30代の「大人の服」を探して:げんじがCOMOLIからLEMAIREまで秋冬の購入品を語る

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概要

ファッション系YouTuberのげんじが、2026年秋冬に向けて買った服をまとめて開封し、着用しながら紹介した回である。対象はCOMOLI、AURALEE、OUR LEGACY、STONE ISLAND、T.T(Taiga Takahashi)、GABRIELA COLL GARMENTS、LEMAIREの9点。単に商品を見せるだけでなく、「学生っぽさの残る服ではなく、大人にふさわしい服をどこで買えばいいのか」という問いに答える形で、各ブランドの魅力、サイズの選び方、向いている人を解説している。話の軸にあるのは、トレンドの変化についての本人の見立てと、服を買う理由として繰り返し語られる「人生の納得感」という考え方だ。

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カジュアルの流行が落ち着き、「大人」志向が戻ってきたという見立て

げんじは冒頭で、ここ2年ほどはドメスティックブランド(ドメブラ)に勢いがなかったと振り返る。ドメブラ自体が悪かったのではなく、たとえばディーゼルのように、海外のテイストに近いフレッシュでカジュアルなデザインが人気を集めていたためだという。げんじ自身もその流れに惹かれて買っており、動画でも提案してきたと認めている。

その流行が落ち着き始め、反動としてヴィンテージカジュアルから「ヴィンテージの綺麗め」へトレンドが移りつつあるとげんじは見る。さらに、ネットでファッションを学ぼうとするとインフルエンサーを含め若い層向けの発信が多いなかで、「冷静に考えると自分はもう30歳、あるいは大人ではないか」と気づき、大人に合う服を求める人が増えているとも感じている。フォーマル寄りのトレンドの始まり、そして日本人にとって着やすく質のいい、品のある服とは何かを見つめ直す動きがあるというのがげんじの認識だ。

その「大人への憧れ」に応えているのが、優秀なデザインチームを抱えるドメブラのテイストだとげんじは言う。SNSでも、ドメブラの即完情報やデリバリー情報が2年前や去年より熱心に語られている感覚があるという。とはいえ価格は高く、購入に慎重な人も多いはずなので、おすすめのブランドを解説していきたい、というのがこの回の趣旨である。

COMOLI「リバーシブルパンツ」:乾いたシルクの黒

最初の購入品は、アークネッツのオンラインストアで買ったCOMOLIのパンツだ。セットアップとして発売されたもののパンツだけを購入した。表がシルク100%、裏がコットン100%のニット素材のリバーシブル仕様で、シルエットはジョガータイプである。げんじは腰を落としてだるっと穿いているのでジョガー感は目立たないが、腰の位置を上げると裾がキュッと締まる形になると説明する。

げんじが特に評価するのは表地のシルクだ。シルクと聞くと、水分を含んだようなとろんとした素材を想像しがちだが、このパンツは何度も洗いをかけたことで、それとは逆にパリッと乾いた質感になっている。そのうえでシルクでなければ出せない細い糸を高密度で織っているため、「黒は黒でもCOMOLIならではの黒」のシルエットと雰囲気が出ており、そこが気に入っているという。

不便な点も率直に挙げている。げんじはウエストが細いのでベルトループが欲しいが、カラビナを掛けられるループが1つあるだけでベルトループはない。イージーパンツ仕様なので前開きもない。それでも、尻ポケットにダブルジップが付いている点なども含めて、買ってよかったと思えるパンツだとまとめている。

「COMOLIは失敗しない」理由

COMOLIを買ったことがない人向けに、げんじは「COMOLIは失敗しない」と言い切る。比較対象として挙げるのが他ブランドの癖だ。LEMAIREはサイズが大きすぎることがあり、AURALEEは素材は一級品だが、海外のコレクションに打ち出していることもあってカラーパレットが幅広く、合わせ方や着る場面が限られるアイテムもある。

