おさだのアムステルダム1日旅:シティカードの落とし穴から飾り窓まで

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概要

旅行系YouTuberのおさだは、ヨーロッパ周遊の途中でフランス・ニースからオランダに入り、アムステルダムを1日かけて回った。オランダは初めての国で、出発前は「国の名前は知っていても、どういう国かのイメージがなかった」という。この動画では、到着した夜のホテルから、翌日の美術館、運河クルーズ、ハイネケン工場、郊外の風車、名物菓子、そして夜の飾り窓地区までを順にたどる。旅のなかで話者が実際に困ったこと、特に観光パス「アイアムステルダム シティカード」の使い方でつまずいた点が、具体的に語られている。

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出発前のオランダ像と今回の「目標」

ニース国際空港で撮影を始めたおさだが、最初に挙げたオランダの印象は「男性が大きい」ことだった。男性の平均身長が183cmで世界1位らしいと紹介し、自分は両親のおかげで背が高いほうに生まれたが、オランダでは平均以下になると話す。

それ以外の知識は、旅の前に開いた「作戦会議ライブ」で視聴者から集めたという。チューリップ、運河、風車があること、アムステルダムが「北のベネツィア」と呼ばれていること、そして「飾り窓」と呼ばれる大人向けの通りがあることだ。視聴者には年配の人が多いと話したうえで、今回は「大人のオランダ旅行」の要素もあると予告し、目標を「鼻の下を伸ばさない」ことにすると冗談めかして宣言した。到着は夜になるため、その日は入国までにとどめ、翌日に1日かけて観光する計画である。

easyJetでの移動と入国時の準備

ニースからアムステルダムまでは格安航空会社のeasyJetを使った。所要時間は約2時間、運賃は約6000円だったという。オンラインでチェックインを済ませ、預け荷物はなかった。

おさだが視聴者に注意を促したのは機内持ち込み手荷物のサイズである。easyJetはサイズを超えると荷物を貨物扱いにして追加料金を取ることがあり、話者自身も以前、少し大きめのバッグで貨物に回されて8000円ほど払ったと振り返る。今回は小さめのバッグで、規定の枠に余裕を持って収まることを空港で見せていた。

入国時点の状況については、特に必要な書類はなかったと報告している。入れておくとよいアプリとして配車アプリのUberとBoltを挙げ、通信には普段から使っているKlookのヨーロッパ向けeSIM(1GBで約200円)を購入していた。スキポール空港に着いてeSIMをオンにすると、すぐにつながったという。支払いについては、今回ヨーロッパを何か国か回っているが一度も現金を使っていないとし、オランダでもクレジットカードだけで過ごすつもりだと話した。

機内では、警察が乗り込んできて誰かが連行される場面があったという。初めて見た光景だったと驚きつつ、到着後のトイレでは「心なしか便座が高かった」とも話している。

空港からホテルへ:にぎやかすぎるマリオット系列ホテル

スキポール空港から市内へは、Klookで予約した空港送迎を使った。電車やバスもあるが、今回は送迎を選んでいる。指定された出発ロビー2階の出口で到着メッセージを送り、車を待った。10月中旬の夜で、予報は最高21度、最低14度。話者は思ったほど寒くないと感じていた。市内までは約30分である。

ホテルに着いたのは深夜0時近くだったが、街はまだにぎやかだった。宿泊先の「サー・アルバート」というホテルは、1階がバーやクラブのようになっていて、音楽が大音量で流れていた。チェックインを済ませたおさだは、マリオット系列なのにずいぶんにぎやかだと戸惑い、「やかましい」を繰り返している。

部屋は暗めの色調で、話者は「ダークチョコのような部屋」と表現した。洗面台が広く、トイレはいい香りがしたが、浴室は「洗練されているのか使いづらいのか紙一重」だという。料金を尋ねるかたちで、10月中旬のアムステルダムはホテルがとても高く、ここも1泊6万円ほどすると明かした。今回はマリオットのポイントで泊まったので、支払いはしていない。立地は中心部で、周りに観光地が集まっている。

翌朝になると1階は落ち着いた朝食会場に変わっていて、前夜のパーティーの雰囲気は想像できないほどだったという。暗くて前夜は気づかなかったが、窓の外には運河が流れていた。おさだは水は汚いと言いつつも、これが「北のベネツィア」かと眺めている。この朝の気温は最低9度ほどで、やはりそれほど寒くなかったという。

