中田敦彦が高市早苗に問う「政治と宗教」「政治とカネ」──総裁選2025対談の記録
中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY2025年の自民党総裁選の終盤、中田敦彦が候補者の高市早苗を迎えて対談した。中田が掲げた問いは一つで、離れた支持層の信頼を自民党はどう取り戻すのか、というものだ。中田は旧統一教会問題と政治資金問題を「同じ2022年に噴き出した二つの不信」と位置づけ、高市に踏み込んだ対応を繰り返し求めた。高市は自身の関わりや事務所の資金事情を具体的に説明したが、教団の教義を知らなかったことを認める場面もあった。中盤以降は経済政策、消費減税、物価高対策、安全保障へ話が移り、最後に高市が自身の介護経験と政策の関係を語っている。
中田の見立て──信頼低下の起点は2022年
中田はまず、党員・党友の数が前年の総裁選と比べて約14万人減り、105万人から91万人になったという報道を挙げた。ライトな支持者ではなく、コアな支持層が離れている状況だと中田は見ており、高市も「むっちゃ厳しい」と応じた。
中田によれば、不信の起点は2022年にある。この年、安倍晋三元首相の銃撃事件をきっかけに統一教会の問題が次々に表に出た。同じ年の11月には、しんぶん赤旗が政治資金の不記載問題を報じた。2023年に処分と検証が行われ、2024年の衆院選と2025年の参院選で自民党は大敗した。中田はこの流れを踏まえ、政治と宗教、政治とカネについて高市がどう考えるかに党の信頼回復がかかっていると述べ、二つの問題を順に質問した。
統一教会の教義と保守派の接点への疑問
中田がまず挙げたのは、統一教会と関係が深かったのが旧安倍派の清和会、性質としては保守派の議員だったという点だ。高市は旧安倍派だけに限定はできないと補足した。中田はそのうえで、保守派の考え方と教団の教義は整合しないのではないかと問いかけた。
中田の説明では、教団の経典『原理講論』をめぐって「韓国がアダム国家、日本がエバ国家」という考え方が報じられてきた。日本は戦時中に韓国を支配したことを贖罪する存在だとする教義が、日本から韓国へ献金を集めることを正当化している、と中田は語った。中田は「国民のお金が全部韓国の支部に行っている」とも表現し、日本国民にとって侮蔑的で、愛国者なら許しがたい内容のはずだと主張した。
高市はこの教義を「今初めて」聞いたと答えた。清和会は穏健保守の議員が多いところだとしたうえで、そこに接点があったのは「不思議」で「辻褄が合わない」と述べた。教義を聞いて許しがたいと思わないかという問いには、「私思いますよね」と答えている。
安倍晋三への支持と、町村派を割った経緯
中田は、高市が経済政策や憲法改正、国家観の面で安倍晋三の後継者だと自他ともに認められていると指摘した。そのうえで、高市が派閥を割ってまで安倍を支持した過去に触れた。
高市自身がこの経緯を語っている。当時は町村派に所属していた。その前の総裁選で派閥から誰も立候補できず、西村康稔をいったん無派閥にして出馬させる形になり、町村信孝から推薦人として名前を貸すよう電話を受けた。高市は政策勉強会の世話役として政策を積み上げてきた立場から、派閥の会長が正々堂々と総裁選に出るのが筋ではないかと総会で発言した。すると約1年前に町村から、その発言を受けて来年立候補を決めたと告げられた。しかし高市はすでに安倍のもとへ何度も通い、再挑戦を説得していた。自分の発言との整合性が取れなくなったものの、最終的に安倍を応援し、後で安倍本人にも怒られたという。
2015年の名称変更をめぐる検証要求
中田は、それほど支持した安倍が2013年に首相公邸で教団幹部と懇談していたという報道を「すごく大きい話」と位置づけた。中田は安倍家と教団周辺の関係を次のように説明した。岸信介の代から勝共連合の発起人に名を連ね、安倍晋太郎も勝共連合のイベントに出ていた。晋太郎が亡くなったのは1991年で、その翌年の1992年に合同結婚式が大きく報じられた。1980年代後半から話題になっていた霊感商法と合わせ、教団は1990年代から2000年代にかけてバッシングを受けて衰退した。
ところが2013年の懇談の2年後、2015年に下村博文が文部科学大臣を務めていた安倍政権下で、「世界平和統一家庭連合」への名称変更が認められた。中田によれば、文科省は1990年代以降、内容が変わらないのに改名して新たな信者を得ようとするのはおかしいとして申請を退けてきた。それが突然認められ、団体の正体が余計に分かりにくくなった。中田はこの変更を大きな転換点と見ており、誰がどのような意思決定をして「名称ロンダリング」と呼べる現象に至ったのかを徹底検証し、国民に公表すれば一定の信頼回復ができると提案した。
高市は、勝共連合という名前には覚えがあると答えた。31歳で初めて選挙に出て落選したとき、勝共連合の関係者とされる人物がライバル候補だったという。
高市の関わりの説明と「勉強不足」
高市はかつて関連団体の雑誌の取材を受けたことがある。その経緯について、当時著名だった評論家の細川隆一郎から対談に付き合ってほしいと誘われたもので、内容は宗教ではなく国際情勢や外交の話だったと記憶していると説明した。その時点で教団と関係する媒体だとは分からなかったという。
問題が大きくなった後、閣僚として出席した予算委員会で野党が配った資料を見て驚いたとも語った。教団関連の団体や店舗の一覧があり、マッサージ店や美容室、飲食店など、知らずに関わってしまいそうな業種が多岐にわたっていた。高市は奈良の事務所のパソコンを全部検索し、関わりがないことを確認したという。
中田は、問題が表面化して数年経ったのに、勉強家の高市が安倍の銃撃事件の背景にある教団について調べていないことに驚いたと述べた。高市は「勉強不足でしたね」と認めた。党でも資料が配られ、ある程度の検証はしたが、その中身は、関係があるところや別名の勉強会に誘われた場合に気をつけるといった、二度と関係を持たないための「善後策のレベル」だったと説明した。
なぜ調べなかったのか──政調会長時代と殺害予告
中田は、経済安全保障やエネルギー安全保障、核融合について徹夜を重ねて調べる高市が、最も敬愛していた安倍の死に関わる教団を自分で調べなかったのには原因があるのかと重ねて尋ねた。高市は「ないです」と答え、当時は政調会長を務めており、安倍が亡くなったショックもあって職務に没頭するしかなく「いっぱいいっぱいでした」と述べた。
中田は、令和の日本で政治のトップが銃撃で命を落とすことは二度とあってはならず、原因究明と国民への説明は高市にしかできないのではないかと迫った。これに対し高市は、自身にも殺害予告がしょっちゅう届いていると明かした。差出人の住所も名前もない封筒の多くは殺害予告だという。前年の衆院選では、安倍が撃たれた場所で、隣の選挙区の候補者を応援する街頭演説をした。その場所で高市を銃撃するという予告が朝に出ていたことを、警察庁のサイバーパトロールが夕方になって見つけた。そのころには演説は終わっていたという。高市は、宗教の問題とは関係なく、社会への不満や特定の考え方の政治家への反発から、さまざまな形のテロが起きる時代だと語った。
再調査をめぐるやりとり
中田は、高市が以前ある番組で教団について再調査は必要ないと表明していたことに触れた。十分にリサーチしたうえでの判断だと思っていたため、教義を知らなかったことに驚いたという。中田は教祖が文鮮明であること、現在のトップが韓鶴子であることを尋ね、高市はいずれも即答できなかった。
中田は、安倍が韓鶴子に敬意を表すメッセージを送ったことが事件の一つの契機になったと指摘した。高市は「何があっても人を殺すってのはいかんです」と強調した。犯人について、親の信仰でお金を使われて苦労した不幸な身の上だったとは思うが、世の中には恵まれず努力の機会もない人がたくさんいる、それでも人を殺してはいけないと述べた。中田も殺人は許されないと同意した。そのうえで中田は、問題は単なる新興宗教の二世問題ではなく、政権が宗教にお墨付きを与えていたことが犯行の理由とされている点にあると主張した。政治と宗教の癒着が救いがたい立場の国民を生むなら、そこに切り込めるのは安倍に誰よりも向き合ってきた高市だけだ、というのが中田の訴えだった。
高市は「とっても厳しいご指摘」と受け止めた。名称変更については、当時の下村元大臣が自分は関与していない、指示していないと否定していたと記憶しており、中田の言うような経緯ではないのかもしれないと述べた。一方で、頻繁に名前を変えて正体が分からなくなることや、統一教会以外にも高額な物を売る宗教団体があることは問題だと語った。消費者庁を中心に相談窓口などの一定の対応は取られたとし、今後は消費者保護の観点から規制をさらに厳しくすることが考えられると答えた。
献金者の非公開──公開基準とプライバシー
政治とカネについて、中田は政治資金に関する「三つの非公開」を挙げた。一つ目は献金者の非公開である。年間5万円以下の寄付や、1回20万円以下のパーティー券購入では、氏名を報告書に記載しなくてよい。番組はここで補足解説を挟み、この制度を悪用した例として西松建設事件を紹介した。ダミー団体と社員名義で企業資金を分散し、約6500万円が虚偽処理だったと報じられた事件だ。
高市は、公開基準を引き下げる方向で議論が進んでいることを前提に、別の問題を指摘した。少額でも名前と住所が公開されると、たとえば父親が妻と大学生の息子を連れて行こうと3枚買えば公開対象になり得る。そうなると「お金がある家」と見なされ、実際に支援者のもとへ詐欺のような電話がかかってきたり、怪しい人物が訪ねてきたりしたという苦情があったと語った。
中田は、他に問題が起きていなければプライバシー保護は理由になるが、西松建設のような事件がある以上はトレードオフだと応じた。高市は、誰かの指示や名義借りによる購入はもともと違法だと述べた。そのうえで、政治資金に関わるものはすべて口座振り込みにすれば後から全部チェックできるとし、「口座取引に徹底する」ことを考えていると語った。中田はこれを評価した。
パーティーをやめた事務所の懐事情
高市の事務所は3年以上政治資金パーティーを開いていない。今後も個人としても党支部としても一生開かないと秘書と申し合わせたという。現在は個人献金を支部への寄付として受け、「カツカツ」でやっていると述べた。
秘書は11人で、うち公設は3人、私設が8人いる。長く勤める人が多く、毎年ベースアップで少しずつ昇給している。しかし社会保険料の負担が大きく、小規模事業者として「人件費で死にそう」になっていると高市は語った。そこに16市町村を回る秘書のガソリン代、事務所家賃、パソコンやコピー機のリース料がかかるという。
経費の非公開──旧文通費、立法事務費、党の金庫
二つ目の非公開として、中田は経費を挙げた。番組の補足解説は次のように説明している。議員報酬は月約130万円で、ボーナスを含めると年収はおよそ2000万円になる。これとは別に、非課税の調査研究広報滞在費(旧文通費)が年1200万円ある。2025年から領収書の提出が義務化されたが、自動公開はなく罰則もない。立法事務費は年780万円で、会派を通じて配られ、公開義務はない。番組は、手取り換算で合計6000万円規模に相当すると説明した。