一方のCOMOLIは、基本的に暗めの色彩で、サイズ感も日本人に向けた提案が多い。海外のコレクションに出るブランドは海外の人の体型に合わせて作ることが多いが、COMOLIは日本人体型によく合うという。さらにトレンドに振り回されず、作りたいものを作っている感覚があるため、時代を越えて長く愛せるアイテムが多い。これまでの買い方から一歩進んだ買い物をしたい人には、非常におすすめのブランドだとげんじは評価する。

AURALEE「ベビースリアルパカ シアーニット スキッパーポロ」:赤を差す

次は伊勢丹で購入したAURALEEの赤いポロシャツである。AURALEEのベビーアルパカのニットは昔からあるが、今回はナイロンを30%ブレンドした素材だ。げんじによれば、AURALEEは去年、そして今年の春夏と赤のアイテムを数多く提案しており、この26AWでも赤を打ち出していたという。

サイズは3を選んだ。AURALEEのメンズは3・4・5の展開で、3がS、4がM、5がLに相当する。身長175cmのげんじは、袖丈が十分にあり、体型も比較的細いため、AURALEEでは3を買うことが多いと話す。首元が大きく開いていて抜け感を作れる点、素材の綺麗さとしっかり発色した赤も気に入っているという。

着こなしとしては、1枚で着るのもいいが、げんじがやりたかったのはアウターの襟元から赤をのぞかせるスタイルだ。本来はグレーやベージュ系のパンツを合わせたい雰囲気だとしつつ、この日はパンツをあまり明るくせずに組んだ。最近はドメブラやAURALEEでもニットをタックインするスタイリングが見られるので、それも取り入れたという。

なお、この場面でげんじが羽織っていたのは、自身が関わるLIDNMから今後発売されるレザージャケットで、古着のジャケットをベースにしたアイテムだと紹介している。ダークブラウンの色味と着丈のバランスが気に入っていて、袖丈の都合でSを着ているが、中に着込むならMのほうがいいという。

AURALEEの入り口と、楽しさと難しさ

AURALEEの入り口としてげんじが勧めるのはニットである。アウターは10万円台、20万円といった高額なものが多いが、ニットなら3万円台のものもあり、4万円台程度で買える。その次のおすすめはシャツだという。

COMOLIとの違いについて、げんじは「COMOLIはもうCOMOLIという感じ」だが、AURALEEはアイテムによって楽しみ方がさまざまにあると言う。その分、思い切って挑戦して買ったものの着る回数が少なかった、ということも正直あったと認めている。トレンド感のあるブランドであり、COMOLIとAURALEEは最新のイメージで言えば対になるようなブランドではないか、というのがげんじの見方だ。

OUR LEGACY:今期は「リアルクローズ」へ

OUR LEGACYは渋谷パルコの店舗で購入した。げんじが店で受けた説明によると、今期のOUR LEGACYはリアルクローズに寄り添ったラインナップで、非現実的なコレクションではなく、再現性のある合わせ方やテイストが増えているという。げんじはこれを、自分が最近話している「大人の服」への流れとリンクすると受け止めた。

ただしOUR LEGACYの良さは、いい意味でのギミックにあるとげんじは言う。普通に見える服でも、OUR LEGACYのフィルターを通すと、たとえば今穿いているパンツのようにレザーパンツに見えるような素材になる。去年のOUR LEGACYはY2Kっぽいテイストや、SNSトレンドの起爆剤になるようなアイテムが多かった印象だが、そこからかなり落ち着いたものが増えた。ルックではなくEC画像でも、去年までは考えられないほど年齢が上のモデルが起用されていて、落ち着きや静けさを作り始めていると感じるという。

「STILL CHINO」と「BORROWED SHIRT」

パンツの「STILL CHINO」は、当たりやダメージ感がありつつ、基本はスラックスの形でシルエットがいい。丈が長いので、ヒールが6cmほどあるブーツで履くとより綺麗に出るだろうとげんじは言う。この日はLlifeから新しく出るストラップローファー(ヒールは4cmほど)を合わせていたが、それでもすっきり穿けるという。

