高橋みなみが語る、AKB48という「特殊な訓練」と卒業後に知った休日の価値
PLAYERS公式AKB48の1期生で、グループの総監督を務めた高橋みなみをゲストに、自身も「ドルオタ」を公言する三宅香帆が休日の過ごし方を聞く回である。話は穏やかな休日の話題から始まり、次第に現役時代の過酷な働き方、AKB48がなぜあそこまで大きな存在になったのか、経験を後輩にどう渡すかという問題へ移っていく。高橋の主張の中心は、卒業して休むことを知ったことで「人間に戻った」という実感と、中にいた当時は見えなかったものが距離を置いて初めて見えたという振り返りにある。
三宅香帆とAKB48
三宅は1994年生まれで、AKB48を長く見てきたファンだと自己紹介する。アイドルに興味を持ったのは、モーニング娘。のような前の世代からではない。SKE48の松井玲奈に一目惚れしたのがきっかけで、そこから48グループ全体を追ってきたという。かつての番組内の高橋のコーナーが特に好きだったとも話す。
1991年生まれの高橋は、同世代のメンバーとして前田敦子、板野友美、峯岸みなみ、指原莉乃の名前を挙げた。収録の前日には、4月3日の向井地美音の卒業関連の場にノースリーブスが出演することが発表されたばかりだった。三宅がその情報を楽しみにしていると語ると、高橋は「オタクと話してる感じ」だと笑った。
卒業後に最初にもらった「ギフト」
休日はあるのかと聞かれた高橋は、AKB48時代とはまったく違うと答える。現役時代は翌日のスケジュールが前日にしか分からなかった。当初は3年ほど休みがなかったともいう。働き方が問題視されるようになる前の、平成のぎりぎりの時期だったと振り返る。
卒業して最も変わったのは、1か月先のスケジュールが見えるようになったことだという。三宅が「我々にとって当たり前の状態」だと言うと、高橋はそれを「卒業して一番最初にもらったギフトかもしれない」と表現した。休日がいつかを事前に知れること自体が、高橋にとっては新しい経験だった。
土日は夫婦の時間、決まった店と決まった仲間
高橋は結婚しており、夫は土日が休みであることが多い。そのため、仕事が入れば行くことを前提にしつつ、土日はできるだけ夫婦の時間に充てたいと事務所に伝えている。休日は特に何もしない。「2日間休みだ、どうする、散歩しようか」というところから始まるという。高橋はそれを「老後みたい」だと語った。
夫婦は付き合い始めた頃から、互いの友人を全部「開示」してきた。その結果、自分の友人は夫の友人になり、夫の友人は自分の友人になった。いまは15人ほどの友人と週末を回している。週末に行く店は4軒ほどに決まっていて、7人くらいで集まって食べて飲んで喋る。これを「ヘビーローテーション」のように繰り返しているという。三宅はこれを朝ドラの商店街のようだと評し、高橋も自分の相関図は簡単に作れるはずだと応じた。その輪の中には安田大サーカスのクロちゃんもいる。夫と同い年で今年50歳になり、高橋が仕事の日に夫とクロちゃんが家で遊んでいることもあるという。
15歳上の夫と「無の時間」
夫は15歳上で、高橋は今年35歳、夫は50歳になる。仕事の話はするが、職業が違うので「変なアドバイス」が返ってこない。高橋はその点がいいと話す。三宅も、婚活中の友人と「パートナーは同業者であるべきか」で議論が割れたという経験を挙げ、自分も違う業種派だと同意した。高橋は、夫を通じて出会った友人たちが自分にとって大事な存在になっていることも、別の仕事の人と結婚してよかった理由に挙げた。
一番気が合う点を聞かれると、高橋は「無の時間」が似ていることだと答えた。人前ではよく喋るが、家ではとても静かである。そこで話しかけてくる相手だと疲れてしまうが、夫も同じように黙っている時間があり、隣で別々のことをしていられる。これは付き合ってから徐々に分かったことだという。三宅の夫婦は逆で、2人ともよく喋る。互いに話して議論して寝るという「セッション型」だと三宅は説明した。相手が聞き役に回ると、かえって申し訳なく感じてしまうという。
28歳での結婚と「恋愛市場」
2人とも28歳で結婚していた。三宅は2022年、コロナが落ち着き始めた時期で、周囲の結婚ラッシュが始まる頃だったという。高橋は芸能界では比較的早く、AKB48卒業から数年しか経っていなかったため「早いね」と言われた。それでも迷いはなく、「結婚したかった」と語る。
理由として高橋が挙げたのは、結婚によってむしろ自由になれることだった。恋愛市場にいること自体が面倒だと感じていた。自分に合う人を早く見つけて腰を据えたかったという。駆け引きや心の揺れに使うエネルギーがなくなり、仕事に集中できるようになった。三宅は、結婚すると異性と仕事がしやすくなる面も指摘した。仕事を頑張りたい人ほど早めの結婚も選択肢になるのではないかという点で、2人の意見は一致した。一方で2人とも、恋愛を活力にできる人もいると認めている。三宅は、オタクが推しにのめり込むのと同じように恋愛にのめり込む人がいて、それは趣味のようなものだと話した。
一人の休日はタスクを詰め込む
高橋は「怖いぐらい趣味がない」と言う。同じメンバーと同じ店で食事をし、酒を飲むことが趣味であり、心の安定を保つ手段でもある。休日には波を立てず、それが平日の仕事の活力になるという。三宅は、芸能の仕事で毎日予測できない波を乗り越えているからこそ、休日は平坦な方がいいのだろうと受け止めた。
ただし、一人の休みの日は正反対だという。携帯のメモ欄に曜日ごとの予定を書き、起床時間や食べたいものまで時間単位で決める。美容院、マツエク、展示会、食事、食事先で何を食べるかまで詰め込む。人に言うと引かれるほどだと本人も認めている。人に見られる仕事なので身だしなみも仕事の一環だと考えている。ただ、それに夫を巻き込むのはかわいそうなので、一人の休みに集中させているという。5日間走り切って、夫婦の2日間はしっかり休むというわけである。三宅は、休日に美容院などを入れると2人で過ごす時間が削られてしまうと反省し、これを「めっちゃテクニック」だと評した。
