look・watch・seeはどう違うか――イメージで覚える英会話の基本英単語50語

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概要

この動画で話者は、英単語を日本語訳とセットで暗記するのではなく、画像やイメージと結びつけて覚える方法を提案している。英会話でよく使う50語を取り上げ、似た意味の単語をまとめて、ニュアンスの違いを例文とともに説明する。最後に確認クイズを出し、復習を続けることが最も大事だと締めくくる。

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日本語訳のセット暗記をやめ、イメージと結びつける

話者によると、多くの人は「apple=りんご」のように英単語と日本語訳をセットで覚えている。話者自身も以前はそうしていた。最初はそれでよくても、覚える量が増えるほど負担が大きくなり、やる気も下がったという。

話者は根拠として、脳を研究している人たちの知見を挙げる。単語は文字同士のセットより、画像や動画とセットで覚えたほうがはるかに定着しやすいという内容だ。たとえば「dictionary」を「辞書」という漢字と組み合わせるより、辞書の画像と結びつけたほうが覚えやすい。この動画では単語だけでなく、英語を話すときに使いそうな文もイメージと結びつけて紹介する。

話者は、動画を1回見ただけでは覚えきれないとも述べる。いったん忘れた単語をもう一度思い出すことが最も大事だとして、単語ごとにイメージと訳をまとめた復習用のテストシートを用意している。

「見る」の3語――look、watch、see

最初の3語は、どれも日本語では「見る」になる単語だ。

  • look:意識して目を向け、見に行く動作。例文は「お前のこと見てるからな」=I am looking at you.
  • watch:試合や動画のように動いているものを目で追い、一定の時間見続けること。watch TV、watch a movie、watch a sports gameがこれにあたる。例文は「今度映画見に行かへん?」=Do you wanna go watch a movie?
  • see:「見る」より「見える」に近い。見ようとしていないのに自然に視界に入ってくる感覚で、例文は「信号機が見える」=I see a traffic light.

話者は、この3語はどれも「見る」だが少しずつニュアンスが違うと強調する。こうした違いは日本語訳だけでは捉えにくく、イメージで覚える方法が特に役に立つという。

押す・着る・脱ぐ――press、put on、wear、take off

pressは「押す」で、ボタンやスイッチを押す場面でよく使う。例文はエレベーターを想定した「4階押してくれへん?」=Can you press the fourth floor?

put onは「身につける」、つまり着ることだ。例文は「はよ上着着ろや」=Hurry up and put on your jacket. wearも「着ている」に近いが、話者は区別を説明する。put onはこれから着る、あるいはまさに着ている最中の動作を指す。wearはすでに着ている状態を指す。例文は「今日はあったかいジャケットを着てる」=I'm wearing a warm jacket today.

take offはput onの反対で、脱ぐ、外すという意味だ。ズボンを脱ぐ、帽子を外す場面をイメージするよう話者は勧める。例文は「はよ帽子脱げや」=Take off your hat.

「話す」「言う」「伝える」――talk、speak、say、tell

talkは「話す」の中でも会話やおしゃべりのニュアンスを含み、相手とカジュアルにやり取りする場面で使う。例文は「うちらは何時間も話した」。

speakも「話す」だが、話者はtalkよりも硬い発言だと説明する。もう一つの用法として言語能力を表し、I speak English、I speak Japaneseは「その言語を話せる」という意味になる。会議のような硬い場でのコミュニケーションにもspeakを使う。例文は「彼は会議で発言した」=He spoke in the meeting.

sayは「話す」とは少し違い、シンプルに「言う」という意味だ。話者は過去形のsaidがよく使われると補足する。例文は「天気予報は明日雨が降るって言ってた」=The weather forecast said it will rain tomorrow.

tellも「言う」だが、sayより一歩踏み込んでいる。相手が理解できるように、相手にきちんと届くように伝えるニュアンスがある。話者は、丁寧に説明してくれる優しい人のイメージと結びつけるよう勧める。例文は「6時に帰るとママに伝えた」。

尋ねる・聞く――ask、listen、hear

askは「お願いする」または「質問する」という意味だ。話者はCan I ask a question?や、「すみません、道を尋ねてもいいですか」=Excuse me, can I ask for directions?を挙げる。旅行先でホテルのスタッフが「何か質問があれば聞いてね」と言うときのIf you have any questions, feel free to ask me.や、Ask me if there is anything.も紹介している。

listenは、意識して注意を向け、相手の話に耳を傾けることだ。耳のイメージで覚えるよう話者は勧める。例文は「ちゃんと先生の話を聞きや」=Make sure you listen to the teacher.

hearも「聞く」だが、意識して耳を向けるのではなく、自然に耳に入ってくる感覚を表す。例文は「隣で笑ってるのが聞こえる」=I can hear them laughing next door.

