二瓶有加は落ち着いた藤森慎吾の「飲み会魂」を呼び起こせるか NOBROCK TVの仕掛けドッキリ

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概要

佐久間宣行のNOBROCK TVで、二瓶有加が「仕掛ける側」に回った。標的は、かつて「チャラ男」キャラと飲み会の合いの手で知られ、現在はMCの仕事を中心に落ち着いた印象のオリエンタルラジオ・藤森慎吾である。二瓶が飲み会のノリをぶつけ続ければ、当時の藤森が戻ってくるのかを試した。

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企画の発端と設定

番組側は企画の背景として、以前の藤森との飲み会セッションに触れた。その回は藤森が「おじさん過ぎて」盛り上がりに欠ける「問題作」になり、コメント欄には「おじすぎる」「二瓶よく頑張った」といった声が並んだという。チャラ男は7〜8年前のことで、最近の藤森はMCの仕事が中心だ。番組側は、藤森本人が考えてキャラクターを変え、それが成功しているとみている。今回はそれを引き戻そうという狙いで、二瓶は「めっちゃ邪魔するじゃん」と笑った。

藤森には、つらかった話をするトーク番組の打ち合わせと伝えてある。そこへ何も知らない藤森と「元気のないアイドル」が来る。二瓶はその話を聞いて飲み会のノリで励ましながら、少しずつ藤森の飲み会魂を呼び起こす。仕掛け人は二瓶1人で、ドッキリにかかる側は2人いる構図だ。

もう1人のターゲットは、5月にデビューしたばかりのアイドルグループ「宵越しのアンサンブル」の氷織すず。番組は彼女の役割を「目の前で起きることをただ目撃する人」と紹介した。年齢は非公開で活動している。藤森は氷織に丁寧に挨拶し、デビューを祝うなど落ち着いた先輩として振る舞った。

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噛み合わない導入

二瓶は「スターいる、やばい」と高いテンションで部屋に入り、10年ほど前に地下のバーなどにいなかったかと藤森に話しかけた。席に着くと生ビールを頼もうとし、藤森に「打ち合わせだから生はないでしょ」と止められる。飲み物は水だった。割り物が麦茶だと聞いて「麦茶割りってか麦茶じゃね? ストレート」と返したり、「シュワシュワしたいすか」と炭酸を勧めたりしても、藤森は「打ち合わせだから」と困惑するばかりだった。

二瓶は「聞いてる話と違う」「慎吾さんが落ち着いてる」と繰り返し、チャラ男は私生活がそのまま芸風になったものではないのかと問いかけた。さらに、港区界隈に男女20人ずつをいつでも呼べるという噂を持ち出す。藤森は港区で飲んでいた時期はあったと認めつつ、そうした話は否定した。2ショットを撮ろうとしてピースを求められても「ピースはない」と断り、共通の知り合いとされる人物の名前を出されても、そんなに一緒に飲んだことはないと答える。藤森は「ついていけない、俺この感じに」とこぼし、氷織は二瓶に引いていた、と番組側は見ている。

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合いの手で「帰ってこいよ」

流れが変わったのは、二瓶が「飲んでからじゃないと始まらない」と飲みのコールを始めてからだ。藤森は「知らないよ、そんなの」「最近の飲み会知らないから」とかわしたが、二瓶は「鈍ってるなあ」「帰ってこいよ」と呼びかける。

藤森が氷織に「ポイポイポイポイポピー」を聞いたことがあるか尋ね、氷織は聞いたことがあると答えた。そこから藤森が自分で合いの手をやり始めると、二瓶は「大きな声でおっぱいわっしょい」の文句が正確でないと指摘した。藤森が「そんなに正確には覚えてない」と謝ると、二瓶は中学生の頃にあれを見て「晴天の光」のように感じ、自分もそこに行きたいと思ったと語り、覚えていないのは「ちょっとショック」だと訴えた。藤森は「そこまで覚えてる人あんま見たことない」と驚いた。

二瓶は、飲み会コールのリズムは藤森が生み出したもので、港区にリズムを持ち込んだのも藤森だと持ち上げたが、藤森はそれを否定した。

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MC業への「悔しさ」と西山ダディダディ

二瓶は、藤森がPrime Videoなどの大きな番組でMCをしている姿を「歯を食いしばって血を流しながら」見ていたと話した。藤森がNetflixだと訂正すると、二瓶は「こんなんじゃねえ」と思っていて、正直悔しかったと続けた。

