日米協調為替介入はなぜ起きたのか:中田敦彦が読むアメリカの思惑と「円安の裏技」
中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY1ドル163円まで進んだ円安に対し、日米が協調して為替介入した。中田敦彦はこの出来事を「円安が止まった」とは見ていない。今回の介入はむしろ日本の苦境を裏付けるものであり、事態はより深刻な方向に動いているかもしれない、というのが中田の主張だ。動画では、為替介入の仕組み、アメリカが協力した「表と裏」の理由、ベッセント米財務長官の発言の読み方、そして高市政権の財政方針に潜む危うさを順に解説している。
「円安は止まった」という反応への反論
中田は直前に「止まらない円安」をテーマにした動画を公開し、100万回以上再生された。ところがその直後に為替介入で円が急騰したため、「円安は止まっているではないか」というコメントが寄せられたという。
これに対して中田は、現在の水準は1ドル157円前後でまだ十分に円安だと指摘する。しかも、この動きが一時的なのか続くのか、なぜ日米が共同で動いたのか、そもそも為替介入とは何なのかが分からないまま反応している人が多い、と述べる。
中田が整理した経緯は次の通りだ。7月29日の時点で1ドル163円だった相場が、30日に159円まで動き、31日にはさらに円高が進んだ。4円も一気に動いたことで、片山財務大臣が以前から「断固たる措置」を示唆していた、いわゆる口先介入がついに実行されたのではないかと受け止められた。8月3日に片山財務相が介入を公表し、しかも日本単独ではなく日米協調介入だったことが明らかになった。円は一時155円まで上昇した。中田によれば、日米協調介入は1998年以来28年ぶりで、「オリンピック7回分」に相当するほど珍しい出来事だという。
為替介入とは何か:メルカリにたとえると
中田はまず為替の仕組みから説明する。固定相場制では国同士がレートを決めていたが、変動相場制では市場が決める。中田はこれをヤフオクやメルカリにたとえる。売り手の希望価格と買い手の希望価格のバランス、つまり需要と供給で値段が決まる。人気のチケットやスニーカーにプレミア価格がつき、余った刺身はタイムセールになるのと同じ原理で、通貨の値段も日々変動している。
為替介入は、その市場に国が割り込むことだ。日本では、財務省が介入を決め、日銀が実行する。たとえば50円で売りたい人と40円で買いたい人が45円で折り合いかけているところに「私は80円で買う」と割り込めば、値段は吊り上がる。中田は自身の音楽ユニット・RADIO FISHのCDがメルカリで100円で売られているのが不服で、自分で買い占めれば値段が上がる、という例で説明した。今回、日本とアメリカは円を買うことで円の値段を引き上げた。
円安の被害と、円安が進む理由
なぜ円を買い支える必要があるのか。中田は、円安の被害は物価高に集約されると説明する。1ドルを手に入れるのに163円を払わなければならないのは、円の価値が下がっているからだ。そのため新型iPhoneが買いにくくなり、海外旅行にも行きにくくなる。ドルだけでなくユーロやポンドなど他の通貨に対しても円は安くなっている。逆に海外の旅行者からは日本が安く見えるので、オーバーツーリズムが起きる。中田によれば、これらは別々の問題ではなく、すべて「円の価値が下がっている」という1つの問題から生じている。
中田はここで政治への不満も口にしている。物価高対策の減税はなかなか決まらないのに、皇室典範や副首都、議員定数削減といった話は進む。国民がいま求めているのは暮らしの改善だ、と述べた。
円安が進む原因について、中田は金利を挙げる。アベノミクス以来、日本は異次元金融緩和で金利を下げ、お金を借りやすくしてきた。一方、アメリカの金利は高い。すると、日本で安くお金を借り、アメリカで預けて高い利子を得る取引が成り立つ。これがキャリートレードだ。中田は漫画『闇金ウシジマくん』の逆、つまり「利子をほとんど取らない優しい貸し手」から借りて、きちんと利子を払う相手に貸す構図だと表現した。この取引では円を売ってドルを買うので、円の価値が下がっていく。
日本が金利を上げられない理由
本来、キャリートレードが横行したら金利を上げれば取引の旨みは消える。通貨の番人である日本銀行は、日銀券の価値を守る立場にある。しかし日本は簡単に金利を上げられない、と中田は言う。住宅ローンを変動金利で借りている人の負担が増えるだけでなく、この国で最も多く借金しているのは日本政府だからだ。国債の利払いが重くなるため、金利を上げにくい。
中田は「国債は国の借金ではなく国民の資産だ」という反論にも触れている。国民が銀行に預けたお金で銀行が国債を買っているので、国民が国家にお金を貸している構図であることは「それはそうだ」と認める。そのうえで、だからこそ国家は利払いを増やしたくなく、金利を上げにくい。その足元を世界に見透かされている、というのが中田の見立てだ。「世界一の借金王国だから金利は上げられない、だからキャリートレードはし放題」と市場に思われている状況に対し、片山財務相がアメリカを連れてきて対抗した、と中田は描く。
片山財務相は「過度な変動、無秩序な動き」に対処したと説明し、追加介入も辞さない姿勢を示した。市場はそれを見て一旦おとなしくしているが、相場は5〜6年前の水準には戻っておらず、まだ様子をうかがわれている段階だと中田は言う。
介入の限界と「のび太・スネ夫・ジャイアン」
中田は、為替介入には根本的な限界があると強調する。自分の『PERFECT HUMAN』のCDをいくら買い占めても、世間が欲しがっていなければ値段は上がらない。個人の資金より市場全体の売買の総額のほうがはるかに大きいからだ。同じように、日本であれアメリカであれ、一国が市場と無限に戦うことはできない。今回の介入は「アメリカを連れてきたぶん大規模になった焼け石に水」だと中田は表現する。
ここから中田は『ドラえもん』のたとえを使う。市場というスネ夫に、日本というのび太がずっと舐められていた。今回はのび太がジャイアン、つまりアメリカを連れてきたので、スネ夫がひとまず様子を見ている。では、ジャイアンにはのび太を助けて何の得があるのか。中田は、この点が分かれば先行きが見えると言う。
三村財務官は今回の介入を「日米通貨同盟の完成形」と表現した。中田は、日米同盟は安全保障の話として聞いていたが「通貨同盟」は初耳だと述べ、のび太が「ジャイアンとはマブダチだ」と言っているようなものだと評する。一方で、その前日にはトランプ大統領が「日本が助けを求めていた」と発言していた。中田はこれを、のび太が親友だと言った直後にジャイアンが「のび太に助けを求められてさ」と言ってしまう恥ずかしい構図にたとえた。ディール外交で知られ、利益がなければ動かないトランプ氏が、何の見返りもなく日本を助けるとは考えにくい。裏で何があったのか、というのが中田の問題提起だ。
単独介入はすでに「2カ月で元の木阿弥」だった
中田は、アメリカを連れてきたこと自体が日本の苦境を示していると言う。単独で市場を黙らせられるなら、後で何を言われるか分からない相手に頼る必要はない。
その根拠として中田が挙げるのは、直近の単独介入だ。日本は4月末から5月上旬にかけて、今回とほぼ同じ規模の約11兆円を投じて単独で介入した。いったん円高に振れたものの、1カ月後の6月には元の円安水準に戻り、7月にはさらに進んで163円に達した。11兆円の介入が元の木阿弥になるまで、わずか2カ月しかかからなかったことになる。
同じ規模の介入を再び単独で行えば、「また2カ月で戻るだけだ」と笑われる。だからアメリカを呼んだ。中田はこれを「背水の陣」と呼び、日本の信用と為替介入の効果はかなり厳しい状況にあると見ている。
アメリカが動いた「表」の理由
中田は、アメリカが動いた理由を「表」と「裏」に分けて説明する。