休みたいと思わなかった現役時代
いまは休めている実感があるかと聞かれ、高橋は「めっちゃある」と答えた。休みの大切さに気づけたことが、卒業して得た一番の収穫だったという。現役時代は途方もないスケジュールと仕事量の中で精神力を削り、休みがないのも当たり前だった。そこから解き放たれ、先の予定が見え、土日に休めるようになった。それを高橋は「人間に戻る」と表現した。
三宅は、休みの大切さに目をつぶったからこそ時代の象徴にまでなれたのではないかと尋ねた。高橋はこれを否定しないまま、当時は休みたいという気持ちがほとんどなかったと答えている。休みを知っていたら休みたいと思ったはずだという。若さもあって、ブレーキをかけずにアクセルを踏み続けられたのは「ラッキー」だったと振り返った。
三宅はここで、小嶋陽菜が別の動画で「会社を始めてからタフだと言われるが、AKBの時に特殊な訓練を積んでいたので」という趣旨の発言をしていたことに触れた。高橋も、当時は忙しい日常にすぎなかったが、いま思えば特殊な訓練だったと認める。前田敦子からも、自分より先に卒業した後で「卒業したらAKBより大変なことはないとわかるよ」と言われていたという。
朝3時起き、1日にMV3本
何が一番大変だったかと聞かれ、高橋は「全部」だと答えた。毎日違う仕事があり、寝る時間がなかった。その一例として、MV撮影の一日を挙げている。朝3時ごろに起き、4時にスタジオに入る。事前の振り入れはなく、5時ごろにその場で振りを覚える。みんなほとんど寝ている状態でフルコーラスを覚え、メイクが終わった人から写真撮影に入り、8時ごろにダンスシーンを撮る。それで終わらず、次の曲の撮影に入る。1日にMVを3本撮ったことも、CMを4本撮ったこともあるという。
こうした日々について、高橋は「すごくいい経験をしたのに覚えていないことがめちゃくちゃ多い」と語る。休んで一つひとつの仕事に100%向き合えていれば、経験として自分に積み重なっていたはずだった。目まぐるしすぎて流れてしまったのがもったいなかったという。三宅は、「努力は報われる」と語っていた高橋が「休むのは大事」と言うことに、時代の変化を感じたと話した。
ギリギリの内側と、20周年での卒業生
三宅は、なぜアイドルは休みがないのに疲れが顔に出ず、むくみもせず、あれほど輝いて見えるのかと尋ねた。高橋によれば、中にはギリギリの人がたくさんいた。ふらふら歩いている子もいれば、隙間があれば長机の下でまっすぐになって寝る子もいた。メイクさんに頭を支えられながら寝ている子もいた。それでもステージに立てばスイッチを切り替え、そのときできることを一生懸命やっていた。だから「キラキラしていた」と言われると、答え合わせのようで「セーフ」だと感じるという。
昨年のAKB48の20周年では多くの卒業生が集まり、現役メンバーと一緒に昔の曲を踊った。三宅はこのコンサートを「2025年ベストコンテンツ」と評している。高橋が驚いたのは、卒業生が現役時代よりもコンディションを整えて戻ってきたことだった。それぞれ別の仕事や子育てがある中で、久しぶりにアイドルに戻るプライドを持ち、当時の自分を超えるようなビジュアルを仕上げてきたという。現役時代は忙しすぎて、エステやマッサージに行ったり体重を落としたりする余裕がなく、「あるがまま」だった。だから高橋は、昨年が一番、昔のメンバーが輝いていたと感じている。
アイドルの衣装は「戦闘服」
高橋自身も20周年に向けてかなり頑張ったといい、効いたのは結局体重だったと話す。現役時代は総監督やリーダーとしての精神的ストレスもあった。気づけばガリガリに痩せていて、周囲に心配されても「大丈夫です」と答えていたという。あそこまで行ってはいけないとしつつも、アイドルの衣装を着るための体型というものはあると語る。三宅が「戦闘服なんですね」と聞くと、高橋は「戦闘服です」と答えた。
中にいたときには分からなかった社会現象
三宅は、AKB48は時代を象徴するアイドルになり、「推し」という言葉もAKB48から広まったと述べた。そのうえで、あのブームは内側からどう見えていたのか、なぜあそこまで行けたと考えているのかを尋ねた。高橋の答えは、中にいたときは分からなかったというものだった。オリコン1位やミリオン、「国民的アイドル」と呼ばれること、テレビをつけるとCMに自分たちが出ていることなどから、売れたという実感はあった。しかし、社会現象になっていることまでは当時分からなかったという。
卒業して距離を置いて振り返ると、「運がよかった」と思うと高橋は話す。AKB48が出てきた頃は、日本の女性アイドルにあまり元気がない時期だった。また、完璧が求められない時代でもあったという。いまのK-POPのように、デビュー時からビジュアル、ダンス、歌がすべて完成されているわけではなかった。AKB48は「しっちゃかめっちゃか」で、自分たちでも「これでアイドルをやれるのか」と思うほどだった。それでも「頑張れ」と言いながら育てようという風潮があり、あらゆるパズルがはまったのがAKB48だったと高橋は見ている。ある先生から「0が1になるグループの1期生で入れたことは、人生においてものすごい経験値だ」と言われたことにも触れ、売れていく流れを全部経験できたのはよかったと語った。
経験は渡せない――総監督の引き継ぎでの後悔
三宅は、ベンチャー企業の創業メンバーとそれ以降の人が違うように、アイドルでも1期生と2期生以降には違いがあるように見えると話した。高橋はこれを「難しい」と受けたうえで、女性アイドルの事情を説明した。柏木由紀のように30代まで現役を続けた例もあるが、女性アイドルには卒業があり、メンバーが入れ替わる。そのため新陳代謝が大きく、歴史を継いでいかなければならない。しかし、経験そのものは渡せない。総監督はいまや4代目になっているが、継いでいくことの難しさは自分でも感じているという。
