1時間で作り置き10品に挑む:竹脇まりなの「タンパク源・緑黄色野菜・きのこ」の組み立て方

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概要

フィットネスインストラクターの竹脇まりなが、スマートウォッチで60分のタイマーをかけ、作り置き10品に挑んだ。動画は本人が言う「垂れ流し動画」で、視聴者がラジオ代わりに聞きながら一緒に料理できるように作られている。調理の合間に、竹脇は自分の作り置きのルールを話していく。毎回「タンパク源中心のもの」「副菜」「食物繊維系」の3つを必ず作ると決めて買い物をする、というのが軸である。

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今回の材料は、野菜、きのこ3種類、鶏もも肉、鶏むね肉、卵、生鮭、サバ。ここから10品を作る。ただし撮影中のトラブルが重なり、1時間で終わらなかった経緯もそのまま映っている。

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ゆで卵から始めて、ゆでている間に野菜を洗う

竹脇は作り置きをするとき、野菜を洗う前にまず「ゆでる系」を始める。今回は卵10個を水からゆで、沸騰してから約8分で引き上げる。ゆで卵は、本人が「大好き」という漬け卵と、ブロッコリーのデリサラダの2品に使う。卵は子どももよく食べるし、お腹が空いたときのタンパク源にもなるので外せないという。

卵をゆでている間に野菜を洗う。今回は実際に自分が作り置きをするときと同じ流れを見せるため、袋を開けるところから撮っている。

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調理油を控えめにして、緑黄色野菜を作り置きに回す

健康を意識した作り置きで竹脇が気をつけているのは、調理油を使いすぎないことだ。今回もレンジ調理の品がいくつかある。油を気持ち少なめにしておくと、PFCバランスが整いやすいと竹脇は説明する。

野菜の選び方にも考えがある。竹脇によれば、緑黄色野菜は1日120gほど、野菜全体では1日350gが推奨量とされている。レタスやキャベツのような色の薄い淡色野菜は、ちぎってサラダにすれば生で食べられることが多い。一方、緑黄色野菜は生のままボリボリ食べられるものが少なく、何かしら調理が必要になる。だから緑黄色野菜を作り置きにしておくと推奨量に届きやすい、というのが竹脇の個人的な考えだ。

今回は汁物を作り置きしない。長ねぎや白菜のような淡色野菜は、鍋や汁物として当日すぐ作れる。緑黄色野菜を作り置きに、淡色野菜を当日の汁物に、と分けておくと摂取量を確保しやすいと竹脇は話す。ピーマンやブロッコリーのように存在感のある緑黄色野菜は、副菜としても見栄えがするという。

段取りとしては、卵をゆでている間に野菜をまとめて切ってしまう。野菜系を先に片づけ、肉や魚は後に回すのがいいというのが竹脇の考えだ。例外として、フライパンに置いておくだけのサバの塩焼きは最初に焼き始めた。家に魚焼きグリルはあるが、手入れが面倒なので魚はフライパンで焼いている。

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焼き魚の作り置きをすすめる理由

竹脇は最近、焼き魚の「焼き置き」がとにかく助かると繰り返し話しているという。朝食は納豆卵かけご飯が多いが、朝にタンパク質を取りたいとき、焼いた魚があると便利だ。当日焼く方がいいのはもちろんだが、2〜3日で食べ切るなら先に焼いておき、朝はレンジで温めるだけにしている。フライパンを洗いたくないので、なるべく洗い物を出さないように暮らしている、と竹脇は笑う。

子どもの朝食にも使える。ご飯だけ炊いておき、焼き置きの鮭やサバをほぐして、のり、ごま、とろろ昆布などを混ぜ込む。それだけで栄養が取れる「パワーおにぎり」になるという。