これに対し高市は、立法事務費は会派に支給されるもので「1円ももらえません」と述べた。中田は「問題発言」と驚き、所属議員の人数で計算されて振り込まれる以上、その議員の活動に充てられていると思っていたと応じた。高市は「ぶっちゃけて」と前置きし、歳費からの天引きを説明した。党本部に月10万円、奈良県連にいくら、秘書会費にいくら、さらにリニア早期開業や鳥獣害対策など所属する議員連盟の月会費が差し引かれる。多くの議連に入る先輩議員では手取りが毎月20万円台、高市も議連を整理して30万円台まで戻したところだという。旧文通費も郵便物や宅配便ですぐ消える。前年の総裁選で「足りていない」と話したら猛バッシングを受けたとも語った。
政党助成金について高市は、国会議員1人あたり4000万円分ほどが税金から出ているが、個人がそれをもらったことはないと述べた。中田は、自民党全体で約100億円になる議席配分の資金だと確認し、党に入ったお金の使い道が見えないことが、国民の「議員は贅沢している」という認識との溝を生んでいると指摘した。
高市は前年から、党の幹事長室に金庫があり、幹事長が十数億円を好きに使えることはおかしいと訴えてきたと語った。原資は党員が払う党費4000円のうち党本部に入る1000円や、政党助成金などだという。会計の専門家を入れ、政調会、広報本部、職員の給与と社会保険料、建物維持費などの予算をきちんと立てて透明化する。残った分は、議員がパーティーを開かずに活動できるよう公平に配分する。それが前年からの主張だったと高市は説明した。
中田は、旧文通費の領収書を情報公開請求なしでネットにリアルタイムで公開し、AIで妥当性をチェックすれば透明性が高まると提案した。高市は、党でやろうと思えばできると答えた。ただしそれは総理ではなく総裁の仕事であり、幹事長に検討を指示することはできると述べた。
租税特別措置の非公開と「癒着」への懸念
三つ目の非公開として、中田は租税特別措置による税優遇を挙げた。中田の説明では、租特の主な柱は技術開発と賃上げで、全体の半分を占める。優遇を受ける企業の65%が、企業数で0.2%の大企業だという。どの企業にいくら優遇しているかが見えないため、政策効果も検証できないとされる。中田は、献金者の非公開と組み合わさると、企業が政治資金を渡し、その見返りに分かりにくい形で税優遇を受ける構図が「可能なルール」になっていると問題提起した。
高市は、それこそ「一番やっちゃいかん」ことだと認めつつ、パーティーとの関係は否定した。公共事業などのメリットを受けている企業は一覧できるサイトがあり、事務所の会計責任者が注意深く確認しているという。特定企業に有利な国会質問をしただけでも逮捕されかねないため、高市の事務所は個人献金をした人からの要望は受けないと説明した。年会費は1000円からだが、1000円払った人の相談は受けず、払っていない人の相談には乗るという矛盾が起きるほど気をつけているという。大学入試や公務員試験の口利きのような依頼は、もちろん断っている。
中田は、実際に悪いことをしているかどうか以上に、「曇りガラス」があること自体が自民党への不信を招いていると返した。ルールを変えられるのは立法府、とりわけ最大与党の自民党だけであり、次の総裁を目指す高市にこそメスを入れてほしいと求めた。高市は「もっと早くメールしてくれればよかったのに」と応じた。今年の通常国会で政治資金規正法を改正したばかりだが、再改正はまだできるとも述べた。
アベノミクスの総括とサッチャー評価
中田は、こうした不透明さとアベノミクスの帰結を結びつけて論じた。企業の内部留保は過去最大で株価も上がったのに、国民は米が買えなくなっている。アベノミクスの元になったレーガノミクス、そして高市が敬愛するサッチャーは、法人を優遇して国際競争力を高めたが格差を広げたと評価されている。トリクルダウンが起きなかったことは歴史の結論ではないか、10年の反省なしにはアベノミクスと「サナエノミクス」の違いが見えない、と中田は迫った。
高市は、当時のイギリスは行き過ぎた労働組合国家で生産性が低く、サッチャーは反対を押し切って働くほど得をする制度に改革したと説明した。そのうえで、小さな政府や緊縮財政の時代ではもうなく、社会課題を解決するために官民で積極投資する時代だと述べた。自分がやりたいのはサッチャリズムでもレーガノミクスでも、アベノミクスの丸コピーでもないという。食料安全保障や健康医療など、リスクを解決する技術を日本は持っているのに、製品化・サービス化が遅い。国が呼び水的に投資し戦略を立てれば民間資金は集まる、と高市は主張し、核融合の例を挙げた。高市が戦略を発表した直後、スタートアップへの投資が約5億円から100億円に増えたという。輸出で稼ぎ、その利益を福祉と教育に回したいとも語った。
アベノミクスについて高市は、デフレ脱却のための金融緩和は成功したと評価した。一方、財政出動はその前の政権で決まった単年度のプライマリーバランス目標に阻まれたと述べた。単年度で収支を均衡させる国はG7に他にないとし、10年単位でバランスさせればよいという考えを示した。また、賃上げ促進税制は赤字の中小企業には役に立たないと指摘した。企業の現預金への課税については、人件費に回さないなら課税も含め選択肢から外していないとしつつ、先行き不安が大きく、賃上げも徐々に進んでいる状況だと説明した。
消費減税は「党内でボコボコに潰された」
中田が、総裁選前に高市が掲げていた消費減税について尋ねると、高市は「党の中でボコボコに潰されました」と答えた。逆進性が高く、最新のCPIでも燃料費より食料品の値上がりが大きい。今の物価上昇は賃上げを伴う緩やかなインフレではなく、コストプッシュだと高市は見ている。所得減税は給与所得者にしか効かず年金生活者や低所得者に恩恵がないため、全員に公平なのは食料品の消費税だと考えたという。
しかし党の税制調査会で一般議員が自由に意見を言える場は1日しかなかった。高市はトイレも我慢して最後まで座り、早めに手を挙げて発言したが、結論は幹部に「引き取られ」、会は二度と開かれなかった。参院選の公約からも消費減税は落ち、2万円の給付に変わったという。
中田は「諦めないでください」と何度も迫った。高市は、党内は真っ二つで自分は少数派として負けたと説明した。今回の総裁任期は石破総裁の残り2年しかなく、合意形成にはレジのシステム改修より時間がかかるため、臨時国会でも来年の国会でもできないことを掲げるのは無責任だという。総裁が党内に指示してできなかったら「それほどみっともない話はない」とも述べた。中田は「選択肢として排除しない」という言い方を「政治家っぽい言い回し」と評し、できないことなのか選択肢なのか整合性が取れないと指摘した。高市は、即効性のあるものと何年かで必ずできるものを分けて言わなければならないと説明した。そのうえで、反対派の根拠は財源論だとし、税収は上振れしており、2年で税率を上げずに税収が増える状態をつくれば、次の総裁選で消費税をもう一度言えると語った。
年内にやること──ガソリン、交付金、医療・介護
国民に身近な対策として、高市は総理になった場合の手順を説明した。臨時国会を早めに召集し、すぐ補正予算を組む。ガソリンと軽油については、暫定税率の廃止は税制改正を経て翌年からになるため、残っている基金8000億円を使い、現在10円の補助金を15円、20円と段階的に引き上げる。急に下げると買い控えが起きるためだという。軽油が下がればタクシーやバス、地方の軽トラックなども助かると高市は述べた。
地方への交付金には「推奨メニュー」をつける。地方自治法があるため国が使途を押しつけることはできないが、前年に闇バイト事件などを受けて防犯カメラを推奨メニューに入れたところ、各地で導入が進んだという。中田が「監視するんですね」と問うと、高市は「監視じゃなくてお勧め」と返した。赤字で賃上げ税制を使えない中小企業には、自治体の補助金で賃上げ分を支援する案も示した。
医療と介護についても高市は、病院の7割が大赤字で福祉施設の倒産も相次いでいると述べた。診療報酬の改定は今年の年末、介護報酬は2027年で、そこまでもたない。まず補正予算の補助金で支え、その後法改正で報酬を引き上げるという。高市は、年内にできることは全部やり切り、総理になったその日のうちに各省へ危機管理投資のマスタープランを年内に作るよう指示し、翌年から始めると語った。
給付付き税額控除の狙い
中長期の柱として高市が「どうしてもやりたい」と語ったのが給付付き税額控除だ。全世帯の平均所得を100とすると、60を下回れば生活保護の対象になる。その少し上、80前後の層が一番しんどく、若い世帯も多いと高市は説明した。社会保険料は累進性がなく定額に近いため、中低所得者には逆進的になる。そこで所得税を引き下げ、引ききれない分を給付する仕組みでちょうどいい塩梅にしたいという。高市はこの制度の実現に3年かかると話している。
防衛費と国債、ドローン、海底ケーブル
安全保障について、中田は防衛費を国債で賄うという高市の主張を尋ねた。高市によれば、建設国債は道路や橋など将来の世代にも役立つものに使える。以前は海上保安庁の分だけ、最近は海上自衛隊の分だけが建設国債の対象になっており、高市はこれを「わけわかんない」と評した。安倍は、防衛費は消耗費ではなく祖国を次の世代に残すための費用だとして、国債でやるべきだと言っていたという。他に使える財源があったにもかかわらず、そう主張していたと高市は語った。
使い道として高市が最も重視するのは研究開発で、次が無人機、とくにドローンだという。ロシア・ウクライナ戦争や中国の群れによるドローンを例に挙げ、日本は遅れていると述べた。日本のドローンは5kg以上の物を積めず、飛行時間は最近ようやく90分程度で、離島への対応には足りない。能登半島地震の際、高市はすぐドローンを飛ばすべきだと主張した。だが国交大臣が取材ヘリや自衛隊機との接触の危険を理由に数日間飛行を禁止した。そもそも冬に必要な水や灯油のような重い物は運べなかったという。
高市が新たに取り組みたいとしたのが、衛星と海底ケーブルの同時防御だ。沖縄の透明な海ではケーブルが上から丸見えで、陸揚げ地点を覆う砂が波で流されて剥き出しになっている。ケーブルの位置は船の接触事故を防ぐ善意から海図で公開されている。防衛省は、悪意ある切断が起きても衛星通信でカバーできると説明するが、戦争を考える相手なら両方を同時に破壊し、自衛隊は動けなくなると高市は懸念を示した。
高市は防衛産業の経済効果も強調した。電子レンジのマイクロ波、ナポレオンの遠征から生まれた缶詰、地雷除去装置の会社が開発した掃除ロボットを例に挙げた。F-2戦闘機の開発からは、骨折治療用のチタンボルト、ETC、車載用衝突防止装置、物流タグが生まれたという。研究開発の段階でさまざまな分野の稼ぎにつながり、その利益を子育てや福祉に回す、というのが高市の考えだ。
介護経験から生まれたゴミ出し支援
終盤で高市は、自身の生活経験と政策の関係を語った。両親を看病・介護して見送り、相続手続きもした。父親の通帳は山ほど出てきたが、残高はどれも千数百円で、合計1万円余りだった。金庫を開けると、地元企業を応援しようと買った無配の会社の株などしか残っていなかったという。
親は当初、他人を家に入れたくない、若い人に裸を見られるのは嫌だと介護サービスを一切拒んだ。高市は弟と交代で奈良と東京を行き来し、最終便で帰って親の世話をし、始発で東京へ戻る生活を続けた。国会議員を辞めようと思い詰めた時期もあったという。やがて親は、年配のヘルパーならと受け入れた。年の近い人のほうが恥ずかしさが少ないことに高市はそのとき気づいた。
