社長を辞めたHinaが語る、退任の理由と英語を軸にしたこれから

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概要

5月末、Hinaは長く経営してきた会社の代表を退任した。その後あまり触れてこなかったこの件について、同じく英語系YouTuberとして活動し、自身も会社を経営してきた友人のみゆと近況を話し合ったのがこの動画である。前半は英語で退任の経緯を、後半は日本語でこれからの活動を語っている。Hinaはこの決断を前向きなものだと位置づけ、英語から離れるつもりはないと繰り返した。

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突然の退任動画と、二人の関係

みゆは退任を報告する動画を見て、非常に驚いたという。1年ほど会っておらず、どうしているのかと思っていたところに突然その動画が上がったからだ。すぐにLINEを送ったが、「おめでとう」と言うべきなのか、相手がどん底にいるのか分からず、どんなテンションで送ればいいか迷ったと振り返る。Hinaによれば、みゆは「めっちゃいい選択だと思う」「最高だね」と返してくれた。

二人が親しくなったきっかけは、同年代で、しかも女性で会社を経営しているという共通点だった。経営者ならではの難しさ、しんどさ、楽しさがあり、若い女性経営者だからこそ軽く見られるといった経験も含めて、互いに共有してきたという。本来は英語のVlogを撮る予定だったが、Hinaが「ちょっとこの話をさせて」と申し出て、今回の近況報告になった。

株を持たない社長だったという事情

英語パートで、みゆは「今の決断と状況に満足しているか」と尋ねた。Hinaは、これは自分にとって本当に前向きな決断だったと答える。ただし、すべてが幸せだったわけではなく、何か大きなものを手放さなければならなかったとも認めている。

Hinaが説明した状況の一つは、社長・CEOでありながら会社の株を持っていなかったことだ。起業の動機を聞かれると、Hinaは「分からない、ただやってみたかった」と答える。YouTubeを伸ばし、何かを作るという経験のために始めたが、数年経つと会社は当初の想定をはるかに超えて大きくなった。社員が大勢いる以上、数年後に会社をどうするのかを考えなければならなくなったという。

CEOとしての仕事と、行き詰まり

CEOとしての主な仕事は、YouTube以外では社員との1on1、大きなミーティング、重要な会議への出席、そして全員の目標を設定することだった。Hinaは、この目標設定が次第に難しくなっていったと語る。

それでもHinaは会社を愛しており、辞めるとは想像もしていなかったという。みゆが以前一緒に撮影したとき、Hinaはまだ会社の将来について語っていた。Hinaは当時について、うまくいくと思っていたからこそ本気でコミットしていたと説明する。話し合いを重ねるなかで希望を持ち、「どうにかなるだろう」「いずれ戻ってくるから今は動いておこう」という状態を2〜3年続けた。しかしある時点で「おかしい」と感じるようになったという。

「会社がすべてだった」経験と、両親の言葉

Hinaにとって前の会社はすべてであり、人生そのものだった。学生のうちから運営し、従業員は100人規模、そこには多くの学生も含まれていた。Hinaはその経験を、誰にも奪われないものだと表現している。

退任したことで、少なくとも休むことはできる。両親に伝えると賛成してくれたという。両親の反応は「まだ学生でしょ、何を言っているの。次は何でもやりたいことをやればいい。若いんだから失敗しても大丈夫。まだ大学も卒業していない」というものだった。Hinaはこの言葉も踏まえ、良い決断だったと感じている。

これからやりたいこと:英語とコミュニティ

今何をしているのかという問いに、Hinaはまず大学にきちんと戻り、動画で自分を表現し続けたいと答えた。自分が世界に与えられる大きな影響の一つは英語だと考えている。ほかにも可能性はあるかもしれないが、英語は確かに自信があり、本当に好きなものだからだという。

前の会社では、英語コーチングのように参加者同士が交流できる仕組みを作っていた。Hinaはそれをもっと広げたかった、オンラインでもできればよかったと振り返り、似たことをイベントとして一緒にやれたらいいと話す。英語を勉強していると孤独になり、もどかしくなることがあるため、人はコミュニティを求めているというのがHinaの考えだ。他国では大金を払わなくてもまずまずの英語を話す人がいることにも触れ、コミュニティに近い形のものを作りたいと語った。ただし、勉強そのものが重要だという考えも変わらないとしている。