表の理由の1つ目は、世界のリーダーとしての役割だ。28年前の1998年はアジア通貨危機の時期だった。中国の躍進は2010年代のことで、当時のアジアのスターはまだ日本だった。しかし日本はバブル崩壊後で、不良債権に苦しんでいた。中田は『半沢直樹』の貸し剥がしの描写を例に、この時期の日本はすでに世界第2の経済大国として致命傷を負っていたと説明する。日本単独ではアジア通貨危機を救えないと判断したアメリカが、混乱の世界への波及を恐れて協調介入した。今回も、日本発の通貨危機や金融危機が世界に広がれば迷惑なので防いでおく、という動機はあり得る。のび太の家が燃えれば隣の家に、ひいては自分の家にも火の粉が飛ぶ、というたとえだ。
2つ目は、アメリカの輸出の回復だ。円安で国民はiPhoneが買いにくくなる一方、トヨタのような輸出企業は過去最高益を上げている。逆にアメリカの自動車産業は苦しい。中田は、アメリカ車は大きく燃費も悪く、お金があればドイツ車やこだわりの国産車を選ぶ人が多いと述べる。トランプ氏はラストベルトの人々に製造業の復活を訴えて当選しているので、少し円高に振らせて実績を作りたいという面もあるだろう、と中田は見る。
ただし中田は、この2つだけならジャイアンはずいぶん「いい人」になってしまうと言う。わざわざ為替介入までする理由として、本命は「裏」にあるという。
「裏」の理由:米国債を売らせたくない
中田によれば、ここが今回の核心だ。日本は介入を何度もできるわけではない。円で円は買えないので、介入には外貨準備、つまり日本が持つドルなど円以外の資産を使う。中田はこれを「弾数に限りのあるリボルバー」にたとえる。1発11兆円として、弾数は10〜20発と言われているが、為替水準によって評価額が変わるため正確には分からない、とも断っている。
重要なのはその内訳だと中田は言う。外貨準備のうち、すぐ使える現金・預金は20%にも満たず、70%以上は証券で、その大部分はアメリカ国債だ。つまり介入を続ければ、日本は米国債を売って円を買うことになる。国家規模で何兆円もの米国債が一気に売られれば、米国債の価格は下がり、米国の長期金利は上がる。アメリカが新たに国債を発行するときの金利も上げなければならなくなる。アメリカにとって、これは避けたい事態だ。
そこで出てきたのが「FIMAレポファシリティ」だと中田は説明する。米国債を担保としてアメリカに預ければ、アメリカからお金を借りられる仕組みで、片山財務相も、この仕組みによって弾数についてはもう少しやりようがあると述べたという。中田はこれを、ジャイアンが「俺のCDを売るな、俺に預けたら金を貸してやる。もちろん利子は取るけどな」と言っているようなものだと表現した。
なぜアメリカはユーロで円を買ったのか
もう1つの手がかりとして中田が挙げるのは、介入の方法だ。30日は日本単独、31日は日米協調で介入した。アメリカも円を買ったが、ドルではなくユーロで買ったと報じられている。
中田の解釈はこうだ。ドルを売って円を買えば、アメリカがドル安・円高に誘導しているというメッセージになる。しかし今のアメリカはインフレで物価が上がっており、物価上昇をさらに加速させるドル安は避けたい。日本は助けたいがアメリカの物価は上げたくない。その苦肉の策がユーロ売りだった、という。
さらに中田は規模に注目する。アメリカの介入は約1兆円規模と言われており、日本の11兆円に対して「11対1」になる。三村財務官は「日米通貨同盟の完成形」と喜んでいるが、会計を見れば割り勘とは言えない。中田の解釈では、アメリカは資金ではなく「信用」を貸しただけだ。米国債を売りまくりそうな日本を「金は貸してやる」で止め、ユーロをわずかに売ることで「日米協調介入」と言わせ、恩を売った。中田はこの読み筋が、トランプ氏のイメージと一致すると述べている。
ベッセント長官の発言:「時間稼ぎに過ぎない」
では日本はこれからどうなるのか。中田は、その答えは8月3日の発表の翌日、8月4日のベッセント米財務長官の発言にあると言う。中田の紹介によれば、ベッセント長官は介入はあくまで時間稼ぎで根本的な解決にはならない、円安の是正には「政策とファンダメンタルズ」が必要だと述べた。
中田は、ファンダメンタルズとは給料や借金のような経済の基礎体力、いわば国の履歴書だと説明する。借金まみれのうえ、さらに大盤振る舞いをしようとしている日本の基礎を何とかしなければならない、という含意だと読む。政策については、ベッセント長官が「植田総裁が最善を尽くしてくれるだろう」と述べた点に注目する。植田総裁が担うのは金融政策、つまり金利だ。中田はこれを「金利を上げろ」という要求だと解釈し、「暖房をガンガンにしながら氷をくださいと言っても埒が明かない、暖房を下げろ」というたとえで説明した。
高市政権にとっての厳しさ
中田によれば、金利引き上げは高市政権にとって非常に厳しい要求だ。高市政権は「日本を強く豊かに」「Japan is back」を掲げ、370兆円規模の官民投資で経済成長を目指している。金利が上がれば、その成長路線の足を引っ張る。
中田は官民投資そのものにも注意を促す。「官が呼び水になって民が集まる」という説明を真に受けてはいけない、と言う。例として挙げるのが半導体のラピダスで、資本構成のほとんどが官で、民はわずかだと述べる。民間が乗らないのは、クールジャパン機構が投資を外したことを知っているからで、国が「ここに投資しろ」と言って儲かった前例がないからだ、と中田は見る。クールジャパン機構が失敗したのに誰も怒らず、まだ官民投資を信じている国民は素晴らしい、と皮肉を込めて語った。そのうえで、国民の不満を抑えるために消費減税が用意されている、とも述べる。
中田によれば、植田総裁は世界から金利を上げろと言われ、苦い顔で少しずつ利上げを進めているが、そのたびに高市氏に睨まれている。高市氏は金利を上げたくない。官民投資で経済成長を見せたいのに、景気を冷やすことはしたくないからだ。
債務残高対GDP比という「ゲーム」の2つのクリア方法
中田がさらに注目するのは、骨太の方針で財政の指標を変えようとしている点だ。単年度の税収で支出をどれだけ賄えたかを見るプライマリーバランスではなく、債務残高対GDP比、つまり「借金対売上」の比率で見てほしいと言い出した。中田はこれを、節約して借金を減らすより売上を伸ばせばよいことにしてほしい、という話だと受け止める。
このゲームには2つのクリア方法がある、と中田は言う。1つはグッドエンドで、官民投資によって日本からNVIDIAやOpenAI、Anthropicのような企業が生まれ、GDPが大きく伸びること。もう1つはインフレだ。物価が上がれば名目GDPは自動的に膨らむ。100円で売れていたものが150円で売れれば、企業努力がなくても売上は増える。同時に、円の価値が薄まれば円建ての借金も実質的に薄まる。円で貯めている人には厳しいが、円で借りている人には有利になる。物価高で国民が苦しむほどこのゲームはクリアに近づく「裏技」がある、と中田は表現した。
ただし中田は、政府がこれを狙っていると断言すれば誹謗中傷になるとして、そこまでは言わないと明言している。可能性として存在するので、国民は注意して見てほしい、という立場だ。そのうえで、もしそれを狙う人がいれば「円安上等」と言うだろうし、円安で潤う輸出大企業や政府に気に入られたい人はそう言うだろう、とも述べた。
市場が突きつける「NO」と通貨の歴史
最後に中田は構図を整理する。高市政権の支持率は下がってきてはいるものの、まだ50%を超えており、石破氏や岸田氏に頼れなかった国民は高市氏に期待している。一方で、そのやり方にNOを突きつけているのが市場だ、と中田は言う。
