丸暗記しない英文法・後編:疑問詞から前置詞・接続詞までを「イメージ」でつかむ

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概要

英語学習の発信をしているひなによる、英文法シリーズの後編である。話者の立場は、参考書に載っている文法をすべて覚える必要はなく、会話で使わない情報は省いてよいというものだ。この動画では、会話に最低限必要な文法だけを扱う。取り上げる単元は、疑問文の作り方(5W1H)、助動詞、受動態と感情表現、形容詞、名詞、冠詞、副詞、前置詞、接続詞である。

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話者は冒頭で、見た直後は「分かった」と感じても、復習しなければ内容は忘れると念を押す。各単元の例文や問いを視聴者自身が一緒に解いて発音すること、動画のあとに配布の練習問題(ワーク)に取り組むことを前提にした構成になっている。

5W1Hで疑問文を作る:疑問詞は文頭に置く

最初の単元は5W1Hである。話者は「簡単そうで地味に難しいけど大事なコンセプト」と位置づける。自分から質問するときは、ほとんどがこの5W1Hで完結するという。who、what、when、where、why、how は、それぞれ「誰が」「何が」「いつ」「どこ」「なぜ」「どのように/どうやって」に対応する。

説明の題材は手元のマイクである。「誰がこのマイクを買ったの」なら Who bought the mic?、「どこで買ったの」なら Where did you buy the mic?、「いつ」なら When did you buy the mic?、「なぜ」なら Why did you buy the mic? になる。このように疑問詞を替えるだけで、たいていの質問は作れる。

話者が特に強調するのは語順だ。5W1Hはたいてい文の一番前に来る。「あなたはどこにいるの」を言うときも、「あなたは」から始めずに where から始めて Where are you? とする。こうした疑問文は基本的な会話で頻繁に使われるので、最終的には反射的に口から出る状態を目指すのがよいと話者は言う。

続いて、視聴者が一緒に訳す練習が行われる。「このプロジェクトは誰が担当しているの」は Who is in charge of the project? で、in charge が「担当している」の意味になる。ほかに Who made this?、What are you doing now?、What did you say to her?、When did you arrive in Tokyo?、When will the meeting start?、Where is the supermarket?、Why did you choose this job?、Why is it raining? が例として読み上げられた。

how の組み合わせ:量・長さ・頻度・距離・年齢

how は単独なら「どうやって」の意味で、How do you study? や How did you make this? のように使う。話者はそのうえで、how は他の語と組み合わせることでさまざまな質問になると説明し、この部分を「応用編だが結構大事な情報」と位置づける。

how many と how much はどちらも量を尋ねる表現だが、使い分けがある。how many は数えられる名詞(可算名詞)に使い、How many cigarettes do you have? のようになる。how much は金額(How much is it?)や、液体・概念のような数えられない名詞に使い、How much water should I buy? のようになる。

how long は長さを尋ねる。時間の長さなら How long is this flight?、物理的な長さなら How long is this airplane? で、どちらにも使える。ほかに、頻度を聞く how often(How often do you smoke?)、距離を聞く how far(沖縄まではどれくらい遠いか)、年齢を聞く how old(How old is your son?)が紹介された。

話者は、1回聞いただけで頭では理解できても、翌日には忘れているか、理解した気になっているのにうまく引き出せないという悔しい思いをすることになると言う。だから練習問題で場数を踏むよう繰り返し求めている。

助動詞の三つのルール

助動詞の役割について、話者は「動詞を助ける、補足する」ものだと説明する。I play pachinko(パチンコをする)に can を加えて I can play pachinko とすると「パチンコをすることができる」になり、話者はこれを「パチンコをする選択肢がある」というイメージで捉える。must を加えた I must play pachinko は「しないといけない」という義務感を帯びる。助動詞が一つ加わるだけで、文の意味が詳しくなるというわけだ。

個々の助動詞に入る前に、話者は扱い方のルールを三つ示す。

  1. 助動詞の後の動詞は必ず原形にする(I can play、I must play)。
  2. 否定文は助動詞の後に not を置く(I cannot play / can't play、I must not play)。
  3. 疑問文は助動詞を文頭に出す(Can you play pachinko?)。

