「一生もの」と売られてきたダウンジャケットは家庭で手入れできるのか ― MBが紹介するcado×EFNALのセルフクリーニングキット
MBチャンネルファッションバイヤー・発信者のMBは、この動画でダウンジャケットの手入れを取り上げている。中心にある問いは、「一生もの」「10年選手」と言われて売られてきたダウンジャケットを、実際に長く着続ける方法があるのかということだ。MBの立場ははっきりしている。これまでのダウンは汚れ落としと嵩(ボリューム)の維持を両立する手入れ方法がなく、「一生もの」とは言えなかった。しかし、衣類ケア用品のEFNAL(イフナル)と家電ブランドcado(カドー)が共同開発したセルフクリーニングキットによって、ようやくその問題が解決したと考えている。
冒頭の寸劇:5〜6年前に買ったダウンがしぼんでいる
動画は短い寸劇から始まる。冬が近づき、5〜6年前に奮発して買ったモンクレールのダウンジャケットを出してみる。買ったときは「これを買えば一生もの」と言われ、大事に着てきた。ところが、以前ほどのボリュームがなく、汚れも目立つ。ダウンを洗える店を検索すると対応している業者はあるが、料金はかなり高く、洗えばある程度きれいになっても嵩が減ってしまう。家で手入れができて、嵩も元に戻る方法はないのか、という悩みが提示される。
この寸劇は、後半でMBが展開する業界批判をそのまま先取りしている。高価なダウンを長く着るつもりで買っても、汚れと嵩の減少という2つの問題に手立てがない、という構図である。
紹介の立場:自社商品ではなく、どこで買ってもよい
MBは最初に、紹介する商品が自社のものではないと説明する。開発したのは、衣類の洗浄スプレーや除菌・消臭スプレーを展開するEFNALと、cadoの共同開発チームで、MBの話では10月15日に発売される。EFNALのスプレーはMBのオンラインショップでも扱っている。
MBは自社サイトでもこのキットを買えるようにしたが、自分のところで買う必要はないと何度も繰り返す。全国のセレクトショップでも取り扱われ、ビームスやバーニーズなどでも扱うと思われ、EFNALの公式ルートもあるかもしれないので、同じ価格で好きな場所から買えばよいという。自社サイトに載せたのは、紹介するにあたってリンク先があった方が視聴者に分かりやすいからにすぎない。cadoからもEFNALからも報酬は受け取っておらず、この動画で利益を上げるつもりもないと強調している。紹介の理由は、話を聞いてあまりに画期的だと感じたからだと述べる。
「一生もの」と言いながら手入れの方法を示さない売り方
MBは以前から、ダウンジャケットの売り方は「ギリギリ違法なんじゃないか」と思っていると話す。多くの店が「一生もの」「10年使える」「1着買えばずっと着られる」と勧める一方で、手入れの方法をまったく案内していないからだ。これはダウンを販売するすべてのブランドが聞くべき話だという。
MBによれば、ダウンジャケットは大手が大量に売っている商品である。ダウンを詰める機械や製造できる工場には限りがあり、特に国産ダウンの生産背景は大手に押さえられていて、小規模ブランドは新規参入が難しい。小規模ブランドなら細かな手入れの話までたどり着くかもしれないが、ハイブランドや大規模ブランドでは「売って売りっぱなし」のケースが多いのではないかとMBは見ている。
なぜダウンのクリーニングは難しいのか
「ダウンのクリーニング専門店がある」という反論を想定して、MBは失敗例がかなり多いと説明する。クリーニングに出せば全部きれいになって戻ってくると思われがちだが、実際には成功例も失敗例もある。MBの見立てでは、ダウンのクリーニングはまだ方式が確立していない。手作業で丁寧に汚れを落とせばできるかもしれないが、機械を使って量産体制で処理するのは難しい。
その結果起きるのが、汚れは落ちたが嵩が減るという事態だ。MBは、ダウンジャケットの印象で最も重要なのは嵩だと考えている。ボリュームがあるから格好よく見えるのであって、ぺちゃんこになったダウンは古着のように、長年着込んでだらしなくなった印象になる。ジャケットやリネンのパンツを洗う場合と比べて、ダウンは失敗例が非常に多いとMBは言う。そもそもダウンのクリーニングを断る店も多く、引き受ける店は料金が高いところが圧倒的に多い。
つまり「一生使える」と言いながら、具体的にどう手入れすればいいのかという問いに明確な答えがない。この店に出せば確実にきれいになり、費用はこのくらいで収まる、と言える選択肢もない。MBはこの点をブランド側がどれだけ認識して売っているのかが問題だと指摘する。