中田は通貨の歴史にも触れる。日本では和同開珎までさかのぼるとして、大仏を作らせるために国が価値を保証した通貨を与え、税として納めさせることでその通貨を使わせた、と説明する。中田によれば、国家が人々に働いてもらうために発明したのが通貨であり、税金はその通貨を強制的に使わせる権力だ。しかし困窮した国が通貨を刷りすぎると価値が下がり、人々はその通貨を持たなくなる。混ぜ物で薄められた金貨が出回った時代には、人々は確かな金貨を溜め込んだ。中田はローマ帝国にも言及し、こうした「通貨発行益の罠」が古今東西多くの国を潰してきたと述べる。通貨が劇的に安くなって栄えた国は歴史上ない、というのが中田の見解だ。そして、いま人々がNISAで株を買おうとしているのは円を信用していない表れだという。
市場は「過度な変動」や「無秩序な動き」をしているのではなく、素直に動いている。今の値段は政策とファンダメンタルズに見合った妥当なものだとベッセント長官も言っている。中田はそう解釈し、市場とアメリカが政権に警告を出していると述べる。
結論:見極めて次の選挙に活かす
中田は、高市氏が頑張ろうとしているときに水を差すなと感じる人も、そうだったのかと受け止める人も、両方いるだろうと認める。そのうえで、これが中田の言う「最悪のデスゲーム」なのか、それとも日本躍進への最後の鍵なのかを国民自身が見極め、次の選挙で判断材料にしてほしいと呼びかけて解説を締めくくった。用語が難しいからこそ煙に巻かれやすい、というのが中田の問題意識だ。最後には自らのチャンネル登録の呼びかけを「トランプ味」と自嘲しつつ、人の行動には正義だけでなく必ず思惑が潜んでいる、と付け加えている。
どうも中田敦彦です。さあ、今日も早速参りましょう! エクストリーム現代社会、日米為替介入とアメリカの真意編。アメリカどうした。
さあ、やって参りました。アメリカが動いたぞということで。この前、私があの授業、「帰国して復活しましたー!」って。「止まらない円安」とか言って、100万再生以上行きました。本当ありがとうございます。
みんなに見ていただいた上でですよ。その動画の直後に、この為替介入によって円が急騰とか言って、「止まってるじゃないか円安」っていうコメントがあったわけですよ。ですが私は言いたい。157円ですか? 今、まだ全然円安だし、その上でこれが一時的なもんなのか、それともずっと続くのかがわかんないわけだよね。
その上で、なんで日米が共同でやったのかもわかんないんだよね。なんだったら為替介入が何なのかがわかんないんだよね。全部わかんない上でパニックになった上で、「あ、あっちゃん止まってない?」。止まってないじゃないんですよ。事態はより深刻な方に動いてるかもしれないっていう事を解説させていただきたいんです。これはすごいですよ。今、日本が激動の、激動の渦に巻き込まれてます。
まず何が起きたか整理させてください。7月29日には、まだ163円だったわけですよ。1ドル163円。1ドル163円ってのは、1ドルと円を交換する時に163円あげるよという、そういう比率ですよね。これを為替って言うんですよね。この通貨と通貨を交換するよというのを為替、そういう風に言うわけですけども。
これがですよ、翌日。30日にはドンと159円まで下がり、31日にそれがさらに進み、159円台がさらに進んで。それが、「あれ? え! 63から59って、4円もいきなりガンって動いてるってことは、あれじゃない? なんか動いたんじゃない? 為替介入なんじゃない? 色々言ってたもんね」。
片山さんが「断固たる措置とるよ。やっちゃうよ、やっちゃう、動いちゃうよ」なんて言ってたのが、口先介入と言われるあの脅しが、ついに実行されたんじゃないっていうのを受けた上で、8月3日に片山さんが発表したんだよね。「動きました」と、「介入させてもらいましたよ」という事を受けて、それがしかも日本だけじゃなくて日米の協調介入だったんだね。「これすごいことなんじゃない?」ということで、一時1ドルが155円までいったっていう話なんですよ。
この日米協調の介入っていうとこ、インパクトあったからここから更に円が高くなったんだよね。じゃ、この日米の協調介入っていうのがどれぐらいインパクトがあるのか、レアなのかって言うと、これなんと1998年以来、28年ぶりでございます。だからこれはなんと、オリンピック何回分ってことですよね。4×6=24、4×7=28。7回分のインパクトですよね。オリンピック7回分ぐらいレアなことが起きてるんだってこと。だからインパクトがあったからここまで動いた。ここまで理解できましたね。
その上で、「中田さん、その手前でんねんと。為替介入が分かりませんねん」。そういうことなんだよな。この為替介入っていうことを説明させていただきます。っていうのは先ほど言ったように、通貨を交換するっていう時に値段が決まるって話なの。これ値段決めてんのは誰? ってこと。固定相場っていう時は国同士で決めてたんだよな。ところが変動相場ってなった。これはどういうことかと言うと、市場が決めるってこと。
市場が決めるって何? よくわかんないな。つまりヤフオクとかメルカリってことよ。ヤフオクとかメルカリっていうのは、売主の売りたい値段っていうのもあるけど、買いたい値段ってのもあるよね。そのバランスで決まるのが値段だよね。つまり需要と供給ってやつだよな。すごい人気のチケットだったら値段が上がっちゃう。でもあんまり人気がないもんだから安売りするよ。そういうことってのは往々にしてあるわけだよな。
刺身が余ってるからタイムセールをするんであって、それが激レアの松茸だったら、ちょっと値が上がって売ってもプレ値がついちゃう。「このスニーカー手に入んないよ。プレ値だよ」なんていうのは、価格の変動、市場が決めてるってことだよね。メルカリとかヤフオクみたいな現象が、価格の決定が為替で行われてる。通貨の変動で毎日、1ドル今日はいくら? 1円、何円かって決まるわけ。
ところがそれに介入するんだって言うんだよ。介入、どこが? 国だよね。正確には国、政府、財務省が決めまして、それを日銀が実行する。日本においてはそういう風になってるわけだ。介入するの、国が介入するのよね。
ヤフオクで、「俺これ50円で売りたい」「私は40円なら買いたい」「じゃ、間取って45円かな」「いやいや、ちょっとお待ちください」。割り込んでくるわけよ。「45円でそれ取引されるの、ちょっとこっちとしては不服なので、私もちょっと高い値段で買わせてもらおうかしら」なんて言ったら、「私80円で買う」つったら80円で決まっちゃうじゃないですか。そういう風に介入してきた。みんなで決めてる通貨の交換の値段を、国家が介入するんだっていうのが為替介入なんですよ。ちょっと分かってきたね。
その国家ってのが今回コンビだったよ。どこのコンビ? 日本とアメリカのコンビだから、日米協調為替介入っていう、そういうことなんだよな。その介入の仕方っていうのが、要するにシンプルだよ。売られてるものの値段あげたい時はどうしたらいいのっていうことだよね。さっき言ったように、「私買っちゃおうかしら」なんですよ。
中田敦彦がかつて売ってたCD、RADIO FISHのCDありますね。メルカリで100円で売ってます。不服だね。許しがたいね。あれ一生懸命作った曲だぜ。もうちょっと値段上げたいなっていうことをしたいがためにだよ。メルカリのそのサイトで、ないしブックオフのその店で、「俺が買っちゃうぜ」ってやったら、「人気あんのかな」つって値段が上がる。そういうこと。
つまり今回、日本とアメリカが円を金出して買ったってことなんだよ。それが為替介入。円を買いました。円の価値が下がっていたのでムカついて。そういうことでございます。ありがとうございます。ムカついてというか、それが実際に被害が出てたんで。どんな被害? 円安でみんな何苦しいの? 物価高なんだよな。