アイアムステルダム シティカードの仕組みと、話者の失敗

朝食後、ホテルから歩いて2、3分の「レロンド」というカフェに入った。アメリカーノは3.4ユーロ(約600円)、ラテは4ユーロ。日本ではアメリカーノかホットコーヒーしか飲まないのに、ヨーロッパに来るとラテを頼みがちだと笑う。店には近所の人らしい客が次々とコーヒーを買いに来ていた。背の高さについても、平均が183cmなら180cmでも普通で、190cmでようやく「よく伸びたね」、2mで「大きいね」という感覚なのだろうと話している。

このカフェで、おさだはシティカードの設定手順を説明した。Klookで事前に買える観光パスで、今回は24時間券を選んだ。料金は1日券で1万1000円ほどだったと記憶しているという。話者の説明によれば、公共交通機関が乗り放題になり、主要な観光スポットに無料で入れ、1時間の運河クルーズも含まれる。レンタサイクルも24時間使えるそうだが、どの自転車が対象なのかはわからないと話していた。

設定の流れは次のとおりである。

  1. 赤い「I amsterdam」のシティカードアプリを入れる
  2. アプリ下部の「シティカード」から「カードを追加」を選ぶ
  3. Klookで発行されたバウチャー番号を入力する
  4. 発行されたQRコードを観光地や交通機関で提示する

ここで話者が強く注意したのが、番号を入力して設定した時点で24時間のカウントが始まるという点だ。おさだは現地で慌てないよう日本で設定を済ませたところ、そこで有効時間が始まってしまい、今回使っているのは2枚目だという。現地に着いてから、コーヒーでも飲みながらアプリでカードを追加するのがよい、というのが話者の助言である。

国立美術館と、自転車とランナーの街

カフェを出て街を歩きながら、おさだはアムステルダムが好きかもしれない、ほかのヨーロッパの街と違う、と話し始める。運河には観光船が走り、看板には36ユーロとあった。1時間クルーズならシティカードに含まれるはずだと確認している。平坦な土地だからか自転車に乗る人がとても多く、そこら中に自転車が止まっていた。

最初に向かったのはアムステルダム国立美術館である。周辺を歩きながら、おさだは自分がこの国の何を気に入ったのかに気づいたと話す。自転車が多いこと、ランニングをする人が多いこと、そして天気のよさだ。「健康的な国が好き」なのだという。

美術館もシティカードで入れる。通常の入場料は字幕では聞き取りにくいが、話者はこの美術館だけでカード代の半分ほどを賄えると言い、いろいろ観光するならカードを買ったほうが得かもしれないと勧めている。開館は9時からで、入ったのは10時ごろ。休日だったが混雑はなく、巨大な絵画もゆっくり見られた。色合いと雰囲気が好きだといい、これまで訪れた美術館の中でいちばんちゃんと見られた気がすると話している。

運河クルーズ:同じ「キャナルクルーズ」でも使える船と使えない船

美術館を出ると、おさだはクルーズ船に乗ろうとした。ところが乗り場で「キャナルクルーズ」と書かれた25ユーロの船にシティカードを見せると、使えないと言われた。先ほど見た船は30ユーロ台だったので、船によって種類があるらしい。事前に調べた情報では、シティカードで乗れるのは「ラバーズ・キャナルクルーズ」だという。Googleマップで探すと徒歩10分ほどの距離と出たが、実際には断られた乗り場のすぐ隣にあった。

その乗り場の係員が日本人で、仕組みを説明してくれた。今来ている船はホップオン・ホップオフ型で、8か所の停留所を回り、この乗り場は7番目。1周約2時間で、24時間乗り降り自由の、いわば水上の電車のような船である。一方、シティカードで乗れるのは同じタイプのボートでもルートが違う1時間のクルーズで、単体で買えば17.5ユーロ、1回限りの乗船になる。こちらは1時間半おきの運航で、そのとき10時半、次は11時半、その次は13時だった。

おさだは「英語だったら絶対わからなかった」と係員に感謝しつつ、待ち時間を考えて、この時点ではクルーズを見送った。動画にはこの後クルーズに乗った場面は出てこない。

美術館の裏手ではランニングイベントが開かれていて、コスプレをしたランナーや、案内役の陽気なスタッフでにぎわっていた。朝から走る人が多かったのはこのためだったようだと話者は推測している。