イタリアの工房で言われた「なぜ日本人はダウンばかり着るのか」
この問題を考えるきっかけとして、MBはイタリアでムートンを作ったときの経験を語る。商社を通さず現地の工房と直接やり取りした際、職人たちから「なぜ日本人はダウンばかり着るのか」「ムートンを着ればいいじゃないか」と言われたという。ダウンが悪いわけではないが、ダウンしか着ないのは変だ、というのが彼らの意見だった。ムートンは革なので洗わなくても味が出続け、一生使えるものとしてはっきりしている。それに対して、ダウンは一生は使えないよね、と言われ、MBはその通りだと感じたという。
ただし、日本でムートンが選ばれにくいのには価格の事情があるとMBは説明する。イタリアの質の高いムートンは現地で作られているので、現地では日本より手頃に買える。それでも20万円ほどはする。これを日本に持ってくると、革の関税が高く、輸送や代理店を挟むため、ちゃんとしたムートンは50万円ほどになる。そのため日本では中国製ムートンやフェイクムートンに頼らざるを得ず、「ムートンはそれほど機能的ではない、重いし蒸れる」という印象を持つ人が多いという。
イタリアでは冬のヘビーアウターにコート、ダウン、ムートンといった選択肢があり、選べる幅が広いのでおしゃれがしやすい。一方の日本には昔からダウン信仰のようなものがあり、「プレミアムダウンを一生に一度買いましょう」という流れが代理店の力で広まった。ムートンは高価なので候補から外れ、コートは寒いときもあるので、機能的にはダウンが一番だということになる。その結果、一生ものではないのに一生ものとして売られ、しかも手入れの方法は示されていない。MBはこれを「業界の闇」と表現している。
EFNALのスプレーとcadoの布団乾燥機
この状況に疑問を持ち、働きかけてきたのがEFNALだとMBは紹介する。2〜3年前にEFNALが作ったのが、ダウンジャケットを家で洗浄・除菌できるスプレーだ。MBの説明では、ダウンを放っておくと皮脂などが付いて変色の原因になる。しかし洗うには費用が非常にかかり、失敗することも多い。そこで家で汚れを落とせるスプレーが開発された。
MBはこれだけでもかなりの発明だと評価する。ただし、スプレーは布に含ませて拭き取り、汚れを落とすだけなので、嵩が減る問題には対応できていなかった。ダウンの嵩は着ているうちに少しずつ減り、畳んで保管すればなおさら減る。普通に置いておくだけでも減りやすく、クリーニングに出せば大きく減る。MBは、嵩の減ったモンクレールが格好いいかと言えばそうではないと述べ、家でできて費用もそれほどかからない手入れが求められていたと説明する。
もう一方の構成品がcadoの布団乾燥機だ。MBはこの乾燥機を以前から使っていて、YouTubeでも勧めたことがあるという。キットに含まれるのは、そのまま普通の布団乾燥機である。布団にノズルを差し込んでボタンを押すだけで、ダニ除去と乾燥ができ、湿気も取れる。
MBが特に評価するのは、都市の住環境に合っている点だ。ダニを除去するには天日干しが基本だが、東京で一人暮らしをしている人に布団を干す場所はあるのか、とMBは問いかける。広い家に住む家族ならともかく、都市部に住む人の多くはマンション暮らしで、庭もなく、外に干すしかない。東京は排気ガスも多い。布団クリーニングに出すのも高く、手間がかかる。そうした問題を、布団に差し込んでコンセントを挿し、ボタンを押すだけで解決できるのがこの乾燥機だとMBは言い、デザインも格好いいと付け加える。
専用ガーメントケースで何ができるのか
MBが「ここからが面白い」と言うのが、セットに付属する専用のガーメントケースだ。ケースには布団乾燥機のノズルを差し込む穴がある。ダウンジャケットをケースに吊るして入れ、乾燥機をセットしてボタンを押すと、MBの説明では消臭ができ、温風によってダウンの嵩が戻るという。
MBはこれで、ダウンジャケットの手入れにおけるこれまでの欠点がすべて解決できると考えている。スプレーで表面の汚れを拭き取り、除菌・消臭をする。布団乾燥機をケースに取り付けて温風を送り、嵩を元に戻す。さらに乾燥機は普段は布団乾燥機として使えるので、1台で2つの用途を持つ。MBはこれを「マジ発明」と呼び、これでダウンジャケットは本当に一生ものになったと話す。
価格と使い方:年1回、準備は30分以内