高橋は、グループの歴史はある程度知っておく必要があるとしつつ、時代や偶然でグループが跳ね上がった経験を全部渡しすぎると、受け取った人にとって壁になると考えている。渡した方がいいものと、渡さない方がいいものがあるのだろうという。三宅は、子育て中の友人も同じ悩みを話していたと応じた。
この問題には具体的な後悔がある。高橋は総監督を横山由依に引き継ぐ際、自分がやってきたことを細かく伝えた。「こういうことを言うときはあのスタッフに言った方がいい」といったことまで全部だった。当時は全部渡さなければと思っていた。しかし、それが「こんなにやらなければいけないのか」と知らしめることになり、横山は高橋の卒業後に悩んだと打ち明けたという。高橋はいま、あれは渡さなくてよかったものだったと思っている。当時の年齢では分からなかったという後悔を語った。
指導ではなく「ベルを鳴らす人」
三宅は、高橋が当時全員を見ているように感じたと話し、だから大学の先生にも向いているのではないかと尋ねた。高橋は指導しているつもりはまったくないと答える。キャプテンも総監督も、みんなより偉い人ではなく、みんなを代表する人だという。一緒に頑張るスタンスで、グループをよくするためにベルを鳴らす役割だと説明した。
今年4月から大学で学生と関わる立場になるが、教えるというより学生と共に学びたいと考えている。昨年講演会を行ったとき、前のめりに質問してくる学生を見てAKB48の後輩たちを思い出したという。20周年で現役メンバーと関わった際には、年齢差の大きさに驚いた。高橋がすでに活動していた頃にランドセルを背負っていたメンバーもいた。相手からは「伝説の人」を見るような目で見られ、距離の詰め方から悩んだという。それでも、自分たちのやってきたことと今の子たちのやり方を混ぜると、互いに新しい反応や発見が生まれることを知った。技術を教えるのではなく、互いを知った先に学びがあればいいと考えているという。
三宅は、これを聞いて企業のマネジメントの話を聞いているようだと感じた。当時のAKB48はベンチャーの象徴のようでもあったという。高橋は、人数の多さが特殊だったのかもしれないと応じた。48グループは各地にあり、大きなライブで全員が集まると300人ほどになった。インドネシアのJKT48のメンバーもいて、言葉が通じない。300人の円陣で高橋が話しても、ジャカルタのメンバーには伝わっていないのではないかという状況があったという。高橋はこれを、他のアイドルとは少し違ういい経験だったと振り返った。
少年マンガとルフィ
最後に高橋は、自分は根本的に少年マンガが好きだと明かした。落ちこぼれやできないところから始まった主人公が、仲間を得て成長し、目標を達成する泥臭い物語が好きで、AKB48時代もそうした主人公たちを思い浮かべながら活動していた部分があるという。総監督として一番参考にしたキャラクターを聞かれ、高橋はルフィを挙げた。理由は、まず無垢であること、そして「これだ」と思ったら「行こう」と言えることだという。字幕は、三宅が「海賊王に俺はなる」という台詞に触れかけたところで途切れている。
休日って誰といるかで空気が変わるなと思っていて、この番組はそんなちょっといい休日の時間の中で、ゲストの好きなこととか今の気分とか、力の抜けたまま話す番組です。
はい。あ、こんにちは。
こんにちは。初めまして。
初めまして。いいですか?すいません。お邪魔します。
結局あの時忙しすぎて、すっごいいい経験したのに覚えてないことがめちゃくちゃ多いんですよ。ああ、なるほど。思い出にすらなっていない、忙しすぎて。
ギリギリな人とかいっぱいいるんですよ。
去年が一番昔のメンバーは輝いてたな。でもたかみなさんも超アイドルの衣装に似合ってますよね。
アイドルの衣装を着る、あの戦闘服を着るための体型っていうのがあるから。
やっぱ戦闘服なんですね、アイドルの衣装って。
戦闘服です。そのAKBってやっぱりある意味を本当象徴するアイドルになって、どう見えてるというか、今だとなんであそこまで行ったのかっていうのはどういう風に見られてるんですか?
あら、なんかおしゃれな家。いいですね。じゃあどうぞ。
失礼します。あっち側に、いや、どうぞ。おしゃれなお家だわ。わーい。はい。よいしょ。
ありがとうございます。よろしくお願いします。ちょっとコーヒーをまずは入れますわ。めっちゃコーヒー好き。
え、本当ですか?
ちょっとね、1日に1杯は飲まないとダメなレベルで好きですね。
あ、逆に1杯で止められているというのが素晴らしいですね。
え、2杯目行くと結構ちょっとふわっとしません?
私結構ガシガシ飲んじゃうかもしれない。
カフェインに強いタイプだ。
そうかもしれない。
ああ、初めまして。失礼します。ああ。あ、美味しい。コーヒーは美味しいな。
え、でもこうやって話すのは初めてだけど。
はい。
去年紅白。
はい。紅白は審査員席で見てました。そうですよね。はい。あと私普通にめっちゃドルオタなので、AKBはマジでずっと見てて。
そうなん。
本当、今度ノースリーブスが復活するのも超楽しみなぐらい。
やばいやばい、めっちゃ昨日の情報を持っている、怖い。叫びました。この収録してるのが、昨日公開された。ありがとうございます。嬉しい。4月3日に向井地美音ちゃんて、うちのAKBのメンバーが卒業する、その卒コンにノースリーブスが出るっていうのが。すいません、ゲストに説明させてすいません。昨日発表されて。
そうそうそう。
もう本当にすごい。めっちゃ楽しみだぐらい、そういうAKBずっと好きで。
え、年齢っておいくつですか?
はい。私はえっと94年生まれなので、まゆゆ世代です。
そうか。私が91年生まれで、メンバーだと前田敦子とか板野友美が。92年が峯岸とか指原がいます。
あ、そうですよね。
そう、でも確かに世代的にはAKB世代ですね。
めっちゃ世代で、しかも本当に『AKB48SHOW!』っていう番組が昔あって、それの中のたかみなさんのコーナーがね、「たかみなの部屋」っていうコーナーが私めっちゃ好きで。毎回メンバーが出ていくんですよ。
え、なんでそんなに好きになってくれたんですか?
え、アイドル自体をですか?
