イオン株は「買い時」なのか:オーナーズカード目当てで購入を迷うぽいすけの検証

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概要

ポイ活を中心に発信するぽいすけは、自宅のすぐ近くにイオンがあり、毎週買い物をしている。そのため株主優待の「オーナーズカード」が欲しく、イオン株の購入を検討しているという。この動画では、イオン株を「絶対に買うべき」と勧めるのではなく、お得さの観点から本当に得なのか、どんな人に向くのか、今が買い時なのかを整理している。話者は冒頭で、株である以上は株価が下がることも、優待内容が変わることもあると断っている。

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オーナーズカードの仕組みと還元率

イオン株の優待で最も知られているのがオーナーズカードである。イオン株式会社の株を100株以上持つ株主に発行され、イオン系列の対象店舗で会計時に提示すると、保有株数に応じて買い物金額の一部が後から戻ってくる。話者の説明では、還元率は100株で1%、200株で2%、300株で3%となり、間を飛ばして9000株まで持つと7%になる。

ただし話者は、現実的なのは100株、多くても300株あたりまでだと見ている。1株はおよそ1300円なので、100株でも約13万円が必要になる。1500株や3000株を持つのはなかなか現実的ではない、というのが話者の感覚である。

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1%でも効くのは「日常の支出」が対象だから

1%と聞くと少なく感じる人もいるだろうと話者は認める。それでもイオン株の優待が強いと考える理由は、対象になる支出が生活に近いことだ。たまにしか行かない店の10%オフより、毎週使うスーパーの1%還元のほうが年間では大きくなることもある、と話者は言う。イオンでは食品、日用品、衣料品、子ども用品、場合によっては家電まで幅広く買えるので、家族で暮らしていれば毎月それなりの金額になる。

話者は試算として、イオン系列で月5万円使う家庭を想定する。年間では60万円になり、100株保有の1%還元なら年間6000円相当、300株保有の3%還元なら年間1万8000円相当になる。しかもこれは1回限りのキャンペーンではなく、株を持ち、優待制度が続く限り受け続けられる点を話者は強調している。

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還元の受け取り方:現金は半年ごと、WAON POINTは会計ごと

オーナーズカードの還元は、クーポンのようにその場で値引きされるものではない。会計時にカードを提示すると、その金額が還元対象としてカウントされ、後から戻ってくる。ただし受け取り方によってタイミングが変わる。

現金で受け取る場合は、対象期間中の買い物金額が積み上がり、半年ごとにその合計へ株数に応じた返金率をかけた額がまとめて返金される。一方、iAEONアプリにオーナーズカードを登録し、還元方法をWAON POINTにしている場合は、対象となる会計ごとにWAON POINTとして還元される。話者は、都度ポイントで戻ってくるほうが普段の買い物にすぐ使いやすく、イオン経済圏を使っている人ならWAON POINTの使い道も多いので良いと評価している。

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使える店と、勘違いしやすい対象外の店

対象となる主な店舗として、話者はイオン、イオンスタイル、マックスバリュ、ザ・ビッグ、グルメシティ、まいばすけっと、ビッグ・エーなどを挙げる。これらを日常的に使う人ほど恩恵を受けやすい。

一方で、ミニストップやウエルシア薬局、ツルハなどはイオン公式でオーナーズカード特典の対象外と案内されている。話者が特に注意を促すのはウエルシアで、ポイ活をする人には「ウエル活」をしている人が多いが、ウエル活とオーナーズカードの特典は併用できないと説明している。

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お客さま感謝デーとありが10デーとの組み合わせ

話者がオーナーズカードの「すごいところ」として挙げるのが、イオンの定番キャンペーンと重ねられる点である。毎月20日・30日のお客さま感謝デーでは、対象の支払い方法で5%割引になる。この割引に加えて、オーナーズカードの還元も受けられる。300株保有なら、5%オフに加えて3%還元という組み合わせになる。細かい対象商品や支払い方法、店舗の条件は確認が必要だとしつつ、イオンをよく使う人には魅力的だと話者は言う。

もう一つが毎月10日の「ありが10デー」だ。普段のイオンでは200円につき1ポイントしか貯まらないが、10日にスマホ決済のAEON Payで支払うとポイントが10倍の200円で10ポイントになり、WAON POINTの還元率は5%になる。ここにオーナーズカードを併用でき、300株なら3%が加わって合計8%還元になる。話者自身はWAON POINTを貯めたいので、10日にイオンで買い物することを意識したいと話している。

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イオンラウンジは「おまけ」程度に

イオン株の優待といえばイオンラウンジを思い浮かべる人も多い。買い物の合間に休憩できる会員向けスペースだが、話者によれば、今は昔のように気軽に立ち寄れるものではなく、事前予約が必要になっている。