Hinaが「英語はやめない」と明言すると、みゆは「いなくなっちゃうかと思った」と安堵した。みゆはすでにコミュニティを運営しており、その中で大きな可能性を感じている。Hinaがコミュニティを始めるなら本当にたくさん手伝うと申し出て、需要は確実にあると後押しした。

自分が納得できる決断をすること

会社を続けたいという気持ちは本当にあったが、まさか辞任するとは想像していなかった、とHinaは言う。みゆも、会社を辞めることは自分には考えられないと応じた。それでもHinaは、そうなった以上は切り替えるしかないと話す。

「これから一つ変えたいことは」と聞かれ、Hinaは次に何をするにしても、自分が納得できる決断をすることが大事だと答えた。自分を満たせていなければ周りを幸せにはできない、というのがその理由である。Hinaによれば、人は「みんなのため」と正当化して我慢やしんどいことを引き受けられるが、それでは結局周りを幸せにできない。自分が本当に信じ、こうなりたいと思う未来に向けた我慢は良い我慢だが、みんなのためを思っての我慢は自分のためではなくなり、次第にしんどくなっていく。今の人生ではその感覚を大切にしたいと語った。みゆは「25歳でこれを言えるのはすごい」と感心していた。

YouTubeの悩み:英語系とは何か

話題はYouTubeに移り、二人とも「最近難しい」と口をそろえた。みゆはチャンネルを始めて2年半から3年ほどになるが、自分が英語系なのか分からなくなることがあるという。英語を扱っていることに変わりはないが、みゆは英語をもっと広く、人生を豊かにしてくれるものとして見ている。自信のない自分を英語で変える、英語を使って転職し人生を変える、といった大きなものとして捉えているという。Hinaも本質はそこだと同意した。

Hinaは新鮮味を出したい、何か新しいことをしたいと話し、二人とも新しい風を吹かせたいのだろうとまとめた。みゆは最近Vlogを増やしている。勉強法の話に縛られすぎると、なぜ英語をやりたかったのか、英語を使えるようになった先に何があったのかを見失ってしまう、というのがその理由だ。

海外企画の計画

みゆの提案で、二人で海外に行き動画を撮る企画も持ち上がった。候補として挙がったのはフィリピン、シンガポール、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドで、最終的にシンガポール、オーストラリア、ニュージーランドの三つに絞り、コメント欄で視聴者に投票してもらうことになった。Hinaはシンガポールに行ったことがないので新鮮かもしれないと話したが、みゆは「絶対シンガポールは選ばれない」「みんなオーストラリアを見たいはず」と予想している。現地ではHinaのチャンネルのフレーズ集を全部使ってみようという話も出た。

今のフェーズと、記録していくこと

終盤、「結局今何をしているのか」にまだ答えていなかったと気づいたHinaは、改めて整理した。大学に行き、YouTuberを続けたい。今後はコミュニティのような形も考えているが、まだ分からない。英語はやめたくない一方で、ほかの新しいことへの挑戦も考えている、というフェーズだという。

みゆは、何かをやめて新しい人生を始めるのは怖いかもしれないが、Hinaの清々しい顔を見ていると悪いことではないと感じると話した。何かを手放せば入ってくるもの、出会えるものがある。仕事を辞めたい人や、今の人生に違和感を持ちながら英語を勉強している視聴者は、これからのHinaを見て元気づけられるのではないか、とも述べている。

Hinaは、これからの挑戦や試みをすべてドキュメントしていくつもりだと語った。どんな仕事やビジネスをしても、英語は自分が使うか教えるかのどちらかとして必ず関わり、軸から離れることはないという。一緒にイベントをやりたいという話も具体化すれば、YouTubeやInstagramで報告するとした。

みゆの次のステップ

最後にみゆは、自分も次のステップに進む時期にいると明かした。来年からは海外に拠点を移し、カナダとアメリカに行く予定がある。みゆのコミュニティは日本人の英語学習者の集まりだが、今ではオーストラリアにいるメンバーやアメリカで働くメンバーもいる。現在はみゆが日本にいるためイベントもほぼ日本で開いているが、拠点を移せば海外でイベントを開けるかもしれないし、Hinaと一緒にできるかもしれない。コミュニティの拡大とともに、自分も海外に拠点を移すという。二人は、互いのこれからの挑戦を応援し合う言葉で動画を締めくくった。