物価高対策、対策って言ってますけども、減税、俺たちは心待ちにしてんだよな。物価高対策の減税なかなか決まらない割には、なんか皇室典範とか、そういうのはすぐ決まるんですね。というね、副首都とか話してる場合ですか? というね。副首都が欲しいって誰が言ってるんですか? 国民の誰が。俺たちはもうお金が欲しいんですよ。物価を下げて欲しいんだよな。物価高対策がいの一番に決まってるよな。議員定数削減がセンターポイント、センターピンじゃない。センターピンは俺たちの暮らしをよくしてくれ。そういうことだよな。それが今、脅かされてる。
なんで円が安いときついのっていうことは前も言ったけど、もう1回おさらいしたいよね。円の価値が下がってまんねん。ていう事は、円で買えるものが少なくなってるわけよ。だって1ドルを買うのに163円出さなきゃいけないんだよ。1個の海外のものだよね。ドルっていう海外のものを買うのに、より多くの円を出せって言われたら、なんでかというと価値が下がってっからということなんですよね。
だからiPhoneが買いづらくなってる。新型iPhoneが買えないから、もうバキバキのiPhoneを撫で回して舐め回して使ってるんだ。そういう話だったよね。その上で海外旅行行けまへんねん。なんでかって言うと、ハワイで食べるパンケーキはドルで払うからだよね。イギリスで食べたらポンドを払うんですか? ヨーロッパでユーロ払うんですか? 円じゃないわけだから。
円がドルだけじゃないよ。海外全部の通貨に比べて安くなってる。価値が安くなってるから、アメリカに行けない、ハワイに行けないだけじゃなくて、ヨーロッパだろうが東南アジアだろうが行きづらくなっているのと、逆に海外の人が最近オーバーツーリズムだって言ってんのは、「安いね日本! 何買ってもめちゃめちゃ安いじゃないですか!」って言われてるって逆転現象が起きてるから。「あれ、全部海外の人が多すぎる」「iPhoneが買えない」「海外旅行に行けない」、複数の問題じゃありません。たった1つ問題。それは円の価値が安くなってるからだっていうことなんですよ。
円の価値が安くなってるのはなんでですか? これも説明しときたいよな。なんで円の価値が安くなってんのよと、俺たちの愛した円が。「そうだ! 福沢諭吉から、もしかしたら渋沢栄一になって人気が減ったんじゃないか?」。そういうことじゃないんですよ。誰が載ってても、別にそこ関係ありません。何が関係あるかって言うと、金利なんだよ。
日銀の金利。これ日銀で金利を決めるわけ。そしたら銀行の金利が決まるわけ。皆さん銀行にお金預けて、金利でうはうは儲かってるって人いましたら、それは何かの間違いです。銀行の利子なんてあってないようなもんだよな。ていうのはなんでかとすると、日本は金利を下げるぞということ。中央銀行、銀行の中の銀行の日銀が決めてるわけだよ。それ、アベノミクスの頃からそうだったよな。
異次元金融緩和。あれ何したかったか? 金利を下げることでみんながお金を借りやすくしたんだよ。借金しやすくなったんだよ。だからみんなその金利でお金借りてんだよな。ところが途中で金利が上がったらどうなる? 大変だよ。借金してる人が大変なんです。住宅ローンの金利がボーンと上がっちゃう。借りた時はもう0.0何%で、もう借りても利子ほとんどつかない。「やったー。住宅買おう」って借りて、住宅ローン変動金利で契約しました。だから金利上がらないでってことだよな。金借りてる人にとっては金利を上げたくないわけですよ。
日本はアベノミクス、ああいうところからですよ。「金利下げて、金利下げて景気刺激するんやね。異次元金融緩和だ。景気良くなるんだ。うわ、トヨタが内部留保過去1位になったぜ。日本の株価上がってるぜ。アベノミクス大万歳。もう景気良くなってるね」の結果どうなってる? 「iPhoneが買えない。何が起きてんだ?」。こういう事なわけ。
金利が上がる下がるっていうことで、借りてる人、借金借りてる人にとってありがたいんだよ。だけど金利の差で円安が生まれて物価が高くなってる。これ何か? 金利、日本で借りても安いんだよな。アメリカで借りたら高いんだよな。逆に言うとアメリカに預けたら利子高いんだよな。そしたら頭のいいやつは何やる? 日本とアメリカ行き来できる頭のいいやつは何やる? と。日本で金借りてアメリカに預けんだよ。
そしたらなんと、こっちからの利子は安い。返す時の利子が安くて、逆ウシジマ君だよな。「ほとんど返さなくていいよ」って言うんだよな。「何ジマ君なんですか?」と。ハトジマ君なんですけど、すごい優しいね。「金利いらないよ」なんて言うわけで、こっちはちゃんと利子返してくれるわけだから、こいつから借りて、こいつに貸そうぜ。これをキャリートレードっていう。運ぶ、交換するってこと。
これ何起きてるかというと、円をみんなドルに変える。つまり円が売られてドルが買われる。つまり円の価値が下がっていくということなわけだよ。このキャリートレード現象が起きたら何しなきゃいけないの? 金利を調節するんだよ。金利を上げる。それが通貨の番人こと日本銀行だよ。日本銀行券なんで、俺たちがやってるあのお札ってのは、あれは日本銀行が出してるチケットなんでございます。だからこそ、その価値を守りたい。
だからそうやってキャリートレードが横行してたら、金利を上げるってのが国家のよくあるやり方なわけ。そしたら旨みないじゃん。こっちで借りて利子ついて、こっちと同じので返さなきゃいけない。「何やってんだこれ?」つってやらなくなるわけ。じゃ金利上げりゃいいんじゃない? ところが日本は異次元に金融緩和してきたんだ。「マイナス金利だ。上等だ。もう0だ、0だ」ってやってきて、お金を借りてる人がむちゃくちゃ増えたわけ。
その上で1番金借りてんの誰だと思う? 1番この国で借金してんのは誰? 「誰ですか?」「いや、俺知ってると。俺の近所にあいつ借金してる」。いや、その人より多いはずだよ。その借金してる主体は国家です。日本政府です。つまり日本政府、国債でものすごい借金してるでしょ。それの利払いがエグいんですよ。つまり住宅ローンの利払いがやばいっていう一般市民以上に、国家の借金の返済の利子がやばくなるんです。だから上げづらいんですよ。
国債は膨れ上がりました。でもさ、「国債は国の借金じゃないんだぜ。国民の資産なんだぜ」って言うけど。いや、それはそうなんだよ。俺たちが銀行に預けてるでしょ。その銀行が国債買ってんのよ。日銀とか大きな大手バンクが国債買ってんの。その銀行にお金を貸してんのが俺たちなの。お金を貸してる銀行が貸してるのが国家なわけ。つまり俺たちが国家に貸してんの。「国債が多いことを批判するなよ中田、俺たちはめちゃくちゃ国家に金を貸してるんだぜ。イエーイ」。
だからこそ、だからこそ国家は借金の返済をしたくないから、利子を上げづらいわけですよ。この利子が上げれないということを舐めくさられてるんです、世界中に。日本は世界一の借金王国だからこそ利子上げられないよね。だからキャリートレードし放題、わーい。それに対して片山さんがぶち切れて、「なめんなよ! アメリカ連れてきたで」。それが今回なんです。
アメリカを連れてきて何言ったか。「日米協調介入しましたよー。あんたたちの過度な変動、無秩序な動きに対処したんやん!」っていうことですね。過度な変動、無秩序な動き。つまり日本が借金まみれだから、どうせ利子上げれないんだろうっていうことで舐められてキャリートレードし放題。この状態、円安が加速していう状態。これがさすがに国民の生活が厳しすぎるという事で、「これに対処してやりましたよ。介入してやったぜ」と。
追加介入も辞さないぜということを言ったから、「お! 片山さん本気じゃん」っていうことで。「だったらちょっと大人しくしといてやるか」ってことなんですよ。ところが劇的に5年前、6年前の基準に戻ってないよね。まだ様子うかがわれてんのよ。「ふーん」って。だって為替介入ってただの介入だよねと。1回買い占めたところで、本当に人気があるわけじゃなかったらCDの値段って上がらなくない?