アイドルは。
なんかたかみなさんの前で言うのも恥ずかしいんですけど、松井玲奈ちゃんが初恋で。
玲奈だ。はい。SKEだ。
あ、そうですね。そっからでも全体、グループ全体を見てて。
あ、じゃあそもそもで言うと、私とかだとモーニング娘。さん世代であるじゃないですか。そこからドルオタ人生が始まったわけではなく。
そうです。全然なくて、松井玲奈ちゃんに一目惚れして。
え。
マジ未だに結婚したいですね、本当に。
いや、本人結婚したよ。本人も結婚したな。
私も結婚してるんですけど、なんか未だに見るたびに結婚したいみたいな気持ちになっちゃう。
うわ、そうなんだ。
ドルオタでずっと48グループ全体見てたので、たかみなさんが信じられないぐらい全員を把握してたじゃないですか、当時。その感じも見てたので、まさか今日お話できるとは。
いやでもマジで、なんかオタクと話してる感じになってます。
やばい。やばい。
なんかすごく今感じてる。今カメラが回っていると思えない。
ええ、そうなんだ。
48グループはかなり詳しいと思うんで、今日もちょっと色々お話聞かしてください。
ぜひぜひお願いします。
番組の、ゲストの方の休日を聞いていく感じなんですけど、それこそね、もう本当にAKB時代めちゃめちゃ忙しくて、そっから卒業してからも本当いろんなことされて、大学の先生までされること決まって、忙しすぎるたかみなさんと思いながら今も見てるんですけど、忙しいですか?休日ありますか?
いや、全然やっぱりAKB48時代とはもう全く違くて。AKB時代ってやっぱりスケジュールが本当見えなかったんですよ。もう次の日のスケジュールは前日にしかわからないみたいな感じで、休みも当初本当3年ぐらい余裕でなかったですし。ギリ働き方のことを色々言われる前の。
平成のね。
そう、ギリのラインだったんで、もう本当「働いて働いて働いて働いてまいります」みたいな状況だから。
そう、宣言じゃなくてガチのね。
そう、ガチで働く。見てたんで。そう、でもそれに比べると、やっぱAKB48を卒業して明らかに働き方が変わったというか。
あ、そうなんですね。どこ変わったんですか?
まず1ヶ月のスケジュールが見える。
見えるっていうのは、決まっていなかった。
いや、そうです。やっぱAKB時代はさっき言ったように前日にしか仕事わかんなかったし、もう本当寝る暇を惜しんで仕事してたんで。でも今だと、あ、来月こんな感じだなみたいな仕事がまずなんとなく見えていて。
それもう我々にとって当たり前の状態ですけど、それが当たり前じゃなかったってことですよね。
もう卒業して一番最初にもらったギフトかもしれん。
ああ。
スケジュール見えるやんみたいになって。
じゃあこの日が休日だっていうのがわかるっていう。
そうです。休日だってわかって、もちろん私結婚しているので、夫はやっぱ土日休みが多いんですよ。
うん。ああ、そっか。そっか。
そう。だからなるべく土日はお休み合わせて夫婦の時間も欲しいなみたいな意向を事務所にもお伝えしていて。もちろんお仕事入れば行くんですけど、土日は夫婦の時間を取っていて、もう老後みたい。
え、気分的には。
もう気分的に。もう何もしないです。
土日休みって普通のことですけれども、それがやっぱ老後感があるんですね。
もう老後感がね。あ、2日間休みだ。どうする?じゃあ散歩しようかってところから。
あ、これもなんかハッピーな休日。
そうです。そうです。で、お互いやっぱり友達を開示してるんですよ、全部。
え、友達を。じゃあこの子と遊ぶこの日はっていう風に。
あ、もうね、私の友達はこの人たちですって、お付き合いし始めた時から会わせていて。
へえ。すごい。それはすごい。
その友達も、お付き合いしながら全部開示してもらって。だから自分の友達は相手の友達になるし、夫の友達は私の友達になって、15人ぐらいの友達をこう週末回すみたいな。
え、そういう場って何人ぐらいでどういう遊びするんですか?
なんとなく決まったお店も、もう週末ここ行くみたいなお店も4軒ぐらい決まってて、そこに7人ぐらいでみんな集まって、ご飯食べてお酒飲んでひゃひゃひゃひゃって喋るみたいな。これをずっとヘビーローテーションしてる感じ。
ええ、なんかもう超村社会みたいですね。
確かに1つの町というか村というか。
朝ドラとかでそういう光景あります。
そう。いつも出てくるこのメンバーみたいな。
商店街のメンバーみたいな。
そう。だから多分私の相関図作ろうとしたらめちゃくちゃ簡単だと思います。
すごい、なんか朝ドラですね。もうたかみなさん自身がね。
本当に。そう。だからこの前、私を中心として、夫を中心として伸びてく先に、安田大サーカスのクロちゃんがいたりとか。
じゃあ夫さんとも仲良しなんですか?クロちゃんさんは。
めっちゃ仲良し。
ああ、そうなんだ。
そう。夫とクロちゃん同い年なんで。
おお。
今年50歳。
おお。
そう。クロちゃん50歳なんですけど。
なんかその事実に今びびります。
そうなんや。だから私が休みじゃなくて仕事の時に、夫とクロちゃんが家で遊んでるみたいなこともあるし。
ええ、仲良し。
めっちゃ仲良しですね。だから何人かのメンバーでずっと遊んでる感じ。
夫さんとは何の話題で盛り上がるんですか?
一番の話題で。15個上なんで、私が今年35で夫が50。
うん。うん。
ジェネギャップはめっちゃありますよね。
おお。ベースとして、仕事の話とかしますか?
仕事の話はしますね。こういうことあったとかはするんですけど、違う仕事してる分、変なアドバイスが来なくて済むというか。
それめっちゃありますよね。
やっぱりあります。
私も違う職なんですけど、普通に会社員やってるんですけど、それこそ婚活やってる友達とかと、徹底討論、同業者であるべきかどうかみたいな話で盛り上がって。
これでもめっちゃ割れません?
割れます。多分同業の方が理解があるっていう人もいるし、違う方がぶつかんなくて済むって。私も後者なんで。
うん。そうですよね。
だからアドバイスとかも、変なアドバイスは別にしないし、聞いてくれるっていう。
うん。正直別に変なアドバイス欲しいわけじゃないじゃないですか。
SNSで変なアドバイス、クソリプいっぱい来てますからね。
そうそうそうそう。クソリプいらんみたいな状況になるから。で、私は本当異業種というか、別のお仕事の人と結婚して良かったし、夫越しに出会う友人みたいな人たちが、すごく私にとって大事な人たちが多くて。
へえ。
そうなんですよね。だからいい年の差といい職業違いと、なんか本当にいいパートナーを得たなっていう。
うん。え、なんか一番気が合うなみたいなポイントってどこだったんですか?
