ちょんまげラーメンが挑んだ「100ボケ100ツッコミ」2回目、自己最速ペースを野菜で失った29分50秒

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概要

NOBROCK TVの企画「100ボケ100ツッコミチャレンジ」に、ちょんまげラーメンの田渕章裕ときむが3年ぶりに出演した。前回はまだ「インディアンス」名義での挑戦だった。改名後の2人は、ターゲット役の水湊美緒を相手に、持ちネタではなく雑談とアドリブのコントでボケとツッコミを重ねていく。途中までは番組史上最速のペースだったが、ある出来事で失速する。本稿ではその流れを追う。

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3年ぶりの再挑戦と、これまでの記録

冒頭、進行役はシーズン2として一部のコンビに2回目の出演を依頼していると説明する。令和ロマンやヤーレンズなどがそれにあたる。インディアンスの1回目の記録は、1回目の挑戦だけで比べれば1位だった。しかし2回目の令和ロマンらに抜かれ、令和ロマンの2回目は25分だったという。

進行役によると、インディアンスに2回目を頼まなかったのは、1回目の時点で「もうこんなに早いのはないだろう」と思っていたからだ。ヤーレンズに2回目を頼んだのは、1回目でトラブルがあったためである。収録中に本物のデリバリーの配達員が来てしまい、楢原がそれを番組の仕込みだと思っていじったところ、相手が本気で怒った。その部分はカットせざるを得ず、もう一度呼んだという。田渕らはこの話に笑いながら、「そこから楢原さんのテンションが少し落ちた」と付け加えた。

田渕は今回を「ほぼ1発目のような気持ち」と語る。コンビ名が変わっているからだ。また、前回の相手役だった女性について、田渕が一番可愛がっている後輩であるコットンのきょんと後に結婚したことに触れた。進行役は「今日の方も後日誰かと結婚すると思います」と返している。

ルールは前回と同じだ。表向きは「レアゾンが新しく始めた通販番組」の収録で、それぞれの商品と出品者が来る。途中からは農家役のエキストラも登場する予定だった。進行役は、エキストラは出番がなくても構わない覚悟で来ていると説明したが、2人のうち1人しか頷かなかったと田渕らが指摘し、笑いが起きた。

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楽屋入りから始まるボケの連打

楽屋に入った瞬間から、2人はボケを始める。「入りました」という挨拶を鍾乳洞の「乳頭が入る」ように言い換え、水湊が「みお」と名乗れば、ラーメンにかけて「うずまきナルトちゃんだっけ」とボケる。2人とも名前が「ミ」から始まると知ると「ダブルミーちゃんズ」と呼び、あだ名が「みち」だと聞けば「よく流血するってこと?」と返した。

座る・座らないのやりとりでは、田渕が「家でも立って寝ているし、風呂も立って入る」と言い張り、湯船にはこの辺までしか浸からないので洗ったことのない部分がある、というボケに広げた。きむがツッコミ役に回るが、場面によって役割は入れ替わる。

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水湊美緒の経歴をネタに変える

普段の活動を聞かれた水湊は、舞台や映像、ドラマなどで芝居をしていると答えた。元はアイドルで、その頃はアシスタントの仕事もしたという。絡んだ芸人としてゴー☆ジャスの名前を挙げると、田渕は「一度だけすっぴんを見たことがある」と話し始める。楽屋入りの時も顔に星が描いてあった、あれはタトゥーだった、と真剣な顔で語り、きむに止められた。

ゲームの話では、水湊がポケモンが好きだと言うと、きむが「イジリーさん(ジムリーダー)を探そう」と脱線する。好きなポケモンを当てるくだりでは、田渕が「早いイメージ」から「エビ」と答え、そこからエビワラー・サワムラーという格闘技ジムの話にずれた。ここで田渕は「明るく振る舞っている時も傷ついている時がある」と言い出す。2人だけで盛り上がって自分が話に入れなかったと拗ねてみせ、会話を自分の側に引き戻した。