覚えておきたい五つの助動詞

話者が「まず覚えてほしい」として挙げたのは can、will、must、should、might の五つである。

can は「〜できる」という可能を表す(I can swim、I can go home)。否定は I cannot swim / I can't swim、疑問は Can you swim? となる。will は「〜するつもり」で、まだしていないが未来にする予定を表す(I will study tonight)。否定は I will not study tonight、疑問は Will you study tonight? である。

must は義務を表す。話者は、部屋を片付けない子どもに母親が「片付けなさい、お小遣い没収やで」と迫るような、強制のイメージを持つよう勧めている(I must clean my room)。否定の例としては You must not be late(遅刻してはならない)が挙がった。疑問文の Must I clean my room? は文法上は成り立つが、ネイティブが使っているのを一度も見たことがないので覚えなくていいと話者は言い切る。「部屋を片付けないといけないの?」と聞くなら、Do I have to clean my room? の方が一般的で自然だという。

should も「〜するべき」という意味だが、話者は「圧倒的に大事」と強調する。must との違いはニュアンスにある。should はアドバイザーのように「〜したほうがいいんじゃない?」と柔らかく包む表現で、You must clean your room が「絶対片付けろ」なのに対し、You should clean your room は「片付けたほうがいいんじゃない?」になる。例として You should eat more vegetables、You should not eat candy、Should I call him now? が挙がった。

might は「〜かもしれない、まだ分からない」を表す(It might rain tomorrow)。may を使った It may rain tomorrow は少し固く丁寧な言い方だが、ほぼ同じ意味なのでどちらでもよいと話者は言う。ただし疑問文は may だけで、May I borrow your pen? のように許可を求める。Might I borrow your pen? は使わないという。

話者は、この五つを知っているだけでいろいろな表現ができ、日常会話で使うものばかりだと言う。ここでも練習問題を何度も解くことが大事だと繰り返した。

受動態と「感情は受け身で表す」という考え方

受動態については、日常会話でそれほど多用するわけではないとして、話者は簡単に触れるにとどめた。自分が何かをする文だけでなく、The ball was kicked by him(ボールは彼に蹴られた)のように「誰かに〜された」という文も作れる、という紹介である。

話者が「面白い」と言うのは、感情を伝えるときにこの受け身の形を使うことが多い点だ。「びっくりした」は I am surprised で、surprised は「びっくりさせられた」という意味を持つ。I am excited(ワクワクさせられた)、I am interested(興味を持たされた)、I am shocked(ショックを与えられた)も同じ形である。日本語では「悲しくさせられた」とわざわざ言わないが、英語では感情は誰かや何かの出来事によって引き起こされるものと考えるので、受け身の表現になると話者は説明する。

形容詞:名詞を詳しく説明する言葉

形容詞について、話者は「形容詞なしでは英語は話せない」とまで言う。形容詞は名詞とセットで出てきて、その名詞を詳しく説明する役割を持つ。「りんごが欲しい」と言われたときの「どんなりんご」の部分がこれにあたる。サイズ(a big apple、a small apple)、味(a delicious apple)、色(a red apple、a yellow apple、a green apple)、新旧(a new apple、an old apple)などである。

形容詞の位置は二パターンある。一つは a cute dog、a tall building のように名詞の前に置く形、もう一つは The dog is cute、The bag is new のように be 動詞の後に置く形で、後者も大いに使われるという。

必ず覚えておきたい形容詞としては、感情(happy、sad、tired、surprised)、性格や状態(kind、funny、serious、lazy)、外見(tall、short、big、small、beautiful、cute)、その他(busy、free、expensive、easy、difficult)が挙がった。日常会話では形容詞を本当にたくさん使うので、単語帳を使ったり、日常や独り言を英語にしたりしながら、そのとき知りたいと思った形容詞をどんどん取り込んでほしいという。

