中道改革連合の「1人残し」は政党交付金目当てなのか 堀江貴文氏が見る野党の行方

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概要

中道改革連合が解散せず、旧立憲民主党系と旧公明党系の議員がそれぞれ離れたあとも1人だけを残して党を存続させている。堀江貴文氏はこの動きに批判が集まっている件を取り上げ、背景にある資金事情を解説した。そのうえで、旧立憲系の今後や、日本維新の会と国民民主党の立ち位置についても自身の見方を語っている。

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「党だけ残して金だけ受け取る」への批判

堀江氏によれば、中道改革連合は旧立憲系も旧公明党系も出ていったにもかかわらず、1人だけを残して党の整理を進めるという。党を残せば政党助成金として12億円ほどを受け取れる見込みで、「何もしていないのに党だけ残して金だけ受け取るのか」という批判が浴びせられている。堀江氏はこの批判を「ごもっとも」だと受け止めている。

これに対して立憲民主党系の議員が「弱い者をそんなにいじめなくてもいいじゃないか」といった趣旨の発言をしていることにも触れ、堀江氏はこれを弱気な発言だと評した。

党を残す理由として語られている資金事情

堀江氏が伝える事情は二つある。一つは、惨敗した衆院選の費用に未払い残金があり、それが11億数千万円にのぼるらしいという点だ。その支払いをしなければならないので苦しい、というのが党側の説明だという。

もう一つは落選議員の存在である。特に旧立憲系の議員が多く落選しており、堀江氏は党が20数人ほどの落選者を抱えているのではないかと見ている。その人たちの活動費、つまり次の選挙に向けた資金をなんとか捻出するために党を残し、助成金を政党支部に回すという話になっているという。堀江氏はこれを「税金を何に使っているのか」という問題だと捉えている。

旧立憲系は「必要とされていないのでは」

中道改革連合側は「確かな野党」「強い野党」といった主張をしているが、堀江氏は、旧公明党系は別としても、旧立憲系については思想や考え方が現代に合わないものが多いと見ている。そのため、もう必要とされていないのではないか、ここで潔く消えてもいいのではないか、という声が出るのも無理はないというのが堀江氏の立場だ。

ただし実際には党を残して助成金を受け取らなければ資金が足りない状況に追い込まれており、背に腹は代えられないというのが現状なのだろう、と堀江氏は推測している。次の選挙をどう戦うのかについても、見通しが立たない状態だと見ている。

福岡で見た維新の存在感

対照的な例として堀江氏が挙げたのが日本維新の会である。維新は与党になる決断をした。堀江氏は前日に福岡に滞在しており、福岡県議会が大荒れになっていることを紹介した。海外旅行などに、知事も一緒になって公金を支出していた問題だという。

福岡には福岡維新の会があり、県議会議員はまだ1人しかいない。堀江氏はラジオ番組でその議員と話し、4月にある次の県議会議員選挙に20名以上の候補者を立てる方針を聞いたという。また、問題とされた議長が辞職し、その補欠選挙に3000万円か4000万円ほどかかるという話も出たそうだ。その選挙区は堀江氏の生まれ故郷の隣の市で、定数1の選挙区らしく、堀江氏は維新が候補者を立てるのではないかと見ている。

地方でこうした状況が起きるなか、維新はまともな主張で存在感を出している。一方で、人の悪口ばかりで前向きな政策に取り組まない旧立憲系はどうなのか、という声が強まっているのではないか、と堀江氏は述べた。

国民民主党と公明党の連携シナリオ

堀江氏は、国民民主党のほうがまだまともだと評価する。国民民主党は高市政権に反旗を翻したというより、与党にならない決断をした政党だ。堀江氏は先日、代表に再任された玉木雄一郎氏と話したといい、玉木氏は「焦らない、すぐに政権を取らなくてもいいので、じっくりやっていく」という趣旨のことを語っていたという。

堀江氏は、高市政権の右寄りの政策よりもう少し左寄りの位置こそ、本来中道改革連合が狙っていたところではないかと考えている。そのうえで、国民民主党が公明党と手を組んで伸びていくシナリオのほうがありうるのではないか、と予想した。

結論:旧立憲系は力を失っていくのが「メインシナリオ」

今回、立憲民主党は公明党と組んで自爆した、と堀江氏は総括する。その後遺症があまりにも大きいため、旧立憲系は今後どんどん力を失っていくというのが自身の考えるメインシナリオだという。中道改革連合については、政党交付金を受け取るためだけに残っていると言われても仕方がない、というのが堀江氏の結論である。