ストックホルム2日目:旧市街、IKEA、アートな地下鉄、北欧のヴェルサイユと船のホテル

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概要

旅行YouTuberのおさだ(osadalife)が、スウェーデン・ストックホルムを一人で歩く2日目の記録である。前回の動画に続き、「幸福度ランキング上位の国」を旅行者として歩くとどう感じるのかを、観光地、食事、交通、宿を通して確かめていく。冒頭で本人は、自分の「幸福度」を前日時点で72%とし、この日は90%を目指すと冗談めかして宣言している。

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前日の宿と旧市街ガムラスタンの朝

前夜の宿は風呂とトイレが共同だったが、話者によれば快適で特に問題はなかった。天気予報は雨だったものの、朝は快晴だった。宿の周辺には夜に雰囲気のよい店が多い。前回の動画で入ったイタリア料理店もこの通りにあり、そこで食べたチーズパスタはとても美味しかったと振り返っている。

宿から15分ほど歩くと旧市街のガムラスタンに着く。話者はストックホルム観光ならここが中心になるだろうと見ている。朝9時15分ごろはカフェ程度しか開いていなかった。話者がまず注目したのは建物の色合いで、どこを歩いても黄色系の絶妙な色の建物が続くという。郵便ポストも黄色で、日本の赤いポストとの違いを指摘している。一方で足元は石畳で、歩くと疲れる。ヒールでは歩けないだろうと注意を促している。

ストックホルムは海に囲まれた街で、朝日に光る水辺も川ではなく海だと説明している。訪問時期は9月上旬で、話者によれば最高気温は20度ちょっと、最低気温は10度台半ばほどだった。夜は少し冷えたが、日中は歩くと少し汗ばむ程度で快適だったという。

海辺の朝食とシナモンロール

朝食には海沿いのベーカリー「ブロードソルト」(字幕の表記どおり)を選んだ。ストックホルムはシナモンロールが有名だと聞いていた。ただ、前日に食べたものはこの店の3倍ほどの大きさがあり、甘すぎて気持ち悪くなってしまった。そこでこの日は小ぶりなものを選んだ。

シナモンロールとアイスアメリカーノの2つで95クローナ、約1500円だった。シナモンロールの感想は「どこで食べても違いは分からない」というもので、自分にとっては少し苦手な部類だと率直に述べている。むしろ評価したのは環境のほうで、朝9時に海辺でコーヒーを飲めるだけで幸せだと話した。旅行中の朝はのんびりするより動きたいタイプだとも語っている。

「世界一細い路地」と歩行者に止まる車

旧市街では、写真を撮る人が集まる「世界一細い路地」の前を通った。話者は前日にここを体験済みで、細いことは細いが、驚くほどではなかったと感想を述べている。

この区間で話者が繰り返したのが、スウェーデン人の「心の余裕」という印象である。横断歩道で待つと車は必ず止まり、自転車も歩行者がいれば止まってくれる。海外では止まってくれる国はあまりないという経験から、これを余裕の表れと受け取った。同時に、歩行者優先が徹底している日本もすごい国だと付け加えている。公園で遊ぶ家族の姿にも同じ余裕を感じたという。

ストックホルム市庁舎

次に市庁舎を訪れた。朝食の店から歩いて移動し、話者は十分に歩ける距離で、気持ちのいい道だったと話している。観光バスの団体客も多く訪れていた。

話者の説明では、スウェーデンはノーベル賞を作った人物の生まれた国で、市庁舎はノーベル賞の晩餐会が行われる場所である。建物の一部はカフェになっていて入れるようだが、内部見学は有料だという。料金について話者は「15ドル」と言ったあと「3000円くらいか」と言い直しており、はっきりしない。

建物を抜けると海に面した場所に出る。結婚式の撮影をしているらしい一組が、シャボン玉を飛ばして祝われていた。話者はここから見る市庁舎の姿を特に美しいと評している。街を歩いていると建物から鐘がよく鳴るそうで、市庁舎の上にも鐘が下がっている。鳴る時刻は正時とは限らず、50分に鳴ることもあり、決まりは分からないと話している。

IKEA:「モテ部屋」への憧れを振り返る

続いて向かったのはIKEAである。話者はスウェーデンを「IKEAの発祥の地」と紹介し、何度も世話になった家具店の本場を体験しに来たと話す。10時開店と聞いて10時半に着いたが、店が開いているか少し不安になる場面もあった。