メルカリでさ、俺が『PERFECT HUMAN』のCDを買い占めて買い占めて買い占めても、あんまり意味がなさそうなのは何でかって言うと、私のポケットマネーよりも、みんなの買うか買わないかの総額の方がでかいからだよね。つまり、一国家と言えど、日本と言えどアメリカと言えどだよ、無限に市場と対決しようってのは無理な話なんだよ。
だってそうだろ? 今別にさ、「中田の歌聞きたくねえもん」て言われちゃったら、値段は俺が買い占めようが焼け石に水ってことは分かりますよね。つまり焼け石に水なんだけど、今回はアメリカも連れて来たぜっていうことで、ちょっと大規模な焼け石に水をかけたって話なんだ。
じゃここで不安、よく分かんなくなって来るのが、「え? なんでアメリカそれしてくれたんです?」だよね。スネ夫に舐められてたのよね。「のび太〜、のび太〜」ってスネ夫にずっと蹴られてたの、弱いところ。「やめてよー」って。「スネ夫やめてよー!」っていう風に言ってたわけ。ところがスネ夫が連れてきたわけ。「ジャイアン来とんねん」って。ジャイアンがのび太助けるメリットは何なんだ? ここだよね。
市場というスネ夫に舐められまくっていた、日本というのび太。ところが今回はジャイアンも連れて来た。だからスネ夫が1回様子見てる。こういう状況。俺たちが知りたいのはジャイアンの考え、だからアメリカの真意。ここが分かれば未来が見えるって話なんですよ。
アメリカの真意は何なんですか? これに関して三村財務官、これ財務省で実際に「よし、これ介入しましょう」なんていう事に関してコメントする担当の人がいるわけですよ。これ三村財務官が、「今回の日米協調介入は、まさに日米通貨同盟の完成形であります」ということですよね。日米通貨同盟あったんやと。俺たちも初耳だよね。日米同盟はなんか聞いてたよね。でも主にそれってさ、国防とか安全保障の話だったような気がするわけよ。通貨同盟してたんやと。
なるほどね。これ要するにのび太が何言ってるかと言うと、「ジャイアンはマブダチなんすよ」ってことなんですよね。ジャイアンと俺はもう、「のび太たけし」の、剛田武ですからね、のび太たしの同盟ですと。「のびたけコンビ、のびたけコンビが完成しましたー!」って言ってんだよ。
ところがその前日にトランプさんがぼそって言ってんだよね。「日本が助けを求めていた」。これもうめちゃめちゃかっこ悪いよな。「俺とジャイアンはマブダチだからよ」って言ったらさ、ジャイアンがさ、「いや、なんかのび太に助け求められてよ」って言われてんだよ。恥ずかしいよこれ。これ言わないであげてよ。言わないで! 恥をかかすんじゃないよ!
でも実際問題、世界はそう見てるよな。アメリカと日本がズッ友だから、アメリカが何の利益もないけど円を助けてくれた、日本を助けてくれた。そんなお人でしたっけ? トランプさんってそんな人でしたっけ? ディール外交って言われてんだ。ディールってなんだ? 取引だよね。何をやるにしてもビジネスマン出身だ。不動産王出身だ。ディールを相手に求める。まるでビジネスのように政治をやる大統領と言われてる。
だからこそ、「得をもたらさないと、メリットをもたらさないと俺は動かないぜ」っていう動きを、俺たちはもう何年も見てきてるんだよね。そんなトランプさんが「日本が助け求めてたからねー」ってなると、一体裏で何が行われてんだ? 気になりますよね。それをまるっと解説させていただきますので、お聞きいただきたい。
そもそもトランプが出てきてる、つまりジャイアンを連れてこなきゃいけなかったっていうこと自体が、のび太のピンチを裏付けてると思いませんか? そうですよね。のび太単独でスネ夫を追い払えるのであれば、黙らせられるのであれば、何も後から何を言われるか分からないジャイアンに助けを求めない方がいいわけじゃないですか。ですが今回求めた。なんでか? 為替介入が短期の時間稼ぎでしかないことを、日本はもう実証してしまってるから。
つまり、この規模の為替介入を日本単独で、協調せず単独で、直近行ってるんですよ。4月から5月です。4月末から5月上旬にかけて、今回の11兆円とほぼ同じ規模の為替介入してます。11兆円投じて、なんと円高に持ってったものの、6月、1ヶ月後には元の水準、円安水準に戻った上で、その翌月7月、ちょい前だよね、7月にはさらに加速して163円に行った。つまりこの11兆円を介入させたのが、元の木阿弥になるまで、なんとたったの2ヶ月しかかからなかった。
だから今回、同じようにこれ単独で行ってたらどうする? 「あー、またのび太が喧嘩売って来たぜ。弱ええくせによ、のび太のくせに生意気だ」ってことになるわけ。腕振っても2ヶ月で、結局お金だけ使って元の木阿弥じゃねえかよって笑われたくないから、アメリカを呼んできた。つまり日本は背水の陣なわけだよ。もう日本の信用度、及び為替介入のインパクトっていうのはかなり厳してる。めちゃくちゃ舐められてるって話。
じゃ、その上で、なのになぜアメリカが動いたのか。ここをちょっと紐解いていきたいと思います。アメリカが動いた理由、この真意を探りたい。表と裏に分けさせていただきました。表っていうのはアメリカ、ズッ友。アメリカは世界のリーダー。そういう理由だよな。
つまり1998年、28年前、なぜ協調介入したかを考えればここも一応見られる。つまりこの時はアジア通貨危機だったんですよ。98年、アジア通貨危機が起きていた。その時まだ中国も躍進してないですからね。中国の躍進ってのは2010年代ですよね。スマートフォンとか、新しい企業がバンバンバンバンヒットして、アメリカに追随するようなテック企業がバンバン出てきたわけだよね。バイドゥ、テンセント。そういったところどんどん、アリババとか、そういうところがバーって躍進するのが2010年代。
まだ90年代ですから、世界第2の経済大国にしてアジアのスターは日本だった。ところが日本に何が起きて? バブル崩壊の後なんですよ。つまり『半沢直樹』です。不良債権で銀行が苦しんでた時代ですね。「倍返しだー!」。あれ何をしてんのか。不良債権であるとか、今まで銀行が貸してくれてたのに貸し剥がしが起きて、「うちのネジで金貸してくれてたのに貸してくれへんやないか。お前ら銀行は鬼や!」って言ってたのは、あれはバブルが崩壊したことによって銀行が不良債権からなんとか金を取り戻さなきゃという、苦闘の激闘を書いてたのが『半沢直樹』でしたよね。
つまり90年代、日本はすでに、もう世界第2の経済大国としては致命傷を負っていた。アジア通貨危機を単独日本で救い取れるような力はないと判断したアメリカが、アジアの混乱が世界に波及することを恐れて日本と協調介入したというのがあるわけですよ。
つまり今回も、今度は日本を震源地としてアジアの通貨危機、ひいては世界の通貨危機、パニック、金融危機が起きたら、これ大迷惑ですから、それは防いどこうと。つまりのび太ん家が燃えちゃうと大変だということですよね。隣の家もその隣の家も、ひいては俺ん家まで燃えさかるかもしれない。火の粉がかかるかもしれない。だったら救っとこうぜっていう、そういう世界のリーダー的な立ち回り。これは1個ある。これは確かにあるわけだ。
その上でアメリカの輸出益の回復。これ、アメリカっていうのは日米貿易摩擦ずっとやってきましたよね。円高の時っていうのは、逆に輸出してるアメリカが利益があってって、そういう話でしたね。つまり円安円高っていうのは、誰にとっての利益、誰にとっての損で言うと、一般国民は今円安で「iPhone買えないよ」。だけど世界に車売ってるトヨタさんなんか、ものすごい儲かっちゃって、「過去最高益だ!」なんつって。
