エブリポイント新モードを先行体験:「広告の連続視聴制限撤廃」と「平均99ポイント」は本当か

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概要

移動や歩数でポイントが貯まるポイ活アプリ「エブリポイント」が、9月24日から新モードに切り替わる。ポイ活系の情報を発信するぽいすけは、公開前日の時点で新モードを先行体験し、変更点を一つずつ解説した。ぽいすけが特に確かめたのは二つの点だ。ユーザーの不満が大きかった広告の連続視聴制限が本当になくなったのか。そして、ホームページにある「最大90%のポイント還元率」が実際に何を意味するのか。後者については、運営への問い合わせと110回分のおみくじで検証している。

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エブリポイントの基本と、旧モードでの評価

ぽいすけの説明によると、エブリポイントは移動距離や歩数でポイントが貯まる移動系のポイ活アプリで、iOSとAndroidの両方に対応している。今年4月のリリース時は「業界最高水準」のポイント付与をうたい、かなり注目を集めたという。運営はスタンダード市場に上場する株式会社ピクセラだ。ぽいすけは、同社は株価の低さで知られていたが4月と比べると少し上がっていると触れ、それがエブリポイントの効果だといい、と冗談まじりに付け加えた。

1ポイントの価値は約0.009円で、交換は300円から可能だ。交換先はすべてドットマネー経由になる。ポイントの有効期限は最終獲得日から180日で、1ポイントでも獲得すれば期限は更新され続ける。

旧モードでは、1回のポイント回収で移動距離・歩数のどちらでも82ポイント、約0.75円が貯まった。ぽいすけはこれをトリマの移動距離による獲得と比べている。トリマは1回あたりプラチナランクで0.83円、ゴールドランクで0.67円だ。ぽいすけはプラチナランクに届く人はごく一部だと考えており、ゴールドランクより上の効率で、しかも歩数でも同額貯まるエブリポイントは効率のよいアプリだったと評価する。ただし、この数字は9月23日までの旧仕様の話である。

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5月頃からの「改悪」でユーザーが離れた

評価を落とした原因として、ぽいすけは今年5月頃からの仕様変更を挙げる。ポイント回収時に動画広告を4回連続で見ようとすると、数時間ポイントを回収できなくなる制限がかかるようになった。さらに、アプリ起動時に強制的に広告が流れるようにもなった。ぽいすけは、毎日開きたくなるアプリではなくなっていたと振り返る。より効率よく貯められる他のアプリが登場したこともあり、利用の優先順位はどんどん下がっていったという。

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新モードへの切り替え方法

新モードを開くと切り替えを促す画面が表示され、「新モードに切り替える」をタップすると移行できる。旧モードは2025年11月12日でサービスを終了するため、ぽいすけは早めの切り替えを勧めている。ホームページには変更点が並んでおり、ぽいすけはそれを順に検討した。

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変更点1:チケットみくじと、10ポイントに減った基本付与

一つ目は新機能のチケットみくじだ。ぽいすけはクラシルリワードのおみくじとほぼ同じものだと説明する。1回引くのにチケットが5枚必要で、結果は小吉から大吉まであると見られる。「あると思う」という言い方になっているのは、当たりの一覧が公開されておらず、最大でどれだけ当たるのか分からないためだ。ぽいすけが引いた範囲では、小吉が10ポイント、中吉が20ポイント、吉が30〜50ポイントだった。

チケットは、移動や歩数のポイント回収時に動画を視聴すると15枚もらえる。新モードへの移行を完了した人には60枚が配られ、これは10月10日までに移行した人に限られる。

一方で、回収1回あたりの基本ポイントは82ポイントから10ポイントに下がった。ぽいすけは運要素が大きく高まったと感じ、「最大90%のポイント還元率」の意味とあわせて運営に問い合わせた。運営の回答はこうだ。動画視聴1回で直接もらえるのは10ポイントだが、同時に得るチケット15枚でおみくじを3回引ける。その合計が平均99ポイントになるよう設計している。ぽいすけは、この内容は公開してよいと言われたので動画で伝えていると断っている。

99ポイントが毎回もらえるとすれば、動画視聴1回あたり約0.9円になる。ぽいすけは、本当なら他のアプリを寄せつけない還元率だと述べた。

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変更点2:セカンドチャンス

二つ目も新機能のセカンドチャンスだ。動画広告を見たあとに「セカンドチャンスで追加獲得」が表示され、タップしてもう1本広告を見ると最大1万ポイントが当たる。賞の内訳は次のとおりだ。