家事支援サービスにはゴミ出しが含まれていなかった。実家のある自治体は分別が厳しく、高市は曜日ごとのゴミを近所の人に預けて上京していた。親の死後に全国を調べると、高齢者世帯や障害者のいる世帯のゴミを分別なしで週1回回収するサービスを行っている自治体は約20%で、残りは財源がないためできていなかった。総務大臣だった高市は「ゴミ出し支援特別交付税」の制度をつくり、各地でサービスが始まったという。転んでもただでは起きずにルールをつくる、という自身の目線を高市は「私のちょっといいところ」と表現した。
対談を終えて
対談の感想を聞かれた高市は、「最初の話がきついきつい」と笑い、自身の勉強不足もあって、旧統一教会の問題がここまで複雑だとは理解していなかったと述べた。中田は、きつい話から入ったことを詫びた。中田が求めた教団問題の再検証と政治資金の透明化について、高市が示したのは、消費者保護の観点からの規制強化の検討、政治資金の口座取引の徹底、党の金庫の予算化と透明化を幹事長に検討させることだった。2015年の名称変更の経緯を検証するかどうか、消費減税を再び掲げられるだけの成長と税収を2年の任期で実現できるかどうかは、対談の中では答えの出ない問いとして残った。
最も敬愛していた安倍さんの死に関わる統一教会について、一切リサーチされようとしなかったっていうのは、何か原因があるんですか?教祖の名前はご存知ですか?すいません。文鮮明っていう方で、韓国がアダム国家、日本がエバ国家。教義を聞くと許し難いと思いませんか?私は思います。思いますよね。
高市さんは再調査は必要ないという意見を表明されたことがあって、政治とカネ。もうぶっちゃけて言いますけれども。ぶっちゃけてください。党の幹事長室にそれらの金庫があって。
サッチャーさん大好きですよね。はい。サッチャーというのはどういう政治家?国際競争力は高まったけれども、格差は、国民の生活は。米が買えなくなって。消費減税もおっしゃってたじゃないですか。はい。もうあれはね、党の中でボコボコに潰されました。
というわけで、本日のゲストは総裁選候補、高市早苗さんです。よろしくお願いします。はい、よろしくお願いします。お忙しい中ありがとうございます。
でも会えるの楽しみやったんで。本当ですか?もう知っていただいてたんですか?だってテレビでしょっちゅう見て。本当ですか?最近もう数年テレビ出てないですよ、私。YouTubeしか出てないですから。いや、おばちゃん結構頭古いから、やっぱりこれ。じゃ、あの時の印象で見ていただいてるんですかね。そうですね。ありがとうございます。
スーツ着てるんでびっくりしました。本当ですか。でも本当に若手の頃の印象なんですかね。何歳までが若手って言うんやろ。確かに。自民党さんの若手って50以上って言いますよね。いやいや。だって初当選して32ぐらいだった。そっから自民党に入ったのが35ぐらいやったと思うんやけど。なるほど。なんか60過ぎの人が「私、若手の、1年生の」とか言ってやってるから。すごい世界ですね。そうなんですよ。だから当選期数で考えるのか、年齢で考えるのか、いまだにあんまり理解できてない。面白い世界ですね。
しかしこの自民党総裁選、もう佳境に入っておりますけれども。佳境や。この自民党の現在の状況、非常に厳しいと皆さんおっしゃっていて、言ったら自民党員・党友票のこの総裁選ですけれども、この昨年の総裁選と比べて、党員・党友さんが14万人ほど減ってる。105万人から91万人になったりっていう報道があって、これライトユーザーというよりはコア支持層が離れてるって状況じゃないですか?そうですね。これ非常に厳しいですよね。むっちゃ厳しいです。
この状況の中で喫緊の課題は、やっぱり自民党に対する不信感、これを払拭することだと思うんですね。これは一体何なのかっていうこと、私考えたんですけれども、きっかけは2022年。私はそう思うんですね。その2022年っていうのが、まさに銃撃事件があった時。それを境に統一教会の問題が噴出し、さらに同じ年の11月に共産党新聞『赤旗』で不記載問題がスクープされたと。同じ年なんですよ。
実は政治と宗教、政治とカネは同じ2022年に噴出し、2023年にその処分であるとか検証が行われた上で、その翌年の2024年に衆議院で惨敗、そして今年参議院で惨敗と来ているので、今回は政治と宗教及び政治とカネについて、高市さんがどのように考えているのか。これによって自民党の信頼回復がかかってると思うんですよね。なのでここを聞かせていただきたいんですよ。
そもそもこの統一教会の問題なんですけれども、大前提ですよ。大前提、非常に私が不思議に思ってるのが、統一教会と懇意にしてた、関係が深かったのが清和会。旧安倍派と言われてるところだと思うんですよ。この旧安倍派。そう限定はできないですよね。かなりこう。確かに、それ以上に。ただその性質上、保守派の人たちと言われる人たちが懇意にしてたわけですよね。この保守派の人たちの考え方っていうものと、統一教会の教義っていうものが、整合性が取れないなと思ってるんですね。
いや、教義っていうのは私わかんないですけれども。なるほど。統一教会の教義、『原理講論』っていう経典がありまして、そこにあるのが、日本と韓国の関係というのは、韓国がアダム国家、日本がエバ国家という形で。これよく報道されてたんですけども、要するに日本は先の大戦の時に、非常に韓国に対して支配的な対応をしていたということがあるので、それを贖罪するために日本は存在しているという教義が基本教義になってるというですね。
だからこそ非常に日本国民からすると、ある意味侮蔑的じゃないですか?そしてだからこそ、日本は韓国にお金をどんどんと納めなければいけないということを正当化して、国富が流れてる。国民のお金が全部韓国の支部に行っている、吸い上げられてるっていう現状。これって愛国者からすると許し難いことだと思うんですよ。
今みたいな話を聞くと、さっきおっしゃった清和会、どっちかといえば保守って、バリバリ保守でもないけれども、穏健保守系の人が多いところが、接点があったってのは不思議ですよね。不思議ですよね。すごい不思議です。これがすごく私の中で不思議ですね。辻褄が合わないんですよ。
だから日韓併合条約とかね、そういうものに基づいて、当時の割と不幸な、植民地支配が当たり前で、世界中あっちこっちでやってたような、ああいう時代から引きずってきて、今そうやって日本からお金をというような形の教義であれば、本当に不思議です。不思議だし。
高市さんが、この教義を聞いたのって初めてですか?今初めて。今初めて『原理講論』についてお聞きになった。この教義を聞くと許し難いと思いませんか、高市さんは?私、思いますよね。思いますよね。やはり日本国と日本民族を愛してやまない高市さんからすると。私はこの教義というのは許し難いものだと思います。
ただ一方で、私、高市さんはやはり安倍晋三さんの後継者として、自他共に認めるところがあると思うんですよ。経済政策とかね。そうですよね。憲法改正とかね。あと主にはやはり国家観。国家観ですよね。その森喜朗さんの、かつて補佐官として、若き日にものすごい入っていった中で、安倍派をお辞めになる時も、やっぱり安倍晋三さんを総裁にしたいんだっていうところをもって、本当にただ1人、ラスト侍のように派閥を割って、1人で安倍さん応援して。
あれは後でね、安倍さんにも怒られて。そうだったんですか。あん時、町村派だったんですよ。そうですよね、町村さん。そう。町村さんがよりによって私に。私がそのちょっと前の総裁選挙の時に、町村派から誰も立候補できなくて、確かダミーで西村康稔さんを派閥から1回出して、無派閥で立候補させて、なんかその推薦人に名前を貸してくれって、町村さんから電話かかってきたというようなことがあって。
私はもう怒り心頭で、派閥のそういうのが終わった後に、やっぱりみんなでこうやって、私、政策勉強会のお世話をしてたので、だからその政策を積み上げて議論してきた。そうするとそれを代表する人、つまり派閥の会長が正々堂々と総裁選挙に出るのが筋じゃないかって言っちゃったんですよ。
その後、次の総裁選挙の1年も前に町村会長がニコニコ私を手招きして、「高市さんね、ああ言ってくれたからね、私、来年立候補することを決断しましたんで、よろしくね」って言われちゃって。来年って1年後ですよね。でももうそん時にはすでに私は安倍晋三さんとこに何度か通って、1回つらい思いされたけれども、もう1回チャレンジしてくださいって言って、もう説得に何度も行ってて。
ほんで、私は自分が言ったこととの整合性が取れなくなってしまって。町村会長が、派閥の会長が出るのに、それを裏切って他の人を応援する。同じ安倍派の安倍さん、町村派の安倍さんだけど、他の人応援するっていうのは、ちょっと総会で言っちゃったことと違うよなと思って。組織より自分の気持ちを優先。これ、だから平成のロミオとジュリエットですよね。いやいや、ちょっと恥ずかしくなってくる。グループよりもというね。
でもそれぐらい推していた安倍さんがですよ、2013年に首相公邸で、この統一教会の教団幹部と懇談していたっていう報道が出たじゃないですか。これすごく大きい話だと思ってまして、というのも安倍さんの一族、岸信介さんの代から、勝共連合の発起人で岸信介さんが入っていて、そこから地盤を継いで、安倍晋太郎さんも勝共連合のイベントに出ていた。
晋太郎さんがお亡くなりになったのが91年で、そして合同結婚式などで大きく報道されたのが翌年の92年なんですよ。それで80年代後半から話題になっていた霊感商法とも合わせて、90年代、00年代と統一教会は一気にバッシングを浴びて衰退するわけですよね。ところがこの2013年の首相公邸、教団幹部との懇談会の2年後に、2015年、安倍政権下、下村博文さんの文科相時代に名称の変更が行われるわけですよね。これはご存知ですよね。世界平和統一家庭連合です。
だからもう、なんだかわかんなくなっちゃったんですよね。そうですよね。だからこれって。勝共連合って名前は記憶があって。なるほど。最初に選挙出た時、1回目落っこっちゃったんですが、31歳の時か、最初に選挙出た時、確か勝共連合だという人と私は、ライバルね、戦った。戦ってんですよ。戦ったのを覚えてる。そうですよね。そこから。その後統一教会になって、また名前が変わった。
関連団体の取材も一度お受けになったことがあるっていう話がありましたよね、高市さんが。新聞ね。そう。あれ、新聞じゃない、雑誌か。雑誌ですかね。メディアに出て、それは統一教会だってわからなかったっていう話があったと思うんですけど、この統一教会だとわからなかったと。その後に自民党の議員さんが仰っていることにもやはり関わるのが改名問題ですよね。
この改名というのが、元々は文科省によってずっと90年代以降拒否されていた。申請はあったけれども内容は変わらないわけですから、それに対して改名して、また新規に信者を得ようというのはおかしいよねということで突っぱねていた文科省が、2015年、この安倍政権下において、突如として改名が認められたことによって、やはりわからない問題が。余計わからない問題になったんでしょうね。なりますよね。
となるとですよ。やはりこの2015年の名称変更に関しては、非常に大きいターニングポイントだと思うので、再発防止を謳うのであれば、ここの検証は徹底的に行い、誰がどのような意思決定を行って名称ロンダリングというふうな現象に至ってしまったのかということを国民にしっかりと発表することで、私はこの政治と宗教の問題に関して一定の信頼回復ができるんじゃないかと思うんですよね。いかがですか?