ウーブン・シティとか言って、豊田章男さんが「すごいガソリンの匂いがいいですね」とか、トヨタイムズとかって「イエイ」とかやってんだよね。元気なの、トヨタさんは。なんでかって言うと円安で売れちゃってるからね。逆にアメリカの自動車産業だって大変ですよ。だからこそアメリカの自動車産業とか、そういういわゆるラストベルト、錆びたベルト地帯って言われてんのが。
アメリカの自動車、乗りますか? 乗ってますか? 厳しいよね。燃費とかちょっと、でかいしさ。なんだったらさ、お金持ってたらさ、ベンツとかBMとかアウディとか、ポルシェとかさ、そういうドイツの車か、もしくは国産のこだわりの車かっていう風に選んじゃうよね。アメリカ、シボレー乗ってんのとか、キャデラック乗ってんのとかっていう人って、ちょっと車好きの、「そういう人もいるんだ」ぐらいな感じじゃないですか。なんでかって、デカいし燃費も悪いからだよね。
だけどそのラストベルトとか、そういう人たちに向かって「メイク・アメリカ・グレート・アゲイン」とか言って、「アメリカの製造業とか鉄にもう1度光を」とかって言って当選してんのがトランプさんだから、ここもあるわけよ、確かに。もちろん円高円安っていうのはバランスだから、今はちょっとこうだから、少し円高方向に振れてもらうことで実績を確保したいっていうのもあるよね。
だけどこの2つだけだとしたら、だいぶとジャイアンいい人だよねって事になるわけだよ。みんなの為、そして輸出。こっちの輸出もバランス取りたいからだけでさ、わざわざ為替介入までするか? いや、ここで真意を見たい。ここの3つが見れたらものすごいニュースが分かる! ここなんですよ。ここがもう今回の大トロでございます。聞いてほしい。
今回、片山さんが。この介入、何回もできないわけですよ。なんでかと言うと、外貨準備ってのあるわけよ。要するに日本が持ってるドルとか、その円以外の資産っていうものがあって、それを使って買うしかないでしょ。円で円買えないから。日本が持ってるドルとか円以外の資産を円に変える事で介入するわけでしょ。だからそれが無限じゃないからこそ有限なわけじゃない? だから何発も打てないリボルバー銃を持ってるわけ。
1発11兆、ボーン撃って。何兆ぐらいあるかって言うと、弾数は10から20って言われてる。正確には分からない。しかもそれがドル円、円安ドル高とかでも変わったりするから、ドル資産だからね。ドル以外も持ってんだけども。だからその10発から20発しかない弾を、なんとか大事に、大丈夫ですかってなるわけ。でも一応10発20発ありますからって言うんだけどね。
これ大事なのがそれ、内訳なんですよ。この10発20発の円以外の資産って何で構成されてるか? ドルなんかのその現金預金、すぐ使えるっていう現金預金は20%にも満たない。70%以上は証券なんだよ。つまりその証券の大部分はアメリカ国債なの。
それは要するにアメリカが借金するから、「チケットを買ってくれやー」っていう。日本が、日本国債膨れ上がって、わーって借金してるわけでしょ。あれのアメリカ版。アメリカに金貸してるっていう証券がアメリカ国債。あれがその証券7割の中心を占めてる。ってことはどういうことか? 弾を何発も撃とうとしたら、そのアメリカ国債を売って円を買うっていう動きになるわな。
嫌なんだよ、アメリカは。アメリカ国債売られるのが。なんで? アメリカ国債を日本、国家規模で大量にドーンって介入しようつって、何兆円って言って、アメリカ国債俺売ろうかなじゃないよ。個人じゃないよ。国家が何兆円レベルで介入のために一気に売るってなったらどうなる? 価値下がるのよ。
大量に、のび太がジャイアンのCD持ってんだよ。でも「スネ夫に金をちょっと見せつけたいからー!」とか言って、「俺、自分ののび太の、のび太グッズを買うためにジャイアンのCD売らせていただきまーす」。ジャイアンのCDの値段が下がるわけ。
そうなると、米国長期金利、米国債長期金利ってのは上がる。つまりアメリカが借金するための利子ってのは上がる。つまり信用がなくなっていくから、人気ないやつだって思われるからウシジマ君が出てくる。トイチでトゴでって利子が高くなるのは、借りづらくなってるやつだよな。つまりアメリカ国債大量に売りました。「アメリカ国債人気ないんや。だったらアメリカが新規で国債発行する時の金利っての、ちょっと上げていかなきゃいけないよね」。これはアメリカ嫌なんですよ。
そのために打ち出したのがこれなんですね。FIMAレポファシリティ、フィマレポファシリティと読むんでしょうか? これを片山さんが、「アメリカがこういう仕組みをしてくれましたんで、リボルバー銃の弾数に関しては、もうちょっと色々とできると思います」。これどういう意味なのか?
これポイントなのが、アメリカ国債を売って現預金にして、円を買うっていう実弾を込めるっていう。これをやられたくないアメリカが用意した仕組みなんです。これは何か、米国債をアメリカに担保として預けることによって、アメリカからお金が借りれるっていうことです。
「のび太、俺のCDを売って金作るんじゃなくて、俺のCDを俺に預けてくれたら俺が金貸してやるよ」ってやつなんです。「のび太、俺のCDを売らないでくれ。その代わり俺が金貸してやるから」なんですよ。これはだいぶとジャイアン味が出てきましたよね。「俺のCDを持ってんのさ、お前売るなよ。その代わりさ、俺のCDを担保に俺、金貸してやるよ。もちろん利子は取るけどな」。これがアメリカの今回の1つのやり方でございます。
ジャイアン味が出てきましたね。その上でアメリカ今回何したかって言うと、日本に対してアメリカが共同で、30日は日本だけ、31日は日米協調で介入した。アメリカも円を買った。でもドルで買ったんじゃないっていうニュースが出てるわけ。ユーロで買ったっていうニュース出てるわけ。あれ意味わかんないんだよな。なんでユーロ買ったの? 財布の中開けたらユーロしかなかったの? 違うんだよね。
これは、ドルを売るとドル安円高に直接誘導するっていうメッセージが出るわけ。ところがドル安にアメリカはしたくない。それ日本と同じ理由。なんでか? 物価高を招くから。円安が今物価高招いてるよね? でもアメリカはドルが安いわけでもないけど、今インフレなの。物価上がってんの。アメリカの物価上昇をさらに加速させるドル安に誘導はしたくないから、日本を助けるけどアメリカの物価を上げたくないっていう苦肉の策がユーロ売りなんですよ。
ユーロを売って円を買う。これが「ドル安インフレは嫌だ」。これはメッセージとしてはっきり出てるわけね。アメリカ国債は売られたくないな。ドル安は嫌だな。その上で今回どれぐらいの規模のユーロを売ったのか? って話なんだけど、これ1兆円規模。約1兆円規模って言われてる。
ちょっと待ってねと。「日米通貨同盟の完成でございます」ってことはさ、なんか割り勘したんじゃねえかって感じが出てたんだよな。「俺とさ、ジャイアンはズッ友だから割り勘したんだよー!」って言ってさ、ニッコニコしてんのね、三村財務官が。「金出してくれたんだよー」とか言ってさ。「そうなんだ!」。で、お会計の割合見たらどうも11対1なんだよ。「えっ」ていう。
これ何をしてるかって言うと、「おい、のび太。別に金は俺出さなくていいよな。ジャイアンが来たってお前に言わせてやりゃいいんだよな」ってことなんですよ。つまりこれ信用だけ貸してるんです。つまり今回の日米協調為替介入に俺たちは一瞬思ったね。「ズッ友なんだね。アメリカやっぱり最高。俺たちを助けに来てくれた!」。