店内での話の中心は、20〜30代男性の「モテ部屋」づくりという自虐的な回想である。話者自身も、部屋にグリーンを置けばおしゃれに見えるのではないかと考えたことがある。IKEAのフェイクグリーンは本物に近く、何度も買った。買うたびに背が低い気がして、もっと高いものに買い替えたという。次の一歩が間接照明で、部屋の角に置いてムードを出そうとした。二人で寝られるベッドサイズを考えたこともあるが、部屋の広さが足りずいつもシングルになり、カバーでおしゃれに見せる工夫をしたという。モデルルームを見ながら、自分の部屋はこういう雰囲気には全くならなかったと振り返り、香りを焚いている男子は「狙っている」と冗談を言っている。結局、いくら部屋を整えても、人を引き寄せる力がなければだめだというのが話者の落ちだった。

入口にあったIKEAの青い袋にも触れ、日本では布団をコインランドリーに運ぶときに使われている袋だと話している。

店内の飲食コーナーも見た。シナモンロールは5クローナほどで100円もしない。コーヒーは150円ほどと安い。IKEAで有名なミートボールはよく売れているようだという。ただしお腹が空いていなかったため、ここでは何も食べなかった。

昼食はスウェーデンでラーメン

昼食はラーメンにした。ヨーロッパ2日目にしてシナモンロールのような甘いものばかり食べてしまい、しょっぱいものが無性に食べたくなったのが理由である。入ったのは日本語の看板があるポップな雰囲気のラーメンバーで、「7つの罪」と書かれていた。話者は「今日は罪を重ねたい」と冗談を言いながら入店している。カウンター席に座り、お酒のメニューもあったが、ラーメンを注文した。

最初に出た4個入りの餃子は、普通に美味しい餃子だったという。続く担々麺は、日本で食べる担々麺と大きく変わらない、きちんとした味だった。スウェーデンで食べるものではないと認めつつも、しょっぱいものが欲しいときには最高だったと評価している。値段は担々麺が約2800円で、餃子と合わせて約4500円だった。

「世界一長い美術館」と呼ばれる地下鉄

午後は、ストックホルムの地下鉄を「美術館」として紹介した。各駅がアートになっているのが特徴で、話者は目的地まで片道40分ほどかけて移動しながら、いくつかの駅で途中下車している。

最初の駅は、話者が「めちゃくちゃ難しい名前」と言って名前を挙げなかった緑色の駅で、「ここが一番すごい」と評した。写真スポットになっており、カメラを持って駅を巡る人も多かったという。

運賃については、1回43クローナ(話者の換算で約600円)で75分間有効だと説明している。24時間パスは180クローナ、72時間パスは360クローナで、よく乗る人は買ってもいいだろうとしている。一方で、ホームでどちらの方面に乗ればいいのか分かりにくいのが悩みだと話し、実際に撮影中に乗りたい列車を逃している。

隣の中心駅T-セントラーレンは青一色で、一帯が洞窟のようになっている。話者はこの駅を前日の到着時にすでに見ていたと明かし、「新鮮なリアクションで嘘をついた」と認めている。次のロードフーセット駅は茶色で、話者の初心者目線ではただの茶色に見えるが、最も洞窟感のある駅だという。乗り換えで降りた駅も芸術的な内装だった。

最後に寄ったトリルドスプラン駅は地上にあり、調べたところ人気の駅だという。ドット柄のデザインで、話者は「昔のマリオ」のようだと表現し、キノコの絵柄も見つけている。1970年代のポップアート風らしいと紹介している。

176番バスでの乗り間違い

目的地の宮殿へは、駅を出て176番の青いバスに乗る。駅を出るときは改札でタッチする必要がなかった。停留所には「176番はFから乗車」と表示があり分かりやすかったという。話者の見立てでは、バスも地下鉄と同じカードを使えば追加料金なしで乗れる。乗車時に表示された「28分」は、75分の有効時間の残りだろうと推測している。

ところが乗ったバスは逆方向へ進み、話者は違う方面の176番に乗ってしまったと気づく。いったん降りて177番に乗り直し、有効時間内に目的地に着いた。176番か177番で行けるが方面に注意するよう、視聴者に呼びかけている。中心部から電車とバスを乗り継いで約1時間かかり、着いたころには天気は曇りに変わっていた。

