森脇梨々夏、ウエストランド井口に毒舌を学ぶ——「40毒舌40褒め」チャレンジが1時間半かかった理由

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概要

「佐久間宣行のNOBROCK TV」に森脇梨々夏が登場した。以前の毒舌企画でうまくいかなかった森脇が、ウエストランド井口浩之を「先生」に迎えて再挑戦する回である。偽番組の収録という形で、片方が毒を吐き、もう片方がフォローする。20回ずつで役割を交代する短い企画のはずだった。ところが森脇の番になると毒舌がまったく出てこず、収録は1時間半に延びた。

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冒頭:スマブラ論と、前回の挫折

本題の前に、佐久間は前回のDRAW♡ME企画で気に入った森脇の持論を振り返った。男女でゲームをすると、勝ち負けのドキドキで好きになってしまう。だから恋人や好きな相手以外とはやってはいけない、というものだ。中でも一番危険なのはスマブラで、森脇は「知らない男とやってはいけない」と改めて断言した。

続いて話題は前回の毒舌企画に移る。森脇はそのとき「ボロボロ」だった。芸能の仕事は楽しく、落ち込んでも長引かせたことはなかったが、あのときは1週間ほど落ち込んだという。森脇はその理由を、できなさすぎて「いつまで成長せえへんのや」と自分に腹が立ったからだと説明した。佐久間は、いきなり難しい毒舌に挑んだのが無理だったのではないかと分析し、今回は毒舌の先生として井口を呼んだ。

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ルール説明と事前練習

企画の舞台は偽番組である。2人は事前に毒舌役と褒め役を決めておき、片方が毒を吐いたら、もう片方がフォローする。前半20カウントが済んだら役割を入れ替えるので、森脇も最終的には毒舌役を担当しなければならない。

森脇は褒めには「めっちゃ自信あります」と答え、まず井口の毒舌を見てから挑みたいと希望した。井口は、毒舌という言葉にとらわれず、思っていることを言えばいいと助言する。練習として「今日腹が立ったこと」を聞かれた森脇は、「雨が降ってましたね」「寒かった」と答えた。井口はこれを、湿気が強いことなど他の話題にも広げていけばいいと受け止めた。佐久間は、普段がハードモードな人ほど意外とできる場合もあると期待を込めた。

ターゲットは、Netflixの恋愛リアリティ番組『オフラインラブ』に出演したモデルのKANAKAである。佐久間は登場前から、恋愛リアリティ出身の人にバラエティへの耐性があるのかを気にしていた。

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井口の毒舌パート:渋谷、恋愛リアリティ、トレンド

雑談の冒頭、KANAKAは仕事で南フランスに行ったと話した。Netflixの番組の舞台が南フランスで、カンヌ国際映画祭のドラマ版のような場に出たという。森脇も高校生のころ恋愛リアリティ番組『恋する週末ホームステイ』に出ていたと明かし、そのおかげで青春を送れたと振り返った。

井口はまず渋谷を攻撃した。寒いし人が多いし、いまだに工事をしていてかえって分かりにくくなっている、と言う。森脇は、工事はこれから綺麗になるためのもので楽しみだし、人が多いのは毎日お祭りのようでいい、と褒め返した。

本格的な毒舌は恋愛リアリティ番組に向かった。井口の言い分は、まず番組が多すぎる、何シーズンも延々と続いている、というものだ。さらに、恋愛のために集まったはずなのに、気づいたら『サンジャポ』のひな壇に座っている、とも言う。森脇が「芸能の入り口みたいなもの」とフォローすると、井口はそれならオーディション番組だろうと返した。

KANAKAは「私は本気で恋しました」と反論した。実際に付き合って同棲もしていたし、恋愛リアリティで恋人ができなければ上京していなかった、と話す。井口はこれを「あくまで個人の意見」と前置きしたうえで、バチェラー形式のように裕福な男性1人に女性が群がる番組には触れた。そこに出た女性は信用できない、という主張だ。

森脇は井口に好みのタイプを尋ねた。返ってきたのは、頑張っている人や自分にないものを持っている人、という答えだった。これを受けて森脇は「それと一緒で、その人はお金が好きだっただけ」とフォローし、周囲から「全然フォローになってない」と突っ込まれた。井口は恋愛リアリティの番組で過去の恋人について語る企画にも触れ、「下品」だと言った。そうした仕事だけは断っている、元恋人に悪いと思わないのか、という。KANAKAは、視聴者が求めているからだと答えた。