夫ですか?
はい。
気が合うな。無の時間が似てるというか。
ああ、無の時間。
そう。私結構こうやっておしゃべりするの好きではあるんですけど、そもそも家だとめちゃくちゃ静かなんですよ。喋る時はわって喋るんですけど。こういう時間も。
はいはいはいはい。今無でした。確かに。
そうです。そうです。で、ここに多分変にめっちゃ喋りかけてくるパートナーだとめっちゃ疲れるじゃないですか。
なるほど。確かに。
そう。で、私が無になってる時は夫も無。
無と無がちゃんと。
そう。お互い無の時間があって、お互い別のことを隣で平気でしてるみたいな時間を持てる人なんで。
ああ、それは気が合うかな。
それは結局お付き合いし始めた後々に分かってくるとこではあるんですけど、一緒にいれるなっていうとこは。
うん。確かに。
そうです。え、逆に何かあります?一緒にいれるなって思ったとこ。
確かに。でもそれこそ休みの時間が似てるっていうのは分かる気がしてて、私は逆に喋りたくなっちゃうんですよね。で、相手もめっちゃ喋るんですよ。
だからそれこそ共通の知人からは、「かほちゃんと向こうもすごい喋るのに、お互いどうしてるの?」みたいな。
そう、聞き合う感じじゃなくない?って。
そう、お互い喋るから。
そう、喋り手タイプなので、逆にもう喋る喋るで相殺し合って聞いてないのではみたいな感じで。まあでもそれでわーって議論して寝るみたいなのが。
いいですね。セッション型です。
そうですね。セッションなので、逆に相手が聞いてくれちゃうと、私の場合こっちばっかり喋ってて申し訳ないみたいな気持ちになっちゃう時も。
同じぐらいのボリュームで音出してくれてる方が。
そうですね。なんかいいかもしれない。それは違いですね。面白い。
でも多分我々結構結婚早いんじゃないですか。決断が早かった方なのかなと私は思ってて。
何歳の時にご結婚されましたっけ?
私は28ぐらい。
あ、同じだ。私も28の時結婚しました。
お、同じですね。確かに。
え、周りの人にちょっと早くないとか言われなかったですか?
私はね、大学を卒業した子たちがポツポツ結婚し出したみたいな感じだったので、ラッシュ始まりの時期だったかもしれない。27、28が。
なるほど。なるほど。
時期的にちょうどちょっとコロナ落ち着き出したぐらいだったんですよね。2022年とかだったので。
あの時期ね。
そうなんですよ。だから余計にちょっと結婚ラッシュ来たかもみたいな感じでしたね。早いってやっぱ言われました。芸能だと、もちろん早い子もいますけど、割とゆっくり結婚する子も多いので。しかもAKB卒業して数年くらいしか経ってなかったから、早いねって言われましたけど。
確かに。悩まなかったですか?
もう結婚したかった。
ああ、その心は。聞きたいな。
なんだろう。でも逆に結婚して自由になるというか。
はいはいはいはい。
ところを私は望んでたのかも。
それはなんだろう。恋愛市場にいると、それはそれでめんどくないすか?
分かります。逆に結婚した方が異性と仕事しやすくないですか?
それもあるな。確かに。
なんて言うんですかね、全くそういうのが絶対ないっていう前提がより強固になるみたいな。
そうですね。パートナーがいることによってってことですよね。それもあるな。確かに。私はでもベースとしてやっぱり恋愛市場が多分めんどくさいなってどっかで思っていて、もう早く自分と合う人を見つけれたら腰を据えたかった。
ああ、じゃあ最初からちょっと願望があったというか。
ありました。ありました。もちろんいい人に出会わなきゃ始まれないけど、もうパッて出会えちゃったから、あ、もうこの人だみたいな感じで。
うん。ああ、いい話。
でもめっちゃ本当楽になりましたね。もう恋愛、変な話、しなくていいわけじゃないですか。夫と素敵な家庭を築いていけばいいだけだから、もうそこ1個邪念がなくなったから、あとは仕事に集中できるというか。
あ、でもすごいそれ分かります。私も年下の子とかからちょっと相談されて思うのが、やっぱ仕事頑張りたい人ほど早めに結婚するのもありなのではっていう。
いや、私もそれ本当に思う。
思いますよね。これでもあんまり理解されないのかな?