貸し借り・電源・値段――borrow、lend、turn on / off、cost

borrowは「借りる」で、例文は「借りてもいい?」=Can I borrow your ~?という形で示される。lendはその逆で、貸す側の行為を表す。例文は「100円ぐらい貸したるわ」=I'll lend you 100 yen.

turn onは電気や機械の電源、スイッチを入れること。turn offはその反対で、電源を切ることだ。turn offの例文は「うるさいから音楽消して」=Turn off the music because it's loud.

costは「お金がかかる」の「かかる」にあたる動詞で、物の値段を言うときに便利だと話者は言う。例文は「このリップ5000円した」。

選ぶ・決める・試す――choose、decide、try

chooseはいくつかの中から選ぶことで、例文は「青いのを選ぶ」=I choose the blue one. decideは「決める」「決断する」で、例文は「今日勉強するって決めた」=I decided to study today.

tryは、試しに一度やってみる、テストしてみるという意味だ。例文は「うだうだ考えんと、とりあえずやってみい」=Don't think, just try it. 話者は、この場面ではjust do itともよく言うと補足し、ナイキのスローガンを例に挙げている。

学ぶ・勉強する・練習する――learn、study、practice

learnは「学ぶ」だが、話者によれば教科書でがっつり勉強するというより、人生全般の経験から学ぶ様子が強い。例文は「うちは失敗から学ぶタイプ」=I learn from mistakes.

studyは、話者の言葉では「ガリ勉」のイメージで、教科や机での勉強そのものを指す。learnもそうした勉強を含むが、経験から得たものという、もう少しふわっとした意味になると話者は対比する。例文は冗談まじりの「テスト前だけ勉強するやつは全員根性焼き」だ。

practiceは、一度やってみるだけでなく、繰り返し練習すること。例文は「発音を練習するのはめっちゃ大事」=It's important to practice pronunciation.

移動と持ち物――visit、arrive、leave、bring、carry

visitはある場所や人を訪問することで、例文は「明日お前ん家寄る」=I'll visit your place tomorrow. arriveは「到着する」で、例文は「ついにLAに着いた」=I finally arrived in LA. leaveは、その場を去る、出発する、離れるという意味で、例文は「明日日本を出発する」=I'm going to leave Japan tomorrow.

bringは、目的地に何かを持ってくる、持っていくことを表す。例文は「明日傘持ってきてや」=Bring an umbrella tomorrow.

carryは「運ぶ」「持ち歩く」だ。話者はここを要点として説明する。ただ手に持っているだけでなく、手に持ったままA地点からB地点へ移動しているのがcarryだという。carry a bagと言うほか、飛行機の手荷物をcarry-on bagと呼ぶのもこの意味による。例文は「うちのバッグ運んでくれへん?」=Can you carry my bag?

勝つ・許可する――win、beat、allow、permit

winは「勝つ」「勝利する」で、例文は「じゃんけんはうちが全部勝つで」=I always win rock paper scissors. beatも「勝つ」だが、相手に打ち勝つ、相手を倒すというニュアンスが強い。例文は「チェスで彼に勝った」=I beat him in chess.

allowは「許可する」。話者によれば、「それ食べていいの?」=Are you allowed to eat that?のように、「~していいか」を尋ねる構文でよく使われる。permitも意味は同じだが、ずっと硬い表現だ。組織や国のルールのイメージで、例文は「ここで工事するのを許可します」。