今、話を聞いて頭が整理できました。本当ですか?例えば私が雑誌の取材を受けた時には、細川隆一郎さんが、当時有名だった評論家の方から誘われてね、ちょっと雑誌の対談付き合ってくれって言われて。なるほど。でも割とそういう話、宗教の話じゃなくて、なんか国際情勢とか外交とか、そういう話だったような気がするし、細川さんも割と保守的な考え方を言ってて、それはわかんなかったですね。
あとこれが大きな問題になってから、私も閣僚やっていたので、予算委員会なんかで野党が配布する資料があるでしょ。それ見てびっくりしたんですよ。統一教会関係の団体及び店舗、書いてある一覧表。すごい数で、そん中にはマッサージ屋さんとかね、パーマ屋さん、美容室とか。多岐にわたるんですよね、フロント企業が。非常にそこで、全然知らずに入っちゃうように。難しいですよね。食べ物屋さんとかいっぱいあって、だからそれらのところと接点を持ったらイコール統一教会?こんなにあるんだと思って。もうそれ、奈良のコンピューター、パソコン全部検索して、一切入ってないよね、関わってないよねって確認したぐらい。
この統一教会のフロント団体でもある勝共連合との関わりもないですか?勝共連合だから、むしろ選挙戦った。その以前はね。敵でしたからね。その上で私がすごく気になったのが今、その統一教会についてあまりお調べになってないですか?すいません。だから勉強不足でしたね。私もなんかその雑誌名とかを言われて、そういうのあったっけって言って、ずっと過去まで遡って調べて、そうかそうか、対談やったら細川さんだったよねと。そうなんですね。
あの時、その時はわからないはわかるんですよ。わかんないです。ただ、これが大問題になってすでに数年経ちました。その上で安倍晋三さんの銃撃事件の原因ともなったこの統一教会について、とっても勉強家の高市さんが一切調べなかったっていうのが、非常に私はちょっと驚きなんですよね。
でも、党の方でもいろいろ資料配られたり、勉強もしましたし、検証もある程度しましたから、中田さんおっしゃるほどは詳しくないけれども。なるほど。こういうところが関係があるので気をつけるようにとか、もう全く違うなんとか勉強会っていうようなとこへ誘われても、よくよくこれからみんな気をつけていくようにとか、そういうことですね。
関係性の注意というか、関係を持たないようにという以上にですよ。二度と持たないようにというための善後策のレベルでしたね。それがちょっと意外で、私の中で高市さんって本当に経済安全保障とかエネルギー安全保障とか、徹底的にお調べになって、もう核融合炉ね。ありがとうございます。核融合とかものすごい流暢にお調べになる。二徹三徹してお勉強して、原稿書かれる。それだけの方が最も敬愛していた安倍さんの死に関わるこの統一教会について、一切ご自身でリサーチされようとしなかったっていうのは、何か原因があるんですか?
ないです。ないです。もういっぱいいっぱいでしたね。当時政調会長を務めていました。もう安倍さんが亡くなったこともショックでした。そうですよね。後で、その犯行に及んだ人が統一教会の信者の2世だったというようなことも、徐々に報道でわかるんですけれども、当時は政調会長の仕事であれば、もうそれに没頭しなきゃいけませんから。確かに。もういっぱいいっぱいでしたね。
なるほど。その上でですよ。この問題を決して二度と起こらせてはいけないじゃないですか。もうこの令和の時代に、政治家のトップの方がですよ、銃撃で命を失うっていう、そういう日本であっていいわけじゃない。それはいいわけない。私はそう思う。だとしたらですよ、これの原因究明と徹底した国民への説明っていうのは、私、高市さんにしかできないんじゃないかっていうぐらい思ってるんですよ。
でも、むしろね、今私のところももう殺害予告なんてしょっちゅうですよ。もうびっくりするぐらいありますよ。大体住んでるところに、封筒の後ろに住所や名前が書いてない。大方殺害予告ですし、去年の衆議院選挙の時もちょうど安倍晋三さんが撃たれた場所で、隣の選挙区でしたが、ちょっと候補者があんまり強くなかったんで、そこで街頭をしなきゃいけなかった時。
これは警察の、多分警察庁のサイバーパトロールで見つかったんですが、その場所で私を銃撃して殺すという予告が朝入ってたらしいんですが。なるほど。ただサイバーパトロールが気がついたのが夕方だって、そん頃にはもう私の演説は。いやいや、それはすごい件数ですから。終わっていたので、私はそんなビクビクもせず、普通に演説をして普通に機嫌よく帰ってきたんです。ただもう安倍さんの亡くなった方に手を合わせただけで帰ってきたんですが。
それはもうこの宗教の問題と関係なく、例えば今の社会に不満があるとかね、それからやっぱり特定の考え方を持った政治家に対して許せないとか、そういったことでもいろんな形のテロが起きる時代ですよ。わかります。
暴力やテロリズムは許されないと思いますし、そこに対するアプローチっていうのは必要だと思うんですけど、まずこの統一教会に関して再調査し、しっかりと国民に説明することが必要ですかという問いかけを番組で聞かれた時に、高市さんは再調査は必要ないという意見を表明されたことがあって、私の中で相当リサーチした上で、統一教会の問題をしっかりと吟味した上で再調査必要ないとおっしゃってると思ったものですから、その『原理講論』を知らない。教祖の名前はご存知ですか?
すいません。文鮮明っていう方で、文鮮明がお亡くなりになった後の現在のトップはご存知ですか?これ韓鶴子っていうんです。今。はい、まさに韓国でも。つる子って言っちゃだめなんですよね。そうですよね。この韓鶴子代表に対するメッセージ、「韓鶴子代表に敬愛の念を送ります」というメッセージを安倍晋三さんが送っていたというところが1個の契機になって、この事件が起こってるわけですから、この韓鶴子さんがどういう人。
でも何があっても人を殺すってのはいかんです。その通りですよ。何があっても人を殺すってのはいかんですよ。絶対にいけない。とても不幸な身の上だったと思いますよ。親がそういう信仰でお金を使っちゃって、自分も苦労して。そうですよ。それは不幸だったと思いますよ。でも世の中に本当に恵まれない、努力の機会にも恵まれない人、たくさんいますよ。どんな理由があったって人殺しちゃいかんです。
いけない。これを生んでしまったのが、つまりですよ。ただ。単純に新興宗教の二世問題ではなくて、いろんな宗教がありますよね。新興宗教の二世問題ではなくて、その宗教に政権がお墨付きを与えていたというところが、その犯人の犯行への理由だというじゃないですか。ここが私は政治と宗教というものの癒着の恐ろしさだと思ってるんですね。
この政治と宗教が癒着することによって、救い難い立ち位置に立たされる国民が現れる。それが許し難いテロに手を染めてしまうというものを、絶対二度と起こしちゃいけない。治安を守らなきゃいけない。だとしたらですよ、安全な国民の位置を守るっていう高市さんには、この問題にしっかりと切り込んでいただきたいというよりは、安倍晋三さんの死に関してまっすぐ向き合うことができるのは、安倍晋三さんに誰よりも向き合ってきた高市さんしかいないんじゃないか。私はそう思ってるんですよ。
とっても厳しいご指摘です。それでその改名をされた、文部科学省が改名をした、その原因、理由、誰が指示をしたか。確かあの頃大臣は。下村さんです。元大臣は否定をされてたように私は記憶してますけれども。自分は関与してないと。そういう指示を出してないっていうふうに記憶をしてますけれども。なるほど。だからもしかしたらそうじゃない、今おっしゃったようなことじゃないのかもしれませんね。
だけども、ただこの頻繁に名前を変えて、だんだん正体がわからなくなっていくとか、それからはっきり申し上げて、いろんな新しい宗教団体、新興と言われる宗教団体を敵に回すかもしれないけれども、随分高いもの売ってる宗教者という人、また宗教団体ってありますよね。統一教会以外で。そうですね。そういうところでいろんな問題は起きてると思います。
ただやはり消費者庁も中心になって、あの頃一生懸命対応を考えて、そういうことがあったらちゃんと相談してくださいということで、一定の対応は取られました。ただこれからやっぱり消費者保護という意味で、さらにこの規制を厳しくしていく、そういうことは考えられると思いますね。
ありがとうございます。では次のお話お聞きしたいんですけど、政治とカネの問題。これも2022年に噴出した問題で。そうでしたね。これはすごく大きい問題だと思うんですね。その上で今、旧安倍派の不記載問題、それに関して処分が終わり、選挙の審判も下ったというお話なんですけれども、根本の問題にあるのはこの政治資金規正法において、政治資金パーティーというものが行われてるというのが出た時に、それ自体が国民にウェルカム、受け入れられているのかというのの再検証が必要だと思うんですよ。
政治活動にお金が必要。これはもちろんわかるんですけれども、その上ですよ。このお金に関して3つの非公開の部分があるというふうに思ってまして、この1つは献金者の非公開。これがありますよね。政治資金規正法において、1年間において5万円以下の寄付、ないし1回の政治資金パーティーにおいて20万円以下の寄付、パーティー券の購入に関しては非公表でいい。このルール作りって妥当だとお考えですか?