移動中には簡単なオランダ語も紹介した。「こんにちは」は「ハロー(Hallo)」で英語とほぼ同じ、「おはよう」は「フーデモルヘン(Goedemorgen)」、「おやすみ」は「ウェルトゥルステン(Welterusten)」、「元気ですか」は「フー・ハート・ヘット(Hoe gaat het?)」である。

ハイネケン工場:無料ではなく割引、見学は約40分

次はハイネケン工場(ハイネケン・エクスペリエンス)である。ハイネケンがオランダ発祥で、その施設がアムステルダムにあることから訪れた。おさだは普段ほとんどビールを飲まないが、飲んだことはあるといい、せっかくなので楽しむと話す。

ここでもシティカードの扱いが予想と違った。受付で確認すると、無料ではなく割引が適用される施設で、支払額は18.7ユーロ。通常料金がいくらかはわからないという。「無料かと思ってた」と悔しがっている。チケット購入時には30分刻みで入場時間を指定するらしく、見学はツアー形式で進む。受付ではメダルのようなコインを2枚渡され、これは後でビールを2杯飲むためのものだと説明を受けた。

最初のエリアはハイネケンの歴史展示で、説明は充実していた。ただ周りの来場者が皆背が高く、前がまったく見えなかったと話者はこぼす。ボトルの変遷の展示では、1870年、1900年、1930年、1955年とデザインが変わり、1955年のものは今のデザインに近い。現在の形は2013年からだという。おさだは1930年のロゴが気に入っていた。

その後、工場の設備、カウントダウンの演出、番号が振られた部屋、着席型の展示と続く。30分ほど回ったところで「見応えがある」と感じていたが、次第に「早く飲ませて」「もうお腹いっぱい」「しんどい」とこぼすようになる。ビールにたどり着いたのは、入ってから約40分後だった。最初の一杯のあとは記念撮影ブースで写真を撮り、QRコードで画像を受け取った。最後にバーのようなフロアがあり、そこで例のコイン2枚を使ってビールを2杯飲んでいる。店内はとてもにぎやかで、ここでも「やかましい」と話していた。

昼食のパンケーキ:おすすめの「セイボリー」は味が薄かった

工場を出たおさだは、運河に囲まれ雑貨店やカフェが並ぶ人気エリア「ライツェストラート」周辺を歩き、「パンケーキ・アムステルダム」という店で昼食をとった。この店では甘いパンケーキだけでなく、ベーコン、ハム、チーズ、オニオンなどを乗せたピザのようなパンケーキもあり、甘いものが苦手な人でも食べられるのが特徴だという。

メニューは「トラディショナル」「スイート」「セイボリー」に分かれていて、ハートマークがおすすめの印らしい。おさだは迷ったすえ、店のおすすめのセイボリー(チーズが乗ったもの)を選んだ。出てきたのは薄いパンケーキにチーズを乗せたピザのような一皿だったが、食べた感想は「全然味がしない」「さっぱりしすぎて味がさっぱり」。塩を振って試している。後で調べたところ、アップルとシナモンのものがいちばん美味しいらしいと付け加えた。さらにこの後の移動中、パンケーキを食べてから気持ち悪くなってきたとも話している。

郊外への移動:シティカードは市外のバスでは使えない

午後は交通機関を乗り継いで郊外の「ザーンス・ミュージアム」方面へ向かった。まず17番のトラムでアムステルダム中央駅へ。乗車時にシティカードのQRコードをかざすと問題なく乗れた。降車時もQRコードをかざし、乗車時のように緑になれば完了だと聞いていたが、ランプは緑にならなかった。前後の乗客にせかされて、そのまま降りてしまったという。

中央駅ではバス乗り場がわからず迷った。1階は鉄道で、上の階がバスステーションになっている。人に尋ねて駅の反対側へ回り、800番台のバス乗り場を見つけた。ここから20分ほどで着くという。

ところが乗車時にシティカードを見せると、運転手から「アムステルダム市内のみで、このバスは市外に出るので使えない」という趣旨の説明を受けた。おさだはクレジットカードのタッチ決済で乗車できたと報告している。クレジットカードがない場合は、乗車前に運転手からチケットを買えばよいようだという。

ザーンセ・スカンスの風車とチーズの試食

バスを降りると、アムステルダムの見どころのひとつである風車が見えた。おさだは「めちゃくちゃでかい」と驚き、距離はあったが歩いて近くまで行くことにした。道中にはアヒルが川から上がって歩き回り、奥には馬か羊かわからない動物もいた。話者は「大自然を感じる」と話している。