価格についてMBは、このセットは安いものではなく、4万円台中盤くらいだと説明する。それでも、布団乾燥機として使えるうえ、ダウンの嵩の回復や除菌・洗浄にも使え、ガーメントケースも付くことを考えれば、悪い値段ではない、むしろ安いと思うと述べる。クリーニングに一生出さなくてよくなり、嵩の問題も解決するので、ダウンジャケットを革製品と同じようにずっと使い続けられる、というのがMBの評価だ。
使い方の説明書もあるが、言うまでもないほど簡単だという。表面の汚れをスプレーで落とし、専用ガーメントケースに吊るし、布団乾燥機をセットして電源を入れるだけである。乾燥にかかる時間は別として、セットするまでなら30分あれば十分で、30分もいらないだろうとMBは言う。これを年に1回するだけで、新品同様のダウンジャケットを長く着続けられるというのがMBの見方である。
プレミアムダウンブームから10〜20年後の現在
MBは、日本でのプレミアムダウンの歴史にも触れる。モンクレールは、日本に入ってきた当初は代理店が「モンクレー」と呼んでいた。タトラスもまだなかった頃で、モンクレーやデュベティカが2005年頃に日本で一気に広まり、プレミアムダウンの流れが生まれた。「ダウンジャケットを一生に1枚買いましょう」という広告代理店の流れに乗って、MB自身も含め多くの人がダウンを買い続けた。カナダグースやタトラスも同様である。
それから10年、20年が経ち、化けの皮が剥がれてきたとMBは言う。嵩が減った、汚れている、変色しているがどうすればいいのか、という状態になっているのが最近の状況で、結局一生ものではなかったと分かってきた。このタイミングでこうした手入れの手段が出てきたことを、MBは「神」だと評している。
販売員への呼びかけと、「布団乾燥機」としての買い方
MBはダウンを売る販売員に対して、「ダウンジャケットは一生ものです」と軽々しく言ってはいけないと呼びかける。それは優良誤認にあたるという。そのうえで、これからは「ダウンのケアは実は自宅でもできる」と説明し、MBが紹介している動画を見てもらえばいいと冗談交じりに話す。本来は、ダウンを売る時点で「長く使ってもらうために、少し高いかもしれないがこれも一緒に」と提案すべきだったというのがMBの考えだ。手入れの方法を問われて「専用のクリーニング店がある」と答え、嵩が減ることや失敗の確率については答えられない、という状態が放置されてきたことを、MBは強く批判する。ダウンを「一生もの」「10年選手」として売ってきたブランドは猛省すべきだとも述べている。
後半には軽い脱線もある。服好きの夫が、レザーやダウンを買うたびに妻から渋い顔をされているなら、この商品は「布団乾燥機」として買えばいいとMBは勧める。布団乾燥機のパッケージには「ダウン」という文字が一つも書かれていないので、妻のために布団乾燥機を買ってきたと渡し、ガーメントケースとスプレーはついでに買ったと言えば「偽装工作」も完璧だ、という冗談である。家電なので、壊れるまで使える。耐用年数についてはcadoに問い合わせてほしく、修理もできるだろうとMBは付け加えている。
自社のダウン開発と、MBが「誠実な商売」と考えること
最後にMBは、自社ブランドとの関わりを語る。MBが嫌だと感じていたのは、ダウンの手入れの難しさだった。それが気にかかり、ダウンベストは作れても、ダウンジャケットはなかなか作れずにいたという。このキットがあれば問題が解決するので、ダウンの企画開発がようやく先に進められると、正直ほっとしていると述べる。
MBは改めて、ダウンジャケットは正直に真っ当な商売をするなら「一生もの」とは言えないものだったと振り返る。レザーは汚れや傷、しわが味になるので一生ものだと思うが、MBの説明では、ダウンジャケットは化学繊維なので味が出るというより劣化していく。3〜4年で着終わる服なら問題ないが、一生ものと言いながら手入れの方法を示さないのは「絵に描いた餅」であり、不誠実だと考えている。高価だから一生使いたいのに、一生使う方法が見つからない、という難しい状況が続いていた。
MBは、本来こうしたものはブランド側が企画しなければならなかったと認めたうえで、EFNALがそれを実現したと述べる。今後は販売員もブランドも、これを前提に堂々とダウンを売れるようになるはずだという。そして、検索すれば多くの店で見つかるので、ビームスなど買い慣れた店で買えばよい、10月15日に一斉発売だと繰り返して締めくくっている。
そろそろ冬。冬といえばダウンだよな。ダウンジャケット、やっぱり欠かせないよな。5、6年前ぐらいに奮発して買ったモンクレールのダウンジャケットがあるんだけど、これ買えば一生物って言われたし、大事に大事に着てるから今年も。あれ、目の錯覚かな。5、6年前に買ったモンクレールのダウンジャケット、こんなにボリュームなかったっけな。あと、めちゃめちゃ汚れてきたな。