その後も井口は、その年に流行したものを次々に斬った。

  • マーラータン:辛いものを食べられる人はなぜ偉そうなのか。
  • グミ:ずっと流行っているのに、ブームに乗って最先端を気取り、SNSに載せた末にサンジャポへ行く。
  • 平成レトロ:井口が調べたところ、この言葉が生まれたのは平成28年ごろで、まだ平成の最中だった。それに昔のファッションを持ち上げる前に、一度「ダサい」と言った人に謝るべきだ。
  • モテコーデ:「好きなものを着ているだけ」と言うくせにモテたいのか。結局は金持ちのバチェラーにモテてサンジャポに座りたいのだ。
  • ショートドラマ:短くてすぐ見られると言うが、全48話は多すぎる。それなら1時間3本にしてくれ。

この流れで、どの話題もサンジャポに着地するのが定番になっていく。森脇は「ショートドラマこそサンジャポへの道」と自分から振り、佐久間に井口のアシスタントのようになっていると言われた。

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森脇の毒舌パート①:AIへの反発と、実際の使い方

20カウントに達し、森脇の毒舌パートが始まった。井口が「AIはすごい、台本も作れる、『ウエストランド井口』と入れれば言いそうなことを書いてくれる」と振ると、森脇は「AIに頼ったら脳みそが腐る」と返した。敬語を綺麗な文章に直してもらっていると敬語が分からなくなる、AIは私たちの脳を壊すためのものだ、というのが森脇の言い分である。

井口は、人件費が削減されて物が安く手に入るようになるといった利点を挙げた。森脇が「乗っ取られる」と言えば、井口は「乗っ取られるのが怖いだけ」と切り返す。森脇が、2人でこうして話すことはAIにはできないと主張すると、井口は今は「チャッピー」(ChatGPT)がすごいし、AIと恋愛したり結婚したりする人もいると反論した。

ところが話を聞いていくと、森脇もAIを使っていることが分かった。脳が腐らない程度に、と断ったうえで挙げた例は「家に豚肉とアスパラガスがあるけど何を作れるか」という質問だった。井口に「まさにAIじゃん」と突っ込まれ、KANAKAからは料理だけではもったいない、もっといろいろ使ったほうがいいと逆に勧められた。

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森脇の毒舌パート②:シール嫌いと、止まった進行

次は井口がシール交換の流行を褒めた。森脇は「シールは嫌い」と言う。ベタベタするし、交換しているうちに粘着力がなくなる。レアなシールに限ってカバンの中に落ちてしまうのがストレスだ、というのが理由だった。しかし井口から「集めたい、欲しいってことね」とまとめられてしまう。

井口は和田アキ子に扮して「うちのシール交換してくれへんのか」と迫った。森脇は「シール私嫌いなんですよね」と断る。井口のアキ子が所属事務所を尋ね、「出たないんか、サンジャポ」と畳みかけると、森脇は「出たいです」と答えてしまった。

ここで佐久間が進行を止めた。カウントは22で、井口の20回からほとんど進んでいない。森脇の毒舌はすべて井口のフォローで打ち消されているから、もっと強めに言わないと意味が分からなくなる、と指摘した。「手がベタベタする」は1本と認められた。井口は、浮気のような「絶対にダメなもの」から言えばいいと助言した。

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森脇の毒舌パート③:不倫、アンチコメント、タバコの番号

助言を受けた森脇は、最近のスキャンダルを取り上げ、「不倫とか浮気とか本当最悪」と言った。井口はフォローとして、それは当人同士のことで、関係のない外野が騒いで追い込み、仕事をなくさせるのは野次馬でゴシップ好きなだけだと返す。森脇は「自分がされたら嫌」と粘ったが、「人は人」という結論になった。

続いて森脇はアンチコメントを挙げた。2人で対談するYouTubeに出て「森脇つまんない、喋んな」と書かれたら、それはアンチコメントではないか、という例だ。井口の返しは「そうだったんじゃない?もしかしたら」というものだった。アンチだと決めつけてすべて遠ざけていると自分の世界だけの人間になってしまうし、サンジャポに出たらもっと来る、とも続けた。

対処法を聞かれた井口は、自身のM-1優勝時の経験を語った。優勝したのに「こんなの優勝じゃない」「さや香のほうが良かった」「何も面白くない」と書かれたという。井口に言わせれば、顔も名前も出していない人たちは、後になって「ウエストランド最近面白いな」と変わる。いちいち嫌がると相手を喜ばせ、調子に乗らせるだけだ、という。この話を聞いた森脇は、ついに「アンチコメント好き」と言ってしまった。