途中、多くの人が入っていくチーズ店に立ち寄った。試食ができる無料のチーズ体験ができる店で、入場料もかからないようだった。牛のチーズと羊のチーズが並び、値段は13〜14ユーロほど。おさだは以前、羊のチーズを食べて吐きそうになったことがあるといい、羊のチーズに当たらないよう警戒しながら3種類を試食した。どれが牛でどれが羊か見分けがつかないと言いつつ、食べたものはどれも「うまい」と評価している。

風車については、案内の内容として、この地域はもともと風車による産業から始まり、それが蒸気機関、そして工業へと発展していったと紹介した。話者自身は「なぜこれが原点なのか」とあまりぴんときていない様子だった。

帰りも800番台のバスでアムステルダム中央駅へ戻り、市内に入るとシティカードはまた使えるようになった。

話者がいちばん驚いたこと:ブレーキのない自転車

市内に戻ったおさだは、アムステルダムでいちばん驚いたこととして自転車文化を挙げた。自転車に乗る人が非常に多いうえ、突っ込んでくる自転車が多いと思っていたら、ハンドルにブレーキのない自転車があることに気づいたという。止まっている自転車を見せながら、ブレーキ付きのものもあるが付いていないものもあり、それでも皆かなりのスピードで普通に走っていると不思議がっている。どうやって止まっているのかについて、動画の中で答えは出ていない。

ストロープワッフル:コーヒーで温める食べ方は誰もしていなかった

次は、オランダで絶対に食べてみてと勧められたストロープワッフルを食べにカフェへ向かった。100年以上続く老舗のベーカリーで、パンも売られていたが、客のほとんどはストロープワッフルを買っていく。コーヒーとセットで買う人もいれば、ストロープワッフルだけ買う人も多かったという。価格はコーヒー3ユーロ、ストロープワッフル3.6ユーロ、合計6.6ユーロだった。

おさだが調べた食べ方は、コーヒーか紅茶のカップの上にストロープワッフルを乗せて温め、中のシロップが溶けてとろっとしたところを食べるというものだ。実際に試してみたが「そんなに温かくない」と変化はよくわからなかったという。それでもクッキー自体はとても美味しかったと評価した。一方で、周りを見渡しても温めて食べている人は一人もおらず、皆そのままかじっていたので、温めなくてもいいのではないかと話している。

夜の飾り窓地区と「レッドライト・シークレッツ」

夜、おさだは有名な飾り窓地区を訪れた。話者の説明では、ここは男性だけがうろつくような通りではない。男女で連れ立って店に入る人もいて、かなり観光地化されている。橋の上では女性たちが記念写真を撮っていた。映せないものも多かったため撮影は控えめにしつつ、「だいぶオープンな国」「だいぶピンク」だと表現している。

この地区には、夜の街の歴史を学べるミュージアム「レッドライト・シークレッツ」があり、Klookでもチケットが売られている。おさだはこれを「攻めてますね」と評した。入口で確認すると撮影は許可されていて、パンフレットも受け取った。館内には映せない展示も多く、話者はそのつど画面に映るかどうか確かめながら撮影していた。館内の再現された部屋を「ルームツアー」と称して紹介し、館内ではオランダ語の音声も流れていた。

見学を終えたおさだは、来館者が男性だけでなく女性も多かったこと、夜の街の歴史がきちんと展示されていたことが印象的だったと話す。女性2人組が真顔で展示を見ていて、自分も真面目な顔で勉強したという。

締めは自動販売機のスナック

夕食は、飾り窓地区のすぐそばにある自動販売機形式の軽食店でとった。壁に並んだ小窓の中にコロッケ、ハンバーガー、ソーセージ、チキンなどの揚げ物が入っていて、カードのタッチ決済で扉が開く。店舗は何軒もあるらしい。

最初に買ったのは3ユーロ(約600円)のコロッケで、話者は「カレーコロッケのよう」で「なかなか美味しい」と評した。続いて、前の客が買っていたチキンのスナックを試すと、「めちゃくちゃうまい」「やっと美味しいのが食べられた」と喜んでいる。店で食べた昼のパンケーキなどと比べて、こういうものでいい、という感想だった。

すごいものを見た直後によく冷静に食べられるなと自分で笑いながらも、お腹が空いていたというおさだは、このチキンでアムステルダムでの1日を締めくくった。