複数の形容詞を並べるときの基本ルールも紹介された。順番はおおむね、意見、大きさ、年齢、形、色、出身、材料である。ただし話者は、これはまったく覚えなくてよく、ネイティブも自分がこの順番で話していることを知らないはずだと言う。感覚的に、最も目立つ特徴や視覚的に印象に残りやすいものが前に来て、材料や出身のような見た目では分からないものは後半に来る。「可愛い大きな白い犬」は a cute big white dog が正しい順番だが、a white big cute dog のように崩れても違和感はなく伝わるという。「古い赤い木の家」は an old red wooden house になる。

練習として、The dog is cute、He is kind and funny、I am interested in English、The movie is boring が出題された。I am interested in English については、「興味を持たされた」という受け身の形になっている点がポイントだと話者は補足している。

名詞:数えられるか、数えられないか

名詞は物、人、場所を表す。話者が「これだけは忘れないでほしい」と言うのは、英語には数えられる名詞と数えられない名詞という区別があることだ。

数えられる名詞(可算名詞)は、2つ以上になると語尾に s がつく。a paper が five papers に、one frog が two frogs になる。一方で、どうしても数えられないもの(不可算名詞)がある。代表例は水で、ペットボトルなら1本2本と数えられるが、水そのものは「少しある」「たくさんある」とは言っても「2個ある」とは言わない。だから waters にはならない。液体、酸素のような気体、情報・倫理・思想のような概念、お金もこの仲間だと話者は説明する。お金は1ドル2ドルと数えられるが、お金という概念そのものは数があるものではないという理由である。

見分け方として話者が挙げるのは、形が固定していて境界線が明確かどうかだ。りんごやサンドイッチやテレビは、「1つ」と言われたときに多くの人が思い浮かべるものが一致する。水だと、海の水なのか飲み水なのかで想像がばらつく。意外な例として挙げられたのが小麦粉とお米である。「1個の小麦粉」「1個のお米」と言われても、1パックなのか1粒なのか、人によって思い浮かべるものが違う。お米は1粒ずつ意識して食べるものではなく、集合体として見ている。だから不可算になるという。こうした名詞は、some rice、a lot of rice のように量で伝えればよい。

冠詞:a は「どれでもいい一つ」、the は「特定のそれ」

冠詞の覚え方は「めっちゃ簡単」だと話者は言う。たくさんの犬がいる中で I want a dog と言えば、どれでもいいから1匹欲しいという意味になる。I want the dog なら特定の犬、つまり「あの犬」を指す。直前の会話ですでに話題に出ていて、相手と共通認識がある場合にも the を使う。

副詞:動詞を補足する言葉

形容詞が名詞を補足するのに対し、副詞は動詞を補足すると話者は整理する。She is kind の kind は「彼女」という人を補足しているので形容詞である。She speaks kindly の kindly は「話す」という動作を補足しているので副詞である。この対比で違いを示した。

副詞は語尾が -ly になることが多い(slowly、kindly、loudly、quietly)。動作の様子を表すもの以外にも、I study English every day の every day(いつ)、I work here の here(どこで)、I really like it の really(どのくらい)も副詞にあたる。ただし、何パターンあるかを暗記するより、「動詞を補足するものは副詞」と覚えておけばよいというのが話者の考えである。

よく使う副詞としては、頻度を表す always、usually、often、sometimes、never が挙がった(I never go to pachinko は「0回」のイメージ)。程度を表すものとしては really、very(I am very upset)、quite(It's quite cold here)、a bit(I am a bit tired)、so(I am so hungry)が挙がり、-ly の例として I eat slowly、I drive carefully も紹介された。

前置詞 at / on / in:点、接触、囲まれた空間

前置詞は英語を話すうえで欠かせないと話者は言う。前置詞は名詞の前に置き、二つのものの関係をつなぐ役割を持つ。I buy some bread at the store nearby では、「パンを買う」という行動と「近くの店」という場所を at がつないでいる。There is bread on the table では「パン」と「机」を、I go to the park at 5 PM では「公園に行く」という行動と「午後5時」という時間をつないでいる。前置詞を覚えるコツはイメージで捉えることだとして、話者は図を使いながら説明を進めた。