ドロットニングホルム宮殿:「北欧のヴェルサイユ」

到着したのは、「北欧のヴェルサイユ宮殿」と呼ばれるドロットニングホルム宮殿である。入口付近では衛兵が真面目な顔で行進していた。背後に広がる水辺が湖か海かは分からないとしている。入場料は160クローナ(約2500円)で、話者によればユネスコ世界遺産にも登録されており、国王一家が今も実際に住んでいるという。

館内には大きな絵画とシャンデリアが並ぶ。日本人向けのガイドツアーも見かけ、申し込めばガイド付きで回れるようだと紹介している。話者は「この部屋だけで十分住める」と言いたくなるほど広い部屋を「無駄なスペース」と冗談めかして呼んだ。1階を回ると入口に戻ってしまい、1時間かけて来たのにもう終わりかと焦ったが、2階があった。

2階も豪華な部屋が続く。話者は、建物の大きさは富の大きさを示す最も分かりやすい表現なのだろうと述べ、赤い内装やシャンデリアの部屋に一人で座ったら寂しいだろうと想像している。国王に会えたら挨拶したかったが、それは叶わなかった。

海の上のホテル「ザ・レッドボート」

中心部に戻って前の宿をチェックアウトし、この夜は海沿いのホテルに移った。選んだのは、船の上に泊まれる「ザ・レッドボート」である。周辺には同様の船のホテルがたくさん停泊していた。変わった宿なら面白いと思って予約したが、外観は想像より小型で古く、話者は着いた時点で「若干後悔している」と話している。

レセプションは意外に豪華で、中もきれいだった。ところが部屋は別の場所にあり、いったん外に出てボタン操作で入る必要があった。女性用と男性用のシャワー、トイレは共用で、清潔だがかなり狭い。客室へは急な階段を下りる。部屋は2ベッドの狭い船室で、冷房はない。窓からは文字どおりの海が見え、奥には旧市街が一望できる。

話者は、変わり種の宿を選んだのは再生数を意識したからで、本当は泊まりたくなかったと冗談交じりに話す。1泊の料金は約1万6000円で、普通のホテルに泊まれる金額だと自ら突っ込んでいる。

ガムラスタンでお土産探し:ムーミンとダーラヘスト

午後4時ごろ、お土産を買いに再びガムラスタンへ向かった。事前に調べて、お土産ならここが良いと判断したという。明かりが灯り始める時間帯で、雰囲気もよかった。

土産物店では、ムーミンが大々的に売られていた。話者はムーミンをほとんど知らず、出発前に「ムーミン王国」のような場所に行ってみてと勧められたが行かなかった。ムーミンの隣にいるスナフキンには、とんがった鼻や帽子が話者に似ていると言われることがあるという。店にはカップ、キーホルダー、靴下、人形などのムーミングッズが並んでいた。話者はムーミンがミッキーマウスのような立ち位置なのかと考えつつ、お土産に1つ買おうかと迷っている。

別の店では、スウェーデンで人気の土産として、木彫りの馬の置物「ダーラヘスト」を紹介した。伝統工芸品だという。

船の上のスーパー夕食と、旅の振り返り

夕食は外食をやめ、スーパーで買って船の部屋で食べることにした。財布の面でも気持ちの面でも外食に疲れたからだという。電子レンジが使えるか分からないため、ミートボールは諦めて、そのまま食べられるものを選んだ。買ったのはシーザーサラダ風のサラダ(約1200円)、スモークサーモン(約800円)、水(約200円)、ポテトチップス(約150円)で、合計約2500円である。外食よりは安いが、意外と高いと感じている。

いざ食べようとするとフォークがなかった。日本から持参していたファミリーマートの割り箸が1膳だけ見つかり、こういう物は持ってきたほうがいいと勧めている。サラダにサーモンをのせた「ぶっかけ」サーモンサラダを作り、独房のような船室で美味しく食べた。一方で、この日スウェーデンらしい食事は朝のシナモンロールくらいだったと自嘲し、「参考にならない旅」だとも言っている。

最後にストックホルムを振り返った。治安はとても良く、9月上旬の気候も良く、食事もまあ良かったという。ただし物価はやはりヨーロッパ並みで、旅行者が幸福を感じることはないというのが話者の実感だった。その結果が、外食に怯えてスーパーの食材で最後の夜を過ごすこの状況である。ネタになると思って選んだ船のホテルも特にネタにはならず、揺れで少し気持ち悪いと語って、動画は船の上で締めくくられる。