考えてみたら、ダウンジャケットってどこで洗えばいいんだろう? 検索してみると、確かにダウンジャケットの洗濯に対応してるところはあるけど、こういうところって洗濯してある程度綺麗になったとしても、結局かさが減っちゃうっていうのも問題なんだよな。そもそもダウンのクリーニングってむちゃくちゃ高いし、しかも出したらかさ高が減っちゃう。ダウンのこのボリューム感が減っちゃうっていう問題。誰か家でできるダウンのケア、しかも元通りにかさが戻るみたいな発明をしてくんないかな。
と思ってるそこのあなた、とんでもない商品が出ました。これマジで全人類に教えたい。ダウンはもうクリーニングに出さなくてもいいです。自宅で全て解決できます。これでダウンが本当の一生物になります。
というわけで今回は、ダウンジャケットのクリーニングについてのお話です。結論から言うと、今回は新しい商品が出るんですよ。それの紹介なんですけれども、うちの商品では全然ないです。EFNALケアさんっていう、衣類の洗浄だったりとか除菌、消臭、こういうスプレーを展開している。これ、うちのオンラインショップでも売ってますけれども、これと、あとはおしゃれ家電のcadoさんがコラボして、cadoとEFNALケアで共同開発で出来上がってるものが、このシリーズなんですね。これ全部一緒のセットなんですけれども、今回はこれが10月15日から発売ということで、それのお知らせというか、皆さんに知っていただきたい。
もちろんうちが別に作ってるわけじゃないんで、全然うち関係ないんですけど、これ、話を聞いたらあまりにも画期的なので、皆さんにお伝えしたいなと思ってYouTubeを回しております。これ、一応先に結論から言っとくと、うちのサイトでも買えるようにはしました。買えるようにはしたんですけれども、別にうちから買わなくてもいいです。これって全国のセレクトショップとかに取り扱いが出る。多分ビームスさんとかもやると思うんですけれども、そこからお買い上げいただければ大丈夫ですし、EFNALさんの公式とかもあるのかな。そういうところから買っていただいて全然問題ないです。
ただ、うちとしては、こういうものがありますって簡単に飛び先、リンク先をつけなきゃいけなかったので、あった方が皆さん分かりやすいじゃないですか。なので便宜的にうちのサイトにリンクさせてあるし、別にうちのサイトで買っても買わなくてもどっちでもいいんですけど、概要欄につけてあるんですけど、全然うちで買わなくてもいいです。うち以外でも同じ価格で他のところで購入できるので、どこでお買い上げいただいても全く構わないです。なので今回の動画っていうのは、うちは別にフィーをもらってるわけでもないし、別にこれで利益を上げようとも全く思ってないです。単純に皆さんに、あまりにもすごい商品だから知っていただきたいという旨の内容でございます。
それが一体何なのかっていうと、結論から言うと、これでようやくダウンジャケットは一生物になりますっていう話。かねてから説明している通り、ダウンジャケットの販売方法っていうのは、あれはギリギリ違法なんじゃないかなと僕は思ってるところがあります。何かというと、ダウンジャケットって大概のお店が「一生物なんで」とか「10年使えるんで、1着買っとけばずっと使えるんで」っていう提案をするけど、その反面、ケア方法を全くアナウンスしてくれてないんですよ。
これはダウン販売をしている全ブランドが聞くべきだと思うし、ダウンジャケットって正直、大手がめちゃめちゃ売ってるんですね。僕らみたいな小規模のブランドがダウンをやろうと思うと、なかなかその間口がなかったりするんですよ。例えばダウンを詰める機械とか、ダウンを作れる工場っていうのは限界があって、特に国産のダウンっていうのは、もう大体大手に押さえられちゃって、なかなか新規参入ができないところなんですね。小規模なブランドさんとかだったら、細かいケアみたいなところまで話が行き着くかもしれないけど、基本、大きなブランドさんですね。ハイブランドだったりとか大規模なブランドさんとかだと、売って売りっぱなしで終わりみたいなケースがすごく多いと思うんですよ。