at は小さな点を矢印で指すような、ピンポイントのイメージである。I am at the cafe は、カフェの中にいるとは限らないが、その場所を一つの点として示している。Let's meet at 5 は、ぴったり5時を指す。I am at Disneyland に対して、その中のスタバを特定するなら I am at the Starbucks in Disneyland になる。

on は表面への接触である。机の上のパンだけでなく、壁のポスター(There is a poster on the wall)や床のゴミにも使う。時間では I have a meeting on Monday のように使い、月曜という日に予定が「くっついている」イメージになる。ここで at Monday にならないのは、at がもっと小さい点を指すのに対し、24時間ある1日のような「ざっくりさ」には on を使うからだと話者は説明する。

in は囲まれた空間の中である(I am sleeping in my room、I am doing my homework in the kitchen、I am in the cafe)。時間では、in the morning、in April、in 2026 のように、まとまった期間に使う。

話者はここで時間の使い分けをもう一度整理した。at は特定の時刻(I wake up at 6、Let's meet at noon)、on は「1日」が基準で特定の日付・曜日・誕生日(on April 1st、on my birthday、on that day)、in は基本的に1日を超える期間(in April、in 2 weeks、in 2 days)に使う。in the morning のような例外もあると話者は断っている。具体的であるほど at、期間が長く具体性が下がるほど on、in の順になる。カレンダーを思い浮かべると、並んだ日付の上に予定が乗っているから on Monday、2026年という長い期間の中だから in 2026、というイメージになるという。

ただし話者は、ネイティブが毎回イメージを思い浮かべて話しているわけではなく、感覚的に話していると付け加える。学び始めの人は、前置詞が出てくるたびに「だから on なんだ」と立ち止まって自分なりに納得する練習を毎日続けることで、考えずに言える状態に近づけるという。

動きを表す前置詞:to と for の違いなど

移動の方向を表す前置詞では、人やものがどちらへ動いているかを頭の中で描くのがコツだと話者は言う。to はゴールに向かって線を引いて動くイメージである(I am going to pachinko)。

for は使い道や宛先を示し、矢印の先の「ため」にあるイメージである。使い方は三つ紹介された。目的の「〜のために」(This gift is for you、We will throw this party for you)、対象の「〜向け」(This app is for beginners、This seminar is for business、この番組は子ども向け)、期間の「〜の間」(I studied English for 3 hours、I studied abroad for 6 months、I slept for 7 hours)である。

to と for はどちらも方向を表す。新幹線のアナウンスのように This train is headed to Tokyo とも headed for Tokyo とも言える。話者によれば、to は東京一直線のピンポイントなイメージで、for は終点は東京だが寄り道もありうる、より緩やかな方向性だという。ただ、話すときにそこまで意識する必要はなく、どちらでも東京に向かっていることは伝わるとしている。

そのほか、次の前置詞がイメージとともに紹介された。

  • from:出発地点からやってくる
  • through:通り抜ける(go through the park)
  • into:外から中へ(get into the car)
  • out of:中から外へ(go out of the room)
  • across:横切る(run across the street)
  • towards:その方向へ向かう(walk towards the station)
  • away from:離れる(move away from the car)

of・with・by:切り出し、並んで存在、経路

of は全体から一部を切り出すイメージである。a cup of coffee は、たくさんあるコーヒーからカップ一杯分を取ったもの、I am part of the team はチームという大きなまとまりの一部、という説明だった。所有の「〜の」を表す A friend of mine called me はカジュアルな会話でも使えるという。材料の This table is made of wood は、たくさんある木から一部を取ってテーブルができているイメージだと話者は言う。

with は一緒に並んで存在する、セットになっているイメージである。一番一般的なのは I live with my family、I went to the movies with my friend のような「一緒に」だ。ほかに、道具の「〜を使って」(I cut the apple with a knife、手でサンドイッチを食べる with my hands)と、「〜に関して」(I'm happy with the result、I am satisfied with my decision、カジュアルな I'm fine with that)がある。最後の用法は捉えにくいが、「満足している」という感情と結果がセットで存在しているイメージだと話者は説明する。