期待・願望・提案・推薦――expect、hope、suggest、recommend

expectは「期待する」または「予想する」。予想の例はI expect him to be late(彼は遅れてくると思う)。期待の例文は「とにかくお前が勝つことを期待してる」=I expect you to win. hopeは「望む」で、話者は「願望の塊」というイメージを示す。例文は「明日晴れるといいな」=I hope it will be sunny tomorrow.

suggestは「提案する」。上から「こうしたほうがええんちゃう」と言うのではなく、「こうしたらどうですか」という柔らかいイメージだと話者は説明する。例文は「東京タワーに行くのがいいと思いますよ」=I suggest you go to Tokyo Tower.

recommendは「おすすめする」だが、suggestより自信の強いおすすめ、つまり「推し」に近い。例文は「煙草やめたほうがいいで」=I recommend you stop smoking.

受け取る・受け入れる・断る――receive、accept、refuse

receiveは「受け取る」で、ビジネスの場などで使うフォーマルな表現だと話者は言う。例文は「あなたのメールを受け取りました」=I received your email.

acceptは「受け入れる」「承諾する」。例文はI accept your apology.(謝罪を受け入れます)で、話者はApology accepted.という言い方も紹介する。謝られたときに軽く返す言い方もあるが、フォーマルな場ではこちらを使うという説明だ。

refuseは「断る」だが、きっぱりと突っぱねるニュアンスがあり、はっきりストレートにノーと言う場面で使う。例文は「〇〇だけは絶対に食べません」=I refuse to eat ~.

思い出す・覚えている・気づく――remind、remember、notice、realize

remindは「思い出させる」。例文は「これはうちの黒歴史を思い出させる」=This reminds me of my dark past. rememberは「覚えている」という状態を表し、例文は「あなたの誕生日覚えてるで」=I remember your birthday.

noticeとrealizeはどちらも「気づく」で、話者はこの2語を対比する。noticeは目で見て発見する、視覚的な気づきで、例文は「服にケチャップがついてるのに今気づいた」=I just noticed ketchup on my clothes. realizeは視覚ではなく頭の中で気づくことで、「ああ、そうか」というイメージと結びつけるよう勧める。例文は「彼は自分の誤りに気づいた」=He realized his mistakes.

必要・影響・提供・応募――require、affect、provide、offer、apply

requireは「必要とする」だが、ルール上や義務として必要だというニュアンスがある。例文は「クラブに入るには身分証が必要」=An ID is required to get into the club. affectは「影響する」で、例文は「ストレスは健康に影響する」=Stress affects your health.

provideは「提供する」で、例文は話者自身の仕事を指した「うちは英語のコーチングサービスを提供している」=I provide an English coaching service. offerも「提供する」だが、「やりましょうか」と自発的に差し出すイメージがある。例文は「女性に席を譲った」=I offered the woman my chair.

applyは「応募する」のほか、「ルールを適用する」(apply this rule)の意味でも使える。例文は「バイトに応募しようと思ってる」=I'm thinking of applying for a part-time job.

確認クイズ――talkとspeakの使い分け

50語を終えたあと、話者は内容が頭に入っているかを確かめるため3問のクイズを出す。

1問目は「お前のこと見てるで」。正解はI am watching you.で、相手の動きをずっと見ているという意味になるためwatchを使う。2問目は「うちが彼に話しとくわ」。正解はI will talk to him.で、会話をする意味のtalkを使う。

3問目は難しめの問題だ。会社で部下が失敗したとき、上司が「彼女に話しておきます」と言う場面を英語にする。正解はI will speak with her.またはI will speak to her.で、話者はI will talk to her.では少し違うと説明する。speakは硬めの会話を表すため、説教や会議での発言にはspeakを使う。話者は、こうしたニュアンスの違いはシンプルな単語でも起きるので、覚えておくことがとても大事だと強調する。

一度見ただけでは覚えられない――復習を続けること

最後に話者は、単語は最初どれほど簡単に見えても、動画を1回見る、触れてみる、発音してみるだけでは覚えられないと繰り返す。日本語訳だけでなくイメージも見て、発音もすると、十分に勉強した気になる。それでも人は忘れるものであり、英語は普段使わないからこそ特に忘れやすいと話者は言う。

そのうえで話者は、結局は復習を継続することが一番大事だと結論づけ、視聴者に復習を約束するよう呼びかけて動画を終えている。