ここで補足の解説です。政治資金規正法では、1年間で5万円以下の寄付や1回20万円以下の政治資金パーティー券購入については、寄付者・購入者の氏名を報告書に記載しなくてもよいと定められています。つまり匿名寄付や匿名購入が合法的に認められているのです。
この制度を悪用した典型例が、過去に発覚した西松建設事件です。西松はダミー政治団体を使い、企業資金を社員名義で分散して寄付、パーティー券購入をさせ、実質的な企業献金を隠蔽していました。記載された収入総額のうち約6500万円が虚偽処理であったと報じられています。このように法律上記載不要とされる制度の抜け穴を悪用すれば、匿名資金を政治に流し込む手法が可能です。透明性確保のためには匿名禁止、報告義務強化など抜本改革が不可欠と言えます。
これどんどん引き下げていく方向ですよね。もうご承知の通りだと思うんですけれども。いくつか問題があって、大変少額の場合、名前も住所も出ちゃうんです。そうですよね。実際にもう起きてしまった、起きつつあることなんですが、私のところなんかも少額で、例えば家族で行くからっていって、そこのお父さんが、じゃあ妻も連れて行くし、息子も大学生だから勉強させるんで連れていくしとかって。なるほど。3枚とか買ってくれたとしたら、それで超えちゃいますよね。公開対象になりますよね。
その場合に。ちょっと待ってください。3枚公開?1枚2万円とかいう計算にしていくと、公開の基準に入ってくると。3人でですか?下げるということになるとそうなりますね。下げると。5万円に下げると、5万円という話で議論してますけれども。結局、だから1人ずつ、もう1人ずつ1枚ずつ売って領収書を切るっていう方法にしないと、その家はお金がある家だと思って、結局住所も公開されますんで、詐欺の電話がかかってきたとか。なるほど。これまでもです。個人で寄付してくださった方とか、個人でパーティーの券を買ってくださった方。
わかります。献金者のプライバシーの問題ですよね。そうなの。私も。この話をやはり一番されるんですけれども、ポイントはトレードオフだと思ってまして。結構ね。献金者のプライバシー保護の問題が、他に問題が起きてないのであれば理由になってくると思うんですけども、西松建設事件ってご存知ですか?やっぱりこれ大きい事件ですよね。大きい事件。6500万円相当の企業献金をダミー団体と社員名義で分散してやっていた。これって。
でもそれ本当はだめなんですよ、絶対に。だから誰かが指示して、このパーティー券買いなさいとかね、それから名前を借りて誰かまとめてお金を出すってのはだめで、あれは行事に参加した対価ですから、だからそれは絶対だめなんですよ。それは法律違反の問題。公開基準。
これ私は全部、もう政治資金に関わるものは一切全部口座振り込みにすると。なるほど。それで後でチェック全部できますよね。これおかしいんじゃないかって全部チェックできるんで、もう口座取引に徹底するってことを今考えていて。確かに、それ素晴らしいですよね。もうあらゆる政治資金を。それだったらいいんです。
その公開も、その個人の場合で、ちょっと私のとこにも苦情が来たのは、それでなんかやたら急に変な詐欺みたいな電話かかってくるようになったとか、怪しい人が訪ねてきたとか。思うのがですよ。そういう事件に巻き込まれたら大変で。大変です。うちも3年間、3年以上ですが、一切パーティー開いてません。これからもう一生開かないということを秘書と申し合わせました。
個人でも?もう個人でも開かないし、自民党の支部としても開かない。それは素晴らしいですね。でも、だから個人の方からもう堂々と支部にご寄付をいただくと。なるほど。個人献金って形でご寄付いただくので、なんとかカツカツやってます。カツカツですけど。
でも高市さんレベルの方がカツカツでやれちゃうっていうことは、これ本当若手には発破になりますよね。だけどうちもね、秘書11人いて。11人いらっしゃるんですか。そのうち3人は公設秘書ですよ。つまり私設が8人。8人。いや、そんならです。すごい。みんな割と昔からいる人多いから、私と一緒に年を重ねていって、うち一応ベアもやってて、大体毎年ちょっとずつ昇給してるんですね。賃上げしてるんですね。
素晴らしい。だから今ね、社会保険料、もうとんでもない負担になってて、もう零細、小規模事業者としては。なるほど。人件費で死にそうになってんのと、秘書たちが広い選挙区回る、だから全部で16市町村のあるガソリン代。大変ですね。それから事務所の家賃、それからあらゆる機器のリース料、パソコンからコピーやらなんやら。いやあってなります。
このお金のかかる政治のあり方っていうものの根本を考えさせられてるのが、もう1つの非公開で、それが経費の部分ですよね。
ここで補足の解説です。国会議員の収入は2つあります。まず課税される報酬。月約130万円の議員報酬と年2回のボーナスを合わせると、年収はおよそ2000万円。さらにその上に非課税で自由に使える経費があります。調査研究広報滞在費は年間1200万円。領収書の提出は2025年から義務化されましたが、自動公開はなく、範囲も曖昧で罰則もありません。
立法事務費は議員1人当たり年間780万円。会派を通じて配られるため、配分は不透明で公開義務もありません。つまり課税収入約2000万円に加え、非課税で約2000万円。これは手取り換算でおよそ4000万円に相当し、合計すると議員1人当たり6000万円規模になります。それほどの巨額が扱われながら、透明化ルールが十分に整ってないことが国民の政治不信を強めていると言えます。
調査研究広報滞在費、旧文通費。要は旧文通費ですよね。年間で言うと1200万円ありまして、立法事務費が会派を通じて1人65万円分ずつ。あれ全部ね、自民党に吸い上げられるんで、1円ももらえません。ちょっと待って、これ問題発言ですよ。だって。本当ですか?だってあれは会派に支給されるんで、私たちが受け取れるお金じゃないんですよ。
ただあれは法律上は立法事務関係の業務に使うように、会派を通じて配られるって言ってるじゃないですか。いやいや。それ党が吸い上げてるんですか?会派に支給されるとなっているんです。だから多分、自民党本部の何か立法事務費になっているのではないでしょうか?ただそれは、その会派の所属してる人の人数計算で振り込まれてる以上、その会派の所属してる人たちの活動に充てられてるのかなって勝手に思ってたんですよ。
だからね、多くの皆様が国会議員はきっと贅沢な生活をしてるんだろうと思われるかと思います。でも、もうぶっちゃけて言いますけれども。ぶっちゃけてください。自民党の場合、結構引かれるのが多くて、毎月歳費を頂いても、そっから党本部に10万円とか、自民党奈良県連、地方組織にいくらとか、あと自民党秘書会費にいくらとか、どんどん引かれて。
いろんな議員連盟入ってますよね。例えば私だったらリニアを早く通すための議員連盟の会長してたり、あと鳥獣害対策、今熊出てますよね。出費がとにかく多いんですよね。ああいう、全部月会費を取られるんで、勉強熱心でたくさん入ってる人はガッサーっと引かれるんで、一番たくさん入ってるような先輩議員で、手取りが大体毎月20何万円。厳しい。
私の。量の多寡の問題ではなくて。大体30何万円。私もちょっと議員連盟整理して、今30何万円の手取りまでは戻しましたよ。だけれどもやっぱり、その中で自分の生活をし、そして人と食事をしたり、いろんなことに使いますよね。厳しいわけですよね。ただその。なおかつ文通費と言われますけれども、一発で消えますよ。だってもうすごい量の、例えば宅配便とか郵便物。一応、憲法上、全国民の代表でしょ。
この説明をいただけるとなるほどなって思えるんですけど、重要なのは要するに今、自民党の信任が落ちてるってことですよね。なぜかっていうことは。そうですね。そっちに話持っていくか、次は!足りないのに、足りないのに国民に伝わってないんですよ。不満ですよね。でも去年の総裁選挙の時に、本当に足りてないという話をしたら、猛バッシングを受けましたからね。
だから多くの方は、立法事務費でしたっけ、その一回も頂いたことはない立法事務費も、多分国会議員にもらえてると思ってるし。問題は足りてる、足りてないではなくて、その情報公開がされてないからじゃないですか?あと政党助成金ね。そうですね。国会議員1人頭4000万円。そんなもんもらったことないですよね。大体年間600万円とか。
政党助成金が1人頭、大体1人頭4000万円分ぐらいは皆様の税金で。政党助成金がですか?そうです。そういう計算なんですか?あれ、1国民当たり何百円で議席配分じゃなかったでしたっけ?なんか昔コーヒー1杯分って言ってましたよね?そうですよね。だからその議席配分なんですけど、議席配分で自民党が100億円ぐらいもらってるやつですよね。それも党に入るんで。それをどう使うかいうのがやはり党で。
そこなんですよ。口惜しいのは高市さん、つまりそこなんですよ。党に行ってるのに。口惜しいのは、要するに国民は贅沢してるって思ってるから、このギャップを埋めるには情報公開しかないわけじゃないですか。だから高市さんが先ほど言ってる、全部口座に入れようよと。そう。口座取引しろよと。これは絶対に高市総理になったらやっていただきたいですよね。
去年も私はそれを言ってたのは、党の幹事長室にそれらの金庫があって、幹事長が好きに使えるから、何々幹事長が10何億円。政策活動費ですよね?最後に。でもそれも原資はやっぱり私たちが一生懸命集めた4000円の党費のうちの1000円は党本部に行きますから、あと地方の支部とかに行きますけれども、そういう一生懸命党員の方が払ってくださったお金だったり、それから国民の皆様から賜ってる政党助成金だったり、それからさっきの調査費だったり、そういったものが党本部に入って、幹事長の采配で使えるってのがおかしいじゃないかっていうのを去年言ってて。