利用回数は保有株数で分かれており、100株から299株の株主は月4回である。1回あたりの利用は最大30分まで。同伴者は3名までだが、同伴者が2〜3名の場合は利用回数が2回分カウントされる。家族で使うと思ったより早く回数を消費する可能性があるため、100株買ってラウンジを使い倒そうと考えている人は慎重に考えたほうがいいと話者は言う。あくまでメインはオーナーズカードの還元で、ラウンジは買い物ついでに使えたら嬉しい程度のおまけと捉えるのがちょうどいい、というのが話者の位置付けだ。

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意外と知られていないイオンシネマの優待

オーナーズカードには映画館の優待もある。イオンシネマでカードを提示すると、鑑賞料金が大人・大学生は1000円、高校生以下は800円になる。さらにカード1枚につきポップコーンSサイズかドリンクSサイズが提供される。

イオンカードにも映画の特典はあるが、1000円になったうえにポップコーンやドリンクまでは付かないので、映画をよく観る人にとってはかなり大きいと話者は評価する。話者自身は今なら『トイ・ストーリー5』を観に行きたいと話している。

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配当と優待を合わせた「実質利回り」

ここまで聞くと良さそうに思えるからこそ、問題は今が買い時かどうかだと話者は続ける。7月1日時点の株価1298円で考えると、100株の購入にはおよそ13万円前後が必要になる。配当利回りは1.15%で、配当目的で買う銘柄としては高くない。話者はイオン株を、高配当株ではなく優待込みで考える銘柄だと位置付ける。

先の試算どおり、年間60万円をイオンで使う人が100株を持てば、1%還元で年間6000円相当になる。そこに年間1500円の配当が加わり、約13万円の投資に対して年間7500円相当、実質利回りは約5.8%になると話者は計算する。「年60万円もそもそも使っているのでは」という反論も想定したうえで、食費や日用品をどのみちイオンで買っている人にとっては支出は変わらないので、今の時点でイオンを日常的に使っている人にはかなりおすすめだ、というのが話者の見方である。

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株価指標では割安とは言いにくい

一方で、株価指標だけを見るとイオン株は割安とは言いにくいと話者は指摘する。7月1日時点のPERは49.19倍と高めで、利益に対して株価が安い状態ではない。PBRも2.95倍と低くはない。話者は、ブランド力や優待人気、今後の成長期待がすでに株価に織り込まれていると考えたほうがいいと述べる。

そのうえで話者の結論は、イオン株は「指標的に安いから買う」銘柄ではなく、イオンを日常的に使う人が優待込みで長期保有を検討する銘柄だ、というものだ。イオンをあまり使わない人には勧められない。近くにイオン系列の店があり、毎月しっかり食費や日用品に使っている人なら、100株から検討する価値がある。ただし株価が下がれば優待で得をした分以上に損をする可能性もあり、優待内容が将来変わる可能性もある。だから判断の軸は、イオンで日常的に買い物をするか、株価が下がっても長期で持てる余裕があるか、の2点だと話者は勧めている。

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代替案:イオン北海道・イオン九州の優待券

とはいえ、イオン株は年初からかなり下落しているので怖さもある、と話者は率直に言う。そこで紹介するのが、オーナーズカードではなく優待券がもらえるグループ会社の株である。イオン北海道やイオン九州の株を買うと、イオンで使える優待券がもらえる。

イオン北海道の株価は7月1日時点で825円なので、100株で8万2500円。優待は100円券25枚の2500円相当で、1000円の買い物ごとに100円券を1枚使える。配当は1株16円で、年間1600円になる。話者はこれを「地味に良くないですか」と評価する。WAON POINTを貯める形にはならず、紙の優待券を持ち歩く必要があるのはかなり面倒だが、その場で割引になるので意外と使い勝手はいいという。チャートを見ても年初からの下落率はイオン株に比べてかなりマシなので、優待だけを手に入れたい人には選択肢になると話者は述べる。

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話者の結論

話者は改めて、イオン株の最大の魅力はオーナーズカードであり、普段の食費や日用品がそのまま還元対象になる点で日常的にイオンを使う人と相性が良いとまとめる。感謝デーやありが10デーと組み合わせられるのも魅力で、ラウンジや映画特典はおまけと考えるのがよい。配当利回りでも株価指標でも割安な銘柄ではないため、イオンをあまり使わない人や、株価が下がると不安になる人には勧められない。

話者自身は、イオンが近くにあって毎月それなりに買い物をするので、イオン株を買おうかと思っていると述べている。WAON POINTを貯めることにこだわらず、紙の優待券での割引でもいい人には、イオン北海道やイオン九州のようなグループ会社の優待も選択肢になるとして、自分に合った選択をしてほしいと締めくくった。