シャツの「BORROWED SHIRT」は、店員の説明によれば、デザイナー自身が日本の古着で見つけたチェックをそのまま反映させたものだという。裏地のチェックの切り返しは正直少し苦手だとげんじは言う。サイズは一番小さい44(Sに相当)だが、身幅も後ろ身頃も生地をたっぷり使っていてゆったりしている。袖は細くタイトなものが主流のなかで、その逆を行くデザインが面白く、チェックの配色も気に入ったという。

げんじはこのシャツに、前衛的というよりヴィンテージリバイバル、伝統的な背景を感じると話す。オンラインのスタイリングも、ベーシックな服好きや去年のOUR LEGACYが好きだった人には味気なく見えるかもしれない組み合わせで、そこも戦略的なのではないかと推測する。げんじ自身は、今年の雰囲気そのものが好きというより、あれほど流行ったカジュアルなムードに対してブランドが今年どう提案を変えてくるのか、その変化が面白いという立場だ。

同素材のジップブルゾンも試したが、店頭には44がなく46しかなかった。175cmのげんじが46を着るとかなり大きかったため、OUR LEGACYも基本は44で買うという。AURALEEと同じく小さめのサイズを選ぶ傾向である。

OUR LEGACYが刺さる人

OUR LEGACYが向いている人として、げんじは20代と、30代でまだ「人生を丸めたくない」人を挙げる。32歳のげんじ自身も買っているが、大人の価格帯の服に挑戦したい人、30代になっても街に溶け込むのではなく周りとの違いを見せたい人には刺さるだろうという。インポートブランドの中では価格が高すぎない点も良いところだと付け加えている。

STONE ISLAND:クワイエットラグジュアリーとルーツ

STONE ISLANDはヴィンテージやオンラインで買ったことはあるが、店頭で買うのは今回が初めてだという。げんじは、最近のSTONE ISLANDを買った理由は30代前後の服好きに刺さるはずだとして、ブランドの背景から説明を始める。

STONE ISLANDはイタリアのブランドで、「変態的に」素材にこだわり、加工や染め方、カラーバリエーションに優れ、その素材づくりにミリタリーやワークのデザイン要素を掛け合わせてきた。昔から人気があったが、明らかにここ最近人気が高まっているとげんじは見る。その理由として、モンクレールによる買収で世界的に良さを見せるノウハウが加わったことを挙げつつ、それ以上に大きいのはクワイエットラグジュアリー的な考え方だという。

げんじの説明では、2021年頃まではバレンシアガ、ヴェトモン、ジル サンダー、グッチといったブランドのロゴさえ目立てば何でもいい、という空気があった。だが、おしゃれの本質は希少性や、みんなと同じにならないことにある。そのなかで「金を持っているからハイブランドだ」と誇示するロゴの着方が、チープで恥ずかしく見えるようになった。そこから素材へのこだわりに目が向くようになった、というのがげんじの整理である。

STONE ISLANDの魅力は、ラグジュアリーなイメージや機能的なデザインだけでなく、ルーツに根ざしている点にもあるという。イタリアやイギリスのサッカー文化から始まり、UKロックに広がり、リアム・ギャラガーも着用し、そこからラグジュアリー化していった。服を買う意味がトレンドだからではなく、そうしたサブカルチャーの蓄積とストーリーを着ることにある。そして、デザインからではなく素材から考える姿勢に心が震えるとげんじは語る。

Ghost Pieceのアウター「RAW HAND WOOL COTTON GABARDINE」

今回げんじが買った2点は、いずれもSTONE ISLANDの「Ghost Piece」である。1点目のアウターについては、通常ラインではなかなかやらない素材のブレンドや機能が載っていると説明している。パリッとした素材感に加え、一見STONE ISLANDだと分からない黒のバッジも「分かる人には分かる」感じで気に入っているという。