っていうのも、ダウンジャケットって明確な答えがないのね、ケアの。「いや、ダウンのクリーニング専門店ありますよ」って思ったかもしれないけど、失敗例めちゃめちゃあるんですよ。クリーニングって商売だから、出したら全て綺麗に戻ってくるって皆さん思ってるかもしれないけど、意外と成功例、失敗例、ちゃんとあるんですね。ダウンジャケットって、かなり難しいんです、クリーニングが。まだクリーニングの方式がしっかり確立してないんですよ。手作業でしっかり落としていくとかだったらできるかもしれないけど、機械を使って量産体制でダウンをクリーニングしていくっていうのがかなり難しい。
実際、汚れは落ちたかもしれないけど、かさが減っちゃった。ダウンジャケットって、印象の一番大事なところにかさ高があるじゃないですか。わっとボリューム感があるからダウンジャケットってかっこいいわけで、ぺちゃんこになったダウンジャケットって、長年使い込んでだらしなくなっちゃったって印象になるじゃないですか。古着のダウンジャケットみたいにね。クリーニングに出すと、どうしてもかさが減ってしまうっていうのを防ぎ切れない。場合によっては成功する可能性もあるけど、確率としては他のクリーニング、例えばジャケットを洗うとか、リネンのパンツを洗うとかと比べると、失敗例っていうのが非常に多いんですね。
そもそもダウンのクリーニングを断るお店もかなり多いです。やるって言っても高いところも圧倒的に多い。だから「10年選手です。一生使います」って言っておきながら、「じゃあ具体的にどういうケアをすればいいですか?」っていうところに対して明確な答えがないんですよ。「ここのダウンジャケットのクリーニング屋さんを使えば100%綺麗になって、このぐらいのコストで収まります」というのもないのね。基本的にはやっぱり失敗するケースも多々あるので、ダウンってそのぐらいクリーニングが難しいんですよ。
そこで、このEFNALケアさんが2年前、3年前ぐらいですかね、作ったのが、このダウンジャケットを家でクリーニングできる、除菌したりとかができると。ダウンジャケットってほっとくと、皮脂だったりとかがついて変色の原因になったりとか、そもそも汚いと洗えないし、洗うにはコストがむちゃくちゃかかるか、失敗するパターンも結構あると。そこで、家で洗えるこういうスプレーを開発してくれたわけですね。これだけでもだいぶ発明だと思うんですけど、残念ながら、かさが減るっていう問題に対しては対応できてないわけです。当然これは汚れを落とすだけなんで、スプレーで拭いていってっていう、汚れを落とすだけなんで。
ダウンジャケットのかさって、使っていくとだんだん減っていくわけですよね。畳んで保管してたりしたらなおさら減っていくし、普通に置いといても減ってきやすいです。クリーニングに出したら圧倒的に減ります。そうすると、ぺたんこのモンクレールがかっこいいかって言われると、そんなことやっぱりないわけですよね。ここを何とかしたいと。できれば家でケアができて、できればコストがそこまでかからないものがいいと。現状で言うと、ダウンのクリーニングコストってむちゃくちゃ高いんで、なおかつ失敗するパターンがあるとなると、正直一生物とは言えないんですよ。それをどれだけ認識してブランドさんは売ってるのかっていうのは、結構問題だと僕は思うんですね。
僕、イタリアのムートンを作ったことがあるんですけど、イタリアの工房に行って、商社を通さないで直接やり取りして作ったことがあるんですけれども、イタリアの人たちは結構言います。「なんで日本人はダウンばっかり着るんだ。ムートンを着ればいいじゃないか」と。ダウンが別に悪いわけじゃないけど、ダウンしか着ないっていうのは変だよね、みたいな。「ムートンっていう、レザーなんだからずっと洗わなくても味が出続けて、一生使えるっていう明確なものがあるのに、なんでダウンばっかりなの? ダウンって一生は使えないよね」って言われたんですよ。そうだなと思って。
でも向こうはムートンが、安くはないけど日本よりも随分手頃に手に入るんで。イタリアのムートンってすごい質が高くて、でも現地で作られてるから、値段としてはローカルだったら安いわけですよね。安いって言ってもやっぱり20万ぐらいしちゃうけど。でもそれをこっちに持ってくると、レザーの関税ってすごい高いんで、いろいろシッピングして、代理店を挟んでってやると、日本ってちゃんとしたムートンを買うと50万ぐらいするわけですよ。そうすると、チャイニーズムートンとか、あとはフェイクムートンとか、そういうものに頼らざるを得ないんで、日本でムートンって言っても「別にそんなに機能性高くなくない? 重いし蒸れるし」みたいな感想を持つ人がすごく多いわけね。