それだったらもう会計の専門家入れて、ちゃんと政調会ではこんだけ費用が必要と、広報本部でこんだけ費用が必要と、自民党本部の職員のお給料や社会保険料でこんだけ必要と、建物の維持費でこんだけ必要と、もうきちっと予算出して、きちっと透明化すると。それですよね。ほんで残ったやつは、別に国会議員はパーティーなんか開かなくて済むように。そうですよ。普通に活動できるお金として、公平に分担していきましょうということだったんです。そうしてほしい。
だってね、本当にそれやんないと、本当やばいですよ、今。みんな政治資金パーティー無理して開くでしょ。でもうちはもうめんどくさいというか、もういいやと思って、3年前に開くのやめて、これからもうずっと開かないということに決めたんです。
調査研究広報滞在費の公開というか、領収書提出義務が今年から始まったじゃないですか。これちょっと、ああと思うのが、それが自動公開じゃないっていうらしいじゃないですか。要するに情報公開請求をしないと出てこない。でもネットに全部リアルタイムで出して、AIとかでそれが妥当なのかチェックとかしたりしたら、ものすごい透明性が担保されると思うんですよ。
でもそれ別に党でやろうと思ったらできなくはないですよ。これやってほしいんですよね。党でやろうと思ったらできなくないですよね。高市総理になったらこれはもっと透明化しますよね?総理じゃなくて、それ総裁の仕事だと思いますから。なるほど。幹事長にこういうことができるかどうか考えてみてくれということはできますよね。党内のことですもんね。だとしたら野党の合意もいらないから、確実にできますよね。できますよね。ここはものすごく期待したとこなんですけど。
あと最後の3大非公開の1つなんですけど、それが税優遇の非公開なんですね。租税特別措置法。これが何を問題視されてるかっていう、そういうご意見とかって聞いたりします?これがどういうふうに問題だということになりますか?これがですね、どこの企業に任意で税優遇をしてるのか見えないということが、非常に政治資金パーティーの献金者の非公開と合わさるとですよ。
これ、うがった見方をすると、企業が政治資金を渡します。それの見返りに税優遇をわかりづらい形で租税特別措置法でいただく。これがあると完全な癒着なわけじゃないですか?それはそうです。これを可能なルールになっちゃってるってことですよね。
政治資金のパーティーっていうのは、基本その行事に出席する対価っていう位置付けですから、一番やっちゃいかんのは、例えばある国会議員に、例えば私に献金をして、何かお願い事をして制度が変わって、その企業が税の優遇を受けてるというようなことが一番いかんことで。ただ例えば国の公共事業を受けてるとか、そういう何かメリットを受けてる企業っていうのは、一覧できるサイトがあるんです。だから私たちは注意深く。
例えば。それ国民も見れるんですか?見れると思うんですけれども、だってうちの会計責任者が見て。租税特別措置法によって技術開発とかの優遇を受けている企業の名前が公表されてるっていうんですか?特に何か補助金ですとか、あらゆる優遇制度ですよね。
大体その租税特別措置法のメインの優遇が技術開発費と称したものと、賃上げ。賃上げですよね。あれの優遇ですよね。あれが言ったら全体の半分を占めている。その上でこの優遇を受けている企業の65%が、企業全体の比率でいう0.2%の大企業。つまりものすごく大きい企業が名前を公表されずに大きな税優遇を受けているという図式があるにもかかわらず、それがどこで、いくらぐらいの優遇なのかがわからないので、せっかく頂いてる戦略的な
そういった経済成長への施策っていうのが、効果が検証できないっていう話をよくされてるんですよ。でもそれと政治資金は関係ないと思いません? パーティーは。確かに関係ないと思いたいです。いや、それで例えば私たちが寄付を受けて、何か特定の企業に対してメリットのあるような国会質問をしただけでも、えらいことになりますからね。そうですよね。それ、逮捕されますから。
だから、気の毒だけれども、私に個人献金をした人から頼まれた要望は、うち受けません。全然一円も私にくれてない人の相談には乗ったりするんです。もちろん行政の公平性とか公正性を損なうような、そういう要望は一切お断りしてますし、大学の入試で何とかなんないかとか、国家公務員試験で最終選考まで残ってて何とかして。口利きですよね。あり得ないからって言って、実力でやるようなこと、あり得ないからって言うんだけれども、万が一それでうちに寄付してる、うっかり誰かスタッフが口利いちゃったって言ったら、逮捕もんですよ。そうですよね。
ものすごい気をつけてる。でもよう考えたら、私に1000円、うち年会費、一年1000円から寄付をお受けしてるんですが、1000円払ったのに聞いてくれなかった。1000円払わなかった人は相談に乗ってもらえたと。相談って大体、すごい困ってる方の行政相談の窓口を紹介するとか、その程度の、「こういう制度ありますから」って。その程度のことなんですが。
高市さん、これ、事実そういうことが行われてるか行われてないかっていうこと以上に、今私が何度も言ってるのが、自民党の信頼の問題じゃないですか? そうですね。だから最初から信頼回復の問題を、何で曇りガラスのものがあるのか。この曇りガラスをしっかり取っ払えば、高市さんは公明正大にやってらっしゃるっていうことを国民に伝えることができるわけですよね。この政治資金の献金者の非公開と、税優遇の非公開っていうものが国民の大きな不信感を招いている。だとすれば、この曇りガラスの問題というのは制度設計でもう少し透明化する。これがやはり両者の利益になるんじゃないかと思ったんですよ。
「そんな悪いことやってません」「悪いことやってないんじゃない? やってるんじゃないか」。これを曇りガラスが阻んでるんだとしたら、このルール作りっていうのは不備があると言わざるを得ないし、このルールを誰が作ったのかと言えば立法府の人だ。それは国会議員さんなんじゃないかと思うと、このルールを改善できるのは国民で唯一、国会議員さんだけ。そしてその最大与党であるところの自民党さんだけがこのルールを変えられるのであればですよ、次の総裁になる、そういうふうに宣言してらっしゃる高市さんにこそ、私は国民の信頼を得るために、ここにメスを入れていただければというふうに思ったんですね。
もっと早く、これメールしてくれればよかったのに。本当に遅ればせながら申し訳ありません。だって今年の通常国会で政治資金規正法改正したんですよね。そうですよね、あの問題を受けて。まだまだ再改正できますけどね。でも遅すぎることはないと思いますよ。まだまだ使えるのあるかもしれません。もう急がないとっていうお話をよくされてるじゃないですか。今こそやらないと。そうですね。
これは非常に大きな問題として、この献金者の非公開、税優遇の非公開によってどういう現状がもたらされたのかということで言うと、この2012年からのアベノミクス、いろんな成果があったと思うんですよ。ただ現状として大きなデメリット、現在、国民生活が非常に厳しいことになってるわけですよね。これを何とか改善しなければいけないという中で、各党が減税とか給付金とか、そういうことを言ってると思うんですけど、根本問題はどこなのか。非常に私の中で違和感があったのが、企業の内部留保は過去最大、株価も上がった。アベノミクスは一定の成果があったわけじゃないですか? しかしその反面、国民の生活は米が買えなくなってる。
これはすなわち、アベノミクスっていうのは元々レーガノミクスから来てますよね。言葉は。言葉ね。レーガノミクス。そして高市さん、サッチャーさん大好きですよね。はい。このレーガンとサッチャーというのはどういう政治家なのかという評価で言うと、80年代のアメリカとイギリスの、それぞれ典型的なトップですよね。はい。このレーガンとサッチャーというのはどういう政策をやったかというと、国の国際競争力を高めるために大胆な法人への優遇をした。けれども結果的に国際競争力は高まったけれども、格差は広がった、国民の生活は非常に厳しくなったという評価を受けてる政治家らしいんですよ。
本当ですか? だからね、当時のイギリスは本当に行き過ぎた労働組合国家で、ものすごい余分なコストで低い生産性。それは働いたら働いたほど得をするっていうか、少しこの労働意欲をしっかり持ってもらう、そういう制度に大改革した。すごい反対を押し切って大改革したのがサッチャーさんです。
今や、当時言われてるような新自由主義とかね、要は小さな政府で、経済のこととかに政府はあんまりタッチしないとか、そういう時代でもないし、それから、とにかく緊縮財政で、毎年毎年の均衡さえうまくいってればいいやと。収支均衡うまくいってればいいやと。単年プライマリーバランスじゃなくて10年ごとにしようよと、という時代じゃなくなってて、もう国が社会課題を解決するために官民挙げてどんどん積極的に投資する。だから今回私がやりたいのはサッチャリズムでもないし、レーガノミクスでもないし、アベノミクスの丸コピーでもないんですね。
要は、これから想定できるあらゆるリスク、もうすでに起きてるあらゆるリスクを解決するだけの技術を日本は持ってる。はい。例えば食料安全保障しかり、安全保障もそう、それから健康医療もそう。よくよく知っててくださってありがとう。これは未来の話じゃないですか。でも今の話なんです。まさにそうなんですけど。でも未来にも残せるし、もう世界トップレベルの技術をせっかく日本が持ってるのに、何でこんだけ製品化とサービス化が遅いんやと。悔しいですよね。
だからここに対して、ちょっと国が呼び水的な投資をしてもいいし、戦略を立てたら例の核融合みたいに、スタートアップにバーッと投資が、5億円ぐらいしかなかった投資が100億円? あれ、私が戦略を発表した直後ですよ。素晴らしいじゃないですか。だから国のお金じゃぶじゃぶ使わなくても、やっぱり官民で投資が集まる。でもそれは日本国内でも使えるけど、海外に輸出したらすごい金になるじゃないですか。儲かりますよと。儲かったお金で豊かな福祉と質の高い教育、絶対やりたいですよ。