これに藤森は、「落ち着いたな」と言ってくれる人は確かにいると応じ、自分にも思い当たる節があると明かした。西山ダディダディを見たとき、こういうものが流行っているのだと思う一方で、自分も当時やっていたという悔しさを感じたという。そのまま西山ダディダディ風のリズムに乗せて「シンゴ」コールを即興で披露し、「難しいよね、こういうこと」と言いながらもリズムに乗ってみせた。二瓶は「帰ってきた」と喜んだ。

続けて二瓶自身が藤森のコールで飲みたいとせがみ、藤森は「それそれそれ」と掛け声を重ねた。藤森は「楽しいね。久々にこれやると、まだリズムあったんだって、自分も」と口にし、氷織にも「3秒で飲み干すぞ」とコールを振った。氷織が素の調子で「もうええでしょう」と返すと、藤森は「君すごいな」と感心し、「なんか俺もスイッチ入っちゃった」と謝った。

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「空回り」の相談と藤森の助言

企画上の「つらかった話」として、二瓶は泣きそうな素振りを見せながら悩みを打ち明けた。最近バラエティに呼ばれるようになり、芸人と共演すると「ここで結果を残さなきゃ」と力みすぎてしまう。藤森はそういうときにどうしていたのか聞きたい、という相談だった。

藤森は、芸人がいる場で自分で結果を残そうとして空回りするとき、基本的にいい結果は出ないと答えた。そのうえで、二瓶はすごく良いものを持っているから、焦ったときは今のこのノリを出してしまえばいいと助言した。直後に二瓶がそのノリで「すごいすごい」とコールを始め、「ポキ丼食っていいすか」と注文の小ボケを挟むと、藤森は「逸材だな、本当に」と笑った。

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武勇伝と「平成すぎる」ネタ

二瓶はさらに、当時の藤森は武勇伝ネタをプロデューサーに振って仕事をもらっていたのではないかと推測をぶつけた。藤森は「そんな汚れたことしてない」と否定したが、二瓶は「夜に使える武勇伝」を知りたいと言い、自分で武勇伝を披露する。その内容は、彼氏の家にスイッチの入る物をわざと忘れていくというきわどいもので、藤森は「それはちょっと平成すぎる」「行きすぎてる」と止めつつ、「昔のこと思い出しちゃった」とも口にした。

話は、曖昧な関係の相手の家にわざと物を忘れていく「マーキング」に移った。藤森は、引っかかったわけではないとしながらも、物を置いていかれるようなことは昔あったと認めた。二瓶が「アイ・ラブ・ユー、今夜はハッピー、一緒に踊らない」から始まる合いの手で女性を落としてきたのかと振ると、藤森も一緒に乗った。カトゥーやのくだりから「おっぱいわっしょい」まで続け、二瓶は「やばい、泣きそう」と反応した。藤森も「楽しくなってきちゃった」と漏らしている。

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港区での「スランプ」

終盤、二瓶は港区でスランプに入っていると打ち明けた。若い子がたくさん来るようになり、思うようなパフォーマンスができない。以前は新しく行くバーの店員と必ず連絡先を交換し、会員制のバーにも通っていたが、一見さんお断りの店から最近は呼ばれなくなったという。そろそろ引退も考えていたが、今日の藤森を見て「この年齢でも全然いけるんだ」と思え、頑張れる気がしたと話した。

藤森は「俺見て頑張れるんだったら頑張って飲んじゃおうぜ」と応じ、ボトルを使ったコールや西山ダディダディ風のリズムを再び繰り出した。最後は「今夜はハッピー」の合いの手を全員で通した。

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ネタばらしと藤森の反応

ネタばらしで、これがNOBROCK TVの企画だと明かされた。中身は、二瓶が打ち合わせの場で飲み会のノリを出したら藤森がついてきてくれるかというチャレンジで、二瓶と藤森の2人きりでは厳しいため、まったく関係のない人を同席させたと説明された。氷織が終始焦っていたことには謝罪があった。

藤森は「わけわかんない」「とんでもない人来たな、なんなのこの子と思った」と振り返り、二瓶は初対面での数々の失礼を謝った。氷織は藤森を近くで見られてよかったと言い、「シンプルに顔がかっこよかった」と感想を述べた。

藤森は、久々に「DNAが騒ぐ」感覚があったと話した。今は抑えているが、自分の中で「いかんいかん、妻、娘、家族」と言い聞かせていて、それを飛び越えそうだったという。合いの手を楽しんだ藤森が、それでも一線は保とうとする。その本音で企画は締めくくられた。