鮭については、目の疲れの話もした。竹脇は最近とにかく目が疲れると感じている。原因は姿勢の悪さ、パソコンやスマートフォンの使いすぎ、見ているときの体勢などさまざまだ。鮭に含まれるアスタキサンチンは抗酸化作用が高く、アンチエイジングによいとよく言われるが、目にもよいとされている。竹脇はパソコン作業が多く、老眼など目のトラブルは年齢とともに増えるものだと考えているので、年を重ねるにつれて鮭をよく食べるようになったという。魚に含まれるDHAやEPAといった必須脂肪酸が脳や記憶力に関わるとも触れている。

途中で包丁の切れ味が悪く、研ぎ直してから作業を続ける場面もあった。

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ピーマンの切り分けと無限ピーマン

ピーマンは1袋に6〜7個入っていた。半分は無限ピーマン用に細切りにし、残りは鶏むね肉のケチャップ炒め用に乱切りにする。

作業しながら、竹脇はこの動画を作った理由も話している。小さな子どもがいると作り置きをゆっくりできないので、一人の時間にまとめて作ることがある。そのとき片耳で何かを聞いていることが多い。そこで、一緒に作り置きをしているような雰囲気になれるYouTubeがあればいいと思ったという。

無限ピーマンは、調理にも保存にも使えるガラス容器で作る。細切りのピーマンに、はごろもフーズのノンオイルのパウチ入りシーチキンを水気を切って加える。竹脇はこのパウチタイプを多用していて、缶のタイプには戻れないほどだという。中華だし小さじ1/2程度、塩、ごま油を加え、軽く蓋をしてレンジで2分ほど加熱する。完成後、ノンオイルでもシーチキンの動物性タンパク質の旨味がしっかり出ると竹脇は話し、サラダにかけても美味しいと付け加えた。

この時点で開始から15分。サバの塩焼きも焼き上がり、これが1品目になった。

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にんじん、ブロッコリー、ほうれん草の下ごしらえ

キャロットラペは竹脇が昔から何度も作っている定番で、にんじんは皮付きのまま使う。火を通した作り置きが多い中、生の野菜としてシャキシャキした食感を楽しめるのが好きだという。にんじん1本半ほどを切り、約1/3を鮭の南蛮漬け用に取り分け、残りをキャロットラペ用にした。どちらも水分を抜きたいので塩をまぶして置いておく。

ブロッコリーは塩を入れてレンジで2分半加熱する。冷ます時間が必要なので早めに済ませた。続けて、ナムル用に洗ったほうれん草もラップで包み、同時進行でレンジにかける。玉ねぎは1個のうち半分を南蛮漬け用の細切りに、残りを鶏肉と炒める用にした。

この間、竹脇は腰に巻いたタオルの話もしている。以前来てもらった家事代行の人が腰にタオルを巻いて仕事をしていたのを見て真似したという。普段の夕食作りではエプロンもしないが、作り置きに集中するときはこのスタイルがいいと話す。

17:07

漬け卵とゆで卵の剥き方

卵はゆでた直後にひびを入れて冷水で冷やすと殻がつるんと剥ける、と言うつもりが、実際にはボロボロになってしまった。竹脇はまだ半熟だったかもしれないと振り返りつつ、半熟の方が体への吸収率が上がるので、タンパク質の面ではいいと話している。

漬け卵は、YouTubeで作り置き動画を出し始めた頃からずっと作っているという。竹脇が挙げる利点は間食や朝食にちょうどいいことだ。納豆卵かけご飯のような生卵でもいいが、ゆで卵や半熟卵の方が噛む分だけ食べ応えがあり、満腹感も出る。

作り方は最近変えた。以前はタッパーで作っていたが、今はアイラップ(ポリ袋)の方がいいと気づき、こちらを使っている。ゆで卵6個を袋に入れ、めんつゆとオイスターソースを少しずつ、卵が浸るくらいの水を加えてもみ込む。全体が浸るように空気を抜いて結べば完成だ。以前は生姜やニンニクも入れていたが、娘も食べるかもしれないので今は入れていない。めんつゆの量は使う商品によって変わるので、調整してほしいとのことだった。