by は、スタートから結果までの一直線のプロセスの中で、通った経路や関与した存在を表す。物理的にくっついていたり手に持っていたりするイメージではない。I go to work by car は、家から職場に着くまでのプロセスに車が関与している、という意味になる。ネイティブは I go to work with my car とも言うし、それでも通じるが、文法的に正しいのは by car だという。with だと車とセットで行くイメージになる。ただし、ここは細かいので気にしなくていいとも言っている。ほかに、「そばに」の意味(sit by me は同じ空間で近くにいるという意味で、with me ほど一体感はない)、期限の「〜までに」(Finish it by tomorrow は、今から明日までのプロセスのどこかで終わらせるという意味)、作者を示す用法(この本はひなによって書かれた)が紹介された。

about・over・from:周辺、覆う、起点

about は中心には直接触れず、周辺を回るイメージである。We talked about the weather は、天気の何を話したかという核を示さず、天気にまつわることをおおよそ話したという意味になる。We talked about English なら、英語そのものではなく、勉強法や教科書などの周辺情報を話したイメージだという。「およそ」の用法もある。I'll come in 10 minutes がぴったり10分なのに対し、I'll come in about 10 minutes は8分や12分も含む10分前後を指す。be about to は「〜しそう」で、She is about to leave(まだ帰っていないが帰りそう)、The flight is about to take off(離陸直前)のように使う。

over は「上」という印象が強いが、話者は対象の全体を上から覆い、またいでいる状態として説明する。物理的な意味だけでなく、時間や話題などの抽象的な対象にも使える。We talked over dinner は、夕食という時間帯を丸ごと使って話したという意味になり、Let's talk over coffee はカフェタイム全体の中で話そうという意味になる。「〜について」の Let's talk over the plan と Let's talk about the plan の違いにも触れている。話者によれば、about は計画にまつわる雑談も含めてざっくり話すのに対し、over は会話全体を計画の話が覆っていて、一通り確認しながら具体的に話すイメージだという。ただし、実際にはほぼ同じで、使い分けなくてよいとしている。

最後の from は、起点から離れていくイメージである。The train leaves from Tokyo は出発地点、京都出身という例や I am flying from Japan to New York は起点を表す。もう一つの用法が原因の「〜が原因で」で、He got sick from stress や I threw up from eating too much がその例である。原因とはつまり出発点であり、ストレスや食べすぎという起点から結果が生じている、という同じ考え方で説明できると話者は言う。

接続詞:and・but・so と、because・if・since・as

最後の単元は接続詞である。話者は、and、but、so の三つを確実に使えるだけで「ペラペラ度」が全然上がると言う。I am tired, so I'll go home、I wanted coffee, but the cafe was closed、I met him and we talked for hours が例として挙がった。最後の例は、I met him. We talked for hours. と二文に分けるとぎこちなくなるが、and でつなぐとスムーズになるという。

この三つ以外では、理由や原因を示す because(I stayed home because it rained)、仮定や条件を示す if(If it rains, I'll stay home)が紹介された。話者は「雨が降った」「家にいた」という二つの文に and・but・so を当てはめ、ニュアンスの違いも示している。and は「雨が降った。そして家にいた」と情報を足していく形になる。but は、雨が降ったら集合する約束をしていたのに行かなかった、というような文脈でなら成り立つ。so は「雨が降った結果、家にいた」となり、一番当てはめやすい。because に似た表現として、since と as(Since/As it was raining, I stayed home)も同じ使い方ができるという。

知識と「話す」は別のスキル

締めくくりに話者は、この後編で「英語に取りかかるならまず基本知識として知っておいてほしい単元」をすべてカバーしたと述べた。そのうえで、動画を見て腑に落ちただけでは話せるようにはならないと強調する。理解したことはただの知識であり、知識を蓄えることと話すことは別のスキルだ。知識を話す力に変えるには、場数を踏んで自然と口から出る状態をつくるしかない、というのが話者の結論である。見返せば「そうだった」と思い出せる今の状態で満足すれば、明日にはリセットされている。特に初心者のうちに実際に文を作ってアウトプットする経験をどれだけ積めるかが、成果が出る人と出ない人の違いになる。話者はそう述べて、回答付きのワークに取り組むよう視聴者に求めた。