でもイタリアだとムートンとダウンっていう選択肢が存在していて、真冬のヘビーアウターっていうのはコートだけじゃなくて、ダウンがあってムートンがあって、いろんなものから選べるから彼らはおしゃれがしやすいわけ。でも日本だとダウン信仰みたいなのが昔からあって、「プレミアムダウンは一生に1回買いましょう」みたいなのが代理店の力でだいぶ流布されていて。でも一生物じゃないのに一生物ってうたわされて、ムートンは高いから除外されて、コートは通気性とかがね、どうしても寒い時もあるから、機能的にダウンが一番いいよね。でも「ダウン、高いけど一生に1回買っときゃずっと着れますよ」って言ってるにもかかわらず、クリーニング方法とかケア方法は全くされてないっていう大問題なわけですよ。これ結構業界の闇だと思いますけれども、そこに疑問を持ってずっと働きかけてくれてるのが、このEFNALケアさんなんですけど、すごいです。
今回、このcadoの布団乾燥機。これ僕、実際にこのcadoの布団乾燥機、ずっと前から使ってます。これYouTubeでも以前お伝えしてると思います。「cadoの布団乾燥機、めちゃくちゃいいですよ」と。これもそのまんま、布団乾燥機そのまんまです。そもそもまず乾燥機の話をすると、これマジ超絶発明なんですよ。これ1本、布団にバスッと入れて、ポチッてボタンを押すだけでダニを除去できるし、乾燥もできるんですよ。湿気ももちろん取れる。
ダニ除去って結局天日じゃないですか、普通に考えると、布団ってね。でも東京の独身で、どこに布団を干すスペースがあるんですか? 家族がいて広い家に住んでるっていう裕福な東京の家の人だったらいいかもしんないけど、街に住んでる人って大体マンションじゃないですか。マンションで、特に1人暮らしで、布団からダニをなくそう、干そうと思ったら外に干すしかないじゃない。どうやって外に干すの? 庭もないよ。場所もないじゃん。東京、排気いっぱいあるし、外に干せるって話になるじゃないですか。じゃあ布団をクリーニングに出しましょうね。それもめちゃめちゃ高いし、コストかかるし、大変じゃないですか。それを解決したのがcadoで、これを布団に突っ込んで、コンセントを挿してボタンを押してもらえばダニ除去できますよっていう、革命的な乾燥機なんですよ。しかもデザインもかっこいいし。
これをなんとEFNALケアさんと共同で、このセットで販売して、しかもこのガーメントがついてですね。ここからが話、面白いのよ。ガーメントに布団乾燥機を入れる穴があってですね、この専用のガーメントがあるんだけど、ここの穴にガシッと入れて、ボタンを押すとダウンジャケットが消臭できたりとか、クリーニングの代わりですよね。洗ってる、これ使ってるわけだからクリーニングしてる代わりになるし、かつ乾燥機を使ってあったかい空気を出してくれるんで、かさが復活するんですよ。これすごくない? めちゃめちゃすごいと思う。
だってダウンジャケットの今までのケア上のデメリット、全部これで解決できるんですよ。除菌、消臭とか、除菌がこれでできますと。かさが、この布団乾燥機をくっつけるだけで元に戻せますと。なおかつ、これ普通に布団乾燥機としてもちろん使えるので、2ウェイでこれは使えるんですよ。正しく言うと、cadoさんのこの布団乾燥機に専用のガーメントケース。この中にダウンジャケットを入れて、突っ込んで押すだけなんで、むっちゃ簡単です。プラス、これ汚れ取りで、布に含ませてこうやって拭き取ってみたいなことをやるわけですけど、すごくないですか? これで本当にダウンジャケットは一生物になったと僕は思います。
だからこれ、なるべく普及してほしい。これが普及すると、当然我々にとってもメリットがあるわけで、ダウンジャケットを販売する時に「一生物」って、今度はもう堂々と言えるわけですよ。これをEFNALさんがやったっていうのが本当にすごいと思うんですけど、本当はブランドさん側が働きかけて、いろいろやんなきゃいけないんじゃないのかなと僕は思いますけど、幸いにしてEFNALさんが解決してくれたのでありがたいんですけれども、これマジ発明でしょ。だってもう一生、ダウンのクリーニングとかケアで困ることないんだよ。
確かにこのセットはそんなに安いもんじゃないです。概要欄にも載せてありますけど、4万中盤ぐらいします。ただ布団乾燥機としても使えるし、ダウンのかさだったりとか、除菌とか洗浄に使えるというので、そんなに別に悪い値段じゃないなと僕は思うんですよ。ガーメントケースついて、この布団乾燥機ついて、全然安いと思う、むしろ。だってこれで一生クリーニングに出さなくてもいいんだもん。かさとかの問題も全部解決するから、ダウンジャケットが本当にレザーと同じようにずっと使える、使い続けることができると。