げんじは、単に黒のアウターを探しているなら別のものを買えばいいと言う。そのうえで、選択肢が多い今、人生は一度きりだから納得感が欲しい、と続ける。昨日今日できたものではなく、40年というブランドの歴史が結果としてラグジュアリーとしての価値になる。そう考えて購入を決めたという。金額はそれなりにするが、体型に合ったサイズ感で、中に着込むこともタンクトップ1枚で着ることもでき、対応できる気温の幅が広い点でも買ってよかったとしている。着丈もすっきりしていて、どんなパンツでも脚が長く見えるのが気に入っているという。

Ghost Pieceのスウェットと「人生の納得感」

2点目は同じくGhost Pieceのスウェットである。見た目はなんてことのない1枚だが、触るとすぐ違いが分かるとげんじは言う。コットン100%ではなく、コットン95%にポリウレタンが少し入り、ガーメントダイを施したような仕上がりで、生地に「むちむち」とした厚みがある。店では、Ghost Pieceでは通常ラインで使われないスーピマコットンの上質な生地を使っていると説明を受けた。高密度でポリウレタンも効いているためストレッチ性が高く、着心地がいい。サイズ感もよく、リブが強いので裾を上げて腹の前に溜めることができ、ボタンの位置も落ち着いていて首元を開けたスタイリングができるという。

主役になるアイテムではなく、アウターの下に着るものだとげんじは認める。それでも大人でかっこよく、「またとない出会い」だと思って買ったという。ここでげんじは、サードチャンネルで話したという人生観を持ち出す。貯金をして資産を作って死ぬことが成功なのかと言えば、自分はそうは思わない。どれだけお金を貯めても、死んだらあの世へは持っていけない。人生は思い出づくりであり、死ぬときに「間違いなかった、最高だった」と思える納得感があれば、それが成功だと考えている。

STONE ISLANDの存在を知り、世の中にいい素材の服があることも知っていながら、コンフォートゾーンから出ずに貯金を続ける生き方ももちろん素晴らしい、とげんじは断ったうえで、自分は納得感を重視するので「行けるなら行ったほうがいい」と考えるという。STONE ISLANDの良さはまだすべて噛み砕けていないとも話し、来年は別のパンツやアウターを買うかもしれないし、STONE ISLANDから別のブランドへ関心が広がってもいい、としている。

T.T「BRITISH POSTAL WORKER JACKET」:ルーツのあるアウター

残りの3点は新宿のSUPER A MARKETで購入し、荷物が大きかったので配送してもらったものだ。その1点目が、Taiga Takahashiのワークジャケットである。同じデザインで泥染めのブラウンも発売されており、そちらのほうが人気だと把握していたが、げんじはこの墨色のほうに惹かれて選んだ。サイズは40(Sに相当)で、38もあったという。デザインソースは1940年代のイギリスの郵便作業員のアウターである。

ブランドの説明として、げんじは、デザイナーをタイガ・タカハシ本人だと考えがちだが、本人はすでに亡くなっていると補足する。タカハシ氏はヴィンテージウェアの膨大なコレクターで、そこからアウターだけでなくパンツ、スウェット、バッグ、小物までさまざまなアイテムが展開されている。京都にとてもいい店舗があり、げんじも訪れてかなり買ったという。

服好きになるとデザインのルーツが欲しくなる、とげんじは言う。このブランドは「着やすさ」から考えるのではなく、まず作りたいものを作るところから考える姿勢があり、そこに心が震えるという。バランス感も、墨染めへのストイックさも気に入っている。

コーディネートに表れた「路線の分岐」

このジャケットに、OUR LEGACYのパンツ、Llifeのシューズ、カルティエの腕時計、Llifeのリング、インナーにSTONE ISLANDを合わせたコーディネートを、げんじは「新しい自分らしさ」と表現する。以前は某ブランドのニットにスラックス、といったコーディネートが多かったが、今は自分の路線が分岐点にある感じがするという。AURALEEのようなフレッシュな色味も好きだし、LIDNMの最新ルックも「ドカン」と派手に見せて終わりではない。デザインの意味、染め方や加工の意味、合わせ方の意味を一つひとつ意識しながら買うと、納得感が生まれ始めている、とげんじは語る。