そうなんですよ。いや、本当そうなんですよね。
まあね、ご縁とかタイミングとか色々あるから。でも願望ある人は早めに結婚しちゃうのもそれはそれでありではみたいなのはすごい思います。
だって環境はある意味整うじゃないですか。
うん。あと要素が多くないですか、恋愛って。
いや、本当に。駆け引きとか、自分の心の揺れとか、無駄なエネルギーとか。あれいらんくないですか?本当良くない。本当に良くない。
いや、生きがいにしてる人もいますよ。そう、そう、そう。活力に変えて。
いや、分かります。恋愛が趣味な子っている。うん。いる。私はそれじゃない。
うん。うん。うん。
あれでも趣味な子は超エネルギッシュですよね。それこそ私オタクですけど、オタクが推しにのめり込むのと同じ感じで恋愛にのめり込んでる子もいるし、それは本当趣味みたいな感じがしますけどね。
なるほどね。
いや、恋愛が趣味の人は、私は本当にパワフルな人間やなと。それだけのエネルギーだと仕事頑張れないから。
ああ、でもそれも分かります。私も結構そっちタイプかも。
そうなんですよ。
休日に逆に、これがめっちゃ趣味とかあるんですか?今って。
いや、私本当に怖いぐらい趣味なくて。だから本当に同じメンバーとご飯食べてお酒飲むことが趣味。一番良い。
心の安定をそこで図っているというか。
そう。そこに波を立てないのが平日の仕事の活力につながるから。
なるほど。
そう。クロちゃんも基本同じメンバー、同じ店で同じ時間を過ごすっていう。
でもなんか面白いですね。ハレとケが、休日の方がケみたいな。でも確かに特にたかみなさんみたいなお仕事されてると、なんて言うんですかね、波をもうぐわんぐわんに毎日平日乗りこなしてらっしゃるから、休日の方が平坦な方がいい。
市場みたいな。
芸能ってでも本当そうじゃないですか?毎日何が来るかわかんない波を乗りこなさなきゃいけないから、すごい気張って頑張んなきゃいけないっていう中で、土日ぐらいは何も考えたくないっていうところがあって。ただでもこれが夫といる時と1人の時じゃ全然ちょっと時間の使い方違うんです。
へえ。
私1人の休みの時はめちゃくちゃ詰め込むんです。
あ、そうなんですね。
やばいっすね。ちょっと人に言うと引かれるぐらいタスク管理してるんで、スケジュールを。
ええ、休みの日の。
いや、もう正直月火水木金土日。全部携帯のメモ欄に曜日を書いて、その日やること。この時間に起きる。この時間にこれを食べたい。
え、時間も。ええ、すごい。
書いてて。だから1人の休みの日は朝から晩までこれやる、あれやる。美容院行く、まつエク行く、展示会行く、ご飯行く。ご飯行ったらこれ食べる。
すごい詰め込み方ですね。
いやあ、でも女性の、美容行くとかネイル行くとかそういうのって、詰め込まないと逆に入れらんないみたいなところもありますよね。
いや、そうなんですよね。一応お仕事的にも人に見られるから、そこをちゃんとしなきゃと思うと、これも仕事の一環だじゃないけど。そう、でもそれは夫を巻き込むのはかわいそうだから、自分1人で休める時にって詰めるって。
ええ。でもそれによってちゃんと夫婦の時間ゆったり確保してるわけですもんね。
ゆったりしてますね。
マジで。それは夫婦円満の秘訣ですね、本当。
え、どうやってます?スケジュール。
え、だから本当に今の話聞いて大変反省したんですけど、休みの日にそれこそ美容院とかネイルとか入れちゃうと、それこそ2人で過ごせるはずの時間も、なんて言うんですか、自分のやるべきことに当てちゃって、気づいたら時間がどっかないみたいな感じになっちゃうので。確かに逆にゆったりする時間取るために、やるべきことをぎゅって詰め込むって、めっちゃテクニックだなって思います。
めっちゃいいですよ。結構緩急つくというか。
そう。もう5日間走り切って、2日間激休みする。
あい。
あ、でもそれがあるといいですよね。
こうやって休むの大事ですから。
大事ですね。え、休めてる感覚はありますか?今。
今はめっちゃ。
良かった。
ありますし、やっぱり休みが大事っていうことを、AKB48を卒業して気づいたというか、これがすごく収穫で。やっぱりグループ時代ってとてつもないスケジュールと仕事量。
そうですよね。
で、精神力というか、ものすごく削ってうわってやってて、休みないのも当たり前だし、それを当たり前にやり続けてましたけど、解き放たれると違う世界が見えるわけですよね。やっぱ1ヶ月先のスケジュールが見える。土日も休み取れる。あ、休みってこんな感じなんだっていう、ちょっと人間に戻るじゃないですけど。
ああ、人間に戻る。すごい話だ。
人間。いや、これでも人間に戻ると本当に休みが大事だって分かるんですよ。
いや、全人類やっぱ休みは大事ですよね。でも確かに、それを見て見ぬふりをすることで、なんて言うんですかね、ああいうAKBみたいなマジ時代の象徴っていうところまで行けたみたいなところもあるんですかね。
いや、でもあの時はそういう邪念が私は1個も入ってこなくて。
うん。うん。
休みたいっていう感情がほぼなかった。
ああ。
もうある意味、やるしかないみたいな。
なるほど。
状況だったので、多分あの時休みを知っちゃってると休みたいって多分思っちゃってたと思うので。若さだと思いますけど、ブレーキかけずにずっとアクセル踏んで走れたのはラッキー。
私すごい思うのが、小嶋陽菜さんが何かの動画で、今の会社やり出してからすごいタフだねって言われるようになったけど、でもAKBの時特殊な訓練を積んでたので、みたいなことをおっしゃって。
軍隊みたいな。そう、特殊な訓練だったんだ、やっぱAKBって、そん時すごいオタとして思ったんですけど。
あ、でも特殊な訓練ですね、今思うと。あの時は普通の日常というか、忙しい日常なだけだったけど、外に出てみると、やっぱり前田敦子とかも私が卒業する前に言ってきてくれたんですけど、「もう卒業したら本当にAKBより大変なことないってわかるよ。あんなに大変なことないから」って。
え、何が一番大変でした?
でも総じて全部なんですよね。
ああ。
これがっていうよりも、やっぱりずっと、毎日違う仕事してたし、毎日本当寝る時間なかったし。だから変な話、朝の3時ぐらいに起きて、4時ぐらいにスタジオ入って、5時ぐらいに振り入れして。
うん。え。
そうなんですよ。事前の振り入れとかないから。
その場で。
その場で、もうみんなほぼ寝てるんだけど、フルでダンス覚えて、でみんなメイクして、終わった人から写真撮り始めて、8時ぐらいにはダンスシーン撮って。
え。
で、それで終わることなく次の曲も撮ったりするんですよね。
曲。
そう、1日に本当3曲MV撮ったこともあるし、1日で4個CM撮った時もあるし。
4個CM。
もうだからみんなほぼ目が開いてなかったというか。もうこういう状態の中、本番の時にくって起きてやってるっていう。だから休みの大切さに繋がるんですけど、結局あの時忙しすぎて、すっごいいい経験したのに覚えてないことがめちゃくちゃ多いんですよ。
ああ、なるほど。思い出にすらなっていない。忙しすぎて。
そうね。だから今思うのは、ちょっとやっぱ休んで1個1個の仕事に100%向き合っていけたなら、すごいいい経験として自分に積まれていたのに、もう目まぐるしすぎてうわあって行っちゃってるんで、それがやっぱり振り返るともったいなかったなと思います。
ああ、でもすごい、オタ側からすると、「努力は報われる」っておっしゃってたたかみなさんが、やっぱ休むの大事って言ってくれる、この時代の良さみたいな気持ちに、すごい隔世の感みたいな気持ちにはなってしまいました。すごい。
いや、あそこの時代はね、ちょっと特殊でしたよね。メンバーもやっぱ本当に精神ギリギリでみんなやってたので。
ええ、でも一番聞きたかったのが、なんでアイドルの方みんなそんなに休みないのに、あんなにキュルッキュルに可愛いんですか?