これがまずあるべきだよね、本来は。ダウンジャケットを買うっていう時に、「この商品を買っていただくと、もうずっと長く使えますので。クリーニングってどうしてもダウンは難しいので、一生物って僕たちは言いたいし、実際デザイン的には一生物の自信があるけど、ただケアっていう意味ではなかなか難しいんです。だからこれをぜひセットでお買い上げいただいて、ちょっと高いかもしれないですけれども、これで困らなくなるんで」っていう提案を最初からするべきだよね。
誰だよ、「ダウンジャケット、一生物です」とかって言って。「じゃあこれ、クリーニングどうすればいいんですか?」「専用のクリーニング屋さんがあるんで」。出したらかさ減っちゃう、みたいな。「失敗例、分かってます? どのぐらいの成功確率なのか分かってます?」みたいな。「かさ減りますよね、物理的に」みたいな。こういうのを放置されてるのが、僕は本当すごいと思う。今のご時世に、もっと炎上とかしてしかるべきなんじゃないかなと思うんですけど。ダウンジャケットを一生物とか10年選手とか、もう1着買えばとかって売り続けてきたブランドさんは猛省すべきだと思うけど、ただこれによってもう解決されましたね、マジで。
ムートンはムートンで、さっきのイタリアの話、ムートンはムートンで素晴らしいものだと思うし、ダウンはダウンで素晴らしいものだと思うけど、ダウンの僕が嫌なところは、そのケア性なんですよね。それが気にかかって、うちもダウンってなかなか作ってないところだったんですけど、ダウンベストとかだったら作れてたけど、ダウンジャケットはやっぱりなかなか難しいなって思ってたんですよ。ただこれがあれば解決しますから、すごいでしょ? これ大発明だと思います。これ、なるべく行き渡ってほしいということで、今回のYouTubeなんです。
繰り返し言いますけど、僕はcadoさんからもEFNALさんからもお金、全くもらってないです。うちの通販サイトに一応商品を載せてあるけど、これ買わなくてもマジでいいです。1個も売れなくても全然問題ないです。ただ、こういうのがありますって分かってもらわなきゃいけないので、うちが少量取り扱ってるだけで、ビームスさんとかバーニーズさんで買ってください。全然それでいいです、信用できないのであれば。問題はこれですよ。これが今までなかったってことよ。すごい発明だと思う、マジで。
だって家でケアできるんだよ。今、疑問全部解消したよね。家で全部ケアできるんですよ。かさも直せる。クリーニングも洗浄もできる。だから正直、もうダウンのクリーニングいらないんですよ。もうこれで困ることないです。使い方の説明も一応あるんですけれども、使い方の説明なんてもう言うまでもないっていうぐらい。表面の汚れをこれで除去して、かつ専用ガーメントケースにハンギングして、このファンですね、この布団乾燥機をセットして電源をオンするだけ。ただこれだけです。
正味30分で終わります。乾燥の時間があるけど、セットするまでだったら30分あれば十分終わります。30分もいらないと思います。年に1回これをするだけで、新品同様のダウンジャケットを長く使い続けることができると。素晴らしいじゃないですか。これですよ。これでダウンはようやく一生物に昇格しました。
考えてみると、モンクレール、まだ昔はね、代理店がモンクレーって言ってたんですよ。今はモンクレールになってるけど、日本に入ってきた当初はモンクレーだったんですね。モンクレーだったりとか、まだタトラスとかも全然なかった時代ですね。モンクレー、デュベティカ、あの辺が2005年ぐらいですかね、日本にばーっと広がって、プレミアムダウンの流れが来て、みんな「ダウンジャケットを一生に1枚買いましょう」っていう広告代理店の流れに乗ってですね、いろんな人が、僕もそうですけど、ダウンジャケットを買い続けたわけですよ。カナダグースしかり、タトラスしかり。
それが10年、20年ぐらい経つと化けの皮が剥がれてきて、「結局これってどうするんだっけ? ケアどうするんだっけ? かさ減ったんだけど、汚れてるんだけど、色、変色してんだけど、どうすんだ」っていうようになってるのが最近の話。「一生物じゃないじゃん」っていうこのタイミングで、この辺のクリーニングの品を出してくれるっていうのは神だと思いますね。