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趣味の話から生まれる即興ネタ

水湊の最近の趣味はギターで、YUIの「CHE.R.RY」を練習しているという。これにきむは「天然のウッドベースならできる」とボケ、そこから深海魚の話に移る。田渕はロケで静岡に行ったとき、深海魚の刺身が船盛りで出てきて怖かったが、食べたら美味しかったと話した。その途中できむが店員役で「コントイン」してしまい、田渕から「普通に喋っている時にコントに入らないでほしい」とツッコまれた。

歌の話では、水湊があいみょんの「マリーゴールド」も好きだと答える。田渕は楽譜が読めないこと、ギターは左手も右手も難しいことを話す。きむが「それはそうだ」と身も蓋もない相づちを打ち、40歳を超えてのビンタという流れになった。

好きそうな音楽を当て合う場面では、水湊がきむについて「優しそうな顔をしているからMr.Children」と答えた。きむは「悪魔に魂を売っているから人間の心なんかない」と抵抗する。一方の田渕は、芸人になってから年上と付き合うことが多いとして玉置浩二の名を挙げ、安全地帯の「ワインレッドの心」の一節を歌う。それを受けて「優しそう」と「食われそう」が言い間違いのように交互に重なり、ボケが連続した。

年齢当てでは、田渕がきむを「50」「56」と答え、正解は38だった。きむは「運動を始めたから最近若返った」と言うが、健康の話で盛り上がるほどの運動はしていないとすぐにばれる。逆に田渕は35歳でも通ると言われて大喜びし、その場で動き回ってから「ちょっと出かけるわ」と退席しかけた。

14:19

似顔絵と「下向くな」

水湊は絵も得意だという。田渕が似顔絵を頼み、本人の前で可愛いポーズを取り続けた。ところが完成した絵を見ると、田渕本人ではなく別人のようだという流れになる。2人は「目の悪い人を描いたのか」「だるいのかと思った」と言い合った。

もう一枚、きむの似顔絵も描いてもらう。これを見た田渕は「高校の頃の時期のキムを描いてしまったのか」とツッコんだ。添えるメッセージを考える場面では、きむが「下向くな」と言う。田渕は「絵を見て下向くなとはどういうことか」と返し、きむは「裸で額縁に入れるほどじゃない」と自ら引いて謝った。

16:50

小道具の野菜を食べ始める

通販番組の商品は野菜で、本物の野菜が置かれていた。きむは「ケータリングかと思った」と言って生の芋などを次々に口へ運ぶ。田渕は心配するが、きむは止まらない。後の結果発表で、このときの食べっぷりがタイムに響いたことが明らかになる。

野菜の横には足つぼマットもあった。2人は「こういうのをやる機会が多いが、これはとがっているから痛い」と前置きしてから水湊に試させる。水湊が苦しんで声を出すと、2人は「おっさんの声が出ている」とツッコんだ。きむは「真ん中が痛い」と言いながら歩き回る。さらにブロッコリーの細かい粒が舞台衣装のスーツに付き、田渕から「食べる時は茹でて」と言われた。

水湊は、体を張るバラエティにも出ていたと話す。バンジー、滝、フルマラソンなどを経験したといい、2人は「全部やってる」と驚いた。田渕は、芸人もそうだがリアクションが良いとそういう仕事で使われていく、と話し、トマトを辛いものに見立てたリアクション練習を提案した。ところがきむが勝手に「暗黒料理」という設定を足したり、撃たれた演技を始めたりして脱線する。最後はゴーヤを手に足つぼに乗るボケで落とした。田渕は、水湊のリアクションについて、それまでの行き方が丁寧でちゃんとビビっている感じもあったと評価した。

22:00

即興芝居1:成田空港の恋人同士

田渕が芝居も上手だという話から、エチュードのような即興芝居をやることになった。最初の設定は、海外へ旅立つ恋人を空港で引き止める場面だ。打ち合わせの段階で、きむが端役として割り込もうとして「この芝居で売れようとしている」とツッコまれる。