これがポイントなのが、アベノミクス、レーガノミクスにおいて共通してるのが、要するに企業が先に儲けることでトリクルダウンが起きて、経済成長が国民の再配分にも自動的につながるという理屈が、実は成立しなかったというのが最終的な歴史の結論じゃないですか? 結局ね、先行き不安があるから企業は預貯金に回しちゃう。内部留保とは貸借対照表では反対側ですけど、現預金の方で置いておく。
それってすごく重大な問題だと思うのが、要するに2012年から我々は夢を見て信じてたわけじゃないですか。要するに経済成長し、みんなが元気になるには、株価を上げよう、企業がもっと輸出をできるようにしよう。その結果、10年後、米が食えない。この政策の10年間の反省を適切に行わなければ、そのアベノミクスの丸飲みではない、サナエノミクスの差が見えてこないんですよ。
アベノミクスも金融緩和はあれはあれで成功しましたよ、あの時に。だってまずデフレから脱却することが第一だったでしょ。だって来年もっと安くなると思ったらみんな物買わないし。来年、再来年もっと安くなると思ったら絶対物買わない。そうですよね。物買わなかったら企業儲からないし。デフレ困りますよ。企業儲かんなかったら給料上がんないし、また消費はダメになるし。デフレ最悪だからまずそこから脱却しようというのは第一弾でしたよね。
積極的な財政出動もちゃんとしていきましょう。これもうまくいきそうだったんだけれども、アベノミクスに入る前の、その前の方の政権あたりで、プライマリーバランスっていうのが決まってましたよね。一年に収支をバランスさせる。ここにちょっと阻まれちゃってできなかった。これは変えなきゃいけない。私は必要ないと思ってます。一年ごとじゃなくていいんですよ。10年ごとっておっしゃってましたよね。一年ごとでやってるような国、G7で他にありませんから。
だからやっぱり10年単位でバランスはして、そんなに財政が悪化するということじゃなく、ちゃんと必要なもの、今必要なものにお金はちゃんと使うと。でもそれでやっぱり消費が伸びていったら、企業も儲かるし、賃金も上がるし、設備投資もできるし、またいい製品も出てくるしと。今もう、どんなに頑張ってもコスト高だから。だからなかなか地方の中小企業、賃上げ促進税制使えないですよ。赤字の企業、あれ何の役にも立たないから。賃上げ促進税制ってかなり大企業に、やっぱり目線が行ってますもんね。結局赤字の企業は使えない。でも赤字の企業なんてなくしちゃえばいいっていう人もいるけど、そうじゃなくて、今本当に原料が高いから赤字だとかね。地方で人雇おうと思ったら。
高市さん、かつて企業の内部留保に対して課税するっていう意見でしたっけ? 現預金。現預金でしたっけ。あの話ってどうなったんでしたっけ? だから現預金に対して、これをちゃんと人件費に回さないということであれば、その場合は課税も含めて、これは選択肢からは落としてません。ただ今ちょっと先行き不安が非常に大きいから。それから、ちょっと賃上げブームって言うんですかね。賃上げしなきゃいい人取れないっていう形になってきてるので、徐々に賃上げに移ってきてますでしょ。
私の中で、高市さんの企業の現預金にも課税するぞっていうのは、非常に国家の仕事として適切だと思ったんですよ。ありがとうございます。でもやっぱり賃上げを要請するっていうのは、利潤追求を許されてる私企業に委ねてるってことになりますけども、富の再配分は国家の税設計による仕事だと捉えてると。本来そうなんです。そうですよね。だとすると高市さんのその発言って良かったはずなのに、それがうまくいってない、進んでいない。かつ高市さんはこの総裁選より前に、消費減税もおっしゃってたじゃないですか。
はい。もうあれはね、党の中でボコボコに潰されましたね。だから自民党の中、例えば私が消費減税って言ったじゃないですか、あれ。総裁にな……。最も効果的だと思ったんですよ。そうですよね。だって逆進性が高いですもん。食べ物、一番高かったし。そう。最新のCPI見ても、一番最近の見ても、燃料費とかよりも食料品なんです。そうですよ、生活できてないんだから。インフレになってるように見えてても、本当のインフレじゃないんですよ。コストプッシュだもん。
本当のインフレっていうのは、賃上げもありながら緩やかに、2%みたいにね、来年はもうちょっと物価上がるから今のうちに買っておこうっていう緩やかな好景気。それが一番いい姿なんですよ。そうじゃないんですよね。はい、違う、全然違う。だからやっぱり私は食料品が一番みんなが困ってるんで。これですよね。それと、所得減税とかそっちの方ばっかり言っちゃうと、お給料いただいてる人はいいけど、年金だけの方とか、本当に低所得の方には何のメリットもないんで。だから全員に公平にメリットがあるのは、食べるものの、まず消費税だと思ったんです。
そこって。それで一生懸命、党の税制調査会で、たった一回しか開いてもらえなかったんですが。厳しい。私たちが出られるのはね、税制調査会ってのはほとんどインナーと呼ばれる幹部が決めちゃうんで、だから自由に意見を言えるのはたった一日しか。少ない。でもトイレ行きたいのも我慢して、最後までずっといて、最初の方にもう手を挙げてもの言いましたけれども、最後どうまとめるかなと思って見てたら、何か引き取られちゃって、それっきり二度と開かれなかったんで。
高市さん、でも今回まさにチャンスじゃないですか? 総裁選において消費減税を、今まさに国民に問うチャンスですよね。だからできることを言うんだったらいいんですよ。でもこの臨時国会でできないこと、来年の国会でもできないことを今ぶち上げて。だって党内意見真っ二つなんですから。でも高市さんが長期目標で言ってらっしゃる、給付付きの税額控除、あれ別に党で反対出ないですよね。でもあれって長期設計で言ってるじゃないですか。三年かかる。消費減税ってもっとかかるんですか?
いや、消費減税は多分ね、一年、税改正さえ今年できれば、システム設計のやり直し。いや、一日でできるスマレジもあるんですよ。レジね、8%。レジの問題。じゃあ、自民党の中は大丈夫? だから自民党の中は意見真っ二つで、私は少数派でダメだったの。だから参議院選挙の公約からも落ちてて、二万円給付に変わってたんですよ。ってことは、消費税の減税を言うと議員票に響きますね。いや、なれないから言わないんじゃなくて、なったとしたら責任があるでしょ、総裁選挙で言ったことに対して。
でも、自民党内で割れてる、割れてないっていうのは、国民……。割れすぎ、割れすぎ、割れすぎ。消費税率はね、だから結局私が。諦めないでくださいよ。負けたんです。負けたんですよ。高市さんしかいないじゃないですか。諦めないでくださいよ。いや、負けたんですよ。負けないでくださいよ。いや、それで合意形成ができるまでに、レジのシステムを直すよりももっと時間かかるわいと思って。
だから今回はあえて、あらゆる選択肢は残すと。だから消費税率の引き下げについても何度も聞かれてるけど、選択肢の一つとしてはあるという言い方をしてますよね。もう諦めたとは言ってない。選択肢としては排除してないけれども。でも政治家さんっぽい言い回しですよね。いや、でも即効性があるものと、何年かかって必ずできるものと、それを分けて言わないと。でも夢を語ろうって言ってたじゃないか。申し訳ない、申し訳ない、申し訳ない。できないこと言ったって仕方ないから。
できないことなんですか? いや、できないって、それ。だって今、選択肢として外してないっていう意見と、できないことっていうのが今、整合性が取れなくなってるじゃないですか。だけどさ、すぐにできないんだもん。絶対来年には間に合わないし。消費減税って自民党の中で言っていて、積極財政だっておっしゃって。いや、だから積極財政、他のとこでやりますから。とにかくね、反対する人たちってのはすぐ財源論に行くんですよ。
だから絶対成長で、今だって税収上振れしてんですから。そうですよね。税金取られすぎてんですから。都合のいい時だけ税収上振れしているって言いますもんね。私たちは税金取られすぎてるんですから。今だって取れすぎてるんですから。そう。だから来年もっと成長の種をまく。再来年にはもっと税収増える。税率上げずとも税収増える。それで別に消費税だけで社会福祉の財源なんて全然賄えてませんから。一般財源入れてますし。じゃあ、いろいろ混ぜてるんだ。だって消費税だって結局一般財源になっちゃうから。確かにそうですよね。お金について色ついてないから。
どうせ足してるんだから、その足す分くらいは私が稼ぎ出してやると思って。それができない限り、今の消費税の食料品の分だけでも下げてくれっていうのに大反対してる人たちは結局財源論ですから。だから成長させなきゃいかんのです。ってことはですよ、これ、自民党の意見が真っ二つに割れてたら。どうせ今回の総裁選挙、残任任期なんですよ。だから今私がなれたとしても三年間はできなくて、石破総裁が辞めた残りの二年の。なるほど。残任任期しかないんで。
だからこの二年以内に何とか税収をもっと、税率を上げずとも増える状態まで持っていって、文句を言わせない状況を作れたら、次の総裁選挙でもう一回、私は消費税言えますよね。野心的ですね。言えますよね。でも今だったらもう真っ二つで、自民党総裁が党内に指示してできなかったら、それほどみっともない話はないですから。なるほど。でもこの二年しかないっていうのと、高市さんがおっしゃってるグランドプランって、二年で行けるもんなんですか? 二年で儲かる内容もいっぱい入ってるんで。すごい。
ポイントなのが、高市さんの日本を高い位置に置くっていう、国際競争力を上げるっていうビジョンというものと、喫緊の状態で今生活が厳しいっていう再分配の問題って、どちらが国民の関心があるかで言うと、やはり近いところですよね。近いところですよね。この近いところをどのように解決していくかのプランとして、国民が最も求めてたのって、やっぱり消費減税か社会保険料の引き下げであったのが、その参院選で明らかになったじゃないですか。でも今回その結果を受けても、あまり大胆な減税の話が出てこないのって、やっぱり実際厳しいからなんですか?