これで堂々と今後、いいですか? ダウンジャケットを売ってる販売員の皆さん、この動画ぜひ覚えといてください。「ダウンジャケット、一生物です」って軽々しく言っちゃダメです。それ、優良誤認ですからね。軽々しく言っちゃダメです。でもこれからは大丈夫よ。ダウンジャケットを販売する時に、「ダウンジャケットのケアって、実は自宅でもできるんです。MBとかいうやつがこれ紹介してるんで、これ見てください」でいいです。そうするとうちの再生回数も稼げます。そうやってください。これ大発明だと思いますよ。
というわけで、10月15日から発売だそうです。何度も繰り返し言って申し訳ないんですけど、別にうちから買わなくてオッケーです。お近くに取り扱い店があればそこで買ってもいいですし、通販でやってるところもたくさんあると思いますので、ぜひ手に取ってみてください。
繰り返して言いますが、これ布団乾燥機としても使えるのでね。服好きの、ご家庭がある旦那様、40、50ぐらいの旦那様で、肩身の狭い思いしてるでしょ。やれレザーだ、やれダウンだ、やれジャケットだというふうに買っていって、奥様から渋い顔で「また買うの?」って言われることも多いと思いますけど、この商品は大丈夫です。なんでかっていうと、「いやいや、布団乾燥機だよ。お前がいつも困ってる布団乾燥機を、旦那心で心配して、妻を心配して買ってやろうって言うんだよ」。もうあなた、奥さんの財布の紐も緩みますよ。財布の紐が緩むってもんですよ。「あなた、私のことそんなに考えてくれて」っていうふうに買えますから、もう偽装工作もばっちりです、世の旦那様。
そう、これは布団乾燥機です。ダウンのケア用品なんかじゃないです。だから布団乾燥機のふりして。幸いなことに、この商品、この布団乾燥機のパッケージについては、なんと一文字ともダウンと書いてないんですね。そう、書いてないんですよ。だから「これ買ってきたよ」って出して、これ渡してあげて、「俺にもたまに使わせてね」。このガーメントケースとこの消臭ケアは、「ついでになんかあって、これもついでに買っただけ。でもこんなん、ほら、別にそんな高くないでしょ」みたいな。「あ、そうね」。偽装工作も完璧でございます。
なので一家に1台、これ買っとけば、もうずっとこの家電が壊れるまでですね。いつ壊れるのか、耐用年数がどのぐらいなのかっていうのはcadoさんにお問い合わせいただければと思いますけれども、当然、修理もできるでしょうし、それでも問題ないです。
というわけで今回は、cadoさんとEFNALさんのコラボで行われているダウンのケア用品について紹介させていただきました。マジでこれ、画期的な商品だと思うよ。これでダウンは一生物に昇格したんで、うちとしてもダウンの企画開発がようやく先に進めるなと、正直ほっとしております。ダウンはね、どうしてもその辺が難しいなって僕は思っちゃったんですよね。正直に、素直に、ちゃんと真っ当な商売としてするのであれば、一生物って言えないんですよ。ダウンジャケットって本当はね、言えない。
でも販売員さんとかは普通に、あんまりよく考えないで言っちゃってる人も多いと思うけど、実際一生物じゃない。レザーとかは汚れだったりとか、傷んでシワが入ったとか、そういうものが味になるからね。別にレザーは一生物だと思いますけど、ダウンジャケットは化学繊維なので、基本的に味が出るとか云々とかっていうよりも劣化なんですよね。その劣化をどう防ぐかっていうことは、やっぱりアナウンスしてあげないと。例えばシーズンで使い終わるような、3年、4年で使い終わるような服だったら別にいいと思うんだけど、一生物って言ってる割に、じゃあケアの方法どうすんのっていうのは、絵に描いた餅じゃないですか。
だからそれは不誠実だなと思うので、じゃあどうダウンを販売していけばいいのかって言われると、高いから一生使いたい、でも一生使う方法が見つからないっていう、非常に難しい状況だったんですけど、今回から堂々とこれでダウンを売ることが皆さんできるようになってると思いますので。販売員の皆さん、ブランドの皆さん、本当はこういうのを我々が作んなきゃいけないと思うんですけど、企画しなきゃいけないと思うんですけど、EFNALさんがやってくださいました。ぜひチェックしてみてください。
概要欄に商品を載せてありますけど、繰り返しますが、別に検索すればいっぱい出てくると思いますので、よかったらビームスさんだったりとか、買い慣れたところでゲットしてみてください。10月15日、一斉発売だそうです。というわけで今回はここまで。今回はダウンジャケットのケアについてお話しさせていただきました。
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