違う違う。彼らは米国債をこのままだと売りまくるだろう日本を止めて、「金貸してやるよ」にした上で、ユーロを売る事によって、ちょっとだけ日本に米国協調介入って言わせるという恩をしっかりと売り付けたわけよ。「割り勘て言っていいぞ! のび太。でも11対1だけどな」。これでございます。
その上で、「これからお前が持ってる俺のCD売ったらどうなるか分かってるよな。お前のCDはちゃんと俺に貸し付けた上で、それを担保に俺が金貸してやるから、ちゃんと利子払えよ」っていうメッセージなんですよ。納得だよね。アハ体験とはこのこと。このやり方とトランプさんのイメージが合致したんだよね。
気持ちいいー。いや、気持ちよくないんですよ。気持ち悪いよと。「え、どういうこと? これからどうなるの? それを教えて欲しいのよ」と。アメリカがやったこと、意図は分かった。じゃあこれから日本がどうなるのか知りたいんだよね。それを伝えさせてください。
これの答えが8月4日、つまりこの8月3日の片山さんと三村さんのこの発表の翌日、ベッセントアメリカ財務長官のコメントにその答えはあるっていうわけですよ。アメリカ側の財務のトップですわな。その人が言うんですよね。「介入させていただきましたけども、これはあくまでも時間稼ぎに過ぎないよ。根本解決にはならないよ」。もう自分で言ってるわけ。「解決するには、つまり円安をきちんと是正するには政策とファンダメンタルズなんだよね」って話なんですよ。
ちょっと待ってください、ベッセントさんと。私たちベッセントっていう名前を今消化してる途中なのに、ファンダメンタルズと言われると、それは一体どういうチームなんですか? と。そう、なんかそういうチームがあるんですか? 「俺たちファンダメンタルズ」っていう、そういう奴らが現れるんですか? っていうことなんですけど。違うんです。
ファンダメンタルズってのは基本的な経済力です。基本。経済力の基本ですね。給料がいくらで借金がいくらっていう状況。履歴書みたいなもんですわ。そのファンダメンタルズ、基本、基礎が、つまり借金まみれで、その上でこれからバンバン大盤振る舞いしようとしてるらしいじゃねえか。そこをなんとかしないといけないんじゃないの?
その上で政策って何でしょう? 財政政策、金融政策ありますけど、そのどっちかってのは分かります。それはこちら。「植田総裁が最善のことをしてくれるだろうけどね」。植田総裁がやるのは金融政策。つまり金利を上げるか下げるかって話。つまり金利上げろ言ってんですよ。
「介入してやったよ。もちろん俺たちも火の粉かかりたくないからね。米国債をバンバン大盤振る舞い売られても嫌だし。アジアに火ついて、俺たちまで火の粉かかってきてもやだし。でも俺たちだって金がそんなに無限にあるわけじゃねえんだから、ちょっとしか出さねえぞ。ユーロ売るだけだぞ。分かってるな。その上で米国債売るんじゃねえぞ。金貸してやるから何とかしろよ」。
その上でだ、暖房をガンガンにした上で氷くださいって言ってんじゃ、これどうしようも埒あかねえだろ。暖房下げろよ。つまり金利上げてくれ。そういう事だよね。金利上げろよーってアメリカが言ってきた。ところがこれは高市政権にとっては非常に厳しい要求なわけですよ。
なんでか、高市政権というのは何で当選して、何であんな人気なの? それは日本を強く豊かにって言ってるからだよね。日本経済が戻ってまいります。「Japan is back」って言ったんだよ。日本が強くなるんだって言ってるわけ。日本経済大成長っていう夢を見せるためにですよ、「官民投資を370兆円規模でやるんです! 国が誘い水で呼び水でガンガンやるんです。そして成長産業のところで民間からガンガンお金集めて、それでバーンとやっていきましょうね」。
その上で、それをやろうってなるとお金使うわけですよ。官民投資、どれぐらいのバランスで官があるかわかんないよ。官ってことは何? 国がお金出すんだよ。その国のお金って何? 税金だよね。これ税金投資でございますよ。官民投資って何で言ってるかというと、民のお金もあるから。官投資って言うと税金投資が直で響くから、官と民ですよって言ってるわけだよな。
ところが官民投資のこの比率、よく見てなきゃいけないですからね。官民投資で官が呼び水になって、民がいっぱい来るっていう説明、真に受けちゃダメですからね。半導体とかのラピダスっていう、ラピダスの資本構成なんて官がほとんどですからね。民ちょっとですからね。なんでかって言うと民はみんな知ってるんですよ。クールジャパン機構が外したなっていうのを知ってるからね。
みんな分かってんだよ。日本が「ここに投資しろー!」っていうセンスがあったかどうかなんだよ。ビジネスのセンスがあって「ここに投資しろー!」って言って、「そうだー!」って言って儲かった前例があるんならみんな行くよ。でも儲かんないとこに投資したくないのが民の商売人ってやつじゃないですか、っていう事ですよ。だから国が主導になる可能性があるから、ここは見といた方がいいっていう話。官民投資の官と民のバランス、ちゃんとしてる? それとも俺たちの税金をただ闇雲に投入しただけ?
皆さんクールジャパン機構について、よく怒らずにいられますよねー。クールジャパン、クールジャパンと言いましたよ。クールジャパン機構でどんどんお金出して、どこかの企業は儲かってたんですよ。どこの企業が入ってたか私はよく分かりません。よくわかんない方が身のためだと思ってます。その上で外してるんですから。お金もらって全然当たってないんだよ。でも誰も怒ってないの。クールジャパン機構を外したのに、まだ官民投資をみんな信じてる。素晴らしい国民じゃないですか!
その上で国民がブチ切れそうなのは分かってるから、消費減税をするわけですよね。いいですか? 消費減税してくれたら、みーんな「やったー!!」って言うよね。でもさ、円安なのはなんでなのって話だ。円安なのはなんでなの? 金利を上げないからだな。金利を上げたいのは植田さんなんだよ。なんでかって言うと上げろって世界中に言われてるからね。
でもなんで上げないの? なんで植田さんずっとこうなってんの? 植田さんがこうやってるブログ、俺は見たことがないんだよ。植田さんは常にさ、苦渋の、苦虫を噛み潰したような顔で、色々やって、なんとかギリギリ金利をちょっとずつ、ちょっとずつ上げてるんですね。上げるたびに睨まれてるんですよ、高市さんに。そうですよね。金利あげないで欲しいんですよ。金利を上げたくないんです、高市さんは。
なんで? だって金利が上がると、これの足引っ張るわけじゃん。官民投資で経済大成長っていうところを見せたいのに、なんで金利上げてさ、ちょっと冷やさなきゃいけないの?
その上で、これですよ。プライマリーバランス。それは単年度の黒字化。税金で出費をどれぐらい賄えたかっていうバランスを指標にすんじゃなくて、債務残高対GDP比で見てくれませんかって言い出したんだよね、骨太の方針で。それはつまり債務残高ってのは借金。GDPってのは売上、国の。借金対売上の比率で見てくれませんかね? って言うてるわけですよ。
税金ケチケチ節約して使うんじゃなくて、売上上げたらいいって事にしてくれません? っていう話をしてるわけだから、借金を減らす努力よりも売上を上げて、日本強くなった、強い豊かな日本っていうことで。
わあ、高市さん!ってなりたいわけじゃん。なのになんで金利上げなきゃいけないんだよ。円安は輸出企業にとっては得なんだよ。トヨタはそれでウハウハなんだよ。国民さえ我慢してくれたらこれ達成できんのよ。これすごい数字なの。これすごい数字。なんでかと言うとね、これGDPと債務残高。このGDPをどう上げるかがポイントじゃん?