でもとりあえず、もうこの臨時国会でやっつけちゃおうと思ってんのは、臨時国会始まって、もしもその時私が内閣総理大臣であればですけれども、相当早めに臨時国会を招集して、すぐに補正予算をかけます。そこで何ができるかって言ったら、ガソリンと軽油のお値段、これは下げることができますよね。暫定税率のやつはね。暫定税率は臨時国会の間に税制を改正して、来年からになっちゃうんで、今残ってる基金が8000億円あるんで。
そのお金で、今10円でしょ、補助金が。だからそれを15円にして、次20円にして、徐々にやっていかないと、買い控えとか、いろいろガソリン使うのも大変っていうのがあるんで。それで年内で一定値段下がりますよ。なるほど。軽油とか下がると、やっぱりタクシーとかね、バスとか地方の軽トラとか、いろいろみんな助かるじゃないですか。それをもうこの臨時国会でやっちゃいます。その補正予算つけて。年内は補助金、もう来年から税率下がりますということで、暫定税率は廃止。
それから地方向けの交付金、私がずっと言ってるやつ。あれは地方自治体に行ったら好きに使われちゃうんで、推奨メニューをつけて。推奨って強制じゃないですか? いやいや、でも一応地方自治法もあるんで、国が交付金の使途をつけて無理やり押し付けることは許されていないんです。ってことは、この推奨メニューってどれぐらい効果あるんですか? でも結局推奨メニューって割と効果があって、だって去年、私が防犯カメラを増やしてくれと、例の闇バイトとかいろんな事件起こったんで、推奨メニューに入れてもらったら割とあっちこっち始まりました。
実績が。だから推奨メニューって割と良くて。じゃあ監視するんですね、地方交付金の使い道を。いやいや、監視じゃなくてお勧め。お勧め。その緊張感のある顔ですね。「お勧めよ」と。お勧め。怖いです。だから要は、赤字だから賃上げ税制使えませんよっていう中小企業の人に、地方自治体から補助金で、その賃上げ分を見ると。
じゃあガソリンもあるし、地方交付金もあるし、その上で中期的には先ほどの。だからそれがもう年内にできちゃうんで、補正予算さえ通れば。年内に賃上げできるじゃないですか。赤字だから税制使えないところに賃上げできるじゃないですか。だからそういうこともやるし、やりたいことっていうか、年内にできることって割とあるんですよ。
例えば今、病院とかね。なるほど。病院七割大赤字で、福祉施設なんてもう今、倒産相次いでる。そうなんですね。ほんならお父さんお母さんを福祉施設に入れてて、そこ倒産しちゃったらどうします? 大変。考えるだに大変なことですよね。だから診療報酬とか介護報酬って見直しの年限が決まってて、診療報酬はたまたま今年の年末なんですが、介護報酬に至っては二年後、2027年なんです。そこまで持たないので。なるほど。
だからこれも今年の臨時国会で補正予算を組んじゃって、まずはガソリンと同じように補助金で入れて、もう法改正しちゃって、報酬を引き上げますと。じゃあ近い問題もかなりケアしていただけるんですね。もう近い問題からやっていくと。この年末までにできることは全部やり切っちゃうと。その上で成長戦略ですね。さっき言ってたような成長戦略ですね。成長戦略のプランも、あそこワクワクしますよね。
もし総理大臣になれたら、もうその日のうちに各省に、私が言ってる危機管理投資について。早そう。全てのマスタープランを年内に作るようにと言って、来年それを反映しスタートするというのが、ちょっとスピード感持ってやんなきゃいけないし。確かに二年ですからね。そうですね。グッとスピード感上げて。
だからさっきの給付付き税額控除ってのは、もう絶対これ、生活保護よりちょっと上の方に一番効くんですね。だから全世帯の収入を平均100と考えたら、大体そうですね、全世帯の平均が100だから、こういう人もいるし、こういう人もいるんだけれども、100としたら、それの60を超えたら生活保護の対象外になるんです。ちょうどそのちょっと上の80ぐらい、平均の80ぐらいの人っていうのが一番しんどい。若い世帯も多いし、中所得、低所得って言われる方々になるんですね。
ここに割とメリットがないんで。だって社会保険料って累進性ないでしょ。確かに。おおかた定額とかで、だから給料が高いからたくさん払ってるっていうような形じゃなくて、割と中低所得者層にはきついですよね。要は逆進性があります。ここを何とかしたかったんで、所得税の引き下げをして、引き切れない分はちょっと給付しますよ。ちょうどいい塩梅にするのが、この給付付き税額控除なんで。じゃあ、かなりプラン揃ってますね。これはどうしてもやりたくて。
じゃあ、この近い問題の上で、長期で一番お得意のところというか、専門のところで言う安全保障。防衛費に関して国債を堂々と発行するっていうお話を、あの辺りってどういうビジョンで日本の安全保障を作っていかれるのかなって、そこをちょっとお伺いしたい。最後、もうお時間ないですけど。
だってもう国債ってね、建設国債っていうのは普通に道路とか橋とか、いろんなもの作る時、使えるじゃないですか。これは今も将来の人の命も守れるからってことで発行できて。前は海上保安庁のものだけは建設国債使えたんです、なぜか。そうなんですね。最近になって、海上自衛隊だけはなぜか建設国債使えると、海つながりで。わけわかんないでしょ。他の、じゃあ航空自衛隊はどうなるんだ、陸上自衛隊はどうなるんだ。
昔は安倍晋三さんも、この防衛費をもう少し増やさないと日本守れないって言った時に、国債だって言ってらして。その時に別に他に使えるお金はあったんですよ。そりゃ政府が持ってる様々な資産を運用したお金だってありますし。ですよね。あったんだけれども、そうじゃなくて、やっぱりこれは祖国を次の世代に残すための大切な取り組みだと。だから防衛費っていうのは消耗費じゃないと。祖国を残すためのお金だから国債でやるべきだとおっしゃって。
国債で防衛費をかけた時に、どういったジャンルにその予算を配分していくというか、どういうプランがあるんですか? 私は一番、研究開発に使いたいですけどもね。それからあとは無人機、ドローン。一番日本が遅れてる。遅れてる、そうなんですね。だってもうこないだからロシアとウクライナの戦争見ててもそうですけど、中国のドローンだってすごいですからね。もう群れですごい群れで相互攻撃。形も全然違いますもんね。ピンポイントでできる形で。
日本のドローンは、そりゃ被災地に軽いものを運ぶ、紙おむつとかトイレットペーパーを運ぶぐらいはできますよ。そうですね。5kg以上のものは積めない。最近ちょっと性能が良くなって90分ぐらい飛べる。そうすると離島とかね、そういうところで万が一何か起きても、90分でパチンってこうなっちゃったり。なるほど、ちょっと足りないですね。
能登半島地震の時も、すぐドローン飛ばせって私言ってたんですけれども、国交大臣が、マスコミの取材のヘリも、それから自衛隊機も飛ぶんで危ないんでって、しばらくドローンは飛行禁止だったんで、何日かは飛べなかったんですが。それでもあの時必要だった水とかね、真冬に必要な灯油とか、そんな重いものは運べない。だから日本のドローンの精度は上げたいし。こういったところは大事。
それから衛星を守る。衛星を守るのと海底ケーブルを守る。なるほど。これやんないと、私たちは情報通信って海底ケーブルですよね。海底ケーブルの切断ってやられてますよね。あれ、丸見えなんですもん。沖縄の透き通った海なんて上から丸見え。そうか。しかも陸揚げしてるところ、砂で隠してある、その砂が波で洗われてむき出し。いつだって懸念国は、国の名前言わないけど、それを切断することができる。
なるほど。防衛省に、これじゃあ防衛できないじゃないかって言ったら、海底ケーブルが悪意を持って切断された場合には衛星通信でカバーできますからって言うんですけど、でももういざ戦争っていうような事態を相手が考えてる場合は、向こうも海底ケーブルも衛星も両方一緒に破壊しますよね。全く情報通信ができなくなって、日本の自衛隊は動けなくなる。なるほど。
そもそもケーブルって海図で、どこに敷いてあるかってのが公開されてて、それは善意で、やっぱり船が接触して事故になんないようにとか、そういうことだったんですが、それを悪用する国が出てきたら、日本、大変なことになるんで、海底ケーブルと衛星の同時防御、こういったことを私が新たに取り組みたいと。それ存じ上げなかったです。そういう課題があるんですね。そうです。ものすごく必要。
だけど防衛産業って、これはこれでちゃんとそこが儲かれば税金払ってくれるし。なるほど。それから防衛装備品の開発って、すごく私たちの生活に身近なものにスピンアウトされてるでしょ。だって電子レンジだって、マイクロウェーブは元々防衛技術だったし。そうなんですね。古くはナポレオンの遠征に、缶詰もあれは長持ちする食べ物で、軍事技術と言えば軍事技術。あとお掃除ロボット、あれは地雷除去装置を作ってる会社が開発しましたから、軍事技術。転用してるんですね。そうなんですよ。
だから今、日本の自衛隊が使ってるF-2戦闘機、あそこから生まれたのは、例えば骨折した時のチタンボルトだったり、あとはETCと、車載用の衝突防止装置、それから物流タグ。だから割と軍事費にお金使う、国防費にお金使う、特に私、研究開発って言ってんのは、あれは別にその装備品ができるまでにいろんな分野でお金になる。私たちの生活に役に立つものが生まれるから、そっちはそっちでお金にしていく。装備は装備でしっかりと強くしていく。これは大事だと思ってますね。
しっかり日本のお財布事情もしっかり考えた上で。お財布事情を考えてますと。儲けまっせと。儲かるネタは全部逃さない。そうしないとやっぱりね、子育てとか福祉とかね、大変ですって。確かに。
私もやっぱり歳重ねてきて、親二人、看病して介護して見送って、ややこしい相続手続きして。一番ショックだったのは、うちの父親、通帳が山ほど出てきたんで、もしやと思って見たら全部残高が千何百円。だから合計一万いくらにしかなんなくて。大変だ。税理士さんとか弁護士さんとか全部呼んで、恐る恐るみんなで金庫開けたら、絶対ダメな会社の株。日経電子、ずっとチェックしてると、また昨日も下がった、また今日も下がってる。個別株を。ああ、みたいな。厳しめの個別株買ってたんですね。
割と地元愛で、地元企業の応援をしようってことで、もう無配になってるような会社のものも含めて、どうしようもないものしか残ってなかったんですが。しかしそういう苦労もし、そして今もちょっと家族の介護、ワンオペでやったりしてるんで、だんだん年重ねてくるとそれなりにまた新たな課題が見えてくるんで、それを全部政策に落とし込んでいってるのが、私のちょっといいところで。その目線大事ですもんね。いやいや、自画自賛じゃないですか?
実際にやっぱり親の介護してみて、最初は他人を家に入れたくないとか、やっぱり若い人に裸見られたり、おむつ替えてもらうのが嫌だっていうんで、一切の介護サービスを拒否してたんで、私と弟が毎日行ったり来たり、行ったり来たりしながらやってたんです。そのうちようやく親も、このままじゃあ、私ももう仕事辞めようと、その時、国会議員辞めようと思い詰めてた時期だったんで、親もようやく少し年配の人が介護に来てくれるんだったらってことで受け入れてくれて。割とそうなんですよ。近い年の人が介護してくれる方が恥ずかしさがないっていうんですかね。それ気づかなかったですね。
でもその時に家事支援サービスもあるでしょ。それも甘えてお願いしたんです。ゴミ出しがついてないんですよね。そうか。うちの実家がある自治体は、めちゃくちゃ分別が。厳しいんですね。月火水木、毎日ゴミ出すんかいっていうぐらい分別が厳しいんで。奈良に毎朝いるの無理じゃないですか? そうですよね、忙しい。だから夜、最終で帰って、親のこととか全部やって、次の始発で東京行って仕事してって、ずっと。それ、弟と入れ替わり入れ替わりでやってたんで。
それで考えたのは、親が死んだ後に気がついたのは、私の実家がある両隣の自治体は、そんなんじゃなくて、高齢者だけのお家とか、それから障害者をお持ちのお家に関しては、玄関口に分別せずにボンと置いといたら、週に一回取りに来てくれるっていうサービスをやってたんです。助かりますね。それさえあれば、土日にまとめて月曜日置いときゃよかっただけで。
でもあの頃は、近所の向かいのおじさんに「これ月曜日のゴミ預かって」、隣の人に「これ火曜日の預かって」って、ご近所さんに曜日ごとにゴミを預けて、日曜日の夜に「すいません」って言いながら上京してたりしてたんですが。自治体によって何でこんなに差があるんだと思って、親が死んだ後に全国の状況を調査したら、20%の自治体はそういうサービスをしてる。残りはお金がないからできないってことがわかって。
それでちょうど総務大臣だったんで、ゴミ出し支援特別交付税制度っていうのを作ったんです。そしたら、ゴミ出しが困難なご家庭のゴミを一括で取りに来てくれるっていうサービスが、あちこちの市町村で始まったんで、割と無駄にはならない。すごい話ですね。こけても無駄にはしない。しっかりそこからルール作りをしていく。そこからやっぱり法律作るとかね。この目線ですね。そういうのは政治家として嬉しいことですね。
じゃあ、本当に総裁選もラストスパートですけども、この総裁になった暁に、本当にもっと元気な、強く豊かな日本にしていただけることを期待して。ありがとうございます。ありがとうございます。お体に気をつけて頑張っていただきたいと思います。今日は初めてでしたけども、いかがでしたでしょうか?
最初の話がきつい、きつい、きつい。ちょっと私の勉強不足もありましたが、ここまで複雑な話だとは理解はしておらず。すいません、きつい話から入ってしまって。いやいや。でもいくつか勉強になりましたんで、ありがとうございました。私の方もたくさん勉強させていただきました。今日は本当にありがとうございました。ありがとうございました。というわけで、本日のゲストは総裁選候補、高市早苗さんでした。ありがとうございました。ありがとうございました。ありがとうございました。
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