GABRIELA COLL GARMENTS「DOUBLE CUPRO POCKET SHIRT」:黒以外への挑戦

次はGABRIELA COLL GARMENTSのキュプラシャツである。このブランドではパンツもシャツもアウターも黒を買うことがほとんどだったが、トレンド解説動画でブラウンやベージュなどアースカラーの勢いが強まっていると話してきた流れもあり、今回は黒以外を選んだ。

げんじによれば、以前はこの二枚重ねの仕様はなく、いつからかは分からないが最近始まったという。以前1枚仕立ての黒を買ったことがあるが、とろとろしすぎていてあまり着なかった。二枚重ねになったことでアウターのようなニュアンスが出て、印象が良くなったという。タンクトップの上にボタンを開けてラフに羽織るくらいがいいとし、光の反射やとろんとした質感、わずかな透け感も気に入っている。

一方で、GABRIELAはレディースサイズでちょうどいいくらいサイズが大きく、ルックでも指先が出ないほど袖が長いとげんじは指摘する。その大きさがデザインのアイコンになっているとは思うものの、アイテムによっては大きすぎると感じることもあるという。

LEMAIRE「WRAP COAT」:ついに代表的なアイテムを

最後はLEMAIREのラップコートである。これまでシャツやコートなどLEMAIREをいろいろ買ってきたが、いよいよブランドを代表するアイテムを購入したという。重量感があり、基本的には前を開けて着ることはほとんどなく、襟を閉じて高いスタンドカラーにし、マフラーいらずで着るのが本来の姿だとげんじは言う。襟を寝かせることもできるが浮いてきてしまい、首を開けてもこのコートの良さは発揮できないと感じている。上へ上へと伸びていくような感じがたまらないという。

サイズはSで、わずかに短く、げんじでも指先が出るのが嬉しいと話す。付属のベルトでウエストを絞ってシルエットの違いを楽しむこともできるが、ベルトがいい意味で分厚く太いため、垂らすとサイドに広がってしまう。そのため基本的には外して家に大切に置いておくつもりだという。袖のボタンを閉めて腕を少し細く見せる着方も提案し、斜め掛けのバッグや、目が隠れるくらいのアイウェア、ブラウンのリムレスなどを試しながら、30代の大人がワインを飲みに行くディナーの装いを演じてみせた。

コートが再び「気分」になった経緯と、サイズへの不満

げんじは過去を振り返る。以前は黒いデニム生地のスタンドカラーのアウターや、GABRIELA COLL GARMENTSのスタンドカラーのコートなど、コートにはまった時期があった。その後、関心がダウンなどに移り、カジュアルトレンドもあって、WYMの3wayのミリタリーアウターやモッズジャケット、LIDNMでもそれまでコートが主流だったのにダウンを出したいと考えるなど、コート以外の雰囲気が自分の中でも世間的にも気分だったという。それが、LIDNMで白シャツを出したり、さまざまなブランドでフォーマルな服を買ったりするうちに、次第にこういうコートが気分になってきたと話す。

価格については30万円を超えてもおかしくないと思っていたが、20万円台だったという。ここでもげんじは「人生は納得感」という考えに立ち返る。20万円のコートを買わなくてもいいが、やめたときに自分が納得できるか、後悔しないかを考えて買っていく、というのがげんじの姿勢である。

ただし不満もある。LEMAIREはどのアイテムも大きめの設定で、XSがないために購入を見送ることがかなり多いとげんじは言う。身長にとらわれないファッションを意識し、提案もしたいと考えているが、LEMAIREについては、170cm以上の人でXSがあれば購入候補にする、くらいの温度感でいいのではないかと話している。それでもLEMAIREは自分の中で大好きなブランドだと述べて、紹介を締めくくった。