたびたび登場するキャラクターだ。

現場バッグからは喉のケア用品が次々に出てきた。1つは島崎和歌子から渡された喉スプレーだ。島崎はいろいろな物をくれるそうで、このスプレーは実際に使ってみて良かったため愛用しているという。

水筒はもらい物で、なぜか相撲柄だ。anoは、出演していたドラマで演じた役が相撲好きのキャラクターだったからではないかと予想している。水筒の中身は、先ほどのビタミンを溶かした酸っぱい水か、「スロートコート」というお茶のどちらかが基本だ。お茶は音楽の仕事のたびに飲んでいるという。

衛生用品とハンドケア:トロのポーチの中身

トロのポーチには、化粧品以外の日用品がまとめて入っている。anoは、先のメイクポーチは「完全にコスメ」、こちらはそれ以外の雑貨、と使い分けを説明した。

ルームミストは家にあるものを詰め替えたもので、香りの名前を聞いても正体が分からなかったが、試してみたらいい匂いだったという。アルコール消毒液を持つようになったきっかけは、MV撮影の現場にある。廃墟や廃病院、古い学校のような場所が多く、手などが真っ黒になってゾッとした経験から使い始めた。

喉飴は鈴木雅之からもらったもので、真っ黒な飴だという。喉にとても良かったので、それ以来自分で大量に買うようになった。これも現場バッグに持っていく物だ。

デンタルフロスは「絶対マスト」で、すぐなくすので2個ほど入れている。人前でフロスを使いにくいときのために、ロフトなどで買える爪楊枝も持っている。片方の先端が尖っていて、もう片方はブラシのようになっており、歯の間の物を取りやすいという。

ハンドケアには無印良品のマカダミアナッツオイルを使っている。本来の用途は分からないとしながら、手に垂らして爪や手のケアに使っているそうだ。ベタつかないのが良く、ハンドクリームが苦手な末にたどり着いたという。シャネルのネイルオイルも入っているが、これは自分で買ったものではなく、もらい物だ。

リップクリームはさらに2本出てきた。1本はシャネルのもので、使いすぎてもう中身が出てこないという。もう1本はブリステックスで、SPFが入っていること、少しピンクがかった色、ベリーのような香りを気に入っている。ほかに、石鹸のような香りのジルスチュアートの香水と、鼻に使うアレルギースプレーのアラミストも入っていた。

ファイルとノート:声優・演技の仕事と「やりたいことリスト」

大きなバッグでは、書類をまとめるファイルが重宝するという。無印良品のもので、ランドセルに入れるようなタイプではないかとanoは話す。ガチャガチャで出たキーホルダーや、ファンからもらった物、ヘルブラウのピンを付けている。最近は声優や演技の仕事が増え、台本をこのファイルに入れている。

ノートは2冊を使い分けている。1冊は、頭の中でまったく整理できていない言葉をとにかく書き出す雑なノートだ。もう1冊には、仕事以外で今月やりたいことや絶対にやることを書き、達成したら塗りつぶしていく。「汚くて見苦しい」と言いながらも、やりたいことは結構実現できていると思う、とanoは話した。

現金、手紙、本、充電器、鏡、ペンケース

ファイルには現金も入っている。欲しい物を買うために下ろしたが、支払いは後日でいいと言われて使えずにいる。いつでも買いに行けるように入れたままにしているという。

もらった手紙もしまってある。ライブのスタッフの娘さんが書いた手紙で、可愛くて取ってあるという。

本はほとんど読まないというanoが持ち歩いているのは、ブックオフで偶然見つけた1冊だ。生き物たちがどうやって死んでいくかがたくさん書かれており、読んでみたら良い本で勉強になったという。

充電器はLightningケーブルだ。anoのiPhone(iPhone 14だったかと本人は言う)はType-Cではない。以前はマネージャーや周囲から借りていたが、周りは最新機種でType-Cの人が多いため、自分で持つようになった。ポケモンなどのシールを貼っている。

鏡はロージーローザのもので、自分をリアルに映すと噂の鏡だという。自分でキラキラを付け、名前も入れてデコレーションしている。ペンケースはファミリアのものだったはずだと本人は話す。3〜4年ほど深夜ラジオを担当していた間に、ペンがないと不便だと感じて持つようになった。

おもちゃ、財布、目薬セット

『弱虫ペダル』の御堂筋くんのおもちゃも入っている。どれだけ曲げても折れないので、鞄に入れておける。ライブのときや、一人で少し寂しいときに、これで遊んで気を紛らわせているという。

財布は自分のグッズで、にゃんちゃんの透明な財布だ。付いているキーホルダーもほぼ全部グッズで、1つだけ韓国かどこかで買った物がある。中身が丸見えだが、とても使いやすいという。

ガチャガチャで出たポーチには、お気に入りのぬいぐるみのような物を入れている。タコピーのキーホルダーも付いていた。さらに別のトロのポーチには、「シャキッとしたいセット」が入っている。眼精疲労向けの目薬、うるおい用の目薬、目が痒いとき用のアルガード、鼻から吸ってすっきりするノーズミント、こめかみに塗ると頭痛が少し軽くなるという塗り薬だ。お直し用のファンデーションもあり、好きなイラストレーターのシールを貼ってデコレーションしている。

シール帳:交換相手は「なかなかいない」

シール帳も常に持ち歩いている。お気に入りのシールがたくさん貼ってあるが、交換する相手がなかなかいないという。anoはカメラに向かって「交換してください」と呼びかけた。それでも、シール帳を持っていると「今度交換しようね」という会話が生まれ、コミュニケーションのきっかけになって助かっているという。

鯨の骨:取り出すことはないが「入れてると安心する」

パンのポーチの中身は、取り出すことはまったくないが、入れておくと安心する物だという。中に入っていたのは鯨の骨だ。anoには「鯨の骨」という楽曲があり、それを知った歌手の青葉市子が「持っている」と言ってプレゼントしてくれた。anoはこれを「パワーになる」と感じ、もらって以来ずっとバッグに入れている。

3台のカメラ

最後にカメラが入ったケースが出てきた。中には2台ある。1台はリコーのGRで、きれいに撮りたいときに使う。もう1台は富士フイルムのカメラで、ずっと使い続けてボロボロになり、欠けた部分をセロハンテープで留めているという。粗い、アナログっぽい写りになるそうで、非常に愛用しているという。

もう1台はキッズカメラだ。画質はかなり悪いが、物や食べ物を撮るのに向いているという。粗くてレトロな写りが好きな人には、キッズカメラも意外といい、とanoは勧めた。

重くても持ち歩く理由

紹介を終えたanoは、何が入っているか分からなくなると使わない物がどんどん増えるので、そのたびに見直しているという。見直しを重ねた結果残ったのがこれなので、無駄な物は入っていないと思っていると話した。一方で、マッサージ用品がたくさんあるのに「このせいで凝ってるんじゃないか」と疑い始めてもいるという。

本来は荷物が少ないタイプのはずなのに量がどんどん増え、かなり重い。それでも持ち歩ける理由として、anoは仕事の後に遊びや飲みに行くことがあまりなく、基本的に車移動なので重さが負担にならない点を挙げた。そのうえで、たくさん持ち歩くのはどちらかといえば「安心できるものを常に置いておきたい」からだと述べた。今回紹介したのは、仕事の荷物がもっとも多いときの中身だという。