こっち期待しちゃうじゃん。官民投資でバーン、爆上がり!うわあ、日本からGoogleとかね、NVIDIAとかOpenAIみたいな企業が生まれたぜ!売上万々歳!借金気にならない!こういう未来見たいよな。ところがもう1つクリアする方法があるって言うんだよ。このゲーム、設定されたこのゲームには2つのクリアのパターンがある。グッドエンドが日本からOpenAIやAnthropic、NVIDIA、そういった企業が生まれること。
もう1つのこれをクリアする方法がある。それは何か?インフレなんだよ。物価高を招いてる、つまりインフレーションが伸びると、自動的にこのGDPという名目GDPが膨れ上がるっていう計算式なんだよ!どういうこと?意味がわかんないよな。でもこの物価高とか通貨安っていうものが、この比率を変えていくんだよ。
だってそうだろ?円の価値が安くなって喜ぶのは誰なんだよ?円で借金してるやつじゃない?円の価値がだって薄いんだもん。薄まるんだもん、円の価値が。円で貯めてる人はしんどいよ。薄まるからね。でも円で借りてる人はどうだろう?薄まるんだよな。
物価高によって店の売上は上がるんじゃない?だって物価が高いんだもん。100円で売れてるものが150円で売れるんだよ。別に企業努力してるわけじゃない。物価が上がってんだ。でもGDPっていうのは売上を見るところだからね。つまり物価高が進めば進むほど、GDP膨れ上がり、借金は薄まるんです。
なんと皆さんが物価高で苦しんでいただければいただくほどですね、このゲームはクリアに向かうという、なんと裏技があるんですよ。皆さんいいですか?皆さんの国から官民投資でNVIDIAが出るというエンディング、もしくは出なかったとしても物価高が進めば、これはクリアできるわけでございます。
さあ、この都市伝説のような恐ろしい話、怖いですね。ですが可能性としてはこれ現実でございますんで、私が言いたいのは、それを狙ってる政府って言うんだったら私も誹謗中傷だよ。だけどその可能性があるから国民には注意して見てほしいっていうことしか私は言いません。これを狙ってるなんて言ったら、そんな外道がいるのか!って話だけど、そんな外道がいるんだったらその人は言うよな。円安上等!って言うわけよ。
円安になりゃなるほど輸出企業と政府がウハウハだから、輸出大企業の大金持ちと政府から気に入られたい人は、円安上等って言ってくれたら気に入られるだろうね。政府から気に入られるよ。俺なんか嫌われるよ。俺なんか嫌われるよ。あたかも政府がさ、借金を薄めて、売上を水増ししてるかのようなさ、この言説。ひどい話じゃない。
クールジャパン機構が滑ってたという過去の滑りをほじくり返し、未来への期待に水をぶっかけ、その上でこの裏技でお前らは何かをしようとしてるんじゃないか?という、いわれなき誹謗中傷をする。日本が好きだ、日本車が好きだと言うんだったら、なぜトヨタを応援しないんだ?なぜ政府を応援しないんだ?なぜ高市さんをOKしないんだ?そうだよな。でも皆さん、今どういう構図になってるのか、最後に整理させてください。
高市さんのやり方をいいよ、いいよって今国民は言ってます。なぜなら支持率はまだ50%よりもまだありますよね。下がっては来てますよ。でもまだあります。ってことは期待してるんだよね。高市さんなら、なんかしてくるんじゃない?石破さんとかさ、岸田さんとか頼れなかったもんね。高市さんなら何とかしてくれるよ。だって寝てないもん!っていうことですよね。寝てないもん。寝ずに頑張ってんだもん。そういうことよね。
そんなふうに期待してる国民はいるけど、そうじゃなくてNOを言ってる人たちがいる。それが市場だ。つまりそのやり方では円の価値は毀損されて、国は滅びるよって言ってる。その国の通貨が劇的に安くなって栄えたという国は歴史上はありません。
かつてローマ帝国でもね、国は簡単に人を労働させられるんです。いっぱい金刷ればいいから。国はですね、なんで通貨を作るか?人に労働してほしいからです。国の通貨の始まりっていうのはね、日本においては和同開珎とかまで遡りますよね。あれ何したかった?大仏を作るって。お前作れって。嫌ですよね。嫌だ、なんかくれって言うんですよ。じゃ、なんかやる。オッケー。じゃ、俺たちがその価値を保証するよ。これを持ってったらなんか買えるってことにするよ。
逆によ、これ使わねえと逮捕しちゃうぜ。なんでか?税金取るからね、ってことです。税金を納めるっていうのは、その通貨を強制的に使わせるという権力なんですよ。そのために税金っていうのは導入されてます。つまりみんなに働いてもらうために国家が発明したのが通貨ってやつなんですよ。
だけどこの罠ってのはね、通貨発行益の罠ってのは、もう古今東西多くの国を潰してきました。国は困窮すると金をいっぱい刷って国民に労働させます。ところが金をいっぱい刷るとどうなるか?金の価値が下がっていくんです。金の価値が下がるとどうなるか?その通貨をみんな使わないようになります。その通貨を使わずに、だって明日になったら価値が下がる通貨を持っておきたいですか?持っておきたくないよね。
薄められた金貨っていうのがどんどん配られた時代もあるんですよ。これ銀が混ざってんじゃないの?銅が混ざってんじゃないのっていうふうになる金貨を使わずに、これは絶対に金だっていうのを溜め込んどく。今何してんの?みんなNISAやろうかな、株買おうかな。これどういう状況?円を信用してないっていうことだよね。その通貨の価値が国民からも海外からも疑われ出した時に、市場はサインを出す。NOを突きつけてるのは市場だ。
何か過度な変動や無秩序な動きを市場はしてるんだろうか?市場は非常に素直に動いてる。みんなが疑問となる値段なんだろうか?いいや。この値段に値する政策とファンダメンタルズだということをベッセントが言ってる。変えなきゃいけないのは基本的なところだろ。妥当な値段がついてるんだってベッセントが言ってんじゃん。つまり今、市場とアメリカは政権に警告を出してる。
けしからんやつだね。けしからん奴らだよ。市場とあのアメリカはさ、分かってないよな。高市さんがさ、こんな頑張ろうとしてる時にさ、っていう人と、あ、そうなんだっていう人と、いっぱいいると思います。両方の意見あると思います。考えていただいて、その上で注視していきましょうよ。これが中田の言ってる最悪のゲームなのか、このデスゲームなのか、それともパラダイスに繋がる日本躍進への最後の鍵なのか?それを見極めて次に選挙があったら、それを活かしていこうということでございます。
さあ、いかがでしたでしょうか?この後も日本の動きってのは、また激動の中に巻き込まれていきますし、とにかく用語が難しい。だからこそ煙に巻かれちゃう。だからこそですね、私、解説させていただきたいと思っておりますので、ぜひYouTube大学、チャンネル登録していただければと思います。その上でメンバーシップにまで入っていただければですね、私、毎日生配信しておりますし、定期的にイベントも開催しておりますね。楽しくてしょうがないことが待ってます!
中田、最終的には自分の利益にこう誘導しておりますんでね、チャンネルを登録してあれをしてくれて。トランプ味がありますね。人の行動にはですね、必ず裏がある。正義だけじゃない思惑が潜んでいる。ではまた!
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