  • 特賞:10,000ポイント
  • 金賞:1,000ポイント
  • 銀賞:100ポイント
  • 銅賞:50ポイント
  • 参加賞:10ポイント

特賞なら一度に約90円分になる。ぽいすけは、あまり移動しない日にセカンドチャンスで貯める選択肢が増えたことを素直に評価した。

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変更点3:歩数ブーストと損益分岐点

三つ目は歩数ブーストだ。通常は1000歩ごとにポイント獲得の権利が得られるが、ブーストアイテムを使うと500歩ごとになる。ぽいすけは、トリマにも似た機能があると紹介した。アイテムの価格は7日間で1000ポイント、30日間で2000ポイントで、ぽいすけは使うなら30日間のほうでよいとする。

貯めたポイントでアイテムを買うのは損をした気分になりがちだが、ぽいすけの結論は「使ったほうがいい」だ。損益分岐点を試算すると、1回あたり本当に99ポイントもらえる前提で、1日3000歩しか歩かなくても7日目で元が取れるという。1日5000歩、8000歩、1万歩の場合も計算しており、いずれも数日で損益分岐点を超えるとしている。

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変更点4・5:起動時広告の廃止と連続視聴制限の撤廃

四つ目は、アプリ起動時の広告がなくなったことだ。ぽいすけによると、最近はどのポイ活アプリでも起動時に広告が出るようになっている。それが廃止されたことで、こまめに起動しやすくなったと評価した。

五つ目は、広告の連続視聴制限がなくなったことだ。ぽいすけはこれを一番改善してほしかった点として挙げる。これまでは3回連続までは許されていたが、4回目で制限がかかっていた。多くの人は、1日分の移動距離や歩数を夜に自宅のWi-Fi環境でまとめて回収するとぽいすけは見ている。そのため、まとめて回収できるようになったことは大きい。ぽいすけは、この制限のせいで多くのユーザーが離れたと考えており、今回の撤廃をエブリポイント復活の兆しと受け止めている。

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検証:110回おみくじを引いた結果

最も気になる点として、ぽいすけは「動画1回あたり平均99ポイント」が本当かを検証した。時間の制約もあり、集めたチケットは550枚、おみくじにして110回分だった。結果は次のとおりで、大吉は一度も出なかった。

  • 小吉(10ポイント):17回
  • 中吉(20ポイント):20回
  • 吉(30ポイント):44回
  • 吉(40ポイント):22回
  • 吉(50ポイント):7回

1回あたりの期待値は約28.36ポイントで、3回分では約85ポイントになる。回収時の基本10ポイントを足すと合計約95ポイントだ。運営の言う99ポイントには届かなかったが、大きな差ではない。ぽいすけは自分が下振れしただけだろうと見ており、平均99ポイントは「本当っぽい」と判断した。出現割合は吉が約66%、中吉が約18%、小吉が約15%だった。吉以上を引けば勝ちという感覚なので、意外と悪くないというのがぽいすけの感想だ。大吉を引いた視聴者には、何ポイントだったかをコメントで教えてほしいと呼びかけている。

ただし、ぽいすけは、おみくじの中身はブラックボックスであり、今後改悪される可能性もあると留保をつけた。検証は今後も続けるという。

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残った不満:おみくじに挟まる広告

改善してほしい点もひとつ挙がった。チケットでおみくじを5回引くごとに、短い広告が1本流れる。全体としては改善と言ってよいとしたうえで、広告を見る回数自体は増えているので、このおみくじの広告はさすがにいらないのではないか、とぽいすけは述べた。

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ぽいすけの結論

ぽいすけは5つの変更を次のように整理した。チケットみくじで期待値上の獲得ポイントが増えた。セカンドチャンスで追加獲得の手段ができた。歩数ブーストで効率よく貯められるようになった。起動時広告の廃止で使いやすくなった。連続視聴制限の撤廃でまとめて回収できるようになった。これらによって、一度は「オワコン」と言われたエブリポイントが再び主力級に返り咲く可能性が出てきた、というのがぽいすけの見立てだ。

チケットみくじにはブラックボックスの要素が残る。それでも、自身の検証結果が運営の示した数値にほぼ近かったことから、ぽいすけは使えるアプリとして再評価してよいとする。ただし今後また仕様が変わる可能性は十分にあるとし、引き続き追跡すると述べた。視聴者にも実際の結果を共有してほしいと呼びかけている。