可愛いですか?大丈夫でした?
可愛すぎて発光してたじゃないですか。してますし、今も、なんでみんなあんなに忙しいのに、忙しさがなんて言うんでしょう、出てなくて発光してる、あれって何なんだろうってすごい。
そうやって応援してくれた人が言ってくれるのはすごい嬉しいですね。多分正直中にいると、もう正直ギリギリな人とかいっぱいいるんですよ。もう本当にフラフラ歩いてる子もいたし、もう隙間があったら長机の下で真っすぐになって寝てる子とかもいたし。
机の下。
そう、もうどこでもいいみたいな。寝ればどこでもいいみたいな人とかもいたし、メイク中にもうメイクさんに頭支えられながら寝てる子とかもいっぱいいたから。でもやっぱりもちろんステージに立ったらスイッチ切り替えて、一生懸命今できることやってたから、そういう風に答え合わせじゃないですけど、キラキラしてましたよって言われるとセーフみたいな。
ああ、そうなんだ。
マジセーフ。
いや、すごいなと思って。私今この仕事するようになって、動画とかテレビとかってやっぱり顔に疲れが出るよなってすごい思うよ。
めっちゃ出る。
出ますよね。めっちゃ出ます。むくむじゃないですか、人は疲れると。
確かにむくむ。
なぜむくんでないんだ、アイドルの方はってすごい思いながら見ています。
どうなんだろうな。でもやっぱりみんな、私は去年AKBって20周年で、卒業生結構いっぱい集まってました。
コンサート最高でした。2025年ベストコンテンツです。
やった。嬉しい。そう。今の現役のメンバーと混じって、ちょっと昔の曲を踊らせてもらったりしたんですけど、なんかそん時の卒業生が、今の方がコンディションをそこに合わせてきたなって私は思ったんですよ。
ええ。今の方が。
うん。本当に、やっぱり久しぶりにアイドルに戻る、そのプライドとか思いがあるわけじゃないですか。
メンバーと立たせてもらうからちゃんとやらなきゃっていうところで、みんなそれぞれ他の仕事してるし、お子さんがいたりとかするけど、あの時の自分を超えるようなビジュアルでみんな戻ってきたんですよ。
いえ、なるほど。
それがちょっとびっくりして。やっぱり現役の時の方が目まぐるしいから、そのコンディションを整える時間もなかったんですよ。ちょっとエステ行くとかマッサージ行くとか、なんだろう、ちょっと体重それこそ落とすとか、そんなこと言ってられない時代だったから、もうあるがままでいたけど、やっぱり去年はみんなすっごい合わせてきてて。
ええ。
そう、だから私は去年が一番昔のメンバーは輝いてたなと。
ええ、でもたかみなさんも超アイドルの衣装に合ってますよね。
めっちゃ頑張りました。
あ、そうなんですね。何が一番効きましたか?
結局でも体重。
あ、すごい世界の真理すぎて、ずっこけそうになってしまった。
世界の真理すぎますけど、そこはすごく大事で。ただ現役の時は私、総監督とかリーダーとかやってたので、ちょっと精神的ストレスもあって。
うんうん、そうですよね。
気づいたらめっちゃガリガリになってたんですよ。で、周りの人に大丈夫って言われても大丈夫ですって言ってたんですけど、今思うとガリガリすぎるぐらいやっぱ痩せちゃってて。だからあそこまでは行っちゃだめだけど、やっぱりアイドルの衣装を着る、あの戦闘服を着るための体型っていうのがやっぱあるから。
やっぱ戦闘服なんですね、アイドルの衣装って。
戦闘服です。
それで言うと、AKBってやっぱりある意味を本当象徴するアイドルになってて、やっぱ推しっていう言葉もAKBから生まれたし、ああいうバブルって中にいた人から見るとどう見えてるというか、今だとなんであそこまで行ったのかっていうのはどういう風に見られてるんですか?
正直中にいた時は分からなかった。
あ、そうなんだ。
はい。本当に。ただ、もちろんオリコン1位になる、ミリオンを取るとか、呼び込まれる時に国民的アイドルって呼ばれるとか、いろんな環境の変化だったり、テレビつけたら結構AKBのCM出てるなみたいなところで、あ、私たち売れたんだっていうのはそういうところでは感じてたんですけど、いわゆるちょっと社会現象みたいになってるよみたいなことは、本当に当時自分たちは分からなくて。
へえ。
わかんなかったですね。
そうなんですね。
全然。だから卒業して、やっぱりちょっと距離を置いて自分たちの過去の活動だったりとか状況を見た時に、運が良かったなって思います。
へえ。
やっぱりいろんなアイドルさんって過去いっぱいいるじゃないですか。やっぱり運っていうのがすごくあって。ちょうど私たちAKB48が出てきた時って、日本にとって女性のアイドルがあんまりいなかったタイミングというか、元気がなかったタイミングだったろうし、あと完璧を求められてなかった時代。
うん。
今だとやっぱりK-POPであったりとか、もうビジュアルもダンススキルも歌も全てがデビューの時から完成されてるじゃないですか。でもAKBって本当にしっちゃかめっちゃかだったんで、全然踊り下手やみたいな。何このビジュアルみたいな。もう我ながら思ってましたから、これアイドルやれるかみたいな。でもそういう子たちを頑張れ頑張れって言いながら育ててあげようみたいな風潮があって。
うん。うん。
だから全部のパズルがくってはまったのがAKB48で。秋元先生にも言われましたけど、0が1になるグループの一期生で入れたということは、人生においてものすごく経験値だと思うって言われて。一期生なので。
うん。
やっぱり確かにその売れる流れというか、全部経験させてもらえたのは良かったなって思います。
例えばベンチャー企業みたいなことでも、やっぱ創業メンバーとそれ以降に入ってきた人たちって確実に何か違うんだっていう話をしてる人とかがいて。アイドルもやっぱり創業メンバーだ。1期生と2期以降の、オタとして見てても何か違いがある気がするっていうのが、どのグループ見てても思ったりはするんですけど。
これ難しいですよね。でもやっぱり時代というか、繋いでいかなければいけないし、どうしても女性アイドルって卒業があるじゃないですか。もちろんゆきりん、柏木由紀ちゃんみたいに本当にこの最近までずっと現役のアイドルとしていた、ちょっとレジェンドの子もいますけど。私、年齢一緒ですから。