19:18

ヨーグルトで作るブロッコリーと卵のデリサラダ

デリサラダには大きめのブロッコリー1株とゆで卵4個を使う。卵は惣菜のデリのようなゴロゴロ感を意識して、ざっくり大きめに割る。

通常この手のサラダはマヨネーズで味をつけるが、脂質でカロリーが高くなりやすい。そこで竹脇はパルテノのヨーグルトを使う。竹脇によればパルテノは1個でタンパク質11gが取れる。マヨネーズはカロリー65%カットのピュアセレクトを大さじ2ほど使い、パルテノをその倍くらい入れる。全部ヨーグルトでも作れるが、マヨネーズが少し入るとヨーグルトだと気づかない味になるという。卵もブロッコリーもタンパク質が多い食材なので、竹脇はこれを「超タンパクサラダ」と呼ぶ。仕上げに塩こしょうとコンソメを少し加え、深みを出す。

竹脇はブラックペッパーを多めにかけるのが好きだが、先日娘に食べさせようとしたら辛いと言われて拒否されたという。子どもと食べるならペッパー抜きでもいいと話している。娘はブロッコリー単体だと食べないこともあるが、卵と合わせると結構食べてくれるという。

25:17

きのこは3種類以上にこだわる

残り20分を切ったところで、「食物繊維タイム」としてきのこの炒め物に入る。オリーブオイルを切らしていたので米油を使った(後で、勘違いで冷蔵庫に入れていたオリーブオイルが見つかる)。

竹脇のこだわりは、きのこを3種類以上使うことだ。単純に美味しいこともあるが、腸活のためには多様性が大事だと話す。いろいろな食材からいろいろな菌や食物繊維を取ることが重要で、量や頻度も大事だが種類が大事だという。きのこも種類によって性質が違うので、3種類以上を混ぜて作り置きするようにしている。

味付けは最初、夏なので酢を入れてマリネ風にしようか迷っていたが、最終的には醤油ベースに変えた。めんつゆ、砂糖、みりんで少し甘めに仕上げ、ごまをかけるつもりが間違えてすりごまをかけてしまった。当日に生野菜をちぎって上にのせれば、きのこサラダになる。これを食べておけば食物繊維が取れる、という「安心材料」の1品だと竹脇は言う。

この流れで、竹脇は献立の考え方も話した。作るものは毎回大きく変わらず、使う食材もほぼ同じで、味付けだけを変えている。しょっぱめにしたり、中華風や洋風にしたりする。そうすればレパートリーも生まれるし、買い物でも迷わない。白紙の状態から作り置きを考えると悩んでしまうが、緑黄色野菜を買う、タンパク質を買う、必ずきのこを入れる、という全体のルールを決めておくといいという。鮭とサバも毎回買っていて、どちらを塩焼きにするかはその時々で変えている。

28:50

トラブル続きの後半:米粉の袋とカメラの熱

残り15分で肉と魚に取りかかる。生鮭(塩味のついていないタイプ)を一口大に切る。フライパンはなるべく1つで済ませたいという。ところが衣にする米粉の袋に穴が開いていることがわかり、袋ごと別の袋に入れて対処した。竹脇は久しぶりに撮り下ろし動画を撮ったので手際がよくないかもしれない、と詫びている。

さらに、カメラが熱を持って3回止まり、そのぶん時間をロスしたと説明した。残り8分の時点で、焼き物すべては間に合わない気がすると漏らしている。

34:55

ほうれん草のナムルと醤油チキン

忘れかけていたほうれん草は、水で流して絞り、ナムルにする。根元も美味しいので一緒に入れる。ごま油、すりごま、鶏ガラスープの素を混ぜれば完成で、料理の横に添えられる1品になる。