最後に森脇が挙げたのは、コンビニでタバコを買うときの客の話だった。番号ではなく「セッター」「マルボロ」と銘柄名で言う客が嫌だという。森脇は初心者マークをつけて働いていた経験があるらしい。これに井口は、本来店員は覚えるべきもので、番号で言ってくれる客は優しいのだと返した。その優しさに甘えて当然と思うのは良くない、という理屈である。森脇は「タバコは数字で言わなあかん」と抵抗したが、押し切られた。

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役割交代:森脇が褒め、井口がけなす

ここで役割が入れ替わり、森脇が褒め、井口がけなす側になった。森脇はまず、自分の「多幸感メイク」を紹介した。初対面で顔を見たときに明るい人だと思ってもらえるメイクだという。井口は、最初の印象をメイクで決めず、言葉遣いや中身で判断したいと返した。

森脇は、さっきまでの立場を裏返すように「不倫は誰がしようと関係ない」と言った。井口は、社会的影響力のある人や広告に出ている人ならイメージもある、人を傷つけるのは良くないと否定する。森脇が冗談で「(不倫したことが)ある」と答える場面もあり、場は不倫推奨の流れを心配した。アンチコメントについても、森脇が「送っていい」と言うと井口は否定した。顔と名前を出したら言えなくなるはずだし、子どもの可愛い動画に「親は安全を考えていないのか」と書く人もいる、というのが井口の理由である。

森脇が「ゴキブリも好き」「ごきぶりホイホイはかわいそう」「ここだけの話、一緒に住んでる」と言い出すと、井口は「それならゴキブリ好きと公言すれば仕事が来る」と応じた。

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芸人の名前を挙げて褒める森脇と、ことごとく否定する井口

井口に促され、森脇は好きな有名人を挙げていった。石原さとみが大好きだと言えば、井口は大物すぎて話が合わない、森脇のほうがいいと返す。森脇が「うん」と受けてしまい、「うんじゃないんだよ」と突っ込まれた。

芸人の名前が出始めると、井口の否定は一段と強まった。

  • 東京ホテイソンのたける:森脇は「結婚したい」と言う。井口は、痩せすぎで、走るだけだし、ツッコミもずれていると返した。
  • さらば青春の光:井口は「YouTubeでバカを集めてやってる商売」と言い、自分がどのYouTubeに出てもコメント欄に「さらばのおかげ」と書かれると不満を述べた。
  • トンツカタンの森本、お抹茶:お抹茶のR-1準優勝が話題になると、井口は持論を述べた。R-1の決勝に行っても何も変わらないのは統計として明らかで、ルシファー吉岡が8回決勝に行ってやっと出られる番組がある程度だ、という。
  • ダブルインパクト:森脇は大会が好きだと言ったが、優勝者を思い出せず、さらば青春の光やラランドニシダの名前を挙げて混乱した。
  • 爆笑問題:森脇が一番好きだと言うと、井口は事務所の先輩だと前置きしたうえで、田中さんは巨人と歌と猫しか愛していないと言った。

芸人以外で一番好きなのは佐久間だ、と森脇は語った。NOBROCK TVがなければ今は芸能界におらず、保育士をしていたという。井口はこれも攻撃した。NOBROCK TVは元々トルコアイスやマジシャンが髭から大きなコインを出す企画をやっていたのに、最近は女の子が出る企画ばかりで女性アイドルチャンネルに乗っ取られた、と嘆いてみせた。

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種明かし:15分の予定が1時間半に

収録の後、ターゲットだったKANAKAに企画の中身が明かされた。20回けなして20回フォローし、役割を入れ替えるだけの短い収録の予定だったという。井口のパートは15分で終わったが、森脇が何も出てこず、そこから1時間かかった。KANAKAは、ずっと「何を言っているんだろう」と思っていたと話した。

森脇は、不倫を悪く言うと井口に潰され、さらにKANAKAからも二重に言われたと振り返った。不倫をしたことがあると言った件は「してないです」と否定した。

井口は、自分が言ったことは本当に思っていることだと説明した。毒舌がすらすら出たのはそのためで、恋愛リアリティについても本当にアンチだという。森脇の毒舌が出てこなかったのは、本当に思っている悪口がなさすぎたから、という見立てである。KANAKAが「恋愛リアリティの出演者はそういう人ばかりではない」と反論しかけると、井口は1時間半やったのにまた始めるのかとかわし、企画はそこで締めくくられた。