RDMのためのストレージ基盤を議論する合同トラックの趣旨:AXIES RDM部会からの開催あいさつ

YouTubeで開く ↗
概要

学術情報基盤オープンフォーラム2026のセッション「RDMのためのストレージ基盤の現状と課題」の冒頭で、東北大学の元木正和氏が大学ICT推進協議会(AXIES)研究データマネジメント(RDM)部会の立場から趣旨説明を行った。部会の活動紹介と新しい出版物の案内に続き、大学が研究データのためのストレージをどう提供するかを議論する場にしたいという狙いを示した。

2分で読めます

2018年から続く合同トラック

元木氏によれば、国立情報学研究所(NII)のオープンフォーラムでAXIES RDM部会が合同トラックを持つようになったのは2018年からである。これまで基盤や体制など、年ごとにテーマを選んで開催してきた。今年で9年目になる。

AXIESとRDM部会の活動

AXIESは大学ICT推進協議会の略称で、教育・研究機関がICTを使って教育、研究、経営を高度化することを推進している。その中の研究データマネジメント部会は、大学などの学術機関が組織として研究データマネジメントに取り組むための方法論を提供している。

部会はこれまでにガイドラインや事例集などを出版・配布してきた。事例集については、今後も各地域の関連イベントと協賛しながら最新の事例を集め、出版を続ける予定だという。会場の参加者には、机上に置かれた出版物を自由に持ち帰るよう呼びかけた。

新刊「ストレージソリューションカタログ」

部会の最新の出版物として、このトラックに直接関係する「AXIES RDM部会ストレージソリューションカタログ」の公開が6月に始まった。内容については、この後のプログラムで詳しい説明があると元木氏は述べた。

部会への参加とメーリングリスト

RDM部会には簡単に参加できるとして、元木氏は関心のある人に参加を呼びかけた。部会のメーリングリストについては、研究データマネジメントに関する情報がおそらく最も多く流れ、関わる人も最も多いメーリングリストだと理解していると話し、情報収集の場として参加を勧めた。

今回のトラックの趣旨と構成

元木氏は、研究データ向けのストレージをすでに整備した大学や、これから整備しようとしている大学が少なからずあるという認識を示した。そのうえで、このトラックを大学としての基盤提供のあり方を議論する場にしたいと述べた。

トラックは2部構成である。第1部で解説と事例紹介を行い、後半の第2部ではパネルディスカッションを行う。