うん。確かに。バグりますね、なんか頭が。
そう。あの子3期生で、去年とか、昨年ぐらいまでいましたよね。昨年か。だから33ぐらいまでいたから。
うん。うん。
そういう子もいる。やっぱりちょっと男性アイドルとの違いで、女性アイドルってやっぱり卒業があって入れ替わりがあるので、新陳代謝がすごくグループの中で生まれてくる分、その歴史を継いでかなきゃいけないんだけど、経験しているかしてないかっていうのは、なかなかその経験は渡せないじゃないですか。
確かに。
だから自分自身は総監督を渡して、今もう4代目になってるんですけど、総監督って頑張って。だから難しいなって、それはやっぱ自分も思います。
それは渡していく、知ってもらうことが難しい。
なんだろう、こういうグループとは何かみたいなことを。なんだ、奥底で歴史は、自分が入る上で知っとかなきゃいけないけど、時代とかたまたまのところでうまくボンってグループが跳ね上がった経験を全部受け渡しすぎると、その人にとってそれがめちゃくちゃ壁になるじゃないですか。
なるほど。
渡した方がいいものと渡さない方がいいものがあるんだろうなっていう。
ああ。やばい、上司聞くべき。
それは本当そう。いや、でも多分わかんないですよ。私子供いないですけど、子育てやってる子とかも同じようなこと言ってましたよ。
ああ、そうですか。
やっぱ自分の中で渡したいものと渡さない方がいいものがあるけど、それをどういう選別にしたらいいのかわかんないみたいな。全く同じこと言ってたので。
めっちゃむずいです。だから私もやっぱり総監督を次に渡す時、横山由依ちゃんっていうメンバーを指名して、自分がやってきたことをある程度お伝えしましたけど、その時はひとまず全部渡さなきゃって思ってたから、こういうこと言う時はあのスタッフに言った方がいいよとか、そういうのも細かく色々教えたけれども、きっと教えすぎて、あんなにやらなきゃいけないんだっていう。
ああ、なるほどね。知らしめちゃった。
それ悩みます。
そう、由依ちゃん結局、私が卒業した後に悩みましたってやっぱり言われたから、あ、今思うとあれは確かに渡さなくてよかったやつなんだって。
なるほどな。
当時の自分の年齢だとわかんなかったなっていう、そこのちょっと後悔はありますね。
ええ、でもたかみなさんて本当に全員のこと見てる感じが当時してて、それがすごいなと思ってたし。だからそういう経験あるから、今も大学の先生とか向いてるだろうなってすっごい思ったりしたんですけど。
向いてる。指導するのとかは好きですか?
いや、全然指導してる気持ちは本当なくて。結局キャプテンにしても総監督にしても、みんなより偉い人なわけではなくて、みんなを代表してる人みたいな感じなので。
おお。
全然指導してあげなきゃみたいなことではなくて、一緒に頑張りましょうっていうスタンスで、一緒にグループにいて、よりよくするためにこうした方がいいかなっていう風にベルを鳴らさなきゃいけない人みたいな感じなので。今年の4月から専属学園っていう。
やっぱ教えるとかそういうことよりも、学生の皆さんと共に学びたいっていうところがあって。去年ちょっと1度、講演会みたいなのをさせていただく機会もいただいて、すごく前のめりにいろんなことを質問してくださる生徒さんを色々見た時に、すごくAKBの後輩たちを思い出すというか。
やっぱり去年20周年で久しぶりに若い子たちと会ったんですけど、やっぱり年齢あるんですよ。
そうですよね。
私35で、今のメンバーとか、変な話、ランドセル背負ってる時がいたんですよ。
いや、確かに。2000何年生まれなんだって、本当にAKBの新メンバー見るとね。
びっくりしちゃって。で、あっちからしても、言い方だけど、伝説の人がいるみたいな。動物園の動物見るみたいな顔されてて、この距離をどう詰めようみたいなところから去年もちょっと色々始まったので。
うん。
でもやってきたことと、今向き合ってる子たちがミックスすると、お互いに新しい反応が生まれて発見がお互いにあるっていうのも知れたので。何かを教えるとか、技術的なことがどうとかじゃなくて、お互いに知るっていう、その先に学びがあればお互いにいいんじゃないかなっていう風には思ってるんですけど。
なんかめっちゃ、すごい企業をマネジメントしてる人の話聞いてる気分。やっぱすごい、なんて言うんですかね。やっぱあの時代の、ベンチャーみたいなものの象徴でもあったような気が私はしますし、企業とかにすごいやっぱ似てたんだなって思います、聞きながら。
ちょっと人数多すぎますよね。
人数の多さがやっぱ特殊だからかもしれない。
そんな気がしますね。やっぱりアイドルさんいるけど、グループってやっぱ各地にいっぱいいて、私も最終的に大きいライブでみんな集まる時、300人ぐらいいたんで。
300人。
これは、みたいな。
信じられない。
で、JKTとか、ジャカルタの子たちがいて、もう言葉が通じないみたいな。どうすればみたいな本当に。で、300人いるみたいな。ずっと拡声器持って喋ってるけど、ジャカルタの子には通じてないのじゃないかみたいな、変な状況があったので。もう本当いい経験させてもらったなと思うんですけど、やっぱ他のアイドルさんとはちょっと違うですよね。
面白いなあ。なるほどな。
私は根本的に。
はい。
少年マンガが好き。やっぱ泥臭く、主人公がちょっと落ちこぼれだったり、できないところから仲間を得て成長していって、自分の中の目標を達成するっていうストーリーが好き。
ああ。
で、やっぱAKBの時も、こういう人たちを頭に浮かべながらやってた部分が。
総監督やる時に一番参考になったキャラって誰だったんですか?
ルフィは1回下ろすんですよね。
ルフィなんですね。
なんか無垢なんすよ、まず。
お、確かに。
無垢で、もうこれだって思ったら行こうって言える。
確かに。海賊王に俺はな
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