本番では、恋人同士が飛行機と飛行機になってしまう。成田に戻ってきたのにすぐ飛び立つのかと問う流れで、行き先を聞かれて「タイ」と答えると、きむが「グリーンカレーがうまいってか」という謎のキャラクターで割り込んだ。最後はロックマンで倒すという展開になり、田渕らは「成田空港ロックマン物語」「なんで飛行機同士で最後ロックマンで倒すのか」とまとめた。

24:48

即興芝居2:不登校のゲーマーと幼なじみ

水湊は明るい役が多いというので、次の設定は、家でゲームばかりして学校に行かない男子を幼なじみが迎えに来る話になった。田渕がゲームをする役だが、いきなりダンスダンスレボリューションを始め、それがT.M.Revolutionの物真似にずれる。

芝居そのものは一応成立した。水湊が「私が相手するよ、一緒にお弁当を食べたり、お昼寝したり」と誘うと、田渕は「付き合ってると勘違いされてお前に迷惑がかからないか」と返す。ところがここでオレンジレンジの「花」を持ち出し、キュウリをハーモニカのように食べ、『となりのトトロ』のカンタが傘を渡す場面に重ねるボケが続いた。

その後、田渕が「ドアがない状態で喋っているのが気になる、ドアがあれば変わるかも」と言い出し、ドアありで撮り直す。ゲームはダンレボ以外ということでモンスターハンターに変わった。ここで、きむがリオレイアの希少種と言おうとして言えないボケが入る。田渕のゲーマー役は「オンラインで友達がいっぱいできるから一生これでいい」と全部を台詞で説明してしまい、きむに「全部自分で説明するコントだ」とツッコまれた。

28:29

役を入れ替えたホラー展開と大根

最後は役を入れ替え、学校に行けない側を水湊が演じ、きむがフォートナイトをする役で加わった。「フォートナイトってまだ昼だぞ」というボケのあと、田渕がドアを勢いよく閉めて首が挟まるような演出が入る。2人は「ホラーじゃない」「そんなに切れるドアじゃない」と言い合い、きむの「映画泥棒」の物真似にも話が飛んだ。

キャッチボールを始めるとボールがバランスボールに変わり、田渕は「大根役者でごめん」と謝る。その瞬間、きむが生の大根をかじり、「なんで生の大根を食べるのか」とツッコまれたところで終了が告げられた。

31:25

結果は29分50秒、暫定5位

ネタばらしでは、進行役が企画の内容を説明した。100回ボケて100回ツッコむシリーズだと聞いて、水湊は「知ってる」と応じている。予定していた農家役のエキストラは呼ばなかった。理由は、2人がコントインしてしまって呼びにくくなったことと、野菜をもう食べてしまったことだという。

タイムは29分50秒で暫定5位だった。進行役は原因ははっきりしていると言い切る。野菜を食べるまでは過去最高のペースだったのに、きむが野菜で口をいっぱいにしてから極端にペースが落ち、喋れなくなったという。咀嚼が終わるまで待つ必要があり、きむは「一気に4種類行った」と認めた。コントインも原因の一つに挙げられた。

一方で進行役は2人を評価した。持ちネタを使わず、ほぼインタビューから全部ボケているストロングスタイルでこのタイムまで来たのはすごい、という。水湊も多くボケたので、それを数に入れれば100回はすでに終わっていた。ただし、カウントには入れていないと説明された。きむは、今後挑戦する芸人に向けて「生野菜は全然飲み込めない」と伝えておきたいと話した。

進行役は最後に、令和ロマンやヤーレンズは自分たちだけでボケていた、と付け加えた。だからそういう意味で言うと今回はすごい、という評価である。そのうえで「企画としてどうなのか、女子を絡めてのボケは」という問いかけも出た。出演者からは「悪口じゃないけど嫌ではある」という反応があり、ターゲットを巻き込んで数を稼ぐやり方への引っかかりが残る形で動画は終わる。