皮膚科医・友利新が肌の状態別に選んだ2026年上半期のシートマスク

YouTubeで開く ↗
概要

皮膚科医の友利新は、この動画で2026年上半期に出会ってよかったシートマスクを紹介している。当初は「ベストコスメ」形式を考えたが、それでは1つしか選べない。シートマスクは肌の状況に応じて使い分けるものだと考え、「こういう時にはこれを使った」という形でまとめたという。紹介したのは本編5品と番外編1品の計6品である。

6分で読めます

紫外線を浴びた日のレスキューに:トランシーノ 薬用ブライトニングフェイシャルマスク

最初に挙げたのはトランシーノの薬用ブライトニングフェイシャルマスクだ。ベストコスメにシートマスク部門があれば、これを選ぼうと思ったほど高く評価している。

友利はまず発売元に触れる。トランシーノを出しているのは製薬会社で、内服のトラネキサム酸を初めて開発した会社だという。そのためトラネキサム酸には定評がある、というのが友利の見方だ。トラネキサム酸は水溶性で肌に浸透しにくい成分だが、この製品は独自の技術で浸透させていると説明する。さらに抗炎症成分のグリチルリチン酸ジカリウムも配合されている。

形状も面白いと友利は言う。マイクロファイバーが入っていて、肌にとてもよくフィットするそうだ。トラネキサム酸は美白の有効成分であると同時に、肌荒れ防止の成分でもある。そのため友利は、日焼けした時や肌の調子が崩れた時に「肌を立て直したい」目的でこのマスクを使う。そういう時は肌当たりのよいものを選びたいので、その点でも安心できるという。結論として、紫外線を浴びた日のレスキューに向いているとまとめた。

日々の炎症を抑えるエイジングケアに:ネピア 鼻セレブのシートマスク

2つ目はネピアの「鼻セレブ」のシートマスクだ。友利はまず「シートマスクが出ていることを知っていたか」と視聴者に問いかける。黒と白の2種類があり、友利が好きなのは白のほうだという。

白には、炎症を抑える成分としてアラントインが入っている。ベースの成分は甘草エキスで、友利によれば甘草はグリチルリチン酸ジカリウムの元になるものだという。ネピア(王子ネピア株式会社)はもともと紙を作ってきた会社で、紙は木からできるため森林を持っている。自社の森林で自然栽培のように育てた甘草から取ったエキスを使っている、と友利は説明する。ほかにユキノシタエキス、ナイアシンアミド、ヒアルロン酸なども入っているそうだ。

使い方については条件をつけている。肌荒れした時にシートマスクを使ってほしくはない、と友利ははっきり言う。一方で、大人になると日頃から炎症を抑えていきたい。炎症が起こることはエイジングが進むことにつながる、というのが友利の考えだ。このマスクを使えば、目に見えない老化を助長するような炎症を抑えてくれるのではないか、というイメージで使っているという。使用後はつやっとした感じが出て、色味がすっと抜けるような印象もあるそうだ。1枚ずつ持ち運べる点も挙げ、日々のエイジングケアとして使うのがよかったと振り返った。

強い乾燥に:ザ・マイトルのシートマスク

ここからは、ひどく乾燥した時に使ってほしい2品の紹介になる。1つ目はザ・マイトルのシートマスクだ。

この製品は昨年は限定発売だった。ヘパリン類似物質をシートマスクにしたものは今なら多少あるかもしれないが、当時はこの製品だけだったと友利は言う。友利によれば、ヘパリン類似物質は保湿にとても優れている。細胞間脂質や天然保湿因子のもとになるものを作る働きがあり、肌が自分の内側から水分を保てるようにするという説明だ。さらに美白目的のプラセンタエキスも入っている。美白をしつつ、乾燥も内側から抑えてくれるという位置づけである。マスクは3層構造で、ただ水分を入れるだけでなく本当にしっとりさせる点が好きだったという。

その限定品が、今回は通常発売になったらしい。友利は自分のような肌質でも安心して使えるうえ、美白ケアとしても優れていると評価する。「自分の思いが届いて通常発売になったのでは」と冗談めかして話し、自ら「マウント」だと笑っていた。

油分で膜を張りたい時に:保湿クリームラップマスク

乾燥対策のもう1品は、「ケア」の保湿クリームラップマスクだ。最近の友利は海外に行ったり長時間のフライトに乗ったりする機会が多い。そのため、普段は乾燥をあまり感じない肌質の自分でも乾燥を感じることがあるという。

水分だけでなく油分で膜を張りたい時に向くのが、このマスクだ。友利の説明では、セラミドは水分よりも油分に溶けやすい。そこでこの製品は、2種類のセラミドをラメラ構造でクリームに溶かし込み、そのクリームをシートマスク状にしている。本気で乾燥を防ぎたい時のほか、機内やホテル滞在中にも向くとした。

加えて友利は、このブランドのセラミドには炎症を抑える働きもあると述べる。乾燥して肌がつっぱっているような時に使うと落ち着くという。毎日使うものではないが、いつもと違う乾燥を感じた時によい。もともと乾燥肌の人にはとてもよいアイテムではないか、とも話した。

目元をぐるりとケアする部分用:クオリティファースト ダーマレーザー

続いては部分用マスクで、クオリティファーストのダーマレーザーシリーズのものだ。一般的な目元用マスクは目の下だけを覆うものが多い。これは目の下に加えて目の脇まで、全方位を覆う形状になっている点を友利は強調する。

成分面では、ビタミンC誘導体が12%入っており、くすみのケアにつながるという。レチノール誘導体も配合されているため、目元のくすみだけでなくハリ感にもよいのではないかと友利は見ている。何より形がすばらしく、下まぶたのかなり下まで届く。目元の気になるところ全体をカバーできる点を高く評価した。

番外編:垂れないゲルパッチ

番外編として紹介したのは、目元・口元用の美容液ゲルパッチだ。友利によれば、おそらく今年発売の製品ではなく、自分が今年出会ったというだけだという。

これも形が面白い。眉間のあたりに貼るパーツと、目の下に貼るパーツがついている。眉間や目の下はガサガサしやすい部位だと友利は言う。ほうれい線に貼るなど、いろいろな貼り方ができるのも面白さだという。ゲルのシートなので貼りっぱなしにしてはいけないが、液が垂れてこない点がよかった。部分的に使えて液だれせず、炎症も抑えてくれるものとして評価している。

締めくくり:肌の状態に応じて使い分ける

最後に友利は、シートマスクには本当に多くの種類があるので、その時の肌の状態に応じて使い分けてほしいと述べた。あわせて、肌荒れしている時の使用は控えてほしいと改めて念を押した。長時間貼るのも肌にとってマイナスだという。詳しく知りたい人には、解説している別の動画を見るよう勧めて締めくくった。