醤油チキンは鶏もも肉に米粉を薄くまぶし、皮目から焼く。なるべく動かさず、蒸し焼きにして時短する。もも肉は皮から脂が出るので、油なしでも焼けたという。タレは醤油・みりん・酒を1:1:1で合わせたもので、竹脇は「黄金比」と呼ぶ。Amazonで料理酒を買ったら思ったより大きいボトルが届いて使いにくい、という余談もあった。本当は刻みニンニクを入れたかったが、今回はおろしニンニクのチューブで代用した。米粉のおかげで勝手にとろみがつく。

これは竹脇家の定番だという。甘めや濃いめにしたいときは砂糖を足すこともある。大人用にはブラックペッパーをたっぷりかけるが、今回は子どもも食べそうなので控えめにした。

38:56

1時間を過ぎてからの3品

フライパンを洗い、オリーブオイルで鶏むね肉のケチャップ炒めを作る。むね肉は皮がないので、先にそぎ切りにして塩を振り、米粉をまぶしておいた。合わせ調味料は酒、みりん、ニンニク、ケチャップ大さじ2、酢大さじ1、砂糖大さじ1で、甘酸っぱい味にする。

このあたりで1時間が経過した。竹脇は、先週試したときは1時間で終わったのに、途中で何を間違えたのだろうと首をかしげる。そのうえで、皆さんもゆっくりやりましょう、と呼びかけている。

肉に火が通ったら一度取り出し、残った油で玉ねぎと最初に切ったピーマンを強火で炒めて合わせる。竹脇はこの品が個人的に大好きだといい、米粉のおかげで肉が硬くならないと話している。

鮭の南蛮漬けは、まず水気を絞ったにんじんと玉ねぎに酢、砂糖などを加えてレンジで加熱し、ベースを作る。レンジにかけると野菜から水分が出て、漬かりやすくなるという。続けて鮭を少量の油で焼き、熱いうちにこのベースに漬ける。少し身が崩れたが、冷やすか一晩置いてから食べる予定だ。竹脇は、鮭の作り置きは精神的にもいいと話す。

キャロットラペは、塩で水分の出たにんじんをぎゅっと絞り、じゃばら(レモンのような柑橘)、オリーブオイル、塩、粒マスタードを加える。塩は、料理系の発信をしている友人が勧めていたイギリスのマルドンシーソルトというフレーク状の塩だ。竹脇は、しょっぱいだけでなくミネラル感や甘み、旨味が感じられるという。パッケージには「まろやかな旨味とすっきりとした後味」と書かれていて、カルディなど海外系のスーパーでよく見かけるという。粒マスタードはお好みだが、竹脇は入れた方が断然美味しく、デリ感が増すという。レーズンを入れる人もいるが、竹脇はこれで十分としている。ここでもごまのつもりですりごまをかけてしまった。

46:53

完成した10品と、作り置きで意識していること

並べた10品は、卵とブロッコリーのデリサラダ、鶏むね肉のケチャップ炒め、醤油チキン、鮭の南蛮漬け、きのこの炒め物、サバの塩焼き、漬け卵、無限ピーマン、キャロットラペ、ほうれん草のナムル。竹脇はデリサラダについて、タンパク質と良質な脂質が取れ、ブロッコリーで緑黄色野菜も取れると説明した。手際や手順はいつもよりよくなかった気がする、とも話している。

最後に、竹脇は作り置きで気をつけている点を3つにまとめた。1つ目はタンパク源をしっかり意識すること。卵、魚、肉を使い、肉は部位を分けて脂質を調整し、魚も2種類ほど使う。2つ目は緑黄色野菜を中心に作ること。3つ目は、食物繊維を意識した品を必ず1品以上作ることだ。わかめなどの海藻でも食物繊維は取れるが、年中いつでも手早く作りやすいのは結局きのこなので、きのこが多くなると竹脇は話している。

締めくくりで竹脇は、バランスのいい食事をしっかり取り、運動し、休息と睡眠も取って、心も体も健康に過ごそうと呼びかけた。